2016年06月21日

コアジサシのひな誕生、響灘ビオトープ【読売新聞2016年6月21日】(既報関連ソースあり)

親鳥(左)に寄り添われるコアジサシのひな
 北九州市若松区の響灘ビオトープは20日、園内で5月に初めて産卵が確認された希少な渡り鳥「コアジサシ」の卵が孵化ふかし、ひな1羽が誕生したと発表した。

 発表によると、孵化したのは、園内に飛来したつがい2組が5月15〜25日頃に産卵した複数の卵の一つ。今月15日にひながいるのを確認した。現在は体長10センチ足らずで、体は薄い茶色。まだ飛べず、親鳥が運んでくる小魚を食べている。順調にいけば今月末にも飛べるようになり、南方に向かうという。

 コアジサシはカモメ科で、環境省のレッドリストでは、絶滅の危険が増大している「絶滅危惧2類」に指定されている。同ビオトープは2012年の開園時から、コアジサシが好む砂や小石を敷くなど繁殖しやすい環境を整えてきた。
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160621-OYS1T50068.html

http://archive.is/AVHxo
響灘ビオトープで初産卵 希少種コアジサシ [福岡県]【西日本新聞2016年6月3日】
わがまち・マイタウン コアジサシ ビオトープで産卵 若松 /福岡【毎日新聞2016年6月14日】

posted by BNJ at 23:48 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライチョウに「大きな影響なし」…御嶽山噴火【読売新聞2016年6月21日】(既報3ソース)

御嶽山三ノ池付近で確認されたライチョウ=長野県提供
 2014年9月の御嶽山噴火が与えたニホンライチョウへの影響を解明する長野県の生息調査の本調査が、18日から3日間にわたり、木曽町と王滝村の御嶽山頂付近で実施された。

 調査を担当した中村浩志・信州大名誉教授(69)(鳥類生態学)は20日、木曽町で記者会見し「08年に御嶽山全体で実施した調査とほぼ同数の縄張りが確認できた。噴火は御嶽山のライチョウには大きな影響は与えていないとみられる」との見解を示した。岐阜県側の調査結果も含めてまとめ、10月に大町市内で開催されるライチョウ会議で発表する予定だ。

 長野県側の調査では、木曽町で6、王滝村で9の計15の縄張りを確認。08年に確認した縄張りの数(木曽町6、王滝村11の計17)とほぼ同じだった。

 このうち木曽町では、08年に二ノ池の北側で確認できた二つの縄張りが、今回は確認できなかった。火山灰が約10センチ積もった影響によるとみられる。一方で、火山灰の少ない山頂北部の三ノ池から継子岳にかけては、前回より二つ多く見つかったため、木曽町で見つかった縄張りの数は前回と同数になった。中村教授は「ライチョウが縄張りを作れない環境を避け、移動した可能性がある」と推測している。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160621-OYT1T50062.html

御嶽山の15カ所に縄張り ライチョウ「噴火、大きな影響なし」【中日新聞2016年6月21日】
木曽町エリアで確認されたニホンライチョウの雄(県提供)

 御嶽(おんたけ)山での国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の生息調査で二十日、長野側の調査結果を信州大の中村浩志名誉教授(69)らが発表した。生息調査は二〇一四年九月の噴火以降では初で、木曽町三岳支所で記者会見した中村名誉教授は、十五カ所で縄張りが確認されたなどとし「噴火はライチョウの生態に大きな影響を与えていない」との見解を示した。七〜十月にはヒナの生育状況を調査する考えだ。

 生息調査は長野、岐阜両県がそれぞれ実施。長野側は十八日から三日間、中村名誉教授や東邦大訪問研究員の小林篤さん(28)、県職員ら五人が木曽町と王滝村から許可を受けて入山し、火口約一キロ圏や周辺を調査した。

