2017年10月31日

諫早湾干拓事業 県農業振興公社、諫干営農者と初意見交換 定期開催に同意 /長崎【毎日新聞2017年10月29日】(カモによる作物被害)

 国営諫早湾干拓事業の干拓農地を所有する県農業振興公社と、営農者の初めての意見交換会が27日夜、諫早市で開かれた。農地の約3割で発生している排水不良や野鳥による食害への対応などについて今後、年4回の定期的な会合を開くことで合意した。

 意見交換には公社や県担当課と、農地を借りている営農者38経営体のうち18経営体が出席。県側によると、昨年の営農者からの聞き取りで干拓農地計666ヘクタールのうち201ヘクタールで「水はけが悪い」との回答を得ており、来年3月までに対策方針を決める。食害対策では昨年度、カモによる作物被害が約2300万円に上り、今年度も狩猟による捕獲や追い払い対策を検討する。

 営農者から「排水不良の農地でも栽培できる作物を教えてほしい」「実際の野鳥被害はもっと多い」などの要望や指摘が続出した。公社担当者は「課題について皆さんと一緒に対応を考えていきたい」と答えるにとどまった。【中尾祐児】

〔長崎版〕
https://mainichi.jp/articles/20171029/ddl/k42/040/184000c

http://archive.is/kdGPS

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ムクドリ 黒崎駅そば・ケヤキに戻る 八幡西区役所が撃退装置 効果薄く、音に苦情…使用を中断 /福岡【毎日新聞】

ケヤキの木に集まるムクドリの大群
 八幡西区のJR黒崎駅そばに立つケヤキの木に、一時は寄りつかなくなっていたムクドリの群れがまた戻ってきている。八幡西区役所はムクドリ撃退用の装置を設置しているが、効果がみられないうえ、装置からの音がうるさいと苦情があり、とうとう装置の使用を中断したという。【衛藤親】

 同区役所まちづくり整備課は昨年夏、約20万円をかけて鳥獣対策機器メーカー「エイカー」(滋賀県草津市)が開発した装置「バードプロテクター」をケヤキのそばに設置した。ムクドリの嫌う「特殊衝撃波」を4個のスピーカーから数分間隔で出す仕組み。ムクドリがケヤキに集まる夕暮れ時から「ガガガ……」という音を伴う衝撃波を出すようにしたところ、ムクドリが寄りつかなくなった。

 ところが、今年夏ごろから大量のムクドリが同じケヤキをねぐらにするようになった。ムクドリのほかに大量のスズメも同じケヤキをねぐらにしている。

 同課には、ムクドリの鳴き声に衝撃波の音も加わって余計に迷惑だという声も寄せられるようになった。このため同課は秋になって機械から電池を抜いてしまった。

 エイカーの担当者は「昨年、装置を設置する際に何度かムクドリを追い払って危険な場所であることを教えたが、今年生まれた若鳥にはその経験がない。若鳥に対して危険を感じさせる必要がある」と話している。

〔北九州版〕
https://mainichi.jp/articles/20171031/ddl/k40/040/546000c

http://archive.is/Y3JxE
騒音・糞害…「ムクドリの都市ねぐら問題」自治体の防除策・最前線を探る! 個人宅でも防げるの?【SUUMOジャーナル2017年8月1日】
ムクドリVS特殊波動方式音波機器−ハイテク機器の惨敗!?フン害に悩む姫路市、戦いは続く…【産経WEST2015年7月22日】
ムクドリ大群、音波で一掃 姫路駅北フン害30年【神戸新聞NEXT2015年6月19日】
兵庫)JR姫路駅周辺にムクドリの大群 市の対策続く【朝日新聞デジタル2015年6月18日】
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ナベヅル 2羽飛来 今季計4羽に 八代 /山口【毎日新聞2017年10月31日】

 本州唯一のナベヅル越冬地、周南市八代に30日、今季第2陣となるナベヅル2羽が飛来した。

 市の監視員が午後3時半ごろ、2羽が野鶴監視所西側の水田に降りているのを確認した。

 第1陣2羽が24日に飛来しており、今季の飛来数は計4羽となった。【大山典男】

〔山口東版〕
https://mainichi.jp/articles/20171031/ddl/k35/040/361000c

周南八代にツル第2陣 2羽飛来
【山口新聞2017年10月31日】

周南市鶴いこいの里交流センターは30日、同市の八代盆地に第2陣となるナベヅル2羽が新たに飛来したと発表した。今シーズンの飛来数は9月24日に飛来した2羽と合わせて4羽になった。

同センターによると、30日午後3時40分ごろ、野鶴監視員が西の空から飛来した成鳥2羽を確認。野鶴監視所の西側の田んぼに降り立った。つがいとみられる。同センターは「今のところ、先に飛来した2羽と縄張り争いはしていない。これからさらにたくさん来てくれれば」と期待している。

同盆地は、飛来するナベヅルとともに国の特別天然記念物に指定されている。渡来数は1940(昭和15)年の355羽をピークに減少傾向にある。昨シーズンは10羽が飛来し、3羽が越冬した。
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2017/1031/7.html

http://archive.is/HDdqd
http://archive.is/k7R2W
ナベヅル 2羽飛来 今季初、つがいか 周南・八代 /山口【毎日新聞2017年10月26日】
ナベヅル来て、デコイ設置 周南【中国新聞アルファ2017年10月22日】
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「感染疑い鳥、すぐ隔離」 環境省が鳥インフル対応案 【日本経済新聞2017年10月31日】

 環境省は31日までに、高病原性鳥インフルエンザの発生例が昨シーズンに動物園で相次いだことを受け、自治体向けの対応指針の改訂案を専門家会合で示した。感染が疑われる鳥を速やかにほかの動物と隔離することなどが主な内容。

 改訂案は二次感染防止策として(1)簡易検査が陰性でも追加検査の対象の鳥は、確定検査の結果が出る前に隔離する(2)感染した鳥を取り扱った飼育担当者は、できる限りほかの動物の飼育を兼務しない――とした。

 各動物園に対しては、速やかに簡易検査できる体制を普段から構築しておくことを強調。獣医師が常駐していない動物園でも、かかりつけ獣医師を確保しておくよう促している。

 環境省によると、動物園などで飼育している鳥の感染は2010〜11年シーズンに富山、兵庫、山口の3県で初めて確認し、11年に現行の指針を作成した。16〜17年シーズンには、秋田、愛知、京都、兵庫の4府県で発生していた。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22913350R31C17A0CR0000/

http://archive.is/XxHan

高田守先生の生き物語り (番外編)なぜ、そう行動した?【毎日新聞2017年10月31日】

イワシの群れの動きも、行動アルゴリズムに従っている
 乗客の少ない電車の中を思い浮かべてほしい。数人しかいない乗客は、座席のどこに座っているだろう? そして、あなたならどこに座るだろうか? きっと、ドアに近い端の席、横にもたれかかる部分のある席に座りたがるはずだ。また、レストランで好きな席に座っていいと言われたら、あまり人がいない場所を選んで座るのではないだろうか。理由は、居心地がよいとか、落ち着くと思ったからだろう。

 人間は複雑な思考を駆使して生きている一方で、ほとんどの行動は、我々が思っている以上に単純な法則(行動アルゴリズム)に従って決められている。例えば先ほどの電車やレストランの例では、「安全そうな場所では、他の個体と一定以上の距離をとる」「頑丈なものの近くを優先する」という行動アルゴリズムに従っているだけだ。さらに、「安全ではない状況では、他の個体との距離を縮める」という行動アルゴリズムを加えれば、お化け屋敷などで、つい体を寄せ合ってしまう行動も説明できる。

 安全な状況でどれくらい他の個体と距離をとるか、危険な状況ではどれくらい距離を縮めるかという値は、生物によって異なる。CGでできた魚や鳥の群れの映像や、人間と同じような行動パターンで動くロボットは、こうした行動アルゴリズムを用いて作られている。

 進化という側面から見ると、危険な状況で群れを作れば自分が死ぬ確率を下げられるし、安全な状況で距離をとる行動には、資源を巡って競合したり干渉されたりするのを避けるという点で利点がある。つまり、生存に有利な行動パターンを実現するために、その状態が心地よいと感じるように進化してきたと考えることができる。注目すべきは、我々が知らず知らずのうちにこの行動アルゴリズムに従い、ほとんど無意識にどう動くかを決めてしまっていることだ。なぜ今、あなたはそうしようと思ったのか? 無意識のうちに決めたことに意識を向けることで、自分の行動の意味に気づくチャンスが生まれる。(動物行動学者・高田守)=次回は11月30日掲載予定

 たかた・まもる 1984年千葉県生まれ。東京農工大農学部卒。英ケンブリッジ大行動生態学研究室留学を経て、東京農工大大学院連合農学研究科博士課程修了。京都大大学院農学研究科特定助教。専門は動物行動学、進化生物学。現在は生き物の家族や社会の研究に携わっている。趣味の「金魚すくい」は毎年全国大会上位の腕前。
https://mainichi.jp/articles/20171030/mog/00m/100/001000d

http://archive.is/xaqOG
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