2004年08月10日

成東町の木戸川河口 サギ繁殖地 重機で破壊 200匹以上の死骸も 県が調査【千葉日報2004年8月10日】

成東町木戸の木戸川河口付近の空き地で、約1000羽のサギの繁殖地が荒らされていたことが9日、分かった。フンの被害によって洗濯物が汚されるなどした周辺住民が、サギが営巣するシノ竹を重機でなぎ倒したとみられ、現場には200羽以上の死骸が散乱していた。

県は死骸を撤去し、鳥獣保護法違反の疑いもあるとみて調査している。動物愛護団体は「サギ類の減少に拍車をかける行為で、厳正な法的処置を求める」と怒りの声を上げている。

県自然保護課などによると、先月22日午後3時半ごろ、空き地近くに住む住民から「繁殖地のシノ竹がパワーショベルで倒されている」と問い合わせがあった。県や成東町の職員が駆け付けたところ、約1500平方メートルある空き地に生い茂るシノ竹のほとんどがなぎ倒され、親鳥とひな鳥の死骸約200羽が見つかったという。

空き地には今年4月ごろに初めてサギ類が訪れ、コサギやアマサギなど約6種類1000羽が繁殖していた。一方で、民家上空を飛ぶ親鳥のフンによる洗濯物などへの被害や、フンのにおいに、近隣住民らからの苦情が成東町役場に寄せられていた。

同課は、営巣地の破壊について鳥獣保護法違反の疑いも視野に入れ、関係者から詳しい事情を聞いている。きょう10日にも調査が終了する見通しで、結果をみて対応を検討するという。

現場を訪れた日本野鳥の会県支部の志村支部長は「サギ類は25年前の十分の一に減少している。今回の行為はさらなる減少を招く」と怒りをあらわにする。「生き残ったひな鳥は、倒れたタケのうえで強い日差しにさらされており、いつ死んでもおかしくない」として、早急に法的処置を行うよう県に要望書を送付した。

成東町の職員も「もう少し待てば巣立ちができる状況だったのに」と話した。

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オオタカ密猟者に名地裁が猶予判決【中日新聞2004年8月10日】

 政令で国内希少動物に指定されているオオタカやハヤブサを捕獲、譲渡したとして、「絶滅のおそれのある野生動物の種の保存に関する法律」違反の罪に問われた愛知県西尾市巨海町、民間非営利団体(NPO)「吉田流鷹狩協会」元代表の鈴木秀雄被告(53)の判決公判が9日、名古屋地裁であり、高橋裕裁判官は「刑事責任は思いが反省している」と述べ、懲役十月、執行猶予三年(休憩懲役十月)を言い渡した。 
 判決によると、鈴木被告は昨年十月から今年一月にかけて、西尾市内の河原などにハトをおとりにしたわなを仕掛けるなどして成鳥のオオタカ一羽を捕獲し知人に無償で譲渡したほか、ハヤブサ一羽を捕獲した。
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