2013年10月19日

佐渡生まれトキ、中国の空へ 最後の国産10回目命日に【朝日新聞デジタル2013年10月9日】

2003年10月10日に死んだ日本産最後のトキ「キン」
写真:中国河南省の董寨自然保護区で10日に放鳥される予定のトキ=9月27日、国際協力機構提供

 【角野貴之】新潟県佐渡市で生まれた国の特別天然記念物トキの子孫が10日、中国河南省で野生に放たれる。佐渡生まれの子孫が中国で放鳥されるのは初めて。10日は2003年に日本産最後のトキ「キン」が死んだ10回目の命日にあたる。

 「日にちが重なったのはたまたまだと思うが、驚きました」。放鳥に立ち会う国際協力機構(JICA)の専門家中島卓也さんは話す。中国で飼育や放鳥訓練に協力している。

 中島さんによると、放鳥の予定時刻は、現地時間の10日午前10時ごろ。河南省董寨(トンチャイ)自然保護区で現在、トキ34羽が放鳥訓練中という。この34羽は、07年に佐渡トキ保護センター(佐渡市)から同自然保護区に移された13羽と、中国国内の4羽の子孫にあたる。中島さんは、佐渡生まれの13羽の子どもや孫が含まれていると同自然保護区の幹部に告げられたが、それが何羽いるかは不明だ。
http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201310090061.html

http://archive.is/pMy4o

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2013年10月15日

冬の使者コハクチョウが初飛来 安曇野市【日テレNEWS24 2013年10月15日】

長野・安曇野市に冬の訪れを告げる使者・コハクチョウが、15日午前6時前に越冬のため犀川ダム湖に飛来。浅瀬で羽づくろいをするなど、旅の疲れを癒やしている様子だった。初飛来は去年より5日遅く、安曇野で越冬するようになって30シーズン目を迎える。
記事全文
 長野・安曇野市に冬の訪れを告げる使者・コハクチョウが今年も越冬のため犀川ダム湖に飛来した。

 安曇野市豊科の犀川ダム湖ではコハクチョウ1羽が羽根を休めていた。15日午前6時前にアルプス白鳥の会の会田仁さんが飛来を確認した。渡り直後のため首の部分が黒く汚れていて、浅瀬で羽づくろいをするなど、旅の疲れを癒やしている様子だった。

 初飛来は去年より5日遅く、安曇野で越冬するようになって30シーズン目を迎える。早速集まった写真愛好家が白鳥をカメラに収めていた。午前9時前には川から飛び立ち、明科の御宝田遊水池に移動した。

 2月末には4000キロ離れたシベリアへ戻る北帰行が始まる。
http://www.news24.jp/articles/2013/10/15/07238296.html

http://archive.is/2Gpuw
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2013年10月09日

アオサギ 再び空へ / 和光の越戸川【朝日新聞デジタル2013年10月9日】

アオサギを捕獲し、くちばしからネットスポンジを取り除いた和光自然環境を守る会の人たち
◇くちばしにネット絡まり弱る 地元自然環境団体が保護

【加藤真太郎】和光市を流れる越戸(こえど)川で先週末、くちばしの先に台所用のネットスポンジが引っかかった野鳥のアオサギが見つかり、地元の自然環境団体に救出された。アオサギはエサを食べることもできず、弱り切っていたという。

アオサギを助け出したのは、地元で長年、越戸川の浄化活動などに取り組む「和光自然環境を守る会」のメンバー。4日ごろ、くちばしに何かが引っかかったアオサギを散歩中の女性らが発見し、同会の赤松祐造さん(65)に連絡した。

赤松さんによると、アオサギは口を開けられず、エサも食べられない状態だったという。「このままでは死んでしまう」と考え、高柴重夫副会長らにも呼びかけ、6日朝からメンバー6人で捕獲作戦を開始した。

警戒心が強く、投網を試みても、最初は飛んで逃げた。だが、力つきたのか、午後2時半ごろ、手網でようやく保護された。


アオサギを近くで見ると、上下のくちばしにノコギリ状のギザギザした凹凸があり、そこにネットが引っかかっていた。取り外すのに手間取ったが、放してやると、川から岸辺に上がり、赤池橋の下の草陰に隠れてしばらく休んだ後、飛び去った。6人はバンザイをして喜び合ったという。

越戸川はかつて、生活排水などで水質汚染が進んだが、同会や地域住民らが約20年にわたって清掃などを続け、せせらぎが復活。川の再生を目指す県の「水辺再生100プラン」に採択され、護岸や遊歩道の整備も進み、市民が水際に近づけるようになった。

越戸川ではいま、多くのアユが遡上(そじょう)し、産卵する姿がみられる。赤松さんは「アオサギはアユを狙っていたのではないか。川にこのようなゴミは捨てないで欲しい」と話す。
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2013年10月03日

環境アセスの説明会始まる【中日新聞2013年10月3日】

JR東海が来年度の着工を目指すリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書の説明会が2日、岐阜、長野両県で始まった。
 中間駅や車両基地が整備される岐阜県中津川市の中津川文化会館では市民220人が出席。JR側は県内約55キロの路線の騒音や振動、生態系への影響と対策などを説明し「国の基準値以下に抑える」と強調。県東部に点在する日本最大級のウラン鉱床を避け、環境省選定の重要湿地もできるだけ回避するとした。
 出席者からは「沿線に生息するオオタカの保護は」「トンネル工事で出る残土はどう処理するのか」などの質問が出た。JR側は、オオタカの営巣時期には工事の騒音や振動をできるだけ抑え、残土はリニア事業などに活用するとした。
 説明会は、岐阜県では17日までに多治見、可児市など6市1町で計15回開かれる。長野県では飯田市など沿線7市町村の計11会場で開かれる。


長野県阿智村:残土運搬に懸念
2013年10月3日朝刊信州版
 阿智村清内路の清内路公民館で、2日夜開かれたリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書に関する説明会。会場には多くの住民が集まり、JR東海の説明に熱心に耳を傾けた。
 説明会は午後7時に始まり、会場は住民ら約100人でほぼ満席。JRは9月18日に公表した環境アセス準備書の概要について、スクリーンで説明した。
 県内のルート52.9キロうち、阿智村を通るのは約3キロで、すべてトンネルになる。また、同村清内路の黒川沿いにトンネルを掘るための斜坑(非常口)が設けられる予定だ。
 JRは環境アセスの項目ごとに評価結果を示した。工事用車両の通行などで予想される村内の騒音、振動については1地点で予測し、ともに法律で定められた基準値を下回ると説明した。
 質疑応答では、斜坑から発生する残土の運搬などについて質問が集中。JR側の「黒川沿いの村道を使って、国道256号へ運搬する」という説明を受け、村内の男性は「村道は狭い。川の水を使って生活している人もおり、川への影響も心配だ」と指摘。JR側は「道路管理者と協議しながら、拡幅したり、待避所を造ったりしていく。また、沈殿施設などを設けて、濁水が流れるようにしていく」と応えた。
 また、磁界による健康への影響を心配する質問なども出た。
 説明会は15日まで、リニアが通る飯田市や大鹿村、喬木村など計12カ所で開かれる。


工事車両、一日最大752台 飯田で説明会
2013年10月6日朝刊信州版
 JR東海によるリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書の説明会が6日、中間駅やトンネルを掘るための斜坑(非常口)が設けられる飯田市であり、約200人が集まった。JR側は市内の工事用車両の通行量を一日最大で752台と説明した。
 飯田市内では計3回の説明会が予定されており、今回は同市今宮町に造られる斜坑や市などが回避を求めていた風越山後背地の水源域に近い飯田西中学校(同市正永町一)で開催した。
 JRは市内4地点で工事用車両の一日の通行量を予測。最大の752台は中間駅ができる上郷飯沼付近。座光寺高岡で434台、高羽町六丁目、北方でそれぞれ692台とした。
 また、市内で発生する180万立方メートルの残土は、今宮町、上郷黒田付近の斜坑からそれぞれ50万立方メートル弱、松川右岸のトンネル出入り口から80万?90万立方メートルが排出されるとした。
 質疑では、工事による水資源や地下水への影響を心配する声もあった。JRは「水質調査を継続し、地下水に影響しない適切な工事計画を作る。工事中、工事後も井戸水などの量を確認し、渇水が生じた場合には応急対策ができるよう対応していく」と話した。


運搬路改良など要望 大鹿村と喬木村
2013年10月31日朝刊信州版
 JR東海によるリニア中央新幹線計画の環境影響評価(アセスメント)準備書について、沿線にある大鹿村と喬木村が、意見書をまとめた。喬木村は30日、大鹿村は11月1日にJR東海へ郵送で提出する。
 大鹿村の意見書は、騒音・振動や地下水・水資源、廃棄物等など12項目。廃棄物等では、残土について以前から主張している通り、運搬路となる松川インター大鹿線などを改良した上で搬出するよう訴えている。
 喬木村は、地下水・水資源・水環境や生活環境の安心・安全の確保、用地買収など8項目。代替水源の確保が難しい場所では事前に代替水源を確保し、急傾斜地崩壊危険区域での工事で万全な対策を取るよう求める。


県が技術委員会、専門家の意見集約
2013年11月15日朝刊長野総合面
JR東海が公表した環境影響評価準備書を審議した委員会=県庁で
 JR東海のアセスメント準備書を審議する初めての県環境影響評価技術委員会が14日、県庁で開かれた。水源や生態系への影響、地質上の問題など幅広い観点からの計画内容の検討が始まった。
 路線が通る地質の安全について、トンネルや変電施設が大鹿村の鳶(とび)ケ巣大崩壊地の付近に計画されたことに委員の一人は「地質上問題がある地点。深層崩壊のリスクがとても高い」と指摘。JR側は「事前に調査することで技術的には(施設建設は)可能と考えている。落石を防ぐ工法を取り入れ配慮しながらやっていく」と回答した。
 これに対し委員は「地質や対策の、より具体的なデータを示さないと、分かりましたとは言えない」と疑念を呈した。
 委員会に専門家がいない磁界の影響については、磁界に詳しい専門委員を新たに加えて意見を聞くことも決めた。
 委員長の亀山章・東京農工大名誉教授は「事業は県民が注目しており、環境面でも従来経験のない検討をしないといけない重要な使命を持った委員会。しっかりと意見をまとめていきたい」と述べた。
 県は今後、委員会を少なくとも3回開催する方針で、委員会をはじめ住民や市町村からの意見を踏まえてJR側に知事意見を提出する。


ウラン鉱床回避で質問も 中津川で審査会
2013年10月30日岐阜総合面
 名古屋−東京間で開業するリニア中央新幹線で、JR東海が岐阜県や県内の沿線自治体に提出した環境影響評価準備書の内容を調べる県環境影響評価審査会の初会合が29日、中間駅と車両基地の建設計画地がある中津川市内で開かれた。
 審査会は、大学教授や建築関係者ら21人で構成。計四回の会合で、準備書に記された計画概要や工事の環境への影響などを審査する。知事は審査会の意見などを踏まえて、準備書に対する意見内容を決める。
 初会合では、JR東海の担当者が中間駅、車両基地の概要や工事方法などを説明。県内55.1キロのルートは、ウラン鉱床や重要湿地を避けたことを強調した。
 審査会の委員らは、ウラン鉱床を回避できると主張する理由や建設残土の運搬による騒音想定などに関して質問。建設残土の利用法について、JR東海の担当者は「リニア事業での活用が第一だが、地元でも活用してもらえるよう県や関係自治体と協議していく」と答えた。
 審査会の委員は会合後、中間駅が設けられるJR美乃坂本駅周辺や車両基地の建設計画地の県中山間農業研究所中津川支所などを視察した。

ルートに美濃焼史跡 「地下に変更を」可児市が意見書提出
2013年11月15日二社面
写真  大萱古窯跡群 16世紀後半に築かれた岐阜県史跡の牟田洞(むたぼら)、窯下(かました)、弥七田(やしちだ)と、未指定の計6古窯跡で構成。1930年、人間国宝の陶芸家・故荒川豊蔵さんが古志野の陶片を発掘し、美濃焼再興につなげた。牟田洞古窯は、国産茶わんとしては2品しかない国宝の一つ「卯花墻(うのはながき)」の生産元とされる。
 JR東海が公表したリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書に対し、沿線の岐阜県可児市が、地上に出る予定の約1.2キロを地下に計画変更するよう求める意見書を提出した。市が国史跡指定を目指して調査している久々利(くくり)地区の美濃焼関連史跡の保全を理由に挙げている。
 市によると、安土桃山時代に築かれた県史跡・大萱(おおがや)古窯跡群が、計画路線の地上部分を挟むように点在し、未指定の古窯跡3カ所も近接している。市は今年から一部史跡の本格調査を進めている。
 意見書は5日付。「指定地だけでなく、史跡を取り巻く環境を一体的に保護する必要がある。高架橋などの構造物は景観との調和や自然環境に与える影響も甚大」と指摘している。
 10月8日に久々利地区で開かれた説明会でも地元の陶芸家や住民から、史跡や景観の保護の観点から地下に計画変更するよう求める意見が相次いだ。
 JR東海によると、名古屋駅から次の岐阜県中津川市の中間駅までの間、駅接続部分を除くと、地上部分は久々利地区が最長。この区間が地上に出る理由として「付近のくぼんだ地形のため」と説明している。
 JR東海は近く、準備書への意見に対する見解をまとめ、沿線の知事や市町村長に送付する。その後、120日間、市町村長の意見も踏まえた各知事の意見を受け付け、準備書を修正したアセスメントをつくる。
名古屋駅に「ターミナルスクエア」新設 名古屋市構想
2013年11月7日朝刊名古屋市民版


リニア開業時の名古屋駅の構想
 名古屋市は来年秋の策定を目指している名古屋駅周辺のまちづくり構想の骨子案をまとめた。駅両側の地下部分にリニアや新幹線、在来線などとの乗り換えを円滑にする空間「ターミナルスクエア(仮称)」を設けることを打ち出した。
 骨子案は有識者や経済団体、地元代表らの「名古屋駅周辺まちづくり構想懇談会」で示された。市は本年度中にまちづくりの取り組みの詳細や官民の役割分担、スケジュールなどを盛った構想の素案をまとめる方針だ。
 ターミナルスクエアは、リニアに加え、名古屋駅に乗り入れるJRの東海道新幹線と在来線、名鉄、近鉄、地下鉄、あおなみ線の乗り換えの利便性を高めることが狙いで、駅の東側と西側に造る。
 案内表示を充実させ、駅や改札口が一目で分かるようにするとともに、人が歩く動線をなるべく直線にしたり、効率よくエレベーターやエスカレーターを設けたりして、円滑に移動できるようにする。駅の東西を結ぶ通路も複数新設する。
 骨子案では、目標とする街の姿を「世界に冠たるスーパーターミナル拠点」と位置付け、名古屋駅を中心とする半径1キロを対象範囲とした。「誰にも使いやすい国際レベルのターミナル駅をつくる」「都心における多彩な魅力を活(い)かし、つないでいく」など四つの基本方針に沿い、駅前広場の再整備などさまざまな取り組みをする。

飯田市が飯田線との結節駅要望
2013年11月12日朝刊長野総合面
 飯田市は11日、リニア中央新幹線の中間駅(飯田市)とJR飯田線との結節について、飯田線への新駅の設置をJR東海と協議していく意向を示した。リニアを見据えて整備する都市構造の素案に、「乗換駅」として新駅を記載した。
 飯田線との結節は、以前から市や県などがJR側に要望している。素案を示した市議会リニア推進特別委員会で、木下悦夫リニア推進部長は「リニア駅からの交通手段として新駅を設置するため、県と協力してJR側と協議していきたい」と述べた。
 市がJR東海に提出した環境影響評価(アセスメント)準備書に関する意見書でも、乗換駅設置に向けた協議をするよう、求めている。飯田線の新駅について、JR側はこれまで「まったく考えていない」との姿勢を示している。
 市は来年度の機構改革でリニア推進部の体制強化を図り、駅周辺のプランニングを加速化させる方針も明らかにした。

「工事申請は2014年夏ごろ」JR東海社長
2013年10月18日朝刊3面
 JR東海の山田佳臣社長は17日の定例会見で、2027年に東京−名古屋間で開業を予定するリニア中央新幹線の工事実施計画の認可申請時期について「環境影響評価(アセスメント)の手続きに必要な時間を考えると、来年夏ごろになる」と話した。工事実施計画が国土交通省に認可されれば着工へと進む。
 自民党の近畿地方選出議員が、国費を投入し、大阪までの一括開業を求める決議をまとめたことには「建設費の追加負担はできず、無利子のお金を調達してもらわないといけない。提案があれば検討はするが、非常に難しい話」と述べた。

住民の意見2500通 大半が反対
2013年11月14日朝刊3面
 JR東海の山田佳臣社長は13日の定例会見で、東京−名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書について、沿線7都県の住民らから2500通の意見が寄せられたと発表。詳細な集計は終わっていないが、大半は反対意見だった。
 環境アセスの手続きの一つで、準備書が縦覧された9月下旬から今月5日まで、沿線説明会と並行して同社ホームページと郵送で募集。2500通の文面を分析すると、計1万4000項目に関する意見があった。
 反対意見の主な内容は、リニア開業自体への批判や、建設工事に伴う騒音や振動で生活環境が悪くなることへの不安など。また、南アルプスに長さ25キロのトンネルを掘ることなどから、生態系が変化することへの懸念もあったという。
 JR東海は今後、意見への見解をまとめ、沿線自治体の首長あてに送付する。
http://www.chunichi.co.jp/ee/feature/chuo/report01.html

https://megalodon.jp/2017-1106-2042-58/www.chunichi.co.jp/ee/feature/chuo/report01.html
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