2017年03月21日

ミヤマオウム、「つられ笑い」でふざけ合う? 鳴き声で明らかに【AFPBB News2017年3月21日】

ニュージーランドに生息するミヤマオウム。オークランド大学提供(撮影日不明、2017年3月21日提供)
【3月21日 AFP】ニュージーランドに生息するミヤマオウムには、人間のつられ笑いのように仲間に伝染する「遊びたくなる鳴き声」があるという研究結果が21日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された論文で明らかになった。

 ニュージーランド南島の山脈サザンアルプス(Southern Alps)に生息するミヤマオウムは知能が高く、いたずら好きであることがよく知られており、「山の道化」の異名で呼ばれることも多い。だが今回発表された論文によると、ミヤマオウムを道化に例えたイメージはあながち擬人化ともいえないようだ。

 この研究が行われたときにオークランド大学(University of Auckland)の博士課程で動物行動学を学んでいたオーストリア人研究者、ラウル・シュビング(Raoul Schwing)氏は、ミヤマオウムには他の発声とは異なる「遊びの鳴き声」があり、この鳴き声を聞いた他のミヤマオウムは自然発生的に遊び始めるという。

 シュビング氏によれば、ミヤマオウムは周りに遊んでいる仲間がいないときでも、この鳴き声を聞くと遊び始めたという。「それまで遊んでいた鳥が他にいなくても、(この鳴き声をきっかけに)少なくとも何羽かが自発的に遊び始めたという事実から考えられるのは、人間のつられ笑いと同様、この鳴き声はそれを聞いた鳥に対して、ふざけたくなるような感情効果をもたらすということだ」とシュビング氏は述べた。こうした発声による「感情の伝染」はこれまでにチンパンジーやネズミで確認されているが、哺乳類以外ではミヤマオウムが初めてだという。

 シュビング氏は、この鳴き声は人間の「つられ笑い」に類似しており、さらなる研究が必要だと述べ、また人間は自分たちが思いたがるほどユニークな存在ではないことを気付かせるものだと指摘。「動物にも笑うことができるなら、私たちは動物と大して違わない」と語った。
http://www.afpbb.com/articles/-/3122156

「笑い声」で明るい感情が伝染、NZの希少オウム 哺乳類以外では初の発見、遊び好きな「ケア」ことミヤマオウム【ナショナルジオグラフィック日本版ニュース2017年3月24日】
【動画】録音された仲間の鳴き声を聞いたとたんに遊び始めたミヤマオウム。
 笑っているような鳴き声の鳥といえばワライカワセミが有名だが、ニュージーランドにすむミヤマオウム(Nestor notabilis)の間では、鳴き声によって明るい感情が伝染するという研究結果が3月20日付の科学誌「Current Biology」に発表された。(参考記事:「動物って笑うの?」)

 このオウムは知能が高く、人間の笑い声のような特徴的な鳴き声を発し、それを聞いた仲間のオウムは明るい気分になるという。哺乳類以外で感情の伝染が確認されたのはこれが初めて。哺乳類では、人間の他にネズミやチンパンジーで感情が伝染することがわかっている。こうした現象は「情動伝染」と呼ばれ、その進化的意義なども研究されている。(参考記事:「【動画】くすぐられて笑うネズミの脳の観察に成功」)

 ニュージーランドの山がちな南島に固有のミヤマオウムが、仲間と遊んでいる時に無邪気な鳴き声を立てることは以前から知られていた。しかし、仲間がいないときも同じように鳴くので、単にうれしいから鳴くだけで、仲間には影響を与えていないかもしれなかった。


ニュージーランドの固有種であるミヤマオウム(Nestor notabilis)は好奇心旺盛で高い知能を持つ。写真はウェリントン動物園の個体。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

 彼らが遊ぶときに発する鳴き声は、本当に仲間に感情を伝染させているのだろうか。この疑問を解くために、オーストリアにあるメッセーリ研究所でミヤマオウムの研究に取り組んでいるラウル・シュウィング氏は、チームとともにニュージーランドのアーサーズ・パス国立公園へ出向き、野生のミヤマオウムがいる場所でスピーカーからさまざまな鳥の声を流してみた。(参考記事:「ニュージーランド南島、大地と魂を結ぶ緑の石」)

 流したのは、ミヤマオウムが遊んでいるときの鳴き声、そうでないときの鳴き声、そして同じ地域に生息するニュージーランドコマヒタキ(Petroica australis)の鳴き声などだ。

 そして、野生のミヤマオウムがそれぞれの鳴き声にどう反応するかを観察したところ、明らかな違いが認められた。遊んでいるときの鳴き声を聞いたミヤマオウムは、オスもメスも、他の鳴き声を聞いた時よりも多く、長い時間遊んだのだ。

「ほとんどの場合、鳴き声が聞こえるとすぐに遊び始めていました。でも既に遊んでいる仲間に加わるのではなく、すぐ隣にいる鳥と遊び出したり、または単独で宙を飛びまわったり、物で遊んだりします」と、シュウィング氏はメール取材に答えた。

 つまり、遊びの鳴き声はそれを聞いたオウムを遊びに「誘っている」わけではなく、彼らの感情に影響を与えて楽しい気分にさせるのだろうと考えられる。このことから、ミヤマオウムが他の鳴き声を聞いて楽しい気分になるのは、人間でいえば他人の笑い声につられて可笑しくなるようなことといえる。(参考記事:「犬は人が思っているよりもずっと”人間らしい”」)

だが、笑い事では済まされない

 ミヤマオウムは遊び好きだ。単独で遊ぶこともあれば、仲間と一緒に遊ぶこともある。地上でも遊ぶし、空中でも遊ぶ。

 空中では、アクロバット飛行をしてみたり追いかけっこをしたりする。物で遊ぶのはたいてい単独の時で、くちばしや足を使って物をいじりまわす。けれど、仲間と一緒に物を蹴りあって遊ぶこともある。

 また、取っ組み合いもする。「ネコがじゃれ合う様子とよく似ています。1羽があおむけになって、他の仲間を誘うこともあります」と、シュウィング氏。


ミヤマオウムの生息数は過去100年間で減少し、現在野生には1万羽もいないだろうと見られている。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

 マオリ語では「ケア」と呼ばれるミヤマオウム。その保護団体「ケア・コンサベーション・トラスト」の共同創立者兼会長のタムシン・オール・ウォーカー氏も、メールでの取材に応じて次のように語った。「動物の行動を何でも擬人化するべきではありませんが、ケアを研究したり、一緒に暮らしていると、彼らの知能がとても高く、社会的で、仲間と一緒に遊ぶことに喜びを感じる鳥だと誰もが思うでしょう。この点は、人間も含め認知能力の高い動物とよく似ています」(参考記事:特集「動物の知力」)


【動画】好奇心旺盛なオウム ミヤマオウムはどこまでも好奇心旺盛で、またくちばしを使って様々なことができることで知られている。いたずらが過ぎて人間を困らせることもあるが、この性格とくちばしのおかげで、一年中雪がある環境でも生息できる唯一のオウムである。
 オール・ウォーカー氏は今回の研究結果に関して、とても綿密に調査されているとコメントし、「ケアは100年以上もの間虐げられてきた鳥ですが、この研究が彼らの知られざる生態や性質により深い洞察を与えてくれることを期待します」と述べた。

 人間との軋轢や島に持ち込まれた哺乳類に捕食されて、ミヤマオウムの数は減少。今では国際自然保護連合(IUCN)によって危急種(vulnerable)に指定されている。

「ケアの独特な資質と仲間同士の関わり合いがもっとよく理解されれば、人々の関心も高まり、それが最終的には絶滅の危機から救ってくれるのではないかと願っています」と、オール・ウォーカー氏は結んだ。(参考記事:「賢いインコ「ヨウム」、アフリカで激減」)

