2016年10月09日

害鳥対策にドローン出撃! 「音で驚かす」「猟銃の発射音を鳴らす」「巣にドライアイスを運ぶ」【ライブドアニュース(Jタウンネット)2016年10月9日】

2016年9月27日放送の広島ホームテレビ「Jステーション」では、数が増えすぎて有害鳥獣の扱いを受けているというカワウの被害を減らすため、県内で初めてドローンを使った対策がとられたことを放送しました。

鵜というと、鵜飼いを思い浮かべる人も多いですが、鮎とりをするのはウミウで、現在広島県で数が増えすぎて有害鳥獣の扱いを受けているのはカワウです。

カワウ(nuboboさん撮影、Flickrより)


江田島市農林水産課によると、泳ぎが遅かったり隠れるのが苦手な魚、メバルやカレイなどがカワウに狙われ被害が出ているといいます。江田島市では年間約500万円の漁業被害がでているということですが、その多くにカワウの影響があるということです。

また、河川の被害も深刻だといいます。県内水面漁協によると、カワウに食べられる鮎は、年間約5000万円相当になるといいます。

カワウは、県内各地に30以上のねぐらがあり、去年12月には約3800羽が確認されたということです。これまでも漁協は、捕獲や追い払いなどをおこなってきましたが効果は低かったといいます。

そこで9月27日、県内で初めてドローンによる対策がおこなわれました。ドローンにビニールひもを取り付け、ねぐらとなっている木の枝に巻きつけていきます。風でビニールひもがだす大きな音が、カワウに恐怖心を与えるということです。

漁業関係者は、「ドローンの対策は大賛成。見たとおりカワウがいっぱいいるが、ゼロに近いのがあるべき姿だと思う」と話しました。

今回の対策に携わった中央水産研究所の坪井潤一研究員によると、今が鮎の産卵時期で、カワウから鮎を守るためにこの時期に対策をとる必要があるということです。

他にも、ドローンにスピーカーをつけて銃声を鳴らすことや、巣の中にドライアイスを運び卵の孵化を防ぐという対策もおこなえるということです。県水産課によると、先進的な事例の先生を招いて最新的な対策で被害を軽減できればということです。

しかし専門家によると、捕獲しすぎると今度は生態系に影響がでるため、広島県全体でカワウの個体数と生息状況をどう管理していくかを決めることが大事だということです。

県内の漁業被害が少しでも改善されればいいですが、生態系のバランスを崩さないように人間が介入しなければならないなと感じました。(ライター:わがママ)
http://news.livedoor.com/article/detail/12123282/

http://archive.is/IlL6m

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自然保護に決意新た/飛来する環境守ろう サシバ保護パトロール出発式【宮古毎日新聞2016年10月9日】

「サシバが来る島の自然を守ろう」と決意を新たにした出発式=7日、市伊良部庁舎前
 2016年度サシバ保護合同パトロール出発式が7日、市伊良部庁舎玄関前で行われた。県自然保護課、市環境衛生課、野鳥の会など関係機関が参加した。宮古島に本格的な秋の訪れを告げるサシバの渡りは、寒露のタカ渡りともいわれ、この時期に、繁殖地から宮古島などを中継して、越冬地に南下する。参加者はサシバが飛来する島の自然環境を守ろうと決意を新たにした。


 出発式で県自然保護課の古田さゆり主事が「この活動も今年で44年目を迎える。県もサシバが訪れるこの素晴らしい自然環境を次代に引き継ぐため各種施策を積極的に推進する」と金城賢課長のあいさつを代読した。

 伊良部中学校生徒会長の高志保聖羅さんは「きょうのパトロールでサシバ保護を多くの人に強く訴えたい」

 伊良部高校自然クラブ副部長の仲原祐希実さんは「島の自然環境を調査するために、楽しみながら活動し、学んでいきたい。そしていつまでもサシバが飛来する島であるよう、自然環境を守っていきたい」とそれぞれ活動への意気込みを語った。

