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鳥、野鳥、飼い鳥、その他鳥類全般に関するニュース、新聞記事のスクラップ
2017年10月11日
鵜飼いの早期再開を強く願う臼井信郎さん
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朝倉市にある原鶴温泉の名物、筑後川の鵜飼い。いつもなら日没後、宿泊客らを乗せた屋形船を前に、鵜匠たちが鮮やかな腕前を披露していたはずだ。それが今年は7月の九州豪雨で川に大量の土砂がたまり、中断を余儀なくされている。「濁りがすごくて川の中がよく分からない。仕方がないです…」。筑後川の鵜匠の中では最年少の臼井信郎さん(33)=うきは市吉井町=もあの日以来、川から遠ざかったままだ。
筑後川の鵜飼いは、市の無形文化財にも指定されている伝統漁だが、今も鵜飼いを続けているのは、臼井家など朝倉、うきは両市の3家6人とされる。
その中でも最年少の臼井さんは、幼い頃から自宅に鳥小屋がある暮らしだったが、鋭いくちばしの鵜が怖くて、高校生になるまで触ることもできなかったという。筑後川で仕事を始めたのは20歳から。いとこから技を教わった。「生きている鳥で生きた魚を捕る。すごいことをしてるなあって思うんです」
鵜飼いは全国10カ所余りで行われているが「筑後川の鵜飼いは漁なんです」と胸を張る。原鶴温泉前で鵜飼いをするのも、まずは魚が捕れる場所だから。「釣り竿(ざお)の代わりに鵜を使っていると思っている。ショーと言われると抵抗がありますね」。思ったほど魚が捕れない日は、客がいなくなった後、捕り直すこともある。
観光が大事であることも自覚している。漁獲量が多いと見物客への説明にも力が入るという。それだけに今年の中断は悔しい。出番がない5羽の世話を毎日続けながら、鵜飼い再開を強く願う。「早く土砂を川から除いてもらい、来年以降に再開できたら、ありがたいですね」
=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/365031/
http://archive.is/ubP6W九州豪雨、鵜飼いの再開メド立たず 夏の観光、募る不安【朝日新聞デジタル2017年7月27日】鵜飼い 「うまい」と拍手 鵜匠の手綱に 福岡・原鶴温泉【毎日新聞2017年5月21日】
posted by BNJ at 20:24
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鳥獣狩猟ニュース
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老朽化が進むアシカ舎。魅力的な施設となるよう改修に取り組む方針だ
秋田市は、同市浜田の「あきぎんオモリンの森」(大森山動物園)を含む大森山公園の整備構想案をまとめた。計画期間は本年度からおおむね15年間と設定。核となる動物園については、老朽化が進む飼育展示施設の段階的な改修や、高病原性鳥インフルエンザなどへの防疫対策について強化を図る方針だ。
現在、同園では約100種約600頭の動物を飼育展示。1973年の開園から40年以上が経過し、施設の経年劣化やバリアフリーの不備などが課題となっている。昨年11月には園内で鳥インフルエンザの感染が相次いでおり対策も急務。既に本年度予算で野鳥の侵入を防ぐネット設置などを進めており、今後も飼育員らが感染防止の徹底を図るとしている。
(全文 1026 文字 / 残り 722 文字)
http://www.sakigake.jp/news/article/20171011AK0024/
http://archive.is/5TTMD
posted by BNJ at 20:21
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動物園/飼育施設の鳥ニュース
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渡り鳥の中継地になっている北海道稚内市の大沼に、ことしも「冬の使者」と呼ばれるコハクチョウの群れが飛来し、羽を休めています。
主にシベリアで繁殖するコハクチョウは、冬の間、本州などで過ごしていて、稚内市郊外の大沼には毎年この時期、越冬地へ向かう多くの群れが飛来します。
ことしは今月3日に最初の群れが飛来し、11日朝の時点でおよそ1500羽が羽を休めています。
中には夏に生まれたばかりで、まだ灰色の毛に覆われた子どもの鳥もいて、親鳥のあとをついて水の上を進む姿などが見られました。
大沼では7年前にカモから鳥インフルエンザウイルスが見つかって以降、観光客などが鳥に触れないよう、市が周りをネットで囲っています。
訪れた人たちは、時折大きく羽を広げるコハクチョウの姿を眺めたり、写真に収めたりしていました。
東京から夫婦で観光に来ていた男性は「冬の訪れを感じます。見ることができてよかったです」と話していました。
大沼のコハクチョウは、このあと順次、越冬地の本州へ向けて飛び立ちます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171011/k10011174651000.html
コハクチョウ、羽休め次々と…北海道・稚内【読売新聞2017年10月7日】
渡りの途中、大沼で羽を休めるコハクチョウ(6日、稚内市で)
北海道稚内市の大沼で、越冬地に渡る途中で羽を休めるコハクチョウが見られるようになった。
大沼野鳥観察館によると、今季の初飛来が確認されたのは3日。初日は14羽だったが現在は数百羽に増えており、同館管理人の遠島幸吉さん(70)によると、15日前後に渡りのピークを迎える見通し。
コハクチョウは1、2日ほど休んだ後、越冬地へ南下するため飛び立っていく。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171007-OYT1T50014.html
http://archive.is/dNY0chttp://archive.is/oyLsH
posted by BNJ at 20:18
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野鳥ニュース
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JALグループ、タンチョウの採食地の環境整備ボランティア
日本航空(JAL)などJALグループは2017年10月5日(木)、日本野鳥の会と共同で、「北海道の鳥」であるタンチョウの冬の採食地の環境整備を実施しました。このボランティア活動は、2017年で2回目となります。
北海道阿寒郡鶴居村で、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリを運営する野鳥の会のレンジャーの指導のもと、公募で選ばれたJALグループの社員16名が、河川を塞いでいる倒木や河川敷地内のタンチョウの移動の妨げになる樹木をノコギリで伐採しました。
また、野鳥の会レンジャーが伐採した太い樹木を引き上げる作業を行い、冬期に給餌に頼らず自然の中でタンチョウが餌を取れる環境を維持する活動を行いました。詳しくは、JALのウェブサイトを参照ください。
http://flyteam.jp/news/article/85179
http://archive.is/6Zlaa
posted by BNJ at 12:03
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野鳥ニュース
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国立科学博物館(東京都)は10日、同館研究員を含む6カ国11人の国際共同研究グループが、沖縄県うるま市具志川の更新世中期(90万〜50万年前)の地層から、南半球だけに生息するコセミクジラの化石を北半球で初めて発見したと発表した。同館では「これまで知られていなかった海生ほ乳類の大規模な交流が起こっていた」と説明している。
沖縄県うるま市で見つかったコセミクジラの耳の骨の化石(右側)と現生のコセミクジラの耳骨(甲能直樹氏提供)
コセミクジラは体長約5メートルの小型のヒゲクジラ。沿岸域にあまり姿を現さないため生態はほとんど分かっていない。化石は、米国地質調査所が沖縄占領下の1940年代後半、うるま市具志川の米軍キャンプコートニー敷地内で採取。現在は米国のスミソニアン研究所に保管されている。
研究グループの1人が同研究所でヒゲクジラ化石の標本の調査中、うるま市の採取化石の一つが、コセミクジラの特徴を持つことに気づき、2014年から共同研究を進めた。うるま市の化石と共に、同様のイタリア産化石も確認され、研究成果が米国の生物学雑誌「カレントバイオロジー」に論文公表された。
論文の共著者で国立科学博物館の甲能直樹氏は、コセミクジラの生息域は比較的で寒い海域だとして「コセミクジラが北半球にまで分布を広げていた事実は、いずれ北半球からペンギンの化石が発見されるかもしれないことを暗示しており、興味深い」と成果を話している。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/154598
北半球にもコセミクジラ 国際研究チーム うるまの化石確認【琉球新報2017年10月21日】
沖縄産のコセミクジラ耳骨の化石
現生コセミクジラの耳骨
1940年代後半にうるま市で採集された化石が、南半球にのみ生息するコセミクジラの化石だったことがこのほど明らかになった。北半球にコセミクジラは分布しておらず、化石が確認されたのも初めて。動物の地球規模の移動を解明する手掛かりとして注目される。国立科学博物館などの国際共同研究チームが米国生物学雑誌カレントバイオロジーのウェブ版にこのほど、発表した。
この化石は、うるま市のキャンプコートニーで基地建設に伴う地質調査中に採集され、米国スミソニアン研究所に収蔵されていた。別の種類のヒゲクジラの化石とされていたが、研究チームの1人がコセミクジラの特徴に気付いて耳骨(じこつ)の分析を進めた。研究チームはイタリアのシチリア島で90年代に発見された化石もコセミクジラだったことを明らかにした。沖縄とシチリア島から化石が発見されたことで、コセミクジラが北半球に広く分布していたことが推測される。
研究チームのメンバーで国立科学博物館の甲能直樹さんは「氷河性の環境変動で南北半球の生物が大規模に移動していたと見えてきた。南半球にしかいないペンギンも、かつて赤道を越えて北半球に来ていたことが分かる日が来るかもしれない」とロマンを語った。
コセミクジラの化石は、氷河期に当たる90万〜50万年前(更新世中期)の層から発見された。北半球ではこれより古い鮮新世(約530万〜260万年前)に、コセミクジラの祖先を含む小型ヒゲクジラ類が絶滅している。
現在、赤道付近は海水温が高く、栄養が乏しいため、海生ほ乳類は赤道を越えて行き来せず、分布は南北で分かれる。
南半球で進化したコセミクジラが、更新世前期から中期にかけての氷河期に北半球に侵入していたことを示す今回の発見は、気温が低かった時代に動物たちが赤道を越えて移動していたことを示している。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-597191.html
http://archive.is/W0hs4http://archive.is/pYQaw
posted by BNJ at 11:11
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鳥類一般ニュース
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出水平野の上空を舞うマナヅル=鹿児島県出水市で、フリーカメラマンの尾上和久さん撮影
出水(いずみ)・高尾野は、鹿児島県北西部の出水平野を流れる三つの河川の河口域にある干拓地です。毎年秋になると、ロシア東部や中国東北部の湿地で繁殖するナベヅルやマナヅルがこの地を訪れ、翌年の春まで過ごします。その数は、ナベヅルが世界中の生息数の約9割にあたる1万3000羽、マナヅルはおよそ半分の3000羽にもなります。また、日本ではあまり見られないカナダヅルやクロヅルも飛来することから、毎年約15万人もの愛好家が訪れています。
この地域のツルの保護には、長い歴史があります。江戸時代には幕府の権威の象徴として禁猟とされていました。明治に入ると一転、乱獲され、全く渡来しなかった時期もあります。そのため、1916年に禁猟区を設置。以降、21年には一帯が天然記念物に地域指定され、27年には440羽、39年には約3900羽と飛来する数を増やしていきました。第二次世界大戦中は給餌が中止されたことから、300羽以下にまで減りました。戦後の52年になると「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として特別天然記念物に指定。給餌も再開されました。その後は、農地の購入や借り上げ、ねぐらの整備や保護区の拡大による農業被害の解消などの保護策で、92年には初めて1万羽を超えるまでになりました。
一方で、懸念されているのが伝染病の問題です。密集しているねぐらや給餌場で伝染病が発生すると、一気にまん延し、個体群に大きな影響を及ぼすのです。実際、2016年には高病原性鳥インフルエンザウイルスが、ナベヅル23羽とマナヅル1羽から検出されました。そのため、ツルの越冬地を出水・高尾野以外に分散する試みが始まっています。愛媛県西予市や佐賀県伊万里市などでは、地域の住民や自治体、当会などが連携し、越冬地づくりが進められています。ツルを将来にわたって地域で見守っていく新たな仕組みづくりが広がりつつあります。(日本野鳥の会・山本裕)=次回は11月8日掲載
※国際的な基準で選定された「重要野鳥生息地(IBA)」を紹介します。国内に167カ所あります。
主に見られる鳥
ナベヅル
マナヅル
ハマシギ
ツクシガモ
ミヤマガラス
https://mainichi.jp/articles/20171011/ddm/013/040/015000c
http://archive.is/GjHhY
posted by BNJ at 11:09
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野鳥ニュース
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posted by BNJ at 11:08
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野鳥ニュース
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昨年11、12月に青森市の2農場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、県は10日、発生時の対応マニュアルを改正した。農場ごとの詳細な防疫計画を事前に策定することなどを明記し、感染した鳥の殺処分や埋却などを迅速に行う態勢を整備する。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20171011029535.asp
http://archive.is/esy3B
posted by BNJ at 11:04
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養鶏畜産ニュース
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こういった経験から、愛好する鳥類に関するニュースをストレージしようと思い、当ブログを立ち上げました。
「著作権法第10条 2 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一号に掲げる著作物に該当しない。」及び「著作権法第32条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。」の範囲内で行っています。
速報を心がけていますが、日付が後追いになる場合もあります。
同内容の記事の別ソース版は、告知せず最初の記事に追記します。
カテゴリ、タグは便宜的なものです。
鳥インフルエンザ(野鳥/養鶏畜産)、コウノトリ(野鳥/動物園・飼育施設)のようなカテゴリが重複する記事については、管理人の主観でカテゴリ分けをしています。
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