2016年07月30日

ムクドリ対策 タカをもって制す 鷹匠に駆除委託 大分市の中央通りで来月3、4日 /大分【毎日新聞2016年7月30日】

 大分市は、市道中央通りに集まるムクドリ対策として、タカとミミズクを用いる鷹匠(たかじょう)による駆除を、8月3、4両日の午後7時〜8時半に試験的に実施する。佐賀県武雄市で活動する親子の鷹匠に委託した。道路を管理する市には、ムクドリのふん落下による被害や景観悪化を指摘する声が多く寄せられており、ムクドリの群れの近くにタカなどを放つことで、ムクドリが逃げ出す効果を狙う。

 市によると、中央通りでムクドリが大群を作るようになったのは約10年前。県内最大の繁華街で商業施設が多く、夜でも明るいためムクドリが好む環境になっている。

 市はこれまで、街路樹を通常より強く枝切りし、鳥が嫌う薬剤をまくなどの対策を取ってきた。しかし一時的に減ったように見えても、枝が伸びるとともに群れが戻ってきてしまっている。従来の対策では長期的には効き目がなかったとみており、新たな取り組みに期待している。【池内敬芳】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k44/040/302000c

迷惑ムクドリ タカが“撃退” 大分市が鷹匠に依頼 長年の「ふん害」解消期待 [大分県]【西日本新聞2016年7月29日】
黄色いくちばしが特徴のムクドリ。各地で市街地への飛来が問題になっている

ムクドリよけのため、短く刈り込まれた大分市中心部の街路樹

 大分市中心部の街路樹などにムクドリが多数飛来して騒々しく鳴き、道路がふんで汚される問題で、市は「鷹匠(たかじょう)」を招いてタカを飛ばし、ムクドリを追い払うことを決めた。8月3、4の両日夕に実施し、効果を検証する。ムクドリの「害」は10年以上前から課題。市はさまざまな対策を取ってきたが効果に乏しく、「奇策」に乗り出すことになった。

 招くのは佐賀県武雄市の鷹匠親子。ムクドリの天敵であるタカやミミズクを中央通り沿いの約200メートルで約1時間半飛ばすなどして、効果を見る。

 ムクドリは、2000年ごろから飛来するようになった。日暮れごろ数百、数千羽が街路樹などに集まり夜を過ごす。ムクドリはもともと郊外の森をねぐらに田畑で害虫を食べる「益鳥」だったが、洪水対策で大分川周辺が整備されて林が減ったことなどから、市街地に集まるようになったとみている。

 市は、06年からムクドリが止まる場所を減らすために街路樹を短く刈り込んだり、方向感覚を狂わせる強い磁石を設置したりしたが効果は上がらなかった。忌避剤を木に塗っても、しばらくすると慣れて戻ってきた。ムクドリ飛来は、各地の市街地で問題となっており、根本的な解決策は見つかっていないのが現状。鷹匠への依頼は、いわば最終手段。佐藤樹一郎市長は「いろいろ手を尽くしてきたがだめだった。今回はユニークな対策。イベントとしても面白いのではないか」と期待を寄せる。

 日本野鳥の会県支部の高野橋豊副支部長(74)は「もう打つ手がないということだろうが、開発と生態系保全のバランスの問題でもある。完全に追い払うためには、定期的に鷹匠を呼ぶ必要があるのではないか」と指摘している。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/262221

http://archive.is/JU6FI
http://archive.is/KTFXL

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「ツバメのねぐら」観察会 夏の夕暮れに1万羽 来月7日、紀の川河川敷 /和歌山【毎日新聞2016年7月30日】

ねぐらのヨシ原に集まるツバメ=和歌山・紀の川で、中川守さん提供
 春の繁殖を終え、東南アジアに渡るまでツバメが身を隠す「ツバメのねぐら」の観察会が8月7日夕、和歌山市と紀の川市の紀の川河川敷で開かれる。いずれも日本野鳥の会県支部主催。夏の夕暮れの空を、ねぐらに戻る1万羽以上のツバメが埋め尽くすという。

 渡り鳥のツバメは春に巣立ちした後、海を渡る体力がつくまで、野犬や猛きん類から身を守るために河川敷のヨシ原などで群れで眠る習性がある。県内では紀の川以外に有田川や富田川などにも大小のねぐらがあり、夕暮れ時に一斉に群れが集まってくるという。

 ピークは8月初旬で、その後は次々と南へ渡り始めるため、月末にかけて徐々に減っていくという。同支部の中川守支部長(68)は「私自身もこの絶景に感動して野鳥の会に入った。視界が鳥で埋め尽くされる光景を体験してほしい」と話している。

 和歌山市六十谷と紀の川市の紀の川・貴志川合流地点で観察する。いずれも無料だが申し込みが必要。問い合わせは中川さん(090・4763・6678)。【稲生陽】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k30/040/459000c

http://archive.is/yx8Q7
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いばらき魅力再発見 石岡市半ノ木 ダチョウ王国石岡ファーム 「新しい食材」魅力広める /茨城【毎日新聞2016年7月30日】

 身長は2メートルを超え、体重は約150キロ。世界最大の鳥、ダチョウが敷地内を駆け巡る。堂々たる風格だが、性格は人なつっこく好奇心旺盛で、柵越しに人が近づけばすぐに寄ってくる。えさを手の上にのせて差し出すと、長い首を器用に曲げて食べる。歯が無いため、かみつかれてもけがの心配はない。

 石岡市にある「ダチョウ王国石岡ファーム」は、常時200羽ほどを飼育する、日本最大のダチョウ牧場だ。食肉用の畜産牧場であり、動物とふれあう観光牧場も兼ねる。施設内ではダチョウ肉のバーベキューが楽しめるほか、売店で刺し身や卵焼き、串焼きなども味わえる。

 刺し身は、わさびしょうゆで食べる。臭みはなく、あっさりしている。約1・5キロもある卵をホットプレートで目玉焼きにするのも人気という。ヒレ、ハツや砂肝の各部位のほか、ソーセージやカレーなどの加工品も販売している。

 石岡ファームを経営する「常南グリーンシステム」がダチョウの畜産業を始めたのは約20年前。ダチョウの肉は赤身で、鉄分が豊富なうえ、高たんぱく、低カロリー、低脂肪。さらに、1年ほどで肉にでき、親鳥は年間50個ほど卵を産むので、効率も良かった。国外で新しい食材として人気が高まっていたのに着目した。

 当初はヒナを輸入して育てていたが、現在は、卵を産ませ、人工的にふ化させる技術を確立し、ヒナを出荷するまでになった。食用肉は年間約10トンを、県内外の飲食店などに出荷している。

 矢口宗平社長(38)は「えさの改善など手探りで技術開発してきた。施設を充実させ、技術を磨いてダチョウ肉の魅力を広めていけたら」と話していた。【山下智恵】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k08/040/248000c

http://archive.is/4iXw0
タグ:ダチョウ

梅雨明け ペンギン涼む 県内各地で真夏日 /福島【毎日新聞2016年7月30日】(東北サファリパーク/ケープペンギン)

 東北地方が梅雨明けした29日、県内は高気圧に覆われ、各地で30度を超える真夏日となった。福島市は34・7度と、県内で今年一番の暑さを観測した。

 福島地方気象台によると、各地の最高気温は、伊達市34・0度▽郡山市31・6度▽会津若松市34・5度▽相馬市31・2度−−となり、県内24の観測地点で真夏日となった。

 33・5度を記録した二本松市の東北サファリーパークでは、ケープペンギンの暑さ対策のため、観客にパフォーマンスを披露した後で、飼育員が冷水のシャワーを浴びせた。

 夏休みで家族と訪れていた伊達市荒町の小泉希空(のあ)ちゃん(5)は「ペンギンさんたち、涼しそう」と笑顔で眺めていた。【高井瞳】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k07/040/326000c

http://archive.is/YXaFU

アジサシ100羽が群舞 恩納村で観察会【琉球新報2016年7月30日】(エリグロアジサシ/ベニアジサシ)

巣に餌を運ぶエリグロアジサシ=30日午前8時半すぎ、恩納村の瀬良垣漁港周辺
 名桜大国際学群の新垣裕治教授のゼミナールが主催する渡り鳥のアジサシの観察会が30日、恩納村の瀬良垣漁港周辺で開かれ、10人が参加した。オーストラリアから渡ってきたベニアジサシの約100羽の群れが海面上で餌を捕る様子などが確認でき、参加者は「きれい」「すごい」などと歓声を上げた。
 エリグロアジサシも10羽ほどが営巣していた。両アジサシとも環境省レッドリストの絶滅危惧U類に指定されている。
 案内した沖縄野鳥研究会の嵩原健二さんは「青い海に白いアジサシは夏の風物詩と言ってもいい。子育て中なので近づかずに温かく見守ってほしい」と話した。
 観察会はおきぎんふるさと振興基金の助成を受けて実施され、9月中旬には名桜大で観察会とエコツーリズムのシンポジウムも開催する。【琉球新報電子版】
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-326229.html

http://archive.is/aTp8C
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珍客チョウゲンボウ、キョトン顔 勝山の商店に迷い込み保護【福井新聞ONLINE2016年7月30日】

商店に迷い込み保護されたチョウゲンボウ=29日、福井県勝山市鹿谷町発坂

 猛禽類チョウゲンボウの幼鳥が福井県勝山市鹿谷町発坂の商店に迷い込んでいるのを29日、店主の石田奥保さん(66)が見つけた。石田さんは愛くるしい瞳が気に入った様子。「ぜひ自然に返ってほしい」と、福井県自然保護センター(大野市)に預けた。

 おとりアユ店を営む石田さんが午前3時半すぎ、開店の準備に入った際に見つけた。夜間開けていた裏のドアから入ったとみられる。

 体長約30センチで、ハトより一回り大きい。石田さんが豚肉を細かく刻みピンセットで与えたところ、一皿余りを元気に食べた。「キョトンとした顔が何ともかわいらしい」と、早速インターネットで名前を調べたという。

 県自然保護センターによると、チョウゲンボウは里山近くなどではよく見られる。「カラスなどに追われたか、あるいは何かにぶつかったのかも」という。けがはないとみられるが飛ぶことができない状態で、餌を与えながら様子を見ることにしている。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/101208.html

http://archive.is/V9Gbh
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湖北野鳥センター 入館者50万人を達成 記念品を贈呈 長浜 /滋賀【毎日新聞2016年7月27日】

50万人目の入館者となった櫛田和輝さん(中央)=滋賀県長浜市湖北町今西で、若本和夫撮影
 長浜市湖北町今西の湖北野鳥センターと琵琶湖水鳥・湿地センターがこのほど、入館者50万人を達成し、記念セレモニーが開かれた。

 湖北野鳥センターは1988年11月、南隣の琵琶湖水鳥・湿地センターは97年5月に開館。両館は水鳥の観察を通して琵琶湖の自然の豊かさを伝える施設として、一体で運営されている。

 50万人目は、祖母、母と一緒に訪れた長浜市立長浜北小4年の櫛田和輝さん(9)。花束や記念品の双眼鏡、鳥類図鑑を受け取った。ワシが好きだという櫛田さんは年3回くらいセンターを訪れ、季節ごとの野鳥を観察している。櫛田さんは「(50万人目と聞いて)どきどきしました」と驚きの様子だった。【若本和夫】
http://mainichi.jp/articles/20160727/ddl/k25/040/431000c

http://archive.is/PL8fW
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ペンギンのヒナすくすく 海響館【読売新聞2016年7月30日】(ジェンツーペンギン/既報1ソース)

すくすくと成長しているジェンツーペンギンのヒナ
 下関市の水族館「海響館」で6月に孵化ふかしたジェンツーペンギンのヒナ(性別不明)がすくすくと育ち、訪れた人たちに元気な姿を見せている。

 孵化から1か月となった25日には、館内のペンギン村に体重計が運ばれ、体重測定の様子を公開した。孵化時の約100グラムから3・3キロにまで成長したヒナはしっかりと立ち、来場者は「かわいい」などと歓声を上げていた。

 現在は、親鳥からマイワシやホッケを口移しでもらっているが、あと1か月ほどで親鳥と同じ5〜6キロにまで成長し、9月中旬には巣立ちを迎える。性別はその頃に血液検査で判明するという。

 海響館でジェンツーペンギンが誕生したのは6年連続で、13羽目となる。同館は8月10日まで毎日午後2時から体重測定を公開する予定。「かわいいヒナが成長する過程を間近で見てもらえれば」と来館を呼びかけている。

 問い合わせは同館(083・228・1100)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20160729-OYTNT50085.html

下関・海響館ジェンツーペンギン ひなすくすく【山口新聞2016年7月26日】
愛らしい姿をみせるジェンツーペンギンのひな=25日、下関市
下関市あるかぽーとの市立水族館「海響館」で25日、6月25日に生まれたジェンツーペンギンのひなの公開体重測定が始まった。初日は元気に翼をパタパタさせる姿が見られ、来館者が愛らしい姿を見守った。8月10日まで。

ふ化時の体重は手のひらサイズの100グラムほどだったが、この日の測定では3.3キロに。雌雄は不明で、水槽内で飼育スタッフが籠に乗せたまま測定機に置くと、集まった人が笑顔で写真に収めるなどしていた。

同館によると、親鳥から口移しで餌をもらいながら順調に育っており、8月下旬ごろには親鳥と同じ5〜6キロほどに成長し、9月半ばには自力で餌を食べる巣立ちを迎えるという。

毎日午後2時から5分程度公開。入館料が必要。

同館ではジェンツーペンギンを2010年から飼育。ひなの誕生は6年連続で、これまで13羽のひなが生まれている。
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2016/0726/9p.html

ペンギン ヒナ公開 来月10日までは体重測定の場も 海響館 /山口【毎日新聞2016年7月26日】
親鳥(左)に見守られ、元気な姿を見せるヒナ
 下関市の水族館「海響館」で、6月に生まれたジェンツーペンギンの子どもが順調に成長し、同館1階亜南極水槽で公開している。

 6月25日にふ化した時は約0・1キロだったが体重3・3キロ(25日現在)まで成長した。亜南極水槽では、親鳥のおなかの下に頭を入れて眠ったり、立ち上がって回りを見回したりする姿が見られる。

 担当の森本大介さん(31)は「親子の様子がよく見えるよう水槽脇にモニターで映像を流しているほか、これまでの成長の様子を撮影した写真も展示しています。また、実際の子どもの姿も水槽内で探してみてほしい」と呼びかけている。

 8月10日までの午後2時からは、子どもの姿を間近で見てもらおうと、公開での体重測定も実施している。問い合わせは海響館(083・228・1100)。【上村里花】

〔下関版〕
http://mainichi.jp/articles/20160726/ddl/k35/040/600000c

http://archive.is/I4XjN
http://archive.is/kq6OV
http://archive.is/m98G5
下関・海響館 ペンギンひな3年連続誕生【山口新聞2016年6月12日】(イワトビペンギン)
山口)ペンギン人工授精成功の海響館が記者会見【朝日新聞デジタル2016年5月25日】(既報関連ソースあり)

カンガルーに餌を、ペンギンと散歩を…秋田【読売新聞2016年7月30日】(大森山動物園/フンボルトペンギン)

お母さんカンガルーの袋から顔を出す赤ちゃん(大森山動物園提供)
 秋田市の大森山動物園は、夏休み期間に動物により親しんでもらおうと、カンガルーの餌やり体験やペンギンのお散歩タイムなどのイベントを行う。

 30日から土日祝日限定で行われるカンガルーの餌やり体験は、100円で餌の固形飼料を買い、カンガルーに与えることができる。餌は10個限定。5、6月に赤ちゃん2頭が生まれており、運が良ければ母カンガルーのおなかの袋から顔を出す赤ちゃんカンガルーを見ることができる。

 また、フンボルトペンギンが展示場を飛び出して、来場者と一緒に園内を闊歩かっぽするお散歩タイムは、23日から始まっており、土、日曜、祝日限定で行われる。

 このほか、大森山動物園では今月10日、昨年に続き、ボリビアリスザルの赤ちゃんが生まれ、母ザルの背中にしがみつく様子が楽しめる。13日にはレッサーパンダの赤ちゃん2頭が生まれ、10月の一般公開を目指しているという。

 お散歩タイムの時間などの問い合わせは同動物園(018・828・5508)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160729-OYT1T50122.html

http://archive.is/gMCdr

猛禽類使ってカラス撃退、来月に実証実験 山形市【山形新聞2016年7月30日】

 カラスによる被害防止策として山形市は8月2〜4日の3日間、タカなどの猛禽(もうきん)類を使った追い払いの実証実験を大手町周辺などで行うと29日、発表した。

 追い払い実験は最上義光歴史館前の通りで、カラスが集まりやすい午前4〜5時に行う。このほか、管理が不適正なごみ集積所を実験的に設けて、そこに群がるカラスを撃退するほか、市役所前に猛禽類を置き、鳴き声による追い払い効果も検証する。使用するのは、ハリスホーク2羽、ハヤブサ1羽、オオタカ2羽、ワシミミズク1羽の計6羽で、福島県郡山市の業者に委託する。

 市によると、例年7月ごろから市街地で集団化するカラスがみられ、山形花笠まつりの期間中も実施区域で、ふん害や騒音が発生しているという。
http://yamagata-np.jp/news/201607/30/kj_2016073000668.php

http://archive.is/A5VeN
天童、東根などカラス営巣の“適地” 停電件数、突出し多い【山形新聞2016年5月11日】
電柱上にあるカラスの巣を撤去 酒田で東北電力【山形新聞2016年4月19日】
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環境省がタンチョウ保護増殖終了方針 給餌「将来的に全廃」【毎日新聞2016年7月30日】(1ソース追加/既報6ソース)

午前9時の給餌時間に合わせて集まったタンチョウ=鶴居村の伊藤タンチョウサンクチュアリ給餌場(2015年11月25日)
 国の特別天然記念物タンチョウについて、環境省は28日、給餌などの保護増殖事業を将来的に終了する方針を初めて示した。64年前、道内でわずか33羽しか確認できなかったタンチョウが絶滅の危機を乗り越えて2006年に千羽を超え、その後も順調に増えていることを踏まえた措置だ。環境省はトキ、ライチョウ、イリオモテヤマネコなど希少生物計49種の保護増殖事業を続けており、タンチョウが「卒業」することになれば朗報となる。

 1993年11月、当時の環境庁、建設省、農林水産省が連名で定めたタンチョウの保護増殖事業計画は、「生息のための諸条件を改善し、繁殖地や越冬地の分散を図ることで、自然状態で安定的に存続できるようになる」ことを到達目標にしている。

 28日に釧路市で開かれたタンチョウ給餌量調整等連絡会議で、釧路自然環境事務所の安田直人所長は計画の最終段階が近づいていることを前提に、「試行錯誤になるが、給餌量調整や農業被害対策を考えながら進めていきたい」と述べた。その一方で、「環境省が直ちに給餌をやめることはない」とも話した。餌場の急変は野生生物に大きな影響を及ぼすためだ。

 環境省は、生息地分散などを目的に給餌量を15年度から段階的に削減し、19年度は14年度の半分にする方針だ。環境省は給餌量の5割減を達成した後の保護増殖事業についての考え方を整理し、同日の会議で文書で示した。その主なポイントは次の通り。

 《1》国の保護増殖事業終了を見据えた新体制模索が必要《2》給餌が全個体の越冬を維持できなくてもやむを得ない《3》原則、野生生物への給餌はやめるべきだが地域主体の給餌は否定しない《4》千羽を超えて増加する個体を給餌で支えるのは認められない《5》国の保護増殖事業は徐々に終了するのが当然―などだ。

 このうち、《3》は「国かどうかを問わず、将来は保護増殖事業による給餌は全て終了する」と踏み込んだ。道が釧路管内の15カ所、根室管内の4カ所で行っている給餌(昨年度は6300キロ)も将来的には終了させることが望ましいと表明したことになる。道は今後、慎重な判断を迫られることになるだろう。

 今後の焦点は、「タンチョウの保護増殖事業はどのように終わらせるべきか」に移る。環境省は検討課題として「給餌場1カ所当たりの利用個体数が増えないような取り組み」や「デントコーンを購入するのでなく、栽培して確保することの検討」などを挙げたものの、実際は手探りだ。

 タンチョウが個体数を安定的に維持し、給餌なしで冬を乗り切れるようになる日はまだ遠い。しかし、保護増殖事業の終了に向けて検討できる段階に入ったことは確かだ。(椎名宏智)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0298652.html

タンチョウ 給餌終了へ 個体数1320羽まで増 農業被害の拡大懸念 環境省、段階的に減量【毎日新聞2016年7月29日】
餌を求めて給餌場に集まるタンチョウ=北海道鶴居村で2015年12月、近藤卓資撮影
 環境省は28日、北海道釧路市で開いた国の特別天然記念物タンチョウに関する会議で、道東で実施している給餌事業を将来的に終了する方針を明らかにした。2019年度まで段階的に給餌量を減らし、終了に向けた計画を検討する。

 冬場の餌不足を補うため、環境省は1984年度から釧路市と鶴居村の3カ所で給餌を実施。個体数は1000羽を超え、増加傾向にある。生息域の集中による感染症の発生や農業被害の拡大が懸念されることから、終了を検討する。

 タンチョウは、北海道が調査を始めた52年度の生息数が33羽で絶滅の危機にあったが、保護活動が実を結び、06年1月の調査で初めて1000羽を突破。今年1月の調査では、過去最多の1320羽を記録した。

 15年度から餌の量を減らし始め、来冬は14年度の2割減の約19・93トン。19年度には14年度の半分にする。釧路自然環境事務所の藤井好太郎・野生生物課長は「給餌は数を増やすための緊急的な措置。今後は数を維持する方向へ転換する必要がある」と話している。
http://mainichi.jp/articles/20160729/ddr/041/040/002000c

タンチョウ給餌終了へ 釧路・鶴居 生息数回復で環境省【どうしんウェブ2016年7月29日】
環境省が毎年給餌を行っている釧路市の阿寒給餌場=2013年2月
 【釧路】環境省は28日、釧路市で国の特別天然記念物タンチョウに関する会議を開き、給餌などの保護増殖事業を将来終了する方針を初めて示した。環境省が保護増殖事業を進める国内の野生生物49種の中で、事業終了方針を示したのはタンチョウが初めて。

 環境省によると、タンチョウは1952年度の生息数が33羽と絶滅の恐れがあったが、2006年1月の調査で千羽を超えた。その後も数を増やし、今年1月の調査では1320羽まで回復。生息地も釧路湿原など道東ばかりでなく、最近では日高、宗谷管内などでも営巣が確認されていた。

 環境省は、生息地を分散させるとともに、自然界で餌を探す個体が増えるよう給餌量を15年度から段階的に削減、19年度に14年度の半分にする計画。28日の会議では「いずれ国の保護増殖事業終了を見据えた新体制模索が必要」との文書を示した。今後、関係者と終了に向けた計画を検討する。環境省釧路自然環境事務所の安田直人所長は「環境省が直ちに給餌をやめることはないが、今から5割減達成後の議論を進めたい」と補足説明した。

 国によるタンチョウへの給餌は冬場の餌不足を補うため1984年度にスタート。冬期間、釧路市と釧路管内鶴居村の計3カ所に給餌場を設け、デントコーンを与えている。

 釧路自然環境事務所によると、タンチョウは道内で個体数が2千羽に達すると飽和状態になるとみられ、農業被害の拡大も懸念される。この日の会議でも「千羽を超えてなお増加する個体数を給餌事業で支えるのは保護増殖事業上認められない」と説明した。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0298308.html

タンチョウ冬期間給餌終了へ【釧路新聞2016年7月29日】
  国の特別天然記念物で希少野生動物に指定されているタンチョウについて、環境省は28日に釧路市内で開いた会議で、タンチョウの個体数が1000羽を超え、さらに増加しているとし、国の保護増殖事業による冬期間の給餌を将来終了する見込みであると説明した。関係機関や団体との協議や調整などが必要で実施は未定。同省は「増加する個体数を給餌事業で支えることは保護増殖事業の予算上認められない」とした。国の調査で昨年度の個体数は1320羽と1984年度の約4倍。
http://www.news-kushiro.jp/news/20160729/201607296.html

環境省、タンチョウの給餌終了へ 北海道東部、農業被害拡大に懸念【共同通信2016年7月28日】
給餌場の雪上を飛び跳ねる国の特別天然記念物タンチョウ=2015年1月、北海道釧路市
 環境省は28日、北海道釧路市で開いた国の特別天然記念物タンチョウに関する会議で、北海道東部で実施している給餌事業を将来的に終了する方針を明らかにした。2019年度まで段階的に給餌量を減らし、終了に向けた計画を検討する。

 環境省は、冬場の餌不足を補うため、1984年度から釧路市と鶴居村の3カ所で給餌を実施。個体数は千羽を超え、さらに増加傾向にある。生息域の集中による感染症の発生や、農業被害の拡大が懸念されることから、終了を検討する。
http://this.kiji.is/131324618730554869

タンチョウ保護増殖終了へ 生息数が回復【NHKニュース2016年7月28日】
環境省は、一時、絶滅寸前にまで減ったタンチョウの生息数が一定程度回復したなどとして、昭和59年から北海道東部で実施してきたエサやりなど生息数を増やすための事業を近い将来、終える方針を固めました。
国の特別天然記念物に指定されているタンチョウは、乱獲や開発による生息地の減少などによって一時は絶滅寸前にまで減りました。このため昭和59年に、当時の環境庁が民間の活動を引き継ぐ形で、北海道東部の釧路市と鶴居村の合わせて3か所で、冬の間のエサ不足を補うエサやりを始めるなど保護増殖事業を進めた結果、生息数は徐々に回復し、去年、民間の保護団体が行った調査では1500羽を超えるタンチョウが確認されています。
生息数が一定程度回復した一方で、北海道東部では、タンチョウが牛の飼料用の作物を食い荒らす農業被害などが課題となっています。このため環境省は、エサやりなどの保護増殖事業を近い将来終える方針を固め、28日、釧路市での会議で、この方針を明らかにすることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160728/k10010612031000.html

タンチョウの給餌終了へ 北海道東部、環境省【産経フォト2016年7月28日】
 環境省は28日、北海道釧路市で開いた国の特別天然記念物タンチョウに関する会議で、北海道東部で実施している給餌事業を将来的に終了する方針を明らかにした。2019年度まで段階的に給餌量を減らし、終了に向けた計画を検討する。
 環境省は、冬場の餌不足を補うため、1984年度から釧路市と鶴居村の3カ所で給餌を実施。個体数は千羽を超え、さらに増加傾向にある。生息域の集中による感染症の発生や、農業被害の拡大が懸念されることから、終了を検討する。
 タンチョウは、北海道が調査を始めた52年度の生息数が33羽で絶滅の危機にあったが、保護活動が実を結び、06年1月の調査で初めて千羽を突破。今年1月の調査では、過去最多の1320羽を記録した。
 15年度から餌の量を減らし始め、来冬は14年度の2割減の約19・93トン。19年度には14年度の半分にする。釧路自然環境事務所の藤井好太郎野生生物課長は「給餌は数を増やすための緊急的な措置。今後は数を維持する方向へ転換する必要がある」と話している。
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タンチョウ採食地整備 鶴居のサンクチュアリ【どうしんウェブ2016年7月12日】
むかわタンチョウ見守り隊 啓発看板設置、活動本格化【苫小牧民報2016年6月15日】
北海道)タンチョウ被害、懸念の声 共存への理解模索【朝日新聞デジタル2016年6月12日】
posted by BNJ at 11:31 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする