2014年04月04日

自然界生まれ トキが初抱卵 佐渡38年ぶり巣立った1羽【朝日新聞デジタル2014年4月4日】

 環境省は3日、新潟県佐渡市で、自然の中で生まれた国の特別天然記念物トキの雄が、雌とペアを組み、卵を抱く婆勢をとる「抱卵」を始めたと発表した。同市の佐渡トキ保護センターなどでトキを育て、2008年から放鳥してきた。センターなどで誕生後に放鳥され、親鳥になったトキはいたが、その後、自然界で生まれたトキが拘卵に至ったのは初めてという。

同省によると、雄は放鳥されたトキの子どもで、現在2歳。2012年、38年ぶりに自然界で巣立った8羽の中の1羽だ。雌は3歳で、島根県の飼育センターで生まれ、昨年9月に放鳥された。3日朝、この雌が、クロマツの高さ20檀婉瓩了泙砲弔った巣で卵を抱く姿勢をとった。巣には雄もおり、雄と雌が交互に卵を抱くトキの習性から、同省はペアで抱卵し始めた、と判断した。

12年に自然界で生まれたトキは7羽の生存が確認されており、今春から繁殖適齢期だった。同省の広野行男首席自然保護官は「野生復帰に向けた次の一歩が始まった。ペアのどちらも初めての繁殖活動。野生本来の能力を開花させてほしい」と語った。(角野貴之)

posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする