2017年09月05日

宿主の巣に托卵するために雌のカッコウはタカの鳴き声をまねる【Nature Research2017年9月5日】

Crafty cuckoos mimic hawks to plant eggs in host nest

Nature Ecology and Evolution
雌のカッコウはタカをまねることによってヨーロッパヨシキリをかつぐ、という論文が、今週掲載される。その研究は、ヨシキリの巣に産卵した雌のカッコウが、タカのような鳴き声を発することによってヨシキリの注意をそらし、産み付けたカッコウの卵が気付かれにくくなるようにしていることを明らかにした。 雄のカッコウの鳴き声はなわばりを守る役割を果たすと考えられているが(カッコウの名前のもとになっている有名な「カッコー」という鳴き声は、雄だけが発する)、雌のカッコウの鳴き声(笑い声のような声であることから「チャクル」や「バブル」として知られる)の役割は謎に包まれている。しかし、その声は、ヨシキリの捕食者であるハイタカの鳴き声に似ている。

Jennifer YorkとNicholas Daviesは、宿主の巣に産卵した雌のカッコウが、悪事への注意を引くリスクがあるのに派手に鳴く理由を調べた。2人は、雌雄のカッコウ、ハイタカ、そして無害な対照のシラコバトの録音した鳴き声をヨシキリに向かって再生し、ヨシキリの行動を観察した。 その結果、ヨシキリは、タカに対するのと同じ高度な警戒を示して雌のカッコウの鳴き声に反応し、抱いている卵から自身の安全へと注意を転じたが、雄のカッコウとシラコバトの鳴き声には反応しなかった。続いて、ハイタカに捕食されるがカッコウによる托卵を受けない別種の鳥(シジュウカラ科)による別の鳴き声を再生した。シジュウカラ科鳥類は、雌のカッコウの鳴き声に対し、ハイタカに対するのと同じ反応を示したことから、警戒行動の誘発は雌のカッコウとハイタカの鳴き声の類似性によるものであることが示唆された。 この研究結果は、カッコウ亜科の托卵種には雌雄で鳴き声が異なるものが多いという事実と合わせて、托卵を行うカッコウの生活様式では性特異的な鳴き声が重要な要素となっている可能性を示唆している。

DOI:10.1038/s41559-017-0279-3 | 英語の原文
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/12154

カッコウの托卵、その狡猾さがあらわに 英研究【AFPBB News2017年9月5日】
カッコウの雌がその鳴き声をまねることが分かったとされる猛禽類のハイタカ(2008年6月15日撮影、資料写真)
【9月5日 AFP】卵を抱いている他種の鳥の巣にこっそりと自分の卵を産みつけ、親としての義務を逃れる托卵(たくらん)行動で知られるカッコウは、これまで考えられていたよりはるかに腹黒い策士であることを明らかにしたとする研究論文が4日、発表された。

 研究によると、雌のカッコウは卵を産みつけた直後に、巣の持ち主の鳥(ヨーロッパヨシキリなど)を動揺させるほどおびえさせ、新しい卵に気づかせないよう気をそらせるのだという。

 カッコウは、自分の卵を紛れ込ませた巣を飛び去る前に、ヨーロッパヨシキリを好んで捕食するタカ科の鳥の「鳴きまね」をするのだ。

 英ケンブリッジ大学(Cambridge University)の研究者2人からなるチームは、米科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に発表した論文に「このタカに似た鳴き声は、仮親となる鳥の注意を巣の卵からそらし、自身の身の安全の方に向かわせることにより、托卵の成功率を高めている」と記し、そして、「その結果として、雌のカッコウはこの争いで『最後に笑う者』になるのかもしれない」とも書いている。

 托卵では、仮親自身の子が犠牲になるケースが多い。しかし、托卵の発覚は、後から産み付けられた卵が巣から蹴り出されることにつながるため、カッコウはこれを回避するための巧妙なトリックを複数習得している。卵の色合いを托卵対象の鳥の卵と一致させることもその一つだ。

 また、産卵が「驚くほど秘密裏かつ迅速に」行われることについても研究チームは指摘している。

 しかし、産卵直後に「鳴き声を上げる」ことで発覚の危険を冒すことにつながることから、科学者らはその理由を理解することにこれまで苦慮していた。

 今回の研究でケンブリッジ大のチームは、恐怖によって仮親の気をそらすことがその目的だとする仮説を立てた。

■「クワックワックワッ」

 この説を検証するため、研究チームはカッコウの雄と雌、タカ科の鳥ハイタカと、無作為に選んだ脅威を及ぼさない鳥のノバトのそれぞれの鳴き声を録音した音声を再生し、ヨーロッパヨシキリに聞かせた。

 振り子時計で使われている「カッコウ」という特徴的な鳴き声を持つのは雄だけだ。雌は笑い声にも似た「クワックワックワックワッ」という声を上げるが、これとハイタカの「キッキッキッキッ」という鳴き声とはその周波数において似ていなくもない。

 ヨーロッパヨシキリは、タカの鳴き声に対して示すのと同程度の警戒感を持って雌のカッコウの鳴き声に反応し、抱いている卵から注意をそらすことを、研究チームは観察した。

 一方で、雄のカッコウとノバトの鳴き声には反応を示さなかった。

 研究チームはさらなる実験で、ハイタカに捕食されるがカッコウの托卵の対象にはならない鳥のシジュウカラにも、カッコウの雌の鳴き声を再生して聞かせた。

 その結果、カッコウは何の脅威も及ぼさないにもかかわらず、シジュウカラの場合でも「雌の鳴き声がハイタカの鳴き声と同程度に警戒感を増大させた」と、研究チームは述べている。

 人の耳には、カッコウとハイタカの2つの鳴き声は全く別物に聞こえるけれども、シジュウカラとヨーロッパヨシキリはどちらもカッコウの雌の鳴き声をハイタカだと勘違いしていることを、今回の実験結果は示唆していると、研究チームは結論付けた。

「カッコウの雌は、卵を守ることと自分の身を守ることの間にある根本的に両立し得ない関係性(トレードオフ)を巧妙に操ることで、自身の托卵行動の成功率を高めていることを、今回の結果は示している」と、論文の執筆者らは説明している
http://www.afpbb.com/articles/-/3141710
http://www.afpbb.com/articles/-/3141710?page=2

http://archive.is/Xu6dx
http://archive.is/T4n66

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ツルだけじゃありません! 野鳥の宝庫300種 出水で観察会【南日本新聞2017年9月5日】

双眼鏡で野鳥を観察する参加者=出水市文化町
 環境省出水自然保護官事務所は2日、出水市のクレインパークいずみ周辺で初心者向けの野鳥観察会を初めて開いた。市民16人が参加。双眼鏡を使い、アオサギやキジバトなど身近な野鳥の生態を学んだ。
 出水はツルの飛来地として有名だが、ツル以外にも多様な野鳥が観察できる。中村陽子自然保護官は「冬なら200〜300種類は観察できる野鳥天国。バードウオッチャーにとって一度は行ってみたいあこがれの地」と表現する。
http://373news.com/_news/?storyid=86854

http://archive.is/Qvcc2
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ペンギン 「ツユ」「ショカ」2羽、すくすくと 飼育員が子育て 徳山動物園 /山口【毎日新聞2017年9月5日】

 周南市の徳山動物園でフンボルトペンギンのひな2羽がふ化し、すくすく育っている。

 飼育中の8羽のうち、1組のペアが5月20、24日に卵を1個ずつ産んだのを確認。6月29日に1羽目が、7月2日に2羽目がふ化したとみられる。親鳥が高齢のため子育てが大変だろうと飼育員が育てることに決め、2羽目のふ化が確認された日に飼育器に移し、6月生まれを梅雨にちなんでツユ、7月の初夏生まれをショカと名付け世話している。性別はまだ不明。

 飼育を始めたときはツユが約113グラム、ショカが約75グラムだったが、すでにツユが約1160グラム、ショカが約1120グラムと10倍以上に成長。2羽は「ピーピー」と鳴いておねだりし、アジの切り身や、すり身に子犬用のミルクを混ぜた餌をもりもり食べている。親代わりの飼育員、森本真代さん(27)は「おなかをこわしたり、心配なこともありますが、順調に育ってます」と話している。

 今月中旬からは屋外展示場で土、日曜の午後2時、体重測定の様子を公開し、10月ごろには親たちに返す予定。【大山典男】

〔山口東版〕
https://mainichi.jp/articles/20170905/ddl/k35/040/496000c

徳山動物園でフンボルトペンギンの赤ちゃん2羽誕生 9月中旬から一部公開【周南経済新聞2017年9月5日】
 周南市の徳山動物園(周南市徳山、TEL 0834-22-8640)で8月30日、フンボルトペンギンの赤ちゃん2羽が生まれたことを発表。同園は9月4日、餌を与えるなどする様子を報道陣に公開した。

産毛の生えるショカ(左)とツユ(右)

 同園によると、フンボルトペンギンの卵を5月末に確認、以来約40日間、母親父親ペンギンが交代で卵を温め、6月29日と7月2日にふ化したという。それぞれ生まれた時期から「ツユ」と「ショカ」と名付け、現在は確実にひなが育つようにと飼育員による人工飼育がなされている。

 同園での飼育状況は現在、誕生した2羽を除き雄5羽、雌3羽の計8羽。過去に48羽の繁殖歴があり、2012年6月以来、5年ぶりの誕生となる。

 飼育員の森本真代さんを見ると赤ちゃんペンギン2羽は「ピーピー」と鳴き、餌が欲しいと甘えた様子。一羽ずつ体重を測定した後、アジの切り身とペーストを与えた。1日の食事の量は、体重の4分の1(約250グラム)で、1日4回に分けて与えているという。

 「ツユは甘えん坊で、ショカは食いしん坊の性格。このまま元気に成長してもらいたい」と森本さん。

 今後は、9月中旬に現レッサーパンダ舎へ移動、土曜・日曜の午後2時から体重測定の様子を公開予定。10月にペンギンプールに移動し、他個体との同居を予定しているという。

 営業時間は9時〜17時。入園料は、大人=410円、学生=100円。10月1日からは、大人=600円、学生=300円。
https://shunan.keizai.biz/headline/217/

徳山動物園にペンギン赤ちゃん【中国新聞アルファ2017年9月5日】
森本さんに抱かれるショカ。手前はツユ
 周南市の徳山動物園で、フンボルトペンギンの赤ちゃん2羽が誕生した。6月29日に甘えん坊のツユが、7月2日に食欲旺盛なショカが、それぞれ卵からかえった。9月中旬から、体重測定の様子を一般公開する。
(ここまで 98文字/記事全文 321文字)
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=370940&comment_sub_id=0&category_id=110

山口)ペンギンの赤ちゃん2羽すくすく 徳山動物園【朝日新聞デジタル2017年9月9日】
すくすく育つツユ(右)とショカ=周南市
写真・図版
写真・図版
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 徳山動物園(周南市)で人工飼育されているフンボルトペンギンの赤ちゃん2羽が報道陣に公開された。今月中旬に体重測定の様子を一般公開する予定。飼育員の森本真代さん(27)は「すくすく成長する赤ちゃんにぜひ会いに来て」と話している。

特集:どうぶつ新聞
 赤ちゃんは6月29日生まれのツユと7月2日生まれのショカ。梅雨と初夏にちなんで名付けられた。5月末に産卵を確認。親鳥が交代で1カ月間温めて孵化(ふか)した後、森本さんらが親代わりとなって飼育している。

 「体重も毎日20グラムずつ増えています」と森本さん。三枚に下ろしたアジの切り身を与えると、おいしそうについばんでいる。

残り:95文字/全文:372文字
http://www.asahi.com/articles/ASK98421JK98TZNB00G.html

http://archive.is/uT12P
http://archive.is/mZWPg
http://archive.is/p7VRl
http://archive.is/BK7LG

「ラムサール条約」の登録地拡大を 豊岡で公聴会【神戸新聞NEXT2017年9月5日】

「鳥獣保護区」などのエリア拡大について意見を交わす関係者=豊岡市役所

 世界の重要な湿地を守る「ラムサール条約」に登録されている、兵庫県豊岡市の円山川下流域と周辺水田について、エリア拡張を目指す豊岡市の動きを受け、環境省は4日、その前段階となる「鳥獣保護区」などへの指定に向けた意見公聴会を、同市役所で開いた。漁協、猟友会の代表ら7人が出席し、意見を出し合った。(阿部江利)

 「円山川下流域と周辺水田」は、コウノトリが生息する湿地を守る取り組みなどが評価され、12年に流域北部を中心とする約560ヘクタールが条約に登録された。市は、コウノトリがよく使う人工巣塔のある同市百合地と出石町伊豆周辺について、河川や水田計534ヘクタールの拡張を目指し、手続きを進めている。

 条約への登録には、先に国の「鳥獣保護区」や「特別保護地区」の指定を受ける必要がある。指定されれば原則的に狩猟ができなくなり、随時国の許可が必要となる。このため、環境省が関係者を対象に公聴会を開いた。

 事前の意向調査では、関係者全員が指定に賛成したが、この日は「クマやシカ、イノシシなどの有害捕獲には迅速に許可を」「円山川では、カワウなどによる放流魚への被害が深刻なので対応を」などの意見が出た。

 10月末の環境省の審議会で認められれば、11月1日から鳥獣保護区などが拡大する。これを受け、国は18年にある、ラムサール条約の締約会議でエリア拡張を求めていく予定。
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201709/0010524298.shtml

http://archive.is/YSfLG
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噴火17年、三宅島山頂まで緑 東大名誉教授が調査【朝日新聞デジタル2017年9月5日】(メジロ/ウグイス)

2009年の三宅島。緑の回復は十分ではない

 三宅島の雄山が2000年7月に噴火後、今夏初めて山頂まで緑に覆われたことを、樋口広芳・東京大名誉教授が確認した。昨年後半から火山性ガスの放出量が大幅に減ったためと見られる。

 雄山(標高775メートル)の噴火後、2002年には標高300メートルから400メートルくらいまで草が生え、木の幹から直接芽吹くなど、順調に回復するかに見えた。

 しかし、噴火後も放出が続く火山性ガスの影響で、生き残っていた木も枯れ始めた。山頂から風が流れやすい島東部や南西部を中心に大きな被害が出て、山のスギがすべて枯れた地域もあった。

 噴火から10年経っても、ガスの放出量は1日1千トン前後だったが、昨年から急減。気象庁によると、現在は1日数十トン以下の水準が続いている。

 噴火後の生態系について、三宅島で毎年調査を続けている樋口さんは7月、立ち入り禁止が続く山頂を遠方から観察した。

 その結果、ハチジョウススキやハチジョウイタドリなどの草を中心に、低木のオオバヤシャブシなどが生えている様子が確認できた。緑の拡大にともなって、比較的標高が高い所でも、メジロやウグイスなどの鳥が見られた。

 山頂まで緑に覆われたのは、噴火後初めてで、樋口さんは「火山性ガスの放出量が昨年から大幅に減り、一気に山頂まで緑が上がったのだろう」と話している。

 (竹石涼子)
http://www.asahi.com/articles/DA3S13119184.html

http://archive.is/jTJgh
野鳥とともに/2 三宅島(東京都三宅村) 固有種がすむ火山の島【毎日新聞2017年5月10日】
緑の三宅島再び 園芸高、植樹活動10年【東京新聞2015年2月13日】
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バードストライク、年間1500件超!? 1羽でエンジン損傷も どう対策?【どうぶつニュース2017年9月5日】

飛行機と鳥との衝突は「バードストライク」と呼ばれ、日本では年間1500件以上発生しています。1羽だけでも大きな被害になりかねないバードストライク、どのような対策が行われているのでしょうか。

窓ガラスにひび、エンジン損傷も
 飛行機と鳥との衝突は「バードストライク」と呼ばれ、国土交通省航空局の資料によると、日本では2016年に1626件、2015年には1769件発生しています。


飛行機が鳥と衝突する事例は「バードストライク」と呼ばれる。写真はイメージ(画像:Nuttapong Wannavijid/123RF)。
 この数値は、飛行機の運航者(航空会社など)や機長から寄せられた報告に基づき、航空局が取りまとめたもの。同局ではバードストライクに対策を講じるべく、2009(平成21)年から日本で鳥と衝突、あるいは衝突のおそれがあった事例について、運航者に報告をお願いしているといいます。鳥がどのような被害をもたらすのか、同局に聞きました。

――バードストライクで多い事例はどのようなものでしょうか?

 最も多いのは、コックピットの窓を含む飛行機の前部(ノーズ)に当たる事例です。翼やエンジン・プロペラ部、胴体など、衝突する部位や鳥の大きさによっても被害は異なり、胴体がへこんだり窓ガラスにひびが入ったりすることもあれば、当たったことに気づかないほど軽微なケースもあります。

 エンジン部に鳥が入り込むと、衝撃でタービンブレードが欠け運航に支障をきたすこともあります。鳥の大きさによっては、1羽巻き込んだだけでも起こり得ます。ただ、翼や胴体を貫通するほどの事例はまれでしょう。

空港周辺で多いバードストライク 対策は「アナログ」?
――どのような状況で発生することが多いのでしょうか?

 多くは離着陸時、つまり空港の周辺で発生しています。被害にあった飛行機は離陸を中止し、損傷に応じて機材を変更することもあるほか、ある程度の高度に達した状態で起こった場合は引き返したり、目的地外の空港へ緊急的に着陸したりすることもあります。

――どのような対策が行われているのでしょうか?

 主に、空港内へ鳥が巣をつくらないような環境対策を行っています。定期的に見回りをし、必要に応じて空砲を撃つなどして鳥を追い払います。

※ ※ ※

 国土交通省航空局の担当者によると、バードストライク対策は見回りと、その都度鳥を追い払うことが主体だといい、抜本的に予防するようなシステムはないといいます。「やり方としてはアナログかもしれません」と話します。

 ちなみに、国が管理する空港でバードストライクの件数が最も多いのは羽田空港で、2016年には182件発生。2位の伊丹空港73件と比べても突出した数値です。これについて航空局の担当者は「羽田空港は交通量が多いということもありますが、水辺にあるため鳥が集まりやすい」のだそうです。

【了】
https://trafficnews.jp/post/78465
https://trafficnews.jp/post/78465/2
https://trafficnews.jp/post/78465/3

http://archive.is/1qx79
http://archive.is/PExWa
http://archive.is/fhSlw
日航機、エンジン内の部品欠損 バードストライクは否定【共同通信2017年9月5日】
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日航機、エンジン内の部品欠損 バードストライクは否定【共同通信2017年9月5日】

機体トラブルで羽田空港に引き返した日航機の左エンジン部分=5日午後0時16分
 羽田発ニューヨーク行き日航機のエンジンから離陸直後に炎が出たトラブルで、国土交通省は5日、エンジン後部にあるタービンの金属製の羽根が複数箇所で欠けていたと明らかにした。

 日航は当初、鳥が機体に衝突するバードストライクの可能性を示していたが、エンジン内部に衝突の痕跡がなかったことから、その後に否定した。離陸した滑走路上からは、機体から落下したとみられる粉々の部品が見つかった。日航は何らかのエンジン不具合が起きたとみて原因を詳しく調べている。

 日航は5日夕、248人としていた乗客乗員数を251人と訂正した。
https://this.kiji.is/277733311282693625?c=39546741839462401

JAL機緊急着陸 エンジン内部の不具合か【NHKニュース2017年9月5日】
5日午前、羽田発ニューヨーク行きの日本航空機が羽田空港に緊急着陸したトラブルで、会社側が機体を点検した結果、エンジンに鳥が吸い込まれるバードストライクの痕跡は見つからなかったということです。
国土交通省と日本航空は、エンジン内部の不具合が原因と見て詳しく調べています。
5日午前11時ごろ、羽田発ニューヨーク行きの日本航空6便、ボーイング777型機で、離陸直後に左のエンジンから火が出ました。機体は羽田空港に引き返して正午すぎに緊急着陸し、乗客乗員合わせて251人にけがはありませんでした。

日本航空によりますと、乗客は別の機体に乗り換えて午後5時すぎに改めてニューヨークに向けて出発しました。

NHKが設置したカメラには、上昇中の機体の左エンジンから炎のようなものが何度も吹き出す様子が映っていて、日本航空は当初、エンジンに鳥が吸い込まれるバードストライクが起きたと見られると説明していました。

その後、会社側が機体のエンジンを点検した結果、鳥を吸い込んだときに見られる痕跡は無く、エンジン後方部分にあるタービンの「ブレード」と呼ばれる羽根が一部欠けているのが見つかったということです。

バードストライクの場合は通常、エンジンの前方部分で破損が発生することから、国土交通省と日本航空は、バードストライクではなくエンジン内部の不具合が原因と見て今後、さらに詳しく調べることにしています。
専門家「エンジン原因なら しっかり検証を」
日本航空の旅客機が緊急着陸したトラブルについて、日本航空の元機長で航空評論家の小林宏之さんは、「エンジンから火が出たのは、何らかの原因でエンジン内の空気の流れが変わり不完全燃焼を起こしているためで、その原因としては、エンジン自体の故障か、エンジンに鳥が吸い込まれるバードストライクが考えられる」と指摘しました。

小林さんは、どちらが原因か現段階ではわからないとしたうえで、「最近はエンジンの信頼性が高まり、以前に比べてトラブルは少なくなってきているが、ゼロにはなっていない。特に、離陸の際はエンジンのパワーを上げるため負担がかかりやすい。仮にエンジン自体のトラブルだとすれば原因の検証をしっかり行う必要がある」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170905/k10011127861000.html

緊急着陸の機体、鳥の痕跡見つからず エンジン不具合か【朝日新聞デジタル2017年9月5日】
羽田空港に引き返し、緊急着陸した日本航空の機体=5日午後0時15分、川村直子撮影
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 羽田空港で5日正午すぎ、羽田発ニューヨーク行きの日本航空機(ボーイング777型、乗客乗員251人)が、左エンジンのトラブルで緊急着陸した。けが人はいない。国土交通省によると、離陸直後にエンジン後方から一瞬火が出た。エンジン内部が一部壊れており、日航は不具合があったとみて原因を調べている。

日航機が緊急着陸 「異音してエンジンから火が」と通報
 当初、鳥がエンジンに吸い込まれたとみられていたが、鳥の痕跡は見つからなかった。何らかのトラブルで燃焼が不安定になり、炎が出た可能性がある。

 同機は約1時間飛行しながら燃料を房総半島沖に捨て、機体を軽くしてから着陸。同機が離陸した羽田空港のC滑走路は、離陸直後に脇の芝生から煙が上がり、安全確認のため午前11時から約2時間閉鎖された。(伊藤嘉孝)
http://www.asahi.com/articles/ASK956D4VK95UTIL040.html

日航機、羽田に緊急着陸 バードストライクか【朝日新聞デジタル2017年9月5日】
【動画】緊急着陸した日本航空6便の左側のエンジンを調べる関係者=野津賢治撮影
写真・図版
緊急着陸後、左側のエンジン(写真右)を調べる関係者=5日午後0時24分、東京・羽田空港、朝日新聞社ヘリから、越田省吾撮影
写真・図版
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 5日午後0時10分ごろ、羽田発ニューヨーク行きの日本航空6便(ボーイング777型、乗客乗員248人)が、左エンジンのトラブルで羽田空港に緊急着陸した。鳥がエンジンに吸い込まれるバードストライクが起きたとみられ、エンジンから一瞬火が出たという。けが人はいない。

日航機が緊急着陸 「異音してエンジンから火が」と通報
 国土交通省東京空港事務所によると、午前11時の離陸直後に、左エンジンから一瞬火と煙が出た。数分後に操縦士から管制官に「緊急着陸する」と連絡が入った。日航によると、機長からは「バードストライクがあった」との連絡が入ったという。日航機は、約1時間飛行しながら燃料を房総半島沖に捨て、着陸に耐えられる重量まで機体を軽くしてから着陸した。

 空港事務所によると、日航機が離陸したC滑走路は、同機の離陸直後に脇の芝生から煙が上がり、安全確認のため午前11時から約2時間閉鎖された。
http://www.asahi.com/articles/ASK954723K95UTIL017.html

日航機 エンジンから火、緊急着陸 バードストライクか【毎日新聞2017年9月5日】

羽田空港に緊急着陸したJAL機=羽田空港で2017年9月5日午後0時27分、太田康男撮影

エンジンから火のようなものが見えるJAL機=羽田空港で2017年9月5日午前、TBSテレビから
 5日午前11時ごろ、東京・羽田空港のC滑走路から離陸したニューヨーク行き日本航空(JAL)006便(ボーイング777)の左翼エンジンから出火。同機が羽田空港の管制に緊急事態を宣言した。同機は千葉県・房総半島沖の太平洋上空で約1時間旋回して燃料を減らし、同午後0時9分に同空港に緊急着陸した。JALによると、同便には乗客233人と乗員15人の計248人が搭乗していたが、いずれもけがなどはなかった。

<バードストライク よそ見原因か>餌につられ視線下に
<関空 空の安全 タカや犬が守る>バードストライク対策
<イチからオシえて バードストライクを防ぐ>風力発電所設置に手引 飛行経路調査
【飛行中のJAL機】エンジンから火のようなものが見える
 JALの説明では、同機には両翼に1基ずつエンジンがあり、離陸中に左エンジンから炎が上がっているのを管制官が確認した。鳥がエンジンに巻き込まれる「バードストライク」の可能性が高いとみている。

 エンジンの1基にトラブルが発生しても飛行に支障はなく、同機は燃料を減らし機体を軽くして着陸時の乗員乗客の安全を確保するため、房総半島沖の上空を3回旋回した後、同空港に着陸した。

 また、同機の離陸直後にC滑走路横の芝生が燃える火災が起きており、国土交通省や東京消防庁などが原因を調べている。【神保圭作、酒井祥宏】
https://mainichi.jp/articles/20170905/k00/00e/040/233000c

左エンジン内の羽根が欠ける…JAL機緊急着陸【読売新聞2017年9月5日】
エンジントラブルで緊急着陸したJAL機(5日午後0時24分、羽田空港で、読売ヘリから)=米山要撮影
緊急着陸したJAL機のエンジン付近を調べる職員ら(5日午後0時24分、羽田空港で、読売ヘリから)=米山要撮影
緊急着陸したJAL機のエンジン付近を調べる職員ら(5日午後0時24分、羽田空港で、読売ヘリから)=米山要撮影
エンジン異常、出火か…羽田にJAL機緊急着陸
エンジン異常、出火か…羽田にJAL機緊急着陸
 5日午前11時頃、羽田空港を離陸したニューヨーク行き日本航空6便(ボーイング777型機)で、左エンジンの出力が低下するトラブルが発生した。

 同機は同空港に引き返し、約1時間後に緊急着陸した。乗員乗客計約250人にけがはなかった。

 国土交通省によると、離陸時に左エンジンから出火していたという情報があり、エンジン内後部のタービンブレード(羽根)の一部が欠けていることが確認された。日航は当初、鳥がエンジンに吸い込まれる「バードストライク」の可能性が高いとみていたが、エンジンからは鳥の血痕や羽根などは見つからなかった。日航はバードストライク以外の理由で異常が発生したとみて、引き続き原因を調べている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170905-OYT1T50040.html

http://archive.is/O4Rgy
http://archive.is/wJ9V3
http://archive.is/E5r1B
http://archive.is/W7qhK
http://archive.is/UNfF3
http://archive.is/UJnb0
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「野鳥の名前、ぜんぶ答えますキャンペーン」がスタート!生物図鑑の読み放題サイト「図鑑.jp」で9月4日〜20日まで質問を募集【プレスリリース2017年9月5日】

 インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、生物図鑑読み放題サイト「図鑑.jp」で、期間限定の「ぜんぶ答えますキャンペーン野鳥編」を開始します。9月4日(月)〜20日(水)までの17日間に投稿された野鳥写真に対して、専門家と図鑑.jp事務局が総力を挙げて名前などの詳細をお答えします。10月には植物編も予定しています。


https://i-zukan.jp/pages/zenbu_tori.html

【図鑑が読み放題だけじゃない「図鑑.jp」】
 図鑑.jpは、複数の出版社が発行する中上級者向けの生物図鑑を電子書籍化して、読み放題にする年会費制のウェブサービスです。現在は、「野鳥」と「植物」の2ジャンルを展開中です。
 サイトには、「質問・報告掲示板」を設けており、ユーザが植物や野鳥の写真を投稿することで、ほかの人へ質問や、情報共有をすることができます。そのことによって、図鑑で調べても分からない場合に名前が分かったり、季節や地域の情報が得られたりするなど、図鑑の情報を補完する役割を担っています。
 このように、図鑑.jpは「図鑑の読み放題」を核として、掲示板を含めたサイト全体として「生物のことが分かる」を提供しています。

【ぜんぶ答えますキャンペーン 野鳥編】
 今回、期間限定のキャンペーンとして、野鳥の専門家が皆様からの質問にお答えします。ご回答いただくのは公益財団法人山階鳥類研究所広報コミュニケーションディレクターの平岡考さん。バードウォッチングの初心者から中上級者まで、めずらしい野鳥は言うに及ばず、微妙に判断しにくい種類や幼鳥やメスなど、図鑑にはあまり載っていないものまで、すべてお答えします。

https://i-zukan.jp/pages/zenbu_tori.html

特別回答者:
平岡 考(ひらおか・たかし)
公益財団法人考山階鳥類研究所広報コミュニケーションディレクター。広報紙「山階鳥研NEWS」、ウェブサイトの編集を担当。自然誌研究室の専門員も兼務。同研究所に日々寄せられる多くの鳥類に関する質問をボランティアの協力のもと回答している。

募集期間:2017年9月4日(月)〜20日(水)
募集内容:野鳥に関する質問で、写真があるもの。
応募方法:応募方法は以下の4つ。いずれかの方法で投稿して下さい。
@図鑑.jpの掲示板に投稿(無料会員の登録が必要です)
 https://i-zukan.jp/posts?genre_id=3
Aメールで写真を送付
 i-zukan@yamakei.co.jpへメールに添付して送付
B図鑑.jpのFacebookページへ投稿
 https://www.facebook.com/izukan.jp/?fref=ts
CTwitterにハッシュタグ「#図鑑jp答えます #野鳥」で投稿
回答方法:図鑑.jp掲示版にて随時回答します。メール、Facebook 、Twitterで投稿いただいた場合も、事務局で代理投稿の上、掲示版上で回答いたします。回答者が事務局の場合もあります。
https://i-zukan.jp/posts?genre_id=3
応募規定とお願い:
@おひとり様、5質問までご投稿いただけます。
A投稿する写真は1カットだけでなく、体のさまざまな部位がわかるよう、極力、複数カットを同時に送ってください。
B撮影日と撮影地、環境を記してください。さらに、ご自身で観察されて、知っている鳥と比較して体の大きさがどのように感じられたか、目立った特徴、気づいた行動、鳴き声、その他の観察状況等を記してください。
注意事項:
・不鮮明な写真、識別ポイントが明確でない写真などの場合、名前が分からないこともあります。
・応募投稿の写真データは返却いたしません。
・応募投稿の一部を編集して図鑑.jp内で利用させていただくことがあります。
・ご利用には、図鑑.jp利用規約に同意いただく必要があります。

【図鑑.jpとは】
現在、植物コースは、山と溪谷社の図鑑をはじめ、文一総合出版、全国農村教育協会、神奈川県立生命の星・地球博物館の3社1機関の全14冊(総ページ数7896ページ)、野鳥コースは文一総合出版、平凡社、山と溪谷社の3社、全8冊(総ページ数3112ページ)の図鑑が読み放題となっており、それらを和名、学名、科名で横断検索できるサービスです。

【図鑑.jp会費】
図鑑.jp植物コース=個人会員5000円/年(3端末まで利用可能)
図鑑.jp野鳥コース=個人会員3000円/年(3端末まで利用可能)
 *法人会員はユーザ数、端末数、利用目的などで価格が変わります。
  https://i-zukan.jp/static/legal_user
 *(公財)日本野鳥の会、(公財)日本自然保護協会の会員は10%割引となります。
 *年会費は、加入月を1ヶ月として、翌年前月末までとなります。

【決済方法】
・個人会員はクレジットカードのみ。
 *領収書などは希望により作製・送付いたします。
 *法人会員は銀行振込となります。

【動作環境】
<PC>
・Windows:MS IE11以上、MS Edge最新版、Google Chrome 最新版、Firefox 最新版
・Mac:Safari 最新版、Firefox 最新版
<スマートフォン、タブレット>
・iPhone、iPad mini、iPad :Safari 最新版
・Android:Google Chrome 最新版



【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに、専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2017年4月1日に創設25周年を迎えました。

以上

【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 担当:神谷・塩崎
101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目105番地 神保町三井ビルディング
TEL 03-6744-1908   メールi-zukan@yamakei.co.jp
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001791.000005875.html

http://archive.is/hHGUm
「図鑑.jp」の野鳥&植物コースに新コンテンツを追加【ICT教育ニュース2017年8月14日】
生物専門図鑑の読み放題サイト「図鑑.jp」、(公財)日本野鳥の会、(公財)日本自然保護協会の会員限定で年会費の永年10%割引を実施して、自然保護・環境教育活動に貢献【プレスリリース2017年8月4日】
日本で唯一の生物図鑑読み放題サイト「図鑑.jp」が無料お試しキャンペーンを開始 株式会社インプレスホールディングス【プレスリリース2017年5月16日】
生物専門図鑑の読み放題サイト「図鑑.jp」企業・教育機関・施設での展示などで利用できる法人契約を発表【プレスリリース2017年2月14日】
生物専門図鑑の読み放題サイト「図鑑.jp」オープン− 出版社とユーザでつくる究極の図鑑。植物・野鳥2ジャンルから−【プレスリリース2017年1月19日】
植物・鳥の図鑑、電子書籍で読み放題【朝日新聞デジタル2017年1月12日】(既報複数)
タグ:書籍
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高田守先生の生き物語り 文化を持つ【毎日新聞2017年9月5日】

 人間以外の多くの生き物も文化を持つと言ったら、驚かれる方がいるかもしれない。文化とは、遺伝によって伝わるわけではないのに、ある集団で維持されている行動様式のことを指す。人間で言えば、箸を使ってご飯を食べるのも、外に出る時に靴を履くのも文化だ。文化は周囲の個体から継承されるので、例えば生粋の日本人の子どもが生後間もない頃から英国人家庭で育ったなら、英国人の文化を継承することだろう。

 では、生き物にはどんな文化があるのだろう? 代表的な例が、鳥のさえずりだ。カナリアなどのオスはメスに求愛する際、特別な鳴き声で歌う。この愛の歌は、若い鳥たちが、親鳥や歌のうまい別の個体の鳴き声をまねることによって、継承されている。そのため、人の手で育てられると、鳴き声が変わってしまう。また、地域によって鳴き声が違う種もいる。こうした「方言」が存在するのも、文化ならではの現象だ。

 熊本市の水前寺公園周辺に生息するサギの仲間は、木の枝などを池の水面に落とし、餌だと思って近づいてきた魚を捕まえることで有名だ。これも、文化として伝わった狩りの方法である。しかもこの方法は、人間が魚の餌を池に投げ入れる様子を見て編み出された可能性があり、種を超えて文化が伝播(でんぱ)した例かもしれない。

 宮崎県串間市の幸島(こうじま)のサルには、ここ60年余りの間に新しい文化が生まれた。サルには研究のためイモが与えられていたが、ある日、1頭の若いサルがイモについた泥を洗うと食べやすいことを発見。その後、「イモ洗い」の文化が他のサルにも広がった。このように、文化を持つ生き物は、互いに影響を与え合いながら生きている。(動物行動学者)=次回は10月3日掲載
https://mainichi.jp/articles/20170905/ddm/013/070/006000c

http://archive.is/NB0hC
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「いつも一緒だよ」/野生のアオバズク 天願さんとの生活満喫中/伊良部佐和田【宮古毎日新聞2017年9月5日】

天願さん(奥)との共同生活を満喫中のアオバズク=3日、伊良部佐和田
伊良部の佐和田では、自転車で散歩を楽しむフクロウが話題だ。このフクロウの種類は「アオバズク」。現在、保護した天願正紀さん(58)が大切に育て、家の中で放し飼いにしているときには天願さんがトイレに行くときも一緒について行くという。

 佐和田出身の天願さんは高校卒業後上京し、東京での生活を経て1年前に古里に帰ってきた。現在は介護の仕事に従事し、父親の面倒を見ながら久々に島での生活を過ごしていた。

 そんな中、1カ月ほど前に知人宅の庭にアオバズクの幼鳥が巣から落ちて、飛べずにいたことから保護し、えさを与えて大切に育ててきた。

 与えるえさも良く食べ、最近では天願さんが運転する自転車のハンドル部分に捕まって心地良さそうに風を受けるアオバズクの姿が地域の話題となった。

 えさは、挽肉や昆虫で、1日3回与えている。「まだ自分でえさを捕ることはできていない。家の中にいるヤモリを狙って、飛び立ってもヤモリの逃げるスピードの方がまだ速いね」と話す。

 アオバズクとの共同生活を「楽しいよ。自転車に乗せていると観光客や子供たちからよく『かわいいね』や『かっこいい』と声を掛けられる。今では地域の人気者になっている」と話した。

 しかし、野鳥を保護して育てていることについて不安も話す。「一緒にいるのは楽しいが、このままこうして野鳥を飼うことが大丈夫なのか少し気になっている」と話した。

 これについて宮古野鳥の会の仲地邦博会長は「野鳥を飼育することは法律で禁止されている。しかし、現在はやむを得なく保護している状況であれば、人間との接触をできるだけ減らし、えさも人がいない状況で与えるなど、自然界に戻すような取り組みをしてほしい」と話した。

 取材した際には、天願さんが近くにいないと寂しそうに鳴き続け、天願さん近づくと鳴き止む。

 甘えん坊のアオバズクに対して天願さんは「少し寂しいが、今後はできるだけ自然界に戻れるように接していきたい」と話した。

http://www.miyakomainichi.com/2017/09/101997/

http://archive.is/eAIL1
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鹿児島)居残りナベヅル、独りぼっちの越夏 出水【朝日新聞デジタル2017年9月5日】

独りぼっちになった居残りナベヅル。左の羽がしっかりたためていない=出水市、全日写連・奈良和憲さん撮影

 国内最大のツルの飛来地である出水市の出水平野で、1羽のナベヅルが「越夏」中だ。半月前までいた別の若鳥1羽が姿を消してしまい、仲間が越冬のためにやってくる10月中頃まで、独りぼっちで過ごすことになりそうだ。

 市ツル博物館によると、今年は4月中旬までにほとんどのツルが飛び立ち、5月半ば過ぎには左羽を痛めている1羽と、脚の具合が悪そうな若鳥だけになった。2羽は離れて暮らしていたが、平野で田植えが進んだ6月ごろから、一緒に過ごすようになった。しかし、若鳥は8月15日前後を最後に目撃情報が途絶えているという。

 同市荘でナベヅルを撮影した全日写連会員の奈良和憲さんによると、高く飛ぶことはできず、近づこうとすると助走をつけて跳ねるように逃げるという。

 同博物館によると、ナベヅルは暑さをしのぐことはでき、食べ物も確保できている状態。しかし、水が浅く張っているねぐらが少なく、周囲は稲刈りなどで人の動きも激しくなるため、当面は落ち着かない日々を過ごすことになりそうだ。(城戸康秀)
http://www.asahi.com/articles/ASK8064B3K80TLTB00V.html

http://archive.is/017C0
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ふ化成功の絶滅危惧種「ミゾゴイ」3羽順調に成長 飼育下での繁殖は全国2園目 宮崎【産経ニュース2017年9月5日】

宮崎市のフェニックス自然動物園でふ化し、親鳥とほぼ同じ大きさに育ったミゾゴイ=8月25日
 宮崎市のフェニックス自然動物園が、絶滅危惧種のサギの一種「ミゾゴイ」のふ化に成功し、3羽が順調に成長している。飼育下で繁殖させたのは、平成27年の横浜市繁殖センターに続き全国で2施設目。園は謎が多いミゾゴイの生態を解明し、減少を食い止めたい考えだ。

 園は宮崎県内で保護されたミゾゴイの飼育を09年に始め、昨年から2組のつがいで繁殖を試みた。今年5月から6月にかけて3個の卵がふ化し、7月上旬には巣立ちを確認。現在は親鳥とほぼ同じ約50センチの大きさに育ち、展示場で羽ばたいている。

 ミゾゴイは夏に日本で繁殖し、フィリピンや台湾で越冬する。森林伐採といった成育環境の悪化で生息数が減り、環境省などによると現在は千羽以下とみられる。

 園は横浜市繁殖センターとも協力してつがいを増やし、繁殖を進める。飼育課長の竹田正人さん(58)は「トキやコウノトリのようにいずれは野生に返し、自然環境下でミゾゴイが当たり前の存在になるようにしたい」と話している。
http://www.sankei.com/life/news/170905/trv1709050003-n1.html

http://archive.is/44hR9
WWF、日本自然保護協会、日本野鳥の会が共同で、石川県知事に意見書を提出 国際希少種ミゾゴイの生息地に産業廃棄物処分場は相応しくない!【プレスリリース2017年8月24日】
横浜市繁殖センター ミゾゴイで繁殖賞 国内初の成功で【タウンニュース2016年8月18日】
ミゾゴイ 絶滅危惧2類、ヒナ誕生 親子元気に背比べ フェニックス自然動物園 /宮崎【毎日新聞2017年7月3日】
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コウノトリ今年も飛来 直方、宮若市境の池 [福岡県]【西日本新聞2017年9月5日】

鴨生田上池に飛来した3羽のコウノトリ

 直方市と宮若市の境にある鴨生田上池に国の特別天然記念物のコウノトリ3羽が飛来、野鳥愛好家らがカメラを向けるなど注目を集めている。

 筑豊地区にコウノトリが飛来するのは珍しいが、鴨生田上池には昨年11月下旬に2羽が飛来。1カ月ほど同池にいたが、その後姿を消していた。直方市によると、今回は2日夕から目撃情報があったという。

 昨年の2羽は、足輪の色などからコウノトリの保護増殖、野生復帰に取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園が放鳥したものとされていた。今回の3羽も足輪をしており、成鳥1羽は、昨年飛来した2羽のうちの雌らしい。残りの2羽は、同公園で昨春と今春に生まれた幼鳥とみられている。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/356059/

コウノトリ 今年も飛来 鴨生田池に3羽 /福岡【毎日新聞2017年9月5日】
鴨生田池に飛来したコウノトリ
 直方市と宮若市の境にある鴨生田池に国の天然記念物、コウノトリが3羽飛来した。昨年11月下旬から年末にかけて2羽が同池に来たのに続く飛来で、3日にはその姿が確認されていた。

 3羽が着けている足環から、兵庫県立コウノトリの郷公園が放鳥した親鳥から生まれた個体らしい。同公園ホームページの足環カタログによると、3羽のうち1羽は昨年も来た雌で、2羽は昨年と今年に生まれた雄とみられる。

 水が少なくなった池は格好の餌場。3羽は水にくちばしを突っ込んで餌を探したり優雅に歩き回ったり。写真撮影しながら3羽を観察していた男性2人は「また来てくれてうれしい」と話していた。【武内靖広】

〔筑豊版〕
https://mainichi.jp/articles/20170905/ddl/k40/040/447000c

http://archive.is/Nk2Gm
http://archive.is/vS97k
コウノトリ鴨生田上池で一休み 特別天然記念物 [福岡県]【西日本新聞2016年11月30日】
タグ:コウノトリ
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【東京特派員】「神の鳥」への償い 湯浅博【産経ニュース2017年9月5日】

 夏山の季節になると、新聞の1面は、雄大な北アルプスの峰々を巧みなアングルから撮影して、読者を楽しませてくれる。9月に入ると、穂高連峰の涸沢カールはナナカマドが赤く色づいて、一足早く秋が忍び寄ってくる。

 そんな風景に思いをはせながら、個体数が減っている雷鳥たちの行く末を案じた。南北アルプスのあちこちで見られた雷鳥が、いつの間にか「絶滅危惧種」になっていた。

 ハイマツの陰から顔を出す愛らしい幼鳥も、いずれは見られなくなってしまうのだろうか。

 高山地帯で目にするニホンライチョウは、国の特別天然記念物である。5年前に絶滅の危険性が高いレッドリストの「IB」類に引き上げられた。1980年代に3千羽だった生息数が、環境の悪化などによりいまや2千羽以下に減ってしまった。

 かつて、厳冬期の常念岳で見た雷鳥は、山岳信仰にいう「神の鳥」のようだった。雪に溶け込む真っ白な保護色に、神々しい美しさがあった。しかし、夏のそれはハイマツの枝と同じ焦げた茶系の凡庸な姿になる。羽が退化した小型のチャボのようで、さして珍しいとも思わなかった。

 でも、常に居るはずのものが、ある日、姿を消すことになると思うと、とたんにいとおしくなるから勝手なものである。

 初めて雷鳥を見たのは、高校山岳部1年目の夏合宿だった。薬師岳から入って黒部五郎岳、三俣蓮華岳、さらに双六岳を経て槍ケ岳に至るルート上で何度か目撃している。短い足を懸命に動かす様は、どこか、ペンギン・ウオークに似て愛くるしい。

 夏合宿は1週間にわたる縦走なので、45キロほどあるザックのベルトが肩に食い込む。ひたすら苦痛に耐えて登るから、とても彼らを観察する余裕などはない。ザックを下ろす休憩時に、人を恐れずに近づく雷鳥に癒やされた。

 その習性が、彼らの命取りになる。飛来する猛禽(もうきん)類は以前からの天敵だったし、温暖化で高山地帯に進出してきたシカやキツネに捕食され、ニホンザルまでが幼鳥を狙うことが近年、確認されている。

 しかも、山小屋から排出されるゴミに混じる病原菌が彼らを侵し、逃げ込むはずのハイマツが登山者に踏み荒らされる。ハイマツは彼らの生命線だから、まさに生存権が脅かされているのだ。

 そんな窮状を見かねた環境省が、一昨年から乗鞍岳で22個の卵を採集し、東京の上野動物園、長野の大町山岳博物館、さらに富山市ファミリーパークの3施設で孵化(ふか)を試みた。3園で22羽が孵化したが、半数近くが死んだ。命をつないだ幼鳥は、3園のほかに栃木の那須どうぶつ王国でも飼育されている。

 北アルプス山行では、雷鳥と並んで岩ツバメにもよく驚かされた。出会いは大学時代に登攀(とうはん)した滝谷であった。涸沢カールから見ると、北穂高岳の反対側に回り込んだ先の岩壁が岩登りの「聖地」だった。

 垂直に近い岩壁にわずかなホールドをつかんで慎重に体をずらすと、突然、ザイル仲間が「ラクッ(落)!」と叫んだ。落石に特有の「ヒュー」という音に体を緊張させる。落下してくる黒い石もどきが、頭上でUターンすると急上昇していく。下でザイルを操っていた先輩が「岩ツバメのやろう」と苦々しげに毒づいていた。

 あれは、巣や縄張りに近づいてきた闖入(ちんにゅう)者を威嚇していたのだろう。雷鳥も岩ツバメも、過酷な自然界で「種の保存」のために闘っている。人間による雷鳥の人工繁殖はせめてもの償いなのだ。(ゆあさ ひろし)
http://www.sankei.com/column/news/170905/clm1709050007-n1.html
http://www.sankei.com/column/news/170905/clm1709050007-n2.html
http://www.sankei.com/column/news/170905/clm1709050007-n3.html

http://archive.is/yJMwE
http://archive.is/mXMkF
http://archive.is/ZpLWH
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【栃木】「けものフレンズ」とコラボ 那須どうぶつ王国でスタンプラリー人気【東京新聞2017年9月5日】

園内に展示されているキャラクターのパネル=那須町で(那須どうぶつ王国提供)

 那須町の那須どうぶつ王国で、人気アニメ「けものフレンズ」のコラボレーション企画が人気を集めている。動物が人の姿に変身したかわいらしいフレンズたちが園内にパネルで登場。スタンプラリーなどもあり、一味違った園内を楽しむことができる。 (小川直人)
 「けものフレンズ」は、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」を舞台に人の姿のフレンズたちが大冒険する物語。テレビアニメ化され、人気が広がっている。
 那須どうぶつ王国では、レッサーパンダやカピバラ、マヌルネコなど飼育されている動物を中心に十五体のキャラクターパネルがあちこちに展示されている。ポストカードがもらえるスタンプラリーのほか、缶バッジやクリアファイルといった限定のコラボグッズも販売している。
 八月末までだったコラボ企画は十月九日まで延長。コラボグッズは、アルパカ・ワカイヤとパフィンの缶バッジ、3Dクリアファイルが追加販売される。王国の担当者は「コラボ動物の実際の姿も見て楽しんでほしい。珍しい動物も含まれているので、コラボをきっかけに興味を持ってもらえれば」と来場を呼び掛けていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201709/CK2017090502000161.html

http://archive.is/LRaNG

北斗星(9月5日付)【秋田魁新報2017年9月5日】(鳥よけ)

 田んぼの上を飛ぶ数羽の猛禽(もうきん)類らしきものを秋田市郊外で見掛けた。近づいてよく見ると、それはタカかトンビを模したスズメよけの「たこ」だった。釣りざおのような支柱に糸で結ばれ、色づいてきた稲穂の上を飛んでいた

▼田んぼの周囲には光るテープも張り巡らされている。たこが飛んでいない近くの田んぼには、スズメが群れをなしていた。たこやテープには秋の実りを守りたいという農家の切実な願いが込められている

▼秋の歳時記には「案山子(かがし)」「鳴子(なるこ)」「鳥威(とりおど)し」などの季語が並ぶ。鳥威しの意味は「穀物を荒らしにくる鳥を防ぐさまざまな仕掛け」。とすれば、たこやテープはもちろん、かかしも鳴子も鳥威しの一種と言える

▼鳴子は木の板に数本の竹筒を並べてぶら下げたもの。板をつるした縄の端を引いて音を出し、鳥を追い払う仕掛けだが、現在ではまず目にすることはない。以前よく耳にした空砲の音も最近は聞かないし、かかしもめったに見掛けなくなった

▼一方、住宅街のごみ集積所で大きな目玉模様の風船や光る円盤を見掛けることがある。これはごみを食い荒らすカラスよけだ。消えゆくものがある一方、新たに誕生する鳥威しもある

▼3日付の小紙に、わせ米の稲刈りが大館市で始まったという記事が載っていた。主力のあきたこまちは今月中旬に収穫期を迎える。県内では7、8月の大雨で冠水した田んぼが多かっただけに、良い作柄を願う農家の思いは例年になく強いことだろう。
http://www.sakigake.jp/news/article/20170905AK0011/

http://archive.is/03S56
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