2016年06月11日

ノスリ 営巣放棄 「原因究明」要望 秦野市長に5団体 /神奈川【毎日新聞2016年6月11日】(既報関連ソースまとめあり)

 秦野市渋沢の八国見山南面に建設が進む大規模霊園の工事区域で、県レッドデータリストで絶滅危惧種に指定の猛きん類タカ科「ノスリ」が今春の営巣を放棄した問題で、開発に反対する「渋沢丘陵を考える会」など市内の自然環境保護グループ5団体は10日、原因究明と保護対策の見直しを求める要望書を古谷義幸市長に提出した。

 ノスリの営巣放棄が明らかになったのは今年3月だった。営巣放棄の実態について具体的な状況報告がなされていないため、自然保護グループは事業者や行政の対応を疑問視。営巣放棄は工事計画と環境保全対策の破綻によるものだと指摘し、原因究明と保全対策の見直しを求めた。

 黒岩祐治知事にも、原因究明と、事業者の公益財団法人「相模メモリアルパーク」(愛川町)への指導を求める要望書を近く郵送する。【高橋和夫】
http://mainichi.jp/articles/20160611/ddl/k14/040/089000c

秦野の霊園開発 市民グループ、経営許可無効の訴え「市に公文書偽造の疑い」 一部所有権移転前に市が土地所有一覧表 /神奈川【毎日新聞2016年9月22日】
市長に取り消し求める要望書
 秦野市渋沢にある八国見山南面区域での大規模な霊園開発を巡り、一部の霊園用地がまだ事業者の自己所有ではない段階で所有権の変動があったような土地所有の一覧表を市が作成していたことが、市民グループ「渋沢丘陵を考える会」(日置乃武子代表)メンバーの調査で分かった。一覧表は許可の2カ月半後に作成されていた。

 同メンバーは「事業者に便宜を図る作為的なやり方で、公文書偽造ではないか」と指摘。開発に反対する同会など市内の自然保護グループ5団体は21日、経営許可の無効を訴えて、古谷義幸市長に許可取り消しを求める要望書を提出した。

 事業者の公益財団法人「相模メモリアルパーク」(愛川町)が進める開発区域(広さ約19・9ヘクタール)は、同法人と一体となって霊園開発を推進する湘南地域の造園会社がほとんどの土地を取得。だが、開発区域内の55筆の土地は登記簿上、1筆(902平方メートル)だけ別の建設会社の所有地となっていた。

 墓地埋葬法では、霊園開発区域は事業者の自己所有地であることが原則。2014年10月3日に墓地経営許可が出されたことで、55筆のうち54筆は事業者が土地を取得した。しかし、残り1筆は建設会社の所有地のまま残されていた。

 墓地経営許可事項を所管する市健康づくり課は経営許可後の同年12月17日付で、55筆の土地権利者の「一覧表」を作成した。この一覧表では、残った1筆の土地が建設会社の所有地だったにもかかわらず、造園会社の関連会社に所有権が移転したように虚偽事項を記載。実際に残り1筆の所有権移転登記が行われたのは同年12月26日になってからだった。

 市はこれまで、15年3月27日付の古谷市長名の文書で「55筆の土地について、事業者が各土地所有者との間で土地売買契約を締結していることを許可申請書に添付された契約書の写しで確認した」などと報告してきた。

 同会メンバーは「市の報告には矛盾点が多くある。一覧表は、あたかも申請から許可までの墓地経営許可手続きが正当に行われたかのように装う、つじつま合わせの偽装工作だった疑いが強い」と批判している。【高橋和夫】
http://mainichi.jp/articles/20160922/ddl/k14/040/267000c

秦野・八国見山
霊園開発で一変 ドローンで空撮 /神奈川【毎日新聞2016年10月27日】

 秦野市渋沢にある八国見山(319メートル)南面区域での大規模な霊園開発で、山容が一変した様相を同市千村の映像作家で「ネイチャーシネプロ」代表の吉田嗣郎さんがドローンによる空撮でとらえた。2014年11月の着工から間もなく丸2年。1990年の県地域環境影響評価書で「極めて良好な自然緑地。植生的にも重要」と、最高のA1ランクに評価された里山は見る影もなくなっている。

 吉田さんは、山頂付近と峠地区農道の計2カ所からドローンを飛ばし、霊園計画地(広さ19・9ヘクタール)を超広角レンズで空撮。開発が始まる前から続ける定点観測で、A1ランク評価地の変わりようを追跡している。盆地の底にある秦野市街地からは全く見ることができない開発の様子を記録してきた。

 今月6日の空撮写真では、山頂から延びる尾根が削り取られ、深く切れ込んだ中村川源流域の谷も埋め立て造成で盛り土がかさ上げされており、所々に排水管などの建設資材が置かれていることが分かる。オオムラサキの県内最大級の繁殖地だった南面区域に茂るクヌギ・コナラ群集林のほとんどが伐採された。【高橋和夫】
http://mainichi.jp/articles/20161027/ddl/k14/040/159000c

オトメアオイ
群生地の保護訴えポスター設置 秦野・渋沢小3年「大切さ、大人に示したい」 /神奈川【毎日新聞2016年11月29日】

オトメアオイ群生地に保護ポスターを設置する渋沢小の子どもたち
 秦野市立渋沢小3年4組の児童31人が28日、近くの学習林に自生するカンアオイ属の希少植物「オトメアオイ」の群生地に自然保護を訴えるポスターを設置した。15年間にわたって学習林の手入れを続ける椎野恭治さん(76)が「貴重な自然を次世代に」と呼び掛け、子どもたちが保護活動に立ち上がった。【高橋和夫】

 オトメアオイの群落は、渋沢丘陵の八国見山(319メートル)と西に約2キロ離れた頭高山(303メートル)の間にある。推定で数百株あり、県内最大級の自生地。専門家による県全域の植生調査でも確認されなかった場所で、今年1月17日に同市千村の自然映像作家でネイチャーシネプロ代表の吉田嗣郎さんが見つけた。

 地元住民がかつて薪炭用材を取ったクヌギ・コナラ群集林(広さ7・5ヘクタール)の中にある。現在は渋沢共有地管理組合が管理し、2003年から同小の学習林「西端の森」として利用されてきた。3年4組では「山のことを知りたい」「秘密基地を作りたい」と話が持ち上がり、担任の川原翼教諭が椎野さんと相談。椎野さんから「西端の森」に希少植物オトメアオイの群落があることを教わった。

 子どもたちは、自分たちでできることを話し合い、「自然保護の大切さを自分たちの文字や絵で大人に示せば、荒らされずに群生地が守られる」と、6月の総合的学習で自生場所に目印の標柱を立てた。さらに「オトメちゃん」「アオイちゃん」のキャラクターを考案してポスターのパネル6枚を作製した。

 28日は午前9時半過ぎから約2時間にわたり、椎野さんや吉田さんらと一緒に、新たに見つけた株のわきに標柱を立て、群落がある場所にポスターを設置。各自がオトメアオイの絵を描くなど観察記録を作った。県と同市の自然保護担当者も保護活動に立ち会った。

 この日の観察では約200株を確認した。松田若菜さん(8)と野崎春人さん(8)は、「オトメアオイを守る大切さを多くの人に知ってもらいたくてポスターを作った。6月に来た時よりも増えている。いっぱい見られてうれしかった」と声を弾ませた。
http://mainichi.jp/articles/20161129/ddl/k14/040/324000c

八国見山 国蝶オオムラサキ、幼虫の越冬数激減 霊園開発で環境に変化 NPO調査 /神奈川【毎日新聞2017年2月11日】
 国蝶(こくちょう)オオムラサキの県内最大級の繁殖地とされる秦野市渋沢の八国見山(319メートル)で、南面区域の大規模な霊園開発の影響から幼虫の越冬数が激減していることが、NPO「日本チョウ類保全協会」などのフィールド調査で分かった。11日に東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれる「チョウ類の保全を考える集い」で調査結果の概要が発表される。【高橋和夫】

 霊園への進入道路の建設で葉が幼虫の餌となるエノキが移植されたことや、霊園計画区域(広さ19・9ヘクタール)での樹木の伐採、尾根を削り谷を埋め立てる造成による環境の変化が大きく影響しているとみられる。八国見山周辺には幼虫の食樹エノキが約200本あり、霊園区域と進入道路の周辺が最も生息環境が優れた場所とされていた。越冬調査は同協会などの呼び掛けでチョウ類愛好家らが参加して、2012年から毎年12月下旬に継続的に実施。エノキの周りに散った枯れ葉の裏に隠れて越冬する幼虫の個体数を調べてきた。

 昨年12月はエノキ204本を調査。うちオオムラサキが発生した木は24本しかなく、総幼虫数は89匹だった。調査を始めた12年には調査エノキ数196本のうち発生木数71本、総幼虫数357匹だった。着工から約1カ月後の14年暮れには211本のうち44本で発生を確認し、総幼虫数173匹だった。

