2016年07月31日

北ア・大天井岳、ライチョウひな少数 信大名誉教授調査【信濃毎日新聞2016年7月31日】(既報関連ソースあり)

ハイマツ帯の中で寄り添うライチョウの母鳥(左)とひな=29日、大天井岳周辺
 ニホンザルによる国特別天然記念物ニホンライチョウのひなの捕食が昨年目撃された北アルプス大天井岳(2922メートル)の一帯で、「信州ライチョウ研究会」会長で、信州大名誉教授の中村浩志さん(69)が30日まで3日間、ひなの生息状況調査を行った。発見したライチョウの雌1羽当たりのひなの割合は、大天井岳一帯は1・7羽で、隣接する常念岳(2857メートル)の3・0羽を下回った。大天井岳一帯ではキツネのふんも数カ所で確認。中村さんは「大天井岳一帯では、キツネなどの侵入で、ひなの捕食が進んでいる可能性がある」としている。

 中村さんによると、ライチョウの雌は毎年産卵し、1羽の雌からふ化するひなは6羽程度。ふ化後1カ月ほど経過したこの時季は、雌がひなを守りながら行動している。

 調査は、猿の群れがライチョウの生息地に侵入するとみられる8月を前に、ひなの生息状況を把握しようと初めて実施。常念岳山頂付近と大天井岳一帯(横通岳〜大天井岳)の二つのエリアで調べた。

 常念岳では5羽の雌を発見。ひなと一緒だったのは4羽で、ひなは計15羽だった。大天井岳一帯では9羽の雌を確認し、ひなが一緒だったのは6羽で、ひなは計15羽だった。ひなを連れていない雌は、野生動物による捕食などでひなを失ったとみられるという。

 常念岳の山頂付近は急な斜面が多く、ライチョウの隠れる大きな岩場も多い。中村さんは「(大天井岳一帯での)昨年の調査中にキツネのふんの中にライチョウの羽が入っていた。一帯は野生動物が侵入しやすいなだらかな斜面が多く、キツネが標高の高い場所まで侵入する頻度が高まっているとみられる」と話す。

 大天井岳一帯を見渡せる東天井岳では今夏、ライチョウ保護のため、県が猿の群れの追い払いを実施する。中村さんは今回の調査を基に、キツネの対策も検討する必要が出てきたとしている。

 中村さんは8〜10月も調査を行い、10月に大町市で開く「ライチョウ会議長野大会」で報告する予定だ。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160731/KT160730FTI090003000.php

http://archive.is/gIvwG
ライチョウ保護で長野・富山知事、ボランティア組織化一致【産経ニュース2016年7月7日】
南アルプスのライチョウ保護 市民が生息調査を支援【静岡新聞アットエス2016年6月30日】
ライチョウに「大きな影響なし」…御嶽山噴火【読売新聞2016年6月21日】
北限のライチョウ守れ 妙高・火打山 保護へ進む調査【新潟日報モア2016年6月15日】
ライチョウ生息の火打山、カラスやシカが侵入【信濃毎日新聞2016年6月11日】
ライチョウを天敵から守れ 北アでサルにGPS付き首輪【中日新聞2016年6月10日】
ニホンザルによる捕食確認 ライチョウ保護「早急な対策必要」 長野【産経ニュース2015年9月1日】
ライチョウのヒナをニホンザルが捕食 北アの高山帯、国内で初確認【産経ニュース2015年8月31日】

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2016年07月30日

ムクドリ対策 タカをもって制す 鷹匠に駆除委託 大分市の中央通りで来月3、4日 /大分【毎日新聞2016年7月30日】

 大分市は、市道中央通りに集まるムクドリ対策として、タカとミミズクを用いる鷹匠(たかじょう)による駆除を、8月3、4両日の午後7時〜8時半に試験的に実施する。佐賀県武雄市で活動する親子の鷹匠に委託した。道路を管理する市には、ムクドリのふん落下による被害や景観悪化を指摘する声が多く寄せられており、ムクドリの群れの近くにタカなどを放つことで、ムクドリが逃げ出す効果を狙う。

 市によると、中央通りでムクドリが大群を作るようになったのは約10年前。県内最大の繁華街で商業施設が多く、夜でも明るいためムクドリが好む環境になっている。

 市はこれまで、街路樹を通常より強く枝切りし、鳥が嫌う薬剤をまくなどの対策を取ってきた。しかし一時的に減ったように見えても、枝が伸びるとともに群れが戻ってきてしまっている。従来の対策では長期的には効き目がなかったとみており、新たな取り組みに期待している。【池内敬芳】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k44/040/302000c

迷惑ムクドリ タカが“撃退” 大分市が鷹匠に依頼 長年の「ふん害」解消期待 [大分県]【西日本新聞2016年7月29日】
黄色いくちばしが特徴のムクドリ。各地で市街地への飛来が問題になっている

ムクドリよけのため、短く刈り込まれた大分市中心部の街路樹

 大分市中心部の街路樹などにムクドリが多数飛来して騒々しく鳴き、道路がふんで汚される問題で、市は「鷹匠(たかじょう)」を招いてタカを飛ばし、ムクドリを追い払うことを決めた。8月3、4の両日夕に実施し、効果を検証する。ムクドリの「害」は10年以上前から課題。市はさまざまな対策を取ってきたが効果に乏しく、「奇策」に乗り出すことになった。

 招くのは佐賀県武雄市の鷹匠親子。ムクドリの天敵であるタカやミミズクを中央通り沿いの約200メートルで約1時間半飛ばすなどして、効果を見る。

 ムクドリは、2000年ごろから飛来するようになった。日暮れごろ数百、数千羽が街路樹などに集まり夜を過ごす。ムクドリはもともと郊外の森をねぐらに田畑で害虫を食べる「益鳥」だったが、洪水対策で大分川周辺が整備されて林が減ったことなどから、市街地に集まるようになったとみている。