文=Mary Bates/訳=ルーバー荒井ハンナ
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/032300106/

http://archive.is/tbGfl
http://archive.is/vpd7P

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車いすで野鳥探し 京都・鴨川、バリアフリーコース散策【京都新聞2017年3月21日】

双眼鏡などで鴨川の野鳥を観察する参加者たち+(京都市北区・北大路橋付近)
 車いすの利用者らを対象にした「バリアフリー探鳥会」が20日、京都市の鴨川河川敷で開かれた。参加者はカモ類など冬の野鳥を観察しながら、自然豊かな水辺の散策を楽しんだ。

 日本野鳥の会京都支部が、NPO法人京都市肢体障害者協会の協力を得て初めて企画し、同支部のスタッフらを合わせて約30人が参加した。

 車いす利用者も参加しやすいよう、河川敷を上り下りできるスロープや身障者用トイレのあるコースを設定。鴨川右岸の北大路橋(北区)から出町橋(上京区)までの約1・4キロを巡った。

 参加者は双眼鏡や、車いすに乗ったまま利用できる三脚に固定された望遠鏡も使って、ヒドリガモやマガモ、カワウなどが水面や中州で休息する姿を観察した。

 今回の企画に携わった車いす利用者でオーケストラ指揮者の宮野谷義傑さん(42)=兵庫県西宮市=は「多くの鳥と出会えて楽しかった。車いすの利用者でもバードウォッチを体験できるきっかけにしたい」と話していた。
https://this.kiji.is/216746463996478965?c=39546741839462401

http://archive.is/dH0lF
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挫折から14年、福井県が県産新地鶏開発 ひな2400羽を農家に供給、来年5月に流通【産経WEST2017年3月21日】(既報1ソース)

ブランド化を目指して開発された新しい地鶏。色は3種類ある(福井県提供)
 福井県畜産試験場(坂井市三国町平山)が開発した卵も肉もおいしい県産地鶏のひなの生産者への供給が4月下旬から開始される。新しい地鶏のブランド化を図るのが狙いで、供給開始を前に県は生産者や流通業者、提供店など26業者で構成する新地鶏推進協議会の設立総会を開催。飼育管理方法の説明や試食などが行われた。協議会は供給開始までに新地鶏のブランド名をつける方針だ。

地鶏ブームで開発の「越前地鶏」は15年に生産中止

 県は今回、大野、福井、敦賀各市などの8軒の農家に2400羽を供給し飼育。6月下旬ごろに卵、来年5月ごろに肉を出荷し県内で流通させる計画だ。毎年600羽程度増やし、平成32年度には年間4200羽に増やす方針だ。

 県産地鶏は昭和60年ごろの地鶏ブームに伴い試験場が開発した肉用の「越前地鶏」が平成4年から販売されたが、大型で県外でしか食肉処理できず価格が高いなどから15年ごろに生産を中止した。

「ウエミチレッド」×「岡崎おうはん」の新地鶏

 しかし、生産者などから要望を受けた県が26年度から新地鶏の開発に着手。県内農家が育種した産卵能力が高い「ウエミチレッド」と、家畜改良センター岡崎牧場(愛知県)の肉質のよい「岡崎おうはん」を掛け合わせて新地鶏を開発した。卵も肉もうまく、卵は黄身が大きく、肉は歯応えがあってジューシーでうま味成分もたっぷりあるのが特徴という。

 7日に県自治会館で開かれた協議会の設立総会には生産者や販売業者ら約30人が参加。会長には黒川公美子さん(黒川産業)が決まった。新地鶏と飼育管理方法の説明のあと卵と肉の試食が行われた。

 酒井智吉県農林水産部技幹は「今後は肉質などユーザーに合った基準を決めたい」、試食したレストラン経営者は「まだまだ改良の余地がある。ブランド化を目指して着地点を決めてやるしかない」と話した。
http://www.sankei.com/west/news/170321/wst1703210041-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/170321/wst1703210041-n2.html

新地鶏 ブランドへ一歩【福井新聞ONLINE2017年3月20日】
地鶏を試食する飲食店のシェフら(福井市の県自治会館で)
 ◇「卵も肉もおいしく」…県、3年かけ開発

 ◇来月から2400羽 飼育

 10年以上にわたって地鶏の生産が中断していた県で4月から、新たな地鶏の飼育が始まる。肉のうまさだけではなく、黄身の大きい良質な卵も期待できる「卵肉らんにく兼用種」で、県畜産試験場(坂井市)が3年がかりで開発。県と生産者、提供店などが一体となり、ブランドの確立を目指す。(内田郁恵)

 地鶏は、日本農林規格(JAS)で「在来種由来の血液百分率が50%以上の国産銘柄鶏」などと定義されており、日本食鳥協会(東京都)によると、全国に約60銘柄ある。ブロイラーなどの「肉用種」と「卵用種」に大別されるが、多くは肉用種だ。

 同試験場も1991年、肉用種の「越前地鶏」を開発。歯ごたえのある肉質が人気だったが、大型のため県内には食肉処理できる業者がおらず、価格も高騰したため、2003年に生産を中止。以後、県内から地鶏は消えた。

 しかし、県内に約30軒ある養鶏農家の多くから「卵から肉までおいしい地鶏を」と要望を受け、同試験場が14年度から新品種の開発を始めた。

 越前地鶏の教訓を生かし、肉用種より小型で、農家の所得向上にもつながる卵肉兼用種を選択。産卵率向上のために福井市の養鶏場が品種改良した「ウエミチレッド」の雄と、肉、卵ともに良質の「岡崎おうはん」の雌を掛け合わせた。

 卵の黄身は、通常の卵より約1割重く、産卵率は卵用種と同等。卵を十分に産んだ後には、肉として出荷するが、ブロイラー並みのジューシーさと親鶏並みの歯ごたえを兼ね備え、うまみ成分「イノシン酸」は親鶏の約2倍、ブロイラーの約1・4倍となっている。

 4月下旬以降、県内8軒の養鶏場で計2400羽の飼育を始め、6月下旬からは卵、18年5月からは鶏肉の出荷も始める予定。今月7日には、生産者、扱う飲食店など約30人による「新地鶏推進協議会」が設立された。

 料亭「開花亭」(福井市)の開発毅社長(48)は「地鶏がないのは、やはり寂しい。生産者と意見を出し合い、新たな形の地鶏を育てていけたら」と期待。同協議会会長で養鶏場「黒川産業」の黒川公美子さん(49)は「まだ完成形ではないので、さらに磨き上げ、一日も早くブランド化していきたい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20170319-OYTNT50108.html

http://archive.is/7HUrx
http://archive.is/5wXwQ
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(気になる一品)国立科学博物館【朝日新聞デジタル2017年3月21日】

「始祖鳥 珪藻土コースター」
 「大英自然史博物館展」(6月11日まで)の見どころのひとつは、最古の鳥類化石「始祖鳥」。約1億4700万年前に生息し、恐竜と鳥類両方の特徴を持つという。「始祖鳥 珪藻土(けいそうど)コースター」(500円)はその化石を吸水性に優れた珪藻土でかたどったもの。冷たいものが飲みたくなるこれからの季節。グログイン前の続きラスを片手に、始祖鳥がいた太古の昔に思いをはせてみては?

 ◆東京都台東区上野公園7の20。[前]9時〜[後]5時([金][土]は8時まで)。3月21日、4月10日ほか休み。電話ハローダイヤル(03・5777・8600)。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12852725.html

http://archive.is/ESJzT
始祖鳥の化石など 大英自然史博物館の所蔵品展【NHKニュース2017年3月18日】
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「野生生物の宝庫を破壊」 高江工事でノグチゲラの巣作りした木、伐採か【沖縄タイムスプラス2017年3月21日】

ノグチゲラが営巣したとみられるイタジイの伐採木(左)が横たわる歩行訓練ルート=東村高江付近
ノグチゲラの巣とみられる穴(提供)


 現場は、沖縄防衛局がヘリパッドG地区と宇嘉川河口を結んで建設した国頭村安波の歩行訓練ルート沿い。道路際の土留めとして置かれたイタジイの伐採木に縦11センチ、横8センチほどの穴が開いていた。ヘリパッド建設に反対する市民が撮影した。

 ノグチゲラなどの観察を約50年続ける「やんばるの自然を歩む会」の玉城長正代表が写真を確認した。穴の入り口下部が親子の出入りで削られているなどの特徴があり、実際に巣作りをした木と判断した。穴の周囲にある樹皮の盛り上がりから、利用後数年たったとみられるという。

 防衛局は取材に「事前の調査では整備範囲に営巣や巣跡は確認されなかった。人工営巣木や採餌(さいじ)木を設置するなど最大限配慮している」と説明した。

 ノグチゲラはやんばるの固有種で、国際自然保護連合(IUCN)が危機的絶滅危惧種に分類している。(北部報道部・阿部岳)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/89425

http://archive.is/qWFlP
沖縄、壊された希少種の宝庫 3万本伐採、大量の砂利搬入 国が建設、米軍ヘリパッド【朝日新聞デジタル2017年1月11日】(ノグチゲラ)
希少種の宝庫、米軍の要求優先で危機 ヘリパッド建設地【朝日新聞デジタル2016年12月6日】(ノグチゲラ)
北部訓練場の訓練道整備、希少種繁殖に影響 回避策は形骸化【琉球新報2016年12月1日】
やんばるの森、世界遺産登録への壁 すぐ隣に米軍訓練場【朝日新聞デジタル2016年11月28日】
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カンムリワシ受難 交通事故か、今年3羽死ぬ【八重山毎日新聞2017年3月21日】

3月14日に大本小付近の県道87号線で保護されたカンムリワシ。背骨を損傷し、治療が続いていたが18日に死んだ(環境省提供)
環境省、安全運転呼びかけ
 ことしに入り、交通事故によるものと思われる傷を負い、治療を行っていた絶滅危惧種のカンムリワシ2羽が18日までにいずれも死んだ。月1件のペースで個体が確認され、既に死んだ状態で発見された個体と合わせ3羽が死んでいる。昨年は9羽の事故を確認したが、多くが重傷だったため野生復帰できたのはわずか1羽。けがが重い状態で保護されるケースが目立ち、環境省石垣自然保護官事務所は、車の速度超過に一因があるとみている。特に4月はカンムリワシの繁殖期で、道路沿いに出てくる個体も多いことから同事務所は交通事故の多発を懸念、ドライバーに安全運転を呼び掛けている。

 死んだ3羽は、いずれも石垣島で確認。1月15日には於茂登トンネル南側入り口付近で足を粉砕骨折した状態で発見され、治療が行われたが同25日に死んだ。2月22日には大本小付近の県道87号線で死んでいる個体を確認。3月14日には同所で背骨を損傷した個体が見つかり、治療が続いていたが18日に死んだ。

 2羽が発見された大本小付近の県道87号線は、個体が良く観察される場所でもあり、同事務所は「交通事故のリスクが特に高い傾向にある」と指摘。早朝や夕暮れの運転、見通しの悪いカーブを通過する際の運転に注意を呼び掛けている。特に車両の速度には「急な飛び出しがあっても安全に事故が避けられるよう減速して運転してほしい」と強く求めている。

 カンムリワシの過去の交通事故発生状況は、石垣島と西表島を合わせて、2016年に9件、15年に8件、14年に12件、13年に17件、12年と11年に各13件、10年に15件。増減を繰り返しながら15年からは1ケタ台となっている。