 霊園開発に伴う環境破壊で、県内最大級だった繁殖地が衰退の一途をたどっていることについて、調査を担当した中村康弘・同協会事務局長は「越冬する幼虫が大きく減少した。発生木数は経年的に減少しており、霊園計画地周辺でのオオムラサキの生息が困難な状況になってきている」と指摘している。
http://mainichi.jp/articles/20170211/ddl/k14/040/169000c

http://archive.is/HPMn6
http://archive.is/E3uV5
http://archive.is/nsJxV
http://archive.is/GeDKp
http://archive.is/H1eHr
ノスリ 秦野・八国見山周辺で営巣放棄 昨年2月、別の巣なくなる 「異変、あまりに不自然」 /神奈川【毎日新聞2016年6月1日】
ノスリ 営巣放棄は巣に異変 生態に詳しい吉田さん「風で飛ぶなど自然落下はあり得ない」 /神奈川【毎日新聞2016年5月25日】
ノスリ 営巣放棄 繁殖地県内数カ所、造成工事の影響か 秦野の霊園開発地周辺 /神奈川【毎日新聞2016年5月20日】
秦野の大規模霊園開発 ノスリの繁殖地、無残… 映像作家・吉田さん、現場撮影 破壊された森の現状訴える /神奈川【毎日新聞2015年12月9日】
ノスリ:八国見山に 霊園開発地周辺で繁殖 保護団体9羽確認 /神奈川【毎日新聞2015年11月10日】
秦野の大規模霊園開発:甲虫類1200種の生息確認 開発進行、八国見山の大磯丘陵 /神奈川【毎日新聞2015年10月17日】
秦野・八国見山:霊園開発で樹林伐採 自然保護グループ、怒りと嘆きの声 /神奈川【毎日新聞2015年7月18日】
ノスリ:八国見山の山頂、悠々と 秦野・吉田さん撮影成功 霊園建設の森に営巣か /神奈川【毎日新聞2015年7月14日】
秦野・八国見山:ノスリ保護で市が指導 事業者「中止延長せず」 /神奈川【毎日新聞2015年7月12日】
秦野・八国見山:霊園工事が再開 ヒナ巣立ち、業者確認 保護団体「拙速」と反発 /神奈川【毎日新聞2015年6月29日】
秦野の霊園建設:新たにノスリ2羽 求愛給餌行動を観察 住民団体 /神奈川【毎日新聞2015年5月24日】
秦野の霊園計画:進入道路、来月末まで工事中止 ノスリ営巣、1羽がふ化 /神奈川【毎日新聞2015年5月16日】
秦野・八国見山霊園開発問題:市、ノスリ営巣認める 霊園計画地、事業者と話し合いへ /神奈川【毎日新聞2015年5月11日】
秦野・八国見山霊園開発問題:計画地、ノスリが営巣か 反対住民、きょう工事中止を市に要求 /神奈川【毎日新聞2015年5月8日】
秦野・八国見山の大規模霊園建設:落葉広葉樹の伐採進む ノスリ営巣可能性大、工事一時中止求めているのに /神奈川【毎日新聞2015年4月29日】

タグ:ノスリ 開発
posted by BNJ at 22:39 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

街角ワイド 根室 シマフクロウ保護に向け資金提供 /北海道【毎日新聞2016年6月11日】

シマフクロウ研究者、山本純郎さん(右)に募金を手渡す北日本石油の渡辺勇人社長
 絶滅の危機にひんしている国の天然記念物・シマフクロウの保護のためにと、北日本石油(東京都中央区)の渡辺勇人社長(46)が、根室市春国岱(しゅんくにたい)原生野鳥公園ネイチャーセンターで、研究者の山本純郎さん(65)に30万円を贈った。1993年に始まった同社の資金提供は25年連続で、多い年には100万円(全社員からの募金も含む)が贈られた。山本さんは「餌代や巣箱の補修に使いたい。息の長い善意が個体数増につながっている」と感謝した。
http://mainichi.jp/articles/20160611/ddl/k01/040/054000c

http://archive.is/PsT0p
posted by BNJ at 22:34 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カイツブリ展 県の鳥、絵本原画など紹介 来月21日まで 長浜 /滋賀【毎日新聞2016年6月11日】

絵本の原画が並ぶ「カイツブリ展」=滋賀県長浜市湖北町今西で、若本和夫撮影
 県の鳥、カイツブリを描いた絵本の原画などを紹介する企画展「カイツブリ展」が長浜市湖北町今西の湖北野鳥センターで開かれている。7月21日まで。

 会場には、絵本作家の金尾恵子さんの絵本「せなかにのぼれ」(福音館書店)の原画13点を展示している。雛(ひな)を背中にのせて子育てするカイツブリの姿を描いたほのぼのとした作品。

 この他、カンムリカイツブリやハジロカイツブリ、カイツブリのはく製、カイツブリが水面にアシの枯れ葉などを積み上げて作った「浮き巣」の実物などが並ぶ。

 琵琶湖の古称「鳰(にお)の海」はカイツブリの別名、鳰に由来しており、カイツブリは1965年、県の鳥に指定されている。

 午前9時〜午後4時半。火曜休館。入館料は一般200円、小中学生100円。長浜市内の小中学生と未就学児は無料。問い合わせは湖北野鳥センター(0749・79・1289)。【若本和夫】
http://mainichi.jp/articles/20160611/ddl/k25/040/623000c

http://archive.is/5w3QZ
posted by BNJ at 21:58 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

羽ばたけトキ トキ放鳥 2日目は飛び立たず【新潟日報モア2016年6月11日】

 佐渡市新穂正明寺の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで10日に始まったトキの放鳥で、順化ケージに残っていた3羽は、11日もケージ内にとどまった。

 環境省は11日午前6時ごろにケージの放鳥口を開放。付近の池にドジョウをまいて誘導したが、外に出る気配はなく、午後5時前に放鳥口を閉めた。同省は、12日も午前6時ごろに放鳥口を開ける予定。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/toki/habatake/20160611260524.html

http://archive.is/dT7pD
新潟)トキ、自然へ旅たち 14回目の放鳥【朝日新聞デジタル2016年6月11日】
posted by BNJ at 21:57 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山口)アオバズク、今年も巣作り 岩国・吉香神社そば【朝日新聞デジタル2016年6月11日】

周囲を警戒するアオバズク=岩国市

 岩国市の吉香神社そばのエンジュの大木にフクロウの仲間、アオバズクが巣をつくり、子育てに励んでいる。周囲を警戒するオスが、まん丸い目をキョロキョロさせ、道行く人を和ませている。

 アオバズクは初夏に日本や朝鮮半島で繁殖。冬は東南アジアに南下して、越冬する。日本では青葉の頃に鳴き始めるため、アオバズクの名がついたという。体長30センチ前後。夜中に「ホッホー、ホッホー」と鳴き、大木の空洞に巣をつくる習性がある。

 吉香神社には5月ごろに飛来。毎年営巣しており、その姿を写真に収めようと多くのカメラマンが訪れる。8月末ごろまで、ここで子育てをしながら暮らす。しばらくすると、可愛いヒナが見られそうだ。(二宮俊彦)
http://www.asahi.com/articles/ASJ6B34TQJ6BTZNB003.html

http://archive.is/jPtY3
タグ:アオバズク
posted by BNJ at 13:56 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(今さら聞けない+)「竜」がつく古代生物 恐竜と別の爬虫類、海に空に【朝日新聞デジタル2016年6月11日】(鳥類進化)

「竜」がつく古代生物<グラフィック・宗田真悠>
 恐竜とほぼ同じ時代に「竜」がつく古代の生き物がいました。首長竜や魚竜、翼竜などです。みな爬虫類(はちゅうるい)の仲間なので混同されることもありますが、恐竜とは違うグループです。

      □     □

 恐竜が誕生したのは2億3千万年以上前の「三畳紀」と呼ばれる時代で1億6千万年以上にわたり繁栄しました。首長竜、翼竜、魚竜も、同じ三畳紀の、恐竜と前後する時期に出現したと考えられています。それぞれ、別の爬虫類から進化して誕生しました。

 魚竜と一部の首長竜は、母親のおなかの中で卵の殻が割れて孵化(ふか)する「卵胎生」で赤ちゃんをもうけました。海にすんでいたためです。ですが、いずれの竜も「硬い殻を持つ卵を産む」という爬虫類の特徴を満たしています。

 恐竜がこの時代の陸上の代表的な古代生物ならば、首長竜と魚竜は、海の代表的な古代生物。翼竜は空の代表的な古代生物でした。

 姿形が恐竜に似ていて、タイトルに「恐竜」がつく映画でモデルになった首長竜。日本でもっともよく知られるのはフタバスズキリュウです。

 福島県いわき市の地層・双葉層群で1968年に、当時高校生の鈴木直さんが発見しました。長い首の一部を含めて全身の多くの部分の化石が発掘され、10年前に新種とわかりました。

 フタバスズキリュウの全身復元骨格を展示している、福島県の「いわき市石炭・化石館」学芸員、菜花智さんは「ほとんどの人が『海の恐竜』と思っています」と言います。

 イルカや魚のような形をして泳いでいた魚竜も「海の恐竜」と言われることがあり、翼を広げて空を飛んだ翼竜は「空飛ぶ恐竜」という言い方をされることもあります。

 誤解を招く要因の一つが名前です。ティラノサウルスなど、恐竜の名前では「サウルス」がおなじみですが、首長竜のエラスモサウルスや、魚竜のイクチオサウルスなど、ほかの竜にもサウルスがつく種があります。サウルスは、爬虫類の一つ「トカゲ」を意味するギリシャ語からきていて、恐竜だけを指すわけではありません。

      □     □

 恐竜にはほかの竜と決定的に異なる特徴があります。国立科学博物館生命進化史研究グループ長の真鍋真さんによると「恐竜の特徴は、骨盤に穴があいていることです」。骨盤の穴に大腿(だいたい)骨がしっかりはまって、まっすぐ立つことができるのです。

 「他の爬虫類は、脚が下にのびず、がに股です」と真鍋さん。首長竜、魚竜、翼竜も、骨盤に穴があいておらず、脚やひれが、がに股についていました。

 恐竜はこの特徴のおかげで、走ることができました。他の爬虫類よりも食べ物が探しやすいなど、優位に立つことができ、地上で君臨しました。

 また恐竜は、水中や空へも進出していきました。

 肉食の大型恐竜スピノサウルスは、大腿骨の内部が空洞ではなく骨がつまっているため、水中で長い時間過ごすのに適していたことがわかり、川で生活していた可能性があるといいます。

 一部の恐竜は、木をのぼり、森の中を枝から枝へと滑空するようになりました。羽毛を持つ恐竜も発見されています。それらが鳥類へと進化していきました。

 恐竜と首長竜、翼竜は、巨大隕石(いんせき)の衝突が引き金となり、6600万年前に絶滅したとされています。恐竜は一部は鳥類に進化していますので、いまに続いていると言えます。

 魚竜はそれより前の約1億年前に絶滅したとされています。海底付近の酸素が少なくなったことや、魚との競争が考えられています。

 ■記者のひとこと

 福島県のいわき市石炭・化石館の玄関を入ると、正面に首長竜フタバスズキリュウの全身復元骨格が展示されています。全長6.5メートルの半分が首。さすが、首長竜、首が長い。そう思っていたら、学芸員の菜花智さんから、「首が短い首長竜」もいたと教えてもらいました。(神田明美)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12401032.html

http://archive.is/KFIFP
タグ:鳥類進化
posted by BNJ at 13:53 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新潟)トキ、自然へ旅たち 14回目の放鳥【朝日新聞デジタル2016年6月11日】(他1ソース/既報3ソース)

放鳥されて旋回するトキ

 環境省は10日、今年初めてとなるトキの放鳥を、佐渡市の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで行った。トキは順化ケージで3月から野生復帰の訓練を受けてきた。

 同省佐渡自然保護官事務所によると、今回放鳥したトキは、雄が2〜4歳の16羽、雌が1歳の2羽。この日早朝、職員らが順化ケージ前にトキの好物であるドジョウを池に入れて、トキが出てくるのを待った。トキがエサを求めて野外に出て行くソフトリリース方式だ。

 午前8時20分ごろ、最初に5羽が飛び立ち、10時ごろにも5羽が出て行った。飛び立ったトキは周囲を旋回し、森林地帯に向かった。午後3時までに計15羽が飛び立った。

 トキの放鳥は2008年に初めて実施。自然界で220羽を生存させることを目標にしており、今回が14回目。広野行男・首席自然保護官は「2020年の目標に向けて、今年は新しいスタートを切ったと思っている」と放鳥の意義を強調した。(原裕司)
http://www.asahi.com/articles/ASJ6B3RKQJ6BUOHB008.html

トキ 放鳥15羽空へ 佐渡・保護センター /新潟【毎日新聞2016年6月11日】
 環境省は10日、佐渡市の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで、自然界での環境に慣れるため訓練していた国の特別天然記念物・トキの放鳥を行った。放鳥は、トキの野生復帰を目的に2008年から毎年実施しており、今回で14回目。同日は1〜4歳の計18羽中、雄14羽、雌1羽の計15羽が大空へと羽ばたいた。

 同日午前6時前、職員が自然環境を再現した訓練施設「順化ケージ」の扉を開け、放鳥口付近の池に餌のドジョウをまいておびき寄せた。午前8時20分ごろに4羽が一斉に飛び立つと、その後も続々と飛び立った。

 環境省によると、前回までに215羽を放鳥し、うち106羽の生存が確認されている。【堀祐馬】
http://mainichi.jp/articles/20160611/ddl/k15/040/045000c

羽ばたけトキ トキ悠々 大空へ羽ばたく 佐渡 自然界定着へ18羽放鳥【新潟日報モア2016年6月10日】
 飼育下で繁殖させたトキの放鳥が10日午前、佐渡市新穂正明寺の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで始まった。...
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/toki/habatake/20160610260272.html

トキ14回目の放鳥、新潟・佐渡 今回は18羽、環境省【共同通信2016年6月10日】
 環境省は10日、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで、国の特別天然記念物トキの野生復帰に向けた放鳥を始めた。2008年以降、通算14回目で今回は18羽を放鳥。

 環境省によると、午前6時ごろに鳥舎のケージを開放し、正午までに13羽が飛び立った。

 いしかわ動物園(石川県能美市)や出雲市トキ分散飼育センター(島根県出雲市)などで生まれた1〜4歳の雄16羽と雌2羽。放鳥は08年から始まり、昨年までに215羽が放鳥された。