 その結果、縄張りは王滝村エリアで九カ所、木曽町エリアで六カ所の計十五カ所で確認された。〇八年調査ではそれぞれ十一カ所、六カ所だったため、王滝村エリアで二カ所減ったが、この二カ所は火山灰が積もっていない場所にあったとして噴火は関係していないとみている。

 一方、九合目付近では、噴火による降灰でライチョウの餌になる低木ガンコウランや、巣を作るハイマツが一部枯れていた。小林さんは「巣が作れなくなった場所も出てきた」と懸念しつつ、「新たに縄張りを作るスペースはあり、心配はない」と述べた。

 今月三〜五日に実施された岐阜側の調査では、十六羽の生息が確認されており、同県も「現時点で、噴火の大きな影響は見られない」との見方を示している。 

(前田寛季)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20160621/CK2016062102000014.html

「噴火の影響大きくない」 御嶽山ライチョウ調査【産経フォト2016年6月20日】
 長野、岐阜両県が合同で実施した国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の御嶽山での生息調査について、長野県側を担当した中村浩志信州大名誉教授は20日、同県木曽町で記者会見し「2008年の前回調査と縄張り数がほぼ同じで、14年の噴火による影響は大きくない」と述べた。

 長野県の調査は今月18日から3日間。中村教授ら2グループはそれぞれ木曽町と王滝村から入山し、許可を得て火口約1キロ圏や周辺で、個体やふんの有無からライチョウの縄張りがいくつあるか調べた。

 中村教授らによると、長野県側で15カ所の縄張りが確認された。08年は17カ所。減った2カ所は火山灰が積もっていない場所にあったため、噴火は関係ないとみられる。ただ、巣を作るハイマツや餌となる低木が降灰の影響で枯れた場所もあった。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160620/dly1606200023-n1.html

岐阜)16羽を確認 県の御嶽山ライチョウ調査【朝日新聞デジタル2016年6月21日】

 岐阜、長野両県境にまたがる御嶽山(3067メートル)での国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息状況調査で、県は16羽の生息を確認した。2014年の噴火災害による大きな影響は見られなかったという。

 調査は県が「日本野鳥の会 岐阜」に委託し、今月3〜5日に実施。下呂市と高山市の標高約2700メートル以上の高山地帯で、双眼鏡を使って調べた。

 その結果、見つかった16羽のうち3組のつがいが確認され、残りの10羽はすべてオスだった。調査中にメスが見つからなかった可能性もあるが、オスの方が生存率が高いことも要因として考えられるという。

 縄張りの数に2・5を掛けて算出する県の調査では、1984年に88羽、95年に73・5羽が確認されている。県は今月17〜19日の調査でオスの縄張りが10〜15個あることを確認し、8月5〜7日にも調査を予定している。今年度末までに計3回の調査結果をまとめ、生息数の増減を結論づける。
http://www.asahi.com/articles/ASJ68643ZJ68OHGB00X.html

ライチョウ 御嶽山・生息調査 岐阜側16羽、県確認 3カ所でつがいも /岐阜【毎日新聞2016年6月7日】
 県は5日、御嶽山(長野、岐阜県)で、国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息調査を噴火後初めて実施し、岐阜側で16羽の生存を確認したと明らかにした。長野県は5月、長野側を調査し10羽を見つけている。

 2014年9月の噴火による影響が懸念されていたが、岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策官は「大きな影響は確認できなかった」としている。両県で調査を続け、16年度中に報告書をまとめる。

 県によると、調査は3〜5日に実施。下呂市の登山口から入山し、標高2700〜3000メートルのライチョウが巣を作りやすい地点約15カ所を回った。雄10羽を確認した他、3カ所でつがいを発見した。火山灰など噴火の痕跡はほとんどなかった。

 火口付近の2カ所を双眼鏡で調べたが、ライチョウは見つからなかった。地面に薄く火山灰が積もり、餌となる植物も一部枯れていたという。

 御嶽山は14年9月27日に噴火した。現在も噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)で、火口から約1キロは立ち入れない。
http://mainichi.jp/articles/20160607/ddl/k21/040/015000c

岐阜県側、ライチョウ16羽確認 県が御嶽山噴火後初調査【信濃毎日新聞2016年6月6日】
 岐阜県は5日、御嶽山(長野・岐阜県境)で、国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息調査を噴火後初めて実施し、岐阜側で16羽の生存を確認したと明らかにした。

 2014年9月の噴火による影響が懸念されていたが、岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策官は「大きな影響は確認できなかった」としている。両県で調査を続け、16年度中に報告書をまとめる。

 岐阜県によると、調査は3〜5日に実施。同県下呂市の登山口から入山し、標高2700〜3千メートルのライチョウが巣を作りやすい地点約15カ所を回った。雄10羽を確認した他、3カ所でつがいを発見した。火山灰など噴火の痕跡はほとんどなかった。

 長野県は5月20日に生息調査を前にした予備踏査を行い、山頂南の木曽郡王滝村にある「奥の院」一帯で10羽を確認。本調査を今月中旬から9月まで複数回行う予定だ。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160606/KT160605FTI090005000.php

岐阜 ライチョウ16羽を確認 岐阜県側調査「個体数は安定」【中日新聞2016年6月6日】
御嶽山の岐阜県側(下呂市)で4日、撮影されたライチョウの雌=日本野鳥の会岐阜提供
写真
 県は三〜五日、長野県境にある御嶽山で、国の特別天然記念物で県の鳥ライチョウの生息調査を、二〇一四年九月の噴火後初めて行い、岐阜県側で十六羽の生息を確認した。担当者は「現時点で、噴火の大きな影響は見られない」としている。

 調査は、県が日本野鳥の会岐阜に委託した。

 下呂市から高山市にかけての標高約二千五百メートルの一帯を調べた。確認した十六羽のうち、つがいが三組見つかった。日本野鳥の会岐阜の大塚之稔代表(62)は「このエリアの個体数としては従来と変わりがない」と語った。

 調査は六月中旬と八月上旬にも実施し、結果は本年度中にまとめる。大塚代表は「これから産卵期、抱卵期に入る。どれぐらいの個体数が卵を育てるのか、見ていきたい」と話した。

 ライチョウは高山地域にすむ鳥で、日本は世界最南端の生息地。環境省によると、一九八〇年代には国内に三千羽いたが、現在は二千羽以下に減ったと推定されている。御嶽山では従来、個体数が安定しているという。

(小倉貞俊)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160606/CK2016060602000024.html

ニホンライチョウ岐阜県側で16羽生存確認【日刊スポーツ2016年6月6日】
 岐阜県は5日、御嶽山(長野、岐阜県)で、国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息調査を噴火後初めて実施し、岐阜側で16羽の生存を確認したと明らかにした。長野県は5月、長野側を調査し10羽を見つけている。

 2014年9月の噴火による影響が懸念されていたが、岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策官は「大きな影響は確認できなかった」としている。両県で調査を続け、16年度中に報告書をまとめる。

 岐阜県によると、調査は3〜5日に実施。同県下呂市の登山口から入山し、標高2700〜3000メートルのライチョウが巣を作りやすい地点約15カ所を回った。雄10羽を確認した他、3カ所でつがいを発見した。火山灰など噴火の痕跡はほとんどなかった。

 火口付近の2カ所を双眼鏡で調べたが、ライチョウは見つからなかった。地面に薄く火山灰が積もり、餌となる植物も一部枯れていたという。

 御嶽山は14年9月27日に噴火した。現在も噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)で、火口から約1キロは立ち入れない。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/1658711.html

http://archive.is/nYyw5
http://archive.is/n6RTM
http://archive.is/i5kjA
http://archive.is/GP5rq
http://archive.is/XAp5r
http://archive.is/LWTG5
posted by BNJ at 23:45 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カワセミやシマエナガ愛らしく 阿寒ツルセンター館長が写真展【どうしんウェブ2016年6月21日】