 同事務所の若松徹上席自然保護官は「昨年の事故のほとんどは重傷事例で、野生復帰できたのは1羽という嘆かわしい状況。事故件数は横ばいでも死亡率が高く非常に問題」と述べ、「カンムリワシは八重山にしか生息していない、地域を象徴する鳥。地元住民だけでなく、観光客にも考えてもらいたい」と警鐘を鳴らしている。

 また、同事務所は、カンムリワシの迅速な救護につなげる考えで、けがをした個体や死体を発見した際は情報提供を求めている。連絡は、石垣島は同事務所(82ー4768)。西表島で西表野生生物保護センター(84ー7130)。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/31354/

http://archive.is/JrBW3
鹿児島)希少種の事故死深刻 ゆっくり走行呼びかけ【朝日新聞デジタル2016年11月13日】(アマミヤマシギほか)
三井住友海上 希少動物との衝突、アプリで注意喚起 運転者向け【毎日新聞2016年4月4日】(ヤンバルクイナ/既報2ソース)
野生動物の交通事故の場所・種類を示した「富士山『動物事故死』マップ」公開【富士山経済新聞2016年2月12日】(既報関連4ソース)
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出水でツル鳴き声コンテスト 北帰行の無事願う【南日本新聞2017年3月20日】

ツルの仮装で鳴き声を披露する子どもたち=18日、出水市本町
 出水平野で越冬したツルへの感謝と北帰行の無事を願う「ツルを送る夕べ」が18日、出水市の公会堂であった。ツルの鳴き声コンテストを初めて実施し、子どもと大人の部に計16組が参加した。
 市観光協会主催で53回目。同協会の宗像義政代表理事は「今季はツルに鳥インフルエンザが発生したが、養鶏への被害は防いだ。みんなで盛り上がって、シベリアに帰るツルに元気を届けよう」とあいさつした。
 コンテストでは鳴き声の精度や声の大きさ、パフォーマンス性で審査。「クルルー」などツルっぽいものや、「ガー」といった何の鳥か分からないものまで飛び出し、会場は笑いに包まれた。
http://373news.com/_news/?storyid=83050

http://archive.is/zjIUt
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コウノトリひな誕生「予定日」 ふ化確認できず【徳島新聞2017年3月21日】(他1ソース)

 鳴門市大麻町のコウノトリが産んだ卵は20日前後にふ化すると想定されているが、抱卵中のペアに変化は見られず、同日中のふ化は確認されなかった。巣の周辺には、ひなの誕生を心待ちにしていた住民らが訪れ「残念だけど、ふ化するまでペアに頑張ってもらいたい」と温かく見守っていた。

 ふ化は本格的な抱卵から約1カ月後とされる。鳴門のペアは2月18日に本格的な抱卵に入ったとみられることから、20日前後のふ化が有力視されている。

 兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園によると、ふ化直後のペアは、巣に伏せている抱卵中とは異なる行動を取るようになる。立ったり座ったりを繰り返すほか、餌を頻繁に運び、ひなに与えるために胃袋から吐き戻す行動も見られる。

 しかし、この日のペアにこうした行動は見られなかった。ペアは交代しながら順調に抱卵を続けている。時折、雄が巣の材料となる木の枝を運んだり、雌の上に乗る「マウンティング」で愛情を示したりしていた。

 巣から400メートル離れた観察ポイントでは写真愛好家ら数十人が集まり、ペアの行動に一喜一憂しながら盛んにシャッターを切っていた。墓参りで帰省中の50代男性は「巣が遠くてコウノトリを見ることができなかったが、元気なひなが無事かえってくれればいいね」と話した。
【写真説明】巣に戻る雄(右)と伏せて卵を抱く雌=20日午後2時40分、鳴門市大麻町
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/03/2017_14900594741236.html

鳴門のコウノトリ 孵化確認されず【読売新聞2017年3月21日】
交代で巣を守るコウノトリのペア(鳴門市で)
 鳴門市で営巣しているコウノトリのペア(雄5歳、雌3歳)のヒナの誕生が見込まれていた20日、巣の周辺では、写真愛好家や見物人がカメラや双眼鏡を手に見守ったが、孵化ふかは確認されなかった。

 コウノトリは産卵後、30日程度で孵化すると考えられている。ペアは2月下旬に産卵したとみられる行動が確認され、今月20日頃の孵化が期待されていた。

 この日、ペアは交代で巣に座ったり立ち上がったりして、巣の中を確認するような行動を何度も繰り返していた。

 ぺアの観察を続けている浅野由美子さん(43)は「餌をとりに行った1羽が戻る時間が短くなるなど変化はある。早く結論が出ないか、やきもきします」と巣を見守っていた。

 家族4人で訪れた北島町立北島中1年桜井陽斗君(13)は「徳島で無事にヒナがかえったらうれしい。孵化したらまた見にきます」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokushima/news/20170320-OYTNT50195.html

http://archive.is/MiDnS
http://archive.is/ljUTt
卵狙うカラス コウノトリの雄が撃退 鳴門【徳島新聞2017年3月17日】
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山形空港が一時閉鎖 滑走路脇の草地焼ける【山形新聞2017年3月21日】(鳥を追い払うための花火)

山形空港の滑走路脇の草地が焼けた現場=20日午後7時27分、東根市羽入
 20日午後2時25分ごろ、東根市羽入の山形空港で、滑走路東側の草地から出火、8750平方メートルが焼けた。けが人はいなかった。安全確保のため滑走路が一時閉鎖され、山形発伊丹行き日本航空2236便(午後2時55分発)が47分遅れ、乗客48人に影響した。

 県山形空港事務所によると、直前に敷地から鳥を追い払うための花火を打ち上げており、火が燃え移ったとみられる。煙に気付いた管制塔職員からの連絡を受け空港の消防警備隊が出動、約15分後に消し止めた。
http://yamagata-np.jp/news/201703/21/kj_2017032100409.php

滑走路脇の草地焼ける 山形空港が一時閉鎖【日テレNEWS242017年3月20日】
 山形・東根市の山形空港で滑走路脇の草地が焼け、滑走路が1時間近く閉鎖された。付近では直前に鳥を追い払うための花火が打ち上げられていた。

 山形空港事務所によると20日午後2時25分ごろ、山形空港の管制塔から「滑走路東側の草地から煙が上がっている」と事務所に連絡が入り、午後2時半、滑走路が閉鎖された。火は、空港の消防警備隊によってまもなく消し止められたが、枯れ草など約8750平方メートルが焼けた。けが人はいなかった。

 滑走路が閉鎖される前に大阪・伊丹空港発のJAL便が着陸していて、その後、滑走路が一時閉鎖されたため、折り返しの大阪行きに約50分の遅れが出た。

 滑走路では10分ほど前に、鳥を追い払うためにロケット花火を打ち上げていた。警察と消防は火事の原因を調べている
http://www.news24.jp/articles/2017/03/20/07356957.html

http://archive.is/LIWIg
http://archive.is/hjv7q
タグ:事件事故
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ケイマフリ・エトピリカ 外来種ドブネズミ根絶か 根室・ユルリ島とモユルリ島 /北海道【毎日新聞2017年3月21日】(既報1ソース/既報関連ソースあり)

ドブネズミ根絶で増加傾向をみせるケイマフリ
海鳥ケイマフリ増加、エトピリカ漸減傾向 環境省報告

漸減しているエトピリカ=根室半島沖で
 希少な海鳥エトピリカやケイマフリが繁殖する根室半島沖の無人島・ユルリ島とモユルリ島で外来種のドブネズミ駆除作戦が2013年に行われた後、モニタリング調査でドブネズミが1匹も確認されず、根絶した可能性が高いことが分かった。その後ケイマフリは増加しているが、両島が国内唯一の繁殖地(北方領土を除く)のエトピリカは依然として漸減傾向にあるという。

 両島ではドブネズミが大量発生し、島の生態系に大きな影響を与えている恐れがあるとして、環境省は13年10〜11月に殺そ剤を計4回、25メートル以下の間隔でほぼすき間なく空中散布した。

 根室市でこのほど開かれた環境省釧路自然環境事務所主催の報告会で、その後3年間のモニタリング調査でドブネズミは確認されず、自然環境研究センター(東京都墨田区)の橋本琢磨上席研究員は「根絶した可能性が高い」と報告した。使用した殺そ剤は1ヘクタール当たり65キロで、総散布量は15・62トンだった。

 両島は環境省のレッドリストで絶滅危惧1A類に指定されているエトピリカの国内唯一の繁殖地で、美しいさえずりから「海のカナリア」とも呼ばれる絶滅危惧2類のケイマフリも繁殖している。

 このうちケイマフリは、ドブネズミ駆除前の13年春の78羽に対して、駆除後は14年に93羽、15年に140羽、16年に130羽が確認された。環境科学研究センターの長雄一・道東地区野生生物室長は「4年前に比べると増えている」と指摘した。一方エトピリカについては、14年以降の繁殖成功数が両島合わせて10〜4つがいで、漸減傾向が続いているとした。【本間浩昭】
http://mainichi.jp/articles/20170321/ddl/k01/040/116000c

希少な海鳥繁殖のユルリ、モユルリ両島 ドブネズミは根絶 環境省釧路事務所が報告【どうしんウェブ2017年3月11日】
 【根室】環境省釧路自然環境事務所は10日、根室市昆布盛沖合の小島ユルリ、モユルリの両島で進めていたドブネズミ根絶の初の成果報告会を市総合文化会館で開いた。市民ら約70人を前に自然環境研究センター(東京)の橋本琢磨上席研究員は「ドブネズミは根絶した可能性が高い」とし、再侵入の有無を確認する継続的なモニタリング調査の必要性を強調した。

 両島は国の鳥獣保護区に指定され、エトピリカやケイマフリなど希少な海鳥の繁殖地として国内外で注目されている。海鳥を食べるなど生態系に影響が大きい外来種のドブネズミを駆除するため、2013年に両島に殺鼠(さっそ)剤をヘリコプターで空中散布し、その後の生息状況などを調べていた。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0377562.html

http://archive.is/OpISm
http://archive.is/oydOQ

ドブネズミ根絶可能性 根室ユルリ、モユルリ島【読売新聞2016年12月8日】(エトピリカ/ケイマフリ)

海鳥の島 ネズミから守れ がれきで漂着? 宮城・女川【毎日新聞2017年1月10日】(既報1ソース/ウミネコ/ウトウ)
ネズミ上陸、オオミズナギドリ繁殖に影響? 京都・舞鶴沖の冠島【京都新聞2016年8月30日】(既報1ソース)
海鳥繁殖地にドブネズミ 北海道・天売島、環境省が確認【どうしんウェブ2016年2月11日】
北海道・天売島でネズミ被害増 海鳥保護の猫搬出事業が影響か【どうしんウェブ2016年1月7日】
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季語刻々 囀れる鳥の名五つなら言へる【毎日新聞2017年3月21日】

 ◆今

囀(さえず)れる鳥の名五つなら言へる 大石悦子
 ウグイス、ヒバリ、ホオジロ、カワラヒワ、メジロ……。あっ、スズメも。かろうじて私も五つ言えたが、実は小鳥にとても弱い。上に挙げたカワラヒワは、名前は知っているが、実際の囀りを知らない。なんでもキリキリ、ビィー、キリキリ、コロコロ、ビィーンと囀るらしい。私はここ数日、それらしい囀りを求めて散歩している。<坪内稔典>
http://mainichi.jp/articles/20170321/ddm/041/070/040000c

http://archive.is/ILcWU
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