2015年09月08日

普通切手「メジロ」や「銀鶴」が販売終了に 新旧デザイン、どう違う?【ハフィントンポスト2015年9月8日】(ホトトギス/コブハクチョウ/オシドリ/モズ/イカル)

日本郵便は9月1日、普通切手の一部の販売を9月30日で終了すると発表した。2月2日に、消費増税に合わせて新デザインの普通切手12種が発行されたことに伴う処置。

販売終了となる旧デザインの普通切手は、5円の「こぶはくちょう」や50円の「メジロ」、100円の「銀鶴」など15種類。在庫限りの販売になるという。

なお、新デザインの1円普通切手では、旧デザインでも使われていた「前島密像」を題材としている。前島は近代郵便制度を創設した日本近代郵便の父。「これだけは変えられない」として、新デザインにも残された。

以下に、販売終了になる切手と、新デザインの切手を紹介する。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/08/japan-post-stamps_n_8102270.html

ttps://archive.is/Ue2aX

posted by BNJ at 22:36 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

展示:フクロウ子育て写真60点 那須で21日まで /栃木【毎日新聞2015年9月8日】

 巣箱を設置してフクロウの営巣環境を作る活動を続けているNPO法人「グラウンドワーク西鬼怒」=宇都宮市=の写真展「フクロウと歩んだ10年」が那須町高久甲のサッポロビール那須・森のビール園で開かれている。21日まで。

 フクロウは身近な里山に生息するが、夜行性で一般の目に触れる機会が少ない。その産卵から巣立ちまで、子育ての様子などが写真で紹介されている。

 羽を広げて夜空に浮かび上がる親鳥、巣箱でかえったひな鳥、餌として捕らえられたネズミ十数匹の写る巣箱、顔立ちも整った巣立ち間近の幼鳥−−など貴重な写真約60点。成鳥の剥製や営巣環境保全活動の解説文も掲示されている。

 午前10時半〜午後4時、入場無料。問い合わせは同法人(電話028・673・9766)。【柴田光二】
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20150908ddlk09040071000c.html

ttps://archive.is/onQIo
posted by BNJ at 22:01 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(ひと)高橋武市さん 北の大地に1人で「夢の庭」を築いた観光花園主【朝日新聞デジタル2015年9月8日】(既報1ソース/野鳥/渡り鳥)

 オホーツク海に近い北海道滝上(たきのうえ)町で、観光花園「陽殖園(ようしょくえん)」を60年かけて1人で築いた。「太陽が育て殖(ふ)やしてくれる庭」との思いを込め、約8ヘクタールの小高い山に約800種の花が途切れることなく咲く。ガーデンの「秘境」として道外の愛好家の心もつかむ。

 開園は中学2年の時。家は貧しい開拓農家で、小学生のころから野生のウサギの肉や皮を売り、野菜を背負って行商に出た。ある日、野菜かごに入れたレンゲツツジ3本がその日の野菜より高く売れた。「花は売れる」と確信し、山の斜面に小さな段々の花畑を造った。中学卒業後、本格的に切り花の卸や鉢植えの行商を始めたが、温室で育てた主力のサボテンが突然の寒波で壊滅。「この土地で育つ花を育てる」と誓った。

 作業用の一輪車で土を運んで散策道に起伏を持たせ、渡り鳥が羽を休める四つの池を造った。昆虫を「天然の助手」と呼び、50年前から農薬や肥料を使わない。スタッフはおらず、来客受け付けからガイドも1人でこなす。独学で品種改良し、真っ赤なルピナスや八重咲きのヒメヒマワリを作った。

 エゾリスやキツネにも遭える「夢の庭」。花の絵地図はすべて頭の中にある。後継者はなく、「育てた草花が自然の光景に溶け込むような庭」をひたすら目指す。これからハギが見頃を迎え、27日に今季の営業を終える。

 (文・写真 奈良山雅俊)

    *

 たかはしぶいち(74歳)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11953235.html

北海道)1人で築き上げた庭が「北の造園遺産」に【朝日新聞デジタル2015年8月21日】
60年をかけて1人で陽殖園を造りあげた高橋武市さん=滝上町
 滝上町の自然風観光公園「陽殖園(ようしょくえん)」が、日本造園学会北海道支部の「北の造園遺産」(庭園部門)の第25号に認定された。園主の高橋武市(ぶいち)さん(74)が造園から管理運営まで1人で手がける異色の庭園で、「武市の庭」として全国から注目されている。

 高橋さんは小学5年のころから切り花や花の苗を育てて行商に出た。中学2年になると自宅の裏山に小さな花畑を造り、「太陽が育て殖(ふ)やしてくれる庭」との思いを込めて「陽殖園」と命名した。翌年、修学旅行のために親が子馬を売って用意したお金を、頼み込んで苗の購入費などに回し、花の生産販売を本格的に始めた。豊富な植物の知識を独学で身につけ、自身の感性と自然の地形を生かしながら庭園を築きあげた。

 現在の庭園面積は約8ヘクタール。木漏れ日がさす4・6キロの散策道には、約800種の季節の花々が途切れることなく咲き誇る。渡り鳥が羽を休める池も手づくりで、チョウが舞い、エゾリスやキタキツネにも出会える「夢の庭」だ。「農薬は50年前から使っていない。害虫も発生するが、農薬を使えばその害虫の天敵の昆虫や野鳥にも影響がでる。害虫は増減を繰り返すので、自然に任せている」と高橋さんはいう。

 ガーデニング観光の人気コース「北海道ガーデン街道」(大雪山〜十勝、総延長約250キロ)からは離れているが、愛好家から「最後の秘境的ガーデン」とも言われ、来園者の7割が道外という。庭園の受付も園内ガイドも高橋さんが1人で担当。案内看板に書かれた通り「日本一変わっている花園」だ。

 同学会北海道支部運営委員の笠康三郎さん(緑花計画社長)は「厳しい気象条件の中でこれほど豊かな植物景観を造りあげた技術の素晴らしさに加え、高橋さんの人柄に引かれて本州から多くの愛好家が訪れており、地域の魅力になっている」と高く評価する。

 高橋さんは「開園60年の節目に遺産認定を受け、ありがたい。庭造りは生涯をかけたまさにライフワーク。育てた草花が自然の景観に溶け込むような庭になるまで続けていく」と話している。(奈良山雅俊)

     ◇

 〈北の造園遺産〉 日本造園学会北海道支部(大塚英典支部長)が技術や造形的価値、景観形成などを基準に毎年数カ所を認定。2010年から始まり、6次認定の今年は中野植物園(小樽市、第24号)と陽殖園が選ばれた。部門は都市公園(函館公園、大通公園など11)、並木・街路樹(道庁前イチョウ並木など4)、動植物園(北大植物園など2)、自然公園(大沼公園など2)、庭園(真鍋庭園、梅村庭園など4)、緑地(深川林地)、レクリエーション施設(小樽カントリー倶楽部旧コース)がある。
http://www.asahi.com/articles/ASH8C419XH8CIIPE00K.html

ttps://archive.is/lAmdL
ttps://archive.is/QJ7ZN
タグ:渡り鳥
posted by BNJ at 21:53 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

諏訪湖で銃猟 求め意見書 漁協「ワカサギ採卵 水鳥捕食で激減」【信濃毎日新聞2015年9月8日】(カワアイサ)

銃猟が禁止される前の諏訪湖で、狩猟解禁日にモーターボート上からカモを追うハンター=1991年11月15日

諏訪湖に浮かぶカワアイサ(2011年撮影)
 諏訪湖漁協(諏訪市)は7日、諏訪湖での銃を使った猟の禁止を解除するよう求める意見書を県諏訪地方事務所に提出した。湖に飛来する水鳥カワアイサにより特産のワカサギが捕食され、漁業に大きな被害が出ているとの理由だ。諏訪湖では1995年以降、野鳥や生活環境への配慮から銃猟は全面禁止されており、漁協の問題提起は波紋を呼びそうだ。

 諏訪湖は95年、鳥獣保護法に基づく「銃猟禁止区域(現特定猟具使用禁止区域)」とされ、銃猟が禁止された。指定は10年ごとの更新で、今年10月末に2度目の期限を迎える。このため県は諏訪市、岡谷市、諏訪郡下諏訪町の湖周3市町と各農業委員会、同漁協や信州諏訪農協、環境団体など湖に関係する18団体に意見を求めている。

 同漁協は主要事業として、諏訪湖から流入河川にさかのぼるワカサギの卵を採取し、全国の湖などに出荷。しかし、今年の採卵数は約2億粒と、前年の約25億粒から激減した。漁協は、減少の主因は増えたカワアイサによる捕食と主張。「対策の強化が必要」(藤森貫治組合長)と銃猟解禁に踏み込んだ。

 野鳥のカワアイサは鳥獣保護法で捕獲が原則禁止されている。捕獲するには県による有害捕獲の許可が必要で、漁協側は銃などによるカワアイサ駆除を可能にするよう求める趣旨の陳情書も提出した。県諏訪地方事務所の浅井秋彦所長は「意見を踏まえて精査する」とし、各団体の意見を踏まえ、更新について10月中に判断する考えを示した。
http://www.shinmai.co.jp/news/20150908/KT150907FTI090017000.php

ttps://archive.is/tQHrS
posted by BNJ at 21:46 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鳥へ投石、耕作地荒らす…野鳥撮影でマナー違反相次ぐ【朝日新聞デジタル2015年9月8日】

サンコウチョウの巣にレンズを向ける野鳥の撮影者たち=茨城県内

 デジタルカメラで野鳥を撮影する人が増える中、鳥の生態や環境に影響を与えると心配される事例が全国で相次いでいる。日本野鳥の会は大手カメラメーカーのキヤノンと協力して、撮影マナーを守るよう呼びかけ始めた。

 東京都心から車で2時間ほど。茨城県内に野鳥の撮影スポットとして知られる山がある。7月中旬、望遠レンズを付けたカメラが複数台、1本の木を囲むように設置されていた。

 そばでは中高年の男性が10人ほど、談笑しながら待機していた。「来た!」と誰かが声を上げると、それぞれのカメラに戻り一斉にシャッターを切った。

 レンズを向けていたのはサンコウチョウの巣。目の周りやくちばしが青く、独特の容貌(ようぼう)から人気がある。男性たちはひなに餌を運んでくる瞬間を狙っていた。「カメラ仲間と写真を見せ合う」と一人が話してくれた。近くには撮影目的での立ち入りを禁止する看板が立っていたが、気にするそぶりも見せなかった。

 この山には多くの種類の野鳥が生息する。巣が見つかると口コミやインターネットで情報が広がり、数十人が押し寄せることもあるという。看板は、山を管理する茨城県が4年前に設置した。繁殖時期、巣の近くに大勢の人間が居座ると親鳥が寄りつかなくなる心配があるためだ。サンコウチョウの巣が枝ごと撤去されるという出来事もあった。日本野鳥の会茨城県の池野進会長(65)は「写真を撮影した人が、ほかの人に撮らせまいとしたのではないか」と推測する。

 同会が2012年、全国90支部にアンケートをしたところ、過去5年間で鳥や周辺環境に影響した可能性がある事例が28支部から計65件報告された。「鳥を飛ばせるために投石」「追いかけ回す」といった鳥への行為のほか、「道路に違法駐車」「耕作地を踏み荒らす」など、地域住民から苦情が出たケースもあった。

 栃木支部は「巣の真下で撮影」など11件を挙げた。「写真をきっかけに野鳥が好きになることもあるのであまり厳しく注意したくないが、もう少し配慮してほしい」と当惑する。

 同会はマナー違反が続出する理由の一つに、野鳥撮影者が急増したことを挙げる。デジタルカメラの性能が高まり、初心者でも撮れるようになった。機材にかかる費用は150万円ほど。退職金で購入する人もいるという。野鳥写真家の戸塚学さんは「影響は地域や鳥の種類によって異なる。昔はさほど問題にならなかった行為も、撮影者の数が増えてトラブルにつながりやすくなったのではないか」と話す。

 撮影者が増えるのは、鳥が繁殖を迎える春から初夏にかけてと、渡り鳥が越冬する冬だという。

 キヤノンは昨秋、野鳥の撮影に適したカメラの発売に合わせて「野鳥撮影マナーブック」を発行した。日本野鳥の会が監修し、「巣には近づかない」「珍鳥や人気の鳥の情報を公開しない」など注意事項を7点挙げる。同社商品企画第二課の小林元・課長は「野鳥の生態に影響が出れば良い写真も撮りづらくなる。マナーを守って楽しんでもらいたい」と話す。

 日本野鳥の会は、愛好家に写真を募って掲載する雑誌や新聞などにも配慮を求めている。きれいに撮ろうとするあまり、巣の周りの草木を取り去った可能性がある写真が掲載されることもあるという。富岡辰先・普及室長は「公募の際に野鳥の専門家に意見を聞いたり、注意をしたりしてもらえると問題行為を防ぐこともできる」と話している。(山田理恵)

     ◇

●野鳥撮影のマナー7カ条

■野鳥の巣には近づかない

 繁殖時期(春〜夏)は特に神経質になる親鳥が多く、危険を感じると巣を見捨ててしまうこともある。

■野鳥を追い回さない

 珍しい種類の野鳥が生息地や渡りのルートから外れ、弱っている場合もある。

■珍鳥や人気の鳥の情報を公開しない

 出現場所の情報が出回ると撮影者が一斉に集まり、地域に迷惑をかける場合も。

■周りの人や撮影場所選びに十分配慮する

 長時間の場所取りや私有地への無断立ち入りでトラブルになることも。

■餌付けや環境改変はしない

 木や枝が伐採されるケースが増えている。餌付けによって渡りの時期を逃し、冬を越せず死んでしまうことも。

■自然にやさしいマナーを心がける

 ごみや吸い殻のポイ捨てをしない。

■ストロボは使用しない

 人工照明は警戒心の強い野鳥を驚かせ、思わぬ事故につながる恐れも。

(日本野鳥の会、キヤノン共同制作のマナーブックから)
http://www.asahi.com/articles/ASH8N3QRWH8NUTFL006.html

ttps://archive.is/ESkWc
posted by BNJ at 13:36 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インコ好きの方に朗報!ウェディング姿のセキセイインコのぬいぐるみがお祝いの言葉を届ける電報【プレスリリース2015年9月8日】

かわいくって癒される!ハッピーな気分にさせてくれる!セキセイインコのぬいぐるみ付き電報発売中

ハート電報 2015年9月8日 10時31分

ハート電報から秋のブライダルシーズンに向けて、
ウェディング姿のセキセイインコのぬいぐるみ付きのお祝い電報が新発売!
インターネット電報サービスの「ハート電報」(URL: https://www.heart-denpo.com)は、秋の結婚式シーズンに向け、ちまたで人気の小鳥グッズの中から、セキセイインコのクリップ付きウェディングドールをセットにした電報の発売を開始いたしました。
ブーム到来? 近年、インコの人気がじわじわと高まってきています。色合いもきれいで、ちいさくてかわいらしい。行動がユーモアで愛嬌もある。インコが人々を魅了するのもうなずけます。そんなインコのぬいぐるみも癒しグッズとして人気があります。
セキセイインコは一度つがいになると一生添い遂げるといわれており、ハッピーアイテムとして結婚式を迎える方たちへの電報のお供にぴったり。
「ウェディングことりクリップ(セキセイインコ)電報」が、末永い幸せを願うお祝いの言葉をお届けします。




【商品詳細】
ほんもののインコのようなぬいぐるみは足元にクリップつき。何かにつけたり挟んだりと、ちょっと遊ぶこともできます。
新郎のブルーのセキセイインコはシルクハットと蝶ネクタイ、新婦のグリーンのセキセイインコはパールのネックレスとヴェールを纏ったウェディングドール仕様になっています。
セットの電報台紙は、牡丹をモチーフにしたシンプルなデザイン。台紙の表面に施した質感の違う光沢が上品な仕上がりの「ハート電報 BOTAN」です。

【商品掲載ページ】
◆ウェディングことりクリップ〈セキセイインコ〉+ハート電報BOTAN
https://www.heart-denpo.com/category/product.php?product_id=HT_BD_002BT

誕生日など、その他のお祝いにご利用いただけるノーマルタイプもございます。
◆ことりクリップ〈セキセイインコ〉+ドキドキHAPPYBOX電報
https://www.heart-denpo.com/category/product.php?product_id=HT_BD_001HB

ハート電報 公式サイト
https://www.heart-denpo.com


【ぬいぐるみ製造元】
株式会社セキグチ
http://www.sekiguchi.co.jp
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000011023.html

ttps://archive.is/Q70yY
posted by BNJ at 11:38 | Comment(0) | 国内のプレスリリース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

千葉)油汚れクロツラヘラサギ保護、再び大空へ準備【朝日新聞デジタル2015年9月8日】

保護されているクロツラヘラサギ=市川市、NPO法人行徳野鳥観察舎友の会提供

 絶滅が心配されているクロツラヘラサギが市川市に飛来し、NPO法人に保護されている。6月に見つかった時は黒い油で汚れて弱っていたが、今はきれいになった。体力の回復を待って、再び大空に羽ばたく。

 6月12日に行徳鳥獣保護区で見つかった。保護したNPO法人行徳野鳥観察舎友の会によると、胸から腹にかけて黒い油で汚れ、そのままだと羽の撥水(はっすい)機能が失われて体温が奪われる可能性があったという。当初は警戒心が強く近づけなかったが、大雨が続き衰弱してきたので捕獲し、観察舎に併設された野鳥病院で保護した。油を洗剤で洗い流し、投薬や給餌(きゅうじ)などで体力の回復を待っている。同会の佐藤達夫主任研究員(44)は「この時期の飛来は珍しい。タイミングを見て放したい」と話している。

 クロツラヘラサギはコウノトリ目トキ科で、顔が黒く、へらのようなくちばしが特徴。環境省のレッドリストで絶滅危惧TB類。(棚橋咲月)
http://www.asahi.com/articles/ASH965W3QH96UDCB00J.html

ttps://archive.is/C8cxY
posted by BNJ at 11:32 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペンギン“妊活”へ筋トレ 名港水族館で初の繁殖目指す【中日新聞2015年9月8日】(エンペラーペンギン)

お腹の下で卵を温め、ぽっこりと膨らんだように見えるエンペラーペンギン=名古屋港水族館で(同館提供)

 世界に3カ所しかないエンペラーペンギン飼育施設の名古屋港水族館(港区)が、成功すれば同館で初となる繁殖を目指している。悲願の赤ちゃん誕生に向けて“妊活”に策をめぐらす飼育員たちの次の一手は、まさかの筋トレ、だという。

 名港水族館には雌雄三羽ずつ、六羽エンペラーがいる。毎年四〜五月に求愛と交尾の季節を迎えるが、昨年まではモテる雄が一羽だけだったり、雌同士で恋に落ちてしまったり−。なかなかうまくカップルをつくってくれなかったが、特定の雌雄を隔離して「二羽の世界」をつくるなど工夫を凝らした今年は、めでたく三組が成立した。

 ただ、雄が雌の上に乗って体を重ね合わせる交尾に成功したのは一組だけ。ほかの二組では、上ろうと試みた雄がずり落ちる展開が続いて交尾できず。結局、雌は無精卵を産んでしまった。唯一成功したカップルが産んだ名港史上初の有精卵も、残念ながらふ化しなかった。

 交尾失敗の原因は何なのか。二十四時間回しっ放しの観察カメラの映像を眺め続けた飼育員の材津陽介さん(32)は、はたと思い付いた。「この子たち、筋力不足で姿勢を保てないのでは」

 材津さんによると、南極に住む野生のエンペラーペンギンは毎年、アザラシなど天敵が多い海辺から何日もかけて百キロ以上歩いて安全な繁殖地に向かう。「いわば、筋肉ムキムキに鍛えられた状態で交尾するのが自然の状態。それにくらべ、水族館水槽はあまりに狭い…」

 飼育員仲間と相談し、エンペラーたちに筋力トレーニングを課すことを決めた。具体的には、餌の魚を与える際にあえて高さ四十センチほどの段差に登らせたり、水槽の中の陸地部分をなるべく長く歩かせたり。「効果のほどは未知数ですが、来夏は三カップルとも成功に導きたい」。前代未聞のスパルタ指導は、同居する他種のペンギンたちの繁殖が一段落するのを待ち、来年二月ごろに始める。

 <エンペラーペンギン> 別名コウテイペンギン。体長1.3メートル、体重45キロの世界最大のペンギン。南極大陸の氷上に生息する。飼育、繁殖ともに難しいが、国内では和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドが繁殖に成功している。

 (中野祐紀)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150908/CK2015090802000057.html

ttps://archive.is/RifPH