ヤマセミなど野鳥の写真を紹介する河瀬幸さん
 【阿寒湖温泉】阿寒国際ツルセンター「グルス」館長の河瀬幸さん(40)が、阿寒湖温泉の「奏楽(そら)の森ギャラリー」で初の個展を開いている。グルスのビオトープ(人工湿地)に集まる野鳥や動物の写真25点を展示し「見た人に、こんな鳥もいるんだと思ってもらえるような展示になれば」と話している。

 河瀬さんはグルスのガイドだった10年ほど前、常連の来館者から中古のカメラを安く譲ってもらったのをきっかけに写真を始めた。グルスには牧場だった土地に水を引いてヨシの原っぱなどを再現したビオトープがあり、そこに集まる野鳥を撮影するうちに、はまり込んでいった。

 個展ではカワセミのオスがエサをくわえてメスに求愛する姿や、カッコウのヒナに餌をやるキセキレイなどビオトープの野鳥15種類の写真を展示。それぞれに日本語と英語の説明文もつけ、人気のシマエナガは「真っ白なマシュマロのようないでたちにつぶらな瞳。そのかわいさに誰もがメロメロ」とユーモアも交えて紹介している。

 かつて訪れた英国の公園で家族がバードウオッチングをする姿を見て「日本にもこういう文化が入ってくるといいなと思った」という河瀬さん。個展に合わせて、これまでにビオトープで撮影した100種類以上の野鳥をまとめた図鑑も作成して会場に置いた。「有名な鳥だけでなくさまざまな種類の野鳥がいて、楽しいビオトープの魅力を発信していきたい」

 写真展は29日まで。午前10時から午後6時(水曜定休)。入場無料。(鈴木誠)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0284588.html

http://archive.is/xZJe8
posted by BNJ at 23:40 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台湾の学術研究チーム、初めてシベリアへ 迷子のツルの故郷を探索【中央社フォーカス台湾2016年6月21日】(既報関連ソースあり)

邱銘源さん提供
(新北 21日 中央社)ソデグロヅルの繁殖行為を撮影し、シベリアの生態を調査しようと、台湾のシベリア探査隊が20日、ロシア・ヤクーツクに入った。台湾の学術研究チームがシベリア入りするのは初めて。北部・新北市金山区の湿地に2014年末から1年半余りにわたり迷い込んでいたソデグロヅルの存在が探査のきっかけとなった。現地の学者との交流なども行い、台湾の渡り鳥研究に新たな歴史を刻む。

探査隊のメンバーは、停留していたソデグロヅルの保護活動を行っていた台湾生態工法発展基金会の廖仁慧執行長や邱銘源副執行長、鳥類専門家の丁宗蘇・台湾大学森林環境資源学科副教授、台江国家公園管理処の黄光瀛博士ら。

廖氏によると、極地の凍原探査のため、事前に地理や気候データの研究や収集を行ったほか、浄水器材や研究地図、衛星電話、台湾のインスタント食品、蚊除けのための養蜂装備まで用意した。これらは全て中国大陸で初めてシベリアを撮影したカメラマンの鄭忠杰さんから伝えられた経験をもとにしたという。

探査隊はロシア科学アカデミー極東支部の学者との交流を通じ、渡り鳥の飛翔ルートと生態について理解を深めたいとしている。また、台湾とロシアの間で、将来の鳥類生態と生息地の保護に関する協力関係を結ぶ。

邱氏は、ソデグロヅルの金山への旅が、探査隊のシベリアへの旅を促したと語る。迷子のツルは台湾の動物保護の歴史に新たな1ページを加えたとソデグロヅルがもたらした特別な意義を強調した。

(黄旭昇/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201606210005.aspx

http://archive.is/hV7M9
台湾に約1年半停留のツル、故郷に旅立ちか 地域に重要な“足跡”残す【中央社フォーカス台湾2016年5月5日】
タンチョウ救った日本人、台湾に飛来したツルの保護活動にエール【フォーカス台湾2015年2月9日】
台湾・新北市にシベリアからの珍客飛来、愛鳥家ら「びっくり!」【中央社フォーカス台湾2014年12月17日】
posted by BNJ at 23:38 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北麓の野鳥、100種紹介【山梨日日新聞電子版2016年6月21日】

 日本野鳥の会富士山麓支部(天野正夫支部長)は、富士北麓の野鳥を紹介する冊子=写真=を作った。
 同支部によると、冊子は30ページで、ポケットに入るようにと、A4判の3分の1のサイズにした。富士北麓には...
http://www.sannichi.co.jp/article/2016/06/21/00128821

http://archive.is/zWDko
タグ:書籍
posted by BNJ at 23:30 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

聟島でアホウドリ繁殖支え 巣立ち見届けず4年前他界の獣医師・渡辺さん【東京新聞2016年6月21日】(既報関連ソースあり)

ヘリで運んできたアホウドリのひなを放す渡辺さん=2008年2月、聟島で(山階鳥類研究所提供)

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリ。先月、小笠原諸島(東京都)の聟島(むこじま)で生まれたひなが初めて巣立ったが、島の繁殖地づくりに尽力し、志半ばで病死した獣医師の女性がいる。山階(やましな)鳥類研究所(千葉県我孫子市)の協力調査員だった故渡辺ユキさん=二〇一二年に五十三歳で死去=だ。ともに保全に取り組んだ研究員らは「きっと巣立ちを喜んでいてくれるだろう」と思いをはせている。 (三輪喜人)
 渡辺さんは、阿寒(あかん)国際ツルセンター(北海道釧路市)に約六年間勤務し、タンチョウやシマフクロウの保護に携わった。その経験を生かし、アホウドリの繁殖に取り組んだ。「野鳥に対応できる獣医師は少ない。アドバイスは的確で、貴重な存在だった」。山階鳥類研究所の佐藤文男さん(63)は振り返る。
 乱獲により激減したアホウドリの繁殖地は現在、伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島に限られる。渡辺さんが鳥島でアホウドリの保護に関わり始めたのは一九九九年三月。「一羽のひなも死なせたくない」という強い思いを、佐藤さんは目の当たりにした。
 ひなは、崖下約百メートルにある巣から落ちることがたびたびあった。そのままでは死んでしまう。渡辺さんはキャンプから片道二時間かけて現場に通い、ひなを巣に戻す作業を繰り返した。
5月、聟島を巣立ったアホウドリのひな(中央)(山階鳥類研究所提供)
写真
 鳥島は火山噴火の恐れがあるため、東京都や環境省などは約三百五十キロ南東の聟島に別の繁殖地づくりを計画する。五年間でひな七十羽を移住させる繁殖地づくりが、〇八年二月に始まった。
 渡辺さんは、ひなを運ぶための木箱を佐藤さんらと共同で開発。ひながくちばしをけがしないよう、箱の内側にスポンジを張り、箱の温度調整をするため、開閉できる通気孔も作った。「常にひなの視点で、快適に過ごせるかを考えていた」(佐藤さん)
 最初の十羽の移送には直接関わった。聟島での研究責任者、出口智広さん(42)によると、ひなは神経質で餌をすぐ吐いてしまい、骨格が柔らかいため、下手に触ると骨折してしまう。
 渡辺さんは、スルメイカやトビウオを消化しやすいようミンチにして、生クリーム絞り器で注入する方法を研究員らと考案。研究所の広報誌で「皆で検討した方法で、十羽とも健康な状態で運ぶことができ、責任を果たせてたいへんほっとしています」と控えめに振り返っている。
 ひなたちは無事に成長し、三年後に聟島に帰ってきた。最初に戻った雄は、尖閣諸島から来たとみられる雌とペアになり、今年一月、島で初めてのひなが誕生。五月に巣立った。
 しかし、渡辺さんは一二年四月に病気で亡くなり、最後まで見届けることはかなわなかった。
 「自分よりもアホウドリが大事という人で、わが子のように接していた」と出口さん。「今回の繁殖成功を一番喜んだと思う。渡辺さんに見せてあげたかった」とその死を惜しんだ。
<アホウドリ> ミズナギドリ目アホウドリ科。北太平洋に生息する日本最大級の海鳥で、翼を広げると2.2メートルにもなる。明治時代に羽毛を取るため乱獲された。小笠原諸島は戦前まで数万羽が生息する大繁殖地だったが、一時は絶滅したと考えられたほど激減した。1962年に特別天然記念物に指定。保全活動で少しずつ増え、山階鳥類研究所によると、現在は伊豆諸島の鳥島で約4000羽まで回復したと推定される。人間に対する警戒心が薄く、育った土地に帰ってくる傾向が強い。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016062102000267.html

http://archive.is/wUKmK
アホウドリ 新繁殖地 ひな初の巣立ち【毎日新聞2016年5月24日】
アホウドリひな聟島で初の巣立ち 新繁殖地計画の小笠原【共同通信2016年5月23日】
posted by BNJ at 23:29 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裾野市 野鳥密猟防止パトロール (静岡県)【NNNニュース2016年6月21日】

野鳥の密猟を防ごうと21日朝、裾野市の富士山麓で県と警察による合同パトロールが行なわれた。パトロールは、21日午前8時頃、富士山2合目にある水ヶ塚公園周辺で行なわれ、警察や県の職員など7人が参加した。国や県の許可なしに野鳥の捕獲・飼育することは法律で禁止されているが、メジロやコマドリなど野鳥の繁殖期であるこの時期に密猟が多発することから、参加者は林道に入り、「かすみ網」や「トリモチ」など罠が仕掛けられていないか確認した。県では、今後も定期的にパトロールを実施していく予定。
http://www.news24.jp/nnn/news8809916.html

http://archive.is/4jGb2
posted by BNJ at 23:25 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

青森)フンボルトペンギンのひな2羽誕生 浅虫水族館【朝日新聞デジタル2016年6月21日】(既報2ソース)

フンボルトペンギンの赤ちゃん2羽(下)と父親のペンギン=5月27日撮影、青森市の浅虫水族館

 青森市の県営浅虫水族館で、フンボルトペンギンの赤ちゃん2羽が生まれた。親ペンギンに守られながらすくすくと育っている。

 2羽は5月13日と14日、11歳の父親と16歳の母親との間に生まれた。生まれた直後は体長10センチ弱、体重は80グラムほどだったが、現在は体長40〜50センチ、体重2キロ弱に成長した。生後すぐは1日の大半を寝て過ごし、両親が交代で温めていたが、最近は巣箱から出ることもある。生後3カ月ほどで巣立ちし、羽毛が生え替わって泳げるようになる。見た目が親と同じようになるのは来年夏ごろという。

 飼育員の小野寺美奈さんは「目が見えるようになって、餌をねだるようになってきた。もうすぐきょうだいで遊び出すでしょう」。展示ガラスから見づらい場所に巣があり、姿を見るのは難しいが、同館は掲示やホームページで成長の様子を知らせていく予定だ。
http://www.asahi.com/articles/ASJ5W5W0CJ5WUBNB00J.html

2羽のパパになりました 浅虫水族館【読売新聞2016年5月20日】
生まれたばかりの2羽のひなを温めるフンボルトペンギンの父親(19日午後、青森市の県営浅虫水族館で)=平出正吾撮影
 青森市浅虫の県営浅虫水族館は19日、フンボルトペンギンのひな2羽がかえったと発表した。

 同館によると、ひなは13、14の両日に1羽ずつ生まれ、今のところ健康状態に問題はないという。3月下旬に11歳のオスと16歳のメスのつがいが産卵しており、両日とも朝に飼育員が出勤した際、ひながかえっているのを見つけた。

 生後5〜6日のひな2羽は、いずれも体長約10センチ、体重約170〜200グラムで、オスの親鳥がうつぶせのような体勢をとりながら腹の部分で2羽のひなを温めていた。

 ひなは現在、繁殖用の巣箱の中で親鳥に育てられており、8月頃には独り立ちして展示水槽から成長した姿を見ることができるようになるという。同館広報企画課の伊藤達志課長(55)は「幼くて愛くるしい表情を見せるフンボルトペンギンの子どもの姿を楽しみにしていてほしい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20160519-OYTNT50352.html

浅虫水族館でペンギンの赤ちゃん誕生【Web東奥ニュース2016年5月19日】
 青森市の浅虫水族館で13日から14日にかけて、飼育中のフンボルトペンギンが2羽のひなをかえした。赤ちゃんは親の愛情を受けすくすくと成長。関係者は、元気な姿で来館者の前に現れる日を心待ちにしている。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160519013573.asp

http://archive.is/nKBTe
ttp://archive.is/mOo52
ttp://archive.is/kLY4L

「やんばる国立公園」が決定 北部訓練場は除外、世界遺産へ弾み【琉球新報2016年6月21日】(他2ソース/既報1ソース/ヤンバルクイナ/ノグチゲラ)

 【東京】環境省は20日、本島北部の国頭、東、大宜味3村にまたがる陸域と海域約1万6300ヘクタールを「やんばる国立公園」に指定することを決定した。同日の中央環境審議会の答申を受け決めた。今後は自治体と協議し、土地利用基本計画の変更などを経て、8月以降に官報に公示する。国立公園の指定は全国33番目で、完全な新規指定は2014年の慶良間諸島以来。一方、指定地域に米軍北部訓練場は含まれていない。
 国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、固有動植物や希少動植物が生息し、多様な生態系が複合的に一体となった景観が特徴。10年度に実施された国立・国定公園総点検事業で「わが国を代表する傑出した地域である」などと評価されていた。政府は指定地域を含む「奄美・琉球」について、世界自然遺産登録を目指す考えで、国立公園化によって開発を規制し、環境を守る体制を強める。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-301725.html

沖縄北部「やんばる」を国立公園指定へ 世界遺産めざす【朝日新聞デジタル2016年6月21日】
やんばる地域の森には国の天然記念物ヤンバルクイナなど多くの固有種がすむ

 国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄本島北部のやんばる地域が今夏、新たに国立公園に指定されることになった。環境相の諮問を受けた中央環境審議会が20日、「やんばる国立公園」との名称を決め、指定を認める答申を出した。新規の国立公園指定は2014年の慶良間諸島(沖縄県)以来で、33カ所目。

 指定区域は大宜味、国頭(くにがみ)、東の3村にまたがり、面積は陸域が1万3622ヘクタール、海域が3670ヘクタール。水辺のマングローブ林、石灰岩が浸食されてできたカルスト地形など多様な生態系が広がり、国の天然記念物ヤンバルクイナやオキナワトゲネズミ、ヤンバルテナガコガネ、ノグチゲラといった固有種の動植物が生息する。

 やんばるは「山々が連なり森の広がる地域」という意味。環境省によると、これまでの国立公園は景勝地が多かったが、多様な生き物を育む生態系と一体になった新たなタイプの公園として指定するという。

 ただし、日米両政府が一部返還に合意している米軍北部訓練場(約7800ヘクタール)は含まない。返還後に扱いを検討するという。

 政府はやんばる地域や鹿児島県の奄美大島などを「奄美・琉球」地域として、早ければ2018年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界自然遺産に登録することも目指している。(小堀龍之)
http://www.asahi.com/articles/ASJ6N4D3FJ6NULBJ00F.html

やんばる国立公園、指定決定…絶滅危惧種が生息【読売新聞2016年6月20日】
 環境省は20日、沖縄県の沖縄本島北部のやんばる地域を33番目の国立公園「やんばる国立公園」に指定することを決定した。


 対象地域は、同県国頭くにがみ村、大宜味おおぎみ村、東ひがし村の3村にまたがる陸域約1万3600ヘクタールと、海域約3700ヘクタール。国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、「ヤンバルクイナ」や、キツツキの仲間「ノグチゲラ」などの絶滅危惧種が生息している。

 生態系を守るため、陸域は保護地区を設け、自然に負荷を与えない範囲で登山道などを整備し、環境保護と観光を両立させる「エコツーリズム」を支援する。

 政府は、やんばる地域を含む奄美・琉球地域(鹿児島、沖縄県)の世界自然遺産登録も目指している。国立公園化で、登録に弾みをつけたい考えだ。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160620-OYT1T50125.html

「やんばる」国立公園に 33番目、沖縄本島北部【産経フォト2016年6月21日】
 「やんばる国立公園」に指定されることが決まったやんばる地域の森 =20日午後、沖縄県国頭村
 「やんばる国立公園」に指定されることが決まった沖縄本島北部のやんばる地域で、辺りの様子をうかがう野生のヤンバルクイナ。近づくと素早く森の中に姿を消した =20日午後、沖縄県国頭村
 環境省は20日、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる、沖縄本島北部のやんばる地域(沖縄)を「やんばる国立公園」に指定することを決めた。全国33番目で、7月にも官報で告示する。政府は指定区域を含む「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄)について、2018年の世界自然遺産登録を目指している。登録には自然環境の厳格な保護が求められており、国立公園化により開発を規制し、希少な鳥のヤンバルクイナなどが生息する環境を守る体制を強化する。

 ただ奄美大島などの国立公園化に向けた地元協議が難航しており、「奄美・琉球」の早期の世界遺産登録には課題も残る。

 15年に上信越高原から分離された妙高戸隠連山(新潟、長野)に続く新たな国立公園が誕生する。新規指定は14年の慶良間諸島(沖縄)以来となる。中央環境審議会が20日、丸川珠代環境相に答申した。

 やんばる国立公園は沖縄県国頭、大宜味、東の各村一帯の森林や海域で構成。沖縄海岸国定公園の一部を編入し、面積は陸域1万3622ヘクタール、海域3670ヘクタール。

 世界でも少ない亜熱帯照葉樹林には、絶滅の恐れがあるヤンバルクイナやノグチゲラなど多くの固有種が生息し、豊かな生態系がある。波の浸食でできた石灰岩の崖や、マングローブ林など多様な自然景観が特徴だ。
http://www.sankei.com/photo/story/news/160620/sty1606200019-n1.html

沖縄・やんばる地域が国立公園に 33番目、世界自然遺産へ保護【共同通信2016年6月20日】
亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄本島北部地域で生息するヤンバルクイナ(環境省提供)

やんばる国立公園の指定区域

 環境省は20日、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄本島北部のやんばる地域(沖縄)を「やんばる国立公園」に指定することを決めた。全国33番目で、7月の官報で告示する。政府は指定地域を含む「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄)について、2018年の世界自然遺産登録を目指している。登録には自然環境の厳格な保護が求められており、国立公園化により開発を規制し、希少な鳥のヤンバルクイナなどが生息する環境を守る体制を強化する。

 15年に上信越高原から分離された妙高戸隠連山(新潟、長野)に続く指定。完全な新規指定は、14年の慶良間諸島(沖縄)以来となる。
http://this.kiji.is/117546029095814644?c=39546741839462401

http://archive.is/an1t2
http://archive.is/5BViy
http://archive.is/ZM96n
http://archive.is/6M36S
http://archive.is/EkIkm
posted by BNJ at 11:57 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする