2016年04月02日

土曜「考える」【Opinion北海道】シマフクロウ餌づけ、なぜ駄目か【朝日新聞デジタル2016年4月2日】(朝日新聞による訂正記事あり/既報関連ソースまとめあり)

東京農工大大学院農学研究院教授・梶光一さん
写真:札幌大学地域共創学群教授・早矢仕有子さん

 世界自然遺産・知床で、地元の知床羅臼町観光協会などが、絶滅危惧種のシマフクロウを見せる取り組みをしている。小さな民宿の前を流れる川に設けられた池にヤマメを放し、夜、これを食べに来る姿を来訪者に見せているのだ。これに対し、環境省が「シマフクロウへ『餌づけ』を行う者には終了するように指導する」との指針を打ち出した。なぜ「餌づけ」は駄目なのか。

 (聞き手・神村正史)

 ■野生の能力を失わせる 東京農工大大学院農学研究院教授・梶光一さん

 野生動物とは一体何でしょうか。英語では「フリーレンジング・アニマル」ともいいます。自分の力で餌を捕り、すみかを見つけ、伴侶も見つけて、子どもを産み育てていく。そうやって自然環境で自立して生活できる動物のことです。

 野生動物に人が餌を与えると、その動物は「そこに行けば餌がある」と学習し、自分で餌を探索する努力をしなくなります。厳しい自然環境で餌を探すよりも楽で確実な方がいいですから、それが長期にわたると、その子どもも親と同じようになっていきます。

 その結果、人が与える餌なしでは生きられない「餌づけ個体群」ができあがる恐れがあります。餌づけの場から分散しなくなり、自分を狙う捕食者などの危険を回避する能力も低下しかねません。そのような動物は果たして「野生」でしょうか。野生動物に餌を与えることは、その動物が持つ貴い能力を失わせる行為なのです。餌づいたシマフクロウは、もう「野生」とは言えないでしょう。

 ただ唯一、それが容認されるケースがあります。種を絶滅の危機から回避させるため、その第一段階でどうしても必要と考えられる時です。

 知床半島は、野生動物が自分の力で生きることができる世界的にもまれな場所です。北海道に140羽ほどしかいないシマフクロウのほぼ半数が知床半島にいるといいます。知床は唯一、シマフクロウが人からの餌に依存しなくても生きていける場所なのです。そこに大きな価値があるのです。

 70年代以降の知床の歴史を振り返ると、地元住民が協力し合いながら自然環境の復元や希少種保護、生物多様性維持といった「野生復元」に取り組んできたことが見えてきます。旧開拓地を乱開発から守ったナショナルトラスト運動に始まる原始の森の再生活動、斜里と羅臼の両町が知恵を絞っての世界自然遺産登録などです。

 そのような流れの中、知床羅臼町観光協会も民宿の方も「来訪者にシマフクロウを見せて、知床のすばらしさを知ってもらいたい」という善意でやっていると思います。しかし「餌づけ」の問題に加え、外部からは希少動物を私物化してしまっているように見えているのです。

 一過性の観光も重要かもしれません。しかし、シマフクロウは知床の野生の象徴の一つです。その価値を普遍的なものとして共有し、未来につなげていくことに、地域の持続的な利益があると思います。

     *

 かじ・こういち 東京都出身、北大農学部卒。学生時代はヒグマ研究グループに所属。現在は知床世界自然遺産地域科学委員会の委員とエゾシカ・陸域生態系ワーキンググループ座長を務めるほか、日本哺乳類学会理事長でもある。62歳。

 ■保護増殖、次の段階へ 札幌大学地域共創学群教授・早矢仕有子さん

 30年以上続く国のシマフクロウ保護増殖事業が、新たな段階に入っています。

 保護を始めたころは70羽ほどまで減っていたので、絶滅を回避する手段がとられました。食べ物がないのなら食べ物をやろうと給餌(きゅうじ)をし、営巣できる大木がないので森に巣箱をかけていきました。その努力が徐々に実り、現在は140羽ほどにまで回復しました。

 これを受け、むやみにシマフクロウに手を貸すのをやめ、可能な限り自然に委ねていこうという方向へ進み始めたのです。環境省がこの時期に指針を示した理由の一つでもあります。

 環境省はこの指針で、国の認める保護増殖事業以外の餌やりを「餌づけ」として、「終了するよう指導する」としましたが、同時に国の認める給餌についても「必要最小限の期間及び量に限る」としました。給餌の削減で繁殖成績が落ちることがあっても、個体群が急になくなることはないという段階に入ったのです。

 今は限られた地域にしかいないシマフクロウですが、昔は全道にいました。次のステップは、遺伝的多様性を保ちながら分布域を復元していくことです。知床にはたくさんのつがいがいて繁殖していますから、非常に重要な拠点となります。

 そこで「餌づけ」が問題になります。知床は川ごとにつがいがいるとても恵まれた場所です。保護事業では、巣箱の設置は行っていますが、過去に1度も餌を与えていません。食生活に関しては完全に自活でき、餌を与えてまで増やす必要のない場所なのです。

 さらに、自然な状態にあるつがいは、繁殖に失敗したり成功したりして少しずつ子どもを増やしますが、「餌づけ」が行われている民宿前の川を縄張りにする個体は、餌に恵まれていることもあって繁殖成績がとても良く、子どもがどんどん生まれています。

 特定の1河川の血縁ばかりが知床の代表になっていくのは、不自然な状態なのです。

 世界自然遺産の知床では砂防ダムの改良や撤去が行われ、生息環境の改善が進んでいます。分布域を復元するには、それを全道に広げていかねばなりません。

 環境省は「餌づけ」は駄目だとしましたが、「見せちゃいけない」とまでは言っていません。復元の先頭を走る知床でシマフクロウをどう見せたらいいのか。みんなで知恵を出し合って一緒に考えませんか。

     *

 はやし・ゆうこ 大阪府出身、北大農学部卒。学生時代は野鳥研究会に所属。大学院からシマフクロウの研究を続けている。現在、環境省のシマフクロウ保護増殖検討会の委員。日本鳥学会の副会長も務める。

 ■記者の視点

 野生動物の餌づけの是非は、国や場所、対象動物によって大きく意見が分かれる。そんな中、知床羅臼町観光協会は朝日新聞の取材に、海外の例として「米国のイエローストン国立公園で、野生のオオカミの群れに餌を与えてビジターセンター前で見せている」と説明した。

 しかし、同公園に確認したところ「そのような事実はない」との回答が寄せられた。それどころか同公園では、過去にクマが人を襲った反省などから、園内の野生動物には一切餌を与えていないという。観光協会側の事実誤認だったが、それを紙面に載せた朝日新聞も確認不足だった。

 国の指針を受け、羅臼ではシマフクロウの餌づけをやめていくことになるだろう。ただ「見せること」自体は、そのやり方によっては、保護、啓発の効果を上げる可能性がある。そうなれば、分布域復元への良き理解者を増やすことにもつながっていくだろう。

 だが、観光協会関係者の力だけでは難しい。だから、この問題に関心のある研究者にはアイデアを出して欲しい。そして、地元も彼らの言葉に耳を傾けてみてはいかがだろうか。

 (神村正史)

 《訂正しておわびします》3月10日付「シマフクロウ 『餌づけ中止を』 環境省が方針」の記事で、「(知床羅臼町)観光協会によると、野生生物を餌づけして見せる試みは米国のイエローストン国立公園にもある。特定のオオカミの群れを餌づけし、ビジターセンター前で来訪者に見せ、社会教育にいかしているという」とあるのは誤りでした。同公園内では野生動物に一切餌を与えていません。確認が不十分でした。
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20160404011190001.html

ttp://archive.is/mONye
シマフクロウ 数値目標 道内4地域でつがい24以上 環境省 /北海道【毎日新聞2016年3月30日】
シマフクロウ給餌禁止めぐり羅臼町VS環境省【東スポWeb2016年3月20日】
餌付けされるシマフクロウ 野生動物の無事を願うことと自然保護は別問題 松田裕之【WEB RONZA - 朝日新聞社2016年3月15日】
シマフクロウ、4生息地「つがい24以上」 環境省が数値目標【どうしんウェブ2016年3月13日】(修正記事タイトル改変/既報関連ソースあり)
野生シマフクロウあえて公開 知床、観察と保護共存へ【朝日新聞デジタル2015年12月5日】

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トレイルラン、11月に延期…野鳥繁殖期に配慮【YOMIURI ONLINE2016年4月2日】(石川県輪島市)

 石川県輪島市から羽咋市までの「峨山道がさんどう」を走る「峨山道トレイルラン」の開催日程が、当初予定していた5月14日から、11月13日に変更される見通しとなった。

 野鳥など生物の繁殖期を避け、自然環境に配慮するためで、入金された参加費などは返金に応じる。

 大会関係者への取材でわかった。輪島市の総持寺と羽咋市の永光寺の住職を兼務した曹洞宗の高僧・峨山禅師が往来したとされる古道約75キロを駆け抜ける大会で、昨年、峨山禅師の六百五十回大遠忌を記念して初めて開催され、約350人が参加した。

 今年は、山道を駆ける醍醐だいご味を深めるため、七尾市中島町の二つの古道計3キロを復活させるなど、未舗装のルートを走る割合を昨年より1割程度多い7割に増やす。昨年12月から参加者を募り、約400人から応募があった。

 ただ、日本野鳥の会石川などから、「森林を大勢の人が駆け抜けると野鳥など生物の巣作りや繁殖を阻害する」などと抗議があったため、5月の開催を断念し、11月実施を決めた。すでに参加費を納めた人のうち、11月に出場できない人には返金に応じている。

 「禅の里」として観光PRを進める輪島市は、大会を通して総持寺など市の禅文化を発信したい考えだ。大会実行委員会会長を務める同市の梶文秋市長(67)は「環境保護と両立できる大会を目指したい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160401-OYT1T50183.html

ttp://archive.is/NaIw7
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ドローン 増える不明 15年・拾得336件、遺失119件 「事故、いつ起きても…」【毎日新聞2016年4月2日】(鳥による襲撃)

利用者が急増し拾得・遺失件数も増えているドローン=長野市で、川辺和将撮影
 昨年、全国の都道府県警に届けられた小型無人機「ドローン」の拾得件数は、計336件に上ることが毎日新聞のまとめで分かった。集計しているのは32警察本部だけで実際はさらに多いとみられる。一方、「飛行中に見失った」などとする遺失物届は119件にとどまる。拾得・遺失とも2014年の統計がある12府県のほとんどで増加。人に当たって負傷した事例は確認されていないが、専門家は「事故はいつ起きても不思議ではない」と指摘する。【川辺和将、安元久美子】

 統計の有無や方法には、警察本部によってばらつきがある。国土交通省は昨年11月、歩行者や航空機の安全を確保するためのルール策定に向け、より詳細な情報提供を警察庁に依頼。これを受けて警察庁は、今年から遺失・拾得件数を調べるよう全都道府県警に求めた。

 拾得では静岡県が27件と最多で、愛知県26件、長野県25件、兵庫県23件と続く。北海道は前年比19件増、長野県は同18件増だった。遺失件数は多い順に長野県17件、愛知県11件、静岡県10件。長野県は前年比11件増、北海道は同6件増だった。

 河川敷や田畑で拾われたケースが多いが、住宅や企業の敷地に落ちていたものもあった。京都府では小学校の玄関先、大分県では認定こども園の中庭、山口県では幼稚園の屋根上でも見つかっている。

 安全な操作法についての講習会を開いている「日本ドローン空撮協会」(福岡県鞍手町)の星山民枝代表理事は「拾得に比べ遺失物届が少ないのは、『大変なことをした』と届けをためらうからではないか。山林に落ちると見つかりづらいので、実際に落下した数はもっと多いはず」とみる。

 星山さんによると、昨年4月の首相官邸屋上落下事件で、ドローンが広く知られるようになり、使用者が急増。同協会が把握している落下原因は、使用者の技術不足▽電波障害▽鳥による襲撃▽上空の突風−−など多岐にわたる。自動飛行でもトラブルが起きると手動で操縦するしかなく、星山さんは「簡単に飛ばせるという宣伝文句を信じてはいけない。高所から落下したドローンが人に当たれば、大けがではすまないだろう」と注意を促している。

産業活用と規制、並行

 「空の産業革命」とも称されるドローン。政府や産業界は活用の拡大を目指す一方、首相官邸に落下した事件をきっかけに法令の整備を始めた。

 昨年12月には、基本的な飛行ルールを定めた改正航空法が施行され、飛行は目視できる範囲に限り、夜間は禁止となった。

 高さ150メートル以上の空域や、人口密度が1平方キロあたり4000人以上の「人口集中地区」上空も原則禁止だ。人口集中地区には、東京23区や地方の主な都市が該当する。

 これらの禁止空域でも、国土交通省が機体の性能や安全対策を審査し、許可が出れば飛行できる。国交省は全国からの申請に基づき、3月9日までに2050件を許可した。

 安倍晋三首相は昨年、「早ければ3年以内にドローンを使った荷物配送を目指す」と述べ、政府が官民協議会で活用や規制の議論を進めている。特に重さ数十キロの産業用の大型機は事故時の影響が大きいため、機体の性能や操縦者の技量を担保する追加の規制を検討している。【内橋寿明】
http://mainichi.jp/articles/20160402/dde/041/040/039000c

ttp://archive.is/kief0
タグ:事件事故
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ペンギン ランドセル背負ってお散歩 石川の水族館【毎日新聞2016年4月2日】(のとじま水族館)

入学シーズンに合わせ、ランドセルを背負って散歩ショーを披露するペンギン=石川県七尾市ののとじま水族館で2016年4月2日午前10時43分、金志尚撮影
 入学シーズンに合わせ、石川県七尾市ののとじま水族館で2日、ランドセルを背負ったペンギンの散歩ショーが始まった。10日までの土、日曜に1日3回披露する。

 同館ではクリスマスなど季節の話題に合った数種類のペンギンの衣装を用意。ランドセルは職員が紙で手作りした。黒とピンクの2種類があり、背の部分に「こうつうあんぜん」の文字もあしらった。

 小さな体で元気に歩き回る姿は新入生さながら。来館者は我が子の晴れの日のように、しきりにカメラを向けていた。【金志尚】
http://mainichi.jp/articles/20160403/k00/00m/040/028000c

ttp://archive.is/JM4RJ

鹿児島)奄美のオンリーワンの自然伝える 宝を次世代に【朝日新聞デジタル2016年4月2日】(アマミヤマシギ/既報関連ソースあり)

【動画】「アマミ」の名を冠した貴重な動植物たち=外尾誠撮影

常田守さん

 「キョー」。夜の水辺にアマミイシカワガエルの美しい鳴き声が響く。林道にはアマミノクロウサギやアマミヤマシギの姿が。林床ではアマミテンナンショウが鳥の脚のような葉を広げ、アマミエビネが白や紫の花を咲かせている。

 春。奄美大島は「アマミ」の名を冠した貴重な命であふれている。「奄美の自然の魅力は多様性。驚くほど多くの種類がいて、固有種や絶滅危惧種だらけ。世界でここだけの『オンリーワン』の自然がある」。島で35年以上、撮影を続ける自然写真家常田守さん(62)は言う。

 環境省などによると、奄美大島の固有種数(亜種を含む)は脊椎(せきつい)動物(陸生哺乳類、留鳥、爬虫(はちゅう)類、両生類)37、昆虫826。環境省のレッドリストに記載された絶滅危惧種は、脊椎動物が43、昆虫が19、維管束植物は108にのぼる。奄美群島全体でみれば、日本国土のわずか0・3%の面積に、絶滅の恐れがある植物の約15%が分布する計算という。

 そんな特異な自然の背景は、島の成り立ちにある。

 かつてユーラシア大陸と陸続きだった奄美群島は約170万年前までに、海面上昇や地殻変動により、古いタイプの生き物を封じ込めたまま島として孤立。大陸で絶滅した種が生き残ったり、隔離後に島で複数の種に分かれたりして、固有種になったとされる。近くを流れる黒潮は、年間降雨量2800ミリ以上、平均気温20度超という温暖湿潤な気候をもたらし、命のゆりかごとなる豊かな森を育んだ。

 多くの貴重な生き物が生息する多様性と、豊かな生態系。その価値の高さから奄美大島は徳之島と沖縄本島北部、西表島とともに「奄美・琉球」として世界自然遺産を目指す。最短で2018年夏の登録に向け、関心が高まる。

 「世界遺産になるのはそう簡単じゃない」と常田さんは感じている。森林伐採、希少種の盗掘、外来種の侵入――。撮影を続けた35年超は、自然破壊の繰り返しを目の当たりにした月日でもあったからだ。自然への「無関心と無理解」が破壊の原因にあるとし、こう訴える。「多くの人に奄美の自然のすごさと現状を知って欲しい。貴重な宝を次世代に引き継ぐために」(外尾誠)

     ◇

 つねだ・まもる 1953年奄美市名瀬生まれ。80年に東京から帰郷し、本格的に自然の撮影を始める。環境ネットワーク奄美副代表、環境省自然公園指導員。90年代にアマミノクロウサギなどを原告にゴルフ場開発許可の取り消しを求めた「自然の権利訴訟」の原告の1人。奄美の自然の魅力を伝える観察会や講演も行う。本職は歯科技工士。
http://www.asahi.com/articles/ASJ3X1Q5RJ3XTLTB001.html

ttp://archive.is/wZoOY
奄美の夏:夜の生き物たち/下 リュウキュウコノハズク/アマミヤマシギ/ルリカケス 世界遺産登録へ、いまだ道険し /鹿児島【毎日新聞2015年9月10日】
みどりの日:命のゆりかご 奄美【毎日新聞2015年5月4日】
奄美、陸自と希少種は共存できるか 世界遺産めざす島【朝日新聞デジタル2015年3月2日】

鹿児島)ホットな研究成果 「奄美群島の自然史学」出版【朝日新聞デジタル2016年3月19日】
生き物 さえずり聞いて生息調査 奄美固有のオオトラツグミ【産経フォト2016年3月20日】

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神奈川)ペンギン女子、世界を駆ける 保護にも関心【朝日新聞デジタル2016年4月2日】

山口亜美さん

 ペンギン好きが高じて、世界各地で野生ペンギンを見る旅をしている女性がいる。横浜市青葉区の会社員、山口亜美さん(32)。学生時代にバックパッカーだった経験をいかして、ペンギンを追いかけている。


 高校時代、米国に1年間留学したことをきっかけに海外旅行に目覚め、年に数回、有給休暇をフルに使って、旅をしてきた。訪ねた国は50カ国以上。遺跡が好きでカンボジアのアンコールワットやメキシコのピラミッド、ペルーのマチュピチュなどを回った。

 転機は2005年に見た映画「皇帝ペンギン」。たくさんのペンギンが列になって歩いたり、腹ばいの「トボガン滑り」をしたりしながら、100キロも離れた営巣地に向かう様子や、極寒の中、卵を守り続ける姿などに感動し、ペンギンが好きになった。

 また、多くのペンギンが絶滅の危機に瀕(ひん)していることも知った。国内の動物園や水族館では、世界に生息するペンギン全18種類のうち12種類を見ることができるが、山口さんは「ほぼ全て見た。これからは動物園ではなく、野生のペンギンを見に行く」と決めた。

 最初に会いに行った野生は、南極からアルゼンチンに北上してくるキングペンギン。2013年、アルゼンチンにある南米最南端の都市ウシュアイアに行ったが、時季外れで会えなかった。翌14年はエクアドルのイサベラ島でガラパゴスペンギンを観察した。ボートをチャーターしたり、民家に泊めてもらったりしながらの旅だったが、ペンギンに出会うと苦労も吹っ飛んだ。「3時間は飽きずに見ていました」

 今年1月には、ケープ(アフリカン)ペンギンのすむ南アフリカに行った。「観察するだけでなく、ペンギンを保護する側にも立ちたい」と18歳以上の海外ボランティアを受け入れている南アフリカ沿岸鳥類保護財団(SANCCOB)で交渉したが、「最低6週間以上」という条件があり、実現しなかった。

 しかし、思いは諦めきれず、ペンギンの保護を目的としたSANCCOBの「ペンギンを養子にする」コースに募金。実際に飼うわけではないが、養子になったペンギンの写真と履歴、養子にした証明書や記念グッズなどが送られてきた。

 ペンギン研究者、動物園や水族館の飼育担当者、愛好家らが年に1回、「全国ペンギン会議」を開いている。1月に都内であった「第24回全国大会」で、山口さんは専門家に交じって、SANCCOBのペンギン事情を発表した。

 全国大会に出たのは前年に続いて2回目。ペンギン会議事務局の上田一生(かずおき)さんは「豊富な海外経験から有益な話が伺えると考え、お願いした。課題があったら、創意工夫を凝らしながら、柔軟かつ前向きに臨む姿勢が重要だと分かる、素晴らしい発表だった」と話す。

 山口さんは「次は南極に行きたい。時期や方法などを考えています」と、早くも新たな計画を立てている。(村山恵二)
http://www.asahi.com/articles/ASJ3754W9J37ULOB00D.html

ttp://archive.is/5ScwW

悪いことも御利益に 岡山・美咲で「うそとり大明神大祭」【産経ニュース2016年4月2日】(ウソ)

 「エープリルフール」の1日、美咲町の三休公園で、悪いことも嘘にしてしまおうと、嘘の願いを祈願する「うそとり大明神大祭」が開かれた。同大祭のご神体は鳥のウソ。参加者は「人生すべてあきらめた」「勉強ができませんように」などと嘘の願いを書いた絵馬をかけ、幸運を願っていた。

 同大明神は約20年前、同公園にウソが飛来してサクラの芽を食べて花が咲かなかった際、ウソを追い払うのではなく、害虫も食べる良い面を見て共存しようと、「うそとり大明神」の石像を建立したのが始まりという。

 大祭は平成10年から毎年4月1日、久米郡商工会旭支所が開き、今年で19回目。

 この日はあいにくの雨の中、同商工会の西本和馬元会長がふんする「うそ神主」が白塗りのメークで登場。「うそ八百の神々たちよ〜、この晴天の中、1585人の観客が集まった〜」などと嘘の祝詞を読み上げ、参加者の笑いを誘っていた。

 会場ではイノシシをウソに見立てた「うそ鍋」も振る舞われた。

 「今年中に結婚できませんように」と絵馬に書いた岡山市の看護師、海内千春さん(41)は「面白いお祭りですね。御利益があると、うれしいです」と笑顔で話していた。

 同公園には約5千本のサクラがあり、9日は「さくらまつり」を開催。ステージショーやもち・お菓子投げなどが行われる。

 問い合わせは同商工会(電)0867・27・2124。
http://www.sankei.com/region/news/160402/rgn1604020056-n1.html

ttp://archive.is/bGXI7
「嘘を洗いたまえ、清めたまえ〜」 岡山で「うそとり大明神大祭」【産経ニュース2015年4月2日】
posted by BNJ at 12:00 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする