2017年02月05日

台湾でも鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染【SankeiBiz2017年2月5日】

 台湾の疾病管制署は5日までに、台湾南部高雄市の男性(69)が鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染していることが確認されたと発表した。中国で感染者が増加しているが、台湾で確認されたのは2014年4月以来。

 男性は仕事で中国広東省へ行き、1月25日に戻った後、体調不良を訴え、2月4日に感染が確認された。病状は重く、意識がはっきりしないという。(共同)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170205/mcb1702051603002-n1.htm

台湾 今年初、鳥インフルエンザ感染者確認【読売テレビニュース&ウェザー2017年2月6日】
 台湾で、今年初めて鳥インフルエンザの感染者が確認された。感染した男性が出張していた中国では、すでに100人以上の感染が確認されていて、さらなる感染拡大が懸念されている。

 台湾の地元メディアによると、台湾に住む69歳の男性は先月、仕事で訪れた中国の広東省で、発熱などの症状を覚えその後、台湾の病院で検査を受けたところH7N9型の鳥インフルエンザに感染していることが確認されたという。男性は現在、意識不明の重体。

 台湾で鳥インフルエンザの感染者が確認されたのは、この冬初めてで、衛生当局はこれまでに男性と接触があった108人を追跡調査し、感染の拡大防止を図っているという。

 中国国家衛生局によると男性が訪れていた中国では、去年12月までに、少なくとも114人が感染し、21人が死亡。中国政府は、「現在、鳥インフルエンザの多発期に入っている」などと発表していて、警戒を呼びかけている。(02/05 20:43)
http://www.ytv.co.jp/press/international/TI20234615.html

http://archive.is/iijfh
http://archive.is/NZLpU
マカオ南粤卸売市場で前週に続きH7亜型鳥インフル見つかる=生きた食用家禽類の売買を3日間停止、全量殺処分【マカオ新聞2017年2月4日】

中国の責任か? 鳥インフル蔓延で新型インフル“パンデミック”の現実味【dot.ドット朝日新聞出版2017年1月31日】

「パンデミックに万全の備えを」自衛隊福岡病院で新型インフル対応訓練【産経ニュース2017年1月29日】(鳥インフルエンザ)
保健所や市民病院で新型インフル訓練【読売新聞2017年1月18日】

鳥インフルエンザ約40か国で新たに報告 WHOが警戒呼びかけ【NHKニュース2017年1月24日】

マカオ南粤卸売市場でH7亜型鳥インフル見つかる=食用家禽類売買を3日間停止、1万8千羽殺処分【マカオ新聞2017年1月27日】(既報関連ソースあり)
【中国春節】連休控え、中国で鳥インフル警戒 昨年12月に20人死亡、上海周辺で多発【産経ニュース2017年1月27日】
《安全》鳥インフル、広東省で2人死亡【NNA ASIA2017年1月19日】(H7N9型)
中国、ローストダック販売の男性 鳥インフルで死亡【AFPBB News2017年1月15日】
マカオでヒトへの鳥インフル感染確認=患者は広東省でニワトリ飼育の72歳女性【マカオ新聞2017年1月13日】(他1ソース)
香港で今冬4例目ヒトへのH7N9鳥インフル感染確認=患者は10歳男児、広東省で生きた家禽と接触歴【マカオ新聞2017年1月12日】
鳥インフルで20人死亡、中国 昨年12月に【共同通信2017年1月11日】(H7N9型/既報関連ソースあり)

鳥インフルエンザ、鳥から人への感染まれだけど【朝日新聞デジタル2017年1月11日】

《安全》今冬3人目の鳥インフル感染者【NNA ASIA2017年1月9日】(H7N9型/既報関連ソースあり)
【ビジネス解読】史上最悪を2倍超も更新 鳥インフル大国・韓国 「日韓でなぜ違うのか」報道やネットで自国の防疫体制に疑問【産経ニュース2017年1月6日】
香港、鳥インフルで今冬初の死者 広東省に渡航歴【AFPBB News2016年12月28日】(H7N9型)
韓国、鳥インフル対策に軍動員 殺処分を加速化へ【ロイター2016年12月26日】
《安全》鳥インフルで2人死亡、今月9人感染【NNA ASIA2016年12月26日】(H7N9型/上海/安徽省/香港/マカオ他)

インド東部で鳥インフルエンザ、2500羽以上を殺処分に【朝日新聞デジタル2016年12月27日】(H5N1型)

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【速報】江北の鳥インフル、殺処分終了【佐賀新聞LiVE2017年2月6日】(鳥インフルエンザ江北町関連5日分まとめ)

高病原性鳥インフルエンザウイルス感染が確認され、殺処分作業が進められる養鶏場=5日午後2時44分、佐賀県江北町(共同通信社ヘリから)
 杵島郡江北町の養鶏場の鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が確認されたことに関し、佐賀県は5日、飼育されていた約7万1千羽の殺処分を午後9時40分に完了したと発表、目標としたウイルス確認から24時間以内に作業を終えた。今後はウイルス確認から72時間以内の埋却処分完了に向け、作業を急ぐ。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10106/402533

鳥インフルエンザ情報(第4報)【佐賀新聞LiVE2017年2月6日】
防災ネット あんあんからのメールです。
2月4日に江北町の養鶏農場において発生した高病原性鳥インフルエンザについては、本日(2月5日)、21時40分に、対象となる全ての鶏の殺処分が終了しました。
今後は、埋却処分に全力を挙げるとともに、引き続き各農場や車両等における消毒を徹底し、感染の拡大を防止します。

(1)殺処分開始時刻  2月4日 22時30分
(2)殺処分終了時刻  2月5日 21時40分
(3)処分羽数  70,743羽

-佐賀県鳥インフルエンザ対策本部-
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10107/402540

佐賀・江北の鳥インフル、殺処分が終了 約7万1千羽【朝日新聞デジタル2017年2月6日】
 佐賀県は5日、高病原性鳥インフルエンザが確認された佐賀県江北町の養鶏場の肉用鶏約7万1千羽の殺処分を終えた。死骸を養鶏場の敷地に埋めるなどの防疫措置も7日までに終える予定だ。

 遺伝子検査でウイルスが確認された4日夜から自治体やJA職員、自衛隊員らが殺処分を実施。ひなになる卵約77万個も処分する。

 県は4日夜から、養鶏場の半径3キロ以内にある4農場の鶏約5万8千羽の移動と、3〜10キロ圏内にある12農場の約9万8千羽の圏外への搬出を制限している。
http://www.asahi.com/articles/ASK255H8KK25TTHB00W.html

佐賀・江北の鳥インフル、殺処分ほぼ終了 約6万9千羽【朝日新聞デジタル2017年2月5日】
 佐賀県は5日、高病原性鳥インフルエンザが確認された佐賀県江北町の養鶏場の肉用鶏約6万9千羽の殺処分をほぼ終えた。死骸を養鶏場の敷地に埋めるなどの防疫措置も7日までに終える予定だ。

 遺伝子検査でウイルスが確認された4日夜から自治体やJA職員、自衛隊員らが殺処分を実施。ひなになる卵約77万個も処分する。

 県は4日夜から、養鶏場の半径3キロ以内にある4農場の鶏約5万8千羽の移動と、3〜10キロ圏内にある12農場の約9万8千羽の圏外への搬出を制限している。
http://www.asahi.com/articles/ASK255H8KK25TTHB00W.html

江北・鳥インフル 処分の進捗44.7%(5日10時現在)【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
 強い毒性を持つH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された杵島郡江北町の養鶏場で、佐賀県は4日から、飼育する計約6万9000羽の殺処分を進めている。5日午前10時現在、3万850羽(44.7%)を殺処分。県や市町、農協の職員や自衛隊など、のべ593人を動員し、3交代・24時間体制。

 県は発生農場から半径3キロ圏内にある4養鶏場約5万8000羽の鶏や卵の移動を制限、3〜10キロ圏内の12養鶏場約9万4000羽の圏外への搬出を制限している。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10106/402441

佐賀県 鳥インフル拡大防止で対応続く(佐賀県)【NNNニュース2017年2月5日】
佐賀県江北町で鶏インフルエンザが確認されたことを受け、県は感染拡大を防ぐための対応を続けています。感染が確認された養鶏場などでは約7万羽のニワトリを殺処分し、敷地に埋めます。また5日午後から養鶏場の半径約10キロ内の11カ所で、関係車両を消毒しています。6日午後3時からは別の5か所にマットを敷き一般車両のタイヤを消毒します。山口知事は、「いま一度気を引き締めて頑張ろうと思う」と話しています。
http://www.news24.jp/nnn/news8646832.html

佐賀 江北町の鳥インフルはH5型 ニワトリなど処分【NHKニュース2017年2月5日】
佐賀県江北町の養鶏場でニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、検査の結果、「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。これを受けて佐賀県は、この養鶏場と、同じ農家が経営する養鶏場のニワトリ、合わせておよそ6万9000羽の処分を始めました。
佐賀県によりますと、江北町の養鶏場で今月2日から4日にかけて、ニワトリ合わせて52羽が死んでいるのが見つかり、県が遺伝子検査をした結果、4日夜、調べた7羽すべてから「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

これを受けて佐賀県は、午後10時半から陸上自衛隊の協力も得て、この養鶏場と、およそ1キロ離れたところにある同じ農家が経営する養鶏場のニワトリ、合わせておよそ6万9000羽と、卵68万3000個余りの処分を始めました。

また、佐賀県は、この養鶏場から半径3キロ以内にある4つの養鶏農家に対して、ニワトリや卵の移動を禁止するとともに、半径3キロから10キロの間にある12の養鶏農家に対しても、地域の外へのニワトリや卵の移動を禁止する措置をとりました。
一方で、これらを除いて、佐賀県内すべての養鶏農家に一時出していた移動の自粛要請については解除しました。

佐賀県は、養鶏場から10キロ以内の16か所に消毒ポイントを設置し、通行する車を消毒して、感染の拡大を防ぐことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170205/k10010865271000.html

鳥インフル 佐賀で殺処分開始 江北の養鶏場6.9万羽【毎日新聞2017年2月5日】
バスに乗り込み、殺処分に向かう佐賀県職員ら=佐賀県江北町山口のB&G海洋センターで2017年2月4日、関東晋慈撮影
 佐賀県は4日、同県江北町上小田の養鶏場の鶏から遺伝子検査で、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。県は家畜伝染病予防法に基づき、この農家が近くで経営する別の農場も含め、飼育する計約6万9000羽の殺処分を始めた。九州農政局や県によると、国内の家畜の感染は今季10例目で、九州では熊本県、宮崎県(2例)に続き4例目。

 佐賀県によると、農場の10棟の鶏舎のうち1棟で4日までの3日間で52羽が死に、農家が4日に県西部家畜保健衛生所に通報した。簡易検査した7羽すべてで陽性反応が出て、遺伝子検査で同日夜に高病原性と確定した。

 県は、鶏と卵について農場から半径3キロの4農場(飼育数約5万8000羽)で移動を、3〜10キロ圏の12農場(9万8000羽)で搬出を制限した。陸上自衛隊に出動を要請し、確定から24時間以内の殺処分、72時間以内の埋却完了を目指す。

 佐賀の鶏の飼育数は149農場約460万羽。うちブロイラーは約380万5000羽で全国7位。「みつせ鶏」などのブランド鶏も飼育されている。県内では2015年にも有田町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した。

 10キロ圏の同県多久市の養鶏農家の女性は「ショックです。どの農家も消毒などに気をつけていた中での発生で、人ごとと思えない」と話した。【池田美欧】
http://mainichi.jp/articles/20170205/k00/00m/040/108000c


 佐賀県は4日、同県江北町上小田の養鶏場の鶏から遺伝子検査で、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。県は家畜伝染病予防法に基づき、この農家が近くで経営する別の農場も含め、飼育する計約6万9000羽の殺処分を始めた。九州農政局や県によると、国内の家畜の感染は今季10例目で、九州では熊本県、宮崎県(2例)に続き4例目。

 佐賀県によると、農場の10棟の鶏舎のうち1棟で、4日までの3日間で52羽が死に、農家が4日に県西部家畜保健衛生所に通報した。簡易検査した7羽すべてで陽性反応が出て、遺伝子検査で同日夜に高病原性と確定した。

 県は、鶏と卵について農場から半径3キロの4農場(飼育数約5万8000羽)で移動を、3〜10キロ圏の12農場(同9万8000羽)で搬出を制限した。陸上自衛隊に出動を要請し、確定から24時間以内の殺処分、72時間以内の埋却完了を目指す。

 佐賀の鶏の飼育数は149農場で約460万羽。うちブロイラーは約380万5000羽で全国7位。「みつせ鶏」などのブランド鶏も飼育されている。県内では2015年にも有田町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した。【池田美欧】
http://mainichi.jp/articles/20170205/ddm/041/040/062000c

