2014年08月12日

鷹匠の巡回、試験導入 バードストライク対策で 成田空港【千葉日報ウェブ2014年8月12日】

航空機に衝突する小鳥を追い払うために試験導入された鷹匠による巡回。タカは専用のひもを付けて取り扱う=11日夕、成田空港B滑走路脇
 離着陸の航空機に小鳥が衝突する「バードストライク」を減らそうと、成田国際空港会社(NAA)は11日、タカを扱う専門家の鷹匠(たかじょう)がタカと共に成田の滑走路周辺を巡回して小鳥を追い払う初の試みを始めた。17日まで、バードストライクが多発する朝夕に2時間ずつ試験的に行い、効果を確かめる。

 NAAによると、昨年1年間に成田空港で報告されたバードストライクの痕跡は113件に上り、過去最多に。今年も7月までに58件と同様のペースで、機体の損傷程度の確認作業や死がいを回収するための滑走路閉鎖が相次いでいる。

 衝突するのはツバメやスズメ、ヒバリで、巣立つ時期と重なるのか7、8月にかけ、周囲に緑が多いB滑走路で多発。猟銃の空砲などで追い払っているが、いたちごっこの面もあり、小鳥が恐れるとされる大型のタカを同滑走路周辺に投入してみることになった。

 鷹匠歴約10年という町田英文さん(46)=旭市=らが連日2羽のタカに専用のひもを付け、小鳥の群れに見えるように飛ばしたり、肩に乗せた状態で、草が茂る滑走路北端や森のようになった防音堤を巡回する。

 NAAの担当者は「生き物同士なので未知な面があり、小鳥側に慣れが生じる可能性もあるが、まずは実際にやってみることで検証、分析したい」と話した。
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/208392

成田空港、鷹匠の協力でバードストライク防止【日本経済新聞2014年8月11日】
離着陸時の航空機に鳥が衝突する「バードストライク」対策のため、鷹匠の協力で鳥の追い払いを試験的に行った(11日、成田空港)=共同
 離着陸時の航空機に鳥が衝突する「バードストライク」を減らそうと、成田国際空港会社(NAA)は11日、空港内にいる鳥を鷹匠(たかじょう)の協力で追い払う試行を始め、報道陣に公開した。タカがいることで鳥が近づかなくなる効果が期待できるという。

 NAAによると、バードストライクは航空機が運航時に鳥に衝突すること。離着陸時に多く、エンジンに巻き込むと停止して大事故につながる危険もある。衝突した鳥の死骸を回収するため、滑走路を閉鎖するなど運用面の影響も大きい。

 この日は鷹匠の男性が左腕にタカを乗せ、滑走路脇を見回った。17日まで試行し、鳥が減少するなど効果があれば本格導入も検討する。

 同空港では「離着陸時にバードストライクが発生した」「点検で鳥がぶつかった形跡があった」とする報告は増加傾向にあり、2013年は113件で、46件だった09年の2倍超だった。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG1103K_R10C14A8CR8000/

http://archive.is/FDUsc
http://archive.is/Baxk4

posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする