2016年09月15日

オーストラリア?からフィリピンに飛来したペリカン、地元で話題に【AFPBB News2016年9月15日】

フィリピン・ジェネラルサントスで、沿岸を飛ぶコシグロペリカン(別名オーストラリアペリカン、2016年9月12日撮影)。(c)AFP/Ferdinandh CABRERA

【9月15日 AFP】生息地から数百キロさまよった末に、フィリピン南部ジェネラルサントス(General Santos)にたどり着いたとみられる1羽のコシグロペリカン(別名オーストラリアペリカン)が、地元住民や愛鳥家たちの間で話題となっている。

 コシグロペリカンはオーストラリア全土に生息し、まれにニュージーランドなどでも見られる水鳥で、鳥類の中でも最も長いといわれるくちばしを持つ。地元の愛鳥家によると、コシグロペリカンがフィリピンで確認されたのは初めて。

 またマニラ(Manila)に拠点を置き、フィリピンの野鳥愛好家クラブの代表でもある生物学者のウィレム・ファン・デ・フェン(Willem van de Ven)氏は、季節的に移動することがないコシグロペリカンについて、ジェネラルサントスの南600キロ以上のインドネシア・スラウェシ(Sulawesi)島より北で見られたことはないという。

 地元の漁師はAFPに対し、珍しい飛来について「幸運を感じる、素晴らしい雰囲気をみんなに運んできた」と語った。
http://www.afpbb.com/articles/-/3101050

http://archive.is/WDgEP

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いきもの便り 志摩マリンランド ペンギンの“衣替え” 年に1度の一大行事 /三重【毎日新聞2016年9月15日】(ケープペンギン)

ケープペンギン。白黒模様は換羽が終わったペンギンで、まだら模様は換羽の途中=志摩マリンランド提供
 ペンギンは白と黒の模様がトレードマークですが、夏には模様がまだらになっているペンギンがいます。汚れたり、病気になったりしたわけではありません。羽の生えかわりの途中なのです。これを「換羽(かんう)」と言います。

 ケープペンギンを見てみましょう。白黒模様がくっきりとしているのは換羽が終わったペンギンで、まだら模様は換羽の途中です。

 ペンギンは海を泳いで魚を食べますが、換羽中はうまく泳ぐことができず、満足に食べることもできません。そのため、換羽の前にたくさん食事をして栄養を蓄え、換羽中の2〜3週間は絶食します。ペンギンにとっては年に1度、生きるための一大行事なのです。夏が終わるころには、すべてのペンギンの羽が生えかわり、白と黒のコントラストが美しい姿を見せてくれます。(営業・向井和之)

〔三重版〕
http://mainichi.jp/articles/20160915/ddl/k24/070/245000c

http://archive.is/boL5g

「世界に誇れる森」へ決意 3村長、地域振興に期待【琉球新報2016年9月15日】

 【北部】国頭、大宜味、東のやんばる3村にまたがる陸域1万3622ヘクタール、海域3670ヘクタールが国内で33番目の国立公園に正式指定されたことを受け、3村長は15日午前、国頭村のやんばる野生生物保護センターで記者会見を開いた。指定を受け、翁長雄志知事も記者会見でコメントした。

「やんばる国立公園」として正式に指定され、喜ぶ(右から)宮城功光大宜味村長、宮城久和国頭村長、比嘉奈津美環境大臣政務官、伊集盛久東村長、西村学環境省那覇自然環境事務所長=15日午前、国頭村比地の環境省やんばる野生生物保護センター
 国頭村の宮城久和村長は「村の84%が森林で豊かな森が広がっている。貴重な動植物をどう守っていくか決意を込めて取り組んでいきたい」と強調。大宜味村の宮城功光村長は「子どもたちにとってもしっかりと自然を勉強できる機会が広がる」と喜んだ。東村の伊集盛久村長は「世界に誇れる地域づくりが必要だ」と話した。

 やんばる3村が国立公園に指定された一方で、東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場に新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設が進んでいる。宮城大宜味村長は「環境に影響する場合があれば、3村で対策を取る必要がある」と指摘した。宮城国頭村長は「米軍北部訓練場と隣接していることは好ましいことではない。基地の整理縮小を考えていくべきだ。これを乗り越えていい国立公園にしていきたい」と話した。伊集村長は「一日も早く作業が完了して(ヘリパッドが)移設されることを望んでいる。完成した後には、(過半が)返還され国立公園に返される。みなさんの理解を得ていきたい」と話した。

 翁長知事は国立公園指定について「自然環境の保全と地域振興の面から有益で大変喜ばしいことだ。県として環境省や北部地域とより一層連携を深め、さらなる地域振興を図りたい」とコメントした。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-357520.html

やんばる国立公園が誕生 世界遺産登録へ保護強化 北部3村決定喜ぶ
亜熱帯照葉樹林が広がる本島北部地域で生息するヤンバルクイナ(環境省提供)=共同通信
 【東京】本島北部の国頭、東、大宜味3村にまたがる陸域と海域約1万6300ヘクタールが15日、「やんばる国立公園」として官報に告示され、正式に国立公園に指定された。完全な新規での国立公園指定は2014年の慶良間諸島以来で、33カ所目となる。北部3村は15日午前、国立公園化を記念する旗をそれぞれの役場に掲げ、指定を喜んだ。


国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、固有動植物や希少動植物が生息するやんばるの森=10日、国頭村(小型無線ヘリで又吉康秀撮影)
 国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、固有動植物や希少動植物が生息し、多様な生態系が複合的に一体となった景観が特徴で、10年度に実施された国立・国定公園総点検事業で「わが国を代表する傑出した地域である」などと評価されていた。政府は指定地域を含む「奄美・琉球」について、世界自然遺産登録を目指す考えで、国立公園化によって開発を規制し、環境を守る体制を強める。
【琉球新報電子版】
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-357330.html

http://archive.is/eAh3x
http://archive.is/r8Tcy
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世界遺産登録できる? 豊かな森で軍事演習 やんばる国立公園【琉球新報2016年9月15日】

沖縄本島北部の豊かな森の中にある東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場=7月14日
 今月初旬に米ハワイ州で開催された国際自然保護連合(IUCN)の総会では、外来種問題がクローズアップされただけでなく、沖縄本島の外来生物対策を求める勧告が採択された。やんばるの森の目と鼻の先では辺野古新基地建設が予定されており、外来種が混入する恐れのある土砂搬入を中止すべきだと勧告された格好だ。

 西表石垣島、慶良間諸島に続き、やんばる国立公園が誕生する。貴重な野生動植物が生息・生育している生態系を高く評価する政府は、2018年をめどにやんばるの森を奄美大島、徳之島、西表島とともに「奄美・琉球」として世界自然遺産登録(ユネスコ)を目指している。だが、軍事演習などで環境保全とは対極の活動をする米軍北部訓練場と隣り合わせの異様な立地環境にあり、環境保全の重要性を訴える非政府組織(NGO)のメンバーらは国立公園化を評価する一方、「現状の指定区域・条件では世界自然遺産登録は非現実的だ」と懸念する。

 日本自然保護協会の安部真理子さんはやんばるの森について「国立公園の指定自体は国がするものだが、世界自然遺産登録は世界の厳しい目をもって判断される」と指摘する。

 IUCNはユネスコの世界遺産委員会に対し、自然遺産に関する技術的な評価を下す公式の諮問機関の役割を持っていることに触れ、「日本政府が過去4度のIUCN勧告を無視しており、今後さらに基地建設を強行すれば登録は厳しいだろう」と話す。

 沖縄環境ネットワークの真喜志好一さんは「防衛省と外務省は環境破壊活動を推し進め、環境省は自然保護を訴える。世界の常識で考えれば、日本政府の矛盾は理解できるものではない」と断言する。

 米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事が完了すれば、やんばるの森にはオスプレイなど米軍機の騒音が鳴り響く。「野生動植物の楽園と言えるはずがない」。真喜志さんは、小規模の開発や自然破壊であっても許されない特別保護地区の拡張を訴えた。

<用語>やんばる国立公園
 自然公園法に基づき環境省が指定し、管理する区域。希少種を多数含む固有の生態系と、国内最大級の亜熱帯照葉樹林の保全が目的。国頭、東、大宜味3村にまたがるやんばる地域の陸域1万3700ヘクタールと海域約3700ヘクタール。沖縄海岸国定公園の一部も編入する。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-357322.html

http://archive.is/Xj1cP
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知事「米機影響極力少なく」 やんばる自然遺産に向け注文【琉球新報2016年9月15日】

定例記者会見に臨む翁長雄志知事=15日午前10時半すぎ、県庁
 翁長雄志知事は15日午前、県庁で定例記者会見を開き、国頭、大宜見、東の3村にまたがる北部地域が「やんばる国立公園」に指定されたことに「環境保全と地域振興の面から有益で大変喜ばしい。世界自然遺産登録に向け一歩前進だ」と歓迎するした。一方、米軍北部訓練場の部分返還に伴うヘリパッド建設が進められていることや、米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが運用されることについては「オスプレイの配備撤回を求めてきた。この地域は希少な動植物がある。世界自然遺産を目指す意味からすると、この影響は極力少ない方がいい」と述べた。
 名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が県を提訴した「不作為の違法確認訴訟」が16日に判決を迎えることに関し、知事は「地方自治の在り方、民主主義を含め、今の基地建設の現状と県民の民意を勘案すると、私どもの考えをご理解いただけると思っている」と話した。

 中城湾港マリンタウン地区の大型MICE施設建設に伴う県有地取得について、県が政府の指摘を受けて一括交付金による購入を断念し、県債や一般財源を充てることになった件について、取得する土地に建設する施設は、引き続き一括交付金を財源とする意向を示した。国側にその計画を伝え、協議しているとした。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-357462.html

http://archive.is/QCQgG
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前山にコウノトリ飛来 「幸せ運んで来たのかな」【丹波新聞2016年9月15日】

写真・前山地区に飛来したコウノトリを見守る住民たち=丹波市市島町上鴨阪で

 丹波市市島町前山地区に、コウノトリが飛来した。目撃情報によると、8月末ごろに飛来したよう。住民らは“幸せを運ぶ鳥”を写真に収めたり、美しい姿を目に焼き付けていた。
 9月9日ごろに、同町上鴨阪の尾端地区に飛来。田んぼでえさをついばむ姿が見られた。数日間、同地区におり、12日に目撃した今井頼子さんは、「間近でみることができた。カエルを食べていたみたい」とにっこり。「前から前山に来てほしいなと思っていた。幸せを運んできてくれるとうれしいな」と話していた。
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2594

http://archive.is/KYkle
タグ:コウノトリ
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七飯で珍鳥「スゲヨシキリ」確認【函館新聞2016年9月15日】

藤城で確認されたスゲヨシキリ(提供)
 【七飯】町藤城の休耕田で12日、中央シベリアやカザフスタンなど、日本から遠く離れた海外で繁殖するスゲヨシキリ(スズメ目ヨシキリ科)が確認された。国内では2例目の確認で、標識記録として情報収集できたのは国内初といい、関係者は驚きの声を上げている。
 見つけたのは、鳥の渡りを調べるため足環を付けたりする鳥類標識調査を町内で行っている認定NPO法人バードリサーチの三上かつらさんと、町農業委員会事務局長の田中正彦さん。12日早朝、調査のため視認性の低いかすみ網を設置した休耕田を確認したところ、スゲヨシキリが1羽ほかの鳥に混じってかかっていた。
 七飯に飛来した要因は不明だが、三上さんは「今回の確認例が本種にとって貴重な記録であるのは間違いない」と話す。
 かかったのは体長12センチ、体重は9・4グラムで元気な状態だった。周辺でも普通に見られるコヨシキリとの違いは、背側上面の褐色の羽色に黒い縦斑模様が混じる点や、翼の形や足色、頭の模様が異なる点だ。
 田中さんによると、道南地域は地形的にさまざまな渡り鳥が見られる場所だという。このスゲヨシキリは足環を付け、空に放したが、「全体的に鳥の数が減っている中、道内で確認された鳥が1種増えた」と珍鳥の発見を喜んでいる。(蝦名達也)
https://digital.hakoshin.jp/news/national/11477

http://archive.is/4W8O8
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マガン 伊豆沼周辺に初飛来 昨年より5日早く /宮城【毎日新聞2016年9月15日】(他3ソース)

 ラムサール条約登録湿地「伊豆沼・内沼」周辺で14日、マガンの初飛来が確認された。発表した県伊豆沼・内沼環境保全財団によると、初飛来は昨年より5日、1991年に観察を始めて以来2番目に早いという。

 同財団は、伊豆沼の南方にある登米市迫町新田の田んぼでマガン7羽を撮影した。マガンはカモ科の大型の渡り鳥で、昨季この地域には約10万羽が飛来した。飛来したマガンは来年2月上旬までこの地域で越冬する。【山田研】
http://mainichi.jp/articles/20160915/ddl/k04/040/045000c

<伊豆沼・内沼>マガン7羽 今季初飛来【河北新報オンラインニュース2016年9月15日】
今季の初飛来が確認されたマガンの群れ=14日午後、登米市迫町新田(県伊豆沼・内沼環境保全財団提供)

 国内有数の渡り鳥の飛来地として知られる伊豆沼・内沼(宮城県栗原市、登米市)で14日午後0時半ごろ、マガンの今シーズン初飛来が確認された。成鳥の群れ7羽が、伊豆沼南側に位置する登米市迫町新田の水田で羽を休めたり、えさをついばんだりしていた。初飛来は平年より7日、昨年より5日早い。
 県伊豆沼・内沼環境保全財団の研究員が群れを確認した。ガンカモ類など渡り鳥はシベリア方面の冷え込みに伴って次々と南下する。伊豆沼・内沼には昨シーズン、10万羽以上が飛来した。
 10月上旬ごろにはハクチョウも姿を見せ始める見込み。渡り鳥の飛来はこれから増え始め、来年1月中旬にピークを迎える。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160915_13018.html

宮城)秋とともに、伊豆沼にマガン【朝日新聞デジタル2016年9月15日】
伊豆沼に近い田で羽を休めるマガン=登米市迫町、県伊豆沼・内沼環境保全財団提供
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 栗原と登米の両市にまたがる伊豆沼に14日、渡り鳥のマガン7羽が今季初めて飛んで来た。観察した県伊豆沼・内沼環境保全財団によると、平年より7日早い。いずれも成鳥で、この日の昼過ぎに沼岸から300メートルほど離れた田で、落ち籾(もみ)をついばんでいた。

 マガンはロシア極東部から来る。伊豆沼と内沼の周辺では毎年、1月にガン類が約10万羽に達し、冬を越す。やがてハクチョウ類もやって来て、冬の訪れを告げる。
http://www.asahi.com/articles/ASJ9G5T51J9GUNHB00N.html

冬の渡り鳥マガンが初飛来(宮城県)【NNNニュース2016年9月15日】
冬の渡り鳥マガンが県北の伊豆沼周辺に初飛来した。7羽の成鳥でイネ刈りを終えた田んぼで羽を休めシベリアからの長旅の疲れを癒しているようだった。今年のマガンの飛来は平年より1週間早く1991年の記録開始から2番目の早さ。来月上旬は白鳥の飛来も。
http://www.news24.jp/nnn/news8737227.html

http://archive.is/SiXtK
http://archive.is/FCL4H
http://archive.is/hkPKo
http://archive.is/WjmfN
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アシカとイルカ 息ぴったり【読売新聞2016年9月15日】(フンボルトペンギン)

ゴムボートに乗ったアシカの上をジャンプするイルカ
 南知多ビーチランド(美浜町)で14日、アシカとイルカが一緒にショーを披露する「マリン ヒーローズ リターンズ」のリハーサルが公開された。

 17日から始まる同ショーは昨年に続き2回目。アシカとイルカのキャッチボールや水泳対決などのほか、今年はゴムボートに乗ったアシカの上をイルカがジャンプする新種目を追加した。

 この日は、プールにアシカのポポ(雌、16歳)とハンドウイルカなど雌4頭が登場。イルカの華麗なジャンプとアシカのユーモラスな演技に、観客から大きな拍手が送られた。

 同ランドの担当者は「本来交わることのないアシカとイルカが共演するのが特徴。息のぴったりあった演技を見てほしい」と話している。

 同ショーは11月27日まで。期間中、オウムガイの餌やり体験やフンボルトペンギンの100メートル走など多彩なイベントも開催する。問い合わせは同ランド(0569・87・2000)。
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20160914-OYTNT50289.html

http://archive.is/kbRbd

<社説>やんばる国立公園 生態系保護へ大きな一歩【琉球新報2016年9月15日】(他1ソース)

 国頭、東、大宜味3村にまたがる陸域と海域約1万6300ヘクタールが15日「やんばる国立公園」に指定される。
 国立公園指定は貴重な生態系を守る大きな一歩である。政府は今後、国立公園指定地域を含む「奄美・琉球」の世界自然遺産登録を目指している。
 しかし、米軍北部訓練場の存在が自然遺産登録の最大の阻害要因になるだろう。やんばるの森全体を守るために、北部訓練場を無条件全面返還させなければ、画竜点睛を欠く。
 指定区域は、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、ヤンバルクイナやノグチゲラなど多数の固有種が生息している。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載されている国際的希少種の生息・生育地となっており、世界的に見ても生物多様性の保全上、極めて重要な地域だ。
 にもかかわらず、やんばるの生態系は脅かされてきた。日本最大の甲虫で国の天然記念物ヤンバルテナガコガネは、違法な捕獲が横行していた。ヤンバルクイナは交通事故の犠牲になったり、野ネコやマングースによって捕食されたりして個体数が減少傾向にある。
 国立公園の特別保護地区内では全ての動植物の捕獲採取が禁止される。国立公園化で規制を強化し、生態系保全につなげたい。
 一方、米軍北部訓練場は国立公園指定区域から除外された。指定区域と一体となった豊かな自然がありながら、国の管理が及ばない米軍施設だからだ。連日、貴重な自然を破壊するヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設が強行されている。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイや米軍ヘリの飛行は生態系に悪影響を及ぼす。北部訓練場を全面返還させ、生態系の保護と破壊が同時に進む矛盾を早急に解消しなければならない。
 地元経済との関連では、自然との共生を基軸にしたエコツーリズムが基幹産業になる可能性がある。
 ホテルや民泊の客には、地元農産物を提供することを徹底したい。県外や海外からの食材を提供するのでは、せっかく観光で稼いだ金を外に流出させてしまう。地元の農家に還元し、持続可能な地域づくりにも結び付けたい。
 国立公園化によって、やんばるの森の素晴らしさが国内外に発信される。森の保護が国全体の課題になったことは間違いない。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-357168.html

社説[やんばる国立公園]保全と活用の両立図れ【沖縄タイムスプラス2016年9月15日】
 国頭、大宜味、東の3村にまたがる「やんばる国立公園」が15日、全国33番目の国立公園として正式に指定される。生物多様性に富むやんばるの森は、沖縄が世界に誇る宝である。国立公園指定を地元3村とともに喜びたい。

 国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、世界でここにしか生息しないヤンバルクイナやノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネなど4500種を超えるといわれる貴重な動植物が息づく。

 それだけではない。波の浸食でできた石灰岩の崖やマングローブもこの地域の自然の多様性を示すものだ。

 面積は陸域1万3622ヘクタールに海域3670ヘクタール。県内では西表石垣、慶良間諸島以来の国立公園である。

 やんばる国立公園はユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界自然遺産登録に向けたステップであり、自然保護強化策の一環でもある。

 環境省はやんばると西表島、奄美大島と徳之島の4地域を「奄美・琉球」として、早ければ2018年の世界自然遺産登録を目指している。やんばる国立公園のうち脊(せき)梁(りょう)部を中心に陸域の特別保護地区と第1種特別地域の計5217ヘクタールを推薦したい考えだ。

 「亜熱帯の森やんばる−多様な生命(いのち)育む山と人々の営み」がやんばる国立公園のテーマである。これからもわかるように、世界自然遺産に推薦したいエリアと、林業や農業を営む住民の生活圏が近接しているのが特徴だ。従来通り規制を受けずに林業などができるかはっきりせず、自然保護と住民の持続的な活用のバランスをどうとるかが課題である。

■    ■

 国立公園化を契機に、知名度が全国区となり、豊かな自然の中で癒やしを求めて多くの観光客がやんばるの森を訪れる可能性がある。

 自然保護と同時に適正な利用を推進することも国立公園の大切な要素だ。自然に包まれて生物多様性を体全体で実感する。エコツーリズムの醍(だい)醐(ご)味(み)である。このためには、資質の高いガイドが求められる。地元の人を優先して育成すれば地域振興にもつながり、一石二鳥である。

 山や川、森ごとにルートづくりと具体的なルールを決めることも重要だ。環境に与える影響を最小限にとどめるよう利用者数を制限することも考慮に入れていい。

 3自治体と県、NPO、国は協力して独自のルールづくりを急ぐべきだ。

■    ■

 世界自然遺産登録に向けて懸念されるのは隣接する米軍北部訓練場の存在である。オスプレイの爆音のみならず、離着陸時の排ガスや下降気流、低周波音が動植物に与える影響が心配される。

 遺産登録の手続きでは国際自然保護連合(IUCN)の現地視察がある。IUCNはこれまでジュゴンやノグチゲラ、ヤンバルクイナの保全を求める勧告を日米両政府に出している。

 国立公園の面積が狭すぎると環境団体は指摘する。やんばるの貴重な動植物を一体的に守るためには北部訓練場を全面返還させ、世界自然遺産登録を目指すべきだ。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/62173

http://archive.is/VsHYV
http://archive.is/xBYwB
沖縄・やんばる国立公園が誕生 世界遺産登録へ保護強化【共同通信2016年9月15日】
沖縄「やんばる国立公園」きょう指定 全国で33カ所目【沖縄タイムスプラス2016年9月15日】
「やんばる国立公園」15日に指定 山本環境相「自然にふれて」【沖縄タイムスプラス2016年9月9日】
「飼い犬捨てないで」 国頭に野犬の群れ数十匹 人追い、クイナ殺す【琉球新報2016年9月5日】
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沖縄「やんばる国立公園」きょう指定 全国で33カ所目【沖縄タイムスプラス2016年9月15日】(他1ソース)

 環境省は15日、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄本島北部地域を「やんばる国立公園」に指定する。環境省が同日午前、官報で告示。分割・再編や拡張でない新規指定は2014年の慶良間諸島以来、2年半ぶりで、全国33番目となる。

沖縄本島北部、やんばるの森
 同省は、やんばる国立公園の指定区域を含む「奄美・琉球」について、最短で2018年の世界遺産登録を目指している。登録には自然環境の厳格な保護が求められており、国立公園化で開発を規制し、希少種などが生息する環境を守る体制を強化する。国頭、大宜味、東の3村一帯の森林や海域で構成される国立公園の面積は、陸域1万3622ヘクタール、海域3670ヘクタール。

 国立公園指定に伴い15日午前11時から、国頭村のやんばる野生生物保護センターで3村長と比嘉奈津美環境政務官らによる合同記者会見がある。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/62138

国頭、大宜味、東 やんばる国立公園きょう決定【琉球新報2016年9月15日】

国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、固有動植物や希少動植物が生息するやんばるの森=10日、国頭村(小型無線ヘリで又吉康秀撮影)
 【北部】国頭、大宜味、東のやんばる3村にまたがる陸域1万3622ヘクタール、海域3670ヘクタールが15日、国内で33番目の国立公園に正式指定される。分割や拡張でない新規指定は2014年の慶良間諸島以来となる。県内では1972年の西表石垣、慶良間諸島に次いで3番目となる。

 9月15日は、やんばる固有種の「ヤンバルテナガコガネ」が発見された日。やんばる3村は、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、やんばる固有の動植物や希少動植物が生息する。政府は「奄美・琉球」として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産登録を目指している。国立公園化によって開発を規制し、環境を守る体制を強める考え。

 「特別保護地区」と「特別地域」指定エリアは、木竹の伐採や立ち入りに一定の規制がかかる。
http://ryukyushimpo.jp/photo/entry-357185.html

http://archive.is/kwlIF
http://archive.is/FnzWx
<社説>やんばる国立公園 生態系保護へ大きな一歩【琉球新報2016年9月15日】
沖縄・やんばる国立公園が誕生 世界遺産登録へ保護強化【共同通信2016年9月15日】
「やんばる国立公園」15日に指定 山本環境相「自然にふれて」【沖縄タイムスプラス2016年9月9日】
「飼い犬捨てないで」 国頭に野犬の群れ数十匹 人追い、クイナ殺す【琉球新報2016年9月5日】
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【探鳥】ツツドリ(筒鳥) 好物の毛虫を捕食【東京新聞2016年9月15日】

 埼玉県川島町の桜並木で4日朝、好物の毛虫を食べるツツドリ。ソメイヨシノに大発生した毛虫を狙って、枝から枝へ飛び回る。繁殖期の夏山では見ることは難しいが、秋の渡りの9月には郊外や市街地の公園などにも立ち寄る。
 夏鳥で渡来するカッコウの仲間。他の鳥の巣に卵を産む托卵(たくらん)で知られる。相手は主にセンダイムシクイという。「ポポッポポッ」と鳴く声が竹筒をたたく音に似ることが名の由来に。全長33センチ。(写真と文・堀内洋助)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/amuse/bird/CK2016091502000160.html

http://archive.is/MgLCv
タグ:ツツドリ
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鳥インフルエンザ防疫、栃木県職員らが演習【下野新聞2016年9月15日】

ケージから鶏を取り出す作業従事担当の県職員=14日午後、宇都宮市上籠谷町

 鳥インフルエンザ発生時の防疫態勢を強化するため、県は4日、宇都宮市上籠谷町の県農業大学校で鳥インフルエンザ防疫演習を行った。今年で3回目。

 演習には作業従事担当の県職員69人が参加。県畜産振興課の神辺佳弘(かんべよしひろ)課長はあいさつで「養鶏場で仮に発生した場合、確実に封じ込めることが大切」と、多くの作業者による迅速な作業が鍵になることを強調した。
http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/welfare/safe/news/20160915/2449080

http://archive.is/tuRp1
posted by BNJ at 11:32 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする