2017年04月28日

郵便受けにヤマガラ巣作り 現在、卵温め中 豊岡【神戸新聞NEXT2017年4月28日】

郵便受けに巣を作ったヤマガラ=豊岡市出石町奥山
そば店の入り口にヤマガラ入りの郵便受けがある=豊岡市出石町奥山

 兵庫県豊岡市出石町奥山のそば店「手打ち蕎麦 剣」の郵便受けの中に、4月上旬から野鳥のヤマガラが巣を作っている。店を営む川見健治さん(65)が「ヘビなどに襲われては大変」と巣を取り除いたが、ヤマガラは同じ場所に3度も巣を作り直し、卵を産んだという。川見さんも根負けし、「どうか無事にヒナを巣立たせて」と今は見守っている。

 奥山地区は、同町の中心街から約7キロ離れた山奥にある、7世帯の小さな集落。川見さんは約5年前、地区のにぎわいづくりを目指し、築140年近い生家でそば店を始めた。

 ヤマガラは全長10〜15センチほどの野鳥で、腹が褐色なのが特徴。郵便受けは川見さんの手作りで、横30センチ、幅13センチ、高さ25センチの木箱に扉を付けたもので、店の入り口付近に取り付けていた。

 初めて川見さんが巣を見つけたのは4月上旬。除いたが、翌朝見るとまた巣を作っていたという。再び取り去り、手作りの巣箱をそばに置いたが、それでも郵便受けを選んだという。現在は雌が中で卵を抱いている。

 川見さんによると、同地区は昔から「ウグイス谷」とも呼ばれ、小鳥が多い地域という。郵便受けを見つめ、「ヤマガラがこんなに人間に近い場所で巣をかけることは珍しいと聞くが、心がほっこりした。静かに見守ってやりたい」と話している。(阿部江利)
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201704/0010135542.shtml

http://archive.is/zUUHQ

タグ:ヤマガラ
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鳥インフルエンザ対策 通常のレベルに コウノトリの郷公園 /兵庫【毎日新聞2017年4月28日】

 県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は、高病原性鳥インフルエンザ対策について、「1」としていた対応レベルを、通常対応の「0」に引き下げた。

 岩手県内で環境省が設定した野鳥監視重点区域が23日午前0時に解除され、高病原性鳥インフルエンザの発生箇所が国内で無くなったことから、対策マニュアルに基づき、24日からレベルを「0」にした。通常の対応に戻ったのは、昨年11月以来。【柴崎達矢】

〔但馬版〕
https://mainichi.jp/articles/20170428/ddl/k28/040/408000c

http://archive.is/4kliG
鳥インフルエンザ 靴底消毒マット撤去 コウノトリ郷公園 /兵庫【毎日新聞2017年4月12日】

高田守先生の生き物語り (番外編)困ったら生き物に教えてもらおう【毎日新聞2017年4月28日】

出町柳駅周辺の桜とトビ=高田守さん撮影
 4月から京都大学に勤めることになり、京都にやってきた。着任の日、美しい桜に心を奪われているうちに、私は見知らぬ土地で道に迷ってしまった。

 私のような方向音痴に限らず、誰にでもこういった経験はあるだろう。今の時代、スマートフォンさえあればすぐに自分の現在地を把握でき、目的地までの道が分かる。しかし、たまたま充電が切れていたり、携帯していなかったりしたらどうか。お手上げである。そんなとき、偶然居合わせた生き物に道を教えてもらえたら、どんなに心強いだろう? メルヘンチックに聞こえるかもしれないが、ある程度現実的な話なのである。

 私を含め、ほとんどの人は野生の生き物と会話することができない。そもそも彼らには彼らのすべきことがあり、ほとんどは我々に構ってくれない。だが、そこがいい! 「何を訳のわからないことを…」とあきれるなかれ。それぞれの生物は、それぞれにとって都合のいいルールに従い、規則的に生活している。つまり、警戒心を抱かせないよう十分な距離をとって観察すれば、たとえ会話はできなくとも、彼らの行動からたくさんの情報を得ることができるのだ。


出町柳駅周辺の桜とトビ=高田守さん撮影
 冒頭の京都の話に戻ろう。私は出町柳駅から京都大学に向かう途中、周辺を散策していて迷子になった。この時どうしたかというと、なぜかずっと出町柳駅の上空で輪を描いて飛んでいたトビの群れを利用させてもらったのである。トビを目印に、駅の方向と駅までのおおよその距離をつかみ、その時の太陽の方向と合わせて考えることで、自分がいる大まかな位置を把握することができた。大きな鳥が連なって輪を描く光景は遠くからでもよく目立ち、迷子の私が道を教えてもらうには、もってこいの存在だった。皆さんがもし京都で道に迷ったら、情報源として使ってみてるのも一興だろう。

 似たような例としては、カラスがねぐらにしている寺社の場所を知っていれば、早朝と夕方に限って、カラスの飛んで行く方角から自分の位置を割り出すことができるだろう。

 人間よりもずっと敏感な感覚を持つ生き物からは、得られる情報も多い。例えばキジが生息している地域なら、地震が来る少し前に、それを教えてもらうことができる。キジは地震の揺れがくる直前、普段とは違う鳴き声を発する。初期微動を感じて驚くためとみられ、私はかなり確度が高いと考えている。東日本大震災の後、千葉にいた私も何十回と余震に見舞われたが、震度3以上の揺れが来る時は必ずと言っていいほど、キジのその鳴き声が聴こえた。キジが鳴いてから大きな揺れがくるまでには、数秒間の猶予しかないが、それでも火は消せたし、机の下に潜ることはできた。

 昨今、地震速報の正確性向上が課題となっている。地震計の値だけでなく、生き物の行動などさまざまな情報を組み合わせることで、より正確な予測が可能になるかもしれない。我々人間が生き物から教わることは、まだまだたくさんあるはずだ。(動物行動学者・高田守)=次回は5月31日掲載予定

 たかた・まもる 1984年千葉県生まれ。東京農工大農学部卒。英ケンブリッジ大行動生態学研究室留学を経て、東京農工大大学院連合農学研究科博士課程修了。京都大大学院農学研究科特定助教。専門は動物行動学、進化生物学。現在は生き物の家族や社会の研究に携わっている。趣味の「金魚すくい」は毎年全国大会上位の腕前。
https://mainichi.jp/articles/20170425/mog/00m/100/001000d

http://archive.is/iuoAp
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トキ 初の産卵 いしかわ動物園・公開施設 /石川【毎日新聞2017年4月28日】

止まり木の上に作った巣でくつろぐトキ。繁殖期のため、羽が黒く染まっている=石川県能美市徳山町のいしかわ動物園で、久木田照子撮影
 いしかわ動物園の国特別天然記念物・トキの公開施設「トキ里山館」で25日朝、卵が確認された。昨年11月の開館以来初の産卵となる。動物園は「通常より産卵時期が遅く心配したが、産んでくれてほっとした」と喜んでいる。

 トキの公開施設は新潟県佐渡市に続いて2カ所目。かつてトキが生息した能登半島の里山環境にならって棚田風の湿地などを備え、繁殖を目指している。

 園によると、産卵したのは、16歳の雄と14歳の雌のつがい。開館前は園内の非公開施設で飼育され、例年は3月下旬〜4月上旬に産卵していた。今年は産卵が遅れたため、職員が、2羽が好む人工の止まり木に木の枝を集めた巣の土台を設置。つがいは枝を足して巣を完成させ、24日夕方に産卵したという。職員が25日朝、卵1個が巣の下の安全ネットに落ちているのを見つけ、現在はふ卵器で管理している。順調に育てば5月下旬にもふ化するという。トキは今後も、日をおいて順に数個を産むとみられる。

 園はつがいの様子をみながら、卵を巣に戻して親鳥に育てさせることも検討している。トキ飼育を統括する竹田伸一・種保全グループリーダーは「訪れる人に、トキの繁殖を間近に見る感動を味わってほしい。トキが子育ての様子も見せてくれたら」と話す。

 園では今年、非公開施設で飼育する別のつがい2組も産卵しており、今月末にも今年初のひながふ化する見込み。【久木田照子】
https://mainichi.jp/articles/20170428/ddl/k17/040/244000c

石川 今年初 トキのひな誕生 いしかわ動物園【中日新聞2017年4月30日】
今年初めて誕生したひな=石川県能美市のいしかわ動物園で(同園提供)

 いしかわ動物園(石川県能美市)は29日、飼育繁殖に取り組んでいる国の特別天然記念物トキのつがいから、今年初めてのひな1羽が生まれたと発表した。ひなの誕生は8年連続で、6月までの繁殖期間中にこのほかも順次産卵、ふ化する見通し。

 同園によると、29日午後3時ごろ、6歳の雄と5歳の雌のつがいが産んだ卵から人工ふ化したのを確認した。体長約9センチ、体重は58.8グラム。体調なども問題ないという。

 今年は29日現在、非公開の3組のつがいが3月下旬から4月下旬にかけて計10個の卵を産み、うち3個が破卵したり発育を中止したりした。残る6個と一般公開されているつがいが産んだ1個が人工ふ化中で近くかえる予定で、さらに産卵する可能性も大いにある。

 国の繁殖方針では親鳥による自然ふ化、自然育すうを目標とする。同園でも人工ふ化後は親鳥の抱卵行動などの状況をみながら判断していくという。 (田嶋豊)
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170430/CK2017043002000026.html

トキ ひな1羽、今季初めてふ化 いしかわ動物園 /石川【毎日新聞2017年4月30日】
 いしかわ動物園(能美市徳山町)は29日、飼育する国特別天然記念物のトキの卵から、ひな1羽が今季初めてふ化したと発表した=写真・いしかわ動物園提供。

 園によると、園内の非公開施設で飼育するトキのつがいが今月1日に産んだ卵がかえった。ひなは自力で卵から出て、健康状態は良いという。しばらくは飼育員が育てる予定。

 園内の公開施設「トキ里山館」でも産卵が確認されており、園では現在、公開・非公開の両施設で産まれた卵6個をふ卵器で管理している。【久木田照子】
https://mainichi.jp/articles/20170430/ddl/k17/040/196000c

http://archive.is/h3bIq
http://megalodon.jp/2017-0430-1138-16/www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170430/CK2017043002000026.html
http://archive.is/xzKgf
トキせっせと巣作り…公開後、初の繁殖期【読売新聞2017年4月19日】
トキ 今季初の産卵 他のつがいの繁殖行動も確認 「里山館」効果で来園者急伸 いしかわ動物園 /石川【毎日新聞2017年4月2日】

GW 動物と触れ合おう いしかわ動物園、のとじま水族館 /石川【毎日新聞2017年4月28日】

プールに入って仲良く過ごすコビトカバのミライ(左)と母親のノゾミ=石川県能美市徳山町のいしかわ動物園で、久木田照子撮影
 今月末に始まるゴールデンウイーク(GW)は、動物園などが最もにぎわうシーズン。いしかわ動物園(能美市)と、のとじま水族館(七尾市)は、今年もさまざまなイベントを企画している。春にかけて生まれた可愛い赤ちゃんたちもお目見えしており、両施設の担当者らは「ぜひ足を運んでほしい」とPRしている。【久木田照子】

コビトカバにほっこり
 いしかわ動物園の1日当たりの入園者は、GW中は1万人を超える日もある。このGWのお勧めは、昨年12月に生まれたコビトカバのミライ(雄)。コビトカバはパンダなどと並び「世界三大珍獣」といわれ、国内での繁殖は、上野動物園などに続き3園目という。ミライの体重は推定約40キロと誕生時の約8倍まで育ち、母親のノゾミの足にじゃれつくなど愛らしい姿を見せる。ネズミの仲間・マーラのマッチ(生後1カ月、雄)や、カリフォルニアアシカのミルク(8カ月、雌)も人気者だ。


2016年2月の展示開始以来、いしかわ動物園動物学習センターの人気者になったエボシカメレオン。センターが生きている動物を常設で展示したのは初めて=石川県能美市徳山町のいしかわ動物園で、久木田照子撮影
 同園では29日午前9時から、飼育動物のふんやえさの食べ残しを活用した堆肥(たいひ)(5キロ入り)を大人の入園者500人(先着順)に無料で配る。

ペンギンが受付係に
 のとじま水族館は「近海の魚や哺乳類が多く、里海を感じられる」のが特徴。大きなジンベエザメや、ショーに登場するカマイルカも、地元の海からやって来たという。

 5月3〜5日は通常より1時間早い午前8時に開館し、8時半まではペンギンが受付係をする。5日のこどもの日は「開館以来初」という金魚すくいができる(限定2000匹、対象は中学生以下)。

 5日は両施設とも、中学生以下が入場無料。車の渋滞緩和のため、近くから施設までシャトルバスを運行する(動物園は4〜6日に能美市役所周辺から、水族館は4、5日に能登島大橋手前の臨時駐車場から)。問い合わせはいしかわ動物園(0761・51・8500)、のとじま水族館(0767・84・1271)。
https://mainichi.jp/articles/20170428/ddl/k17/040/243000c

http://archive.is/BJg7Y