2017年06月16日

中国に広がる鳥インフルA(H7N9)5月はヒト感染で37人死亡【大紀元2017年6月16日】

中国では、2016年12月以降、鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が大幅に増加し、国家衛生・計画生育委員会(NHFPC)が発表した2017年5月の報告数は72例(うち死亡37例)となった。

 日本の外務省は、発生地域に渡航・滞在する際は、こまめに手を洗う、生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避けるなど、予防に心がけるよう警戒をうながしている。

 鳥インフルA(H7N9)のヒト感染例で、これまで海外で報告された情報によると、多くの患者に発熱や咳、息切れ等の症状が見られたことに加え、重症の肺炎に発展し、なかには死に至るケースがある。しかし、病気の詳細は明らかになっていない。

 厚生省労働省によると、現時点において感染源は不明だが、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、まれに感染すると考えられている。ヒトからヒトへの持続的な感染は確認されていない。

 また、日本国内での H7N9ウィルス感染例は2011年に、国内の野鳥から検出されたことがあるが、中国で原因となっている鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスとは異なるという。現在、同型とみられるウィルスは、日本国内では、ヒトからも動物からも確認されていない、としている。

世界動物保健機構 中国のH7N9流行に言及

 世界動物保健機関 (OIE)は最近の鳥インフルに関するレポートで、中国での最近の4つの爆発的流行について記述している。2例は内モンゴル自治区で発生し、一つの大型養鶏場で飼育していた406,756羽の家禽のうち35,526羽が死亡した。残りはウイルスの広がりを抑えるため、殺処分されたという。

 もう一つの内モンゴルの養鶏場の流行は6月5日に始まり、インフル感染で2,056羽が死亡し、52,967羽の鳥が殺処分された。

 また、3月に発生した、広西チワン族自治区の養鶏場と、福建省の畜産市場からの陽性サンプルが検出され、集団感染したと報告されている。OIEの報告書には感染数は記されていない。

 中国当局は、2月に広東省の家禽市場で初めて高病原性鳥インフルエンザ H7N9型を検出した。それ以来、このウイルスは、中国北部を含むいくつかの州の家禽養鶏場で流行が起きている。

 厚生労働省による、2016年12月以降の中国国内における発生状況は以下のとおり。

2016年12月 感染者報告数(以下略)106例 うち死亡 20人
2017年 1月 192例 うち死亡 79人
2月 160例 うち死亡 61人
3月 96例 うち死亡 47人
4月 81例 うち死亡 24人
5月 72例 うち死亡 37人

 厚生労働省がうながす一般的な予防策は、●休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。●手指等の衛生保持に心掛ける。●咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。●温度の変化と乾燥しすぎに注意する。●高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。

(編集・甲斐天海)
http://www.epochtimes.jp/2017/06/27719.html

http://archive.is/HGETF
中国で4月以降24人が鳥インフル感染 過去最大規模の流行 WHOが警戒【ハザードラボ2017年5月22日】

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【時論】ワクチン接種で鳥インフルに対応するというのは後進国的発想=韓国(1)(2)【中央日報2017年6月16日】

済州(チェジュ)の烏骨鶏から始まった高病原性鳥インフルエンザ発生の震源地が群山(クンサン)烏骨鶏農家だということが明らかになり、夏に発生した鳥インフルエンザに疑念を抱いている見方が多い。もちろん、鳥インフルエンザは冬季に主に発生するものだが、感染した家禽農場が残っているなら、いくら暑い夏でも発生する可能性がある。物や外部の環境に汚染されている鳥インフルエンザウイルスは、暑い天気には簡単に死滅するが、感染した鶏や鴨は一定の体温で無数の子孫ウイルスを作る工場の役割を果たすためだ。

現在、群山の烏骨鶏農家の他に正確な震源地が把握されてないのも心配だ。実質的な震源地が他の所にある可能性もあるからだ。そのうえに、これらがいずれも小規模の地鶏、または烏骨鶏農家で、大型家禽農場と流通上のつながりがなく、本格的な大規模拡散への心配は小さいというのが幸いだ。だが、正式流通体系でない制度圏外の伝統市場でのこのような流通・屠殺・販売は消費者の安全性という面ではむしろ危険性を高める可能性がある。防疫当局の統制が及ばない家禽類の流通市場と販売商は、防疫と衛生管理の死角地帯になっているためだ。

現在、家禽類流通は政府で衛生管理を行っている家禽屠殺場でのみ屠殺し、冷蔵システムが適用されるマートや市場を通じて個別包装肉としてのみ消費者に流通するようになっている。だが、依然として既存の市場やガーデン型食堂は例外となっているため問題だ。このような伝統型流通体系がまず至急整理されてこそ、鳥インフルエンザに脆弱な市場自体を根源的に除去することができる。2008年に鳥インフルエンザが発生した時も伝統市場を中心にした鳥インフルエンザの拡散が大きく問題になって改善措置を取ったが、その構造がまったく変わっていない。峠さえ越えれば再び原点に戻る市場のため、防疫ノウハウが蓄積されないまま失敗の歴史が持続的に繰り返されているのが問題だ。

これは主務部署の普段からの施策が畜産業振興に集中しており、厳重な国家防疫体系の維持よりは生計型営業の保護という名分の下で簡単に防疫原則を崩しているためだ。国民の健康と国家防疫がかかっている重大な事案に対して後進国のように、あまりにも狭い視野でアプローチしているということだ。国民安全や防疫、衛生に関連した業務は規制緩和でなく規制を強化するのが国際的な流れだが、韓国は依然として産業論理だけでアプローチしている。

伝統市場の制度的整備問題と渡り鳥の飛来地近隣での家禽類飼育を禁止させようという議論を見ても分かる。すでにかなり前から家畜防疫対策協議会のたびに専門家らが呼びかけているが、現実的な理由で実現されず、このような社会的・産業的背景が鳥インフルエンザ流入のたびに被害を最大限に増幅させる否定的な要因になっている。これ以上、中央と地方の防疫組織内で頑張って働いた防疫公務員数人を問責して済むような問題ではない。

10段以上のケージになっている現代式自動化施設で大規模の密集飼育を行っている産卵鶏農場も収益の面では画期的だが、集団化すればするほど伝染病には脆弱になるほかない。飼料車とたまご収集車両、中間商人の出入り頻度が頻繁になれば、それだけ鳥インフルエンザへの伝染危険が高まる。行き過ぎた密集飼育は動物の福祉にも反することだ。すなわち、産業界が参加せずには鳥インフルエンザ防疫は成功し難い。

この他にも集中的予察や早期警報システム、初動防疫と迅速な殺処分システム、現場防疫に向けた地方自治体の防疫組織の強化など、われわれが鳥インフルエンザによる被害の最小化に向けて取り組む措置は多い。初動防疫の失敗、申告漏れなどの人災的要因を補完せずワクチン接種政策に転じるのは下策中の下策だ。長期的に国民の健康に対する不安と産業競争力を弱化させる可能性があるからだ。

鳥インフルエンザに対するワクチン接種は、感染する場合に症状やへい死などの被害を明らかに減らすことができる。だが、先進国であるほどワクチン接種の代わりに早期根絶に向けた政策を追求する理由を分かってこそ、後進国に転落することを避けることができる。ワクチン接種後に症状はなくても鳥インフルエンザに感染する可能性があり、少量でもウイルスが排出されるため飼育する畜主の申告を期待することができないことから、感染農場の家禽産物に対する流通禁止措置がほとんど不可能になる。そうすれば、結局、消費者とウイルスがつながるルーツが作られる危険性が大きくなるため、先進国ではワクチン接種を下策と見ているわけだ。

ワクチン接種群と野外感染群を鑑別できるなら、検査を通じて感染農場を区分することはできるだろうが、全国の家禽農場を随時全部検査して洗い出すのは現実的にも不可能だ。その場凌ぎで事実を糊塗する言葉であり、完ぺきに鑑別する方法も確実なものがないのが現状だ。

だが、非常事態に備えて最も流入の可能性が大きい鳥インフルエンザウイルスに対するワクチン注射を開発し、一定量の非常用ワクチンを作って備蓄しておくような非常に備えたシステムを確保するのは必ず必要だ。このためにはワクチン製造会社にも生産システムを備えるように支援しなければならない。また、鳥インフルエンザの緊急ワクチンの製造・許可システムも「プラットホーム」の許可など、非常時に備えた最短期間の許可システムを備えるように準備しておくのが安全な方策だ。

キム・ジェホン/ソウル大学獣医科教授
http://japanese.joins.com/article/247/230247.html
http://japanese.joins.com/article/248/230248.html

http://archive.is/6z3mG
http://archive.is/VQIbo
鳥インフル 殺処分された家禽類20万羽迫る【KBS WORLD RADIO2017年6月16日】
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鳥インフル 殺処分された家禽類20万羽迫る【KBS WORLD RADIO2017年6月16日】(韓国)

今月はじめに発生した高病原性鳥インフルエンザによって、これまでに20万羽近い家きん類が殺処分されました。
農林畜産食品部が16日に発表したところによりますと、今月はじめに発生した高病原性鳥インフルエンザによってこれまでに殺処分されたニワトリやアヒルなどの家きん類は、19万3000羽だということです。
また、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたのは、6つの広域市・道、13の市・郡の合わせて35か所の農家です。
一方、10日に慶尚南道(キョンサンナムド)固城(コソン)郡で、感染の疑いがあるという届出があって以降、新たな届出はないということです。
農林畜産食品部は、防疫に総力を挙げています。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=63992

http://archive.is/zWOWP
韓国で再びHPAI 6月に13か所でH5N8亜型【鶏鳴新聞2017年6月15日】
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産業動物→ペット、地方→都会 「加計問題」で本質′ゥえず― 獣医師「偏在」 是正こそ【日本農業新聞2017年6月16日】

養鶏場で衛生管理などを指導する公務員獣医師(左)。食の安全に重要な役割を果たす(高知県大川村で)
 学校法人「加計学園」による獣医学部の新設を巡る問題。“総理のご意向”など手続き論への批判や報道が集中し、政府は幕引きを図ろうとしているが、産業動物獣医師の偏在という課題をどう解決するのか、本質の議論がなされずじまいだ。高病原性鳥インフルエンザの発生など家畜防疫の重要度が増す中、大学開設だけで解決できるのかは不透明で、処遇の改善、産業動物獣医師の果たす役割への社会的な認知度向上など、幅広い対策が求められる。
食の安全に貢献 大学開設より社会的認知を
 同学園と愛媛県今治市は2007年以降、15回にわたり同市での獣医学部新設を求めてきたが、文部科学省に却下されてきた。だが同市が国家戦略特区の指定を受けると、16年に安倍晋三首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議が52年ぶりの獣医学部新設を認可。17年1月、同市で獣医学部を設置する事業者として同学園が選定された。

 同学園の学部開設は「獣医学部がない四国地方に新設する」ことを掲げ、特区として認可を得た格好だ。同学園は、家畜の感染症への初動対応や学術的な拠点としての役割を強調する。

 同学園が開設を目指す岡山理科大獣医学部は定員160人。全国16の獣医系学部と学科を合わせた定員数930人の2割に当たり、開設されれば全国最大となる。獣医師不足に悩む高知県の獣医師は「家畜疾病への対応力強化につながるならば、四国に獣医学部がないので開設はありがたい」と歓迎する。

 四国だけでなく、東海や九州地方では獣医師不足はさらに深刻という指摘もある。
防疫に支障も
 農水省によると、全国の獣医師数は14年に3万9000人。同省は「全体として不足しているのではなく、地域や職域に偏在がある」と分析する。犬や猫など小動物診療に当たる獣医師が4割と最も多く、牛や豚など産業動物の診療に従事する公務員や団体などの獣医師は約2割にとどまる。特に地方の自治体で確保が進まず、鳥インフルエンザや口蹄(こうてい)疫といった重大な疾病が発生すれば、防疫対策に支障が生じかねない状況にある自治体もある。

 ただ、地方に獣医学系大学を開設すればこうした課題を解決できるかというと、単純ではない。14年8月に開かれた国家戦略特区ワーキンググループの議事録にも「地方に獣医学部があっても、必ずしも地方に獣医師が増えるわけでない」との意見が残る。

 議事録によると、文科省は獣医学部のある全国の16大学を都市型(札幌、東京、名古屋、大阪近郊)と地方型に分け、入学率と就職率を分析。地方では、所在地以外の地域から入学し、他地域に就職する傾向が見られたとして「地方の場合は卒業生がその地域に定着するかというと、必ずしも高くない」と指摘している。
特区でなく・・・
 日本獣医師会は一貫して、特区による獣医学部新設は「なじまない」との考えを示してきた。大学の立地や学生の増加が必ずしも獣医師の偏在解消につながらず、需給対策は国全体の施策として対応すべきとの考えだ。

 獣医師会は「現場で家畜の臨床を教える専任教員の確保が最大の課題」と現状を指摘。学部新設に“総理の意向”が働いたとの疑惑について、同会の北村直人顧問は「政治判断で決めたこと。論じる立場になく、行く末を注視したい」と静観する。(福井達之)
待遇改善が不可欠
 獣医師教育の改善などに取り組んできた食の安全・安心財団の唐木英明理事長の話

 獣医師といえば多くの人がペット診療を思い浮かべる。畜産業すなわち食を守るという、重要な職業であることを認識しない獣医学生もいる。大学教育を通じ、社会的な意義や職業としての面白さを学生に伝えることが重要だ。志を持った学生を地方でつなぎとめるには、給与や勤務形態などの待遇改善も不可欠だ。
https://www.agrinews.co.jp/p41131.html

http://archive.is/X9nEn
加計学園問題 獣医学部の要不要論を冷静に【読売新聞2017年6月6日】
「加計」のため京産大外しか 獣医学部新設 必要な聞き取りせず 宮本徹議員が指摘【しんぶん赤旗2017年6月6日】
官房長官「出どころなど明らかでない文書は確認調査せず」【NHKニュース2017年6月5日】
加計学園問題、論点は 特区に獣医学部新設、国会で論争【朝日新聞デジタル2017年4月17日】
加計学園問題、論点は 今治市を特区指定、獣医学部新設【朝日新聞デジタル2017年4月15日】)
加計学園 岡山理大獣医学部設置を申請 キャンパス整備計画も示す /愛媛【毎日新聞2017年3月26日】
「総理の長年の友人が利益」? 戦略特区、国会で論戦に【朝日新聞デジタル2017年3月22日】
特区で獣医学部新設、首相が関与否定 知人が学園理事長【朝日新聞デジタル2017年3月14日】
岡山理大 獣医学部を認定【読売新聞2017年1月21日】
加計学園が愛媛・今治に獣医学部 特区事業者応募 18年春開設計画【山陽新聞デジタル2017年1月11日】
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噴火中の島にも海鳥を追う学者 熱すぎる情熱で言葉止まらぬ【NEWSポストセブン2017年6月16日】

【国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所の川上和人氏】

「船で24時間かかって小笠原諸島の父島に到着したところです。毎年やっている調査で、これから1か月半滞在して、10島ほど無人島を回って海鳥などの生態調査をする予定です。

 今は雨がザーザー降っています。雨が降ると鳥は飛ばないし、普段とは違う行動をして調査ができません。まあ、そういう天気なので仕方ないでしょう。小笠原はもうすぐ梅雨が明けるので、そうすると海も凪いで調査にうってつけの季節になる。ほら、無人島って桟橋とかないので、海が穏やかじゃないと上陸できないんですよ。

 今日ですか? 別の仕事で、噴火中の西之島(東京都)の周囲をクルーズ船で見てきました。地響きのような音を響かせて噴火していましたよ。去年は上陸して海鳥の調査ができたんですけど」

 電話の向こうで、川上和人氏(44)はそう話した。同氏は国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所の主任研究員で、ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』の著者である。

 取材依頼をすると研究所のスタッフが、「先生は今日から出張なんですよ……」と応対。戻ってきたところで取材したいと伝えると「いや、離島に行ってしまって、1か月以上は戻りません」というのである。

 慌てて本人の携帯番号を教えてもらい電話すると、「2日後に小笠原で時間がとれるので、電話でどうぞ」と明るい声で返答があり、なんとか取材が成立した。

 著書は、軽妙な筆致とちりばめられたギャグですらすら読み進められるうえ、行間からは鳥類に対する愛がにじみ出る。何より“研究のためなら何でもやる”という情熱が凄まじいのだ。火山活動が活発な西之島にも、川上氏は1995年と2004年に上陸調査を行なっている。

 2013年11月の噴火で一度は調査の術を失うが、翌年にNHKの協力を得て無人飛行機で島にいる海鳥を撮影する“プロジェクト”に参加。高度を下げすぎて無人機のプロペラに噴石が当たって破損するといったアクシデントに見舞われながらも、3回目の挑戦で見事にカツオドリの姿をカメラで捉え、生息を確認したという。

「さすがに噴火中の島は危ないから行きたくない。でも、そこには生物がいる。それは見たい。なので、今はドローンを飛ばして調査することを考えています。内地にいる時は操縦の特訓をしています(笑い)」(川上氏)

 小笠原諸島だけでなく、川上氏は八重山諸島、さらには海外のボルネオ島や無人島の森に分け入って調査を行なう。断崖絶壁に囲まれ、港もない無人の南硫黄島に上陸するため、前年からスイミングプールで泳力を、クライミングジムで垂直の壁を登る力を鍛えるなど、フットワークの軽さは尋常でない。川上氏はこういう。

「あくまで仕事なので危険なことはしちゃいけないと思っています。ただ、調査しやすい場所の調査はすでに、終わっているので、必然的に過酷になっていくんです」

 大量に小バエを飲み込んでしまったり、耳の中に蛾が飛び込んで取れなくなったりと、不快な思いもしょっちゅうあるという。

「海鳥がどこにどのくらいの数、生息しているかは生態系にも様々なかたちで重要な影響を与えます。海鳥のフンや尿には窒素やリン酸など植物にとっての栄養分が含まれている。人間が持ち込んだ外来生物によって海鳥が一度減ってしまった後に、外来生物を駆除すると陸地の窒素やリン酸も増えるのか、とかそういうことを調べていく。

 とにかく、研究成果が出た瞬間というのは、世界中の誰も知らないことを自分だけが知っているという状態なんです。世界中になかった知識がひとつ増える、それを増やしたのは自分。研究者としてそれはたまらない瞬間で、みんなに教えたい、伝えたい、という気持ちになる」

 研究の醍醐味を語る受話器越しの川上氏の言葉は止まらなかった。

※週刊ポスト2017年6月23日号
http://www.news-postseven.com/archives/20170616_563353.html
http://www.news-postseven.com/archives/20170616_563353.html?PAGE=2
http://www.news-postseven.com/archives/20170616_563353.html?PAGE=3

http://archive.is/Uemu5
http://archive.is/Ismi6
http://archive.is/WjGwt
本よみうり堂 評・稲泉連(ノンフィクションライター)『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』 川上和人著【読売新聞2017年6月5日】
鳥類学者だからって鳥が好きとは限らない 研究者が最高に楽しめる本を書いた!【東洋経済オンライン2017年4月22日】
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
川上 和人
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佐世保の自然に関心持って 保護団体がガイドブック【読売新聞2017年6月16日】

 佐世保市の自然保護団体「ふるさと自然の会」は、市内で見られる珍しい動植物などを紹介した「続・させぼ自然ガイドブック」を刊行した。川内野善治会長(69)は「地元の子どもたちが古里の生物に関心を持ち、自然保護活動に目を向けるきっかけになればうれしい」と話している。

 1996年に発行されたガイドブックの続編。20年間の調査結果をまとめており、約350種を写真付きで解説している。

 地域の特色ある生物を、合併前の市町単位で取り上げたコーナーもある。

 旧佐世保市の農業用ため池などで見られるトンボ「アオサナエ」は、昨年6月、会が県内で初めて観察した。小佐々町では希少種の「アサクサノリ」を見ることができるという。

 世知原町に分布するトンボの「ミヤマアカネ」を守るため、同会が生息地の棚田で稲作に取り組んでいることなども説明している。

 コラムも数多く掲載しており、食べられる木の実、磯の魚などを観察する時の注意、宇久島でのバードウォッチングなどについて紹介している。野鳥やカエル、セミの鳴き声を録音したCDも付いている。

 A5判、200ページ。2000部を発行し、このうち1000部を市内の書店などで販売、600部を市内の小中学校や図書館などに寄贈する。2000円(税別)。問い合わせは同会(0956・78・2865)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20170615-OYTNT50247.html

http://archive.is/9q4Nv
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探鳥日記 「行々子」夏の季語にも【佐賀新聞LiVE2017年6月16日】

 ヨシ原へ行くと「ギョギョシ、ギョギョシ…」という大きな声が聞こえてきます。

 オオヨシキリが鳴いている声です。大きな声で鳴くことで縄張りを主張しています。オオヨシキリは夏鳥で、南の国から4月ごろ日本へ渡ってきます。

 俳句では「行々子(ぎょうぎょうし)」として夏の季語となっています。

 オオヨシキリはヨシ原に巣を作って子育てし、寒くなるころにまた南の国へ旅立っていきます。最近は、河川改修などでヨシ原がなくなり、姿が見られなくなったところもあります。なんの変哲もないヨシ原も鳥たちにとっては大事な住処(すみか)です。(日本野鳥の会佐賀県支部事務局長)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/438245

http://archive.is/dUrUD
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「出雲コーチン」ブランド化へ 利用推進協が設立【山陰中央新報2017年6月16日】

 島根県立出雲農林高校(出雲市下横町)などでふ化に取り組んでいた鶏「出雲コーチン」の利用促進協議会が15日、出雲市内で設立総会を開き、島根初の地鶏ブランド化に向けた体制が整った。肉質を評価する声が一部にありながら、絶滅しかけた種の復活に官民一体で挑むが、生産量の目標設定の前提となる、交配種選定といった飼育技術の確立や、生産者確保などの課題が山積している。
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=565708004

http://archive.is/ETao2
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広島「つばめ交通」車庫にツバメの巣が20個【毎日新聞2017年6月16日】

「つばめ交通」の車庫に作られたツバメの巣=広島市東区で2017年6月15日、山田尚弘撮影
 広島市東区でタクシーなどを運行する「つばめ交通」の車庫の天井に、ツバメの巣が約20個でき、話題になっている。1989年の建設時から毎年飛来。ひなが懸命にくちばしを開け、親鳥が運ぶ餌を待つ。

 社名と同じ鳥という縁から温かく見守ってきた。悩みの種はフン。黒色の車体に落ちると目立つため、天井に約20個の傘を逆さにつるして防いでいる。

 時には守備範囲外に“粗相”をするツバメもいるが、同社は「動く広告塔として社員全員が親しみを持っており、フン害には憤慨しません」。【山田尚弘】
https://mainichi.jp/articles/20170617/k00/00m/040/054000c

毎小ニュース ぴよぴよNEWS つばめタクシーにツバメ【毎日新聞2017年6月19日】
「つばめ交通」の車庫内を飛ぶツバメ=広島市東区で2017年6月15日、山田尚弘撮影
 広島市東区ひろしましひがしくでタクシーなどを運行うんこうする会社かいしゃ「つばめタクシー」の車しゃこの天てんじょうに、ツバメのす=写真しゃしん=がやく20こできて、わだいになっています。

 1989年ねんにたてたときから、毎年まいとしとんできています。ひなはけん命めいにくちばしをあけ、おや鳥どりがえさを運はこぶのを待まっています。

 社名しゃめいと同おなじ鳥とりという“えん”から、社員しゃいんたちはあたたかく見守みまもっていますが、なやみはフンです。黒くろい車体しゃたいに落おちると目めだつので、天てんじょうにやく20本ぽんのかさを逆さかさにつるしてふせいでいます。
https://mainichi.jp/articles/20170619/kei/00s/00s/011000c

http://archive.is/A1fqC
http://archive.is/wuYjn
タグ:ツバメ
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カルガモ親子 よちよち歩き 子育て見守って ひろしま美術館 /広島【毎日新聞2017年6月16日】

愛らしい姿を見せるカルガモの親子=広島市中区で、山田尚弘撮影
 中区基町の「ひろしま美術館」の中庭に子育て中のカルガモがお目見えし、水路で水浴びをしたり、列になって歩く姿が来館者の目を楽しませている。

 職員が8日、親鳥1羽とひな6羽が歩いているのを見つけた。理由は不明だが13日ごろからひな1羽がいなくなった。同館によると、1978年の開館以来、カルガモが訪れたのは初めてという。


巡回中の警備員の後をついて行こうとするカルガモの親子=広島市中区で、山田尚弘撮影
 同館が広島市安佐動物公園(安佐北区)に問い合わせたところ、親鳥がどこからか飛んできて卵を産み付けたとみられるという。同美術館は建物をぐるりと囲むように塀があって天敵から身を守りやすい上、水路には餌となる藻も多くあるため、この場所を選んだとみられる。

 横山俊介総務部長(55)は「あくまで野生なので、餌付けしたり、脅かしたりせず、そっと見守ってほしい」と話している。【山田尚弘】
https://mainichi.jp/articles/20170616/ddl/k34/040/585000c

http://archive.is/lnkgd
タグ:カルガモ
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子鹿を捕えて飛ぶイヌワシ、伊吹山でカメラマンが撮影【産経WEST2017年6月16日】

伊吹山で子鹿をとらえたイヌワシ
 滋賀県米原市の伊吹山で「イヌワシ」が子供のシカを捕獲して飛ぶ姿を愛好家が撮影した。イヌワシは野ウサギを餌にするケースが多いが、子鹿を捕らえる姿は珍しいという。

 琵琶湖水鳥・湿地センター(長浜市湖北町)の池田昇平専門員によると、イヌワシが子鹿をとらえた場面だという。イヌワシが大きく翼を広げ、黄色い両足で子鹿の尻の部分をつかんで飛ぶ姿をとらえている。

 撮影者は愛知県大府市追分町、元会社員、秋田豊和さん(62)。秋田さんによると、今月6日の昼ごろ、標高約1000メートル付近の伊吹山ドライブウェイで撮影した。秋田さんは8年前から年間40日以上伊吹山に通い、野鳥などの撮影を続けているという。秋田さんは「こんな写真は初めて」と話す。

 イヌワシは猛禽(もうきん)類で翼を広げると約2メートル。空中から急降下して野ウサギなどの小動物を狙う。絶滅危惧種で、全国での生息数は500羽程度とされる。伊吹山はイヌワシを山上から見下ろして撮影できる全国的に数少ない撮影スポットとされ、山上には多くの愛好家が訪れている。
http://www.sankei.com/west/news/170616/wst1706160017-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/170616/wst1706160017-n2.html

http://archive.is/xqVFw
http://archive.is/kDojS
タグ:イヌワシ
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長野 ライチョウ卵、無事到着 大町山岳博物館【中日新聞2017年6月16日】(他1ソース)

上野動物園で産まれた卵3個が入った携帯型ふ卵器を飼育舎に運ぶ関係者=大町市の市立大町山岳博物館で
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 国の特別天然記念物ニホンライチョウの保護増殖事業で、環境省は十五日、上野動物園で産まれた有精卵三個を大町市立大町山岳博物館に移した。鳥羽章人館長は「慎重に取り扱い、ヒナを誕生させたい」と話した。

 上野で産まれた卵の一部を大町でふ化させて飼育し、大町で産まれた個体とつがいにする狙い。繁殖には、両親が異なる別施設で産まれた個体をつがいにする必要があるためだ。

 三個の卵は、携帯型ふ卵器に入れられて北陸新幹線でJR長野駅に着き、同駅からは車で同館に運ばれた。移された卵は五月二十三〜二十八日に産まれ、六月二十日前後にふ化する見通し。

 同省は、今月下旬には富山市ファミリーパークで産まれた卵を上野動物園に、七月上旬には大町市立大町山岳博物館で産まれた卵を同パークに移す方針だ。

 (林啓太)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170616/CK2017061602000016.html

ニホンライチョウ 卵、大町へ 東京・上野動物園から 20日前後にふ化 /長野【毎日新聞2017年6月16日】
 環境省が大町市立大町山岳博物館など3施設と取り組んでいる国の特別天然記念物ニホンライチョウの保護増殖事業で、上野動物園(東京都)で産まれた卵3個が15日、大町山岳博物館に移された。人工繁殖を今後進める上で、同じ両親から産まれた卵が同一施設に偏らないようにする措置。3個の卵はいずれも受精卵と確認されており、順調にいけば今月20日前後にふ化する見込み。

 保護増殖事業では2015、16年度に乗鞍岳でニホンライチョウの卵22個を採取した。大町山岳博物館、上野動物園、富山市ファミリーパークで分散飼育し、オス11羽、メス3羽の計14羽が育った。今春、交配を試みた結果、3施設で35個を産卵。このうち、大町山岳博物館では6月3〜13日に6個の卵が産まれた。

 上野動物園では13個の産卵が確認されたが、すべて1組の両親から産まれた。将来的な遺伝的多様性を確保するために、受精卵を分散させ、将来、別の施設で産まれた成鳥とつがいを形成させる必要がある。

 この日、大町山岳博物館に運ばれたのは、5月23、25、28日に上野で産まれた卵。大町山岳博物館の担当者が卵を携帯ふ卵器に入れて、東京から新幹線と車を乗り継ぎ、慎重に運んだ。今後、大町山岳博物館で産まれるひなとともに育てる。

 環境省は今後も、富山から上野へ、大町から富山へそれぞれ受精卵を移し、ふ化や育雛(いくすう)に取り組む。【小川直樹】
https://mainichi.jp/articles/20170616/ddl/k20/040/016000c

https://megalodon.jp/2017-0616-2242-31/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170616/CK2017061602000016.html
http://archive.is/2T875
長野 上野動物園の3個、大町へ ライチョウ卵を長距離移動【中日新聞2017年6月15日】

野生下トキ1歳雌が抱卵中止 繁殖経験未熟が原因か【新潟日報モア2017年6月16日】

 環境省は16日、4月に1歳雌としては国内で初めて抱卵が確認されたトキが抱卵を中止したと発表した。このトキは「繁殖を始めるのは2歳ごろから」という「定説」を覆し、ふ化が期待されていた。繁殖経験が未熟だったことなどが原因とみられる。

 同省によると、抱卵を中止したのは野生下で生まれた1歳雌と2016年秋に放鳥された5歳雄のペア。佐渡市で4月27日に抱卵を確認していた。ふ化予定日の5月26日を過ぎても卵を温め続けていたが、6月14日に環境省職員が巣に2羽ともいないことを観察。卵の殻を回収した。卵は無精卵だったとみられる。

 環境省佐渡自然保護官事務所の若松徹首席自然保護官は「期待していただけに残念。この経験を生かして来年は1羽でも多くの子孫を残してほしい」と話した。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/toki/habatake/20170616330143.html

1歳雌野生トキ抱卵やめる 新潟・佐渡【産経ニュース2017年6月19日】
 環境省は19日までに、新潟県佐渡市の野生で生まれ、抱卵が確認されていた国の特別天然記念物トキの1歳雌が抱卵をやめたと発表した。2歳未満のトキの抱卵が確認されたのは国内初で、孵化(ふか)するかどうかが注目されていた。

 環境省によると、ペアは1歳の雌と、平成28年に放鳥された5歳の雄。4月27日に抱卵を確認、5月下旬ごろに孵化する予定だったが、今月14日、2羽とも巣におらず、抱卵をやめているのを確認した。

 野生で生まれた別の1歳雌と野生の雄のペアによる抱卵も5月に確認されていたが、その後抱卵をやめたのが判明していた。

 環境省の若松徹首席自然保護官は「個体が若く繁殖経験がなかったせいか、孵化まで至らなかったのは残念。今後は1歳でも繁殖に参加しうると踏まえた上で保護活動を展開したい」と話した。
http://www.sankei.com/life/news/170619/lif1706190019-n1.html

http://archive.is/lQiBi
http://archive.is/xdTlY
1歳雌のトキが抱卵  佐渡市の野生下で 定説覆す【新潟日報モア2017年5月21日】
タグ:トキ 佐渡島
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トキの気分で“餌”探し 佐渡新穂 親子で生きもの調査【新潟日報モア2017年6月16日】

トキの餌となる生きものを調べる子供たち=佐渡市新穂長畝

 トキの餌となる生きものを調査する「トキの里探検隊」が、佐渡市新穂長畝のトキの森公園そばの水田で開かれた。親子5人がたも網を手にカエルや昆虫を捕まえ、生きものがすみやすい環境づくりについて学んだ。

 佐渡生きもの語り研究所が主催し、11日に開いた。はじめに講師役のトキガイド陣田浩次さんが、トキは水田や周辺の水路などで餌となるドジョウやカエルを捕ることなどを説明。「トキの気持ちになって生きものを探してみよう」と呼び掛けた。

 参加者はたも網を水田の中に入れて泥を取り、その中から生きものを探した。ヤマアカガエルやオタマジャクシ、クロサンショウウオなど10種類以上の生物や昆虫が見つかり、図鑑と見比べて特徴を学んでいた。

 金井小1年の梅川燈春君(7)は「捕まえるのがとても難しかった。田んぼにはたくさんの生きものがいることを実感した」と話した。

 トキの里探検隊は18日にも開かれる。事前申し込みが必要で、大人千円、小中学生500円。午前10時にトキの森公園に集合する。

 問い合わせは佐渡生きもの語り研究所、0259(22)2658。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20170616330101.html

http://archive.is/IEm2V
タグ:トキ 佐渡島
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船橋市長選 「メディカルタウン」構想 推進の是非、温度差鮮明 千葉【産経ニュース2017年6月16日】(野鳥生息地)

 18日に投開票される船橋市長選は、いずれも無所属で、新人の元市議、門田正則氏(70)、再選を目指す現職の松戸徹氏(62)=自民、公明、民進推薦、新人の前県議、西尾憲一氏(66)、新人の美術家、薮内好(たかし)氏(69)=共産推薦=の4人が立候補(届け出順)。待機児童や慢性的な交通渋滞の問題など要望の多い課題と並び、市民の健康・福祉に密接にかかわる「メディカルタウン」構想の是非が注目されている。人口63万都市、船橋の未来に向けて論戦が繰り広げられている。

 ◆医療センター移転し整備

 市中央部を流れる海老川の上流地区(東町、米ケ崎町、夏見など)。東葉高速鉄道と交差する周辺には緑地や畑などが広がり、市民が遊歩道をゆったりと散歩する。この地区(約78・5ヘクタール)で進められているのがメディカルタウン構想だ。

 市によると、区画整理を行い、老朽化した市立医療センター(同市金杉)を移転して建て替え、機能を充実させる。また、周辺に医療・福祉関連施設を整備する。さらに東葉高速鉄道の新駅を誘致、商業・業務地区や住宅地区を整備していくという。

 市は地権者約600人に構想を説明。地権者の意向調査を行った上で、関係機関と協議。事業計画を策定し、平成33年度をめどに事業着手したい考えだ。

 ただ、医療の充実を求める声もある一方、自然環境を残してほしいという要望も多い。市内在住の主婦(32)は「春は桜が美しい。医療センターを新しくする計画には賛成だが、自然環境に配慮して」。野鳥を撮影していた元会社員の男性(67)も「船橋の中央部に残された貴重な野鳥の楽園だ。自然を保全してほしい」と訴える。

 市の担当者は「海老川の水辺空間や周辺の自然環境に配慮して構想を進めていきたい」と説明する。

 この構想をめぐる4陣営の政策や見解は異なり、その温度差は鮮明だ。

 門田陣営は「医療センターがある金杉地区には建て替え可能な用地がある。海老川上流地区に移転する必要はない。手術・入院機能は金杉地区に残すべきだ」と主張。松戸陣営は「構想を進め、健康都市にしていく。東葉高速鉄道の新駅を設置して全国のモデルとなる便利な医療エリアにする」という考えだ。

 西尾陣営は「長期的な視点に基づいた都市計画が必要だ。新駅構想を進め、市役所や文化ホール、図書館を建設して行政・文化地区にすべきだ」と提唱。薮内陣営は「医療センター移転・建て替えを口実に海老川上流地区を大規模開発しようとする計画だ。市民にもっと情報公開すべきだ」と批判する。

 ◆数十年後を見据えた選択

 このほかにも人口が増える船橋には課題が山積している。保育所の待機児童は27年4月、625人に達した。市は緊急アクションプランを策定。2年間で定員枠を大幅に拡大した。それでも今年4月の待機児童は81人で、「ゼロ」に向けた取り組みはこれからも続く。市街地やふなばしアンデルセン公園(金堀町)周辺などでの渋滞緩和も市民は待ち望む。

 いずれの課題も早急な対応が期待されるとともに、市民生活と密接にかかわるテーマ。市民にとって数十年後の船橋を見据えた選択となりそうだ。
http://www.sankei.com/region/news/170616/rgn1706160060-n1.html

http://archive.is/9C5xk
タグ:開発
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しぜん最前線 緑と水と人 群馬 カワウ撃退 飛び立つ ドローン作戦【毎日新聞2017年6月16日】

追い払い、巣の拡大も阻止
 カワウによる川魚の食害対策にドローンを使う動きが始まっている。ただ追い払うだけではなく、巣にドライアイスを投下するなどして、ゆくゆくは繁殖そのものを抑制するのが狙いだ。

 ダダーン! 川面を飛行するドローンがぶら下げたスピーカーから銃声が響く。群馬県桐生市の渡良瀬川。ヤマメやアユの人気釣り場で、地元の両毛漁協はカワウ被害に頭を悩ませている。

 川岸の木々にカワウが1カ所で500〜600羽の巨大コロニーをつくり、放流された稚魚を捕食する。「カワウは大食で1羽が1日に500グラムの魚を食べる」と話すのは、中島淳志組合長(45)。跳ねる魚を待ち伏せするしかないアオサギなどと違って、カワウは潜水能力が高く、10メートル以上潜ることができるという。500グラムはヤマメの稚魚200匹分にも及ぶ。

 銃声を聞いたカワウは水面を蹴って逃げていったが、これはあくまで「餌場」から追い出して恐怖心を持たせるのが目的。ドローンでむやみにコロニーから追い払えば、大集団が別の地域に移動して他県にまで被害が拡大する恐れもある。

 同漁協では巣の拡大を防ぐため、巣を作りそうな所に釣りざおを使ってテープを巡らせる試みをしていた。ドローンを活用したところ、高い場所まで張ることができた。テープが風になびく音をカワウが嫌う効果も期待できる。

 カワウの数は全国的に増加傾向にある。その原因は何なのか。中央水産研究所内水面研究センターの坪井潤一研究員(38)は「地球温暖化です。魚食性の鳥は全世界的に増えていると言われています」と説明する。

 「シカの増殖と同じで、冬を越すのが容易になり、幼鳥が死ななくなった」。一方で、護岸工事で魚が身を隠す場所が減ったことや、放流数が増えたことにより、鳥が魚を捕食しやすくなり、個体数増加に拍車をかけた面もあるという。

 地道だが空気銃による有害駆除が最も効果的だ。150メートルほど離れた対岸からコロニーを見ると、1本の木に何十というカワウが止まっている。テープで拡大を防いで1カ所に集中させたところを、空気銃で狙う。昨年実施したハンターによる射撃では、350羽以上を駆除できた。

 坪井研究員が提唱するもう一つの策が「ドライアイス投下」だ。タブレット端末の画面を見ながらドローンを操縦し、木の上にある巣の中にドライアイスを落とす。「卵の一部に触れただけでもふ化しなくなります」。想像するとクレーンゲームのような光景だが、繁殖抑制に効果が期待されている。

 ■ことば

カワウ
 カツオドリ目ウ科の鳥。世界中に生息するが、日本では1970年代に減少した。その後河川の水質改善で餌となる魚が増えたことや、温暖化で冬を越しやすくなったことから、90年代以降、数が飛躍的に増えた。全長80〜100センチ。くちばしの先端はかぎ状で、根元に黄色い部分があり、足には水かきが付いている。全国内水面漁協連合会によると、2008年の全国での川や湖などでの水産被害額は103億円に及ぶ。
https://mainichi.jp/articles/20170616/ddl/k14/040/029000c

http://archive.is/66yDX
野生のカワウ駆除、ドローン活用…巣に薬品噴霧【読売新聞2017年5月7日】
カワウ食害対策に躍起 広島県【中国新聞アルファ2017年5月1日】
山口県、カワウ駆除へ新作戦【中国新聞アルファ2017年4月10日】
大野川アユ放流 ドローンでカワウ追い払い【OBS大分放送ニュース2017年4月6日】
カワウ駆除補助拡充 県、ドローン活用も【岐阜新聞2017年2月27日】
広島県が初のカワウ管理計画【中国新聞アルファ2017年4月6日】
害鳥対策にドローン出撃! 「音で驚かす」「猟銃の発射音を鳴らす」「巣にドライアイスを運ぶ」【ライブドアニュース(Jタウンネット)2016年10月9日】
ドローンでカワウ対策 広島県【中国新聞アルファ2016年9月27日】
カワウ対策協でアユ漁被害防止へ【中国新聞アルファ2016年3月17
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わが子が側溝に 救助隊カモーン!【福島民報2017年6月16日】

救出された子ガモ=15日午前10時ごろ
 15日午前9時15分ごろ、郡山市桑野のうねめ通りの車道沿いにある側溝に「カモが落ちている」と、郡山消防署に通報があった。
 消防署員が駆け付けると、側溝からカモの鳴き声が聞こえ、深さ約1メートルの側溝に子ガモが落ちて上に上がれなくなっていたという。署員が側溝に入って子ガモ7羽を救出。また、側溝の近くにいた親ガモ1羽が車道に飛び出して来たため、署員が車両に注意を促しながら、親ガモを安全な場所に誘導。親ガモと子ガモを近くの川に放した。
 署員は「側溝に落ちた子ガモを心配した親ガモが助けを呼んだのかも」と語った。
http://www.minpo.jp/pub/topics/hotnews/2017/06/post_1424.html

http://archive.is/N1Vm7
タグ:カルガモ
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親ガモと子ガモ...工場で『水上散歩』 職員ら携帯撮影待ち受けに【福島民友新聞2017年6月16日】

池で悠々と水上散歩を楽しむ親ガモと子ガモ=本宮市
 本宮市の半導体製造アルス敷地内の池に15日、カモの親子が突然お目見えした。職員の見守る中、親ガモと子ガモ10羽が悠々と水上散歩を楽しんだ。

 同社によると、毎年6月ごろ、親ガモが子ガモを連れて池に訪れるという。滞在時間は毎回数時間ほどだが「今年も来てくれるかな」と心待ちにする職員も多いという。

 昼食休憩時間には職員が次々と池を訪れ、携帯電話などでカモたちの姿を撮影。カモたちも「携帯電話の待ち受け画面にするのかも」と澄まし顔だった。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170616-180785.php

http://archive.is/2bYEQ
タグ:カルガモ
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鳥インフル半年 防疫 再構築進む 清水【十勝毎日新聞2017年6月16日】

道内初の発生を受け、管内の養鶏場は防疫体制を強化している(ホクリヨウ十勝農場)
 清水町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されてから、16日で半年。家きんで道内初の発生例は多くの教訓を残し、管内の養鶏場や行政は防疫強化や関係団体との連携を進めている。渡り鳥の飛来シーズンは終わったが、今月に入って韓国では感染が多発していて、専門家はウイルスの活動が弱まる夏場も警戒を呼び掛けている。

 清水町美蔓で採卵鶏600羽を飼育する十勝エッグフォレストは、この半年で鶏舎出入り口の消毒方法を見直し、給餌方法を改めた。鶏舎は発生源の農場から10キロ圏内。昨年12月以降、感染を疑い眠れない日を過ごしたという牟田健代表は「毎朝鶏舎の鍵を開けるのが怖かった。今までは平飼いの飼育エリアに入って餌をまいていたが、餌箱を作って人は入らないようにした」と語る。

 管内で最大規模の約27万羽を飼育するホクリヨウ十勝農場(音更町)は、感染予防だけでなく施設外へのまん延防止も強化。久末洋輝農場長は「万が一感染しても他地域に広げないことが求められる。職員にも防疫意識を毎日伝えている」と話す。

 清水町の発生では、厳寒期に大量の鶏の殺処分を迫られ、行政の対応に課題が残った。道農政部では「迅速に作業を進めるための連携が重要」とし、消毒作業の人的協力や、防疫資材の手配、運搬などで各業界団体と協定締結を目指している。

 渡り鳥が北方に帰り、ウイルスの活動が弱まる夏場だが、隣国の韓国では6月だけで35件(13日まで)発生するなど猛威を振るっている。京都産業大学鳥インフルエンザ研究センターの大槻公一センター長(獣医微生物学)は「何らかの形でウイルスが持ち込まれる可能性もあり、手を抜ける状況にはない。二度と発生させないとの考えでオフシーズンも絶えず防疫体制を見直すことが重要」と話している。(安田義教、小寺泰介)

<清水町の高病原性鳥インフルエンザ感染>
 町内の養鶏場で昨年12月16日、採卵鶏が高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)に感染したことが確認された。道内の家きん(家畜の鳥)農場での発生は初。同じ敷地内で飼う28万羽全てが殺処分され、周辺の養鶏場も約1カ月間、出荷が停止された。殺処分途中で飼育羽数が見込みより増えるなど、防疫計画作りや発生後の対応に課題を残した。
http://www.tokachi.co.jp/news/201706/20170616-0026825.php

http://archive.is/vyKeZ
鳥インフルエンザ 胆振総合振興局と土木協が協定 感染拡大防止へ初動対応強化 /北海道【毎日新聞2017年5月18日】
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かわいいねカァちゃん カラスのヒナ保護 人気者に旭川の美容室【どうしんウェブ2017年6月16日】

商店街の人気者になっているカラスの「カァちゃん」 
 旭川市のJR旭川四条駅に近い「オール商店街」の一角で、生後数週間のカラスが市民にかわいがられ、巣立ちの日を待っている。巣から落ちたヒナを、見かねた美容室の店長が保護。「カァちゃん」と名付けられ、日中は店の前の段ボールで愛嬌(あいきょう)を振りまいている。

 カラスは5月28日、商店街から50メートルほど離れた駐車場で見つかった。「ヒナが鳴いている」と聞いたパンダ美容室店長の遠藤奈々さん(35)が駆けつけた。「カラスも野生動物。人間が手を出していいのか」と悩んだが、そばに車にひかれた別のヒナの死骸もあり、連れて帰ることに。親ガラスとみられるつがいが電柱の上で騒いでいたが、「私が預かるよ」と声をかけると鳴きやんだという。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0410958.html

http://archive.is/ndr9r
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