2015年12月14日

富士山麓、動物交通死続く 1年半で177件確認 標識あっても多発の地域も /静岡県【sippo by Asahi Shinbun2015年12月14日】(カラス/アオゲラ他)

カラスが交通事故死した現場を調べる舟津宏昭さん=6月、静岡県御殿場市水土野
 静岡・山梨両県の富士山麓(さんろく)で11月までの約1年半の間、野生動物の交通事故死が、確認できただけで177件起きていたことが、山梨県富士河口湖町の環境保全団体「富士山アウトドアミュージアム」の調査でわかった。両県とも「動物注意」の標識があるにもかかわらず、事故が多発している地域があったという。

 ミュージアム主宰の舟津宏昭さん(42)らが昨年5月29日〜今年11月13日、両県の国道138、139、469号とその周辺の県道などを車で回り、交通事故に遭った動物の種類、場所、動物の状態などを記録した。確認できた交通事故死だけで177件に上った。

 そのうち、ニホンジカが44件と最も多かった。ニホンジカと衝突した複数の車の所有者に話を聞けたが、いずれも野生動物との事故も適用される自動車保険には入っていなかったという。

 次いで多かったのはタヌキで26件。冬はテン(13件)が目立ったという。富士山周辺で生息が確認されているイノシシの事故死は確認されていない。詳しい理由はわからないという。

 カラスのほか、アオゲラ、オオルリ、シジュウカラ、ヒヨドリなど鳥類の事故は15件に上った。舟津さんは「目立った外傷はないが、首の骨が折れている鳥も多かった。かなりのスピードで衝突した可能性がある」と話す。

 舟津さんが調べたところ、調査地域には約140本の「動物注意」の標識があった。しかし、富士宮市根原や山梨県境の国道139号周辺、山梨県鳴沢村の国道139号と県道71号の交差点周辺、山梨県山中湖村の陸上自衛隊北富士演習場近くの国道138号などでは、標識があっても事故が多発している地域があった。舟津さんは「ドライバーへの情報提供の方法を再検討する必要があるかもしれない」と話した。

 現在、山梨県側の国道事務所などにデータを渡しつつ、情報を提供してもらえるよう話し合いを進めている。舟津さんたちは今後もデータ収集を続ける方針で、富士山周辺で動物の交通事故死を見かけた時、同ミュージアム(090・9369・2296)に連絡を求めている。(杉本崇)
http://sippolife.jp/article/2015121100009.html

ttps://archive.is/jm6y2

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札幌市、独自のレッドリスト 野生生物保護に地域性【どうしんウェブ2015年12月14日】(鳥類あり)

 札幌市は、絶滅やその恐れがある市内の動植物について、「札幌市版レッドリスト」の案を初めてまとめた。環境省や道のランク付けとは異なる札幌市内の生息状況を知ってもらい、環境保護の機運を高める狙い。

 札幌市のリストには動植物279種を掲載。「今見られない」「絶滅危惧」「準絶滅危惧」「情報不足」「留意」に区分けした。「今見られない」は、現在は野生では確認されておらず、生息していないと考えられる種で、環境省レッドリストや北海道レッドデータブックの「絶滅」や「野生絶滅」に当たる。

 道内全域に生息するエゾサンショウウオは、道は「留意」としているが、市内では特定外来生物のアライグマに食べられることが増え、生息地の水辺も少なくなっているため「準絶滅危惧」とした。湿地に生息するカラカネイトトンボは、道は「希少」だが、市内で湿地が減り北区の湿原でしか見られず「絶滅危惧」とした。

 逆に、環境省が「準絶滅危惧」とするチョウのオオムラサキは市内では安定して生息しているため「留意」になった。

 環境省や道のリストにない在来種のエゾタンポポは、「絶滅危惧」に分類された。

 リスト案は市役所や各区役所で配布しているほか、市のホームページでも閲覧できる。市は28日まで市民の意見を募り、来年3月にリストを完成させる方針。意見は、名前と住所を記入し、ファクス(218・5108)か電子メール(biodiversity@city.sapporo.jp)で市環境共生推進担当課へ。問い合わせは同課(電)211・2879へ。(須田幹生)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0212896.html

記事の図版に鳥類数種が上げられています。
ttps://archive.is/HWgOZ
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