2016年08月23日

世界初、動く野鳥図鑑アプリ「動く 野鳥コレクション」配信開始。世界最新「カード型動画UI」、「さわれる動画技術特許」を利用した全く新しい動画サービス。【プレスリリース2016年8月23日】

世界唯一!世界最大!
ここでしか見られない、全500種類の野鳥オリジナル動画を手軽に見られるアプリが登場!
株式会社PUMO(プーモ)(本社:東京都台東区、代表取締役:柴田真人、以下「PUMO」)は、株式会社ナレッジリンク(本社:東京都港区、代表取締役:清水良一、以下「ナレッジリンク」)及び、株式会社IP Bridge(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉井重治、以下「IP Bridge」)との共同事業として、2016年8月18日より、iOS(iPad/iPhone)向け新作アプリ「動く 野鳥コレクション」の配信を開始しました。是非多くの皆様に体験していただきたくお知らせをさせていただきます。何卒よろしくお願い致します。


動画の全く新しい形の提案。それが、この「動く 野鳥コレクション」です。
このアプリは単なる図鑑でなく、様々な野鳥との出会いをイメージした「カード型動画UI」を採用。
この仕組みにより、まるで本物のカードを扱うように様々な野鳥の動画と触れ合う事が可能となりました。
野鳥は全344種類、動画は500動画を収録。
今まで、ほとんど見たこともないような野鳥の生態を間近で感じる事ができます。

<主な機能>

動画カード閲覧機能
パックごとで販売されている野鳥カードを手に入れると、いつでも机の上に広げて複数の動画カードを同時に再生するなど野鳥の世界を堪能することができます。同時再生、拡大再生、外部シェア機能など様々な機能に対応しています。




複数のカードを同時再生

動画カードバインダーによる閲覧

これらのカードは、「春に見られる野鳥」「絶滅危惧種」など様々な分類で閲覧が可能です。
なお、これらの分類ごとにコンプリートすると、合計100種類のオリジナルの待ち受け画面が入手できます。




様々な分類で閲覧



Bird Watching機能(触れる動画技術 特許財産)
窓を開けて見える風景の中から、野鳥を探します。
見つけた野鳥をタッチすると、その野鳥のカードが入手できます。
この機能は知財の事業活用を推進するIP Bridgeとの協業の一環として特許ライセンスを受けた「触れる動画技術」、簡単に動画上にリンクが貼れる技術を利用しています。


動画から野鳥を探す

圧倒的なオリジナル動画
ナレッジリンクが保有する真木公造氏の野鳥動画並びに佐藤信行氏の撮影協力により、今までだれも見たことがないような野鳥の生態や、非常に希少な野鳥の動画を344種、500動画を一気に搭載しております。


【真木広造氏】
1948年山形県生まれ。 高校卒業後野鳥撮影開始。17年間日本野鳥の会山形 支部長を務める。図鑑出版を多く 手がけ2014年出版 「日本の野鳥650」はアマゾンの鳥類書籍で度々ベス トセラーとなる。年間撮影日数は300日を超え名実ともに日本の野鳥撮影第一人者。

【佐藤信行氏】
1965年東京生まれ。1995年に野鳥観察を始め1999年よりビデオ撮影を開始する。2009年より自身のビデオ作品の多く(300種以上) をYoutubeへの投稿し大きな反響を得る。2010年よりTV番組を始め多くの媒体に野鳥動画の供給を開始し、2014年に野鳥図鑑で世界的に最も権威のある’Collins Bird Guide’のスマホ用 アプリ開発に野鳥動画提供で参加した。プロとして関東地方を中心に野鳥探索に出かけ撮影を行う一方で自らデザイン制作会社を経営しToy等の企画制作やデザイン業務を行う。

■商品概要■


アプリアイコン
商品名:「動く 野鳥コレクション」
プラットフォーム:iOS(iPad/iPhone)向け(Androidは後日販売予定です。)
販売価格:ダウンロード無料(追加課金によりカードパックを購入いただきます。)
仕向け地:全世界
対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)

▼ダウンロードURL
https://itunes.apple.com/us/app/birds-collection-library-wild/id1067190317?l=ja&ls=1&mt=8




▼紹介動画





■ 会社概要 ■
商号: 株式会社 PUMO(プーモ)
代表者: 柴田 真人
所在地: 東京都台東区三筋1-9-4クレセントビル9F
Web: http://www.pumo.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/pumojp

■共同事業会社■
株式会社IP Bridge
本社:東京都千代田区麹町1−7−25 フェルテ麹町5F
代表取締役社長:吉井重治

株式会社ナレッジリンク
本社:東京都港区六本木4-2-20 パークサイド六本木111
代表取締役:清水良一
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000016133.html

http://archive.is/1HA0F

posted by BNJ at 21:25 | Comment(0) | 国内のプレスリリース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(eco活プラス)里山の自然、手入れしよう 初心者も気軽に、活動サポート【朝日新聞デジタル2016年8月23日】(アカゲラ)

初参加の親子連れは、道具の使い方を教わりながら里山に生えるササを刈った=いずれも横浜市保土ケ谷区

 身近な自然の中で、草刈りや落ち葉集めなどの手入れを担うのが里山ボランティアだ。里山の保護に貢献しながら自然体験ができるのが魅力だが、参加方法がわからない人も少なくない。そんな人たちに、地域ごとの活動を紹介し、現場でサポートしてくれる取り組みがある。

 7月の週末。横浜市保土ケ谷区の里山に、親子連れら約20人が集まった。東京に事務所を置くNPO法人「自然環境復元協会」が手がける「レンジャーズプロジェクト」で集まったボランティアの初心者たちだ。

 最初は、同協会と連携する地元の「『カーリットの森』を守る市民の会」の中村雅雄さん(58)による里山の説明から始まった。ゴルフ練習場に隣接して広がる里山の広さは約20ヘクタール。JR横浜駅から約4キロの近さだが、アカゲラやアサギマダラ、ゲンジボタルなど、数多くの鳥や昆虫などが見られるという。中村さんは、「たくさんの生き物がいる都会のオアシス。とても貴重な場所です」と話す。

 この日、参加者に任されたのは、森の中に広がってクヌギなどの生育を妨げるササを刈る作業だ。かつて里山では、堆肥(たいひ)をつくるため、ササなどの下草や落ち葉は人の手で取り除かれていた。その結果、地面近くまで日光が入り、多くの種類の植物が生える多様性ある森をつくっていた。だが、この里山も利用されなくなり、少しずつ多様性が失われつつあるという。

 スタッフが参加者の間を回りながら、ハサミを入れる場所やのこぎりの使い方などを助言。プロジェクトの伊藤博隆さん(45)は「大人も山に入った経験がない世代。子どもたちに教えられるよう、しっかり覚えてもらいます」と笑う。繁殖力が強く他の木の成長を妨げて森の姿を変えると言われるシロダモの若木を、子どもたちが協力して交代しながらのこぎりで切った時には歓声が上がった。

 昼前に作業を終えた後は自然観察。カブトムシなどが集まるコナラの幹を見たり、珍しいランの仲間を見たり。東京都足立区から参加した桑原志優(しゅう)くん(5)は「いろいろやって楽しかった」と笑顔。父の邦浩さん(40)は「初めてでしたが、一通り体験でき良かったです。他の場所で参加してもうまく出来そうです」と満足そうだった。

 プロジェクトは、連携する約25団体が東京、千葉、埼玉などで実施する里山ボランティアの日程や内容を紹介している。「子どもと参加したい」など、参加者が自分の都合や興味に合わせて活動を選べるのが特徴だ。初心者向けに、週末の3時間程度、駅から近い場所で体験可能なボランティアを募集。できるだけ参加への敷居を低くして、各地の自然保護団体の高齢化などの問題を解消し、活性化させたい、との思いもある。

 伊藤さんは「里山作業は人手が必要で初心者でも歓迎される。好きな場所、好きな作業で体験してほしい」と話す。(奥村輝)

 <eco活の鍵>

 レンジャーズプロジェクト(http://rangersproject.jp/別ウインドウで開きます)は2010年に始まり、里山ボランティアの参加希望者に選択肢を提供し、間口を広げる試みだ。長野県の「森のライフスタイル研究所」(http://moridukuri.or.jp/別ウインドウで開きます)や、東京都の「里山へGO!」(https://tokyo-satoyama.jp/別ウインドウで開きます)でも同様の取り組みが行われている。

    *

 eco活(エコカツ)プラス
http://www.asahi.com/articles/DA3S12525147.html

http://archive.is/xspGy
タグ:アカゲラ
posted by BNJ at 21:21 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(環コラム)触って学べる、生きものの進化【朝日新聞デジタル2016年8月23日】(バードカービング/ハワイミツスイ)

ハワイミツスイ類(手前)やダーウィンフィンチ類(奥)のバードカービングと内山春雄さん=千葉県我孫子市
 生きものの姿は、ごく近い仲間同士ですら、住む環境や食べ物、子育ての方法などによって、多様に変化する。進化が生むこうした多様性の不思議さや、貴重な生きものの姿をどう残し、広く伝えればいいのだろう。

 図鑑や記事、映像もいいが、より実物感があるとうれしい。剥製(はくせい)なら触れるが、貴重な種を誰でも触れる状態にするのは難しい。

 千葉県我孫子市に住む野鳥彫刻家、内山春雄さん(66)の手法は「バードカービング」だ。普通は鳥の剥製などを元に、木彫りをこしらえて彩色する。内山さんの手法は、触っても大丈夫なようにと、木彫りからシリコーンゴムで型を取り、樹脂製の模型を作る。

 内山さんの工房を訪ねると、赤や黄色の鮮やかなハワイミツスイの模型3体があった。ハワイ諸島固有の鳥で、羽根の色やくちばしの形の多様性が非常に高く、1種類の祖先から、数十種類に進化した。一方、人の入植や外来種などの影響で絶滅したものや、絶滅危惧種も多い。進化や人と環境の関係を考える教材とも言える。

 バードカービングならば、見るだけでなく、触ることも可能だ。手に包んで大きさの違いを感じ、くちばしの曲がり具合や長さも触感で理解できる。

 特に内山さんが大事にしているのが、目が見えない子どもたちへの出前授業。手触りを頼りに進化の魅力や、環境問題などを学んでもらえる。今年2月、ハワイで開かれた海鳥に関する学会で出前授業について発表した際、高い評価を得たというのもうなずける。

 内山さんは、出来る限りたくさんのハワイミツスイを、バードカービングで残そうと考えている。そのためには海外の博物館などでの剥製観察も必要だ。こうした取り組みを支える動きがあってもいいのではないだろうか。(小坪遊)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12525148.html

http://archive.is/Jw8WT
posted by BNJ at 21:20 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

学校 モノ・風景 親身に世話苦労と愛情…飼育係 : 教育【読売新聞2016年8月23日】(ニワトリ/インコ/鳥インフルエンザ)

読売新聞教育部 広中正則

 「リンゴ箱を本棚のように積み上げ、その中でウサギを飼いました。抱いてかわいがったものです」。戦時中、長野県豊平村(現茅野市)の国民学校に通った山田卓三さん(83)が、飼育係をしたときの思い出だ。

 級友と交代で家からカボチャやニンジンの残りを持ち寄ったり、野草を摘んだりして、せっせと20〜30匹のウサギに与えた。だが、物のない時代。防寒着に使う毛皮を取るため、育てたウサギは業者に引き渡されたという。「愛着があったから泣き出す子もいました」と山田さんは振り返る。

 東京未来大の鈴木哲也准教授(理科教育)によると、小学校で動物の飼育が始まったのは明治の終わり頃。残り野菜といった餌を用意しやすいウサギや鶏が動物の習性などを学ぶ教材となり、子どもに餌やりや飼育舎の掃除をさせる学校が増えた。

 戦後も、ウサギや鶏のほか、金魚やメダカ、インコなどを飼育する学校は少なくなかった。東京都の元小学校校長で、1960〜70年代に飼育係を指導した中牧修さん(83)は「子ども任せにできず、夏休みや年末年始も時々、飼育舎をのぞいた」とファクスを送ってくれた。

 首都大学東京の鳩貝太郎客員教授らが2003年、全国の小学校約870校に実施した調査では、ウサギは約8割、鶏は7割弱の学校で飼っていた。しかし、鳥インフルエンザが問題になった04年以降、鶏は激減し、ウサギも減少傾向という。

 今春、宮崎市フェニックス自然動物園の獣医師になった宮田真希子さん(24)は調査があった頃、都内の小学校で飼育係だった。世話したウサギなどが死んでしまったことを悔い、「動物を守りたい」と獣医師を志した。

 最近目立つのは、獣医師のアドバイスを受けながら学級単位で小動物を飼うケースだ。筑波大付属小学校(東京都文京区)の6年2組では、モルモット2匹をケージに入れて教室で飼い、週末や夏休みには児童が交代で家に持ち帰っている。担任の鷲見すみ辰美教諭(51)は「鳴き声や動きを観察し、動物の身になって世話をすれば苦労する。だから愛情も湧く」と笑顔を見せた。(広中正則)

 「学校 モノ・風景」では学校生活を彩るモノや行事を通し、教室や子どもの暮らしの変遷をたどります。今後「学級委員」「理科室」などを取り上げます。エピソードに氏名、連絡先を添え下記の宛先へお寄せ下さい。
(氏名、電話番号などを明記し、〒100・8055 読売新聞東京本社教育部へ。ファクス03・3217・9908.メールは kyouiku@yomiuri.com )
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/ichiran/20160817-OYT8T50027.html

http://archive.is/BbQRl
posted by BNJ at 21:18 | Comment(0) | 愛玩鳥/飼い鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都・大江山周辺の野鳥写す 福知山で写真展、27日に講演【京都新聞2016年8月23日】

大江山周辺に生息する野鳥の写真を飾った会場(福知山市大江町内宮・元伊勢観光センター)
 京都府福知山市大江町内宮の元伊勢観光センターで「大江山周辺の野鳥」をテーマにした写真展が開かれている。四季折々の野鳥の姿に入場者たちが見入っている。

 日本野鳥の会京都支部所属の会社員大槻浩さん(57)=同市興=が5年間かけて大江山や同町の由良川沿いで撮りためた写真から20枚を出展した。

 会場には、水田に飛来したコウノトリや、雪の積もった枝にとどまるウソ、柿を狙うツグミを捉えた写真などが並ぶ。31日まで。月曜休館。

 27日午後7時から大江町総合会館(同町河守)で、大槻さんが探鳥地の大江山に生息する鳥の種類や野鳥観察の方法について講演する。申し込み不要で無料。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160823000051

http://archive.is/lxVGW
posted by BNJ at 21:16 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野生生物や流氷 写真で知床紹介 札幌の山本さん作品展【どうしんウェブ2016年8月23日】

36点の作品が並ぶ写真展
 【羅臼】札幌在住の自然写真家山本純一さんが、知床に16年間通い続けて撮影した作品を紹介する写真展「原始の大地―知床―」が20日、羅臼町本町の「ギャラリー ミグラード」で始まった。

 知床を代表するヒグマやシマフクロウ、シャチ、オオワシなどの野生動物と、太古から連綿と続く原始の風景や流氷など、四季折々の写真36点を厳選した。山本さんは「知床に原始の息吹を感じ、そこで生きる動物たちの姿を求めてきた」と、人の手の入っていないありのままの姿を時間をかけて追い続けている。

 同ギャラリーは、知床羅臼観光協会が天候に左右されず長期滞在や外国人観光客への情報提供を目的に7月にオープン。開館時間は土、日、月曜日の午前10時〜午後4時。写真展は11月28日まで。入場無料。(茂忠信)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0307777.html

http://archive.is/efiB5
posted by BNJ at 21:14 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界で増える野鳥の奇形、原因は新種ウイルスか さらなる蔓延を防ぐには? くちばしが異常に伸びて湾曲する「鳥ケラチン障害」【ナショナルジオグラフィック日本版2016年8月23日】

米アラスカ州ホーマーで見かけたアメリカコガラ。鳥ケラチン障害に特徴的なくちばしの奇形が見られる。アラスカで1年を過ごすアメリカコガラは、この奇形が起こると羽づくろいができなくなり、餓死か凍死に至ることが多い。科学者たちはこのほど、アラスカ内外に広がっていると思われるウイルスが原因ではないかと発表した。(PHOTOGRAPH BY MARTIN RENNER)

 米国アラスカ州にいる数千羽の野鳥で、くちばしが異常に伸びて湾曲する奇形が確認されている。この原因は長らく不明だったが、最新のDNA分析技術を用いた分析により、20年来の謎が解明に近づいている。

 分析の結果、コガラウイルス(poecivirus、コガラ属のウイルスの意)という新種のウイルスが、コガラやカラスなどの鳥にくちばしの奇形を起こしている可能性があると判明した。くちばしがゆがんだ箸のように交差してしまうこともあり、そうなると餓死したり、毛づくろいができなくなり早死にしてしまう。

「このウイルスにより、世界中の鳥類の健康が危険にさらされるかもしれません。特に、絶滅が危惧される不安定な種は打撃も大きくなります」と話すのは、アンカレッジにある米国地質調査所(USGS)アラスカ科学センターの調査野生生物学者、コリーン・ヘンデル氏だ。(参考記事:「希望のミツバチ 病気に負けないハチを求めて」)

 この奇形は既に広まりつつある。北米の太平洋岸北西部、英国、インド、南米の野鳥愛好家から、くちばしに異常がある鳥が増えているとの報告が寄せられており、北米で24種、英国で36種の鳥に奇形が確認されている。(参考記事:「動物の奇形:3つ目のカニ、双頭のカメ」)

 こうした奇形は「鳥ケラチン障害」と呼ばれる。今回見つかったウイルスがその原因だとすると、多くの疑問が浮かんでくる。この病原体は最近現れたのか? 新たに進化したウイルスなのか? なぜ広がっているのか? 拡大を促す要因は環境にあるのか?

新種のウイルスを発見

 USGSの生物学者たちが、アメリカコガラ (Poecile atricapillus)の奇形に初めて気付いたのは1990年代後半のことだ。以来、彼らはカリフォルニアの分子科学者らの協力を得て、原因の解明に取り組んできた。確実に突き止めたとはまだ言えないが、研究チームは7月に発表した論文で「アメリカコガラとコガラウイルス感染と鳥ケラチン障害の間には、揺るぎない、統計的に有意な相関」を発見したと慎重に述べている。

 くちばしに奇形のあるアメリカコガラ19羽を検査したところ、すべてコガラウイルスに感染していたが、奇形のない個体は9羽のうち2羽しか感染していなかった。この2羽が感染していながら奇形を生じていない理由は不明だが、感染時期がごく最近のため、くちばしの異常成長がまだ現れていなかった可能性がある。このほか、くちばしに奇形のあるヒメコバシガラス(Corvus caurinus)2羽、ムネアカゴジュウカラ(Sitta canadensis) 2羽からもウイルスが検出された。

 米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の疾患生態学者、マクシーン・ジルバーバーグ氏は、「新種のウイルスを発見したことに大変興奮しています。奇形の原因はこのウイルスである可能性が高いと思われますが、まだ証明はできていません」と話す。同氏はカリフォルニア科学アカデミーのチームと連携し、次世代シーケンサーと呼ばれる最新のゲノム配列分析機器を用いて、ウイルスの存在と鳥ケラチン障害との関係を発見した。

 新種のウイルスが鳥ケラチン障害の原因だと証明するには、奇形のある個体からウイルスが検出されるだけではなく、より幅広い種から多くのサンプルを集める必要がある。USGSは、健康な鳥をウイルスにさらし、くちばしの奇形が生じるか観察する実験計画を立てている。化学汚染物質の影響や栄養不足といった他の原因を示す証拠は今のところ見つかっていない。(参考記事:「「カエルの楽園」で致死的なカエルツボカビを発見」)

 通常、くちばしに奇形のある野鳥は1%未満だ。だが1999年から2008年にかけて、アラスカの研究者がアンカレッジとマタヌスカ渓谷で2000羽を超えるアメリカコガラを捕獲したところ、6.5%の個体のくちばしに奇形があった。2007年と2008年にアラスカ州内の6地点でヒメコバシガラスを調査すると、奇形の割合は17%だった。USGSによると、「野鳥群においてこれまで記録された顕著な奇形としては、最も高い割合」だという。

さらなる調査が急務

 奇形の個体では多くの場合、上のくちばしが下のくちばしよりも長くなって下向きに曲がる。時には上のくちばしの長さが2倍にもなり、採餌や羽づくろい、巣作りに支障をきたす。

 小さめのアボカドほどの大きさであるアメリカコガラは、1年中アラスカで過ごすため、生存能力の全てを注ぎ込んで厳しい冬を生き抜く。奇形のある個体は餓死するか、羽毛の手入れができずに凍死してしまう可能性がある。

 ウイルスが疑われるとすれば、世界中の鳥に蔓延する可能性が懸念される。また、大流行に対する効果的な対策をどう講じていくかという課題も出てくる。このウイルスは、治療法がまだ分かっていないのだ。(参考記事:「コウモリを体内から燃やしつくす致死性カビ」)

 今後について、ヘンデル氏はこう話す。「感染経路を知りたいと考えています。くちばしの奇形は、社会性の高い鳥に顕著に表れています。コガラはバードフィーダー(野鳥の餌台)にやって来ますし、カラスは海岸沿いに集まります。人間に手を洗おうと周知するように、バードフィーダーを清潔に保つよう、人々に呼び掛けねばなりません」。1998年、野鳥のくちばしの異常に初めて気付いたのはヘンデル氏だった。データを集めた末、同僚のキャロライン・ファン・ヘメルト氏とともにこの障害に名前を付けた。(参考記事:「アメリカ、野鳥への餌やりが拡大」)

 奇形の部位をX線撮影すると、不可解な結果が出た。過剰な成長が起こっていたのはくちばしの骨ではなく、骨を覆う線維状タンパク質の厚い層、ケラチンだったのだ。通常はこの層がさやのようにくちばしを覆うことで餌が採りやすくなり、また、内部には獲物を感知する感覚器官が備わっている。(参考記事:「ダーウィンフィンチのゲノム解読が広げる種の概念」)

 新たなウイルスが特定できたとなれば、世界各地の鳥で感染の有無を検査できる。今回のDNA分析で、検体をこすり取ってウイルスを探す、簡単で安価なスワブ検査法が開発されるという思わぬ恩恵も得られた。この方法なら鳥を殺さなくてすむ。

一般の人々も注目を

 米ワシントン州ボウでは、猛禽が専門の生物学者バド・アンダーソン氏が設立した「ファルコン・リサーチ・グループ」が活動している。今秋には、同グループもくちばしの異常成長が見られるアカオノスリからスワブ検体を集める予定だ。アンダーソン氏は1990年代後半に、同州スカジット郡サミッシュ・フラッツで奇形のあるアカオノスリがいるのに気がついた。ヘンデル氏がアラスカ中南部で奇形の目撃例を集め始めたのとほぼ同じころだ。(参考記事:「カラスが仲間の葬式をするって本当?」)

「一般の人々にも、くちばしに奇形のある異常な鳥の集団がいないか気をつけて見てほしいと思います」とヘンデル氏は言う。「疾病予防管理センター(CDC)が、異常な症状のある人間の集団を探すのと同じことです」

 ヘンデル氏自身も40年間アラスカに住んでいる。自前のバードフィーダーの前で、彼女は白と黒のコガラを愛でる人々の思いを代弁した。

「この辺りの鳥たちは、家族の一員のように感じられるのです」とヘンデル氏は言う。「裏庭にやって来る。姿が見える。餌をやる。ずっと慣れ親しんできた存在です。そんな小鳥たちのくちばしに、ひと目で分かる奇形が起こっているのを見るのは胸がつぶれる思いです。ああなってしまうと、何もかもうまくできなくなってしまいます。どうにかしてあげたいと思っています」

文=Jane Kay/訳=高野夏美
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/082200050/

http://archive.is/1SvDh
アメリカ、野鳥への餌やりが拡大【ナショナルジオグラフィック日本版ニュース2014年7月15日】
posted by BNJ at 11:35 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<お知らせ>山階賞記念シンポ、9月24日に【朝日新聞デジタル2016年8月23日】

 優れた鳥類研究者らに贈られる第19回山階芳麿賞を記念したシンポジウムを開きます。同賞を受賞した上田恵介・立教大名誉教授が「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」をテーマに講演。他の鳥に子育てをさせる托卵(たくらん)という習性を持つカッコウ類に焦点を当て、世界的にも注目されている最先端の研究について若手研究者もまじえて、わかりやすく紹介します。

 ◇9月24日[土]午後1時30分〜4時、東京都文京区の東大弥生講堂。無料。定員300人(事前申し込み不要、当日先着順)

 ◇問い合わせは山階鳥類研究所(04・7182・1101)(山階鳥類研究所主催、朝日新聞社共催)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12523831.html

http://archive.is/f2yU0
山階芳麿賞の上田恵介氏、秋篠宮さまが表彰状贈る【朝日新聞デジタル2016年7月13日】
MEMO 山階芳麿賞に上田恵介氏【毎日新聞2016年7月7日】
タグ:カッコウ
posted by BNJ at 11:32 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

室蘭水族館のペンギンのひなの名前がサクラに決まる【室蘭民報ニュース2016年8月23日】

 市立室蘭水族館(木村昭夫館長)で4月に生まれたフンボルトペンギンの雌のひなの名前が「サクラ」に決まった。水族館が今月14日まで募集したところ、最も多く寄せられた。28日に同館で表彰式を行い、命名者の中から抽選で1人に記念品を贈る。


 「サクラ」は4月9日にふ化し、6年ぶりのひなとして順調に成育。7月に血液検査で雌と判明し、同館が「女の子らしいかわいい名前」を募集していた。

 2週間で433通が集まり、同館職員が選考した結果、最も多い37通が寄せられ、春に生まれ、響きが女の子らしく、父がツバキ、母がタンポポと花の名前にちなんでいることからサクラに決まった。

 間もなく生後5カ月を迎えるサクラは食欲旺盛。1日2回の行進には出たり出なかったりとマイペースだが、水族館での生活にも慣れてきた様子。新たなアイドルとして人気を集めている。同館は命名者が複数いるため、抽選で1人に表彰状と記念品をプレゼントする予定。
(菅原啓)

【写真=一般公募で名前が決まったフンボルトペンギンのひな「サクラ」】
http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2016/08/23/20160823m_03.html

http://archive.is/Mxjxe
室蘭水族館のペンギン赤ちゃんに「名前付けて」【室蘭民報2016年8月5日】