2017年09月10日

動物園内のサーカスショーに終止符  中国・広州【AFPBB News2017年9月10日】

広州動物園動物行動展示館で運営されていたサーカス(撮影日不明、資料写真)。(c)CNS
動物園内のサーカスショーに終止符  中国・広州
示館が1日、閉館した。非営利で一般開放の教育展示館に建て替えられる予定だという。同動物行動展示館は24年間続いたサーカスショーで知られていたが、これで閉幕となった。

 動物行動展示館の敷地面積は約800平方メートルで、1993年からプロのサーカス団が請け負う形でサーカスショーを運営してきた。動物を訓練し、市民や観光客に動物の行動や技を見せていた。館内には、サル、チンパンジー、トラ、ツキノワグマ、オウムなどの動物がいる。

 動物行動展示館の閉鎖に伴い、かつて広州市民に数えきれない楽しみをもたらしてきたサルの綱渡りやチンパンジーのドラム演奏、オウムの自転車乗りなどの動物ショーは今後見ることはできない。広州市民の羅さんは、「子供の頃、父に連れられてサーカスショーを何度も見にきた。最も印象深く、最も楽しい記憶の一つとして今も心の中に残っている」と残念そうに話した。「名残り惜しいが、理解はできる」

 そんな中、賛成派の市民もいる。「動物に演技を強要するのは、もはや現代文明の流れには合わない」。かつて野生動物保護のボランティア組織で働いたことがあるという李さんは、サーカスショーの終了を賞賛する。

 教育展示館として再開したのちは、動物の日常生活場面での自然な行動を見られるようになる。今後、動物の訓練に関しては、客を楽しませるためではなく、飼育係が動物との意思疎通や病気の治療、自然行動の回復能力などを助けるための最低限の訓練に限られる。

 現在、広州動物園は国際動物保護組織からの動物福祉向上提案に応え、古くなったおりの改造に取り込んでいる。動物の自然行動の研究を行うことで、旧式の動物園からモデルチェンジして現代的な動物園を目指す。現在、トラ山、オオカミ館、鳥類、霊長類エリア、シカやクマの各エリアなどの鉄柵を取り外したことによって、動物の生活環境が改善された。ゾウ、パンダ、ライオン各館も近く改造する計画。

 新たに開放される「教育回廊」は、長さ130メートル、面積は5500平方メートル以上の大型総合科学教育センターになるという。また、中国大陸初となるVR(仮想現実)動物園の建設を開始させており、今後は最先端科学技術を使って動物の行動を展示する。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。
http://www.afpbb.com/articles/-/3141641

http://archive.is/sxyDh

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読者と記者の日曜便 あるがままの自分でいいよ【読売新聞2017年9月10日】(『そらをとびたかったペンギン』(学苑社))

 日曜便では時々、読者の方々から「自分で書きました」「お薦めです」といった具合に本やCDをいただくことがあります。目を開かされること、心動かされることもしばしばで本日、ご紹介するのもそんな一冊。ペンギンのモモちゃんが主人公の絵本です。

 絵本は『そらをとびたかったペンギン』(学苑社)。作者で京都市在住の申しんももこさん(39)から届きました。

 あらすじを紹介しますと、モモはペンギンだけど森が大好き。でも森の鳥と遊んでいても、一緒に飛べず、おしゃべりも上手にできない。一生懸命、空を飛ぶ練習をしますがうまくいかず、悲しくなって森を離れ、たどり着いた湖で仲間と出会い、自分を取り戻します。そしてある日、懐かしくなった森に戻り、鳥たちに思い切って告白します。

 「ぼくは…みずのなかでは…すいすい…およげるんだ。でも…みずのそとでは…ゆっくり…ゆっくりなんだ」

 鳥たちはモモといる間は、ゆっくりと歩き、話すようになり、モモはもう空を飛びたいと思わなくなったという話です。優しい色遣いの水彩画で心にすっと入ってきます。

 さて。実は、モモのモデルは、申さん自身。同封の手紙に〈私は自閉症スペクトラム障害です〉とありました。対人関係を築くのが苦手な発達障害の一種です。

 若い頃は、ずっと人間関係に悩み、不登校や離職を繰り返すのですが、成人後に診断を受けて自分自身の障害のことを理解し、社会でのふるまいや人とのつきあい方を学び、立ち直れたそうです。

 そんな申さんが絵本を作るきっかけになったのは、現在、中3で同じ障害のある息子さん(15)が小2の時、やはり人間関係につまずいて不登校になり、「僕はダメな大人になっちゃう」と自信を失ってしまったことでした。

 〈みんなと同じになろうとしなくていいんだよ。大人になるための道は学校以外にたくさんあるんだよと伝えたくて、お話をつくりました〉

 その手作りの物語を知った友人らが「ぜひ多くの人に知ってもらいたい」と動き、7月に絵本が完成しました。

 電話で申さんは様々な思いを話してくれました。若い頃、苦労をかけ続けたというお母さまには「なかなか口では言えないけれど、何度も泣かせてしまい本当にごめんね」。息子さんが生まれたことで「生きるって楽しいと思える瞬間が増えました」と感謝の気持ちも。現在は保育士として働き、息子さんと健やかに暮らしているそうです。

 絵本は一般の書店やインターネットで手にすることができます。他者との違いを認め、あるがままの自分を受け入れる。モモに出会えば、とても大切なメッセージを受け取れると思います。

(祝迫博)

 お便りは、〒530・8551(住所不要)読売新聞大阪本社社会部「日曜便」係、ファクスは06・6361・0733、メールはnichiyobin@yomiuri.comです。ウェブサイトでも読むことができます。「日曜便」で検索を。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO004339/20170910-OYTAT50000.html

http://archive.is/oYmJd

そらをとびたかったペンギン: だれもが安心して存在できる社会へ
申ももこ shizu(協力)
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事故のカンムリワシ、リハビリ終えて大空へ 石垣島【沖縄タイムスプラス2017年9月10日】

 8月に交通事故に遭って保護されていた国指定特別天然記念物カンムリワシの若鳥が回復し9日、リハビリを行っていた施設のある沖縄県石垣市名蔵の石垣やいま村で放鳥された。石垣自然保護官事務所によると市内でのカンムリワシの交通事故は今年7件発生し、助かったのは今回放鳥された1件だけ。放鳥時は当初警戒していたが、元気よく大空に羽ばたいた。

事故後の治療とリハビリで回復し、放鳥前に元気な姿を見せるカンムリワシ=9日、石垣市名蔵・石垣やいま村

 事故は8月27日、市名蔵の県道79号で発生。走行中の車のフロントガラスにぶつかって動かなくなったカンムリワシを運転手が保護し、動物病院へ搬送した。

 藤田和也上席自然保護官は「事故後、すぐに動物病院に運んでくれたおかげで助かった。スピードの出し過ぎなどには気を付け、仮に事故を起こしても速やかに関係機関に連絡を」と呼び掛けた。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/140186

http://archive.is/xU6Xt
「悠々」と羽ばたき空へ 保護のカンムリワシ放す【琉球新報2017年5月18日】
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タンチョウのひなの愛称募集、岡山県自然保護センター【産経WEST2017年9月10日】

タンチョウのひな(岡山県自然保護センター提供)
 岡山県自然保護センター(和気町田賀)は、6月6日に生まれた国の特別天然記念物、タンチョウのひなの名前を募集している。30日まで。

 ひなは、同センターで3年ぶりに生まれた雄1羽。現在生後3カ月で、体長は130センチを超えており、元気に育っているという。

 応募は県内在学の中学生以下が対象で、10月29日に同センターで行われる命名式に参加できることが条件。名前が選ばれた人にはタンチョウと一緒に記念撮影した写真と図書券5千円が贈られる。

 他のタンチョウと重複しない名前を応募用紙に記入し応募する。用紙は、同センター棟に常備されており、その場で記入して応募するか、同センターホームページからダウンロードもできる。

 用紙を直接センターまで持参すればひなの写真がプリントされたクリアファイルがプレゼントされる。問い合わせは、同センター((電)0869・88・1190)。
http://www.sankei.com/west/news/170910/wst1709100049-n1.html

僕タンチョウ 名前付けてね【中国新聞アルファ2017年8月28日】名前を募集しているタンチョウの幼鳥(岡山県自然保護センター提供)
 国特別天然記念物のタンチョウを国内最多の42羽飼育している岡山県自然保護センター(和気町)は、3年ぶりに同センターで生まれた雄の幼鳥の名前を募集している。
(ここまで 78文字/記事全文 325文字)
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=368854&comment_sub_id=0&category_id=110

http://archive.is/bIuEy
http://archive.is/FWWnq
岡山)県自然保護センターがタンチョウのひな名前募集【朝日新聞デジタル2017年7月1日】
タンチョウひな2羽の名前つけて 総社・きびじつるの里が募集【山陽新聞デジタル2017年6月7日】

パンデミック発生そのとき 緊急事態宣言下で起こること【朝日新聞デジタル2017年9月10日】(鳥インフルエンザ)

■科学の扉

 【20××年、東アジアで鳥インフルエンザウイルスが変異し、人から人に感染する新型ウイルスが生まれた。航空便を利用した人から国内にウイルスが持ち込まれ、感染が拡大。政府は備蓄したワクチンの緊急接種を始めたが、想定していた型ではなく、数千万人が感染した。首相は緊急事態を宣言し、知事が外出自粛を要請。学校は閉鎖され、交通機関はストップ――。専門家は、感染症の世界的流行「パンデミック」が近い将来に起こりうると指摘する。】

■日本の想定、国内死者は最悪64万人

 20世紀中に起きたパンデミックは3回あり、すべてインフルエンザだった。世界で2千万人以上が死亡したとされるスペイン風邪(1918〜19年)も、元々は鳥インフルエンザウイルスが起源とされている。

 パンデミックが起きれば交通網が止まり、医療機関は患者であふれる。世界銀行は、スペイン風邪のような深刻なパンデミックが起きた際の損失を世界のGDPの約5%にあたる4兆ドルと試算している。国の想定では最悪の場合、国内の患者数が2500万人、死者を64万人と推計。米政府は今年6月に発表した想定で、死者は最悪で193万人に上ると予測している。

 現在警戒されているウイルスは、2013年3月に中国で人への感染が初めて報告された「H7N9」だ。もともと低病原性の鳥インフルエンザで、人には感染しにくいと考えられていたが、昨年から報告が増えている。世界保健機関(WHO)によると、今年7月現在で約1500人が感染し、少なくとも約600人が死亡した。

 これまで確認されている感染者は、市場で生きた鳥に接触するなどした人が中心で、WHOは現時点では、このウイルスが人から人に感染しやすくなってはいないと判断している。ただ、インフルエンザウイルスは変異しやすいため、米疾病対策センター(CDC)は最新のリスク評価で「最もパンデミックを引き起こす可能性が高い」と位置づけている。

 東北大学の押谷仁教授(ウイルス学)は「経済発展を続ける新興国では人口も家畜も飛躍的に増えており、人と動物の接触機会も多い。100年前よりリスクは増大しており、近い将来パンデミックが起きない理由はどこにもない」と話す。


危険性の高い感染症の発生を想定し、患者搬送の訓練をする鹿児島市保健所のスタッフら=野崎智也撮影
■コウモリが最多か 人に感染しうるウイルス、米国チームが予測

 エボラ出血熱やSARS(重症急性呼吸器症候群)、今も世界に広がるAIDS(後天性免疫不全症候群)など、鳥インフルエンザに限らず、野生動物から「種の壁」を超えて人に感染するようになったウイルスは多い。国際獣疫事務局(OIE)によると、新興感染症の少なくとも75%が動物由来だ。

写真・図版
 そのリスクは加速している。米ブラウン大学の研究チームの14年の報告によると、1980〜2013年に発生した感染症の流行(アウトブレイク)は約1万2千件で、10年ごとの比較では00年代は80年代に比べて約3倍に増えていた。今年6月に英科学誌ネイチャーに発表された米国チームの研究では、人と動物双方に感染するウイルスはコウモリが最も多く保持していると予測。世界各地の都市化で人口密度が高まり、感染症を広げるリスクを増大させていると分析した。


 世界的な航空網の充実も、ウイルス拡散につながる。大東文化大の中島一敏教授(感染症疫学)は「人の営みと感染症の広がりはリンクしている。かつて麻疹(はしか)は数千年をかけて日本に到達したが、09年の新型インフルエンザは数カ月で世界に広がった」と指摘する。

■仕組み、人材…早期探知の態勢に課題

 新たなウイルスに備え、何ができるのか。

 国立病院機構三重病院の谷口清州・臨床研究部長は「未知の病気でも、患者を早期に探知できなければ感染が広がる恐れがある。『イベント・ベース・サーベイランス』(EBS)が必要だ」と指摘する。

 イベントとは通常とは異なる感染症などの事例のこと。EBSは医師が「おかしい」と思う症例をみたとき、医療機関が行政に報告する仕組みだ。現在は風疹やおたふく風邪など、届け出る疾患が決まっている。系統的に感染症を把握、分析できる半面、想定外の病気を見つけにくい。「医療機関で新たな病気が疑われたとき、専門家が迅速に調査して病原体を探索する必要がある」と谷口さんは言う。


エボラ出血熱の発生を想定し、疑似患者の搬送訓練が行われた=盛岡市、寺沢尚晃撮影
 対策に当たる人材不足も指摘されている。様々な事例が報告されても、専門的に情報を整理、分析できる人材がいなければ政策に生かされない恐れがある。押谷さんは「新型インフルエンザ等対策特措法では、知事に強い権限が与えられ、外出自粛などを要請できる。だが知事に適切な情報や対策を進言できる人材がいなければ、混乱を招きかねない」。09年の新型インフルエンザ対策を検証した国の総括会議の報告書でも、危機管理を専門に担う組織や人員の大幅な強化を提言している。(小川裕介)

■2003年のSARS 危機感、現実のものに

SARSを想定した高知県内での訓練の様子。患者役の男性はカプセル型の担架に乗せられた=2005年、橋本新之介撮影
 世界中に未知のウイルスが瞬く間に拡散する――。そんな危機感が現実のものとして世界に共有されたのは、2003年のSARSだった。同年2月、香港のホテルに滞在した医師から他の宿泊客ら十数人に感染が拡大。航空機を利用した人らを介してベトナムやカナダなどにも広がり、WHOは同4月に渡航延期勧告を発表した。

 WHOはそれまで国際保健規則で黄熱病、コレラ、ペストの3疾患を報告の対象としていたが、05年に規則を改定。国際的な脅威となりうるあらゆる事象を報告の対象にした。
http://www.asahi.com/articles/ASK966CVQK96ULBJ010.html

http://archive.is/8UfAz
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小田原山盛の会が「城ヶ島・小網代の森・油壷観察会」 生態系豊かな森づくり学ぶ【小田原箱根経済新聞2017年9月9日】

磯の植物を観測する田代さん

 生態系豊かな森づくりを目指して活動するNPO法人「小田原山盛の会」は9月30日、「城ヶ島・小網代の森・油壷観察会」を開催する。

「城ヶ島・小網代の森・油壷観察会」の訴求ツール

 「小網代の森(こあじろのもり)」は浦の川の集水域として、森林、湿地、干潟、海までが連続して残されている関東地方では唯一の森といわれ、約70ヘクタールの広さがあり相模湾に面している。森と海を行き来するアカテガニをはじめとして、希少種を含む多くの生き物たちが多様な生態系を形成する貴重な地域といわれている。同会では、今回の観察会を通して学んだことを、小田原・箱根・足柄地域の生態系維持の活動に役立たせる狙いがある。

 当日は、小田原駅西口早雲公像前に集合し8時に出発。小網代の森を散策し、油壷の入り江を望む丘から荒井浜を散策、城ヶ島の絶景を眺めつつ、海岸線特有の植物や鳥、ウミウなどの海鳥を観察し、三浦半島に残された自然に触れあうバスハイクとなる。

 講師を植物学者の田代道彌さんが担当し、地形的や植物、鳥類に関する情報を提供。学びながら観察を楽しむバスツアーとなる。

 同会の川島範子さんは「田代先生と行う観察会。『小網代の森』は貴重な森で観察する意味が大きい。参加していただければ」と話す。「終了後、小田原駅前で懇親会も開催。こちらもぜひ」と呼びかける。

 受講料は、一般=5,000円、正会員=4,500円(マイクロバスチャーター代・保険代含む)。
https://odawara-hakone.keizai.biz/headline/2708/

http://archive.is/wKY2T
タグ:ウミウ
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