 式後、宮古島署のパトカーを先頭に、島内を広報パレードし、サシバなど野鳥の保護を広報した。

 県自然保護課、伊良部中高等学校の生徒、宮古野鳥の会会員らが8〜21日まで、市伊良部庁舎で飛来数のカウント調査を行う。宮古野鳥の会は16日午後3時からサシバ市民観察会を予定している。
http://www.miyakomainichi.com/2016/10/93412/

http://archive.is/77VRc
タグ:サシバ
posted by BNJ at 21:53 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

道の駅のアイドルはヤマガラ【AGARA紀伊民報2016年10月9日】

 和歌山県田辺市中辺路町近露にある「道の駅熊野古道中辺路」で、ヤマガラが人のすぐ近くまで近づき、利用者らを和ませている。

 道の駅で物産販売所を営む森昌子さん(中辺路町野中)によると、昨年の秋ごろ、ヤマガラの姿を見掛けたことから、屋外にあるテーブルの上にヒマワリの種を置いたところ、食べに来るようになった。今年春ごろからはそのひなとみられるヤマガラも加わり、今では計6羽が頻繁に飛んできているという。

 森さんは「最初は警戒していたが、今ではベンチに座っていても目の前に来てくれるようになった。見ていると和むと皆さん喜んでくれており、道の駅のアイドルのような存在」と目を細めている。


【人のすぐそばまで近づいてくるヤマガラ(和歌山県田辺市中辺路町近露で)】

(2016年10月9日更新)
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=322413

http://archive.is/fh48q
タグ:ヤマガラ
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フクロウ10羽がお出迎え 岩出市のカフェ人気【ニュース和歌山2016年10月8日】

 フクロウとふれあえる岩出市備前のカフェ「カントリー・オウル」が人気を集めている。5月のオープン以来、インターネット上や口コミで話題になり、9月は500人以上が訪れた。オーナーの岡村佐和子さんは「皆さん笑顔になって帰られます。幸せを呼ぶと言われるフクロウに癒やされ、のんびりした時間を過ごしてもらえれば」とほほ笑む。 

 カントリー調の家具が並ぶやわらかい雰囲気のカフェ。目をくりくりとさせた大小様々な10羽が静かに出迎えてくれる。片目を閉じてこちらをじっと見つめたり、あくびをして眠そうな顔をしたり。「シロフクロウの雪麻呂は6月に生まれたばかり。ベンガルワシミミズクの西郷さんは、身体は大きいのに人見知りでこわがりなんです」と岡村さん。10羽それぞれ種類、性格が違い、名前がついている。 

 隣でハ虫類や小動物専門店を運営する夫、昌彦さんがフクロウ好きで、10年前には自宅で3羽飼っていた。人を癒やす独特のかわいさを知ってもらおうと、国内で繁殖されたフクロウを購入し、カフェを開いた。

 頭をなでられるほか、手袋をつけた手の上に乗せてふれあえる。3回、4回と通うリピーターも多く、中には14回来た家族連れもいる。昌彦さんは「人なつっこく、『かわいい』と喜ばれます。同じ那賀地域の紀の川市にフクロウグッズをたくさん飾った下井阪郵便局があり、幸せ呼ぶフクロウを地域づくりにつなげたい」と話している。

 1時間1000円。午前11時〜午後7時(土日祝は8時)。月曜定休。同店(fukuroucafe.countryowl@gmail.com)。

(ニュース和歌山2016年10月8日号掲載)
http://www.nwn.jp/news/2016108_fukurou/

http://archive.is/rmOoL

(科学の扉)生態系、よみがえるか 噴火の西之島、貴重な観察の場【朝日新聞デジタル2016年10月9日】(オオアジサシ/アカオネッタイチョウほか/既報関連ソースあり)

生態系、よみがえるか<グラフィック・宗田真悠>
 2013年から約2年間噴火が続いた小笠原諸島の西之島(東京都小笠原村)。火山活動は落ち着いたが、海鳥の楽園だった島は溶岩に覆われてしまった。ほぼ失われた生態系はどう再構築されるのか。絶海の孤島が生物学上の貴重な実験場になろうとしている。

 噴火前の西之島は無人島で、環境省によると、カツオドリやミズナギドリの仲間など海鳥の繁殖地となっていた。同省のレッドリストで絶滅危惧1Bに分類されるアカオネッタイチョウや、同2類のオオアジサシなどの鳥もいた。

 オヒシバやグンバイヒルガオなどの植物が見られたほか、昆虫類やカニなども確認された。だが、哺乳類や爬虫(はちゅう)類、両生類は見つからなかったという。

 火山活動が確認されたのは2013年11月20日。約40年ぶりだった。当初は、西之島から約500メートル離れた場所に火口が出来て溶岩が流れているのが見つかったが、約1カ月後には西之島とつながった。海上保安庁によると、溶岩で島は拡大を続け、面積は約2・7平方キロにまでなった。噴火前の約12倍だ。

 島の大部分が溶岩に覆われた結果、生態系はほとんど失われた。小笠原諸島の生態系に詳しい森林総合研究所の川上和人主任研究員によると、現在、1ヘクタールに満たないわずかな草地が残っているが、植物の種類は分かっていない。

 川上さんはこの秋に上陸して、残された植物の確認などの調査を行う予定だ。「今いる生物を記録しておくことは、これから島にどんな生物が進出してくるのか、分散していくのかを調べるためにも極めて重要だ」

 ■生物に距離の壁

 島の生態系は、どのように再構築されていくのだろう。

 有力なシナリオはいくつかある。海鳥が自力で飛来するパターンや植物の種子が流れ着くパターン、小動物が流木に乗って漂着するパターンなどだ。

 実際に、島の生態系が再構築された例が海外にある。1883年に噴火したインドネシアのクラカタウは、スマトラ島から約40キロに位置する。近くの陸地から海浜植物などが流れ着き、昆虫や鳥も上陸。オオトカゲなど大型の生物も確認されている。

 アイスランドの本土から約30キロ離れたスルツェイは1963〜67年に噴火。ユネスコによると、2004年までに60種類の維管束植物や、335種類の無脊椎(せきつい)動物などが確認された。

 こうした例をみると西之島でも期待が持てそうだが、これらの島とは決定的な違いがある。生態系を作る生物を供給する大陸や本土との距離だ。クラカタウやスルツェイは大陸や本土との距離が数十キロで、間には飛び石のように別の島もあった。

 それに対し、西之島は日本の本土から南に約900キロも離れている。クラカタウやスルツェイの数十倍の距離だ。最寄りの小笠原諸島からは西に約130キロの位置にあるからまだ可能性はありそうだが、気象条件が邪魔をする。西から東に吹く偏西風が、風で移動する種子などの逆風になる。西之島から西方の陸地からなら偏西風を追い風に出来るが、その候補の沖縄は約1300キロも離れている。条件は相当厳しい。

 川上さんは「5年や10年でどんどん植物が入って増える可能性は低い」とみる。溶岩には植物の養分になる有機物が含まれないため、海鳥の羽根に付着して植物の種が運ばれても育たない。海鳥がふんをして土壌がつくられてきたら可能性が出てくるが、新しい生態系の構築までには、とても長い期間がかかりそうだ。

 ■人の影響に懸念

 西之島の今後の長い歩みは、生態系が構築される過程が研究できる貴重な機会になる。

 小笠原の父島列島や母島列島などは出来てから百万年以上の歴史があるとされる。カタツムリや植物などの進化の過程が分かる貴重な生態系が残り、世界自然遺産にも登録された。

 父島から南へ約300キロには、無人島の南硫黄島がある。成立して3万年ほどと考えられており、比較的若い。約900メートルの高低差があり、標高によって植生が変わり、維管束植物は130種近い。オガサワラオオコウモリや海鳥などが生息。約70種の昆虫の中に、10種ほどの固有種が見つかるなど、新たな進化が起こっている。

 首都大学東京小笠原研究委員長の可知直毅教授は「ほかの島々の研究と、西之島の今後の研究で得られる知見から、小笠原で見られる固有の自然のなぞに迫れる可能性がある」と指摘する。

 ただ、そうした貴重な現場は、人の影響を極力排除する必要がある。調査などの際に人が外来種を持ち込めば、西之島にわずかに残った植物や、かろうじてたどり着く海浜植物による生態系構築に大きな影響が出かねない。可知さんは「貴重な自然を後世に伝えていくためにも、外来種対策はきわめて重要だ」と強調する。

 環境省や林野庁、小笠原村などは6月、上陸ルールを策定。環境省は、法律に基づく立ち入り制限をする必要があるか、来年度にも調査する予定だ。(小坪遊)

 <島の生態系> 一般的に島の生態系は、大陸から遠ざかるにつれて、分類群は少なくなるが、一部のグループが豊かな多様性を見せることがある。

 小笠原にも、元々は両生類や完全な淡水性の魚はいなかったが、多種多様なカタツムリが進化した。ガラパゴス諸島のダーウィンフィンチや、ハワイ諸島のハワイミツスイなどの鳥類も有名だ。

 一方で、島の生態系は非常に繊細な面もある。小笠原、ガラパゴス、ハワイのいずれでも、人が持ち込んだ外来種によって貴重な種が絶滅の危機にある。

 ◇「科学の扉」は毎週日曜日に掲載します。次回は「食品ロス、技術で防ぐ」の予定です。ご意見はkagaku@asahi.comメールするへ。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12599759.html

http://archive.is/VQMPx
新たな生態系、西之島で調査 環境省、来年度上陸へ【朝日新聞デジタル2016年8月30日】
小笠原諸島・西之島、「研究目的以外の上陸自粛を」 専門家【日本経済新聞2016年8月19日】
噴火から2年半、西之島で海鳥営巣…抱卵の姿も【読売新聞2016年6月4日】
西之島、海鳥の生息を確認 噴火みられず、わずかに噴煙【朝日新聞デジタル2016年2月15日】
溶岩の島、海鳥たくましく生息…西之島噴火2年【YOMIURI ONLINE2015年11月18日】
溶岩で覆われた西之島、花咲き鳥歌う島になるか【AFPBB News2015年5月20日】
くらしナビ・環境:西之島噴火、海鳥どうなる 国内有数の繁殖地 溶岩で覆われ【毎日新聞2015年3月20日】
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長野)希少猛禽類、送電線予定地に繁殖地【朝日新聞デジタル2016年10月9日】

クマタカ
 送電線の新設工事が予定されている松本市から朝日村にかけての山中にクマタカやオオタカなど希少猛禽類(もうきんるい)の繁殖地があることが、県が公表した環境影響評価(アセスメント)準備書でわかった。事業者側は、繁殖期に工事を中断したり工法を変更したりするなどの環境保全策を講じるとしている。


 準備書を作成した事業者は、東京電力ホールディングスの子会社「東京電力パワーグリッド」(東京)。

 準備書や同社東西連系線長野建設事務所(松本市)によると、工事は東日本大震災を受け、周波数の違う東日本と西日本で電気を融通し合えるように、中部電力飛驒変換所(岐阜県高山市)から東電パワーグリッド新信濃変電所(朝日村)の約90キロに鉄塔を建て送電線を引く。うち長野県分は約40キロ(鉄塔74基)。

 調査は繁殖期を中心に2014年12月と15年1〜8月に実施した。クマタカは9つがいが確認され、うち6つがいは調査地域に繁殖地があるか、その可能性が高いとしている。6つがいのうち2つがいは事業予定地から半径1キロ内に営巣地があり、資機材運搬などに伴う騒音や振動で「繁殖行動への間接的影響が大きい」とした。

 また、この2つがいを含む4つがいについて、事業予定地から半径1・5キロ内に、餌場への行き来などが頻繁な「高利用域」が含まれており「間接的影響が生じる」と予測している。

 一方、オオタカは4つがいが確認され、いずれも調査地域に繁殖地が存在した。うち2つがいは、事業予定地から半径300メートル内に営巣地があるなど「間接的影響が大きい」とした。

 環境省のレッドリストで、クマタカは近い将来に絶滅の危険性が高い「絶滅危惧TB類」、オオタカは生息状況の変化によっては絶滅危惧に移行する可能性がある「準絶滅危惧」に分類されている。今回、主に松本市と山形村で生息が確認されたという。

 環境アセス準備書では、こうした状況に対する環境保全措置として、繁殖期の施工を制限したり、ヘリコプターによる運搬を回避したりすることなどを挙げている。

 準備書は10月20日まで、県や松本市など関係機関や県のホームページで見ることができる。この縦覧を受けて11月4日まで住民らの意見を募る。最終的に知事の意見書を踏まえて、事業者側が準備書を再検討・修正した評価書を公告。事業着手が可能になる。同社では20年度の運用開始を目指すという。(北沢祐生)
http://www.asahi.com/articles/ASJ9Y4359J9YUOOB00L.html

http://archive.is/bmecj
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【書評】文芸評論家・北上次郎が読む『絶滅鳥ドードーを追い求めた男』村上紀史郎著 徳川慶喜の孫の波乱の生涯【産経ニュース2016年10月9日】

 最後の将軍・徳川慶喜の孫にして、阿波徳島藩16代当主・蜂須賀正氏の波乱に満ちた生涯を描くノンフィクションである。

 明治36年に生まれ、大正昭和を生きたこの人物は、「不思議の国のアリス」にも登場する絶滅した鳥ドードーを追い求めた鳥類学者であり、日本人として初めてゴリラと出合った動物学者であり、日本初のプライベート飛行機の所有者兼パイロットであり、フィリピンとアフリカを探検した冒険家でもあった。

 それらの、それぞれのエピソードが色彩感豊かに描かれるので、なかなか興味深い。面白いので読み始めるとやめられなくなる。ヨーロッパ滞在が長いために西欧に知己が多かったが(大英博物館に研究室がある研究員でもあった)、日本ではあまり知られていなかった、というのも伝説を盛り上げている。

 たとえば、ベルギー政府のアフリカ探検隊に同行した1930年のコンゴ旅では、大英博物館の要望に応えてゴリラの巣を持ち帰るが、その28年後に同じルートでアフリカに入ってゴリラを観察した今西錦司はその著書『ゴリラ』で蜂須賀正氏の調査についてまったく触れていないという。今西錦司は蜂須賀正氏の調査についてまったく知らなかったらしい。鳥類学に関係する範囲では日本でも知られていたが、それ以外のところでは蜂須賀正氏が無名であったということだろう。これは蜂須賀正氏の立ち位置を示す象徴的な挿話といっていい。

 膨大な標本コレクションを残しながら、日本では奇人変人扱いされた(戦後はスキャンダルにも巻き込まれた)貴族の数奇な生涯を、村上紀史郎は丁寧に鮮やかに掘り起こしている。

 この著者は、薩摩治郎八をいきいきと蘇(よみがえ)らせた『「バロン・サツマ」と呼ばれた男』を書いた人でもあることを最後に付け加えておきたい。蜂須賀正氏は、イギリス留学中に親しくなった薩摩治郎八の2歳下であり、自分の操縦する飛行機によく誘ったという。この関係も興味深い。歴史読み物をお好きな方には絶対のおすすめだ。(藤原書店・3600円+税)
http://www.sankei.com/life/news/161009/lif1610090022-n1.html
http://www.sankei.com/life/news/161009/lif1610090022-n2.html

http://archive.is/EIZMs
http://archive.is/TCY0w

絶滅鳥ドードーを追い求めた男 〔空飛ぶ侯爵、蜂須賀正氏 1903-53〕
村上 紀史郎
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千葉市の泉自然公園、来園者数ピーク時の半分以下… 集客アップ アイデア求む!【産経ニュース2016年10月9日】(カワセミ/フクロウ)

 千葉市は、市が管理する泉自然公園(若葉区野呂町)の集客、魅力向上などを図るため民間事業者からの提案を募集している。同園の利用者は減少の一途をたどっているためだ。過去に“民間の知恵”で劇的な集客アップをもたらした施設もあり、市担当者は「少し突飛(とっぴ)な提案でも構わない」と、民間の自由な発想に期待を寄せている。(林修太郎)

 「30代の長女と長男がまだ小さいころは、毎週のように来ていた。ウサギなどの小動物の飼育小屋もあって楽しんだ。小学生ぐらいになると自転車を借りてサイクリングしたものだよ」

 7日、同公園を訪れていた中央区に住む無職、加藤猛さん(66)は、懐かしそうに話した。平日とはいえさわやかな青空が広がる日和に恵まれたが、園内に人影はまばらだった。加藤さんは「音楽祭なんて開いたらいいと思う。自然が豊かだから、夜の公園を散歩できたらおもしろいかも」と話していた。

 同園は42・8ヘクタールの敷地を誇り、「日本さくら名所100選」としても知られる。昭和44年に開園以来、半世紀近くにわたり市民に親しまれてきた。カワセミやフクロウなどの野鳥の姿もみられる。桜はもちろん、秋は紅葉でも有名で現在も多くの利用者でにぎわう。しかし、夏冬のオフシーズンの利用者は、その数分の1程度まで落ち込む。

 市によると、同園の利用者は昭和49年度に36万人を数えた。かつては都内からバスで遠足に来る人々でにぎわったが、昨年度には約14万5千人とピーク時の半分以下まで減少。園内で自転車を貸し出していたサイクリングセンターも利用者の減少から平成24年末で廃止。園内には売店も1つもなく、飲料の自動販売機があるのみだ。

 市は利用者数の低迷の原因をレジャーの多様化にあるとみている。担当者は「昔は休日、公園にピクニックに行くような家族も多かったが、現在は少なくなった。大型の娯楽施設出現の影響もある」。

 一方、同市には利用者が劇的に増加した成功例もある。稲毛海浜公園の再生で「東京湾を望むレストラン」を条件にアイデアを募集。サイクリングセンター跡地に今年3月、レストランなどの複合施設「ザ・サーフ オーシャンテラス」がオープン。5月単月の同施設の利用者は、サイクリングセンター当時の約5倍に増えた。

 入場者が減少傾向の続いていた市動物公園は、ライオンを導入したことでV字回復した。「泉自然公園もやり方次第で利用者が戻ってくる可能性はある」と市担当者。企業からの問い合わせはすでに複数件来ており、市担当者は自ら心当たりのある複数の企業に連絡を取る「営業」にも余念がない。

 市内では昭和の森公園(緑区)の利用者も減少傾向にある。レジャーを取り巻く環境に身を委ねているだけでは、ますます存在感が薄くなるのは避けられそうにない。泉自然公園再生に向けたアイデア募集では、「自然に配慮したアイデア」とする以外は制限を設けず、民間の柔軟な発想に期待している。

 今月24日には現地で説明会も開かれる。提案の応募は12月2日まで。

 問い合わせは市緑政課(電)043・245・5774へ。
http://www.sankei.com/region/news/161009/rgn1610090018-n1.html

http://archive.is/vk2Gd
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猪苗代湖に「冬の使者」 ハクチョウ今季初飛来、羽を休める【福島民友ニュース2016年10月9日】(他1ソース)

猪苗代湖に初飛来し、羽を休めるオオハクチョウ(左の2羽)とコハクチョウ=8日午前9時ごろ、猪苗代町
 猪苗代町三ツ和の猪苗代湖北岸で8日、同湖で越冬する「冬の使者」ハクチョウの今季初飛来が確認された。

 同湖でハクチョウを約50年にわたって観察している猪苗代湖の自然を守る会代表の鬼多見賢さん(69)が午前6時ごろ、オオハクチョウ3羽とコハクチョウ2羽の成鳥計5羽の飛来を確認。ハクチョウは湖上で食べ物を探し、長旅の疲れを癒やすかのように羽を休めていた。

 冬を過ごすために猪苗代湖を訪れるハクチョウは、来年3月までに約3000羽を見込む。

 鬼多見さんは「飛来は昨年より5日遅いが平年並み。雪の訪れも例年と同時期になるだろう」と話している。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161009-118030.php

吾妻連峰、紅葉深まる ハクチョウが初飛来【読売新聞2016年10月9日】
色づいた山を撮影する人たちも目立った(8日、福島市の浄土平で)
湖岸で羽を休めるハクチョウ(8日、猪苗代町の猪苗代湖で)
湖岸で羽を休めるハクチョウ(8日、猪苗代町の猪苗代湖で)
 3連休初日の8日、県内は見頃を迎えた紅葉を楽しむ観光客でにぎわったほか、ハクチョウが初飛来するなど、秋の深まりを感じさせる一日になった。

 福島市などを通る道路「磐梯吾妻スカイライン」(28・7キロ)は同日、多くの観光客でにぎわった。2000メートル級の山々が連なる吾妻連峰は標高1400メートルあたりより高い場所にある浄土平などで木々の色づきが深まっている。

 京都市から訪れた会社員、長谷川有希さん(27)は「紅葉で色づいた葉と緑の葉の対比がとても鮮やか」と話していた。紅葉は10月中旬頃まで楽しめるという。

     ◇

 猪苗代町の猪苗代湖では同日、今季初めてハクチョウの飛来が確認された。昨年より5日遅いが、例年よりは2日程度早いという。

 ハクチョウの見守り活動を続けている「猪苗代湖の自然を守る会」代表の鬼多見きたみ賢さん(69)が同日午前6時頃、猪苗代湖北岸でオオハクチョウ3羽、コハクチョウ2羽を確認した。ピークは来年2月下旬の見込みで、例年約3000羽が飛来するという。
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20161008-OYTNT50082.html

http://archive.is/wY9PC
http://archive.is/bwts2
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避難区域の「野鳥調査」 福島県内の愛鳥家ら、鳴き声で種類特定【福島民友ニュース2016年10月9日】

鳥のさえずりから種類などを調べる参加者
 国立環境研究所と日本野鳥の会郡山支部は8日、原発事故で避難区域となった地域の野鳥の種類や数の変遷を調査する「バードデータチャレンジin郡山」を郡山市で行い、参加者が浪江町などで録音された鳥の鳴き声を聞き、種類などを調べた。

 浪江町や飯舘村など9市町村の58地点に録音機材を設置して音声データを集めた。県内の愛鳥家ら約60人が参加し、「ウグイスの声が聞こえた」などと鳴き声から種類を特定していた。

 同研究所は音声データを基にした分布情報などを地図に落とし込み、ホームページで公開する方針。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161009-118023.php

http://archive.is/9JSv0
タグ:ウグイス
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台風置き土産のカラフトマス 野鳥が目光らす 常呂【どうしんウェブ2016年10月9日】(オジロワシほか)

水たまりのカラフトマスを捕まえ食べるオジロワシ(伊丹恒撮影)
 【北見】8月の台風で水害に見舞われた北見市常呂町の常呂川河川敷には、濁流の痕跡として今も至る所に大きな水たまりが点在し、取り残されたカラフトマスが国の天然記念物オジロワシなどに狙われている。

 長さ20メートル、幅2、3メートル、水深30センチほどの水たまりでは、泳ぐ範囲を限られたカラフトマスがバシャバシャと波紋を広げ、付近の電柱や木の上にいるオジロワシ、カラス、トビが目を光らせる。傷ついた体長約50センチのカラフトマスを捕まえたオジロワシは、周囲を警戒しつつ30分ほどかけて食べ尽くした。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0325139.html

http://archive.is/MuBco
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