2017年04月09日

【新・仕事の周辺】藤田宜永(作家)30年目のご褒美【産経ニュース2017年4月9日】

藤田宜永さん
 雪かきをしてから、この原稿を書き始めた。お花見の便りが東京あたりから届いているが、軽井沢に春が来るのはもう少し先らしい。

 講談社から出版した『大雪物語』という短編集で、第51回吉川英治文学賞をいただいた。2014年の2月中旬、軽井沢が大雪に見舞われ、我(わ)が家も孤立した。家の前には1メートル以上の雪が積もっていたし、街全体がマヒ状態だったので、どうしようもなかった。災害に遭ったわけだが、我が家では食料と灯油がなくなること以外に不安はなかった。それでも、何となく落ち着かず、いつものペースで仕事をすることはできなかった。ものすごい量の野鳥が餌台にやってきた。ヒマワリの種を出してやっていたのだが、ストックはすぐになくなってしまった。ホオジロが力尽き、僕の目の前で死んでいった。僕とカミさんは、亡骸(なきがら)を箱に入れ、雪の中に埋めてやった。

 そんな状態の中で、ふと思いついたのが、『大雪物語』。大雪によって孤立や立ち往生を余儀なくされた人間のドラマを書いてみよう。“異変”は日常を停止させ、非日常を呼び寄せる。それは必ずしも幸福をもたらすとは限らないが、できたら、人生の機微に触れたしみじみとしたものにしたいと思った。その作品が評価された。嬉(うれ)しい限りである。

 しかし、何であれ、あの大雪を体験していなかったら、生まれなかったことは間違いない。

 吉川英治文学賞は、長年、小説を書き続けた人を対象にしている賞だと言っていいだろう。そのせいかもしれないが、受賞の知らせを受けた夜、僕は過去を振り返った。これまでもいくつか賞をいただいたが、そのような気持ちになったことはなかった。

 『大雪物語』は去年の11月に発売された。僕は1986年の10月に小説デビューしているので、30年目に刊行した作品で受賞したことになる。節目にご褒美をいただいたような思いがしている。

 軽井沢に移り住んで今年で27年目。40歳の時に思いきって引っ越したのだが、あの時の決断がなければ、大雪も経験しておらず、したがって、この作品が世に出ることもなかったに違いない。

 過去を振り返らせてくれた賞だが、作家活動をこれで終えたわけではない。これからも走れるだけ走ろうと思っている。

 3月末に、文芸春秋社より刊行した『奈緒と私の楽園』という長編が受賞第1作となった。かなり変わった内容の小説だが、それはともかくとして、装幀(そうてい)がやたらと豪華なのだ。タイトルは金の箔(はく)押し、装画はマチスである。今は、こういう金のかかる本は作らないのが普通だそうだ。僕の受賞を知って作った本ではない。偶然、豪華なものになっただけだが、受賞第1作にまでお祝いされていると勝手に受け止めた。実に気分がいい。
http://www.sankei.com/life/news/170409/lif1704090016-n1.html
http://www.sankei.com/life/news/170409/lif1704090016-n2.html
http://www.sankei.com/life/news/170409/lif1704090016-n3.html

http://archive.is/aPuDz
http://archive.is/Y3urA
http://archive.is/bR9Eg

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マガン「そっと身守って」 国の天然記念物、飛来 延岡市・沖田川河口 /宮崎【毎日新聞2017年4月9日】

 国の天然記念物、マガンが延岡市南部の沖田川河口に飛来した。日本野鳥の会会員で同市の写真家、田崎州洋さん(81)が3月下旬、撮影に成功した。

 日本野鳥の会によると、マガンは全長約60センチを超えるカモ科の鳥で、秋から冬にかけシベリアから東日本を中心に飛来するが、九州ではあまり見かけない希少種。

 県内での確認数は少なく、昨年もこの時期延岡市に2羽飛来したが、今年は田崎さんが1羽だけ確認でき、他の野鳥に交じって川面に浮かんでいるところを、600ミリ望遠レンズで撮影した。

 田崎さんは「4月中旬ごろには旅立っていく。そっと見守って」と語った。【荒木勲】
https://mainichi.jp/articles/20170409/ddl/k45/040/123000c

http://archive.is/zIS6A
タグ:マガン
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鳥インフルエンザ 対策、前倒し対応終了 コウノトリ郷公園 /兵庫【毎日新聞2017年4月9日】

