スマートフォン専用ページを表示
鳥、野鳥、飼い鳥、その他鳥類全般に関するニュース、新聞記事のスクラップ
1999年04月21日
札幌市清田区の旧たくぎん平岡総合運動場に飛来したアオサギの群れ
道立野幌森林公園(江別市など)から移住したとみられるアオサギの一群が、今年も札幌市清田区の旧たくぎん平岡総合運動場で営巣を始めたが、同運動場に大手スーパーの進出が決まっており、地元住民らはアオサギの楽園の行方に気をもんでいる。
約30ヘクタールの同運動場は、1960年代から使用されてきたが、拓銀の破たんに伴い、98年に大手スーパーのジャスコ(本社・千葉市)が取得。2000年11月をめどに、道内でも最大級のショッピングセンター建設を目指している。
アオサギは国内のサギの仲間では最も大きく、体長は約95センチ、翼を広げると約160センチにもなる。国内各地で集団で繁殖。野幌森林公園には100羽以上が毎年営巣し、道内でも指折りの繁殖地になっていた。4月中に営巣を終え、7月には本州に南下する。
地元の自然愛好家グループ「スコップ倶楽部」(道家暁子代表)によると、この場所でアオサギは営巣を始めたのは1997年4月。野幌森林公園にいた群れの一部が、アライグマに追われるなどして移住したとみられる。98年にも20羽前後を確認した。
今年も20日までに、20羽前後が木の上で巣作りをする姿が見られた。道家代表は「営巣地として定着したようだ。地域の自然の豊かさを示すシンボルになる」と話す。
それだけに、スーパーの建設工事が影響を与えないかと心配する。アオサギは繊細で臆病な鳥とされており、道家さんらは今月25日と5月8日に自然観察会を開催。自然の大切さについて地域全体で考えていくという。
これに対し、ジャスコは「自然環境に配慮した建設を進めていく。(住民側からの要望があれば)話し合いにも応じ、自然保護について一緒に考えていきたい」(社長室)と約束している。
「サギの森」からアオサギ消えた 野幌森林公園【北海道新聞1997年5月19日】
posted by BNJ at 23:00
|
Comment(0)
|
野鳥ニュース
|

|
<< 1999年04月 >>
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
BirdNewsJapanについて
eメール
birdnewsjapan@gmail.com
地方紙の記事は1ヶ月程度で消えるものも多く、検索結果は表示されても記事を見ることができません。
報道について再考、検証しようとしてもソースがありません。
こういった経験から、愛好する鳥類に関するニュースをストレージしようと思い、当ブログを立ち上げました。
「著作権法第10条 2 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一号に掲げる著作物に該当しない。」及び「著作権法第32条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。」の範囲内で行っています。
速報を心がけていますが、日付が後追いになる場合もあります。
同内容の記事の別ソース版は、告知せず最初の記事に追記します。
カテゴリ、タグは便宜的なものです。
鳥インフルエンザ(野鳥/養鶏畜産)、コウノトリ(野鳥/動物園・飼育施設)のようなカテゴリが重複する記事については、管理人の主観でカテゴリ分けをしています。
オウサマペンギン、キングペンギンなど同種の別呼称は、元記事に従ってタグ付けしています。
内容について詳細に調べたい方は「サイト内検索」をご利用ください。
リンク集としてもお使いいただけます。リンクフリーです。
ご意見、情報は上記のアドレスまで。
カテゴリ
過去ログ
新聞社/ニュースサイトリンク集