2008年11月15日

くちばしに釣り糸、絶滅危惧の野鳥死ぬ 北九州の干潟【朝日新聞デジタル2008年11月15日】

クチバシに釣り糸とおもりが巻き付いたクロツラヘラサギ=今月13日、北九州市小倉南区、全日写連・大木謙之介さん撮影
 環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れがあるとされる野鳥のクロツラヘラサギが、北九州市小倉南区の曽根干潟でクチバシに釣り糸とおもりが巻き付いた状態で見つかり、15日午前6時半ごろ、研究者2人が捕まえた。市内の動物園に約1時間後に運ばれた時には死んでいた。

 11日ごろからこの状態で干潟にいるのを目撃されていた。捕獲時は長期間えさを食べられなかったため、衰弱が激しかったという。

 捕獲に参加した北九州市立自然史・歴史博物館の武石全慈(まさよし)学芸員は「釣り糸の被害は水鳥全般にある。決して捨てないようお願いしたい」と話した。
http://www.asahi.com/special/080804/OSK200811150068.html

http://archive.is/OIY29

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2008年11月08日

カワウやサギの飛来に警戒 落ちアユ保護へ漁協【紀伊民報2008年11月11日】

【かかしの近くで魚を狙うアオサギたち(和歌山県白浜町平で)】
和歌山県南部の河川に落ちアユの季節が訪れ、それを狙うカワウやサギ類の飛来が多くなっている。各河川の漁協は、かかしを立てたり、見張りを強化したりして対抗している。

以前は冬の渡り鳥として飛来していたカワウだが、近年は田辺市やその周辺で繁殖しており、年中その姿を見ることができる。特に9月以降になると、100羽以上の大群で河原に姿を見せる。

富田川漁協では、中下流にかかし20体を立てたり、産卵場に防鳥ネットを設置したりして対抗している。カワウは警戒心が強く、かかしには近づかず、離れた所で魚を捕っている。一方、サギ類は数は少ないものの、かかしやネットを気にせず、その近くで捕食している姿が見られる。漁協では見回りの回数を増やし、花火で追い払っているが「イタチごっこのようで根本的な対策になっていない」と頭を悩ませている。

日置川にも多くのカワウが飛来している。特に今年は多く、20〜30羽の群れが複数来ている。日置川漁協によると、産卵場の見回りを強化して追い払っても別の場所に移動するだけ。このため、鳥獣害駆除の許可を取ってハンターに捕獲してもらっている。これが最も効果があるという。

カワウは、昭和20年代に絶滅の恐れがあるとされたが、近年は水質環境改善などで全国的に生息数、生息域とも増えた。1羽の1日当たり捕食量は350〜500グラムと言われており、水産業への被害も増加している。アオサギやゴイサギは田辺市内のため池でも繁殖している。

漁協関係者らは、カワウとゴイサギが狩猟鳥に指定されていることから、15日から始まる狩猟での捕獲を期待している。
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