 佐渡市では今月1日、野生下生まれのトキのペアに生まれた「純野生」ひなの巣立ちが42年ぶりに確認された。
http://this.kiji.is/113847461249091067?c=39546741839462401

トキの野生復帰を目指し14回目の放鳥…18羽【読売新聞2016年6月10日】
目印のために着色された羽を広げ、飛び立つトキ(10日午前8時22分、新潟県佐渡市で)=石原健治撮影
 国の特別天然記念物トキの野生復帰を目指す14回目の放鳥が10日、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで行われた。

 放鳥されたのは1〜4歳の18羽(雄16羽、雌2羽)で、午前6時にケージの扉が開けられると、目印のために着色された羽を広げて飛び立った。

 野生の親同士から生まれたトキのひなの巣立ちが今月、42年ぶりに確認されるなど、野生復帰の試みが成果を上げている。環境省佐渡自然保護官事務所の広野行男首席自然保護官は「野生下で生まれたトキが徐々に増えている。放鳥トキと群れを形成してほしい」と話した。

 放鳥は2008年に始まり、昨年までに215羽が飛び立った。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160610-OYT1T50034.html

http://archive.is/ZJXaC
http://archive.is/tfcyo
http://archive.is/SC8EP
http://archive.is/odH3Z
http://archive.is/poQSj
posted by BNJ at 13:51 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フクロウのフクちゃん、今度こそ山へ帰れるかな? 襲われたイタチにトラウマ 寺で保護受け成長も 兵庫・三田市【産経WEST2016年6月11日】(既報関連ソースあり)

保護されて元気になった「フクちゃん」=三田市
 兵庫県三田市永沢寺の永(よう)澤(たく)寺で、イタチに巣を襲われたフクロウのひなが保護されている。副住職の渡辺秀(ひで)仙(ひさ)さん(49)一家に「フクちゃん」と愛され、最近は羽をばたつかせるまでに成長し、巣立ちの時が近いことを告げている。渡辺さんは、「早ければ11日夕にも山に帰してあげたい」と話している。

 渡辺さんによると、4月下旬、寺の境内にある回廊の天井付近に、ツバメの巣のフン受け用に設置していた段ボール箱の中で、フクロウが巣を作り、親鳥とともに2羽のひなが生まれているのが見つかった。

 そのままそっとしておいたが、5月23日早朝、ひな1羽が回廊に落下しているのを発見。巣に戻そうとしたところ、箱の中からイタチが飛び出し、中ではもう1羽のひなが死んでいた。

 野生動物の飼養は鳥獣保護管理法で禁止されているが、自然に帰す前提で一時的に保護することは可能。渡辺さんは以前にもフクロウのひなを助けたことがあり、親鳥も巣を訪れる気配がなかったことから、ひなが成長するまで一時的に保護することを決めた。

 当初は人を警戒していて餌も食べず、元気もなかったひなだったが、次第に餌も食べるようになり、羽毛も生えそろってきた。

 約1カ月が経過し、現在は体長約40センチにまで成長。本棚の上など高い場所を好むようにもなって「フクロウらしくなってきた」といい、今月3日、放鳥を試みた。だが、通りかかったイタチをみて臆病(おくびょう)になったのか、飛び立たなかったという。

 渡辺さんは「今度こそ、自分が本来生きるべき場所に飛び立ってもらいたい」と話しており、11日にもフクちゃんを放つ予定だ。
http://www.sankei.com/west/news/160611/wst1606110050-n1.html

http://archive.is/Erv4L
兵庫)フクロウのヒナ、三田・永沢寺で元気に育つ【朝日新聞デジタル2016年5月31日】
posted by BNJ at 13:47 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウッティー健診「異常なし」【読売新聞2016年6月11日】(宇治川鵜飼/他1ソース)

測定された鵜の体重に驚く鵜匠(宇治市で)
 宇治市で7月から始まる「宇治川の鵜う飼い」を前に、10日、鵜の健康診断が行われた。国内初の人工孵化ふかで一昨年に誕生した「うみうのウッティー」(雌)など14羽を獣医師が聴診し、伝染病予防のワクチンを点眼。鳥インフルエンザの検査も陰性で、いずれも「異常なし」と太鼓判を押された。

 14羽のうち、昨年、人工孵化で生まれたウッティーのきょうだい2羽も、今シーズン中に鵜飼いでデビューする予定。体重測定では雄が2.7キロ、雌が2キロと、1.7キロのウッティーを上回り、付き添った鵜匠も「大きいなあ」と目を丸くしていた。

 今季の鵜飼いは、7月1日〜9月30日に開催。雨が多い6月を避け、開始、終了とも例年より遅らせる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20160610-OYTNT50244.html

京都)鵜飼い開幕控えウミウの健康診断 宇治【朝日新聞デジタル2016年6月11日】
【動画】ウミウたちは体重測定や聴診などの健康診断を受けた=小山琢撮影

体重を測定されるウミウ=宇治市の宇治川
 「宇治川の鵜飼(うかい)」(宇治市)の開幕を来月1日に控え、10日、ウミウたちの健康診断があった。昨年より体重が増えているウミウも多く、順調にシーズンを迎えられそうだ。

 診断を受けたのは、一昨年、昨年と人工孵化(ふか)で生まれた「ウッティー」3羽を含む14羽。体重を測定し、大和動物病院(同市)の高橋将哉獣医師らが聴診器で心音を調べ、伝染病予防のワクチンを点眼した。

 ウミウたちの体重は1・7〜2・9キロ。一昨年生まれのウッティーは昨年と同じ1・7キロと極端に小柄だった。昨年も測定した10羽のうち4羽が0・1〜0・4キロ増え、減っていたのは1羽だけだった。鵜匠(うしょう)の澤木万理子さんは「コンディションがいいんだろうなと安心しました。鵜たちは、バッチシいけるんじゃないかと思います」と話した。

 鵜飼は7月1日〜9月30日。貸し切り船(10人乗り2万7500円など)と乗合船(大人2千円、小学生1千円)がある。申し込み、問い合わせは宇治川観光通船(0774・21・2328)へ。(小山琢)
http://www.asahi.com/articles/ASJ6B3HB5J6BPLZB009.html

鵜飼のウ、健康に太鼓判 京都・宇治、開幕前に診断【京都新聞2016年6月11日】
獣医師から診断を受ける今夏デビュー予定のウッティー(宇治市宇治・府立宇治公園)
 「宇治川の鵜飼」の開幕を前に、ウミウの健康診断が10日、京都府宇治市宇治の府立宇治公園であった。人工ふ化で昨夏に誕生し、デビューを目指す2羽の「ウッティー」を含む14羽が体重測定などを受けた。

 獣医師高橋尚男さん(67)が聴診器を当てたり、脚の状態を触診したりした。一部のウミウに脚の腫れがみられたが、「毛づやも良く、ベストな状態」と、一昨年に生まれ昨夏にデビューしたウッティーを含め全てのウミウに太鼓判を押した。

 2羽のウッティーは今後、かがり火に慣れるなど今夏のデビューへ準備を進める。澤木万理子鵜匠(42)は「好奇心旺盛で怖いもの知らずなので、早くデビューできるかも」と話していた。

 鵜飼は7月1日〜9月30日の午後6〜8時(9月は午後5時半〜7時半)。問い合わせは市観光協会TEL0774(23)3334。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160610000162

http://archive.is/6bVYB
http://archive.is/az0Gr
http://archive.is/OBaAr
posted by BNJ at 13:43 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地域の宝 ミヤコタナゴ放流【読売新聞2016年6月11日】(ハクチョウ/糞害)

 国の絶滅危惧種に指定されているミヤコタナゴの生息地保護区がある大田原市羽田はんだの農業用水路で10日、地元の羽田小学校の児童が、県水産試験場で飼育していた羽田系統のミヤコタナゴ約300匹を試験放流した。

 用水路のミヤコタナゴは水源の羽田沼にハクチョウなどが飛来するようになった1960年代から減り始め、ここ十数年は生息が確認されていない。野鳥のフンによる水質悪化が原因とみられ、羽田ミヤコタナゴ保存会などは給餌しないよう呼びかけている。

 試験放流は2013年以来4回目で、背びれに黄色の目印を付けている。児童47人が、4センチほどに育った生後2年目のミヤコタナゴを用水路に放した。初めて参加した2年生の星依織さん(7)は「元気に育って、赤ちゃんを産んでほしい」と水路を見守っていた。保存会の小泉芳一会長(65)も「ミヤコタナゴは地域の宝物。これからもみんなで守り育てていきたい」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20160610-OYTNT50374.html

http://archive.is/RToTf
posted by BNJ at 13:40 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ツミ、子育て奮闘中 4羽のひなに餌運ぶ【琉球新報2016年6月11日】(他1ソース)

4羽のひなに餌を与えるツミの親鳥=10日午後5時20分、読谷村の座喜味城跡(諸見里真利撮影)
 【読谷】野鳥の子育てシーズンを迎え、読谷村座喜味城跡のリュウキュウマツの樹上では、タカ科のツミのひなが愛くるしい姿を見せている。巣の中で体をくっつかせる4羽のツミのひなは、餌をくわえた親鳥が現れると、何度もくちばしを動かしおねだりした。

