2015年02月05日

独創の系譜:センサーで生態観察 「バイオロギング」日本が中心的役割【毎日新聞2015年2月5日】(アホウドリ/コウテイペンギン)

 科学の基本の一つは「観察すること」。だが、その対象が野生動物だと、すぐに目の前から去ってしまう。どうすれば行動を把握できるか。動物の体にセンサーや発信器を取り付けてデータを取る「バイオロギング」という手法が近年広まり、日本が中心的役割を果たしている。

 最初にクイズを。

 (1)アザラシは水中で何分間、息を止めていられる?(2)マグロは時速何キロで泳ぐ?(3)大型の鳥アホウドリは、1カ月でどれだけ移動する?(※正解は末尾)

 ●まるで芸術品

 こうした素朴な疑問の答えは、バイオロギングの発展で明らかになった。bio(生物)とlogging(記録)を組み合わせたこの用語、2003年に国立極地研究所(東京都)で開かれた国際シンポジウムで初登場した和製英語だ。なぜ日本が研究の中心なのか。誰もが真っ先に挙げるのが、極地研名誉教授の内藤靖彦さん(74)の功績だ。

 バイオロギング研究の草分けとされるのは、米国のジェラルド・クーイマン博士。1960年代、キッチンタイマーを改造した水圧記録計を使い、アザラシがどこまで深く潜水できるか調べたのが始まりだった。

 76年に極地研に入った内藤さんは、クーイマン博士の業績を「知らなかった」という。だが偶然にも、同じアザラシを見て「陸上では寝てばかり。海の中の生活を知りたい」と思い立ち、独自の記録計(データロガー)開発に取り組んだ。

 自然体の行動を知りたいのだから、動物の負担になっては意味がない。そのため、小型化に徹底してこだわった。電話帳をめくって片っ端から精密機械メーカーに協力を仰ぎ、84年、幅8ミリのロール紙が電池で動く水圧記録計が完成した。極小のダイヤモンド針を使った精巧な作りは「芸術品」と驚かれた。

 ●食料→研究対象へ

 年が明けた冬、内藤さんは東京駅で偶然、かつて東京大海洋研究所(現・東京大大気海洋研究所)の同僚だった京都大助教授の坂本亘(わたる)さん(75)=現京大名誉教授=と10年ぶりに再会した。水産学が専門の坂本さんは、超音波発信器による魚の位置測定の技術に詳しく、海洋動物の行動に興味を持っていた。

 「新しい機器で共同研究をやらない?」。意気投合した2人が対象に選んだのは、日本で産卵するウミガメ。遊泳距離や温度の記録計を甲羅に付けて放ち、産卵の合間の約20日間に800キロもの距離を移動することや、潜る深さを変えて体温を調整していることを突き止めた。

 「それまで日本の水産学は、生き物を『食料』だとしか見ていなかった。望んだ研究がやっとできた」と坂本さんは振り返る。内藤さんは、誰も取ったことのないペンギンやアザラシの長期データ収集にも成功した。

 90年代に入り、バイオロギングは大きく発展する。きっかけが、内藤さんが世界に先んじて開発したデジタル式の記録計だ。未知の挑戦に大手企業は二の足を踏むだろうと考え、内藤さんは東京都内で小さな医理学機器会社を営む鈴木道彦さん(69)と手を組んだ。以後、鈴木さんの会社「リトルレオナルド」は、データロガーのトップメーカーとして世界に名をはせることになる。

 ●デジタルの長所

 デジタルの長所は、小型化と併せ、アナログでは測れない複雑なデータを集められる点にある。威力を発揮したのが、機器の振動を検知できる「加速度センサー」だった。

 96年、ウミガメ調査にも参加していた極地研研究員の佐藤克文さん(47)=現東大大気海洋研究所教授=は、インド洋の島や南極でペンギンに初めて加速度センサーを付け、前ヒレの動きを解析した。するとペンギンは水面に近付くと、羽ばたきをやめて斜めに浮上することが分かった。ここから導かれたのが「ペンギンは浮力を利用して、飛ぶ鳥と同じようなグライディング(滑空)をしている」という新事実。自然界での動物の行動を物理学的に解明した画期的な成果になった。

 残る課題があった。再捕獲が難しい動物から、どうやって取り返すかだ。回収に失敗すると、高価な機材と貴重なデータを同時に失う悲惨な結果になる。極地研助教の渡辺佑基さん(36)は東大院生だった04年、内藤さんの助言で、時限式で体から外れ、浮上後に電波を出す「切り離し装置」をロシアのバイカル湖でアザラシに付け、記録計を見事に回収した。これで調査できる動物の種類が一気に広がった。

 ●小型カメラ主役に

 ここ数年でバイオロギングの主役に躍り出たのは小型カメラだ。目で見られない行動をデータで推測する時代から、最新技術で再び「見る」時代に移ったとも言える。極地研准教授の高橋晃周(あきのり)さん(41)は、アホウドリが空中からシャチを追って、餌となる魚を効率的に見つけていることや、ペンギンが天敵のアザラシに襲われないよう、水面近くでは仲間と一緒の行動を取りたがることなど、画像・映像分析による成果を発表している。

 一方、極地研と並んで研究をリードしてきた京大は、国際的な海洋生物保護にバイオロギングを活用している。荒井修亮(のぶあき)教授(58)の研究室では、タイでウミガメやジュゴンなどの生態を研究し、米国との貿易紛争解決に一役買ってタイ当局から表彰も受けた。

 まだ歴史の浅いバイオロギングに対し、研究者たちの描く未来像は壮大だ。渡辺さんは「生物の進化を探る」、佐藤さんは「気象観測に役立てる」、日本バイオロギング研究会長も務める荒井さんは「動物間のコミュニケーションを解明する」と夢を語る。

 04年に退官した内藤さんも、鈴木さんとともに研究と機器開発を続ける。「研究はツール(道具)なしに成り立たない。ツールがユニークであれば、出てくる答えもユニークになる」。先駆者は歩みを止めず、次の時代を見据える。【清水健二】
http://mainichi.jp/shimen/news/20150205ddm013040024000c.html

ttps://archive.today/MCdiO

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家きん疾病小委員会 英国コンパートメントシステム導入を了承 AI防疫指針変更案も検討【鶏鳴新聞2015年2月5日】

2015.02.05発行
 農林水産省は1月28日、家畜衛生部会の家きん疾病小委員会(部会長=伊藤壽啓鳥取大学農学部共同獣医学科教授)を開き、(1)鳥インフルエンザ(AI)の防疫指針の変更(2)英国でAIが発生した際の「コンパートメント施設」からの種鶏初生ひなの輸入――について検討した。
 防疫指針は、3年ごとに再検討し、必要に応じて変更することが決まっており、昨年11月の家畜衛生部会に諮問され、家きん疾病小委員会で具体的な内容を検討することになっていた。小委員会では、防疫指針の検討課題として、(1)防疫措置や検査方法などの見直し(2)食鳥処理場で発生した際の対応の明確化(3)農場監視プログラムの運用にかかわる見直し(4)制限区域内の農場や疫学関連農場由来の生産物の取り扱いの明確化(5)その他家畜衛生部会で委員から示された意見にかかわる対応――などを検討することとし、28日は改正の大枠について議論した。2月中に開催予定の2回目で、今シーズンのAI発生事例を踏まえた具体的な改正案について議論し、家畜衛生部会に報告する予定。
 英国でAIが発生した際の「コンパートメント施設」からの種鶏初生ひなの輸入――については、2005年のOIEコードで、AIの発生地域内でも高度な衛生管理と清浄性の確保が認められた施設であれば、その施設から出荷されるひなの輸入を認めると規定され、英国はこれに基づいて09年に、AIとニューカッスル病発生の際にも種鶏の輸出を安定的に続けるため、厳格な標準作業手順書(SOP)に基づき、平時から高度なバイオセキュリティ対策を講じている家きん育種企業をコンパートメント、同企業の施設をコンパートメント施設として認定する枠組みを世界に先駆けて策定。13年3月に、AIなどの発生時でも英国当局が認定したコンパートメント(現在はエビアジェン社のみ認定)からの種鶏初生ひなの輸入を認めてほしいと日本に要請してきた。
 わが国は、肉用原種鶏の約90%を英国に依存しており、海外からの種鶏の輸入を安定化させることは、わが国の食料安定供給の観点からも重要だとして、現地調査を行なうとともに、これを認めるとAIがわが国に侵入するかどうかのリスク評価を行なった結果、農水省では「英国のスキームに基づいて認定したコンパートメント施設からの輸入を認めても、AIに感染した種鶏(初生ひな)が輸出され、AIがわが国に侵入するリスクはきわめて低いと考えられた」としてこれを認める評価を下し、技術的な問題などについて意見を求めたもの。
 農水省では、具体的な導入・適用に当たって(1)AIが発生していない時に、英国が認定したコンパートメントを日本が評価・認定する(企業単位で認定)。また、日本が、必要に応じて施設の査察や、認定施設についての必要な情報の提出を求める権限を持つ仕組みとする(2)英国で高病原性のAIが発生した際は、いったん同国全土(低病原性の場合は発生州)からの輸入を停止する(3)コンパートメントを構成する施設でAIが発生した場合は、すべてのコンパートメント施設からの初生ひなの輸入再開は認めない(4)コンパートメント施設ではない一般の農場でAIが発生した場合は、英国から提供される情報に基づき、日本が発生状況などを確認した上で、一定の要件の下でコンパートメント施設からの初生ひなの輸入再開を認める(5)北アイルランドの企業・施設に対するコンパートメント主義の適用要請があった場合は、改めて評価する――とし、家きん疾病小委員会もこれを了承して家畜衛生部会に報告することにした。
 農水省では、家畜衛生部会の了解が得られればなるべく早く英国のコンパートメント主義を認める方針。ただ、これとは別に、昨年11月18日に同国ヨークシャー州の繁殖用アヒル農場でH5N8亜型のAIが発生したが、その後の発生がないため、このまま推移すれば、防疫措置完了から90日後に当たる2月20日に英国からの輸入が再開される可能性も示唆した。
http://www.keimei.ne.jp/article/20150205t1.html

記事の公益性とおそらくは有名でないであろうニューカッスル病の周知のため全文引用しました。
ttps://archive.today/fKF1g
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コゲラ(小啄木鳥) 桜の冬木で採餌【東京新聞探鳥2015年2月5日】

 埼玉県久喜市の久喜菖蒲(しょうぶ)公園で先月、ソメイヨシノの冬木の幹で採餌するコゲラ。餌は幹に付いた塊の中にあるカマキリの卵のようだ。点在するこの塊を求めて、木を登る光景も印象的。「ギィー」と鳴いた。
 留鳥で林などに暮らすキツツキ科。分布は日本と中国東北部など。英名はジャパニーズ・ピグミー・ウッドペッカー。小平市の市の鳥。日本産キツツキ12種の中で最も小さく、全長15センチ。(写真と文・堀内洋助)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/amuse/bird/CK2015020502000179.html

写真はリンク先でご覧ください。
ttps://archive.today/oeNsi
タグ:コゲラ
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くちばしが凍っちゃったハクチョウ、エサ食べられず―中国新疆ウイグル【FOCUS ASIA.COM2015年2月5日】

中国北西部の新疆ウイグル自治区コルラ市を流れる孔雀河では4日、水面にいる1羽の白鳥のくちばしが凍りつき、エサが食べられない状態になっていた。原因は分かっていない。周辺には市民がエサを投げ入れ、他の鳥たちが奪い合っているが、このハクチョウはただ恨めしげに見ているだけだった。中国新聞社が5日伝えた。
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/408620/

写真が複数あります。リンク先でご覧ください。
ttps://archive.today/cgeNS
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On the lookout for skydancers【The RSPB News2015年2月5日】(英国のハイイロチュウヒ保護)

As spring gets underway, the RSPB is asking people who spend time in the English uplands to keep their eyes peeled for hen harriers, England’s most threatened birds of prey.

Now in its eighth year, the conservation charity has relaunched its Hen Harrier Hotline in the hope of discovering where these birds are potentially breeding.

The uplands of Northern England should have at least 320 pairs of breeding hen harriers but last year there were only four successful nests in the whole of England.

The main reason hen harriers have reached this crisis point is that the species suffers from ongoing illegal persecution.

Hen harriers breed in remote upland locations so the RSPB relies on walkers and cyclists to inform them of their location. The conservation charity can then put measures in place to protect the nest.

Male hen harriers are an ash-grey colour with black wing tips and a wingspan of just less than a metre. They are sometimes known as “ghostbirds” because of the pale colour of their plumage.

Female hen harriers are slightly larger, owl-like in appearance, and have a mottled brown plumage, which camouflages them when they nest on the ground. They have obvious horizontal stripes on their tails, giving them the nickname “ringtail” and a patch of white just above, on the rump.

The Harrier Hotline number is 0845 4600121 (calls charged at local rate). Reports can also be e-mailed to henharriers@rspb.org.uk. Reports of sightings should include the date and location of sighting, with a six-figure grid reference where possible.

How you can help
Persecution is still causing the deaths of hundreds of birds of prey every year. A donation to our appeal will help us put these awe-inspiring birds back in the skies where they belong.
http://www.rspb.org.uk/news/389965-on-the-lookout-for-skydancers

かつては320ペア以上繁殖していたイギリスですが、昨年はわずか4ペアしか成功しなかったそうです。
減少の主な原因は違法な狩猟。
RSPBはウォーカーやサイクリストに観察報告を依頼したりホットラインを設けるなどして、ハイイロチュウヒとその巣への関心を求めています。

ttps://archive.today/E45bv
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鳥インフル、搬出制限解除=佐賀【時事ドットコム2015年2月5日】

 佐賀県有田町の養鶏場で1月に高病原性鳥インフルエンザが確認された問題で、県は5日、近隣の養鶏場に感染拡大がないことを確認し、3〜10キロ圏に設定していた搬出制限を解除した。今後新たな感染が確認されなければ、3キロ圏内の移動制限も11日午前0時に解除する。(2015/02/05-16:52)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015020500689&g=soc

ttps://archive.today/alQ8V
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<伊豆沼ライト問題>地元団体が駐車場整備要望書【河北新報2015年2月5日】(ガン類)

 渡り鳥の飛来地として全国的に知られる伊豆沼(栗原、登米両市)で、カメラマンの車のライトが日の出とともに飛び立つガンの生態に悪影響を与えている問題で、地元アマチュアカメラマンらでつくる「伊豆沼クラブ」(後藤三規子代表)は4日、撮影場所近くへの駐車場整備を求める要望書を栗原市に提出した。
 同クラブの小野寺亨事務局長が「伊豆沼の環境を守り、快適な状態で野鳥観察ができるよう駐車場整備をお願いしたい」と要望書を読み上げ、年末年始にかけて集めた525人分の署名と合わせて佐藤勇市長に手渡した。
 佐藤市長は「問題については承知している。観察上のルールを作ることも合わせて、期待に沿うよう最大限努力したい」と答えた。
 問題の場所は、栗原市若柳上畑岡の沼西岸堤防上の宮城県河川管理用道路。一部のカメラマンがライトを点灯したまま車を進入させるなどするため、ガンが寝床を移し「日の出の飛び立ち」が見られないケースが増加。駐車場設置を求める声が愛好家から上がっていた。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150205_13028.html

ttps://archive.today/BuOT3
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外来種増え生態系に変化 社会 「かいぼり」調査まとまる【タウンニュース2015年2月5日】(カワセミ)

 もともといる生物の生態環境を守ろうと、1月23日に行われたもえぎ野公園ため池のかいぼり(水抜き)。青葉土木事務所は、その際に捕獲した生物の集計を行い、外来生物の増加によりため池の生態系に影響が出ていることを明らかにした。

 土木事務所では調査結果をうけ「外来種の食害により在来種のモツゴなどの小さな魚類が著しく減少し、カワセミの飛来減少など生態系の変化につながった」としている。今後は生き物の放流禁止を訴える看板を設置するなど、啓発を強めていく。担当者は「もともとの環境は手を入れて守っていくもの。自宅で飼育しているカメや魚などを池に放すことはしないでほしい」と呼びかけている。

 今回、捕獲した外来生物はブラックバス92匹、ブルーギル384匹、ミシシッピーアカミミガメ3匹、コイ13匹、錦鯉3匹、金魚2匹、ヘラブナ75匹、カワリヌマエビ属5匹、アメリカザリガニ6匹、ニゴイ1匹で、合計584匹となった。在来生物はトウヨシノボリ6匹、テナガエビ5匹、モクズガニ2匹と多数のヒメタニシを捕獲した。

 調査に協力した横浜市環境科学研究所は、この結果を「想定していたとおり」と話す。2010年の調査で確認されていたモツゴがいなくなったことは「ブルーギルやブラックバスの影響」と分析。「放流は生態系に影響を与えてしまう。マナーを守って池を利用することが大切」としている。

「再びカワセミを」

 同公園に隣接するもえぎ野町内会の杉浦一夫会長によると、以前は姿を見せていたカワセミが2年ほど見つかっておらず「カワセミの写真を撮っていた人たちから、調査を望む声が強まっていた」と話す。今後はモラル向上のため、町内会でも呼びかけを行っていく予定。「在来生物が増えてカワセミにも戻ってきてもらいたい」と願っている。

 今回の調査結果は、2月6日(金)に行われる公園愛護会のつどいで報告されるほか、土木事務所内でポスター展示を行い、一般にも公開される。
http://www.townnews.co.jp/0101/2015/02/05/270051.html

ttps://archive.today/2N1VU
タグ:カワセミ
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迫力のハクチョウ写真好評 岡谷の展覧会15日まで延長【信濃毎日新聞2015年2月5日】

 岡谷市湊の写真愛好家小口勝史さん(76)が、諏訪湖で撮影したハクチョウの写真展「諏訪湖の白鳥物語」を同市長地権現町の諏訪湖ハイツで開いている。湖畔のハクチョウを見に来る県外の観光客が立ち寄るなど人気。1月末までの予定だったが、今月15日まで延長した。

 並んで泳ぐ2羽が翼を広げて首を伸ばす姿を正面から捉えた「木遣(や)り一声」、湖に着水する寸前を水面の影と一緒に映した「影絵」など、一瞬を切り取った46枚が並ぶ。

 小口さんは20年余り前からハクチョウを撮り続ける。昨冬は、ほぼ毎日湖畔を訪れた。「年に1度あるかないかのタイミングを逃さず撮るには苦労がいる。大勢の人に見てもらうことがやりがい」と話す。

 観光ツアーで津市から訪れた小沢巳歳(みどし)さん(73)は「どれも迫力がある。毎日通わないと撮れないでしょうね」と話し、見入っていた。

写真説明:翼を大きく広げたり群れで休んだりするハクチョウの写真を眺める観光客
http://www8.shinmai.co.jp/odekake/article.php?id=ODEK20150205003549

ttps://archive.today/zBvCu
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タンチョウのタンタン、総社市から真庭市へ引き渡し 岡山【産経新聞2015年2月5日】

 国の特別天然記念物・タンチョウを飼育している真庭市蒜山上福田の「蒜山タンチョウの里」で、1羽だけになっていたメスのタンチョウ(愛称・マミ、11歳)に昨年11月、オスのタンチョウ(同タンタン、4歳)が婿入りした。このほど同所のひるぜんワイナリーで引き渡し式があった。

 タンチョウの里は平成25年、蒜山高原の三木ヶ原に県自然保護センター(和気町)のサブセンターとしてオープン。オープン当時、オス、メスの各1羽がいたが、オス(愛称・タカ)は昨年4月に死んだ。同市はタンチョウのストレスを減らそうと、「県タンチョウの会」の協力で飼育ケージを拡張。総社市から「きびじつるの里」で生まれたタンタンを譲り受けた。

 引き渡し式で、真庭市の太田昇市長は「蒜山の雄大な景色の中で、タンチョウが空を飛ぶ姿をぜひ見たい。子供が多く生まれ、蒜山を大きなタンチョウの里にしたい」と述べた。また、総社市の片岡聡一市長は「かわいがっていただいて、地域の起爆剤になればうれしい」と話した。

 タンチョウの里は「ジャージー牛ふれあい広場」に隣接し、25年度は約3万6千人、26年度は12月末までに約3万4千人が訪れている。
http://www.sankei.com/region/news/150205/rgn1502050047-n1.html

ttps://archive.today/5mkin

JR 足りない危機感 ワシの衝突死は人災【YOMIURI ONLINE2015年2月5日】

北海道発 企画・連載 遠望 眺望

 今年の元旦、釧網線の線路脇でエゾシカの轢れき死体を発見した。すぐ近くではオオワシとオジロワシが狙っているのを確認した。ワシの列車事故が懸念されたため、その場でJR北海道に通報してシカの完全撤去をお願いした。

 ところが、翌日になっても同じ場所に放置されたまま。5日後にわずか数百メートルしか離れていない場所で、列車にはねられたオジロワシが発見された。線路脇に横たわっていて足腰が全く立たない状態。喉元は大きく膨らみ、口にはシカの体毛が付いていた。線路を起点に新しいソリの跡が雪上に伸びており、たどるとシカの死体が発見された。列車に轢ひかれたシカを完全に撤去せず、わずか10メートルほど線路から離しただけだった結果、ワシがおびき寄せられて列車事故に遭ったらしい。起こるべくして起こった事故だった。

 JR北海道によると、今回のオジロワシ負傷個体は、シカ轢死体処理の巡回中に発見された。同社の轢死体処理作業の流れは、〈1〉運転士が動物を轢いたことを確認〈2〉運転士より担当部署に連絡して死体を線路脇に放置〈3〉適宜、保守作業員が回収――となっているという。ただ、今回のシカの轢死体については運転士から担当部署への報告はなかったそうだ。ルールの不徹底さが明るみに出た。


線路脇に横たわるひん死のオジロワシ=斉藤さん提供
 線路脇に放置されたままのシカの轢死体は、廃棄物処理法でいう不法投棄に当たるのではないか? 線路内や線路近くに自由に立ち入りできれば緊急回収に協力できるが、人身事故やダイヤへの影響を考えると一般人としては通報しかできない。歯がゆいばかりだ。

 運転士からはオジロワシをはねたことの連絡もなかったようだ。保護されたオジロワシは脊椎と骨盤を骨折しており、集中治療を施したが、一週間後に死亡した。ワシの列車事故は、シカの死体を適切に片付けなかったことに起因する。「人災」によって絶滅の危機に瀕ひんした野生動物が次々と死んでいる現状がある。

 JR北海道にはもっと危機感を持ってもらいたい。今回のような事態が続くなら、シカ轢死体の速やかな完全撤去を徹底するために何らかのノルマを課すべきだと主張するのは過激だろうか?

 【斉藤慶輔】 猛禽もうきん類医学研究所代表。獣医師。環境省希少野生動植物種保存推進員を務め、オオワシの保護活動で知られる。釧路市在住。49歳。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/feature/CO003961/20150205-OYTAT50018.html

ttps://archive.today/QnExg
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長野)安曇野のハクチョウ、700羽超す【朝日新聞デジタル2015年2月5日】

 安曇野市の犀川周辺で、700羽を超すハクチョウが越冬している。今が飛来数のピークと見られ、県内外から連日、見学者や写真愛好家らが訪れ、優美で愛らしい姿を楽しんでいる。

 「こーい、こーい」。4日早朝、アルプス白鳥の会代表の原とみ子さん(80)の声が犀川白鳥湖に響いた。この時期、朝と夕にエサをまくのが20年来の日課だ。クワッ、クワッとハクチョウたちがすぐそばまで寄ってくる。「可愛らしいでしょ。私が毎日パワーをもらっているの。こうして元気でいられるのはハクチョウたちのおかげ」

 周辺にハクチョウがやって来るようになって今冬で31シーズン目。昨冬は最高610羽だったが、1千羽を超す年も多く、県内屈指の飛来地として知られる。白鳥の会によると、今冬は昨年10月15日に最初の飛来を確認。4日は725羽を数えた。今月半ば以降、北帰行が始まるとみられる。(佐藤孝之)
http://www.asahi.com/articles/ASH244HPVH24UOOB00C.html

ttps://archive.today/DAKNG
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福岡)長寿のモモイロペリカン、来園53年祝う 大牟田【朝日新聞デジタル2015年2月5日】

 大牟田市動物園の日本一長寿のモモイロペリカン「ペリー」(オス)が園に来て、9日で53年になる。これを記念するイベントが11日午後1時15分からペリカン展示場前であり、ペリーの羽根を来園者の長寿祈願として先着50人に贈る。

 1962年に園に来たペリーは出生地も誕生日も不明。園では来園した2月9日を「誕生日」として、イベントを開いている。53歳とすると人間なら120歳ぐらいになるという。

 飼育担当の野田万央さん(23)は「寒い日はヒーターのそばでじっとしているが、とても元気。ここ1年半は一度も体調を崩していない」。イベントでは、野田さんが集めた長さ15〜35センチの羽根に一本ずつリボンを付けて、プレゼントする。

 椎原春一園長(55)は「ペリーはまだまだ元気なので、数年先に世界一も夢ではない。大事に飼育していきたい」と話している。(堺謙一郎)
http://www.asahi.com/articles/ASH244S3DH24TGPB009.html

ttps://archive.today/pidIk
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