佐賀)鳥インフルの疑い、県が対策本部設置【朝日新聞デジタル2017年2月5日】
鳥インフルエンザの疑い事例を受け、第1回対策本部会議が開かれた=県庁

 江北町の養鶏場で鳥インフルエンザの疑いがある鶏が見つかった4日、県庁に置かれた対策本部では職員がマニュアルに従って対応にあたった。

 対策本部が置かれたのは、2度目の簡易検査で「陽性」が確認された午後3時。対策本部長となる山口祥義知事は海外出張中で、池田英雄副知事が代理で指揮にあたった。午後4時半から、県庁危機管理センターに各部長や県警本部長らが集まって第1回の対策会議を開いた。

 池田副知事は、一昨年の鳥インフルエンザ発生時と同様、@迅速な初動対応でのウイルスの封じ込めA風評被害防止のための正確な広報の実施B県内の全農場での防疫・監視体制の強化を指示した。陸上自衛隊や国土交通省の担当者もセンターで情報収集にあたった。現地対策本部は江北町公民館に設置した。

 県によると、鶏肉や卵を食べても鳥インフルエンザは人に感染することはない。また、感染した鶏の肉や卵が市場に流通することはない。県は、住民からの相談を受け付けるコールセンター(0120・06・3793)を5日に開設する。時間は午前8時半〜午後5時15分(5〜7日は午後10時まで)。(浜田祥太郎)
http://www.asahi.com/articles/ASK2462STK24TTHB00P.html

江北町で鳥インフル 鶏6万9000羽を殺処分【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
殺処分のため養鶏場行きのマイクロバスに乗り込む関係者=杵島郡江北町のB&G海洋センター(画像の一部を加工しています)
鶏、卵の移動、搬出 6市町で制限

 佐賀県は4日、杵島郡江北町の養鶏場の鶏から毒性が強い高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が確認されたと発表した。県は自衛隊の派遣を要請、約300人態勢で養鶏場で飼育されていた約6万9000羽の殺処分を開始した。発生確認から24時間以内に作業を終わらせるとともに、県内6市町で鶏や卵の移動、搬出制限をかけるなどして封じ込めを図る。県内での高病原性鳥インフルエンザウイルスの発生は、2015年1月の西松浦郡有田町に次いで2例目。

 佐賀県によると、4日午前10時ごろ、江北町上小田の肉用養鶏場から「死亡する鶏が増えた」と県に通報があった。県が現地と中部家畜保健衛生所(佐賀市)で簡易検査したところ、2回とも検査した全7羽から陽性反応が出たため遺伝子検査を実施、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された。

 この養鶏業者は養鶏場から1キロ離れた場所にも肉用養鶏場を経営し、計約6万9000羽を飼育。鳥インフルエンザウイルスが確認された養鶏場では鶏舎10棟で4万羽を飼育し、4日には40羽が死亡した。死亡した鶏5羽と生きている鶏2羽を簡易検査したが、すべて陽性だった。1キロ離れた養鶏場では簡易検査をしていないが、「管理者が同じで、車の行き来が多いことなどから同一農場とみなした」(県)という。

 山口祥義知事は午後7時10分に陸上自衛隊第4特科連隊(久留米市)に災害派遣を要請した。県と農協の職員計約250人と自衛隊員50人が、2養鶏場の約6万9000羽の殺処分に取りかかった。3交代、24時間体制で作業を進める。

 県は発生農場から半径3キロ圏内にある4養鶏場約5万8000羽の鶏や卵の移動を制限、3〜10キロ圏内の12養鶏場約9万8000羽の圏外への搬出を制限した。さらに消毒ポイントを畜産車両向けに幹線道路や農協支所など11カ所、一般車両向けに5カ所設置し順次消毒する。

 県では関係課などでつくる対策本部を設置。タイ出張を終えて帰佐したばかりの山口知事が「2年前の経験を生かして関係者と連携していく」と万全の対応を求めた。

 国の対応指針では24時間以内に殺処分を、72時間以内に埋却処分するという目安が示されている。埋却処分終了から10日後に3キロ圏内の農場で検査を行い、異常がなければ3〜10キロ圏内の搬出制限を解除。さらに埋却完了から21日を経て異常がなければ全ての制限を解除する。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/402353

夜を徹し封じ込め 「時間との勝負」懸命作業 佐賀県江北町で鳥インフル【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
殺処分へ向かうため、防護服を身に着ける職員ら=杵島郡江北町のB&G海洋センター(画像の一部を加工しています)


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県職員ら「教訓生かす」

 「陽性」が確定し、緊張の度合いが一気に深まった。佐賀県杵島郡江北町の養鶏場で4日に発生が確認された高病原性鳥インフルエンザ。佐賀県や市町の職員らが続々と現場に入り、鶏約6万9000羽の殺処分を開始した。「2年前の教訓を生かし封じ込めを」−。夜を徹しての作業に向かった。

 午後10時15分。県庁に山口祥義知事をはじめ県幹部がそろい、緊張感が漂う中、遺伝子検査の結果が告げられた。「関係機関と連携をしっかり取りながら全力で対応していく」。山口知事は決意を示し、10時半からの殺処分開始を告げた。

 江北町公民館に設けられた現地対策本部には、県や江北町、自衛隊など100人が詰め、情報の共有や殺処分の方法、防疫態勢の確認に追われた。午後5時35分に始まった第1回会議では、現地対策本部長の副島良彦副知事が、ウイルス封じ込めや正確な広報、防疫や監視対応を確実に実施することを指示した。「時間との勝負。県だけでなく、町や養鶏農家と十分に連携を」と呼び掛けた。

 本部は防護業務支援、物品調達、連絡調整などのグループに分かれて対応。用意されていた進行管理表に対応時刻を書き込む一方、黒板には検査結果の判明予定時間や殺処分開始予定も表示して情報を共有した。

 江北町は県の連絡を受け、午後1時すぎから対応を開始。山田恭輔町長は「年末と年始に持った2回の会議で確認していた対応ができている。町内には別に2カ所の養鶏場があり、被害が拡大しないように連携して対応する」と話した。

 武雄市は関係部署の職員が市役所に集まり、午後5時50分には対策本部準備室を設置。養鶏農家からの相談などに備えた。

 県が防疫措置開始を伝達した後、防護服に身を包んだ県職員らがバスに乗り込み、待機場所のB&G海洋センターから出発した。

 2年前に西松浦郡有田町で発生した鳥インフルエンザで殺処分に携わった大野伸寛さん(49)は「前回の経験を生かすために志願した。一緒に作業するメンバーは初めて顔を合わせる人も多いので、コミュニケーションを取りながらスムーズに作業を進めたい」。前回、消毒作業に当たった山田哲也さん(60)は「生き物を殺すのは忍びないが、短時間で収束させるため精いっぱい頑張りたい」と力を込めた。(取材班)

■ドキュメント

 杵島郡江北町で4日に発生が確認された高病原性鳥インフルエンザウイルス。佐賀県など関係機関は感染拡大を防ぐため、殺処分に取り掛かった。

【4日】

10時00分 江北町上小田の養鶏農家が西部家畜保健衛生所に通報。「鶏舎の1棟で鶏の死亡数が急増している」

11・42 西部家畜保健衛生所の職員が緊急立ち入り検査を開始。

12・50 現場での簡易検査で陽性反応が出る。

15・00 中部家畜保健衛生所での簡易検査で再び陽性反応。県が鳥インフルエンザ対策本部を設置。

16・30 県が1回目の対策本部会議を開く。「迅速な初動対応や正確な広報を」と池田英雄副知事。

17・35 江北町公民館の現地対策本部で第1回の対策会議が始まる。現地本部長の副島良彦副知事が「時間との勝負」と呼び掛ける。

19・00 江北町のネイブルで県が住民説明会。区長や町議ら約40人が緊張した面持ちで聴き入る。

19・10 山口祥義知事が陸上自衛隊に災害派遣を仮要請。

19・50 殺処分などを担う県や市町、農協職員の第1陣が、集合場所の一つの県農業試験研究センター(佐賀市)からバスで出発。

22・01 中部家畜保健衛生所での遺伝子検査の結果、高病原性と判明したことが現地対策本部で報告される。

22・25 県庁で県対策本部の2回目会合。タイ出張を終えて駆け付けた山口知事が「2年前の経験を生かし、関係者と連携して全力で対応する」と強調。

10時半をめどに殺処分開始を指示した。

22・30 県が防疫措置対策開始を伝達。防護服に身を包んだ県職員らがバスに乗り込み、待機場所のB&G海洋センターから出発。

23・35 殺処分を開始。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/402359

「漏れなく防疫対策を」 住民説明会、区長ら表情険しく【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
住民説明会で「県と連携して対策を講じていく。協力と理解を」と呼び掛けた山田恭輔江北町長(中央)=杵島郡江北町のネイブル
 杵島郡江北町内の養鶏場の鶏から鳥インフルエンザの「陽性」反応が出たことを受け、町ふれあい交流センター「ネイブル」で4日夜、住民説明会が開かれた。区長や町議ら約40人が出席し、険しい表情で県職員の概要報告に聴き入った。

 中部家畜保健衛生所で遺伝子検査が続いていた午後7時すぎ、本格的な防疫措置に備えて、通行止めの箇所や消毒ポイントをあらかじめ県職員が説明した。山田恭輔町長は「発生は残念だが、町としては県と連携して対策を講じていく。協力と理解をお願いしたい」と住民に呼び掛けた。

 終了後、養鶏場の地元の区長(70)は「大変なこととしか言いようがない。近くのため池に渡り鳥の群れがおり、いつかは起きるという気はしていた」と述べ、行政に対しては「速やかに、漏れなく対策を取ってほしい」と強調した。

 町議の坂井正隆さん(71)=上小田=は「自宅で鶏を飼っている人もいる。対策の周知の徹底を」と注文していた。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/402360

鳥インフル、24時間体制で殺処分 江北・養鶏場【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
作業に向かうため、防疫服を着込む県職員=5日午前6時、江北町のサポートセンター
作業に向かうため、血圧測定など検診を受ける県職員=5日午前6時、江北町のサポートセンター
 強い毒性を持つH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された杵島郡江北町の養鶏場で、佐賀県は4日から、飼育する計約6万9000羽の殺処分を進めている。県や農協の職員ら約300人による3交代、24時間体制。

 県は発生農場から半径3キロ圏内にある4養鶏場約5万8000羽の鶏や卵の移動を制限、3〜10キロ圏内の12養鶏場約9万4000羽の圏外への搬出を制限している。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10106/402352

「まさか江北で」落胆 養鶏農家に広がる動揺【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
防護服を着た職員を乗せて、養鶏場へ向かうバス=4日午後9時56分、杵島郡江北町
移動制限に「収束願うしか」

 佐賀県杵島郡江北町で4日に発生した鳥インフルエンザを受け、周辺の養鶏農家にも動揺が広がった。農家は「影響は計り知れない」「先が見えない」と口々に不安を語り、一刻も早い事態の収束を願った。

 同じ町内の養鶏農家の男性(62)は「最悪だ。まさか江北から出るとは」と落胆の色を隠さない。ちょうどこの日、新たなひな1万3000羽を仕入れたばかり。約60日後に出荷予定というが、それまでに移動制限が解除されなければ出荷できず、「(感染が)止まれば助かるが、あとは願うしかない」と唇をかむ。

 男性はこれまで、消石灰の散布や鶏舎での靴の履き替えなど防疫措置のほか、鶏舎の周りに野鳥よけの反射テープを張り巡らすなど独自の対策を施してきた。今後はさらに「完全に人の出入りをなくすことも考えなければ」と表情をこわばらせた。

 発生源から10キロ圏内にある多久市内の養鶏農家は、肉用若鶏の出荷を終え、鶏舎を消毒・清掃していた同日正午すぎ、「鳥インフルエンザの検査をしている」との第1報を畜産関係者から聞いた。突然の報に「鶏肉の出入荷が見通せなくなった」と声を震わせた。

 年間約20万羽を扱うこの農家は1週間後、発生農場からひな数万羽を入荷する予定だった。2年前の西松浦郡有田町での発生時は移動制限などの区域外だったが、それでも、鶏の取り扱い数が元に戻るまで1年以上の期間を要した。

 「今度は10キロ圏内。影響は計り知れない。山口や宮崎で鳥インフルエンザが発生し、気にはなっていたが佐賀で発生するとは…」と肩を落とし、「今は県の指導を守るだけ」と終始固い表情で語った。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/402358

鳥インフル 佐賀県が電話相談窓口【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
 佐賀県は鳥インフルエンザに関し、県民からの相談に応じるコールセンターを設置した。電話番号は0120(06)3793。

 5〜7日は午前8時半から午後10時まで、8日以降は午後5時15分まで受け付ける。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/402356

鳥インフルエンザ情報(第3報)【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
防災ネット あんあんからのメールです。
佐賀県では「鳥インフルエンザ相談コールセンター」を設置しました。鳥インフルエンザに関するご質問・ご相談は、0120-06-3793にお問い合わせください。
時間は、8時30分から17時15分までです。ただし、2月7日までは8時30分から22時までとなっています。

-佐賀県鳥インフルエンザ対策本部-
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10107/402371

鳥インフル発生【佐賀新聞LiVE2017年2月5日】
 危機管理にはさまざまな格言があり、日本人初のノーベル賞の物理学者湯川秀樹も興味深い言葉を残す。<取り返しのつかない大失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない>。失敗の可能性を感じたら、体制の立て直しに躊躇(ちゅうちょ)してはならないということだろう◆江北町の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した。佐賀県では2年前の有田町に続き2度目で、県民にとってはまたかという思いだろうか。前回は県知事選が終わったばかりで、山口祥義知事がいきなり危機管理能力を問われたケースだった◆現場では懸命な作業が続くが、感染拡大を防いだ前回の経験を生かした初動対応ができれば、今回も乗り越えられるはずだ。大事なのは2度目だからといって、その経験を過信しないことだ。慎重さを忘れず、違和感を覚えたら、すぐに報告してほしい◆鳥インフルに悩むのは佐賀ばかりではない。この冬に入り、北海道や新潟、宮崎など6道県で多発している。JA関係者らが不安を感じていたように「時間の問題」だったのかもしれない◆危機管理の名言が詰まった中国の兵法書『孫子』には<戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり>とある。事後の対処法を磨くのは大事だが、水際で防ぐのが一番だ。3度目のウイルス侵入を許さない防疫体制を確立したい。(日)
http://www.saga-s.co.jp/column/ariakesyou/402337

佐賀で鳥インフル 江北町の養鶏場 6.9万羽殺処分へ [佐賀県]【西日本新聞2017年2月5日】
 佐賀県は4日、同県江北町の養鶏場で鶏40羽が死んでいるのが見つかり、高病原性鳥インフルエンザのH5亜型ウイルスの遺伝子を確認した。この養鶏場は、二つの農場で肉用鶏計6万9千羽を飼育しており、県は2養鶏場で飼育中の鶏全ての殺処分を始めた。九州での家禽(かきん)への感染は今季、宮崎県川南町、熊本県南関町、宮崎県木城町に続き4例目となる。

 佐賀県によると、二つの農場は約1キロ離れており、計16の鶏舎棟がある。うち1棟で2日に8羽、3日に4羽、4日に40羽が死んでいるのが見つかり、農家が県西部家畜保健衛生所に連絡。2度の簡易検査をした7羽全てから陽性反応が出たため、遺伝子検査をして確認した。

 県は24時間以内となる5日午後10時半までに殺処分を終える方針で、養鶏場から半径3キロ圏を鶏と卵の移動制限区域に、同3〜10キロ圏を搬出制限区域に設定。養鶏場周辺に車両の消毒ポイントを設けた。同10キロ圏内では、16カ所で肉用鶏約15万6千羽が飼育されており、県は移動制限区域内の養鶏場4カ所で感染拡大がないか調べる。

 佐賀県内での鳥インフルエンザは、2015年1月に有田町の養鶏場で発生して以来。当時は約7万3千羽が殺処分され、県は鶏舎内に立ち入って防鳥網を確認するなど防疫を強化してきただけに、養鶏関係者や自治体職員には戸惑いが広がった。武雄市で養鶏場を営む伊東博幸さん(58)は「感染が拡大しないか毎日はらはらしそうだ。対策を徹底してほしい」と注文した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/306026

佐賀の養鶏場で鳥インフル6万9千羽殺処分【大分合同新聞2017年2月5日】
佐賀県江北町の養鶏場の鶏から簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たことを受け、防護服を着る県職員ら=4日午後8時24分、同町
 佐賀県江北町の養鶏場で大量の鶏が死んでいるのが見つかり、県は4日、遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染を確認したと発表した。同日夜からこの養鶏農家が飼育する約6万9千羽の殺処分を始めた。
 県は対策本部を設置。発生地点から半径3キロ圏の4農家に対し、鶏や卵の農場外への運び出しを禁じ、3〜10キロ圏の12農家には域外への持ち出しを禁止する措置を取った。
 県によると、死んだ鶏が出た養鶏農家は2カ所の養鶏場を管理し、計約6万9千羽を飼育。4日朝に40羽が死んでいるのが見つかり、家畜保健衛生所に通報した。
https://www.oita-press.co.jp/1002000000/2017/02/04/NP2017020401001597

佐賀の養鶏場で鳥インフル 約6万9000羽を殺処分へ【テレ朝ニュース2017年2月5日】
 佐賀県の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生し、佐賀県は約6万9000羽の殺処分を進めています。

 佐賀県江北町の養鶏場で、2日から4日にかけて、ニワトリ52羽が死んでいるのが見つかり、ウイルスの遺伝子を検査した結果、「H5亜型」の高病原性鳥インフルエンザと確認されました。佐賀県では、発生した養鶏場と1キロほど離れた養鶏場の2カ所で約6万9000羽を殺処分していて、24時間以内に完了し、72時間以内に埋める作業を終えるとしています。また、感染の拡大を防ぐため、発生した養鶏場の3キロから10キロの範囲に消毒ポイントを設置します。佐賀県は県内すべての養鶏場に対して、ニワトリや卵の移動を自粛するよう要請しています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000093683.html

佐賀県で鳥インフル 7万羽の殺処分を開始【読売テレビニュース&ウェザー2017年2月5日】
 佐賀県江北町の養鶏場で4日、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、佐賀県はニワトリおよそ7万羽の殺処分を行っている。

 佐賀県によると、佐賀県江北町の養鶏場で4日、ニワトリ40羽が死んでいるのが見つかり、検査の結果、「高病原性鳥インフルエンザ」に感染していたことがわかった。

 これを受けて佐賀県は4日夜からこの養鶏場などのニワトリおよそ7万羽の殺処分を始めた。

 佐賀県・山口知事「ウイルスの封じ込めや、正確な広報の実施、県内の農場での防疫監視体制の強化に全職員で取り組んでもらいたい」

 佐賀県は、この養鶏場から半径3キロ以内で飼育されているニワトリや卵の移動を禁止するなどしている。(02/05 02:14)
http://www.ytv.co.jp/press/society/TI20234583.html

佐賀・江北町の養鶏場で鳥インフル 約6万9,000羽の殺処分開始【FNNニュース2017年2月5日】
鳥インフルエンザの陽性反応が出た佐賀・江北町の養鶏場のニワトリから、高病原性のウイルスの遺伝子が検出され、県は、およそ6万9,000羽の殺処分を進めている。
県によると、江北町の養鶏所のニワトリから鳥インフルエンザの陽性反応が出たため、くわしい遺伝子検査をした結果、高病原性のH5亜型が検出されたという。
県は4日夜、自衛隊を含む300人ほどの態勢で、養鶏場のニワトリ、およそ6万9,000羽の殺処分を始めた。
また、発生した養鶏場から10km圏内を中心に16カ所で車両の消毒をすることにしている。
殺処分は24時間以内、埋却処分は72時間以内の完了を目指している。 (サガテレビ)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00348991.html

http://archive.is/0EblR
http://archive.is/q1rHy
http://archive.is/V7sps
http://archive.is/IZ38q
http://archive.is/WyFhr
http://archive.is/mpAMN
http://archive.is/peWDY
http://archive.is/5RAiM
http://archive.is/MudXA
http://archive.is/ESROn
http://archive.is/atrdx
http://archive.is/kT3kt
http://archive.is/u1Wm3
http://archive.is/iXc6I
http://archive.is/He9q1
http://archive.is/1mrIy
http://archive.is/9HJN6
http://archive.is/sMm4W
http://archive.is/0KZzQ
http://archive.is/WhCsI
http://archive.is/goUKf
http://archive.is/cYcDO
http://archive.is/v2PUE
佐賀の養鶏場で鳥インフル 簡易検査で陽性、高病原性か【産経WEST2017年2月4日】(他7ソース)
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荒尾干潟で渡り鳥の観察会(熊本県)【NNNニュース2017年2月5日】

国際的に貴重な湿地としてラムサール条約に登録されている荒尾干潟で5日、渡り鳥の観察会が開かれた。荒尾市蔵満の荒尾干潟で開かれた観察会には、県内外から約50人が参加した。この会は毎年2月2日が「世界湿地の日」であることからラムサール条約にも登録された荒尾干潟の渡り鳥を守ろうと、荒尾市や環境保護団体などが開いた。参加者は絶滅危惧種のズグロカモメやシロチドリ、飛来数が減っているハマシギなどを観察した。
http://www.news24.jp/nnn/news8686719.html

http://archive.is/tADku
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(売れてる本)『カラスの教科書』 松原始〈著〉【朝日新聞デジタル2017年2月5日】(既報関連ソースあり)

『カラスの教科書』
 ■むしろ人間を怖がっている

 「カラス なぜ鳴くの カラスの勝手でしょ」との替え歌があるが、カラス側に立てば、そうやってネガティブキャンペーンを続ける人間こそ勝手だ。

 「何もしていないのに急に」襲ってくるイメージを持つ人は多いが、カラスはむしろ人間を怖がっている。巣や雛(ひな)を狙う敵とみなした人間を威嚇するまでに、とにかく段階を踏む。いつもの鳴き声「カア、カア」を「カアカアカアカア!」と激しくし、次に、とまった枝をくちばしで叩(たた)き始め、それでもダメなら頭をかすめるように飛んでみる。この辺りでようやく気付いた人間は「急に襲われた」とカラスを煙たがる。急じゃないのだ。

 大学院の博士課程までカラス研究を貫いた動物行動学者による本書は、「お読み頂いた方のカラスを見る目が、明朝は少しでも優しくなることを願ってやまない」と締めくくられる、カラスの気持ちを代弁する一冊。

 カラスは一生を終えるまでに70個ほどの卵を産むとされるが、繁殖するのはごくわずか。かつて石原都政下ではカラスの被害が問題視され、「カラス緊急捕獲モデル事業」と題した捕殺が強化されたが、この手の捕殺は「放っておいても春までに死ぬような奴(やつ)を捕殺してしまっている可能性が非常に高い」という。ワイドショー等が「カラス=悪者」の図式を強めたが、その生態は詳しく問われずじまい。

 生ゴミの臭いを嗅ぎ分けてゴミを漁(あさ)るイメージを持っている人が多いはず。でも実はカラスに嗅覚(きゅうかく)はほとんどない、と伝えれば驚くのではないか。一撃で獲物を仕留める爪を持っていないので、獲物の首筋を必死につつくなどして殺(あや)める。物足りない攻撃力が残虐なイメージを増幅させるという悪循環なのだ。

 古い文献に記されたカラスと日本人の蜜月も微笑(ほほえ)ましい。「カラスと黒猫どちらが不吉でしょうか?」との問いに著者はどう答えたか。「どちらも出会うと楽しいじゃないですか」だ。私たちはもう少し「カラスの言い分」に耳を傾けるべきである。

 武田砂鉄(ライター)

     *

 講談社文庫・778円=7刷2万6千部 16年3月刊行(元の単行本は雷鳥社刊)。担当編集者は「鳥にちょっと興味のある人や、かわいいイラストにひかれる人が手に取っている」。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12782399.html

http://archive.is/8IBJB
今治の吉野かぁこさん カラス女子、記念日制定 友の会や専門誌創刊【愛媛新聞ONLINE2017年1月1日】
評・東えりか『カラスの教科書』 松原始著【読売新聞2016年5月3日】
カラスは人間に仕返しなんてしない!? ほんとはかわいいカラスの生態【ダ・ヴィンチニュース2016年3月25日】(『カラスの補習授業』松原 始:著・イラスト、植木ななせ:イラスト/雷鳥社)
本よみうり堂 書評 短評『カラスの補習授業』 松原始著【YOMIURI ONLINE2016年1月18日】
今週の本棚・この3冊:動物 渡辺佑基・選【毎日新聞2015年5月24日】(「カラスの教科書」松原始著/雷鳥社 「ペンギンが教えてくれた物理の話」渡辺佑基著/河出書房新社)

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長野 「伊那谷の鳥」生態探る 飯田で自然講座【中日新聞2017年2月5日】

渡り鳥について講演する米山さん=飯田市美術博物館で

 伊那谷に生息している鳥や渡り鳥に関する講演会が四日、飯田市追手町の市美術博物館であり、約九十人が聴講した。

 博物館が開催する自然講座の一環。長年、鳥類の調査をしている専門研究員の米山富和さん(53)が講師を務めた。

 講演では鳥に足輪を着けて飛行ルートや寿命を調べた標識調査の結果を発表。「日本海側を飛んできた鳥が千曲川沿いから南下して伊那谷に入る。その後は西に飛ぶ鳥が多いが、少し北上する鳥もいる」と説明した。

 今後の調査に向けた課題も報告。足輪の回収率が0・04%で世界平均(0・36%)と比べて低いことや、鳥の生息に適している草地の環境が、天竜川沿いを含む全国各地で減ってきていることを指摘した。

 講演後には参加者から、天竜川沿いの河川敷で調査をする理由や鳥の死骸の扱い方についての質問が飛んだ。

 (牧野良実)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170205/CK2017020502000015.html

http://megalodon.jp/2017-0205-1204-36/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170205/CK2017020502000015.html
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長野 ハクチョウ、飛来ピーク 安曇野【中日新聞2017年2月5日】(既報関連ソースあり)

面で羽を休めるハクチョウ=安曇野市の御宝田遊水池で

 ハクチョウの越冬地として知られる犀川白鳥瑚(安曇野市豊科)と近くの御宝田(ごほうでん)遊水池(同市明科)で、ハクチョウの飛来がピークを迎えた。周辺の清掃などを行っている「アルプス白鳥の会」によると、立春の四日朝、合わせて六百九十八羽が確認された。

 犀川白鳥湖などでは、コハクチョウが毎年秋にシベリアなどから飛来する。今季は昨年十月二十日、同白鳥湖で初飛来を確認。その後、数を増やしてきた。

 特に、一月中旬から飛来数が急増。同会の原とみ子前会長(82)は「先月まで続いた北陸での大雪でエサが不足し、南下してきたのではないか」と話す。

 例年だと、二月中旬からシベリア方面へ帰る「北帰行」が始まるが、群れで上空を飛ぶ「練習」がまだ見られないため、今年はずれ込むと予想していた。

 今冬は全国で鳥インフルエンザの感染が相次ぎ、御宝田遊水池でも昨年十二月、県の簡易検査で一羽から陽性反応が出た。国の確定検査でウイルスは検出されなかったが、同遊水池や犀川白鳥湖の周辺では現在も立ち入り禁止が続いており、見学者は遠くから観察している。

 原前会長は「二十年以上エサやりをして、ハクチョウから元気をもらってきた。一羽残らず元気に旅立ってほしい」と願っていた。

 (川添智史)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170205/CK2017020502000012.html

http://megalodon.jp/2017-0205-1200-16/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170205/CK2017020502000012.html
犀川白鳥湖 餌やり再開 安曇野のコハクチョウ飛来地【信濃毎日新聞2016年12月15日】
安曇野 鳥インフル不検出 コハクチョウ 国が確定検査【信濃毎日新聞2016年12月14日】
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かれんにライトアップ【読売新聞2017年2月5日】(葛西臨海公園/野鳥ガイドツアー)

ライトアップされたスイセンの花(4日、葛西臨海公園で)
 葛西臨海公園(江戸川区)で、スイセンの花が見頃を迎えている。4日には、ライトアップなどが楽しめる「水仙まつり」が始まり、大観覧車の下に咲き誇るかれんな花に多くの人が見入っていた。

 同公園には今年度、約4万本のスイセンが新たに植えられ、計約20万本の花を、観覧車の近くで楽しむことができる。この日は、ガイドによる解説や農産物の販売、野鳥のガイドツアーなども行われ、夜には、ライトアップされた様子を多くの見物客らが楽しんだ。

 近くに住む会社員石井俊敬さん(41)は「観覧車と一緒に光るスイセンの姿が見事。いい写真も撮れました」と話していた。水仙まつりは5日も行われる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20170205-OYTNT50003.html

http://archive.is/5CoaC
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【栃木】小中高生の理科研究の成果並ぶ 宇都宮で展覧会始まる【東京新聞2017年2月5日】(野鳥観察)

子どもたちの理科研究の力作が並ぶ会場=宇都宮市で

 県内の児童、生徒らが取り組んだ自由研究の成果を披露する「第七十回県理科研究展覧会」が四日、宇都宮市西川田町の県子ども総合科学館で始まった。五日まで。 
 会場には、小中学生、高校生が手掛けた八十九点の力作が並ぶ。それぞれ一月に県内七地域で開かれた地区展覧会を勝ち抜いた作品ばかりで、子どもたちの豊かな感性が光る。
 女王アリや野鳥の観察日記、化石採取を通じて地元の地層を調べたリポートをはじめ、市販のフライドチキンの骨で作製した骨格標本といったユニークな研究も見られる。
 午前九時半〜午後四時。入場無料。
 県理科研究の「発表の部」では、十六日、宇都宮市瓦谷町の県総合教育センターで、児童、生徒らによる研究発表会が開かれる。 (中川耕平)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201702/CK2017020502000147.html

http://archive.is/NS8YP
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涸沼の野鳥観察盛況 天然記念物オオワシ飛来 温泉パックもお目見え【茨城新聞クロスアイ2017年2月5日】(ラムサール条約/他ソース)

望遠鏡をのぞく野鳥観察会の参加者ら=1月28日午前、大洗町成田町
2015年5月のラムサール条約登録から2度目の冬を迎えた涸沼で、野鳥の観察会が相次ぎ開かれている。ことしも天然記念物のオオワシが1月下旬に飛来するなど、本格的なシーズンに入ったからだ。涸沼湖畔は野鳥の観察を楽しむ人たちの訪問が増えそうだ。


「本来、海にいるカモで県内でも見られる所は少ない」。汽水湖の涸沼に浮かぶホオジロガモを遠くに眺め、ガイド役の日本野鳥の会県副会長、矢吹勉さん(67)が解説する。1月28日に大洗町成田町の「夕日の郷松川」で開かれた、涸沼ラムサール条約推進協議会主催の観察会。水戸市内などから男女15人が参加。湖岸沿いを約1時間半歩き、30種ほどの鳴き声や姿を観察、確認した。

同協議会事務局の県環境政策課によると、同観察会は涸沼のラムサール条約登録を機に15年11月、初めて開かれた。昨シーズンはその後4回開かれ、計約100人が涸沼の野鳥を耳と目で追って楽しんだ。本年度は県内で鳥インフルエンザによる野鳥被害が相次ぎ開催が危ぶまれたが、1月28日から2月26日までに計4回の観察会を予定。すでに千葉県内や東京都内から申し込みがあった。

観察会の目玉となるのはオオワシだ。越冬のためオホーツク海から飛来するが、茨城町網掛の網掛公園などで見られ、この時期、オオワシの姿を写真に収めようと、多くの写真愛好家も訪れる。このため「オオワシを追うなら地上でカメラを構える人たちを探せ」と矢吹さん。「飛翔ポイントの下にはカメラマンがいる」とアドバイスする。涸沼周辺ではオオワシを含め136種の野鳥が見られるという。

県開発公社が運営する、涸沼南岸の宿泊施設「いこいの村涸沼」も独自の観察会を15、22日に開く。昼食と温泉入浴付きのパックツアーで初めて企画した。同公社は昨年7月下旬、涸沼の観光拠点となる「インフォメーションプラザ」を敷地内に開設。周辺に生息する貴重な動植物のパネル写真などを展示し、訪れた人たちに涸沼の自然と文化を紹介している。観察会では、同プラザスタッフでオオワシの写真で知られる清水道雄さんがガイド役を務める。 (島田真太郎)

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14862159417137

涸沼ラムサール登録1周年シンポ 豊かな自然を次代へ 鉾田・150人参加 /茨城【毎日新聞2017年2月5日】
 涸沼(ひぬま)のラムサール条約登録1周年を記念し、県と地元3市町(茨城町、鉾田市、大洗町)でつくる「涸沼ラムサール条約推進協議会」は4日、鉾田市箕輪の保養施設「いこいの村涸沼」でシンポジウムを開いた。住民ら約150人が自治体の保全活動などに耳を傾け、涸沼の未来について考えた。【松本尚也】

 涸沼は面積935ヘクタールで関東地方では唯一、海水と淡水が混じる汽水湖。いずれも絶滅危惧種の野鳥オオセッカが生息し、オオワシが越冬する。植物398種▽魚109種▽鳥86種▽トンボ43種▽チョウ48種−−など多種多様な生き物の宝庫となっており、2015年5月に同条約に登録された。

 シンポジウムでは、涸沼で1971年に絶滅危惧種「ヒヌマイトトンボ」を発見した小菅次男氏が基調講演。続いてパネルディスカッションがあり、涸沼に加え、同条約に登録されている渡良瀬遊水地(栃木、群馬、埼玉、茨城)や谷津干潟(千葉)の各担当者が保全やPR活動について語った。

 涸沼については、茨城町ラムサール推進室の田口真一室長が、地元高校生による環境保全体験学習などの取り組みを紹介。「自然を次の世代につなぐため、教育との連携が必要だ」と訴えた。

オオワシも飛来
 折しも涸沼に面する網掛公園(茨城町網掛)では4日、飛来したオオワシを撮影する写真愛好家の姿が多く見られた。茨城町によると96年以降毎年、同じ一羽が越冬しているといい、今年は1月24日に飛来が確認された。愛好家らは、全長90センチ、翼を広げると2・5メートルにもなる堂々とした姿を写そうと、熱心にシャッターを切っていた。観察できるのは例年3月中旬ごろまでという。
http://mainichi.jp/articles/20170205/ddl/k08/040/085000c

http://archive.is/KCF87
http://archive.is/SXYeF
涸沼の野鳥観察盛況 天然記念物オオワシ飛来 温泉パックもお目見え【茨城新聞クロスアイ2017年2月5日】(ラムサール条約/他ソース)
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【view 写】森で眠る愛らしい“神” 北海道・釧路湿原のエゾフクロウ【産経ニュース2017年2月5日】

祠のような樹洞の入り口で眠たそうな顔をみせるエゾフクロウ=北海道鶴居村
 雪が降り積もった北海道の釧路湿原。人里離れた道路脇に、歩いて踏み固めた道が森の中へ続いていた。たどっていくと、数分で大きな木の前に。祠(ほこら)のような樹洞があり、エゾフクロウが1羽、ちょこんと座っているように見えた。

 望遠レンズでのぞくと、じっと目をつむっていて、時折、物音に反応し首を動かしたり、薄目を開けて辺りを見渡す。眠たそうにしながらも警戒しているようだった。

 タンチョウの生息地として有名な釧路湿原周辺には、エゾフクロウや絶滅危惧種のシマフクロウも生息している。

 エゾフクロウは本州に住むフクロウの亜種で体長50センチほど。冬は樹洞に営巣する。日中に眠り、夜になるとネズミやカエルなどのエサを捕まえる。アイヌの人たちは「クンネレクカムイ」(夜に鳴く神)と呼んできた。

 つがいになると樹洞の中で卵を産み、ヒナを育てる。運がよければ“夫婦”が仲良く樹洞の入り口で居眠りする姿を見られることも。

 周辺の中標津町からエゾフクロウを見に来た越野陽介さん(32)、綾さん(29)夫妻は「ふわふわの羽毛がかわいらしく、昔買ってもらった縫いぐるみを思い出した」とにこやかに話す。

 夕方、再び森に入った。エゾフクロウは変わらず樹洞にたたずんでいたが、昼間よりも活発に辺りを見回している。

 日が沈みすっかり暗くなった頃、今夜の狩りに出かけるのだろうか、音もなく闇へ飛び立っていった。(写真報道局 三尾郁恵)

                   


 動画は「産経フォト」sankei.com/photo/、または「YouTube」産経新聞チャンネルでご覧になれます。

                   


 ■掲載写真お分けします

 掲載写真を実費でお分けします。問い合わせは、産経ビジュアル(電)03・3275・8775(平日の午前11時〜午後7時)。ホームページはhttp://chizai−visual.sankei.co.jp/
http://www.sankei.com/life/news/170205/lif1702050032-n1.html
http://www.sankei.com/life/news/170205/lif1702050032-n2.html

http://archive.is/e16JX
http://archive.is/Fpm5E
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一筆半歩 流氷物語号=山田泰雄 /北海道【毎日新聞2017年2月5日】

 「ハクチョウが羽を休めていますよ」。1月28日に運行を始めた、オホーツク海沿いのJR釧網線を走る観光列車「流氷物語号」。その車内に、乗客に見どころを紹介し、記念グッズを販売する住民ボランティアの姿があった。

 昨冬で廃止された「流氷ノロッコ号」の後継。観光列車の存続を求める自治体や住民が、JR北海道と何度も意見を交わして存続にこぎつけたが、同時に地元も可能な範囲での支援を決定。車内ガイドはその一例だ。

 同社は昨年11月、釧網線も含む道内路線の半分を「JR単独では維持が困難」と公表。以来、反発する地元側と窮状を訴える同社とで議論が進まず、閉塞感すら漂う。

 流氷物語号の支援役を務める「MOTレール倶楽部」の石黒明会長=網走市=は「カネなしでも我々にできることはあるはずだ。今回の成果が、地元もJRもみんなで線路を支えていく形の先例となれば」と話す。

 「できることをやる」ことが、事態に風穴を開けるかもしれない。小さな観光列車は、不透明な鉄路の行方を照らす可能性を示している。
http://mainichi.jp/articles/20170205/ddl/k01/070/065000c

http://archive.is/XiRya
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