2013年05月13日

ののちゃんのDO科学 カラスは人にフンを落とす?【朝日新聞デジタル2013年5月13日】

 ●わざとでなく、数(かず)撃(う)ちゃ当(あ)たるの

 ◇ののちゃん うちの近くの電線(でんせん)によくカラスがとまっていて、下を通(とお)る人にときどきフンが命中(めいちゅう)しちゃうの。近所(きんじょ)の人たちは「あれは人間を狙(ねら)ってる」って迷惑(めいわく)がってるよ。

 ◆藤原先生 カラスが人を攻撃(こうげき)するのは、卵(たまご)やヒナ、幼鳥(ようちょう)を守る時だけよ。人をかすめて飛(と)んだり、後ろから飛んで来て頭をポンとけったり。でも人の方が断然(だんぜん)強いと知ってるから、守るべきものがなければ「避(さ)ける・逃(に)げる」が彼(かれ)らの選択(せんたく)よ。

 ◇のの 人間を遠(とお)ざけようとフンで嫌(いや)がらせ? と疑(うたが)ったんだけど。

 ◆先生 鳥(とり)は地上の動物のようにまとめてフンをする習性(しゅうせい)がなく、しじゅう少しずつしてるの。鳥の場合、フンは下の地面に落ちるから自分のまわりを汚(よご)す心配(しんぱい)はないし、体内にためると飛ぶのに重いしね。「しじゅうしている」フンが、「数撃(う)ちゃ」人にも当たっちゃうのよ。

 ◇のの でも、近所の人たちのカラスを見る目はかなり厳(きび)しいよ。

 ◆先生 電線のカラスは、人が近づくと飛び立つこともあるでしょ。鳥は飛び立つとき、おなかに力が入るせいかフンをすることがよくあるの。飛び立たないまでも、人に接近(せっきん)されて緊張(きんちょう)してフンをするかもしれないし。ともかく、人を狙ってみたってカラスには何の得(とく)もないわ。

 ◇のの ゲームみたいにおもしろがってるのかも。

 ◆先生 たしかにカラスは、滑(すべ)り台を滑ったり、他の動物にちょっかいをかけたりなど、遊(あそ)びに見える行動もするわ。でも、フンを落(お)とすのが遊びになるなら、狙うことができてこそでしょ。カラスは、クルミを上空から落として割(わ)るとき、石ころだらけの河原(かわら)を選(えら)ぶといった知恵(ちえ)は働(はたら)くけれど、ピンポイント爆撃(ばくげき)するほどの技(わざ)は持ってないよ。ほかの鳥でも聞いたことないわ。

 ◇のの カラスに濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)を着(き)せちゃったかな。じゃ、フン害(がい)は我慢(がまん)するしかないの?

 ◆先生 鳥は視覚(しかく)に大きく頼(たよ)って生きているので、電線のような見通しのよい場所を好(この)みがちなの。ご近所の電線の近くでは、家庭(かてい)や料理(りょうり)店の生ゴミは、カラスがつつけないように始末(しまつ)されてる? 町内がエサ場状態(じょうたい)なんじゃ電線はますます絶好(ぜっこう)のポイント。そこにカラスが集まっても「カラスの勝手(かって)でしょ」。あら、昭和(しょうわ)レトロなこのギャグわかるかな?

 ◇のの ……。

 ◆先生 小鳥がフンを落としても「わざと?」なんて勘(かん)ぐられないのに、カラスは大きいうえに、黒色に対して人間は不気味(ぶきみ)さや悪(あく)のイメージも持つので、ふてぶてしく見えてしまうのね。無邪気(むじゃき)っぽさとは逆(ぎゃく)に頭も回りそうなので、悪役にされちゃうのよ。

 ◇のの 自分の責任(せきにん)じゃないのに損(そん)な役回りって、人間でもそういう人いるね。ちょっと同情(どうじょう)しちゃうな。

 (取材協力=松原始・東京大総合研究博物館特任助教、構成=武居克明)
http://www.asahi.com/shimbun/nie/tamate/kiji/20130513.html

http://archive.is/1NlOr

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オオタカの希少種解除検討 環境省、生息数回復で【京都新聞2013年5月15日】

 絶滅の恐れがあるとして種の保存法で「国内希少野生動植物種」に指定されているオオタカ
 環境省の中央環境審議会小委員会は15日、絶滅の恐れがあるとして種の保存法で「国内希少野生動植物種」に指定されているオオタカの生息数が回復したとして、指定を解除するかどうかの検討を始めた。

 オオタカは里山などに営巣し、大規模開発に反対する自然保護運動の象徴となってきた。環境省は、小委員会が年度内にまとめる意見を踏まえて結論を出す予定。

 環境省によると、オオタカは住宅地の造成などで生息数が減り、1984年の民間調査では全国で300〜489羽と推定された。このため、93年の種の保存法施行と同時に希少種に指定された。(共同通信)
http://kyoto-np.co.jp/environment/article/20130515000083

オオタカの希少種解除検討/環境省、生息数回復で【四国新聞2016年3月24日】
絶滅の恐れがあるとして種の保存法で「国内希少野生動植物種」に指定されているオオタカ
 環境省の中央環境審議会小委員会は15日、絶滅の恐れがあるとして種の保存法で「国内希少野生動植物種」に指定されているオオタカの生息数が回復したとして、指定を解除するかどうかの検討を始めた。

 オオタカは里山などに営巣し、大規模開発に反対する自然保護運動の象徴となってきた。環境省は、小委員会が年度内にまとめる意見を踏まえて結論を出す予定。

 環境省によると、オオタカは住宅地の造成などで生息数が減り、1984年の民間調査では全国で300〜489羽と推定された。このため、93年の種の保存法施行と同時に希少種に指定された。
http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_environmental/20130515000337

オオタカ、希少指定解除へ=生息数回復で年度内にも―環境省【時事通信2013年5月13日】
 種の保存法で捕獲や譲渡を禁止している「国内希少野生動植物種」に指定されているオオタカについて、環境省は生息数が順調に回復しているとして、指定を解除する方向で検討に入った。15日に中央環境審議会野生生物小委員会を開いて専門家による議論を開始し、早ければ今年度内にも正式決定する。(時事通信)
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6079236

ttp://archive.is/5Ehxb
ttp://archive.is/Gr9ZO
ttp://archive.is/W8KaU
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