2016年02月28日

水辺の自然観察拠点、存続か廃止か 千葉の休館施設巡り【朝日新聞デジタル2016年2月28日】(行徳野鳥観察舎/既報関連ソースまとめあり)

 千葉県市川市の県指定の行徳(ぎょうとく)鳥獣保護区を見渡せる場所に立つ県行徳野鳥観察舎が、昨年末に休館した。耐震性が基準を下回ったためだ。だが首都圏にあって水辺の自然の観察拠点として30年以上親しまれてきた施設だけに、利用者から存続を求める声が強まっている。

 「見て、アオサギが大きなウシガエルをくわえています」

 祝日の11日、カメラや双眼鏡を手にした男女約10人が、普段は入れない行徳鳥獣保護区内を散策した。毎週日曜と祝日、NPO法人「行徳野鳥観察舎友の会」が案内する観察会。カンムリカイツブリやツグミにレンズを向ける。カワウのひなが巣から首を伸ばしてエサをねだる様子や、ヨシ原の上を飛ぶノスリや絶滅危惧種のチュウヒも観察された。大量のタヌキのふんやオオタカが食べたとみられるドバトの羽根にも遭遇。友の会の佐藤達夫さん(44)は「季節によって違う鳥や小動物の生きる姿が見られるのが魅力」と話す。

 年間100〜120種の鳥が飛来する保護区は、宮内庁管轄の新浜鴨(かも)場に隣接する56ヘクタール。その観察拠点として県が隣接地に1979年に建てたのが野鳥観察舎だ。鉄骨造り3階建てで、2、3階の観察室には計44台の望遠鏡が並ぶ。平日は小学生が授業で、休日には親子連れらが訪れ、毎年約1万人が利用してきた。

 だが、県は昨年末、耐震基準を下回ることを理由に、観察舎を無期限の休館にした。県行政改革審議会では、廃止を検討する施設に振り分けられた。

 県によると、施設を耐震補強するには約1億4千万円、建て替える場合には解体するのに約5千万円、簡易な建物で新設するのにさらに数千万円かかる。

 突然の休館に、利用者や野鳥愛好家らが再開と存続を求め、署名活動を開始。「行徳野鳥観察舎を愛する者一同」は2月2日までに9445人分を県に届けた。県自然保護連合などの団体も「休憩、トイレの使用、荒天時の避難など、利用者にはなくてはならない施設」として要望書を提出。存続を求める市民の声を受け、地元の市川市も「必要最小の建物に建て替えてほしい。費用負担にも応じる」とする要望書を県に提出した。

 ログイン前の続き1月に開かれた県行政改革審議会では「耐震面から建物は解体するのが適切。県の公の施設としては廃止せざるを得ない」としたうえで、跡地をどうするかは「市と協議検討するのが望ましい」と県に提案。県は「行革審の答申後、対応を判断する」としている。要望した市川市によると、森田健作知事は「担当課にしっかり検討してもらい、後日、市に回答する」と応じたという。

 日本鳥学会の元会長で慶応大の樋口広芳特任教授(保全生物学)は「身近で貴重な野鳥や自然が観察できる全国でも知られた拠点で、保護・保全活動の象徴。閉じれば活動意欲をなえさせてしまうことにもなりかねず、教育的観点からもマイナスだ」と話している。(山田知英)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2Q6SQSJ2QUDCB01Z.html

ttp://archive.is/NnQK4
野鳥観察の拠点、危機 千葉・行徳野鳥観察舎【朝日新聞デジタル2016年2月23日】
【千葉】「野鳥観察舎」は存続、「赤レンガ」は保存を 市川市長が知事に要望【東京新聞2016年2月4日】
行徳野鳥観察舎廃止が大勢 県行政改革審議会【産経ニュース2016年1月20日】
【千葉】「観察舎」存続へ署名計6411筆提出 県行革審の審議前に【東京新聞2016年1月19日】
【千葉】日本野鳥の会など知事に要望書提出 行徳の観察舎存続求め【東京新聞2016年1月15日】
【千葉】赤レンガの「保存」 野鳥観察舎「存続」 市川市長、県に要望へ【東京新聞2016年1月14日】
【千葉】県が廃止方針「行徳野鳥観察舎」 市民団体「自然守る拠点、存続を」【東京新聞2016年1月13日】(既報関連ソース多数)
行徳野鳥観察舎 県が廃止検討 「自然守る拠点、必要」 最終日570人来館、存続願いイラストや寄せ書き /千葉【毎日新聞2016年1月8日】
野鳥観察舎 存続求め署名【YOMIURI ONLINE2015年12月27日】
行徳野鳥観察舎 28日に休館 老朽化、耐震基準下回る 野外観察会や救護活動は継続 /千葉【毎日新聞2015年12月13日】(他2ソース)

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野鳥に家族連れ歓声 京都・木津川、市民団体が活動紹介【京都新聞2016年2月28日】

野鳥観察会で木津川の野鳥を観察する参加者(京都府木津川市山城町)
 木津川の美化や防災などに携わる市民団体が活動を紹介する「木津川展」が27日、京都府木津川市山城町の木津川流域センターで始まった。初日は野鳥観察会などがあり、家族連れが川に親しんだ。

 木津川管内河川レンジャーなどの市民団体でつくる実行委員会が毎年開催。野鳥などの写真展示や連だこ作り、鳥の塗り絵などを行う。

 木津川の河川敷であった野鳥観察会には13人が参加した。インストラクターの案内で、渡り鳥のアオジやイカルチドリ、カワウなどを見つけ、「かわいい」と歓声を上げていた。奈良市の高岡淳子さん(71)は「イカルチドリの声が面白くて印象に残った。専門の知識が得られて良かった」と話していた。

 同展は、2月が29日まで。3月4〜6日もある。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160228000055

ttp://archive.is/3Dd4b
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島根)親子連れら34人、宍道湖の野鳥を観察【朝日新聞デジタル2016年2月28日】

野鳥観察を楽しむ親子ら=島根県出雲市園町
 冬の中海・宍道湖の水鳥を小学生らに学んでもらおうと、島根県出雲市園町で27日、野鳥の観察会があった。二つの湖が湿地保全の「ラムサール条約」に登録されて昨年11月で10年を迎えたのを機に、中海・宍道湖・大山圏域市長会が開いた。

 親子連れら34人は、宍道湖自然館ゴビウスで生き物を観察した後、隣の宍道湖グリーンパークで双眼鏡の使い方を教わった。

 あいにくの雨で、屋外観察はできなかったが、参加者はグリーンパーク屋内から双眼鏡や望遠鏡で宍道湖の野鳥観察。「なんかおるが」「マガモかな」「マガモじゃないよ」などと歓声を上げた。

 鳥取県米子市の小学5年、斎藤巧夢(たくむ)君(11)は生き物の観察が好きで宍道湖での観察会に初めて参加した。母親の理香さん(31)は「普段の生活では鳥を意識することはないが、こうして見ると面白いです」と話していた。(井元茂)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2W5418J2WPTIB003.html

ttp://archive.is/O1ACN
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やんばる、7月に国立公園 米軍北部訓練場は含まず【琉球新報2016年2月28日】(ヤンバルクイナ/パブリックコメント募集/他1ソース/既報2ソース)

 環境省は27日、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄本島北部の国頭、東、大宜味3村にまたがる陸域と海域の計約1万7300ヘクタールを「やんばる国立公園(仮称)」に指定する方針を発表した。6月の中央環境審議会で決定し、7月にも官報で告示する。指定されれば県内3カ所目の国立公園となる。新規指定は2014年の慶良間諸島以来。
 日米両政府が一部返還に合意している米軍北部訓練場(約7800ヘクタール)は指定区域に含まれていない。環境省は「今後訓練場が返還されれば、区域拡張も検討する」としている。
 やんばる地域は政府が18年の世界自然遺産登録を目指す「奄美・琉球」の対象に含まれている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は登録の条件として、法規制による自然保護強化を求めており、環境省は国立公園化で遺産登録に弾みをつけたい考えだ。
 国立公園に指定するのは陸域約1万3600ヘクタール、海域約3700ヘクタール。沖縄海岸国定公園の一部も編入する。陸域の照葉樹林にはヤンバルクイナやノグチゲラなど多数の固有種が生息。
 世界自然遺産の推薦区域は、最も規制の厳しい特別保護地区(790ヘクタール)と第1種特別地域(4402ヘクタール)を検討される。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-229440.html

沖縄「やんばる」を国立公園に 世界遺産登録目指す【沖縄タイムスプラス2016年2月28日】
 最短で2018年夏の世界自然遺産「奄美・琉球」(鹿児島・沖縄県)の登録に向け、環境省は27日、やんばる地域の陸域・海域の計約1万7300ヘクタールを国立公園に指定する方針を明らかにした。名称は「やんばる国立公園」で、7月にも官報に告示する。このうち脊梁(せきりょう)部を中心に陸域の約5100ヘクタールを世界自然遺産に推薦する考え。

≫ やんばるの国立公園指定 沖縄県が環境省に同意書

 遺産登録の可否を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、登録条件として対象地域の法規制による自然保護の強化を求めている。3月下旬に全域が国立公園になる西表島に続き、やんばる地域にもそのめどが立ったことで、遺産登録へ大きな前進となる。

 環境省は沖縄海岸国定公園の一部を編入し、国頭、大宜味、東の3村にまたがるやんばる地域の陸域約1万3600ヘクタール、海域約3700ヘクタールを国立公園に指定する方針。このうち最も法規制の厳しい「特別保護地区」「第1種特別地域」にする計5192ヘクタールを世界自然遺産に推薦する考えという。

 一方で指定区域に、日米両政府が一部返還に合意している米軍北部訓練場(約7800ヘクタール)は含まれない。同省国立公園課は「今後訓練場が返還されれば区域拡張も検討する」とした。

 「奄美・琉球」は鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県のやんばると西表島の4地域からなる。鹿児島の2島でつくる「奄美群島国立公園」も、指定区域案の策定に向けて環境省が地権者らと調整を続けている。

 18年夏の登録には、ことし9月までに4地域全てに国立公園化のめどをつけた上で、ユネスコに「推薦書暫定版」を提出しなければならない。27日に那覇市内であった「第2回奄美・琉球世界自然遺産候補地科学委員会」(土屋誠委員長)で、環境省那覇自然環境事務所の西村学所長は「9月の暫定版提出に向け、鋭意取り組むことを約束したい」と話した。

 環境省は当初、最短で17年夏の登録を目指していたが、国立公園指定などの調整が長引き、目標を一年延ばした経緯がある。

■きょうから意見募集

 環境省は28日から、「やんばる国立公園」の指定区域案について県民などから意見を募る「パブリックコメント」を始める。3月27日まで。詳細は同省ホームページ、http://www.env.go.jp/index.htmlまで。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=155869

沖縄やんばる、国立公園に指定へ 世界遺産目指し環境省【共同通信2016年2月27日】
沖縄県北部の「やんばる地区」に生息する固有種ヤンバルクイナ(環境省提供)

 環境省は27日、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄県北部の「やんばる地域」について、陸域・海域の計約1万7300ヘクタールを国立公園に指定する方針を明らかにした。名称は「やんばる国立公園」で、6月の中央環境審議会で決定し、7月にも官報で告示する。

 やんばる地域は、政府が2018年の世界自然遺産登録を目指す「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄)の対象に含まれている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、登録の条件として対象地域の法規制による自然保護の強化を求めており、環境省は国立公園化により遺産登録に弾みをつけたい考えだ。
http://this.kiji.is/76135381746861559?c=39546741839462401

やんばる国立公園 環境省が指定へ 多くの希少動植物生息【毎日新聞2016年2月27日】
 環境省は27日、沖縄県の北部地域を「やんばる国立公園(仮称)」として指定する方針を決めた。国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、絶滅の恐れがある鳥のヤンバルクイナなど多くの希少動植物が生息していることが高く評価された。中央環境審議会(環境相の諮問機関)の答申を得たうえで、今夏に33カ所目の国立公園として指定される見通し。

 やんばる国立公園は沖縄県国頭村など3村にまたがり、陸域1万3632ヘクタール、海域3670ヘクタール。すでに指定されている沖縄海岸国定公園の一部も編入する。

 ヤンバルクイナは、国のレッドリストで最も絶滅の危険性が高いと指摘されている。また、石灰岩でできた崖やマングローブ林などの豊かな自然環境が残り、観光客からの人気も高い。環境省は今後、乱開発を規制するなどして希少な動植物を保護し、照葉樹林再生のための施設を設置するという。

 環境省は27日から30日間、郵送とメールで意見公募を行い、6月の中央環境審議会に諮問する。【渡辺諒】
http://mainichi.jp/articles/20160227/k00/00e/040/214000c

ttp://archive.is/uamoV
ttp://archive.is/Y0ZRK
ttp://archive.is/tJGbI
ttp://archive.is/MvAoc
posted by BNJ at 11:34 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする