2002年05月10日

飼い猫のマイクロチップ登録を義務化/国頭村安田区【琉球新報2002年5月10日】

【国頭】ヤンバルクイナなど絶滅の危機にひんしている希少動物を捨てられたペットから守ろうと、国頭村安田区(伊計忠区長)は1日、「ネコ飼養に関する規則」を施行した。
規則では区内で飼育されているネコ(9匹)に所有者が分かるマイクロチップの埋め込みや区への飼養登録を義務付けている。環境省やんばる野生生物保護センターは「全国でも例がなく画期的」と評価している。
安田区では、捨てられた野ネコが希少動物を捕食する状況が確認されたことから独自の規則制定を計画。区活性化委員(中根忍委員長)が中心になり、今年から九条の規則と、六条の施行規定の策定に取り組んできた。
規則によると、飼い主には病気の予防や遺棄の禁止、個体番号が記されたマイクロチップの埋め込みなどが求められている。また、ネコの繁殖が適正な飼養を妨げる場合には、繁殖を制限する措置を講じることも指摘されている。
区では規則施行を前に、ヤンバルクイナを守る獣医師の会(長嶺隆代表)の協力を得て、マイクロチップの埋め込みと去勢、避妊の手術を区内の飼いネコほぼすべてに行った。
伊計区長は「希少動物を守るために区が何をできるか考えた。ペットは最後まで責任持って飼うようにしてほしい。この取り組みがほかの地域にも波及すれば」と話していた。
野生生物保護センターの沢志泰正自然保護官は「一地域がマイクロチップの埋め込みの義務付けをしたのは知る限り初めての例。希少動物保護を目的にした例も珍しく画期的なもの」と話していた。
公園わきに捨てネコ
【国頭】独自の「飼い猫飼養規則」を制定したばかりの国頭村安田区(伊計忠区長)で5日午後、集落内公園わきに1匹の子ネコが捨てられているのが見つかった。
同区では例年、ゴールデンウイーク中に捨てイヌや捨てネコ、大量のごみ投棄があることから、今年は子ども会活動の一環として県道沿いに注意看板を設置したほか、3日と5日にはキャンパーや釣り人らにチラシを配布した。その取り組みの中での捨てネコに区民は憤っている。
子ネコはバスケットに入れられた状態で放置されていた。生後間もなく、ミルクを与えなければならないほど。区では県に引き渡す予定。
同区活性化委員会の中根忍委員長は「捨てネコだけは許されない。子ネコは集落内で見つかったが、集落外にも捨てられているかもしれない。今後も区民で監視を強め違反者の摘発に努める。区内で捨てられたネコは県に引き取ってもらう」と話している。
https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-100795.html

http://archive.is/T7cdL

posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする