2015年09月04日

【JAF長崎】今、我々に何ができるのか?「いま、自然を考える〜ウミガメと海の環境を学ぶ〜」in長崎を開催しました【プレスリリース2015年9月4日】(長崎ペンギン水族館/ペンギンタッチング)

JAF長崎支部は8月23日(日)、長崎市内の水族館にて自然体験イベントを開催しました。
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)長崎支部(支部長 馬場 政廣)は8月23日(日)、長崎ペンギン水族館(長崎市)にて自然体験イベント「いま、自然を考える〜ウミガメと海の環境を学ぶ〜」を開催し、長崎県内外から52名が参加しました。


水族館スタッフによる講和


同イベントは、海の汚染が及ぼす海洋生物への悪影響を考えるイベントで、水族館スタッフによる講話やバックヤードツアーが行われました。
長崎ペンギン水族館のスタッフによる講話では、近くの海岸に漂着したゴミを目の当たりにしてその多さに驚きました。
また、ビニールゴミをえさのクラゲと間違えて誤食するなどウミガメに与える悪影響や環境汚染を学び、「いま我々に何ができるのか?」「ゴミのない美しい海を取戻すためには、いま何をすべきなのか?」を全員で考えました。

また、水族館バックヤードツアーでは、これから展示水槽デビューする予定のウミガメやいろいろな魚たちを見学、ペンギンタッチングなど楽しみながら生態系を学びました。

漂流物を利用して作ったフォトフレームに、この日の写真の一枚が夏休みの思い出として収まることを願いイベントは無事終了しました。


最後に参加者全員で集合写真


同支部では、今後も自然イベント等で、一人でも多くの人に環境問題を学んでもらう企画を開催してまいります。

プレゼント企画やイベント情報盛り沢山!JAF長崎支部の情報はコチラから!
http://jafevent.jp/area/kyushu/nagasaki/
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000605.000010088.html

ttps://archive.is/ucIL8

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脱走ペリカンどこへ 不明1週間、有力情報なし【YOMIURI ONLINE2015年9月4日】(既報関連多数)

 札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」を飛び立ったモモイロペリカンが、むかわ町の鵡川河口周辺で目撃されたのを最後に行方不明になり、4日で1週間。寄せられた目撃情報はいずれも発見につながる有力な内容ではなく、関係者は「捕獲へと動くにも動けない」と頭を抱えている。(松田拓也)

 ペリカンは同園の雌「クンちゃん」で、同園を8月21日に飛び立ち、石狩市の石狩川河口周辺で23〜25日、目撃され、26日夕には鵡川河口周辺に現れた。同園の職員らは27日夜に捕獲作戦を敢行、ゴムボートで近づいたが、クンちゃんは懐中電灯の光に驚いて逃げてしまった。28日午前11時頃に河口周辺で目撃されたのを最後に、行方不明になった。

 実は、同園では28日夜、次なる作戦を展開する考えだった。台の上に餌となる魚の入ったクーラーボックスを配置することでクンちゃんを招き入れ、近づいてきたタイミングで網をかぶせて捕獲するのが作戦概要。さらに、約3〜5メートルまで接近した際に網を発射して捕獲する「ネットランチャー」も装備した。結局、新作戦を展開できず1週間を迎え、同園を運営する星野和生代表は「出動準備はしているが、居場所がわからず、どうにもならない」と話す。

 行方知れずとなって以降、同園には電話やメールなどで約20件の情報が寄せられている。苫小牧市周辺では羽の黒い部分など、クンちゃんの特徴と似たペリカンを目撃したという情報もあった。ただ、石狩市や岩見沢市、旭川市など、他に寄せられた情報と同様、飛んでいる姿の情報だったことから、確認には至っていない。ペリカンは温帯と熱帯に生息しており、亜寒帯の北海道で冬を越すのは難しいとの指摘も多く、関係者の間には焦りも出始めている。

 2009年には、兵庫県の動物園から脱走したモモイロペリカンを、動きが鈍る夜間、幅約5メートルの狭い水路で網を使って捕獲したケースがある。ただ、今回、クンちゃんが目撃されているのは、いずれも川幅の広い河口付近で、関係者は「同じ手法で捕獲するのは難しく、人形や餌で呼び寄せるしかないのでは」と話す。

 目黒清志園長は「情報提供に感謝している。地上に降りた目撃情報にも期待している」と語る。情報は同園(011・596・5300)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150904-OYTNT50048.html

ペリカン逃亡10日、札幌からどこへ? 2mの囲い飛び越える【どうしんウェブ2015年9月1日】
 札幌市南区の民間動物園から8月21日に逃げたペリカン1羽は、31日夕方の時点で依然行方が分かっていない。脱走の背景には、天井に覆いを設けず、鳥類の自然な生態を見せる展示方法の難しさがある。3年前に同じようにフラミンゴ1羽が逃げた旭山動物園(旭川市)は再発防止のため、鳥が飛ぶのに必要な風切り羽を切る手入れを徹底した。専門家は「鳥は逃げやすく、特に適正な管理が必要」としている。

 脱走したのは「ノースサファリサッポロ」のモモイロペリカンの雌クンちゃん。21日に、天井に覆いのない高さ2メートルほどの囲いを越えて飛び去った。23〜25日に石狩市の石狩川河口付近、26〜28日に胆振管内むかわ町の鵡川河口付近に姿を見せた後、行方不明のままだ。

 山階鳥類研究所(千葉)によると、モモイロペリカンは東ヨーロッパやアフリカに生息する渡り鳥。同園は今後、クンちゃんが暖かい地域に向かう可能性もあるとみている。

 鳥の脱走を防ぐには、風切り羽を切る方法がある。全国152施設が加盟する日本動物園水族館協会(東京)によると、昨年1年間に報告された鳥類の脱走は群馬県と愛媛県の動物園で2件あり、いずれも捕獲した。同協会は「ペリカンなどの渡り鳥は飛ぶ力が強く、逃げる可能性がある。羽を切っても生え変わっていないかを確認する必要がある」と指摘する。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0174455.html

ttps://archive.is/apU13
ttps://archive.is/nEuI1
脱走ペリカン、動き鈍る夜に捕獲作戦…初日失敗【YOMIURI ONLINE2015年8月28日】
動物園から逃げたペリカンか 捕獲に失敗【NHKニュース2015年8月27日】

アオバト:有数の飛来地・神奈川県大磯 岩礁に命がけの姿【毎日新聞2015年9月4日】

岩場で海水を飲み、激しい波から逃げるアオバト=神奈川県大磯町の照ケ崎海岸で、丸山博撮影

【アオバト、命がけの姿を写真特集で】
 神奈川県大磯町の照ケ崎海岸で、アオバトの群れが次々に岩礁に舞い降り、激しい波をかわしながら命がけで海水を飲んでいる。

 大磯町役場によると、アオバトは毎年5月から10月ごろ、ねぐらの丹沢山地から飛来する。果実などを主食にしているため、海水から塩分を補っているとみられている。波にのまれて命を落とすこともある。同海岸は全国でも有数のアオバト飛来地として知られ、先月中旬以降、多い日は延べ4000羽以上が飛来。冬になると西日本に移動する。【丸山博】
http://mainichi.jp/select/news/20150904k0000e040173000c.html

ttps://archive.is/A9roi
タグ:アオバト
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コウノトリ、豊岡の放鳥から10年 共生新時代へ韓国と交流【神戸新聞NEXT2015年9月4日】(他3ソース/既報関連多数)

コウノトリを見上げる地元住民ら=3日午後、韓国・忠清南道礼山郡(撮影・斎藤雅志)
 韓国西部の礼山コウノトリ公園で3日にあった同国初のコウノトリ放鳥。野生復帰事業は国際連携という新たな段階を迎え、日韓両国の関係者は今後、海を越えたコウノトリの交流などに期待を寄せる。兵庫県豊岡市などからの出席者も多く、ちょうど10年前の2005年9月にあった豊岡での初の放鳥を思い出し、感慨深げに話す関係者もいた。(全文はリンク先で)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201509/0008364413.shtml

日韓歓喜 夢大空へ コウノトリ放鳥【朝日新聞デジタル2015年9月4日】
大勢の人たちが見守る中、コウノトリが放鳥された=韓国・忠清南道礼山郡

 韓国西部の礼山(イェ・サン)郡のコウノトリ公園で3日にあった人工飼育のコウノトリの放鳥には、2005年に放鳥を実現させた豊岡市から、中貝宗治市長や県立コウノトリの郷公園の山岸哲園長らも式典に駆けつけ、「10年前の興奮がよみがえった」と祝福した。

 3日午後にあった祝賀式典では、環境相のユン・ソンギュ氏が「韓国でコウノトリと言えば礼山郡と呼ばれるようになる。町おこしにもつながり、若い人が戻ってくることを期待します」とあいさつ。会場では韓国の伝統芸能も披露され、祝賀ムードを盛り上げた。

 同級生20人とコウノトリがプリントされたTシャツを着て式典にきた、近くのクァンシ中学2年、ピョン・サンヒョン君(13)は「韓国で絶滅したコウノトリが自分のふるさとから放鳥されることを誇りに思う」と話した。

 公園内で放鳥されたうち2羽は豊岡市で生まれたコウノトリの血を引く。式典で放鳥用の箱を開ける作業を手伝った中貝市長は「10年前を思い出して興奮した。やっぱりコウノトリには青空が似合う」と満面の笑みを浮かべた。

    ◇

 放鳥に合わせてコウノトリ公園近くの湿地では3日午前、日韓両国の環境市民団体が生き物調査をした。

 日本からは豊岡市のコウノトリ湿地ネット、韓国からは田んぼ湿地ネットワークや生協の会員ら約100人が放鳥したコウノトリの餌になる昆虫や魚などを探した。約1時間半の調査でヤゴやタイコウチ、コイやドジョウなど計44種類の生物が見つかった。コウノトリ湿地ネット代表の佐竹節夫さん(66)は「放鳥という歴史的な日に立ち会えてうれしい。コウノトリを通じて両国の友好を深めていきたい」と話した。

(藤本久格)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1509042900001.html

韓国で人工飼育のコウノトリを初放鳥 日本の先達が協力【朝日新聞デジタル2015年9月4日】
放鳥用の箱が開き、最初の1羽が飛び立った=韓国・礼山郡

 野生のコウノトリが絶滅した韓国で3日、人工飼育していたコウノトリが初めて放鳥され、44年ぶりに韓国の空を舞った。10年前に野生復帰に成功し、今回の放鳥に協力してきた日本の関係者も式典に出席し、見守った。

 韓国では、日本と同じ1971年に野生のコウノトリが絶滅。90年代に入って日本やロシアなどから譲り受けて繁殖させ、野生復帰をめざしてきた。今回放たれた8羽のうち2羽は、2005年に放鳥に成功した兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)から譲られたコウノトリの子孫という。

 韓国西部の忠清南道礼山(イェサン)郡のコウノトリ公園で開かれた式典では、会場にコウノトリが1羽ずつ入った箱が並べられ、午後3時50分に最初の1羽が放たれた。中貝宗治・豊岡市長も箱を開け、コウノトリが上空を2回、3回と舞うと、集まった人たちから「ウォー」と歓声が上がった。

 放鳥に立ち会ったコウノトリの郷公園の山岸哲園長は「10年前の豊岡の放鳥を思い出した。韓国でもコウノトリが定着することを願っています」と話していた。(韓国・礼山郡=藤本久格)
http://www.asahi.com/articles/ASH934R8YH93PIHB01M.html

コウノトリ、アジアに広がれ…韓国で放鳥【YOMIURI ONLINE2015年9月4日】
木箱から解き放たれるコウノトリ(3日、韓国・礼山郡で)=松田聡撮影
 【礼山イエサン(韓国西部)=松田聡】野生のコウノトリの復活に向け、韓国・忠清南道チュンチョンナムド礼山郡で3日、同国で初となるコウノトリの放鳥が行われた。今後、中国などにいる野生の鳥と交配が進めば、生息数の安定につながると期待される。

 韓国では、農薬の使用で田んぼに餌となる生き物が減るなどし、1971年に絶滅。そのため96年以降、国立韓国教員大が、日本やロシアなどから譲り受けて、飼育、繁殖させてきた。

 この日は、今年6月に開園した礼山コウノトリ公園の一帯で、8羽が放たれた。翼を広げて飛び立つ姿に、日韓の関係者から、大きな歓声が上がっていた。

 日本での放鳥は2005年の兵庫県豊岡市が最初。今年7月には千葉県野田市でも行われ、近く福井県越前市でも予定されている。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150904-OYO1T50003.html

コウノトリ初放鳥へ豊岡の取り組み紹介 韓国で講演【神戸新聞NEXT2015年9月3日】
コウノトリの野生復帰の取り組みについて講演やパネル討論があった国際フォーラム=2日、韓国・忠清南道礼山郡
 韓国で初めてとなるコウノトリの放鳥を前に、「第1回朝鮮半島コウノトリ保全のための国際フォーラム」が2日、同国西部の忠清南道礼山(チュンチョンナムドイェサン)郡の礼山文芸会館であった。研究者や地元住民ら約300人を前に、豊岡市の中貝宗治市長や「県立コウノトリの郷公園」(豊岡市祥雲寺)の江崎保男研究部長らが講演した。

 フォーラムは、コウノトリの保護増殖に取り組んできた国立韓国教員大学と同郡が主催。同大のキム・ジュソン総長が開会のあいさつで、「韓国内にコウノトリが生息し、環境に配慮した農業が普及することは、韓国が生態系維持の取り組みで先進国となることにつながる」と野生復帰事業の意義を述べた。

 続いて中貝市長が、今年放鳥開始から10周年となる豊岡の野生復帰事業や、環境に配慮した地域づくりなどについて写真を交えて紹介。「これからも長い道のりをさらに歩んでいく」と述べた。

 郷公園の江崎研究部長は日本での野生復帰事業の現状を解説した。その後のパネル討論には郷公園の山岸哲園長が参加。中貝市長の発表を踏まえ、「野生復帰には、研究の力と地域の力をどのようにして結び付けるかが重要になってくる」などと話した。

 3日午後は、同郡内の「礼山コウノトリ公園」で、放鳥式典が行われる。(斎藤雅志)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201509/0008361239.shtml

コウノトリ復活に向け、韓国で国際フォーラム【YOMIURI ONLINE2015年9月3日】
 【礼山イエサン(韓国西部)=松田聡】絶滅した野生のコウノトリの復活に向け、人工飼育の8羽が3日に初放鳥される韓国・忠清南道チュンチョンナムド礼山郡で2日、日韓の研究者らによる国際フォーラムが開かれ、両国の鳥が行き来し、東アジアで繁殖するための課題などが話し合われた。

 日本では兵庫県が10年前から同県豊岡市で放鳥に取り組んでおり、2014年と15年に同市生まれの2羽が韓国に飛来。国立韓国教員大の朴是龍パクシリョン教授は「韓国にも野生復帰の拠点を50か所造りたい」と述べた。

 兵庫県立コウノトリの郷さと公園の江崎保男・統括研究部長は、近親間の交配を避けるため日本では遺伝的に遠い個体群(集団)間の繁殖を目指していると説明。「韓国でも新たな個体群ができるのを期待している。お互いの国を行き来してほしい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150903-OYO1T50004.html

韓国コウノトリ放鳥 豊岡で国際フォーラム【朝日新聞デジタル2015年9月3日】
山岸哲園長(左端)も参加し、コウノトリ保護の国際協力などについて話し合われたパネルディスカッション=韓国・礼山郡の礼山文芸会館
写真・図版
 3日に韓国では初めてのコウノトリの放鳥を控えている忠清南道の礼山(イェ・サン)郡で2日、韓国や日本、ドイツなどでコウノトリの保護にかかわってきた研究者や行政関係者らが集まって「第1回朝鮮半島コウノトリ保全のための国際フォーラム」が開かれた。約300人が参加し、コウノトリの保全に国際協力していくことを確認した。

 フォーラムは「東アジアのコウノトリの移動ルート復元と、コウノトリと共存するための地域文化の創造」をテーマに、コウノトリの繁殖・保護に取り組んできた国立韓国教員大学と礼山郡が開いた。

 主催者を代表して韓国教員大の金周晟(キム・ジュ・ソン)総長が「コウノトリの野生復帰には当初様々な意見があったが、ようやく放鳥までこぎ着けることができた。朝鮮半島のどこででもコウノトリを見ることができるよう、環境にやさしい農業を進めていきたい」とあいさつした。

 基調講演した豊岡市の中貝宗治市長は様々な取り組みによって10年前に豊岡でコウノトリが野生復帰を果たした実績を紹介した後、「コウノトリも共生できる社会をつくるためには、豊かな自然環境と豊かな文化環境を構築する必要がある」と訴えた。

 また、県立コウノトリの郷公園の江崎保男・研究部長は講演で「韓国にコウノトリ生息の拠点が誕生することで、日韓両国の個体が行き来することを期待する」と述べた。教員大の朴是龍(パク・シ・リョン)教授は3日に放鳥されるコウノトリ8羽のうち、2羽が日本で生まれたコウノトリの血を引く個体であることを明らかにした。

 この後、県立コウノトリの郷公園の山岸哲園長ら日韓の研究者ら7人が参加したパネルディスカッションもあった。

(藤本久格)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1509032900002.html

コウノトリ:もっと世界へ 韓国であす初の放鳥 元豊岡市職員・保護増殖活動、佐竹節夫さんにコウノトリ:もっと世界へ 韓国であす初の放鳥 元豊岡市職員・保護増殖活動、佐竹節夫さんに聞く /兵庫【毎日新聞2015年9月2日】
 3日、韓国で初めてコウノトリが放鳥される。かつて豊岡市職員としてコウノトリの保護増殖に関わり、現在はコウノトリ湿地ネット(豊岡市)の代表を務める佐竹節夫さん(66)に、今回の放鳥の意義などを尋ねた。

 佐竹さんは、市立コウノトリ文化館館長、市コウノトリ共生課長などを務めた。これまで、豊岡市を訪れた韓国のコウノトリ関係者と会っており、今回の放鳥では現地を訪れるという。

−−韓国での放鳥の意義は。

 今、大陸(中国、ロシア)と韓国との間には多少のコウノトリの交流があるが、日本と大陸の間にはほとんどない。韓国での放鳥により日韓間で行き来が増えれば、韓国は日本と大陸をつなぐ位置にあるので、日本と大陸との交流にもつながる。

−−日本から韓国に渡ったコウノトリもいます。

 今年の春、韓国忠清南道礼山郡(今回放鳥される所)の近くに、日本から飛び立った雌のコウノトリが1羽おり、同時期にロシアの方からも3羽来ていた。3羽はロシアに帰り、日本からの1羽も日本に帰った。帰国に喜ぶ人が多かったが、私は残念だった。ロシアから来た3羽について行っていれば、そしてロシアでお婿さんを見つけて日本に帰って来て、さらにその子が北上してロシアに行ったりすれば、日本のコウノトリの生息域が拡大していたところだった。

−−日本のコウノトリにも影響があるでしょうか。

 豊岡盆地に住むコウノトリは飽和状態で、若くても遠くに渡らない個体が多い。また、独身者が多い。雌同士で結ばれたり、雌が別のコウノトリの巣を攻撃したりしている。

 しかし、韓国で増殖して何十羽にもなれば、日本からも行きやすくなり、分布域が広がる。韓国に長期滞在したり、そこで結ばれたりする可能性も出てくる。

 コウノトリは本来、せまい土地にいっぱい住む鳥ではなく、昔は独身だとみんな別の土地に渡って行った。東アジアを舞台に行き来してほしい。

−−式典への期待は。

 歴史的なイベントに立ち会いたい。放鳥されたコウノトリがどこを飛んでどこに降り立つのか、見てみたいし、それを地域の人がどう迎えるか見てみたい。

    ◇

 コウノトリの放鳥は3日、韓国西部の忠清南道礼山郡で韓国教員大と礼山郡が行う。式典では8羽を放鳥する。式典に参加する県立コウノトリの郷公園の江崎保男・統括研究部長は、今回の放鳥について「日本と国外の個体群の断続的な遺伝的交流という、郷公園の目標に向けた第一歩となる意義深いもの」と期待している。【柴崎達矢】

〔但馬版〕
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20150902ddlk28040444000c.html

3日に8羽、韓国でコウノトリ放鳥…日本も協力【YOMIURI ONLINE2015年9月2日】
兵庫県豊岡市の取り組みを参考に造られた飼育施設で、一般公開されているコウノトリ(韓国・礼山郡で)=松田聡撮影
 絶滅した野生のコウノトリを復活させようと韓国で3日午後、人工飼育の8羽が放鳥される。兵庫県豊岡市での取り組みが成功し、日本側も技術面で協力。今後、中国などにいる野生の鳥との交配が進むと、生息数の安定につながるといい、日本の研究者も渡韓して放鳥の瞬間を見守る。

 韓国では、農薬の使用で田んぼに餌となる生き物が減るなどし、1971年に絶滅した。国立韓国教員大が96年以降、日本やロシア、ドイツから譲り受けて飼育、これまで169羽に増やした。県立コウノトリの郷さと公園(豊岡市)で飼育する県や同市は、研究者の視察受け入れや、農家が無農薬の稲作方法を手ほどきするなど協力した。

 今回、韓国西部・忠清南道礼山チュンチョンナムドイエサン郡の施設で放鳥される8羽には、東京・多摩動物公園や県立コウノトリの郷公園の子孫も含まれる。

 かつて東アジア全域に生息していたコウノトリは現在、ロシアと中国に2000〜3000羽。日本では野生復帰を目指して2005年に豊岡市、今年7月には千葉県で放鳥している。今秋には福井県越前市でも予定する。

 1日は教員大のスタッフが、仁川インチョン空港で国内外の研究者らを出迎えた。放鳥に立ち会う同公園の山岸哲園長は、「放鳥が成功し、韓国でもコウノトリの野生復帰に取り組むセンターが増えれば」と期待を寄せている。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150902-OYO1T50010.html

広がれコウノトリ生息地 韓国で初の放鳥、豊岡市が支援【朝日新聞デジタル2015年8月31日】
韓国・礼山郡の「コウノトリ公園」の施設で飼育されているコウノトリ=韓国教員大提供

 野生のコウノトリが絶滅した韓国で9月3日、人工飼育していたコウノトリが初めて放鳥される。10年前にコウノトリの野生復帰を実現させた兵庫県豊岡市や研究機関が協力し、44年ぶりの野生復帰につなげようという試みが始まる。

 今回、放鳥が予定されているのは8羽。ソウルから約110キロ南の忠清南道礼山(イェサン)郡にあるコウノトリ公園で放される。

 日本と同様、韓国でも1971年、野生のコウノトリは絶滅した。その後、日本やロシアなどから譲り受け、忠清北道清州市の韓国教員大学で人工飼育を続けてきた。

 2005年9月に放鳥に成功した兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)からは6羽が譲られた。現在は約170羽を飼育。今年6月、豊岡を参考に、人工飼育と放鳥の新たな拠点としてコウノトリ公園が設けられた。

 韓国のコウノトリ研究の第一人者とされる教員大の朴是龍(パクシリョン)教授は「放鳥に向けた訓練や生息地の管理方法など、多くの知識を日本と共有できた」と話す。コウノトリの郷公園の江崎保男・研究部長は「東アジアに新たな研究拠点ができるのは心強い。日韓で個体の行き来が進めば、種の保全に不可欠な遺伝的多様性が増すことにもなる」と喜ぶ。

 豊岡市は12年、トキの保護に取り組む新潟県佐渡市や、韓国南部の慶尚南道の郡などと「日韓自治体ネットワーク会議」を始めた。多様な生物と人間が共存できる環境づくりについて情報交換を続ける。

 今年6月に慶尚南道を訪れた中貝宗治・豊岡市長は「(日韓は)政治的な問題を抱えていても、コウノトリをシンボルとする環境の取り組みでは両国のハートが響き合っている」と話す。

 民間レベルの交流も盛り上がりつつある。

 13年9月には韓国の小学生が豊岡を訪れ、コウノトリがえさを捕る湿地で地元の子どもたちと生き物調査をした。昨年10月には豊岡の小学生が韓国の小学校を訪問し、コウノトリが生息できる環境づくりについて発表した。今年2月には、市民団体などでつくる協議会が韓国の環境団体メンバーらを豊岡に招き、湿地やコウノトリの郷公園を回る体験エコツアーも開いた。

 豊岡市でコウノトリがすむ水辺の環境保護に取り組む市民団体「コウノトリ湿地ネット」代表の佐竹節夫さん(66)は「東アジアにコウノトリが生息する環境が広がることはうれしい。コウノトリの分布の広がりとともに人間の往来も盛んになり、文化や経済の交流も更に活発になっていくのでは」と期待する。(藤本久格)
http://www.asahi.com/articles/ASH8T56TGH8TPIHB029.html

コウノトリ 韓国で放鳥 9月3日、豊岡育ちの子孫も【神戸新聞NEXT2015年8月31日】
トキ放鳥「礼山郡、豊岡市」
 日本と同じようにコウノトリの野生復帰に取り組んでいる韓国で初めての放鳥が3日、同国西部の忠(チュン)清(チョン)南(ナム)道(ド)礼(イェ)山(サン)郡である。同郡内にある礼山コウノトリ公園で式典が開かれ、技術協力などを続けている豊岡市側の中貝宗治市長や県立コウノトリの郷(さと)公園(同市祥雲寺)の山岸哲(さとし)園長らも出席する。

 式典では計8羽を放鳥。うち6羽を直接、野外に放つほか、ケージで飼育していた2羽を、天井を開放する形で飛び立たせる。放鳥されるコウノトリには、県立コウノトリの郷公園や多摩動物公園(東京都)から譲渡された鳥の子孫も含まれる。

 韓国では、1971年に雄が猟師に撃たれて野外のコウノトリが絶滅。保護した雌も23年後に死に、96年、野生復帰事業が始まった。国立韓国教員大学が、日本のほか、ロシアなどからコウノトリの成鳥や有精卵を譲り受けて繁殖に取り組み、現在、同大と礼山コウノトリ公園で計約170羽を飼育している。

 放鳥に先立ち、2日には「第1回朝鮮半島コウノトリ保全のための国際フォーラム」が同郡で開催され、中貝市長や郷公園の江崎保男研究部長が講演、パネル討論に山岸園長も参加する。(斎藤雅志)
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201508/0008355118.shtml

ttps://archive.is/nHT7F
ttps://archive.is/J20ed
ttps://archive.is/77XkL
ttps://archive.is/QYoOA
ttps://archive.is/zgiPN
ttps://archive.is/fIHdS
ttps://archive.is/r5ssR
ttps://archive.is/xW0HR
ttps://archive.is/DQ4Zj
ttps://archive.is/TbIiU
ttps://archive.is/tIUyv
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平城宮跡で2万5千羽のツバメが空中ショー まるでおとぎ話の世界【奈良経済新聞2015年9月4日】

サーチライトに照らされ流星のように輝くツバメ(写真奥は平城宮跡・第一次大極殿 9月3日18時30分ごろ撮影)

 平城宮跡で9月3日、約2万5000羽の「ツバメのねぐら入り」が観測された。

見る人を楽しませるかのように飛び回るツバメ

 スズムシの鳴き声が響く平城宮跡で18時20分過ぎ、数羽のツバメが今日のねぐらを確認するかのように数分にわたり旋回し始めた。その後南東から1000羽を超えると見られるツバメの大群が押し寄せ、時間がたつごとにその数を増し、10分ほどでツバメの影が空一面を覆った。

 平城宮跡・第一次大極殿の前庭を飛ぶと、同所をライトアップするサーチライトにツバメが照らされて流星のように輝く。ツバメはまるで見る人を楽しませるかのように上空を何度か旋回した後、空から降るようにねぐらに入る。

 手の届きそうな距離を大群が飛ぶその様子はまるでおとぎ話や漫画の世界に迷いこんだかのように錯覚するほど。ツバメのねぐら入りは約20分で終了し、その後はスズムシなどの鳴き声をかき消すツバメの鳴き声が響いていた。

 日本野鳥の会奈良支部の調査によると、この日の平城宮跡のツバメの数は約2万5000羽。8月上旬の最盛期には約5万5000羽の「ねぐら入り」を観測したという。「関東方面から飛んできたツバメが平城宮跡で休み、次の日には西に飛んで行くのでは」と同支部の中元さん。以前は県内各所にねぐらがあったが、現在は環境の変化により消滅したため、「ここ数年平城宮跡に集まってきている」とも。

 同会の堀本理華さんは「ツバメが驚くのでカメラのフラッシュなどの強い光や大きな音を立てず、ねぐらのある茂みに入ることもやめてほしい。静かに見守ってほしい」と呼び掛ける。

 同会では、全国のねぐらを紹介する「ツバメのねぐらマップ」を製作し無料配布している。申し込みは同会ホームページまで。
http://nara.keizai.biz/headline/997/

ttps://archive.is/uimJh
タグ:ツバメ
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【千葉】アホウドリ復活の軌跡をたどる 我孫子・鳥の博物館で企画展【東京新聞2015年9月4日】

アホウドリの模型が並ぶ会場=我孫子市の鳥の博物館で

 一時は絶滅したと考えられていた国の特別天然記念物のアホウドリが、研究者らの手で繁殖に成功し、復活を遂げる軌跡を描いた企画展が、我孫子市の鳥の博物館で開かれている。6日まで。 (三輪喜人)
 アホウドリは北太平洋に生息する最大の海鳥で、伊豆諸島の鳥島(とりしま)や小笠原諸島に生息した。明治時代に羽毛採取のため乱獲され、絶滅したと考えられていたが一九五一年に鳥島で再発見され、保護活動が始まった。
 九一年には、山階鳥類研究所(我孫子市)や長谷川博東邦大名誉教授らが、アホウドリの模型や音声を使って鳥島内に新たな繁殖地をつくる活動を開始。十五年かけて成功した。
 鳥島は火山島で噴火する可能性があることから現在は、ひなを別の島に移し、そこを繁殖地にする計画が進む。すでに、新しい島で育ったひなたちがつがいをつくり、次の世代のひなが巣立っている。
 会場には、アホウドリの模型など繁殖の取り組みを展示。一九三〇年に同研究所の創設者、山階芳麿(よしまろ)が撮影した鳥島の映像も公開している。
 担当者は「一度絶滅しそうになった鳥を復活させるのに、多くの努力と時間がかかることを知ってもらいたい」と話した。一般三百円。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150904/CK2015090402000180.html

ttps://archive.is/UoFtI
タグ:アホウドリ
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【あんしん!ペットライフ】(115)セキセイインコの餌【産経ニュース2015年9月4日】

 インコカフェやインコアイスなどが続々と登場し、ちまたで「インコブーム」が巻き起こっています。インコはよく手軽に飼えると言われていますが、本当にそうなのでしょうか? 今回は、インコを飼う上で大切な「食事」のポイントについて、セキセイインコを例にお話ししたいと思います。

 セキセイインコの餌の種類は、大きく分けて2種類あります。1つは、総合栄養食(ペレット)を主食にする方法、もう1つは、アワやヒエなど殻付きの雑穀を主食にする方法です。

 現在、総合栄養食を主食に与えているようであれば、栄養素的には問題ありません。しかし、雑穀を主食にしているセキセイインコには、カルシウムやミネラルなどの栄養を補うため、青菜やカキの殻などを砕いた「ボレー粉」と、ビタミン剤を必ず与えてください。ビタミン剤を与えないと、ビタミン欠乏症やヨード欠乏による甲状腺腫という病気になる可能性もあります。

 また、「雑穀は殻が飛び散って掃除が大変」という理由で、あらかじめ殻がむいてある「むき餌」を与える方もいますが、くちばしに問題がない限り、栄養素が高い殻付きの餌を与えてほしいと思います。

 一方、殻付きの餌を主食にしている鳥に、急に「明日から総合栄養食にしよう」ということは絶対にしないでください。餌の種類を変えるのは、鳥にとって大きなストレスにもなるからです。

 生き物を飼う前には、動物の生活習慣をきちんと勉強し、正しい知識を持ってほしいと思います。人と暮らす幸せな鳥が、一羽でも多くなることを願って。(アニコム損保 獣医師 渡辺賢介)
http://www.sankei.com/life/news/150904/lif1509040003-n1.html

ttps://archive.is/WF58n
posted by BNJ at 11:49 | Comment(0) | 愛玩鳥/飼い鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

埼玉・越谷、シラコバトの繁殖用飼育舎建設へ【産経ニュース2015年9月4日】(既報1ソース/キャンベルタウン野鳥の森)

 越谷市は、大吉公園にある「キャンベルタウン野鳥の森」(同市大吉)に国の天然記念物、シラコバトの繁殖用飼育舎を建設することを決め、開会中の9月議会に提案した9月補正予算案に建設費450万円を計上した。今年度中に完成し、平成28年春からペアを飼育、繁殖を目指す。

 野鳥の森は20年からシラコバトを飼育。昨年10月に初めて1羽の繁殖に成功したのを始め、同じペアから今年3月、5月と計3羽のひなが巣立った。野鳥の森にはひなを含め11羽がおり、そのうち雄は推定4羽、雌は同7羽いる。

 繁殖用飼育舎は木造平屋で床面積は約26平方メートル。4室に区切られ、それぞれ止まり木などを設置する。同野鳥の森は当初は実績のあるペアを移し、繁殖を進めていく方針。

 シラコバトは県民の鳥で県マスコット「コバトン」のモチーフになった。県内には昭和50年代には県東部を中心に推定約1万羽が生息するとされたが、平成25年越冬期の県の調査では確認数が107羽に激減している。
http://www.sankei.com/region/news/150904/rgn1509040024-n1.html

越谷市:「シラコバト」繁殖、飼育舎を建設へ 450万円補正予算案 /埼玉【毎日新聞2015年9月2日】
 越谷市は国の天然記念物「シラコバト」の繁殖を進めるため、新たな飼育舎の建設費450万円を9月補正予算案に計上し、1日開会の定例議会に提案した。同市は「県のシラコバト保護の一環として、飼育している越谷でも繁殖に努めていきたい」としている。

 計画によると、11羽を飼育している同市大吉の「キャンベルタウン野鳥の森」に約25平方メートルの新飼育舎を建設し、繁殖用のケージを設置する。現在の飼育舎が手狭になったための措置で、来年3月の完成を目指すという。

 シラコバトはキジバトの仲間で、小型で尾が長く、首に黒い横線があるのが特徴。1980年代初めには、県東部を中心に推定約1万羽が生息するとされたが、生息地の市街地化もあって激減。県の調査によると、2013年越冬期の確認数は107羽だった。

 「県民の鳥」「越谷市の鳥」にも指定されており、県こども動物自然公園(東松山市)などでも飼育されている。【鈴木篤志】
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20150902ddlk11010196000c.html

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(時時刻刻)天安門前、戦車とハト 中国・70年式典【朝日新聞デジタル2015年9月4日】

天安門前で行進する中国軍兵士=いずれも3日午前、北京、矢木隆晴撮影

 中国で3日、開かれた「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念式典で、習近平(シーチンピン)指導部は大国としての力を誇示しつつ、脅威論の払拭(ふっしょく)を図ろうとした。しかし、国際社会の不信は根強く、国内も祝賀ムードに浸ってばかりはいられない現実がある。▼1面参照

 ■軍ハイテク化は加速/脅威論を意識「覇権唱えず」

 式典の幕開けを告げる70発の号砲が鳴り終わると、習国家主席は、来賓の各国首脳や共産党の新旧の指導者たちを従えるように天安門の壇上に立った。

 習氏は演説で、列強による侵略の歴史から中国を抜け出させた抗日戦争の意義を語り、「中国は永遠に覇権を唱えず、拡張も図らない」と、平和的な発展を目指す姿勢を強調。「中国は30万の兵力を削減する」と宣言すると、天安門広場で見守る約4万人の党、軍関係者、市民から大きな拍手がわき起こった。

 式典の最後には約7万羽のハトも放たれ、「反ファシズム戦争勝利」を記念した式典が「平和を守る決意」(習氏)を示すイベントであるというメッセージを強く演出した。

 ところが、パレードでは、空母に艦載される中国海軍の主力戦闘機「殲15」や大型の無人偵察機「BZK005」、米本土に攻撃可能な大陸間弾道ミサイル「DF(東風)5B」、陸軍主力戦車の「99A式」などを次々と披露した。

 軍事力を誇示しながら、宣言された兵員の大規模削減。その意義を北京の外交筋は「実質的な軍縮ではなく、軍の現代化を目指す中国軍の今のニーズを反映したにすぎない」と読み解く。

 中国軍は現代戦に適応するため「伝統的な陸軍重視から海空軍重視」(国防省)への転換を目指している。陸軍などの余剰兵力の削減は、むしろ長年の課題。1980年代以降、数十万単位の兵力削減を繰り返してきた。一方、国防予算は5年連続で2桁の伸び率を続け、「ハイテク装備の開発に注力する」(李克強(リーコーチアン)首相)動きを加速。この日のパレードで示したのは、まさにその成果だった。

 一方で、「平和発展」を強調した習氏の演説には、国際社会に広がる「脅威論」を無視できなくなっている中国の姿もにじむ。

 式典の演説で歴史認識問題を巡る日本への言及が影を潜めたのも、8月に安倍晋三首相が発表した戦後70年談話への一定の評価に加え、式典の「抗日」色が強まることへの欧米などの懸念への配慮もあったとみられる。

 だが、「周辺外交」など融和的なかけ声の一方で、領土や海洋権益を巡り、国際ルールを無視してなりふり構わず力の行使を続ける中国への反発は根強い。

 この日、パレードを見守る習氏の隣にはプーチン・ロシア大統領、さらに朴槿恵(パククネ)・韓国大統領が並んだ。

 ただ、この2人を除けば、首脳級の来賓は中ロの影響力が強い上海協力機構やアジア相互協力信頼醸成措置会議の関係国などが目立った。式典前は習氏と親しげに言葉を交わしていた朴氏も、パレードの最中は座ったままで、ぎこちなさも漂わせた。

 (北京=倉重奈苗、林望)

 ■大国強調、市民に温度差 式典連休、日本で爆買いの人も

 国際社会からの警戒を買いながらも軍事力を誇示するのは、国内統治を安定させるため、という面が大きい。

 急速な発展で世界第2の経済大国となった中国のかじ取りを担う習指導部は、13億の国民を束ねる新たな目標として「中華民族の偉大な復興」を掲げた。

 12年秋の発足直後から前例のない「反腐敗」の取り組みで党内外の支持を集めたものの、新鮮さは薄れ、「偉大な復興」という公約を目に見える形で示していく時期にさしかかっている。

 その柱が、領土や主権を守る国の力強い姿だ。パレードをテレビで見た庶民の多くは「祖国が強く、大きくなっているのを実感した」(河北省承徳市の26歳女性)と、好意的に受け止めた。

 ただ、その国内でも「やり過ぎ」の弊害が浮かぶ。

 天安門から北東へ65キロ。600人以上が働く国内ビール最大手、華潤雪花ビールの北京工場は1日、静まりかえっていた。8月下旬、当局に生産停止を命じられた。「減産で済むと思ったら全部ダメと言われた。稼働日が10日も減れば収入にも響くよ」。男性従業員は肩を落とす。

 パレード当日に青空を実現するだけのために、大気汚染の原因となりそうな工場は広範囲で停止を命じられた。7省・直轄市に及んだ措置は一部停止を含めると1万を超えた模様だ。

 政府幹部は「元々環境対策や作りすぎのため、止めるべき工場も多かった」(国家発展改革委員会の寧吉封寰蜚C)と突き放すが、車の量や建設工事まで激減させ、北京周辺の産業活動は一時、マヒに近い状態となった。8月に170人以上の死者・行方不明者を出した天津の大規模爆発事故に続いて、経済に追い打ちをかける。

 折しも、中国経済が減速する懸念で、世界は「中国ショック」とも呼ばれる株安に揺れる。軍事パレードに熱を上げる政府の姿勢に、市民も共感一色とは限らない。地方別の経済成長率が全国最低の遼寧省。省都・瀋陽に住む大学職員の40代男性は「こんなに不景気なのに、軍備やパレードにお金をかけていいのか」と首をかしげる。

 3日の東京・銀座では、式典のためにできた連休を使って訪れた中国人旅行客の姿が目立った。上海から婚約者と一緒に来た会社員男性(26)は「歴史は頭にあるし敏感な問題」と話しつつ、「買い物予定額は計200万円」と百貨店をめぐった。(斎藤徳彦、平賀拓哉=北京、奥田貫)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11946925.html

ttps://archive.is/gIryt
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滋賀)びわこ文具人気 販売店は3倍、商品も100超【朝日新聞デジタル2015年9月4日】(カイツブリ)

クリップやマスキングテープ、ヨシ入りノートなどびわこ文具の数々=大津市内
写真・図版
 琵琶湖をテーマにした「びわこ文具」が人気だ。環境配慮のコンセプトに加え、遊び心あふれたデザインが観光客らに受け、ホテルや土産物店に販路が広がっている。販売店数は1年で3倍に増え、関連の商品も100を超えた。

 年間60万人が利用する大津プリンスホテル(大津市)。1階にある土産物売り場では、高島の和ろうそくなどと並び、琵琶湖をかたどったクリップやヨシを原料にしたノートなど「びわこ文具」が約30種類並ぶ。ホテル内にあるコンビニと2カ所で昨年春から並べたところ、20〜50代の女性中心に買い求められている。雑貨部門で一番の売れ筋だという。販売担当の山根桂さん(40)は「細部に遊び心があり、滋賀のPRに打ってつけ」と話す。

 びわこ文具をつくるコクヨ工業滋賀(愛荘町)によると、評判が口コミで広がり、文具店だけでなくホテルや土産物店から声がかかり、販売店数は昨年8月の24店舗から1年で77店舗に増えた。

 琵琶湖の形のクリップや湖と人のかかわりなどを模様にしたマスキングテープは、これまでに計2万個を売り上げた。今年3月からは、琵琶湖のほか県鳥のカイツブリの脚や、ナマズの尾をかたどった付箋(ふせん)のセット「びわこふせん」も登場。貼り付けるとノートから脚やしっぽが出てかわいいと好評で、限定2千個だったが、増産を検討している。

 ラインアップは当初の30商品から100商品を超えた。琵琶湖博物館と共同開発した「お魚ノート」もある。ヨシを使ったノートや付箋には東近江市で誕生したキャラクター「飛び出し坊や」も登場した。

 同社は2007年、水質浄化に役立つヨシをノートやコピー用紙の原料にしたエコ文具「リエデン」を開発したが、当初はビジネス向け。より多くの人に手にとって欲しいと新たな商品を昨年から企画している。

 開発担当の福田裕子さん(32)は現在、ヨシからプラスチックをつくり、様々な文具に応用できないか構想を練る。「手にとった人にちょっとでも幸せを感じてもらえるように、手間をかけてものづくりをしていきたい」と話している。(佐藤常敬)
http://www.asahi.com/articles/ASH8G53BCH8GPTJB00K.html

ttps://archive.is/7NsNj
タグ:カイツブリ
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