2005年02月19日

コウノトリ空へ 2005初放鳥 野生の雄 独身最後の大仕事? 40年ぶりの営巣−−兵庫・豊岡【毎日新聞2005年2月19日】

秋にはペアリング
 国の特別天然記念物・コウノトリの国内最後の生息地・兵庫県豊岡市に02年8月に飛来し、すみ着いている野生コウノトリの雄が、自然のアカマツの樹上に巣を作った。国内で自然木に営巣が確認されたのは、67年が最後とされており、約40年ぶりとなる。

 同県立コウノトリの郷公園によると、先月18日から同市野上のコウノトリ保護増殖センター内にある高さ約10メートルのアカマツに巣作りを始め、約1カ月で直径約1メートルの巣がほぼ完成した。今も手直しのため、木の小枝やワラなどをくわえて飛び回る姿が見られる。

 園内では現在、114羽を人工飼育中。今年9月には野生復帰事業が始まる予定で、複数の雌を巣の近くで放してペアリングを目指す。あと7カ月は一人暮らしが続くが、同公園の大迫義人主任研究員(47)は「来年にも、2世が見られるかも」と期待する。【武井澄人】
http://mainichi.jp/articles/20050219/org/00m/040/999000c

http://archive.is/PtZ0X
コウノトリ空へ 2005初放鳥 創造的に自然環境復元を 野生復帰フォーラム開催 三田/兵庫【毎日新聞2005年2月18日】

2005年02月18日

コウノトリ空へ 2005初放鳥 創造的に自然環境復元を 野生復帰フォーラム開催 三田/兵庫【毎日新聞2005年2月18日】

県立郷公園・池田部長が報告
 三田市の県立人と自然の博物館で17日、円山川の自然再生フォーラム「トキとコウノトリ、野生復帰への挑戦」が開かれた。

 野生復帰を目指す二つの鳥を通じ、共通の生息域である水田や河川などの自然再生を考えようと、同博物館などが主催。コウノトリの野生復帰事業に関しては、県立コウノトリの郷公園の池田啓・田園生態研究部長が報告した。

 池田部長は、事業が目指す方向性を「『昔に戻る』という発想はあまりいいことではない。創造的に自然環境を復元する方向に進まないとうまくいかない」と主張。さらに「『行政は間違いない』という幻想があるが、本当は間違いだらけ」とくぎを刺した上で、市民と行政が一体となって方向性を模索する必要性を強調した。【武井澄人】
http://mainichi.jp/articles/20050218/org/00m/040/999000c

http://archive.is/omNIV