 県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は8日、高病原性鳥インフルエンザ対策について、入園口での靴底消毒などの対応を10日までとすることを発表した。

 郷公園では昨年12月2日、郷公園と付属飼育施設コウノトリ保護増殖センター(豊岡市野上)の敷地内の池、湿地の水抜きを開始。同月6日には、入園口での靴底消毒と車両の車輪消毒を始めた。これらは本来、高病原性鳥インフルエンザ対策マニュアルの対応レベル「3」で行う防疫対策。郷公園は当時、対応レベルがまだ「2」だったが、前倒しでこれらの対応を続けてきた。

 その後、同月下旬に対応レベルが「3」に上がり、今年3月に再び「2」に下がったが、これらの対応は続けてきた。しかし、岐阜県で環境省が設定した野鳥監視重点区域が10日24時に解除される予定であることから、郷公園では、これらの前倒し対応を10日までで終了し、11日以降は実施しないことにした。11日朝には、郷公園正面入り口の橋の上に敷いてあった消毒用マットを撤去、回収する。

 一般来園者の飼育エリアへの立ち入り禁止など、「対応レベル2」で行う防疫対策は引き続き行う。【柴崎達矢】

〔但馬版〕
https://mainichi.jp/articles/20170409/ddl/k28/040/418000c

http://archive.is/wTC8R
帰って来たコウノトリ 豊岡・郷公園関係者「長い冬終わった」【産経ニュース2017年3月11日】(他4ソース)

ウミウ 今年もウんだよ 産卵、飼育下で4年連続 宇治市観光協 /京都【毎日新聞2017年4月9日】

 宇治川の鵜(う)飼いを主催する宇治市観光協会は8日、ウミウが今年も産卵したと発表した。飼育下での産卵は極めて珍しいが、同協会では2014年から4年連続。昨年の最初の卵より4日早い。

 協会によると、鵜匠の1人が7日午前11時ごろ、宇治川塔の島の鵜小屋に設けた巣で見つけた。14年に国内初の人工ふ化で誕生した「うみうのウッティー」の親鳥の卵で、ふ卵器に移し保温している。

 協会は昨年まで続けて人工ふ化にも成功、ウッティーきょうだい計5羽が元気に育っている。澤木万理子鵜匠は「小屋を増築し環境が変わったので心配したが、これで一安心。今年もたくさん産んで無事ふ化してほしい」と話した。【富永浩三】

〔京都版〕
https://mainichi.jp/articles/20170409/ddl/k26/040/312000c

http://archive.is/qcscI
京都)宇治川の鵜小屋、お披露目 増改築で広さ倍に【朝日新聞デジタル2017年3月28日】
鵜飼のウミウ、3年連続産卵 京都・宇治川【京都新聞2016年4月12日】(他1ソース)
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電柱に鳥の巣、機器に接触して停電 名古屋の1400戸【朝日新聞デジタル2017年4月9日】

 中部電力名古屋支店は9日、名古屋市北区と西区の一部の住宅約1400戸が、午前6時45分ごろから最長1時間15分にわたって停電したと発表した。電柱上につくられた鳥の巣が、電気の流れを制御する開閉器に接触したためという。停電は午前8時ごろまでに復旧した。
http://www.asahi.com/articles/ASK493PSSK49OIPE005.html

http://archive.is/x6xqh
唐津など2万2000戸、1分間停電 鳥の巣原因か【佐賀新聞LiVE2017年3月26日】
停電の原因 カラスの巣  九電「見たら連絡を」【大分合同新聞2017年3月26日】
停電被害防げ、電柱のカラスの巣撤去【読売新聞2017年3月25日】(岐阜県)
カラスの巣原因、山形で一時停電【山形新聞2017年3月16日】
タグ:鳥害
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横浜ゴムの平塚製造所、生物多様性への配慮が認証【自動車タイヤ新聞2017年4月9日】(既報1ソース)

 横浜ゴムの平塚製造所(神奈川県平塚市)が2月21日、生物多様性に配慮した工場として一般社団法人「いきもの共生事業推進協議会(ABINC)」の「いきもの共生事業所R認証(ABINC認証)」を取得した。ABINC認証は、一般社団法人「企業と生物多様性イニシアチブ(JBIB)」 が開発した「いきもの共生事業所R推進ガイドライン」に基づき第三者評価・認証する制度。

 同社は、2010年に開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ「生物多様性ガイドライン」を制定し、国内外の工場で全員参加型の生物多様性活動を推進している。

 平塚製造所では敷地周辺を潜在自然植生の杜に囲まれた環境を生かし、従業員が定期的に野鳥観察会を開催し、四季を通じて様々な鳥類を記録している。また、年1回のモニタリング調査の継続、さらに市内を流れる金目川の保全活動や清掃活動を進めている。

 さらに同社は創業100周年にあたる2017年までに国内外の生産・販売関連拠点で50万本を植樹する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトに2007年から取り組んでいる。平塚製造所でも従業員がどんぐりから育てた苗木を敷地内に2014年11月までに約3万本植樹したほか、地域への苗木の提供も行ってきた。今回の認証はこうした生物多様性活動や植樹などの取り組みが評価されたもの。

 「ABINC」は「Association for Business Innovation in harmony with Nature and Community」の略称で、いきものと人が共生できる仕組みを創造し、科学的・技術的に検証し、事業化を推進することを目的として2013年12月に設立された団体。

 また「JBIB」は「Japan Business Initiative for Biodiversity」の略称。多様な企業が情報を共有し、国際的な視点で共同で生物多様性の保全に関する研究を進め、真に生物多様性の保全に貢献する取組を進めることを目的として2008年4月に設立された団体。
http://www.jdt-news.co.jp/news/8765/


生物多様性に配慮した工場として評価 横浜ゴム、平塚製造所が「いきもの共生事業所認証」を取得【ゴム報知新聞2017年3月23日】(野鳥観察会)
 横浜ゴムは3月22日、同社平塚製造所(神奈川県平塚市)が同21日、生物多様性に配慮した工場として一般社団法人「いきもの共生事業推進協議会」の「いきもの共生事業所認証」を取得したと発表した。

 同社は、2010年に開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ「生物多様性ガイドライン」を制定し、国内外の工場で全員参加型の生物多様性活動を推進している。平塚製造所では敷地周辺を潜在自然植生の杜に囲まれた環境を生かし、従業員が定期的に野鳥観察会を開催し、四季を通じて様々な鳥類を記録している。また、藤原一繪横浜国立大学名誉教授の下、年1回のCO2吸収固定量調査を継続し、樹木の成長に伴う変化をモニタリングしている。
https://gomuhouchi.com/other/4869/

http://archive.is/TRWRd
http://archive.is/yP5Bm
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短信 野田・コウノトリのヒナ、2羽目が誕生 /千葉【毎日新聞2017年4月9日】

 野田市のコウノトリの飼育施設「こうのとりの里」で8日、今年2羽目のヒナが誕生した。1羽目は7日にふ化しており、これで埼玉県こども動物自然公園(東松山市)から運ばれ、こうのとりの里のペアが抱卵した3個のうち2個が、ふ化したことになる。3個目もひび割れが確認できており、9日にも誕生するとみられる。野田市は、巣立ちの時期を迎える6月以降の試験放鳥を計画している。
https://mainichi.jp/articles/20170409/ddl/k12/040/243000c

http://archive.is/jN0kV
5年連続でひな誕生 試験放鳥、今年も実施へ 野田市のコウノトリ【千葉日報ウェブ2017年4月8日】(既報1ソース)

インフルエンザ・ウイルス株種急増でワクチン見直しを【日豪プレス2017年4月9日】

研究者が、鳥インフルエンザを含めワクチン強化を提唱

 伝染病研究者が、「インフルエンザ・ウイルス株の新種が急増しており、今後、保健当局はインフルエンザの大流行に備えなければならない」と提唱している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW大学にあるCentre for Research Excellence in Epidemic ResponseのNational Health and Medical Research Council (NHRMC)所属のポスドク研究員、チャウ・ブイ博士は、「鳥インフルエンザが人間の間で大流行を引き起こす可能性がある」と警告している。

 研究者は、動物感染のウイルスが人間感染タイプに突然変化する可能性、養鶏が急速に広まっている低所得国がもっともリスクが高いこと、また、過去5年間だけでもインフルエンザ株は、新サブタイプ4種、新変種3種が現れている、と警告している。

 そのため、「現行のインフルエンザ流行対策にウイルスが動物から人間に飛ぶ動きを防止することが必要だ」と述べている。

 また、人間のA型インフルエンザだけでも1918年以来新株が19回も現れている。そのうち6種は、人から人への感染が効果的になっており、10種は、獣から人に感染するウイルス、また3種は獣から人に感染する豚インフルエンザの突然変異型だった。

 ブイ博士は、「最近、特に中国で人に感染する鳥インフルエンザ感染報告が急増している。インフルエンザの予防には、この獣から人に広がるウイルスを重点的に予防することが必要だ」と語っている。
■ソース
Flu pandemic plans should be stepped up as number of virus strains jumps, researcher says
http://nichigopress.jp/ausnews/politics/141921/

http://archive.is/WkTkK
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岡山)フラミンゴと桜、ピンクの共演 池田動物園【朝日新聞デジタル2017年4月9日】

散歩の途中、桜の木の下でフラミンゴとふれあう子どもたち=岡山市北区京山2丁目

 桜が見ごろを迎えた池田動物園(岡山市北区)で8日、フラミンゴが桜と同じピンク色の羽をパタパタさせながら園内を散歩した。訪れた人たちは、フラミンゴとのふれあいと花見の両方を楽しんだ。

 フラミンゴ7羽が桜が8分咲きほどの園内を元気よく歩いた。子どもたちは「わーっ」と歓声を上げて集まり、一緒に園内を回った。桜の木の下でフラミンゴをなでたり、写真を撮ったりした。岡山市北区の蜂谷さらちゃん(6)は「かわいい。触ったらさらさらしてた。(名前が)さらだけに」と笑った。

 9日も午前11時と午後2時に散歩する予定。雨天中止。園の担当者は「フラミンゴと触れあいながら、見頃になった桜を楽しんで」と来園を呼びかけている。問い合わせは同園(086・252・2131)。(本間ほのみ)
http://www.asahi.com/articles/ASK4842RMK48PPZB002.html

http://archive.is/8pCA5

京都・嵐電 全線一時運休、鳥の巣ショートで 1万人影響【毎日新聞2017年4月9日】(他1ソース)

 8日午後2時55分ごろ、京都市の四条大宮−嵐山間など京都の観光名所を結ぶ京福電鉄=通称・嵐電(らんでん)=が全線(嵐山本線、北野線)でストップした。送電線にできた鳥の巣によってショートしたのが原因という。約6時間半後の同日午後9時22分に復旧したが、両線で計152本が運休し、約1万2000人に影響した。花見客らで混雑していたが、長時間の閉じ込めや負傷者はなかった。

 京福電鉄によると、鳥の巣は同市右京区の嵐山本線の線路わきの高圧送電線にあり、巣の一部が真下の変圧器に落下し、ショートした。このトラブルで一部の車両は駅間に停止。乗客を降ろして道路などに誘導した。路線の一部は路面を走行するが、他の交通への大きな影響はなかった。

 この日は京都地方気象台が桜の満開宣言をして初の週末。嵐山駅前にある嵐山商店街の会長で、土産物店を経営する細川政裕さん(55)は「今日は朝から雨で観光客が比較的少なく、嵐電の運休は痛手だ」と話した。【大東祐紀、礒野健一】
https://mainichi.jp/articles/20170409/k00/00m/040/093000c

京福電鉄で停電、6時間半後に再開 1万2千人に影響 鳥の巣で配線ショート?【産経WEST2017年4月9日】
 8日午後2時55分ごろ、京都市内を運行する京福電鉄の嵐山本線と北野線で停電が起きた。同電鉄によると、約6時間半後に運行を再開したが、両線で上下計152本が運休し、約1万2千人に影響した。

 線路上で立ち往生した一部列車では、乗客がその場で下車した。変圧設備の配線に鳥の巣が接触してショートしたことが原因とみられる。
http://www.sankei.com/west/news/170408/wst1704080092-n1.html

http://archive.is/onE1g
http://archive.is/oEZUc
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