2015年12月05日

地元小中学生も協力、タンチョウ越冬調査【釧路新聞2015年12月5日】(既報1ソース)

  道が環境省からの委託を受けて実施しているタンチョウの越冬分布調査が4日、釧路、根室、十勝管内を中心にした28市町村(計221カ所)で実施された。このうち、鶴居村では村内15カ所に村内の小中学校5校の児童生徒が調査に協力。給餌場などで羽を休めるタンチョウの生息数をカウントした。タンチョウの観察ポイントとして知られる鶴見台には鶴居中学校の生徒3人が引率した1人の教諭とともにタンチョウの生息数を調査した。午前8時50分の事前予備調査時点では幼鳥6羽と成鳥85羽を確認したが、10分後の本調査の時には、給餌場を飛び立つ個体や群れで飛来する場面が重なり、調査に当たった生徒たちが忙しくカウントの作業を進めていた。
http://www.news-kushiro.jp/news/20151205/201512054.html

タンチョウ:調査を実施 分散化へ、給餌量1割減らす /北海道【毎日新聞2015年12月5日】
 国の特別天然記念物タンチョウの生息状況を調べる道の一斉調査が4日、釧路地方を中心に道内221カ所で行われた。生息数は1500羽超まで回復しているが、越冬期に給餌場へ集中するのが問題となっており、分散化のため給餌量を約1割減らす試みが今冬から始まった。

 主要給餌場の一つ、鶴居村の「鶴見台」では鶴居中の生徒3人が次々に飛来するタンチョウを双眼鏡やカウンターを使って数えた。昨年より13羽多い68羽(うち5羽は幼鳥)を確認。同中2年の村上友祐さん(14)は「足を引きずっている成鳥を1羽見かけた。群れから見放されないか心配です」と話した。

 調査は1952年に始まり、89年からは年2回実施している。今年1月の調査では過去最多の1187羽を確認した。

 環境省は2013年にタンチョウの生息地分散行動計画を策定。給餌場への集中により鳥インフルエンザなどが発生した場合、集団感染で生息数が激減する危険性を指摘した。

 このため、今冬から鶴見台(鶴居村)、鶴居・伊藤サンクチュアリ(同)、阿寒(釧路市)の三大給餌場で餌のデントコーン(飼料用トウモロコシ)を約1割減らした。【近藤卓資】
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20151205ddlk01040372000c.html

ttps://archive.is/T3QdW
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NYタイムズ 世界の話題 ペンギンの次もまかせて! 豪の希少種保護に牧羊犬【朝日新聞デジタル2015年12月5日】

 たった一語の「大虐殺」の大見出し――地元紙の1面は、まるで戦争を報じているかのようだった。その下には、写真が1枚。ペンギンや他の鳥類の死骸が、いくつも写っている。外来種が、在来種を脅かす豪州の生態系の危機を示す一コマだ。

NYタイムズ 世界の話題
 2004年10月のこの紙面は、180羽のペンギンがキツネの餌食になったと報じている。豪南部のビクトリア州にあるミドル島でのできごとだった。その後も被害は増え続け、かつて800羽もいたこの小さな島のペンギンは、翌05年には10羽を下回るようになってしまった。

 それが、今では3桁の生息数にまで回復した。地元の養鶏業者スワンピー(通称。本名はアラン)・マーシュと、意志強固な牧羊犬のおかげだ。

 ログイン前の続き「お偉い方々が、オレの言うことに耳を貸そうとしなかったんだ。6羽に減るまでね」とマーシュは振り返る。「最後はワラにすがったってとこかな」

 その解決策は――キツネが近づかないよう、縄張り意識のとくに強い品種の牧羊犬に守らせればよい、という単純なものだった。そして、見事に成功し、今や地元では語り草になっている。今年9月には、この話をもとにした豪映画「オッドボール(Oddball=変わり者)」が封切られ、犬も主役として登場するようになった。さらに、この方法は、ペンギン以外の希少種を守る有力な手段にもなるとして、ビクトリア州の他のところで試す計画が具体化している。

 豪州では、18世紀に入って欧州からの移住者が、ネコやキツネなどの肉食動物を持ち込むようになった。それまでの生態系は崩れ始め、何十種もの哺乳類が絶滅した。豪政府は最近、絶滅の恐れがある100以上の希少種を守るため、野生化したネコ数百万匹を駆除する方針を発表し、改めてこの問題に焦点が当たった(著名な動物愛護家らの激しい反発もあった)。

 豪南部の海岸には、かつては世界で一番小さなコガタペンギンが数多く見られた。しかし、19世紀にスポーツハンティングの獲物としてアカギツネが持ち込まれると、この無抵抗の小さなペンギンはキツネの格好のエサになった(ネコやイヌにとってもそうだった)。大陸側の集団生息地は消滅するようになり、今ではほとんど島にしか残っていない。

 ミドル島はビクトリア州ウォーナンブール市に近く、1990年代の終わりまでは耳をふさぎたくなるほど多くのコガタペンギンが生息していた。しかし、潮流の変化と堆積(たいせき)物の増加で、この無人島は今世紀初めに浅瀬をつたってキツネが渡るようになってしまった。

 ウォーナンブール市に住むマーシュは、このことを聞いて、どうすればよいのか大まかな見当はすぐについた。ニワトリを放し飼いにして飼育しており、キツネが近づかないよう、ライフル銃を手に夜も長い時間をかけて警戒にあたることが多かったからだ。

 そんなある晩。もっとよい方法の手掛かりを得た。

 「夜中の3時ごろ、近所のイヌがうるさくないて頭にきたんだ」とマーシュは語る。

 でも、それがヒントになった。「一発でひらめいたわけじゃないけど、数日後には、オレが撃とうとしている相手にほえているってことに気づいたのさ」

 すぐに、マレンマ・シープドッグの子犬を求めた。原産地であるイタリアのローマ北西の地名を抱く犬種で、家畜と行動しながらこれを守るのに優れている。縄張り意識が強く、よく知っている人間や動物以外には強い警戒心を示す。

 養鶏場に最初に来た子犬はオスで、「ベン」と名付けられた。自分に与えられた任務をよくこなし、追い返されたキツネの1匹は道路に飛び出し、車にひかれてしまった。

 ミドル島のペンギンの窮状がニュースになるほど深刻になると、マーシュはマレンマ・シープドッグの活用を提案した。「だって、燕尾(えんび)服を着たニワトリみたいなもんじゃない」

 これをとりあえず書面にしたのは、当時、マーシュのもとで働いていた大学生デービッド・ウィリアムズだった。提案書は、きちんと書式にのっとった形に書き直して州の担当部門に提出された。しかし、事態がさらに悪化しているにもかかわらず、許可はなかなか下りなかった。いくつか他の部門も絡んでいて、「協議、協議の連続だった」とウィリアムズは語る。

 結局、06年になって、ベンの娘にあたる最初のマレンマ・シープドッグ「オッドボール」(映画の題名でもある)が島に入った。以来、ここのコガタペンギンは150羽にまで回復した。キツネの被害は1羽もない、と現在は州内で三つの動物園を営む「ズーズ・ビクトリア(Zoos Victoria)」に勤めるウィリアムズは胸を張る。

 マレンマ・シープドッグは自立心が強く、あまり手間がかからない。餌と水さえ与えておけば、ガツガツとすぐに食べ尽くしてしまうこともなく、一定の領域を長期にわたって守ってくれる。

 ミドル島のコガタペンギンにとって、最も危険なのは夏だ。潮の加減で、アカギツネが渡ってくる砂州ができやすくなるからだ。そんなときに、この犬は何日も続けて島にとどまることができる。

 訓練で必要なのは、コガタペンギンの臭いを覚えさせることだ。

 「ペンギンの臭いって、あまりいただけたものではなくてね」とウォーナンブール市の観光サービス部門の責任者ピーター・アボットは苦笑する。「見かけは、抱きしめたくなるような可愛さだけれど、死んだ魚のように臭うんだ」

 それでも、他の家畜と同様にペンギンに接する訓練を繰り返し、守るべき相手であることを教え込まねばならない。

 コガタペンギンは、豪州の大陸部分では激減したが、「近い将来、絶滅の危険性が高い」とも、「絶滅の恐れがある」とも分類されてはいない。それでも、このミドル島の保護策が注目されるのは、コガタペンギンの小規模な生息地を守ったことよりも、もっと絶滅の危険度が高い希少種の保護にも役立つ可能性があるからだ。

 先のズーズ・ビクトリアは、マレンマ・シープドッグを使って、小型有袋類のバンディクートの一種「eastern barred bandicoot」を野生に戻そうとしている。02年以降は自然界では目撃されなくなり、野生に戻す試みもこれまで何回も失敗している。ビクトリア州の陸地に生息するいかなる脊椎(せきつい)動物も絶滅させないことを目標にしているだけに、今度こそはと5カ年計画を立てて意気込んでいる。

 手始めに、マレンマ・シープドッグの子犬2匹をウィリアムズが、メルボルン郊外のウェリビーにある放し飼い方式の動物園で訓練している。まず、計画の三つの実施領域にもいる羊に慣れさせる。そして、バンディクートにも。「臆病な夜行性の動物」とこの動物園の幹部キンバリー・ポーキングホーンが説明する難しい相手だ。

 「ミドル島での成功をもとにしたこの計画は、バンディクート以外の絶滅危惧種にも活用できるのではないか。そう思うと、胸がワクワクしてくる」とポーキングホーンは期待の大きさを語る。

 ミドル島では今、コガタペンギンの属名Eudyptulaから名前をもらった「ユーディ(Eudy)」と「トゥーラ(Tula)」がオッドボールの後を継いでいる。ただし、いずれも8歳になり、引退が近い。

 この事業に携わる地元の団体はこのほど、ネットで1万8千米ドル(1ドル=120円で216万円)相当の資金を集め、次世代の子犬2匹を迎える準備をしている。映画Oddballの興業が成功したことも、寄付を集める助けになった。

 この映画で、オッドボールはちゃめっ気たっぷりの主役として描かれており、いつも地元の野良猫狩り業者の一歩先を行っては、いたずらを繰り返す。それでも、最後にはペンギンを救い、脚光を浴びるようになる。

 実物のオッドボールは、もう14歳になった。引退後はマーシュ家で暮らし、気の向いたときにだけ家の外に出てくる。

 「映画スターのお出ましのようなことは、もうしなくていいのさ」とマーシュは笑った。(抄訳)

(Austin Ramzy)
http://www.asahi.com/articles/ASHC65GNKHC6ULPT001.html

ttps://archive.is/CI5GV
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野生シマフクロウあえて公開 知床、観察と保護共存へ【朝日新聞デジタル2015年12月5日】

【動画】絶滅危惧種、野生のシマフクロウの姿を公開=神村正史撮影

捕らえたヤマメをほおばるシマフクロウ=北海道羅臼町、神村正史撮影

 北海道の世界自然遺産・知床で、絶滅危惧種シマフクロウを来訪者に見せる試みが始まった。保護すべき生物をあえて見せることで、知床の自然への理解を深めてもらおうと、地元観光協会が動いた。環境省は「めったに人目に触れることのない希少種を見せて保護、啓発につなげようとしている非常に少ない事例。良い方向に進んでもらいたい」と見守っている。

「いきもの目線」の迫力360度動画はこちら
 知床半島の羅臼町を流れるチトライ川。日没から間もなく、川沿いの民宿「鷲(わし)の宿」隣の小屋で、家族連れらが薄明かりに照らされた川面を眺めていた。知床羅臼町観光協会の佐藤紳司さんが説明した。

 「シマフクロウの主なエサはイワナの仲間のオショロコマです。その数から考えると、知床では一つの河川域に一つの家族しかすめないでしょう」

 その時、シマフクロウが流れに浮かぶ岩に降り立った。「来た!!」。小屋に歓声が上がる。フクロウは小屋には目もくれず、微動だにしない。何分経過しただろうか。突然、川の真ん中に設けられた給餌(きゅうじ)池へ飛び込み、ヤマメを捕まえた。

 「ここではシマフクロウが野生の姿を見せてくれる。それを見て自然を敬愛する気持ちを育んでもらいたい」と佐藤さん。

 かつて北海道にシマフクロウは約1千羽いたとされるが、大規模な森林伐採やダム建設で、1960〜70年代には推定約70羽に減った。国は84年から給餌や巣箱の設置で保護事業を実施。現在、北海道東部を中心に約140羽にまで回復した。半数ほどが知床半島にいるとされる。

 その希少性や美しさから、カメラマンやバードウォッチャーに人気が高い。環境省は保護の観点から生息地を明らかにしていないが、営巣地を探し出して照明で追い回すといった悪質なケースもあるという。「鷲の宿」でも、出没情報を得てやってきた客同士がトラブルを起こしたり、ストロボの発光について環境省から指導されたりした。

■人の行動は徹底的に制限

 知床羅臼町観光協会は、知られてしまった出没地を「保護と観察の先進地に」と昨年から動き始めた。野生動物への給餌は専門家の間でも意見が分かれるため、シマフクロウを人慣れさせず、野生の捕食能力を失わせない程度のエサのやり方をめざした。

 簡単には捕食できない給餌池にした。エサのヤマメが隠れる石を置き、放すヤマメの数も減らした。川面を照らす明かりも工夫。シマフクロウが活発に活動を始める夕暮れ時の照度にした。

 人の行動も制限した。必ず小屋の中から観察し、小屋から出る時は決まった経路を歩くよう徹底。その結果、シマフクロウは長く姿を見せるようになった。

 環境省釧路自然環境事務所野生生物課の藤井好太郎課長は「最大限配慮された取り組みではないか。保護の結果、シマフクロウの個体数は少しずつ増えている。これからは人との関係を個々の場所で考えていかなければならない」と話している。(神村正史)

     ◇

 〈シマフクロウ〉 国の天然記念物。環境省のレッドリストでは絶滅危惧TA類に指定される日本最大のフクロウ。全長は70センチ近くになり、翼を広げた長さは180センチに達する。日本では北海道と北方領土に分布。道内では東部を中心に140羽程度が河川や湖沼周辺の森林に生息し、うち半数ほどが知床半島にいるとされる。主食は魚類だが、両生類、甲殻類、鳥類、小型哺乳類なども捕食する。アイヌ語でコタンクルカムイ(村の守り神)と呼ばれる。
http://www.asahi.com/articles/ASHD47QFNHD4IIPE03Q.html

ttps://archive.is/7mgKR
北海道)シマフクロウ「餌づけダメ」 国方針に地元困惑【朝日新聞デジタル2016年3月10日】
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花鳥画の魅力紹介 25日まで奈良・大和文華館で企画展【産経ニュース2015年12月5日】(特別企画展「花と鳥の楽園−花鳥を表した絵画と工芸」/鳥類美術)

 時代や国をこえて豊かに展開した花鳥画などの魅力を紹介する特別企画展「花と鳥の楽園−花鳥を表した絵画と工芸」が、奈良市学園南の大和文華館で開かれている。江戸時代の絵師、円山応挙の名が高まった当時の作品も初公開している。

 中国では古来、器物に鳥や花の姿が表現され、唐時代に花鳥文として隆盛。絵画でもこの頃に花鳥の画題が成立した。日本では中国の影響を受けながら特色のある花鳥画が生み出されていった。

 同展では中国、朝鮮と国内の作品計約60件を展示し、国内では平安や江戸時代のものが多い。今年、大和文華館が収蔵した応挙の「雪汀双鴨(せっていそうおう)図」は雪が積もる水辺に雌雄のカモが描かれ、胴体の立体感や皮膚の緻密な描き方に特色が見られるという。洛東遺芳館(京都市)から特別出展された江戸時代の呉春の「孔雀図」は松にとまるクジャクを描いた情趣のある作品。このほか、江戸時代の狩野探幽(たんゆう)の「古画縮図」や渡辺始興(しこう)の「四季花鳥図押絵貼屏風」なども出展されている。

 25日まで。月曜休館。一般620円、高校・大学生410円、小・中学生無料。6日午後2時からは、上村淳之・松伯美術館館長が「花に詩い鳥と語る」と題して特別講演する。

 問い合わせは大和文華館(電)0742・45・0544。
http://www.sankei.com/region/news/151205/rgn1512050023-n1.html

ttps://archive.is/mH9WC
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ふわふわ赤ちゃん ◇ケープペンギン 京都水族館【YOMIURI ONLINE2015年12月5日】

 京都水族館(下京区)で、ケープペンギンの赤ちゃん1羽が生まれた。ふわふわの羽毛に包まれた愛らしい姿が人気を集めている。

 10月10日に産卵が確認された後、親鳥が交代で温め、11月16日に孵化ふかした。今季の誕生は初めて。

 「ピーピー」と鳴きながら、親鳥のおなかの下で温めてもらったり、口移しでエサをもらったりしている。生まれたときの体重は64グラムだったが、1週間後の11月23日には204グラムに成長。体長も一回り大きくなった。

 同館では毎年、10月から翌年5月までが繁殖のシーズンで、例年は10羽前後が誕生している。ベビーラッシュはこれからで、同水族館は公開体重測定など、赤ちゃんを間近に見られる企画を検討している。

 担当者は「日に日に成長していく姿はかわいらしい。子育ての様子も間近に楽しめそう」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20151204-OYTNT50261.html

ttps://archive.is/fpwRL