2012年08月01日

小さな命・大きな未来 東京大学教授 鷲谷いづみ【日本経済新聞2012年8月1日】

「世界一田めになる学校」の開催日が近づいてきた。「学校」は、コウノトリ、マガン、トキをシンボルに環境と調和した米作りに取り組む兵庫県豊岡市、宮城県大崎市、新潟県佐渡市が共催する行事で、毎年夏休みに東京大学弥生講堂で開催される。その日ばかりは私は小学生たちの校長先生だ。

「学校」には3市からそれぞれ10名程度の小学生が参加し、教室に見立てた舞台の上で「授業」を受ける。客席の子どもたちも大人たちもそれに参加する。昨年、一昨年とも、講堂がいっぱいになる盛況だった。今年のテーマは「小さな命、大きな未来」で、8月9日に開催される。

9日の午前中には東大キャンパスをフィールドにして、3市の子どもたちが蝶(ちょう)の調査をするが、東京で蝶モニタリングに取り組んでいる生協「パルシステム東京」が募集した東京の小学生も参加する。小学生たちは、フィールドワークの後、3市でとれた自慢のお米でつくった「給食」をいっしょにとってから午後の「授業」にのぞむ。

今年の時間割の「理科」では、野外での観察に引き続き、形や色彩・模様などさまざまな昆虫を見る。「ホームルーム」では、3市の子どもたちが自分の地域での活動を報告する。「家庭科」では米粉スイーツなど「田からもの」を試食。今年のハイライトの「美術」では、画家黒田征太郎氏の指導のもとに子どもたちがライブペインティングに挑戦。子どもたちはお囃子(はやし)のライブ演奏にあわせて舞台の上で思い思いに「小さな命」にまつわる大きな絵を描き、それにタイトルをつける。引き続く「総合学習」でどんな「大きな未来」が語られるのだろうか。とても楽しみだ。
https://www.nikkei.com/article/DGKDZO44414390R00C12A8MM0000/

http://archive.fo/dwu3i

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サギ300羽 ふん害・鳴き声【中国新聞2012年8月1日】

サギが大量にすみついてコロニーを作っている山林

広島県世羅町甲山の住宅街そばの山林に、大量のサギがすみついて集団営巣地(コロニー)を形成し、住民がふん害や鳴き声に悩まされている。山林は急傾斜地にある保安林のため伐採できず、町などの関係機関は対応に苦慮している。

町役場の南約350メートルにある城山の北側斜面。住民によると、3月ごろから増え始め、現在はシラサギやアオサギが推定約300羽いる。5年前にも数十羽が集まったが、これほど大量にすみつくのは初めてという。

町は「近くの芦田川や田畑が餌場となる上、山林は人の立ち入りが少なく巣作りに適していたのでは」とみる。

サギは、昼夜を問わず付近にふんを落とし「ギャッギャッ」と鳴く。住民は「洗濯物や車にふんがつく」「鳴き声がうるさくて寝られない」などと困惑している。

近くで印鑑店を営む児玉安雄さん(79)=同町甲山=たち3人は6月、住民を代表して町に対策を要望した。しかし、山林は急傾斜地崩落指定箇所の 保安林に指定されており伐採できない。また民家が近くにあるため猟銃などの発砲許可も下りない。町は現在、県や世羅署、世羅郡森林組合などと協議している が、明確な対策は打ち出せないままだ。

児玉さんは「我慢の限界。みんなで知恵を絞り、早急に解決したい」と話している。
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