 市は、06年からムクドリが止まる場所を減らすために街路樹を短く刈り込んだり、方向感覚を狂わせる強い磁石を設置したりしたが効果は上がらなかった。忌避剤を木に塗っても、しばらくすると慣れて戻ってきた。ムクドリ飛来は、各地の市街地で問題となっており、根本的な解決策は見つかっていないのが現状。鷹匠への依頼は、いわば最終手段。佐藤樹一郎市長は「いろいろ手を尽くしてきたがだめだった。今回はユニークな対策。イベントとしても面白いのではないか」と期待を寄せる。

 日本野鳥の会県支部の高野橋豊副支部長(74)は「もう打つ手がないということだろうが、開発と生態系保全のバランスの問題でもある。完全に追い払うためには、定期的に鷹匠を呼ぶ必要があるのではないか」と指摘している。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/262221

http://archive.is/JU6FI
http://archive.is/KTFXL
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「ツバメのねぐら」観察会 夏の夕暮れに1万羽 来月7日、紀の川河川敷 /和歌山【毎日新聞2016年7月30日】

ねぐらのヨシ原に集まるツバメ=和歌山・紀の川で、中川守さん提供
 春の繁殖を終え、東南アジアに渡るまでツバメが身を隠す「ツバメのねぐら」の観察会が8月7日夕、和歌山市と紀の川市の紀の川河川敷で開かれる。いずれも日本野鳥の会県支部主催。夏の夕暮れの空を、ねぐらに戻る1万羽以上のツバメが埋め尽くすという。

 渡り鳥のツバメは春に巣立ちした後、海を渡る体力がつくまで、野犬や猛きん類から身を守るために河川敷のヨシ原などで群れで眠る習性がある。県内では紀の川以外に有田川や富田川などにも大小のねぐらがあり、夕暮れ時に一斉に群れが集まってくるという。

 ピークは8月初旬で、その後は次々と南へ渡り始めるため、月末にかけて徐々に減っていくという。同支部の中川守支部長(68)は「私自身もこの絶景に感動して野鳥の会に入った。視界が鳥で埋め尽くされる光景を体験してほしい」と話している。

 和歌山市六十谷と紀の川市の紀の川・貴志川合流地点で観察する。いずれも無料だが申し込みが必要。問い合わせは中川さん(090・4763・6678)。【稲生陽】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k30/040/459000c

http://archive.is/yx8Q7
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いばらき魅力再発見 石岡市半ノ木 ダチョウ王国石岡ファーム 「新しい食材」魅力広める /茨城【毎日新聞2016年7月30日】

 身長は2メートルを超え、体重は約150キロ。世界最大の鳥、ダチョウが敷地内を駆け巡る。堂々たる風格だが、性格は人なつっこく好奇心旺盛で、柵越しに人が近づけばすぐに寄ってくる。えさを手の上にのせて差し出すと、長い首を器用に曲げて食べる。歯が無いため、かみつかれてもけがの心配はない。

 石岡市にある「ダチョウ王国石岡ファーム」は、常時200羽ほどを飼育する、日本最大のダチョウ牧場だ。食肉用の畜産牧場であり、動物とふれあう観光牧場も兼ねる。施設内ではダチョウ肉のバーベキューが楽しめるほか、売店で刺し身や卵焼き、串焼きなども味わえる。

 刺し身は、わさびしょうゆで食べる。臭みはなく、あっさりしている。約1・5キロもある卵をホットプレートで目玉焼きにするのも人気という。ヒレ、ハツや砂肝の各部位のほか、ソーセージやカレーなどの加工品も販売している。

 石岡ファームを経営する「常南グリーンシステム」がダチョウの畜産業を始めたのは約20年前。ダチョウの肉は赤身で、鉄分が豊富なうえ、高たんぱく、低カロリー、低脂肪。さらに、1年ほどで肉にでき、親鳥は年間50個ほど卵を産むので、効率も良かった。国外で新しい食材として人気が高まっていたのに着目した。

 当初はヒナを輸入して育てていたが、現在は、卵を産ませ、人工的にふ化させる技術を確立し、ヒナを出荷するまでになった。食用肉は年間約10トンを、県内外の飲食店などに出荷している。

 矢口宗平社長(38)は「えさの改善など手探りで技術開発してきた。施設を充実させ、技術を磨いてダチョウ肉の魅力を広めていけたら」と話していた。【山下智恵】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k08/040/248000c

http://archive.is/4iXw0
タグ:ダチョウ

梅雨明け ペンギン涼む 県内各地で真夏日 /福島【毎日新聞2016年7月30日】(東北サファリパーク/ケープペンギン)

 東北地方が梅雨明けした29日、県内は高気圧に覆われ、各地で30度を超える真夏日となった。福島市は34・7度と、県内で今年一番の暑さを観測した。

 福島地方気象台によると、各地の最高気温は、伊達市34・0度▽郡山市31・6度▽会津若松市34・5度▽相馬市31・2度−−となり、県内24の観測地点で真夏日となった。

 33・5度を記録した二本松市の東北サファリーパークでは、ケープペンギンの暑さ対策のため、観客にパフォーマンスを披露した後で、飼育員が冷水のシャワーを浴びせた。

 夏休みで家族と訪れていた伊達市荒町の小泉希空(のあ)ちゃん(5)は「ペンギンさんたち、涼しそう」と笑顔で眺めていた。【高井瞳】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k07/040/326000c

http://archive.is/YXaFU