2016年03月30日

登別で見つかったタンチョウ1羽は雌、ほぼ断定【室蘭民報2016年3月30日】

 登別市幸町で今月に見つかったタンチョウ2羽のうち1羽が、雌であることが専門家により「ほぼ断定された」。日高地方で同一の親から生まれた個体で、研究者が追跡調査しているが「今後の動向推定に一つの重要な手掛かりが得られた」としている。

 タンチョウの著名な研究者で、専修大北海道短大名誉教授の正富宏之さん(83)=札幌=が、室蘭民報社が19日に撮影した約70枚の写真データにある行動を分析、判断した。

 1羽がくちばしを急角度で上へ向けている写真について「交尾を誘う『くちばし挙げ』と言われる行動で、雄も雌も行います」と説明した。

 続くカットに着目し「もう1羽が同じ姿勢で反応しないため一度中止し、相手を気にしながら移動、再度『くちばし挙げ』をしています。それでも反応がなく、今度は『開翼』を始めました」と展開した。

 「『開翼』は雌特有の動作。一連の写真ではアピールされた右のタンチョウが交尾(マウント)をせずに少し歩き、それに沿って左の雌が背中を相手へ向けるように体を回しています」と語った。

 「結局、交尾不成立(この時期に成鳥つがいでもよく起きる)となり、続いて正常な交尾後と同じ相互の『背曲げ』行動から、一連の『お辞儀』行動などと続いています」と解説した。

 正富さんは「2枚の写真とも左の年長個体はほぼ雌と断定してよい。2羽の性別が不明でしたが、室民の写真から1羽の性が確定できました。大変貴重な記録」と話している。

 2羽は登別で発見された後、25日に年少個体だけが千歳川水系で再度確認されたが、年長個体の姿はなかったという。
(鞠子理人)

【写真=雌特有の「開翼」行動を見せる年長個体(左)】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2016/03/30/20160330m_04.html

ttp://archive.is/KkR27

タグ:タンチョウ
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動画:ジョージアの富豪、650トンの巨木を船で運び私庭に移植【AFPBB News2016年3月30日】

【3月30日 AFP】ジョージア(旧グルジア)の風変わりな富豪、ビジナ・イワニシビリ(Bidzina Ivanishvili)元首相が、希少な巨木を引き抜き、船で私有の庭に運んだ。先週、同国西部のTsikhisdziri村で引き抜かれたこの木は650トンのユリノキで、環境保護活動家によると樹齢135年という。

 木が直立した状態で船に積まれ、黒海(Black Sea)沿岸を40キロにわたって運ばれる映像は、同国のソーシャルメディアで拡散。木は28日、イワニシビリ氏の私有地に植え替えられた。

 環境保護活動家らは生態系に深刻なダメージを与える行為としてイワニシビリ氏を非難するとともに、木が移植後に枯れてしまうと懸念を表した。

 イワニシビリ氏は「この木は合法的に購入した」と反論し、巨木集めは趣味だと語った。同氏はこれまでも、高価なアートの収集、首都トビリシ(Tbilisi)を見下ろす斬新な宮殿、私有動物園などに大金を注ぎ込み、国民を驚かせてきた。宮殿の水槽では複数のサメを、黒海沿岸にある別邸ではシマウマやカンガルー、ペンギンなどの動物を飼育している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3082230

ttp://archive.is/dnuDF
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写真展 自然の豊かさ感じる 四万十市 /高知【毎日新聞2016年3月30日】(ナベヅル)

トンボや鳥などを撮影した写真展を鑑賞する観光客=高知県四万十市で、真明薫撮影
 四万十市具同のトンボ自然公園にある四万十川学遊館あきついお多目的ホールで、「ネーチャーフォト作品展」が開かれている。

 作品は、野生生物や風景、自然環境などをモチーフに、「トンボと自然を考える会」の会員ら12人が撮影。赤い羽のニホンカワトンボ▽春の女神といわれるギフチョウ▽日本一美しいとされるニシキキンカメムシ▽四万十市に舞い降りたナベヅル−−などのパネル写真(四つ切り)64枚を展示している。撮影場所や年月日なども添えられており、訪れた人たちは自然の豊かさを感じながら鑑賞している。

 今年は「トンボ王国整備開始30周年」で、入場者による作品の人気投票も行っており、1位の的中者1人にビーズで作ったトンボの標本額を贈る。また、その場でオリジナルグッズが当たるスピードくじもある。

 同展は5月31日まで。入館料は一般860円、中高生430円、4歳以上320円。問い合わせは同館(0880・37・4110)。【真明薫】
http://mainichi.jp/articles/20160330/ddl/k39/040/668000c

ttp://archive.is/wKQYR
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野鳥たちの精いっぱい生きる瞬間捉え 与名正三さん写真展 生駒の美楽来、4月3日まで【ニュース奈良の声2016年3月29日】

来場者に写真の説明をする与名正三さん(左)=2016年3月29日、生駒市西松ケ丘の市芸術会館「美楽来」

 「奈良の声」の連載「やまと鳥事情」筆者で、生駒市在住の野鳥写真家与名正三さん(64)の写真展「野鳥たちに感動!」が29日、同市西松ケ丘の市芸術会館「美楽来(みらく)」で始まった。精いっぱい生きる鳥たちの、さまざまな営みの瞬間を捉えた写真が、たくさん展示されている。入場無料。4月3日まで。

 与名さんの同市での写真展は一昨年に続いて2度目で、A3判大のカラー写真54点を展示している。野鳥の数は約40種類。この2年間に奈良県や鹿児島県など、主に西日本のおよそ10府県で撮影した。鳥たちの生態や生きざまを追ったといい、縄張り争いや採餌、求愛などの様子を捉えている。

 縄張り争いで相手を地面にたたき付けるシロチドリ、くちばしからくちばしへ雌に魚の贈り物をする雄のコアジサシ、水草を分け合って食べるバンの親子などがある。与名さんが長い時間を掛けて鳥たちを観察しながら、それぞれの一瞬をカメラに収めた。

 オオタカなど、与名さんが勢力的に撮影を続けている猛禽(もうきん)類の写真も、多く展示されている。珍しい写真は、島根県で撮影したソデグロヅル。通常はヨーロッパに生息しており、迷鳥とみられるという。

 会場を訪れた奈良市の男性(70)は「辛抱強さでその瞬間に巡り合うことができるのだろう。裏側の努力があると思う」と感心をしていた。

 与名さんは「鳥は人間のように表現することができないから、精いっぱい生きることで命の大切さを訴えている。そのことを伝えたい」と話している。

 開場時間は午前9時〜午後5時(最終日は同4時)。美楽来は電話0743(74)1101。
http://voiceofnara.jp/news552.html

ttp://archive.is/opyTj
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羽ばたけトキ トキとの共生 佐渡に学ぶ 放鳥予定の韓国の住民が環境視察【新潟日報モア2016年3月30日】

 2017年にトキの放鳥を予定している韓国の慶尚南道・昌寧郡の住民が29日、佐渡市を訪れ、生息環境を視察した。...
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/toki/habatake/20160330244578.html

ttp://archive.is/8sUEy
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野鳥の写真募集 カレンダーへ掲載 31日締め切り、日本野鳥の会【新潟日報モア2016年3月29日】

 日本野鳥の会は、同会の2017年版カレンダーに使用する野鳥の写真を募集している。

 12年1月〜16年3月に国内で撮影し、コンテストなどに発表していない作品が対象。デジタル、フィルムどちらでも応募できる。応募は計5点まで。毎月1点ずつ、計12点を採用する。

 同会のホームページ(HP)か、郵送で受け付ける。締め切りは31日(郵送は当日消印有効)。応募要項はHPで閲覧できる。問い合わせは同会販売出版グループ、03(5436)2626。
http://www.niigata-nippo.co.jp/life/tourist/news/20160329244345.html

ttp://archive.is/rQgZK
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春の使者ハクチョウ 江別市内の田畑に羽休め【どうしんウェブ2016年3月30日】

江別市中島の水田に飛来したハクチョウの群れ=29日
 【江別】本州で越冬したハクチョウがこの春も、市郊外の田畑に姿を見せている。暖冬少雪とあって飛来は例年より早く、4月上旬には繁殖地のシベリアに向かって飛び立ちそうだ。

 市内中島では29日、雪解けでぬかるんだ田んぼで落ち穂をついばんだり、「クワッ、クワッ」と鳴き声を上げたりするコハクチョウの群れがいた。V字に編隊を組んで飛ぶ姿も見られた。

 中島の農業田中省三さん(70)の水田には20日ごろから飛来した。それから数日で300羽超の大群が羽を休めたといい、「彼らが来ると春の訪れを実感する。農作業を頑張る季節になった」と話していた。

 日本野鳥の会江別支部の松山潤支部長(66)によると、江別は苫小牧のウトナイ湖などからの中継地で、「今季は飛来が2週間ほど早い」と話している。

 群れはさらに美唄市の宮島沼や、道北のクッチャロ湖、サロベツ湿原を経由し、例年だとシベリアに5月上旬に着くという。(小林史明)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0253086.html

ttp://archive.is/7IYId
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BirdListening シジュウカラ ツツピー、ツツピー【毎日新聞2016年3月30日】

身近な野鳥の代表。胸の黒いラインが特徴。
 黒い頭に白いほお、胸に黒いネクタイをしたシジュウカラ。細いピンセット形のくちばしは、虫をつまむのに最適だ。木のうろの中に、コケや木の皮、動物の毛などを運んで巣を作るが、巣箱に入ることも多い。この季節、ツツピーと繰り返し、分かりやすい声で鳴くので、家の周りを探してみよう。<文・岡本裕子(日本野鳥の会)>
http://mainichi.jp/articles/20160330/ddm/013/070/026000c

ttp://archive.is/68Rhh
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シマフクロウ 数値目標 道内4地域でつがい24以上 環境省 /北海道【毎日新聞2016年3月30日】(既報4ソース/既報関連ソース多数)

 環境省は、国の天然記念物で絶滅危惧種のシマフクロウが生息する道内の4地域で、それぞれつがいが24以上になるよう環境整備していく方針を発表した。現在140羽程度の生息数の増加や、世界自然遺産・知床に集中する生息地を拡大するのが狙い。

 同省釧路自然環境事務所によると、保護増殖活動で生息数は回復傾向にあるが、縄張りに適した環境は限られており、知床以外の根室・釧路地方、十勝地方、日高地方で現在確認されているつがいは10以下という。

 同事務所によると、24以上のつがいがいれば、各地域で100年以内に絶滅する可能性が10%以下になるという。シマフクロウの繁殖率や死亡率などのデータを基に分析した。

 同事務所の自然保護官、福地壮太さんは「この数値で安心というわけではないが、一定の指標になる」としており、河川や森林に関係する事業者らに環境整備への協力を働きかけていく。
http://mainichi.jp/articles/20160330/ddl/k01/040/330000c

生き物 シマフクロウに数値目標 つがい増へ、環境省【産経フォト2016年3月24日】
 環境省は24日、国の天然記念物で絶滅危惧種のシマフクロウが生息する北海道の4地域で、それぞれつがいが24以上になるよう環境整備していく方針を発表した。現在140羽程度の生息数の増加や、世界自然遺産・知床に集中する生息地を拡大するのが狙い。
 環境省釧路自然環境事務所によると、保護増殖活動で生息数は回復傾向にあるが、縄張りに適した環境は限られており、知床以外の根室・釧路地方、十勝地方、日高地方で現在確認されているつがいは10以下という。
 同事務所によると、24以上のつがいがいれば、各地域で100年以内に絶滅する可能性が10%以下になるという。シマフクロウの繁殖率や死亡率などのデータを基に分析した。
 同事務所の自然保護官福地壮太さんは「この数値で安心というわけではないが、一定の指標になる」としており、河川や森林に関係する事業者らに環境整備への協力を働きかけていく。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160324/dly1603240026-n1.html

シマフクロウ、4生息地「つがい24以上」 環境省が数値目標【どうしんウェブ2016年3月13日】(修正記事タイトル改変)

環境省が数値目標を示したシマフクロウ保護増殖検討会
 【釧路】環境省は9日、釧路市でシマフクロウ保護増殖検討会を開き、生息地拡大に向けた数値目標と給餌に関する考え方を初めて示した。生息の数値目標は知床、釧路・根室、大雪山系、日高山系の4生息地で「つがいの数がいずれも24以上」。給餌の考え方は他の鳥獣より厳しく「必要最小限」とし、環境省が認める保護増殖事業以外の餌やり行為は止めるよう指導する、と明文化した。(椎名宏智)

 環境省釧路自然環境事務所によると「24つがい」はシマフクロウの地域個体群の絶滅確率が100年間で10%以下になる数値という。同事務所は「24つがいのシマフクロウがいると、その地域個体群は推定で110羽前後になる」と説明した。

 一方、給餌について環境省は、鳥獣全般で「安易な餌付けが行われないよう努める」と定めた2014年12月の基本指針はあるものの、シマフクロウに限定した考え方は明文化してこなかった。

 同省がこの日示した給餌の考え方は「保護増殖事業計画の給餌の考え方にのっとり必要最小限行う」と規定。さらに「保護増殖事業以外の餌付けを行う者に対しては、終了するよう指導する」と踏み込んだ。

 考え方を明文化したことについて、釧路自然環境事務所の西山理行所長は「シマフクロウに餌を与え続けるのは良くない。給餌はできれば止めていきたいという環境省の決意表明でもある」と話した。

 検討会は冒頭を除き非公開。道や開発局の関係者ら約50人が出席し、終了後、環境省が取材に答えた。

シマフクロウ 4生息地「つがい24以上」 釧路で保護検討会 環境省が数値目標 給餌「必要最小限に」【どうしんウェブ2016年3月11日】
環境省が数値目標を示したシマフクロウ保護増殖検討会
 【釧路】環境省は9日、釧路市でシマフクロウ保護増殖検討会を開き、生息地拡大に向けた数値目標と給餌に関する考え方を初めて示した。生息の数値目標は知床、釧路・根室、大雪山系、日高山系の4生息地で「つがいの数がいずれも24以上」。給餌の考え方は他の鳥獣より厳しく「必要最小限」とし、環境省が認める保護増殖事業以外の餌やり行為は止めるよう指導する、と明文化した。(椎名宏智)

 環境省釧路自然環境事務所によると「24つがい」はシマフクロウの地域個体群の絶滅確率が100年間で10%以下になる数値という。同事務所は「24つがいのシマフクロウがいると、その地域個体群は推定で110羽前後になる」と説明した。

 一方、給餌について環境省は、鳥獣全般で「安易な餌付けが行われないよう努める」と定めた2014年12月の基本指針はあるものの、シマフクロウに限定した考え方は明文化してこなかった。

 同省がこの日示した給餌の考え方は「保護増殖事業計画の給餌の考え方にのっとり必要最小限行う」と規定。さらに「保護増殖事業以外の餌付けを行う者に対しては、終了するよう指導する」と踏み込んだ。

 考え方を明文化したことについて、釧路自然環境事務所の西山理行所長は「シマフクロウに餌を与え続けるのは良くない。給餌はできれば止めていきたいという環境省の決意表明でもある」と話した。

 検討会は冒頭を除き非公開。道や開発局の関係者ら約50人が出席し、終了後、環境省が取材に答えた。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0245030.html

北海道)シマフクロウ「餌づけダメ」 国方針に地元困惑【朝日新聞デジタル2016年3月10日】
民宿前の川に設けられた給餌(きゅうじ)池で魚をとるシマフクロウ=北海道羅臼町、神村正史撮影
 環境省北海道地方環境事務所は9日、絶滅危惧種シマフクロウへの給餌(きゅうじ)について、環境省の認める保護増殖事業以外は「安易な餌づけ」だとし、やめるよう指導する方針を明らかにした。社会教育の場としてシマフクロウを見せる試みを行っている知床羅臼町観光協会の取り組みも指導対象で、地元の反発は必至だ。

 釧路市で開かれた「シマフクロウ保護増殖検討会」で示した。保護増殖事業における給餌の基本的な考え方として「必要最小限の期間及び量に限って行う」とし、これ以外の給餌は「餌づけ」だとして区別。「終了するよう指導する」とした。人の与える食べ物への依存や人慣れが進むことなどで、シマフクロウと周辺生態系へ影響を及ぼす恐れがある、との理由だ。

 シマフクロウを見せている場所は道内で複数ある。羅臼町では、一軒の民宿の前を流れる川にある給餌池で個体を見せ、自然保護の重要性を説いたり、その行動解説を行ったりしている。観光協会はここを「社会教育の場」と位置づけ、シマフクロウの人なれを進めない工夫も行っている。

 観光協会によると、野生生物を餌づけして見せる試みは米国のイエローストン国立公園にもある。特定のオオカミの群れを餌づけし、ビジターセンター前で来訪者に見せ、社会教育にいかしているという。

 観光協会は「社会教育と地域振興がシマフクロウを永続的に守る方法であると考える。私たちの行為に弊害があるのであれば善処するが、現在の餌やり中心の議論はあまりにも失うものが大きい」と話している。(神村正史)
http://www.asahi.com/articles/ASJ395JMPJ39IIPE022.html

ttp://archive.is/e1wzB
ttp://archive.is/xv4rs
ttp://archive.is/FRqc3
ttp://archive.is/qArK3
ttp://archive.is/4rZkp
シマフクロウ給餌禁止めぐり羅臼町VS環境省【東スポWeb2016年3月20日】
餌付けされるシマフクロウ 野生動物の無事を願うことと自然保護は別問題 松田裕之【WEB RONZA - 朝日新聞社2016年3月15日】
野生シマフクロウあえて公開 知床、観察と保護共存へ【朝日新聞デジタル2015年12月5日】
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日本の環境影響評価はなぜ定着しないのか 審査委員もはき違える制度の趣旨 松田裕之【WEBRONZA朝日新聞社2016年3月30日】(風力発電/マガン)

 今、多くの風力発電(風発)事業が環境影響評価(EIA)手続きを進めている。特に北海道では環境影響評価審議会が扱う案件が多すぎて、委員から不満の声も聞かれる。毎月の委員会では謝金も出るが、事前に膨大な案件のEIAの配慮書、方法書、準備書、評価書を読みこなさねばならない。この「宿題」は無報酬という。同じ事業者が別の案件でほとんど切り貼りのような文書を用意することも多く、問題点を指摘されても誠実とは言い難い回答に終始することもある。かといって審査委員がおざなりに対応しては、大切な自然環境に重大な影響が出る事業を見過ごすことになりかねない。

 けれども、審議会の意見も過剰と思われるものも少なくない。彼らの意見はほぼそのまま知事や大臣名での意見に採用される。2012年に青森県津軽十三湖の風発事業では、毎年マガンが1000羽以上衝突するという環境大臣意見 が出された。

 2014年には、北海道のある風発事業に対して、「行政的に辞めろということは絶対できない。(中略)どうやって辞めてもらおうかというと(後略)」などと、事業をやめさせるためにハードルを上げて経済的にできなくなるように持っていくという趣旨の発言があからさまに議事録に公開されていた(後に削除された)。


青森県の広大なメガソーラー=松田撮影
現在のEIA制度に個人的に不満を持つのは私も同じである。広大なメガソーラー(左の写真)はEIA対象事業ではない。それに対して出力1万kWの風発は第1種事業 で、問題の少ない案件でも手続きを簡略化できない。だが、不満があるからと言って審議会の委員の側が公然とEIAのルールを順守しないとすれば、この制度は成り立たない。
 日本のEIA制度は欧米より遅れているとも言われるが、それなら事業者にとって都合のよい制度かといえば、そうでもない。非合理かつ面倒なだけの制度になり下がっている。結果としてEIAを担うコンサルタント会社の業績も上がらない。米国では連邦政府国家環境政策法の下で実施される環境影響評価が年に約3~5万件実施されているが、その99.5%は詳細な現地調査などを伴わない「簡易アセス」だという(参考:原科幸彦、エコノミスト2016年1月12日号)。

EIA制度の趣旨に沿った手続きを

 日本のEIAは事業を否定するための制度ではない。環境省告示 では、事業者により実行可能な範囲内で回避され、または低減されているものであるか否かについての事業者の見解を明らかにすることで行われる。ただし、その過程で事業者自身が事業からの撤退を選択することは実際にある。

 EIA制度のルールが明確になれば、事業者もそれを学び、EIA手続きを歓迎するようになるはずだが、現状はしばしば、事業者が誠実に対応しようとすればするほど審議会で無理難題の注文がつき、事業採算性を損なうことになる。これではEIA制度は定着しない。

 たしかに、環境影響の予測と評価には不確実性を伴う。風発の鳥衝突リスクの場合、建設前後で同じように鳥が飛ぶと仮定すると桁違いの衝突数になるが、設置後の回避率は99%以上と考えられ、実際の衝突数は通常それより2ケタ以上低い。回避率は立地条件にも左右されるため、上記の事業者は正直に回避率を考慮した場合としない場合の両方の予測を出したのだが、それが1000羽衝突という環境大臣意見につながった。絶対数は不確実だが、それでも、より衝突リスクの低い立地等の工夫をすることは可能である。それがEIAで求められているにもかかわらず、事業全体の見直しを環境大臣意見としてしまった。

 偏見かもしれないが、EIAを所轄する環境省自身も、事業を阻止する道具としてEIAを使おうとしているように見える。この環境大臣意見は経済産業大臣意見には引き継がれなかった。その後、この事業は計画の見直しを経たものの、衝突リスクを桁違いに下げる計画変更は行われることなく、評価書手続きを終えている。

費用対効果分析を 

 5月11日から14日にかけて、名古屋で国際影響評価(IAIA)学会大会 が開催される。その場では、各国のEIA制度の相違も含めた多様な研究発表が行われる。特に私が日本に足りないと思う点は、費用対効果分析である。環境影響は費用をかければそれなりに減らすことができる。しかし、無限に費用をかけることは非現実的である。事業者が保全策にかけた費用とその効果を分析することで、より合理的な選択肢をとることができるだろう。日本のEIAでは費用対効果分析が不十分で、事業者も費用がかかる保全策の手の内を明かすことにはつながらない。

 EIA制度を事業者も市民もすすんで活用するようになれば、より合理的な妥協点が生まれる可能性も高まる。実際には、日本のEIAは対立の構図を引きずったまま、環境大臣などがEIA制度の趣旨より踏み込んだ意見を述べることが期待されている。EIA制度を定着させるには、国や自治体の行政が組織する審議会自身も、この制度の趣旨を理解し、それを踏まえた意見を述べることが必要だろう。
http://webronza.asahi.com/science/articles/2016032500007.html

ttp://archive.is/ZnBpc
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大阪)堺市の小学校で生物多様性の授業【朝日新聞デジタル2016年3月30日】(ハヤブサ)

生き物がブラック・レッドのどちらに該当するかを話し合う児童たち=堺市美原区

 アライグマは守るべき「レッドリスト」、それとも要注意の「ブラックリスト」――? 地域の自然環境に悪影響を与える海外からの動植物をまとめた「外来種ブラックリスト」をつくった堺市が、今年度から小学生を対象に生物多様性の授業を始めた。自然減や外来種によって地域の在来種が減っている現状をふまえ、多様な生き物が個性を持って生きるという大切さを学んでもらう狙いだ。

 今月10日、八上(やかみ)小学校(美原区)の6年2組であった授業では、児童31人が市内に生息するミドリガメ、アライグマ、タヌキ、ハヤブサ、アメリカザリガニ、ニホンカナヘビを取り上げた。数が増えたら困る「ブラックリスト」と、絶滅の心配がある「レッドリスト」に分類していった。

 「このカメ、向こうの池に大量におるで」「アライグマだって普通におる」「ハヤブサは他の生き物をいっぱい食べるからブラックや」。そんな討論をしたあと、アライグマがブラック、ハヤブサがレッドだと知らされると、「エーッ」と驚きの声があがった。

 池田幸右教諭が市内にいるブラックリストは82種、レッドリストは653種と説明。生き物を守る方法を話し合うと、児童から「ペットは責任を持って飼う」「魚が住みやすい川にするため空き缶をポイ捨てしない」などと意見が出た。小原悠仁君(12)は「アライグマがブラックリストとは思わなかった。環境を守るために、ぜいたくしないことも大切」と話した。

 この授業は理科の時間に行っており、今年度は4校で実施した。堺市では来年度も続ける方針という。(村上潤治)
http://www.asahi.com/articles/ASJ3B45S7J3BPPTB003.html

ttp://archive.is/oSr0V
タグ:ハヤブサ
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こだわり卵 加工販売で付加価値増【YOMIURI ONLINE2016年3月30日】

「新商品を敦賀の名産品として売り込みたい」と語る佐々江代表(敦賀市のささえたまご農園で)
 ◇商品開発 県も支援

 敦賀市沓見の養鶏場「ささえたまご農園」が、とれたての卵を使った焼きドーナツとクッキーを開発し、農園内のカフェなどで販売を始めた。農産物の加工や販売を手がけることで、農業の付加価値を高める「6次産業化」の好事例として、県も開発を支援した。

 たまご農園は、鶏を地面に放つ「平飼い」で約350羽を育てている。餌も工夫し、臭みがない卵の味わいを生かそうと、2商品とも甘さ控えめにした。卵白を泡立てた「メレンゲ」が崩れにくく、焼きドーナツに膨張剤を使わずに済んだという。税込み価格はクッキーが50グラム入り250円、焼きドーナツが1個207円。市内の一部のスーパーでも扱っている。

 たまご農園は1日あたりの採卵数は250個程度にとどまるが、おいしく安全な品質で付加価値を高めて顧客を開拓し、昨年5月にカフェを開業。プリンやシフォンケーキなど、日持ちしない商品が多いため、県が商品案や販路をアドバイスし、今回の開発につなげたという。

 農園の佐々江良一代表(60)は「北陸新幹線が延伸すれば多くの観光客が訪れるので、敦賀の名産品として売り込みたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20160329-OYTNT50066.html

ttp://archive.is/cmvSB
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コウノトリ、本格的抱卵開始 ふ化は4月下旬か【徳島新聞2016年3月30日】(既報関連ソースあり)

 19日に初産卵したとみられる鳴門市のコウノトリについて、徳島県は29日、官民でつくるコウノトリ定着推進連絡協議会の調査データに基づき「26日から本格的な抱卵に入った」と発表した。卵は少なくとも2個以上で、本格的な抱卵から約30日後にふ化するため、ひなの誕生は4月25日前後と推測される。

 兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)によると、本格的な抱卵の判断基準は1日7時間以上の調査で2羽のどちらかが巣に伏せている割合が80%を超えた場合としている。

 協議会の調査では、26日が87%、27日が91%、28日が90%と3日連続で基準の80%を超えたため、公園と協議した上で26日に本格的抱卵に入ったと判断した。22日以降は2羽が同時に巣を離れることはなくなり、29日も交代しながら巣に伏せていた。

 協議会の竹村昇会長(63)は「かわいらしいひなが誕生すれば、鳴門の街は活気づく。無事にふ化することを祈りたい」と期待を膨らませていた。

 本格的な抱卵に入った2羽を刺激しないため、県は巣から半径400メートル以内の立ち入り制限区域で撮影や観察をしないよう、協力を呼び掛けている。
【写真説明】本格的な抱卵に入ったコウノトリのペア=29日、鳴門市大麻町
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2016/03/2016_14592981302768.html

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コウノトリ 鳴門で産卵か【YOMIURI ONLINE2016年3月23日】(既報5ソース/既報関連ソースあり)
コウノトリ繁殖地拡大へ期待 豊岡の関係者ら【神戸新聞NEXT2016年3月23日】(既報関連ソースあり)
コウノトリ、産卵? 交互に巣に座る【徳島新聞2016年3月22日】
徳島)コウノトリ、繁殖期か 撮影や観察の自粛呼びかけ【朝日新聞デジタル2016年3月21日】
posted by BNJ at 11:23 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする