2017年07月27日

南部ダウェーで鳥インフル、鶏の出荷停止【NNA ASIA2017年7月27日】(ミャンマー)

ミャンマー南部タニンダーリ管区のダウェーの養鶏場で先にH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受け、ダウェー県当局は25日、同地産の鶏肉と卵の出荷を停止した。 26日の電子メディア、イラワジ…
https://www.nna.jp/news/show/1641202

http://archive.is/qDCOr

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大分市のムクドリ対策 タカ、三たび出番【大分合同新聞2017年7月27日】(既報関連ソースあり)

ん=26日夜、大分市の中央通り
 大分市中心部の中央通りをねぐらにし、ふんや騒音被害が出ているムクドリ対策として26日夜、鷹匠(たかじょう)がタカを放って追い払った。
 対策は市が昨年8月、今年1月に続いて実施。過去2回で「3カ月間戻ってこなかった」という効果が出ており、8月4日から同所である「大分七夕まつり」を前に取り組んだ。
 無数のムクドリがねぐらの街路樹に帰ってきた午後7時すぎ、鷹匠の石橋美里さん(23)=佐賀県武雄市=らが飛ばしたタカ2羽とメンフクロウ1羽が、ビルの上と地上を行き来して威嚇。大分市の職員らが嫌がる音を出すなどすると、ムクドリは飛び去っていった。タカは27日も放つ。
 通りの通行者や周辺住民は道路に落ちるふんや、朝方まで続く鳴き声に悩まされてきた。
 市道路維持課の古城英明課長は「昨年8月の取り組み以降、ムクドリの数は減少してきた。今後の対策は今回の結果を踏まえて考えていく」と話した。
※この記事は、7月27日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/07/27/130506284

http://archive.is/7RIBX
鷹によるムクドリ追い払い作戦が失敗【OBS大分放送ニュース2017年1月25日】(既報関連ソースあり)
大分)ムクドリ再び、大分市お手上げ? タカ効果消え…【朝日新聞デジタル2016年12月19日】(既報関連ソースまとめ)
ムクドリ退散 しかし別の鳥が…(大分県)【NNNニュース2016年9月15日】
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はがき随筆 6月度 月間賞に諫早市・中村さん /長崎【毎日新聞2017年7月27日】(ヒヨドリ)

 ヒヨドリはなぜ「鵯」、つまり卑しい鳥と書くのか。手元のさまざまな辞典を調べても、その由来の記述はありません。島育ちの私にとって身近な鳥であっただけに少し気の毒です。

 というのは、狭い庭の山法師の木の葉隠れに巣を作り、ヒナを育てているのです。道路や駐車場が間近な物音も多いところにと思いながら、時折、邪魔しないようにして眺めています。羽ばたきの音がして、さっと巣に入り、さっと飛び立ちます。その間、親鳥の鋭い、そしてヒナの可愛い鳴き声も聞こえます。

 巣は特定の角度からしか見えません。繁茂した青葉の陰にあって、鳥は素早く飛ぶので、何の鳥かわかりませんでした。最近、日本野鳥の会の東京の友人にもらった「フィールドガイド日本の野鳥」で調べてみるが、ぴったりのがない。頭から背、羽、尾まで灰褐色、腹は白地に茶の斑点、尾羽がすっと長い(雌雄の片方)。くちばしは細く鋭い。自信はないままヒヨドリということにしています。

 子供の頃、祖父が猫のくわえてきたこの鳥を焼き鳥にしたことや、畑からキジの卵を拾ってきたのを食べたこともあります。

 今は殺生を反省し、剪定(せんてい)の予定も中止して、ただ観察するだけです。【活水女子大教授・詩人 田中俊廣】

月間賞
「お風呂」=諫早市中通町 中村智子さん(80)

準月間賞
「イエスタデイ」=佐世保市保立町 山崎芳子さん(87)

「あのひと言」=長崎市勝山町 高見節子さん(69)

しっかり伝わる思いやり
 月間賞の中村さんの「お風呂」は、一コマの温かいドラマを見ているような心持ちにさせてくれます。お孫さんと作者の心が行間から浮かび上がってきます。行動や会話しか描かれていないが、それぞれの思いやりがしっかりと伝わってきます。それに、2人の顔の表情まで想像できます。風呂は心を和ませ、素直にさせる効能があるのかもしれません。

 準月間賞の山崎さんの「イエスタデイ」は、人にはいろいろな側面があることに気付かされます。確かにタカ派のプーチン大統領とビートルズの名曲「イエスタデイ」は合いませんね。意外です。それでも外見では推し量ることのできない内面が誰にでもあるのかもしれません。だから人間は面白い。さて、私はどうでしょう。

 高見さんの「あのひと言」は、言葉の大切さと力を感じさせます。旅先で骨折し手術を受ける不安の中で、看護師さんの「何でもわがままを言ってくださいね」のひと言は、どんなにか作者を励まし、安らかな気持ちにさせたことでしょう。過日他界した詩人の大岡信は、言葉は氷山の一角、表面に表れた言葉は、その人全体が反映されている、と言っています。

 他に、入江一男さん(77)の「ご冥福を祈ります」▽大西満子さん(68)の「娘の就活」▽福吉拓雄さん(73)の「思い出のはがき」▽横内紘子さん(73)の「顔」▽古賀利満さん(68)の「菊の葉っぱ」−−にも注目しました。(年齢は掲載時)

 ◆月間賞作品

お風呂
 夕食の後、テレビの前のこたつの所で孫(女)が涙ぐんでいた。父親にしかられたようだ。私が一緒にお風呂に入ろうかと誘うと「もう入ったもん」と言った。

 が、しばらくするとカタコトと音がしてお風呂に入ってきた。2人で浴槽に入るとお湯があふれたので「もったいないね」と私が言うと、「いいさ」と笑った。

 そのあと「おばあちゃん長生きしてね」の言葉に、今度は私が涙ぐんだ。「ありがとう」「先にあがるね」と言って風呂場を出たが、涙顔は笑顔に変わっていた。「ああ、よかった」

新規会員を募集
 毎日ペングループ長崎は、新規の会員を募集しています。「はがき随筆」に投稿されている方々でつくるグループです。年1回の総会をはじめ、例会を開くなどして懇親を深め、随筆の書き方を学んでいます。入会金(年会費)は2000円。ゆうちょ銀行からの振込先は郵便口座「マイニチペングループナガサキ」(17620−26025121)です。申し込みや問い合わせは毎日新聞長崎支局(095・824・0700、平日午前10時〜午後6時)まで。

 投稿先は〒850−0874 長崎市魚の町3の11 毎日新聞長崎支局「はがき随筆」係。約250字で書き住所、名前、年齢、電話番号を明記してください。名前には振り仮名を付けてください。作品は毎日新聞電子版(ネット)にも掲載されることがあります。
https://mainichi.jp/articles/20170727/ddl/k42/070/264000c

http://archive.is/iTMRB
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森へおいでよ 筑豊の自然再発見<44>英彦山の絶滅危惧種 災害で環境に変化も【西日本新聞2017年7月27日】

(1)英彦山上空を飛ぶクマタカ

(2)2009年10月の英彦山中岳登山道(頂上近く)。クマイザサが両側に生い茂っている

(3)11年9月の英彦山中岳登山道((2)と同じ場所)。わずか2年でクマイザサは消滅した

(4)11年9月の中岳山頂付近。コマドリが棲息できそうな環境はもうここにはない

 英彦山(添田町)には豊かな生態系がある。その生態ピラミッドの頂点に君臨するのがクマタカである=写真(1)。

 クマタカはトビよりも大きく、がっしりとした体つきをしていて、翼の幅が非常に広い。翼をピンと伸ばしてゆったり弧を描きながら飛ぶ姿は森の王者にふさわしく、堂々としている。

 ノウサギなどの哺乳類から、ヤマドリなどの鳥類、アオダイショウなどの爬虫(はちゅう)類まで、いろんな動物を捕食する。その地域にクマタカがいるということは、それを支える餌となる動物たちがいるということになり、その動物たちを支える豊かな植物、土壌があるという証しになるのである。

 クマタカをはじめとして、英彦山とその周辺には、福岡県レッドデータブック2011の鳥類リストに記載されている絶滅危惧種の多くが今も棲息(せいそく)している。

 しかし、その中に以前は見られていたが、近年ほとんど見られなくなったという種もいくつかある。

 その代表例がブッポウソウである。「英彦山のぶっぽうそう」として1957年に県の天然記念物に指定されているが、91年の台風19号により営巣木が倒れてからは目撃情報はあるものの繁殖は確認されていない。

 現在、ブッポウソウは県内に確実な繁殖地がなく、絶滅状態が続いている。

 また、鳴き声が「ブッポウソウ」と聞こえることから声のブッポウソウといわれるコノハズクも同様、県内に確実な繁殖地はない。

 これら2種がいなくなったのは、営巣する樹洞(じゅどう)の消失、餌となる昆虫の減少などの人間が気づきにくい環境の変化が原因であるように思われる。

 明らかに大きな環境の変化を受けて棲(す)みかを奪われてしまったのがコマドリである。中岳山頂付近は前述の台風19号以来荒廃が進み、30年ほど前のうっそうとした感じは全くなくなっている=写真(2)(3)。ササの多い林を好むコマドリには棲めない場所になってしまった=写真(4)。

 7月初めの九州北部豪雨で添田町も大きな被害を受けた。クマタカの棲む森に大きな影響がなかったことを祈るばかりである。

【筑豊の自然を楽しむ会(ちくぜんらく)・木村直喜(ザ・バードマン)】


=2017/07/27付 西日本新聞朝刊(筑豊版)=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_serialization/article/346233/

http://archive.is/zKCjq
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京都水族館の飼育員日記 150回を迎えて/下 スタッフに聞く 愛情は誰にも負けない 海獣担当・中村さん /京都【毎日新聞2017年7月27日】(ケープペンギン)

 中村風香さん(24)は、京都水族館でオットセイやイルカなど海に生息する哺乳類の海獣を担当する。昨年7月から勤務する「新人」だ。

 大学時代に新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)で飼育の補助をするアルバイトをしたのがきっかけで、飼育員を目指すようになった。

 ペンギンには学生時代からずっと魅了されている。よく見ると、茶色っぽい目をしていたり、グレーや黒色の目をしたのもいる。猫背気味や内股な個体もいて、最近はそれぞれの特徴をしっかりと見分けられるようになった。

 おっとりと可愛い印象を持つ人が多いが、羽を広げてパタパタとものすごいスピードで駆け抜けていったり、仲間とけんかしていたり、さまざまな姿を発見する毎日だ。カップルになったペアが死ぬまで添い遂げることもあり、「人間らしい所が好き」と話す。

 特に気にかけているのが、昨年12月に生まれたケープペンギン。まだ正式な名前は決まっていないが、「ピーちゃん」と呼びかけると左側に寄ってきたり、首を振りながら餌をおねだりする姿が愛らしい。

 生き物への愛情は誰にも負けないつもりだが、来館者の前で話したり、伝えることの難しさを実感している。月2回の研修では、姿勢や歩き方、接客について学ぶ。「仕事の中で発見した『おもしろい』という思いを一緒に共有していきたい」と話した。【宮川佐知子】

海獣担当スタッフのある一日
午前

 9時  掃除など開館準備と餌の準備

10時  餌やりと生き物とコミュニケーションを取るためのハンドサインの練習

11時  イルカパフォーマンスの準備と打ち合わせ

11時半 イルカパフォーマンス本番

午後

 2時  水槽の掃除や生き物の健康チェック

 5時半 閉館作業

https://mainichi.jp/articles/20170727/ddl/k26/040/454000c

http://archive.is/y0Gm5

守り続けるトキとの共生 決意新た 佐渡・行谷小が環境大臣表彰【新潟日報モア2017年7月27日】

トキの餌となる生き物を調査する行谷小の児童=佐渡市新穂長畝

 佐渡市新穂正明寺の行谷小学校が2017年度の環境保全功労者表彰で環境大臣表彰を受けた。日本で唯一トキを飼育したことのある小学校として、餌の調査や観光客向けガイドなどを長年行い、トキと共生する心を育んできた。児童たちは受賞を励みに「トキが舞う環境を守り続けたい」と決意を新たにしている。

 環境保全功労者表彰は環境省が毎年、地域環境の保全に尽力した個人・団体を表彰している。17年度は全国62の個人・団体を表彰した。

 行谷小は1965年から67年まで、佐渡市の野生下で保護したトキ4羽を飼育していた。環境省や県、NPOと協力し、トキの餌となる「生きもの調査」を20年以上続けるなどトキの学習に力を入れている。大型連休にはトキの森公園(佐渡市新穂長畝)で観光客のガイド役を務めている。

 6月に行われた本年度の生きもの調査では、児童たちが泥だらけになり、ヤマアカガエルやザリガニ、トンボなどを捕まえた。自宅前のビオトープを授業のために貸し出し、児童たちに生物について教えている和田孝士さん(72)=新穂長畝=は「図鑑を見ただけでは分からない、本物に触れてほしい」と狙いを語る。生き物の温かみに触れることで愛着が増し、身近な環境問題に関心が高まるという。

 調査で「知らなかった生き物をたくさん見つけた」という6年生の川上弓月さん(11)は「授業を通じ、トキが暮らすためにどんな環境が必要なのか考えるようになった。(表彰を励みに)これからも環境を守り続けたい」と話す。同校の卒業生でもある庄山佳代子校長は「身近な環境を調べ、児童たちが故郷について誇りを持つようになった。素晴らしい環境を次世代に引き継いでいきたい」と語った。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/toki/habatake/20170727337387.html

http://archive.is/ZZoRu
タグ:トキ 佐渡島
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作り物?いや本物!ドジな鳥のお話/秋田【CNA秋田ケーブルテレビ2017年7月27日】

CNA秋田ケーブルテレビ
 今月上旬、秋田市新屋ガラス工房で、かわいい鳥の置物を発見!・・・と思いきや、なんと本物の鳥「カワセミ」だったのです。

 カメラが近づいても微動だにしないこのカワセミ。しかし、なぜこのような状況になっていたのか、秋田市新屋ガラス工房の夏井事務長に聞いてみました。「その後、カワセミを保護してもらった大森山動物園の話ではガラスの窓にぶつかり、脳震盪(のうしんとう)を起こしていたのでは?ということでした」

 微動だにしなかったカワセミ。カメラに緊張していた訳ではなく、実は、フラフラして動けなかったようなのです。このカワセミは、その後回復し元気に自然に帰っていったそうです。なんともドジな鳥のお話しでした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00010000-cnaakitav-l05

http://archive.is/r0MmA
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環境保全型農業学ぶ ウガンダから視察団 宮城・大崎の蕪栗沼周辺【河北新報オンラインニュース2017年7月27日】

環境保全型農業の取り組みを視察したウガンダ共和国の一行=26日、大崎市田尻
 ラムサール条約湿地の近くで、水稲栽培のためのかんがいプロジェクトを進めるウガンダ共和国の農業関係者が26日、大崎市を訪れ、同市田尻地区の生物多様性を維持した環境保全型農業の現場を視察した。
 独立行政法人国際協力機構(JICA)の招請事業の一環で、パイアス・ワカビ・カサージャ農業畜産水産省次官ら4人が訪れた。ラムサール条約湿地の蕪栗沼周辺で、渡り鳥の飛来地にもなる冬期湛水田「ふゆみずたんぼ」の取り組みについて現地のNPO法人などから説明を受けた。
 微生物の力で農薬や化学肥料を使わない冬期湛水田での稲作に、カサージャ次官は「湿地帯で生物と共生する栽培は興味深い。生物が集まる場所を観光資源にすることを含め、取り組んでみたい」と語った。
 一行は田尻地区の民家の屋敷林「居久根(いぐね)」なども視察。27日は市を表敬する。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170727_13043.html

http://archive.is/gxveX
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地方紙が地域課題解決の核に - 北原利行(電通総研・メディアイノベーション研究部研究主幹)【WEBRONZA - 朝日新聞社2017年7月27日】(福井県/コウノトリ)

 ソリューション・ジャーナリズム(Solutions Journalism=解決模索型報道)という新しいジャーナリズムの形態が注目されて久しい。メディア、ジャーナリズム研究の権威、米国ハーバード大学のニーマン・ジャーナリズム・ラボ(Nieman Journalism Lab)では毎年、ジャーナリズムのトレンド予測を発表しているが、2013年に“A new, mainstream - solutions journalism”として紹介された(注1)。

 ソリューション・ジャーナリズムとはなんであろうか。ジャーナリズム、報道の基本は、社会に起きているさまざまな出来事や事件について、その内容や背後の問題点、課題を明らかにすることである。新聞が登場してから100年以上にわたって当然のこととして伝えられてきた。ただ、それ「だけ」でよいのか、ということが問われる時代になったのである。問題点や課題は誰が解決するのだろうか。社会的な課題であれば、行政機関が基本だろう。報道する新聞社は中立性の確保のためにも自らは報道までである、という自己規制が働いてきたことは確かであろう。でも、本当にそれだけでよいのだろうか。内容についての詳細は後述するが、福井市の事例について触れてみる。

 どこの地方都市も中心市街地活性化問題は大きな課題だが、福井駅前も同様にかつてのにぎわいをなくしていた。北陸新幹線が15年の3月に金沢まで開業、多くの観光客が訪れ、にぎわったことは記憶に新しい。各地元では新幹線が開業したら街をどうすればよいかということを話し合い、実行に移してきた。福井までの開業は20年以降に予定され、その計画はすでに12年には決定していた。それ以前から新幹線開業に際して福井駅周辺をどう開発するかということは、行政を中心に有識者で何度も議論されてきたという。インフラの整備といった公共工事を伴うようなことは行政が中心とならなければできないことではあるが、ただ市街地の活性化に際しては、行政が音頭を取らなくてもうまくいっている事例はたくさんある。

 何年も同じようなメンバーで同じような議論を重ねてきたことに対して、福井新聞社の役員はこう述べた。「議論は尽くした」と。問題点や課題について議論することはもう十分であり、次のステップが求められているのだ、と。必要なのは「課題解決」である。いくら問題点や課題を報道したとしても、解決されなければ、そこに住んでいる人たちにとっては意味がないのである。課題は解決されなければ絵に描いた餅でしかない。課題を解決すること、つまり解決模索型報道を志向することがソリューション・ジャーナリズムなのである。

 ソリューション・ジャーナリズムについては一つに固定化された明確な定義はないが、従来の枠組みの中での報道にとどまらず、問題点、課題に対しての背景を丁寧に解き明かし、課題解決の場を提供し、生活者とともにどうすれば解決できるのかを考え、模索していくことである。重要なことは、生活者、あるいは、読者、住民と呼び変えてもよいかもしれないが、彼らと一緒にやっていくことである。ジャーナリズムが一方的に解を提供するのではなくて、巻き込んで一緒に考えていくことだ。ソリューション・ジャーナリズム・ネットワークではエンゲージメントという言葉を使っているが、マーケティングの世界では既に10年以上も使われている概念であり、企業が消費者との間につくる良好な関係性を構築する、ということでもある。つまり問題解決と同時にコミュニティーを構築し、関係性を強化する、という点が重要なのである。

新聞社の公共的視点 地域に新たな価値提供

 生活者の住む地域の社会的課題は誰が解決すべきなのか。第一義的には行政なのだろう。ただ、行政には限界がある。地方創生においても困っている行政は多いと聞く。新聞社がそれに取り組んではいけないのだろうか。新聞社は行政、企業、生活者との間に立ち、いわゆるハブとしての機能が期待できるのではないか。新聞社を中心に社会的な解決に筋道をつけて実行することは不可能ではないはずだ。新聞社の存在は公共的な視点で見られていることもあり、社会貢献事業には既に取り組んできたところも多い。ソリューション・ジャーナリズムを組み合わせることで、新聞社の新しい価値を提供することができるのではないだろうか。

 新聞社はその取材力・取材網から、社会にどのような問題や課題があるのか、記者は日常的に接しているはずである。解決模索型報道として求められることは、何をどう解決していくのかという視点で問題点や課題に取り組むことでもある。同時に記者も一人の生活者として、その課題を解決することで社会がどうよくなっていくのかということを意識しなければならない。そこには生活者視点、つまり読者や住民の視点が求められているわけであり、問題点や課題を共有して解決するコミュニティーがつくりやすくなる。エンゲージメントの第一歩である。

 特に地方紙においては、県という一つの行政単位に密着しているわけであり、その県の社会的な課題を解決していく、ということはその県を住みやすくする、あるいは豊かにするということである。その県を豊かにしていくことは新聞社自らの存在基盤を強固なものにしていくことにもつながる。そこに住む人々が豊かになることこそが新聞の購読につなげるための必要条件である、とも言える。もちろん、県民を豊かにしていくことは行政の仕事であるということも確かである。だが、ソリューション・ジャーナリズムを実践し、地域の課題を解決していくことで地域を豊かにしていくことも新聞社の一つの新しい姿ではないか?

 筆者が関わった13年度から15年度までの新聞協会賞の経営・業務部門を受賞した3社の事例について取り上げてみることとする。

ニュースカフェで親近感 下野新聞社

写真1 下野新聞NEWS CAFE=同社提供
拡大写真1 下野新聞NEWS CAFE=同社提供
 下野新聞社の本拠地である栃木県宇都宮市も、他の地方都市と同様、中心市街地の空洞化が社会問題になっていた。宇都宮環状道路が整備されたことでドーナツ化現象が起きた。ロードサイドの郊外型店舗が次々と開店し、人々が集まってにぎわうようになった。その一方で中心市街地は顧客を奪われ、かつては休日ともなれば人にぶつからずには歩けなかったオリオン通りという目抜き通りが、今では閑散として歩く人もまばらになってしまった。大型店の撤退、小規模店舗が空き店舗化し、シャッター通りと化したわけである。
 新聞社にとっても大きな打撃となった。中心市街地からは暗いニュースしか発信できず、それに対して郊外は明るいニュースが増えるようになった。それにともなって、宇都宮市内の部数が減少し始め、同時に広告も減少するようになった。

 打開するためにはどうすればよいか。個々の問題点に対して編集、販売、広告といったそれぞれの担当組織で対応することが一般的だろう。しかし、下野新聞は地域活性策を自らの課題として捉え、『目指すは「地域に愛される新聞社」』として課題解決に取り組んだ。その解決策が「下野新聞NEWS CAFE」(注2)なのである(写真1)。12年の6月、新聞社が運営する日本初のニュースをテーマとした常設カフェとして始まった「下野新聞NEWS CAFE」には、二つの理念がある。一つは「まちなか」に、生き生きとした情報を発信し、地域活性化の一助になること。もう一つは下野新聞社の可能性を最大限に発揮し、下野新聞のファン(支持者)を増やすこと。重要な点は、購読者を増やすのではなくて、ファン(支持者)を増やす、と言っていることである。ソリューション・ジャーナリズムで言及したように、その目的は地域の人々とのエンゲージメントを確立することであり、直接的に購読者を増やすことを目的としているわけではないのである。

 この施設は、1階が新聞を読むことができて新聞・新聞社に親しめる通常のカフェであり、2階はコミュニティー・ベースともなりうるイベントスペースも兼ねたカフェ。そして、3階は下野新聞宇都宮まちなか支局として、まさに宇都宮市内のまちなかの情報を取材し発信する拠点とした。「みやもっと」という新紙面を創刊し、そこを通して取材した情報を発信している。

 実はニュースカフェという仕組みは下野新聞のオリジナルではなく、既に新聞協会の「私の提言」の応募論文で北海道新聞社の社員から提起されていた。筆者自身はコンセプトやマーケティングプランナーとしてブランド構築の部分で関わったが、ベンチマークとしたのはカナダのウィニペグ・フリープレスのニュースカフェ(注3)である。このカフェには記者が常駐し、訪れた市民と気軽に会話することで、新聞社と地域住民の距離を縮め、またソリューション・ジャーナリズムの観点からは、地域にある問題点、課題をダイレクトに取材できるのである。

 新聞社が運営するカフェというのは新聞・新聞社がもつ信頼性や安心感を担保できるということでもある。下野新聞NEWS CAFEでは「まちなかメディカルカフェ」というイベントを定期的に開催しているが、これは新聞紙面と連動する形で、読者・生活者向けにがんなど健康上の不安などを医者や専門家を交えて話し合ってもらう試みである。新聞社ならではの信頼性があるから人々も安心して参加しているという。また、下野新聞はプロバスケットBリーグの初代覇者となったリンク栃木ブレックスを地域を元気にする存在としてサポートしており、そのファンイベントにも利用している。

 さらにこのカフェの隣接地はオリオンスクエアという市民広場であり、これと連動する形でのイベントは往時のオリオン通りのにぎわいを感じさせるくらいの人が集まるという。その他にも支局長自らが商店街や自治会の行事に参加するなど、新聞社と地域との距離を縮め、エンゲージメントを確立している。

 この取り組みを通して、7割以上の人が下野新聞のイメージとして親しみやすさを感じるようになっており、街の活性化に効果があると評価した人々も7割に達している。社内では編集・販売事業・営業の各担当者もカフェができたことで効果を感じており、社内外でその意義が認められている。その結果として13年には新聞協会賞を受賞した。中心市街地活性化についてはさまざまなアプローチがあるが、新聞社ならではの方法で解決した事例である。

里山コウノトリ構想 福井新聞社


拡大写真2 福井新聞社コウノトリ支局=同社提供
 福井新聞社は09年の創立110周年に向けて、福井県を活性化するためにはどうすればよいかということに全社横断的なプロジェクトチームで取り組んでいた。折しも名古屋でCOP10の生物多様性条約締約国会議の開催を10年に控えており、福井の生物多様性をどう考えていくか、そして、未来を創るこどもたちにどうやって素晴らしい福井を伝えていくのか、という課題解決に取り組んだ。福井はコシヒカリを生み出したように、豊かな里山で育まれた農産物に加えて、日本海からの海産物など、大変豊かな土地でもあり、県民の満足度も高い。ただ、過疎化などにより里山の荒廃は進んでおり、里山の活性化が大きな課題となっていた。
 かつて県鳥であったコウノトリは古来里山の生態系の最上位に位置して、里山の象徴でもあった。しかし里山の荒廃や農法の変化、農薬の多用などで、コウノトリの餌となる水生生物の減少や環境の変化が起こり、福井県内では1970年を最後にコウノトリは見られなくなった。福井に縁が深いコウノトリを象徴として、それが再び暮らせるような豊かな里山を再生することが、福井の未来を背負うこどもたちのためにもなると考えた。

 具体的にはコウノトリにも縁が深い越前市白山地区の空き家だった築100年の古民家(写真2)を支局として記者が住み込み、里山暮らしを実際に体験することになった。現地の農家とともに無農薬の米作りをしながら記者が当事者になることで、苦労や魅力を読者と同じ目線で書くことが可能となった。記者の思いも素直に表して「客観報道」から「当事者報道」への転換をはかったのである。地元住民、読者の共感を得るためでもあり、まさにエンゲージメントの実現である。里山の環境保全はコウノトリだけのためではなく、地元の住民、消費者、そして記者のためでもあるということを自覚したと報告している。

 また、こどもたちを中心に田植え、草取り、稲刈りなどのさまざまなイベントを開催し、 ・・・続きを読む
(残り:約5119文字/本文:約10231文字)
http://webronza.asahi.com/journalism/articles/2017072100007.html

http://archive.is/WWGuS
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(夏休み 科学体験:中)観察で「調査」に加わろう【朝日新聞デジタル2017年7月27日】(バードリサーチ/ベランダバードウォッチ)

帷子川の魚道がある堰=横浜市旭区

 夏休みの宿題の定番といえば自然観察。市民によるこうした記録を広く集めることで、学術研究につなげる「市民参加型調査」が広がっています。夏休みを利用して、調査に参加してみませんか。

 ■ウナギ、すみよい川は

 日本の川はウナギが生息しやすい環境なのか。公益財団法人日本自然保護協会は今夏、市民参加の調ログイン前の続き査「うなぎ目線で川・海しらべ!」を進めている。

 ニホンウナギは太平洋のマリアナ諸島沖で生まれる。幼生は海流に乗って日本などの沿岸に向かい、シラスウナギと呼ばれる稚魚に姿を変えた後、川を上って成長する。水の流量調節などのためコンクリート構造物で流れに段差をつけた「堰(せき)」は、遡上(そじょう)の妨げになる可能性がある。

 調査は、堰の高さや魚道の有無、周辺の自然の状況などについての全国的な傾向を、市民の力を借りて知るのが狙いだ。

 7月半ば、実際に川に行ってみた。

 横浜市旭区の相鉄線鶴ケ峰駅近くから、帷子(かたびら)川を下流方向へ歩くと堰があった。近くの橋の名前を記録して場所を特定する。堰は10〜20センチの落差が8段くらいある階段状で、全体が魚道のような形だ。「堰の高さ」は下から上まで合わせて身長より低いので、調査票の「100センチから200センチ」を選んだ。さらに、ウナギが生息しやすい環境にかかわる項目として、川底が人工物やコンクリートなのか、自然のままなのかなども観察。集めたデータは写真と一緒に携帯電話やパソコンを通じて送ったり、郵送したりする。

 調査には、ウナギの生態に詳しい中央大学の海部健三准教授が協力する。「アユはジャンプで堰を超えるが、壁をはって越えるウナギにとっては、すべての魚道が必ずしも遡上しやすいとは限らない」と海部准教授。「外観を市民に調べてもらえば、どんな川がどこにあるかが見えてくる」と話す。

 ツイッターで情報を募っている調査もある。

 国立科学博物館植物研究部の大村嘉人さんは、国内では小笠原諸島や伊豆半島以南など南国に分布する地衣類「アミモジゴケ」が、地球温暖化やヒートアイランドの影響によって、分布域を北に広げているとみている。だが、その広がりを研究者だけで調べるのは限界がある。ツイッター(アカウント「@lichemon5」)で、発見場所の緯度や経度の情報や写真を募っている。

 (神田明美、小堀龍之)

 ■虫や鳥、自宅の庭でも

 自宅周辺で協力できる調査もある。

 「お庭の生きもの調査」は、庭やベランダで見つけた鳥や昆虫を記録する調査だ。庭の緑が生物多様性にどう貢献するかを調べる目的で2010年度に始まった。今年10月まで8回目の調査が行われている。

 主催するのはNPO法人生態教育センター。今月、小河原孝生(たかお)理事長の都内の自宅での調査を取材した。調査は妻の孝子さんが趣味のガーデニング中にしている。「レモンの木にチョウが来ました」。「芋虫を食べてくれるアシナガバチですね」。1時間ほどで鳥3種、虫9種を見つけた。

 孝子さんは、昆虫好きだった長女の子育て中から生き物に親しんできた。調査に取り組み始めてからは図鑑で調べ、特徴をノートに記している。「調査に参加することで意識が変わった。年々、見られる虫が減ってきて心配です」

 昨年度は全国の1264人から、465種の生き物の報告があった。過去7回で計1千種を超えた。小河原理事長は「都市化が進むほど個人宅の庭は定点調査の貴重な場になる。家族で観察を楽しみながら、報告してもらえれば貴重なデータになる」と話す。

 鳥類調査が専門のNPO法人バードリサーチなどは「ベランダバードウォッチ」を進める。ヒバリやスズメなど身近な鳥が減少している可能性が指摘される一方、十分なデータがないことから05年に始まった。

 調査は2種類。自宅のベランダや縁側から見えた鳥類の種類と個体数などを記録する「家での調査」は、繁殖期(5月10日〜7月10日)と越冬期(12月20日〜2月28日)が対象。自宅から約200メートルの範囲を対象とした「家のまわりの調査」は通年が調査期間だ。

 鳥を見分ける力が多少必要だが、バードリサーチの植田睦之代表は「全国で広くデータを集める必要がある鳥類は、市民の参加が欠かせない」と話す。

 (竹野内崇宏)

 ■市民参加でデータに広がり

 こうした調査に市民が参加する意義について、東京都市大学の小堀洋美特別教授(保全生物学)は「研究者や行政が集めるデータは制約があるが、多くの市民が加わることで補完ができる。ビッグデータとしての活用の幅も広げられる」と話す。

 文部科学省科学技術・学術政策研究所の林和弘上席研究官は、これまで研究者側に限られていた知識やデータを社会で共有しながら研究を進める「オープンサイエンス化」の流れも大きいと指摘する。「市民と研究者の距離が近づき、新しい研究の形が生まれる可能性もある。学生にとって夏休みは好きな分野に没頭できる貴重な機会。同じ関心を持つ仲間や研究者にも出会って欲しい」

 だが、観察した動植物を正確に同定したり、集めたデータを学術研究としてまとめる体制を整えたりするなど、課題もある。小堀さんは「学術界や行政、市民を交えた体制をつくり、市民が『調査』だけでなく、解析や成果の公表にも参加し、目的とゴールを明確に定めた『市民科学』に取り組めることが必要だ」と話している。

 (竹野内崇宏)

 ■市民が参加できる調査・研究の例

◆自然しらべ2017 うなぎ目線で川・海しらべ!

 日本自然保護協会(03・3553・4102)

 http://www.nacsj.or.jp/project/ss2017/別ウインドウで開きます

◆お庭の生きもの調査

 生態教育センター(042・390・0032)

 http://www.wildlife.ne.jp/ikimono/別ウインドウで開きます

◆ベランダバードウォッチ〜身近な野鳥調査

 バードリサーチ(br@bird−research.jp)

 http://www.bird-research.jp/1_katsudo/veranda/別ウインドウで開きます

 ほかに「外来鳥ウォッチ」「身近なガンカモ調査」「季節前線ウォッチ」など

◆モニタリングサイト1000

 環境省生物多様性センター(0555・72・6033)

 http://www.biodic.go.jp/moni1000/moni1000/別ウインドウで開きます

 環境省による定点環境調査。市民調査員が担う調査がある

◆ナメクジ捜査網

 宇高寛子・京都大助教(namekujida@gmail.com)

 https://sites.google.com/site/udakawebsite/madarakouranamekuji-limax-maximus別ウインドウで開きます

 外来種マダラコウラナメクジの目撃情報をウェブ上で募集

◆アカハネオンブバッタ分布調査

 大阪市立自然史博物館(06・6697・6221)

 https://atractomorpha.jimdo.com/別ウインドウで開きます

 2008年ごろから大阪周辺で見られるようになった外来種の分布情報を募集

◆瀬戸内海東部のイルカやクジラの目撃や座礁情報

 神戸市立須磨海浜水族園(078・731・7301)

 http://sumasui.jp/tyousa/cat60/post-22.html別ウインドウで開きます

 生態研究のため、泳いでいたり、浜に打ち上げられたりした情報を募集

◆庭のチョウ類調査

 日本チョウ類保全協会(03・3775・7006)

 https://butterfly-garden.jp/別ウインドウで開きます

 庭で見られるチョウの情報を全国から募集。環境変化などを知ることが目的
http://www.asahi.com/articles/DA3S13057546.html

http://archive.is/vwK8u
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九州豪雨、鵜飼いの再開メド立たず 夏の観光、募る不安【朝日新聞デジタル2017年7月27日】(既報1ソース)

昨年の鵜飼(うか)いの様子。屋形船から観光客が見守った=2016年5月20日、福岡県朝倉市

筑後川の鵜飼い用の鵜。豪雨以来、出番がないままだ=24日、福岡県うきは市、一條優太撮影

 九州北部豪雨の影響で、福岡県朝倉市の原鶴温泉近くの「鵜飼(うか)い」が中止になり、再開の見通しが立っていない。船着き場が砂で埋まったうえ、筑後川の濁りが引かず、川底の土砂の堆積(たいせき)状況が分からないためだ。かき入れ時の夏休みを迎えるなか、鵜匠(うしょう)や旅館関係者は一日も早い復活を願う。

 筑後川の鵜飼いの事務局を務める原鶴温泉旅館協同組合によると、鵜飼いのシーズンは例年、アユ漁が解禁される5月から9月末まで。昨年は約3千人が屋形船に乗り、漁の様子を楽しんだ。

 豪雨の後、船着き場付近の川は砂で埋まり、船を出せなくなった。鵜飼いのルート上の川底にも土砂がたまり、アユが捕れるポイントや船を動かせるルートが変わった可能性がある。

 同組合と鵜匠たちはルートの一部を利用して再開を検討している。だが、豪雨から3週間が経っても筑後川の濁りが引かず、川底の状態が分からない。子どもが夏休みに入る7〜8月は本来、鵜飼いも「稼ぎ時」に当たるが、同組合事務局長の庄崎茂さん(48)は「再開の見通しは立っていない」と肩を落とした。

 うきは市の鵜匠、臼井信郎さん…

残り:372文字/全文:837文字
http://www.asahi.com/articles/ASK7T6258K7TTIPE04D.html

九州北部豪雨 濁る川、鵜飼い遠く アユも船も、みな流され 福岡・朝倉の原鶴温泉【毎日新聞2017年7月22日】
 九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市の原鶴温泉の夏の風物詩「鵜(う)飼い」が中断を余儀なくされている。鵜を使って筑後川の魚を取る伝統的な漁法で見物客でにぎわうが、豪雨で川に土砂がたまり、見学用の屋形船も流され、再開のめどはたたない状態だ。

 「いつまでも澄み切らんね」。自宅前を流れる茶色く濁った川を見つめ、朝倉市杷木(はき)志波で代々、鵜匠(うしょう)を営む梶原日出夫さん(61)はため息をついた。

 5日の豪雨で、8羽を飼育する小屋に水と土砂が流れ込み、鵜をかごに入れて高台に避難させた。小屋内の泥はかき出したが、川に大量の土砂が流れ込んだことで鵜の餌となるアユなどの魚が減った可能性がある。「5年前の豪雨でも魚の量が半分以下に減り、戻りきらないうちに追い打ちをかけられた」と声を落とす。

 原鶴温泉の鵜飼いは、他の地域のようなかがり火ではなくライトで照らす。鵜が魚を捕らえる瞬間を間近ではっきりと見ることができ「鵜が魚を捕らえると客からわっと歓声が上がる」。例年5月から9月までで、夏休みの今の時期がシーズン本番で一番にぎわう時期。だが「川の濁りがとれ、安全を確認しないと再開できない。今年は厳しいかもしれない」。

 見物客を乗せる屋形船も流された。約20年にわたって船頭を務めてきた朝倉市杷木久喜宮(くぐみや)の林定本さん(73)は5日、船が流されないように筑後川の船着き場で船をロープで鉄柱や木に結びつけて深夜まで見守った。目の前で2隻が流され、1隻は下流の同県柳川市で見つかったものの、鉄のアンカーが折れ曲がるなど破損していた。船着き場は今も土砂がたまったままだ。

 豪雨後「何か手伝えることありませんか」と県内外の昔の客や知人から電話があった。「楽しみにしてくれるお客さんのためにも、何とか再開できれば」。流木があたってはがれた船の塗装などを直しながら、清流が戻る日を待つ。【川上珠実】
https://mainichi.jp/articles/20170722/ddg/001/040/002000c

http://archive.is/FMKja
http://archive.is/TnuAO
鵜飼い 「うまい」と拍手 鵜匠の手綱に 福岡・原鶴温泉【毎日新聞2017年5月21日】
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準備着々 ふれあい動物フェスに動物搬入【日本海新聞2017年7月27日】

 「楽しさいっぱい!ふれあい動物フェスティバル」(新日本海新聞社主催、中国庭園燕趙園、日本海テレビ共催、チュウブ特別協賛)の会場となる鳥取県湯梨浜町引地の中国庭園燕趙園に26日、会場で来場者と触れ合う動物たちが運び込まれた。

移動の疲れも見せず、にぎやかに泳ぎ回るアヒルたち=26日、湯梨浜町の燕趙園
http://www.nnn.co.jp/news/170727/20170727003.html

http://archive.is/5sdQ9
タグ:アヒル

リス園の副園長で、7月29日に「ひげおじさんの動物教室」を行う 福田 啓一さん 小山町在住 55歳【タウンニュース町田版2017年7月27日】(アメリカウズラ)

人生の半分以上、リス園に

 ○…オープン当初からリス園の変遷を見守ってきた中で、リスだけでなく、様々な動物の展示を推進している。「ここは人間社会の中の動物社会。”地球の縮図”で人間と動物の関わりや、共存することの矛盾などを考えるきっかけになれば」と動物教室で教える。

 ○…1988年12月に開園した町田リス園で、翌年の動物専門家の公募に手を挙げた。日本大学農獣医学部畜産学科で飼養学を研究。アメリカウズラなど野鳥を大量に飼う方法などを研究し、「それはここのリスにも応用しています。200匹も暮らしているからね」。生命力の弱いリスをどういうノウハウで維持していくか。専門知識をいかんなく発揮した。解剖学も役に立った。市内初の小動物園を手探りで作り上げてきた。今では一体ずつマイクロチップを入れ個体識別できるように。住環境も整え、自然に近い形に。巣箱も高低の選択肢を作りストレスをなくした。「餌やり、水やり、衛生管理、毎日当たり前にやることがとても重要」と話す。「ものづくり好き」が幸いし、味のあるイラスト看板も評判だ。

 ○…高ヶ坂生まれ。動物好きの家庭で育ち、昆虫から小鳥、熱帯魚、小動物、飼えるものは何でも飼った。幼稚園に毎日カメを連れて行き園長に怒られたことも。また小学校時代には飼育小屋にこもって授業に出ず、「問題になったね」と笑う。毎日近所のペットショップに通って職人気質の店主に専門知識を教わった。「動物と触れあう職に就いたのは必然だったかな」

 ○…「いろんな時代があったけど、お客さんがずっと支持してくれていることが続いている要因」と嬉しそうに話す。町田は団地やマンションが多く、ペットを飼えない家庭が多かった。「リス園なら触れ合える」。よそにはない魅力を磨いた。あと5年で定年。後進に引き渡す準備をしている。「手作りでやってきたからこそ、進化するDNAがまだまだある」
http://www.townnews.co.jp/0304/2017/07/27/391925.html

http://archive.is/ulCka
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【探鳥】オオヨシキリ(大葦切) 懸命に生きる【東京新聞2017年7月27日】

 さいたま市桜区の草地で23日、ガマの穂の上部に止まるオオヨシキリの幼鳥。巣立ったばかりのようで、表情がかわいらしい。風で振り落とされぬよう懸命に棒状の部分をつかんでいる。バランスを崩した一瞬、翼を少し伸ばした。数十秒間、止まってくれた。
 夏鳥としてヨシ原などに渡来するヨシキリ科。「ギョギョシ、ギョギョシ」と騒がしく鳴く。その声から「行行子(ぎょうぎょうし)」の別名があり、夏の季語に。全長18センチ。 (写真と文・堀内洋助)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/amuse/bird/CK2017072702000161.html

http://archive.is/jU0de
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【栃木】高原山の豊かな四季とらえる 塩谷で「山の日」にちなみ写真展【東京新聞2017年7月27日】(ヤマセミ)

「この自然を守り続けたい」と話す青木さん=塩谷町で

 塩谷町や矢板市などにまたがる高原山(たかはらやま)の色彩豊かな四季をとらえた写真展が同町上寺島の「尚仁沢(しょうじんざわ)はーとらんど」で開かれている。同町の「写真サークルあそぼ」の会員らが撮影した三十七点が並ぶ。八月十二日まで。
 同町民らでつくる「ふるさと高原山を愛する集い実行委員会」が、八月十一日に那須町で開かれる第二回「山の日」記念全国大会の連携イベントとして開催。作品には、サクラや紅葉、雪、豊かな水に彩られた風景、塩谷町の鳥であるヤマセミや色鮮やかなヒガンバナなど生き生きとした動植物の姿が収められている。
 「冬の高原山が好き」という実行委メンバーの青木修司さん(66)は雪が広がる最高峰の釈迦(しゃか)ケ岳を写した作品を出展した。「この地域は山に守られてきた。今は私たちが山を守らなければならない。山の日もできた。さらに多くの人に山への関心を持ってもらえればと思う」と話す。
 午前十時〜午後四時開場。八月十二日からは「しおや風景写真展」が町内の道の駅「湧水の郷しおや」交流館で開かれる。 (吉岡潤)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201707/CK2017072702000196.html

http://archive.is/5jJ3w
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