 親鳥は餌を細かくちぎり4羽のひなに順番に与えた。親鳥は何度も巣に餌を運び、子育てに奮闘している様子。親鳥は土砂降りになると餌を探すのをやめ、自分の体でひなを覆う姿も確認できた。沖縄野鳥研究会の嵩原建二さんは「ここ1週間くらいでひながかえった。元気に育ってほしい」と話した。
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-296015.html

ツミのヒナ、本島中部の公園でふ化 「温かく見守って」【沖縄タイムスプラス2016年6月11日】
ひな鳥にエサを与えるツミの親鳥=10日、本島中部の公園(下地広也撮影)
 タカの仲間であるツミが、本島中部の公園にあるリュウキュウマツに巣を作り子育てに励んでいる。10日、ふ化後2週間ほどたった4羽のヒナに、親鳥が交互にエサを与えたり、巣の掃除をしたりしていた。

≫ 【動画あり 閲覧注意】なんじゃこれ? アカマタ共食いの貴重映像撮影

 ツミは沖縄本島で繁殖する唯一のタカで、体長30センチほどの小型。本来は森林に生息するが、近年は公園などで繁殖する個体が増えているという。

 営巣を観察している沖縄野鳥研究会の嵩原建二さんは「5月初めごろ巣を確認した。ヒナは7月ごろまでには巣立つはず。親鳥が子育てしやすいよう、温かく見守ってほしい」と呼び掛けている。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=172762

http://archive.is/oZBEb
http://archive.is/08SbR
タグ:ツミ
posted by BNJ at 13:38 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コアジサシ、手取川に戻る 昨年、濁水影響で見られず【北國新聞2016年6月11日】

 県のいしかわレッドデータブック絶滅危惧T類に指定される渡り鳥のコアジサシが、白山市の手取川に2年ぶりに飛来し、子育てに励んでいる。昨年は濁水の影響で姿が見られなかったが、今年は50〜60羽が確認された。コアジサシは河口から1キロほどの中州で巣を作っており、愛好者らが見守っている。

 コアジサシはカモメ科の渡り鳥で、草が少ない場所を営巣地として好むとされる。2004年から観察を続ける美川自然人クラブによると、コアジサシは例年4月下旬から8月中旬にかけて手取川で見られ、多いときには200〜300羽ほどが飛来する。

 昨年は川の濁りが激しく、飛来が確認されなかった。今年は5月下旬ごろから、群舞や卵を温める様子が確認された。同クラブの藤木克彦理事長(61)は「手取川にコアジサシが戻りほっとしている。油断はできないが、今後も定着してほしい」と話した。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20160611101.htm

http://archive.is/ENL5j
タグ:コアジサシ
posted by BNJ at 13:35 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライチョウ生息の火打山、カラスやシカが侵入【信濃毎日新聞2016年6月11日】

標高2千メートルほどの湿原で餌を探すカラス=8日、新潟県妙高市の火打山
 国特別天然記念物ニホンライチョウの繁殖地になっている火打山(新潟県妙高市、2462メートル)山頂周辺で、環境省長野自然環境事務所(長野市)などは10日までに、ライチョウの生息を脅かすカラスやニホンジカの侵入を確認した。火打山では植生変化でライチョウの生息環境の悪化が指摘されているが、専門家は野生動物を含めた対策が必要としている。

 信州大名誉教授で中村浩志国際鳥類研究所(長野市)の中村浩志代表理事(69)=鳥類生態学=や同省自然保護官らが、8〜10日に山頂周辺で行ったイネ科植物の試験除去の調査中に確認した。火打山では従来、南、北アルプスなどに比べ野生動物による影響は少ないとみられていた。

 カラスはライチョウのひなや卵を捕食する可能性が指摘されている。8、9日、ライチョウ生息地に近い標高2千メートルほどの湿原で餌をついばむ様子が初めて確認された。

 ライチョウの餌になる植物を食べたり踏み荒らしたりするニホンジカも、火打山で同省が確認したのは初めて。山頂周辺で8日に群れの足跡が見つかり、自然保護官が9日、山頂直下の残雪の斜面を横断しているのを目撃した。

 中村代表理事は「平地で増えた野生動物が高山に上がってきた。捕獲などの対策に乗り出す必要がある」とする。2009年をピークに火打山のライチョウの生息数は減っており、近年はひなの確認がほとんどできないという。

 環境省長野自然環境事務所の福田真・自然保護官(33)は「野生動物の影響もかなりありそうだと分かった。地元自治体などと協力し対策を検討したい」としている。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160611/KT160610FTI090015000.php

http://archive.is/DCDgZ
ライチョウ保護へ調査開始 妙高・火打山 環境省と妙高市【新潟日報モア2016年6月9日】
posted by BNJ at 13:33 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする