2015年03月28日

トキ公開めぐり佐渡が反発 国が方針、他の飼育地困惑【産経フォト2015年3月28日】

 国の特別天然記念物トキの一般公開を全国で唯一実施している新潟県佐渡市が、他の飼育地でも公開可能とする方針を環境省が決めたことに反発している。長年保護活動に尽力してきたという自負と、重要な観光資源となっていることが理由。公開を目指す石川県や島根県出雲市は困惑し、佐渡側の感情を害さないよう慎重に対応している。

 「観光、商工関係者から困ると聞いている。各地で公開されれば、佐渡に見に来ないことも考えられる」。石川県が一般公開を計画していることについて、佐渡市の甲斐元也市長はことし2月の記者会見であらためて難色を示した。佐渡市議会も昨年「(分散飼育の目的は)あくまでも絶滅の危機回避。公開に強く反対する」との意見書を可決している。

 トキは現在、鳥インフルエンザなどによる絶滅を防ぐため佐渡トキ保護センターや、いしかわ動物園(石川県能美市)、出雲市トキ分散飼育センターなど全国7施設で分散飼育・繁殖に取り組んでいる。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/150328/dly1503280023-n1.html

ttps://archive.today/F7lwE

遊水地 絶滅危惧種守れ【YOMIURI ONLINE2015年3月28日】(野鳥57種/シードバンク)

ヨシ原が広がる渡良瀬遊水地(栃木市提供)
◆栃木市 新年度から事業

 栃木市は新年度から、渡良瀬遊水地で、絶滅が危惧されている植物を“復活”させるプロジェクトを始める。地元住民の協力で遊水地の一角を掘削し、ヨシの下で眠っている種を探し出して成長させる取り組みだ。

 豊かな生態系が評価され、ラムサール条約にも登録されている渡良瀬遊水地では約1000種の植物が確認され、そのうち60種は環境省指定の絶滅危惧種だという。ミズアオイなどの絶滅危惧種は、背丈が2メートルほどになるヨシに隠れ、芽吹いていないことが多い。

 そこで、プロジェクトでは、土の中で植物の種が休眠する「シードバンク」になっていると思われる場所約1000平方メートルでヨシを段階的に短く刈っていく。どの程度の日当たりがあれば芽が出るのかを調査しながら、多くの芽が出た場所を掘削して種を採取する。

 生態系を人為的に変えてしまう恐れがあるとして、その種を育てて植えることはせず、地元の小中学校に配って環境学習に役立ててもらう。絶滅危惧種やヨシについて親子や友だち同士で楽しく学んでもらうのが目的だ。

 6月頃の始動を目指し、4月からチラシや広報誌で50〜100人の参加者を集める。シードバンクは遊水地内に点在しているため、最初の調査・掘削が終われば、別のシードバンクでも実施する。

 市は今月、渡良瀬遊水地の自然や歴史を守るための10か年計画を策定。谷中村跡地の整備やビジターセンターの新設などを盛り込んだが、絶滅危惧種の復活プロジェクトが計画の第1弾企画となる。市は「地元が一体となって生態系への関心を高める機会にしたい」としている。

◇渡良瀬遊水地

 栃木、茨城、群馬、埼玉の4県にまたがる本州以南最大の湿地。絶滅危惧種の野鳥は57種、昆虫は62種が確認されている。面積3300ヘクタールのうち、1500ヘクタールにはヨシ原が広がる。かつてはヨシズ生産のため定期的にヨシが刈り取られていたが、近年は伸びたままだったり、枯れて腐ったままだったりしている。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20150327-OYTNT50476.html

ttps://archive.today/jMIBe
posted by BNJ at 21:28 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「長崎県の野鳥」を作成【長崎新聞2015年3月28日】

DVDに収録されている、エサを食べるヤツガシラ=長崎市野母崎樺島町(県野鳥の会提供)

 県野鳥の会(菅野聖二会長)は、県内で観察された野鳥についてまとめた「長崎県の野鳥」のDVDを作成した。子どもたちに自然保護の意識を高めてもらおうと、県内全ての小中学校、教育委員会に計576枚を配布。長崎市役所では25日に寄贈式があった。

 野鳥保護を通じて地球環境保全の推進を目指す「サントリー世界愛鳥基金」の助成金16万円を活用して作成。現在445種類いるという本県の野鳥のうち、会員が2001年以降に撮影した412種類の写真約2500枚を収録した。

 DVDでは、3月から4月上旬に見られるヤツガシラをはじめ、イランの高原地帯に生息し、12年に日本で初めて長崎市高浜町で観察されたというペルシャハクセキレイ、身近なスズメやメジロなどの愛らしい姿を見ることができる。生息地域、50音別、鳥類目録別に検索できる。

 寄贈式には菅野会長と馬場恒明理事が出席し、馬場豊子教育長らと懇談。菅野会長は「教育現場で活用してもらい、子どもたちに自然に興味を持ってほしい」
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2015/03/28084234016906.shtml

ttps://archive.today/o3ESc
posted by BNJ at 21:11 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「純野生」のトキ誕生へ一歩 佐渡【朝日新聞デジタル2015年3月28日】(既報別ソースあり)

 環境省は27日、いずれも自然の中で生まれた国の特別天然記念物トキの雄と雌が新潟県・佐渡島で巣作りを始めたことを確認し、発表した。自然界生まれのペアが営巣したのは36年ぶりで、2008年に佐渡で放鳥が始まって以来初めて。

 放鳥が始まった後で生まれたヒナの親鳥は、双方とも施設で育てられたか、雄雌のどちらかが自然界生まれで、ペアがともに自然界生まれというケースはなかった。「純野生」ヒナの誕生が期待される。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11674473.html

ttps://archive.today/GyWmi
野生育ちトキのペア、営巣36年ぶり 佐渡放鳥以来で初【朝日新聞デジタル2015年3月27日】
タグ:トキ 佐渡島
posted by BNJ at 13:06 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

翼傷めたマガンに仲間が寄り添う 鳥取・米子水鳥公園【産経WEST2015年3月28日】

左翼を傷めたマガン(左)を心配そうに見守る仲間=鳥取県米子市の米子水鳥公園(山根忠幸撮影)
 冬鳥たちの春の渡りが終盤を迎えた鳥取県米子市の米子水鳥公園で、翼を傷めて飛び立てない渡り鳥のマガン(国の天然記念物)に別のマガンが寄り添い、愛鳥家の心を和ませている。

 1月14日、左の翼を傷めたマガンを同公園の職員が見つけた。翼を広げると約150センチになる大型の鳥のため、公園内のキツネに襲われたとみられる。回復の見込みはないという。

 一緒にいた約800羽の群れはすでに移動し、この1羽だけが残っていた。今月25日、別の1羽が飛来し付き添うようになった。

 同公園の桐原佳介指導員は「新たなマガンは渡りで迷って訪れたのだろう。夫婦のように寄り添う姿はほほえましい」と温かく見守っている。

 マガンは口元にあたる部分が白いのが特徴。全長約70センチ。ロシアの北極海沿岸などで繁殖し、日本を含むアジアや欧米で越冬する。

http://www.sankei.com/west/news/150328/wst1503280035-n1.html

ttps://archive.today/zgjhr
タグ:マガン
posted by BNJ at 13:04 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もう一度食べたい:ヤドリギの実 緑の小粒、ガムのよう=津武欣也【毎日新聞2015年3月28日】(メジロ/ヒヨドリ他)

ヤドリギの枝で休むヒヨドリ。枝先に黄色い小花が咲いている

 「小さな緑色の実をかむと、今でいうグリーンガムに。私の田舎(岡山県高梁(たかはし)市)では『松みどり』と呼んでいた山のチューインガムです」。大阪府吹田市の主婦、岩崎敏子さん(67)から届いた手紙に「そう、そう!」と何度もうなずいた。あの木の実は、まさに「山のチューインガム」。瀬戸内の私の故郷では「モチの実」(餅でなく勿論(もちろん)の「もち」の発音)と呼称したヤドリギの実である。

 ◇樹上に寄生、「度胸試し」に登り

 「山のチューインガム」は熟した実では味わえない。大阪府池田市の自営業、和田芳夫さん(63)からの便りにも「緑色した小粒の実はガムのようで、それをいっぱい口に放り込み、かみながら遊びました」とあった。赤や黄色に甘く熟した実は皮の部分に粘りがなく、もうガムにはならなかった。

 故郷の島(広島県大崎上島(かみじま)町)では、この青い実がメジロ捕りの「鳥モチ」になった。ネバネバする実を口に含み、ガム状になったものをカシの小枝に巻きつけ、おとり籠に置いておく。いまではご法度だが、昭和30年代の初めごろ、メジロ捕りは島の子ども(男の子)たちにとって格好の冬の遊びだった。

 ただ、この遊びには勇気がいった。「モチの実」があるのは大概、高さ十数メートルの樹上。それも幹肌が滑り、登りにくいマツに寄生しているものが多く、悪ガキ連中の「度胸試し」の意味もあった。岩崎さんの手紙には「松みどりは深い山でないと採れないもので、山仕事に行く近所のおじさんに頼み、実がいっぱい付いた枝を取ってきてもらうのが楽しみでした」と書かれてあった。

    *

 広葉樹が葉を落とす季節は「ヤドリギ」を見つけやすい。そう思って、手賀沼周辺など千葉県北部の里山を巡ったが見つからない。友人で植物図鑑なども手がける出版社「ハッピーオウル社」の飯野寿雄さん(69)にもリサーチを頼んでいたところ、「東京都内の寺の境内で見つけた」と電話があった。

 東急大井町線の九品仏(くほんぶつ)駅から歩いて10分の浄土宗・九品山唯在念仏院浄真寺(世田谷区奥沢)。お彼岸参りの線香が香る寺を訪ねると、山門前のケヤキの老木に見事なヤドリギ。高さ12〜13メートルの枝元や幹に何株もぶら下がっている。望遠でのぞくが、もう実は付いてない。ヒヨドリやオナガ、シジュウカラの姿があり、実は食べられてしまったのだろう。お寺さんの前では、仮に実が付いていたとしても、採るのははばかられる。

 仁王門をくぐった両脇にもヤドリギの寄生した古木があったが、これまた15メートルほどの樹上。いずれも葉を落としたケヤキだった。

    *

 ヤドリギにも「地方色」というものがあるのだろうか。岩崎さんも和田さんも「マツの木に寄生する木の実」と書いてあった。私の記憶にある木もまた、常緑樹のマツである。だが、牧野富太郎著の「原色牧野日本植物図鑑」(北隆館)には「ふつうエノキに寄生、またクリ、サクラ、まれにブナの枝上につく」とあり、山と渓谷社の樹木図鑑でも寄生先に挙げられているのは落葉樹ばかり−−。なぜ? 春風に揺れるのはヤドリギばかりではない。



 2月掲載の「川畑みかん」。馬ノ段アツ子さんの転居先(福岡県筑紫野市)に届けることができました。載ったその日に旧住所(同県小郡(おごおり)市)の知人から毎日新聞の福岡本部報道部に「知っています」の電話が入ったのです。馬ノ段さんからも「60年ぶりに味わいました。覚えていた通りの味と、香りです」と。読者の皆さまのご協力に感謝いたします。(明治大総合政策研究所研究員・津武欣也、写真も)=4月から毎月第4日曜に掲載

==============

 ◇ヤドリギ

 ケヤキ、エノキ、クリ、コナラ、ミズナラなどの樹上に寄生する常緑低木。枝は緑色で二股に分かれる。葉は厚いなめし革質で長さ3〜7センチ、枝先に対生してプロペラの形に付く。雌雄異株で、花は枝先に付き2〜3月に咲く。実は直径約7ミリで、秋から冬に半透明の美しい色に熟す。(山と渓谷社、野外ハンドブック樹木2より)
http://mainichi.jp/shimen/news/20150328ddm013100004000c.html

ttps://archive.today/5Cz52
posted by BNJ at 12:55 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする