2017年10月25日

鳥インフル防疫対策強化を! 渡り鳥の飛来シーズン入り【鶏鳴新聞2017年10月25日】

 北海道では9月上旬からオオハクチョウやコブハクチョウの飛来が確認された。毎年6000羽近い白鳥≠ェ飛来する新潟県の瓢湖では10月4日に4羽の初飛来が確認され、中旬の13日には1533羽にまで増加。しかも例年より多くの種類の渡り鳥が飛来しているといわれる。14日には鹿児島県・出水平野にナベヅル3羽が初飛来した。
 本格的な渡り鳥のシーズンは、養鶏・家きん業界にとって高病原性や低病原性の鳥インフルエンザ(AI)に警戒する時期でもあり、厳重な防疫対策が求められる。環境省は全国ィか所で渡り鳥の飛来調査を実施し、各月の上、中、下旬に結果を公表するほか、10月から死亡野鳥やガン、カモ類の糞便を検体として高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を検査することにしている。
 また、農林水産省は都道府県に対し、発生予防対策として、家きん飼養農場での飼養衛生管理基準の順守状況を立ち入り調査し、適切な指導を行なうことを指示。その際に、人・車両、野鳥を含む野生動物を介したウイルスの農場内や家きん舎内への侵入防止について、家きん飼養農場に情報提供や指導・助言を行なうことも求めている。
 家畜伝染病予防法第51条の規定に基づいて立ち入り調査する家きんは、鶏、アヒル、ウズラ、キジ、ダチョウ、ホロホロ鳥、七面鳥で、ダチョウは10羽以上、その他は100羽以上の家きん所有者の農場(長期にわたって調査に応じない農場は罰則の適用を含め厳格に対処する)。
 飼養衛生管理基準の順守状況では、@家畜防疫に関する最新情報の把握など(発生予防やまん延防止に関する情報の入手など)A衛生管理区域の設定B衛生管理区域への病原体の持ち込みの防止C野生動物などからの病原体の侵入防止D衛生管理区域の衛生状態の確保E家きんの健康観察と異状が確認された場合の対処F埋却などの準備G感染ルートなどの早期特定のための記録の作成と保管H大規模所有者に関する追加措置(大規模所有者のみ記入)――について、細部のチェック項目(全部で、個)に応じて達成度を評価する。
 家きん飼養者は、飼養衛生管理基準に基づき、AIウイルスの家きん舎内への侵入防止を徹底しなければならない。
 農林水産省は各都道府県に対し、飼養衛生管理基準の順守状況の立ち入り調査結果を11月30日までに報告するよう求めている。調査結果は都道府県別に公表する予定。
 また、まん延防止対策では、早期発見・早期通報の徹底、的確な初動対応の徹底と連携体制の確認、AI発生に対する必要な人員と防疫資材などの確保――などを各都道府県に求めている。
http://www.keimei.ne.jp/article/20171025t3.html

http://archive.is/qVDHl

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塩野義、1回投与インフル薬を厚労省に申請 翌日から効果【日本経済新聞2017年10月25日】(鳥インフルエンザ)

 塩野義製薬は25日、インフルエンザを1回の服用で治療できる新薬の製造販売承認を厚生労働省に申請した。1日2回、5日間服用するタミフルなどと比べて患者が使いやすい。タミフルと比べて効果が高く、臨床試験では服用の翌日には患者体内のウイルス濃度が低下していた。家庭や職場での感染拡大を抑制できる可能性がある。

 タミフルなど従来の治療薬は、増殖したウイルスが細胞の外に出ないよう阻害する仕組みで、5日間は治療を継続する必要がある。塩野義の新薬はウイルスの増殖を阻害する仕組みで、1回の服用で治療が完結する。

 世界初の仕組みで海外からも注目を集めている。塩野義は早期の承認取得で2018年春の販売をめざす。

 強毒性の鳥インフルエンザにも効果が見込まれ、海外ではスイスの製薬大手ロシュと提携し開発することが決まっている。15年10月に厚労省が新設した「先駆け審査指定制度」の第1弾に指定された。1年近くかかる審査期間が半年に短縮される可能性が高い。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22692960V21C17A0TJ2000/

http://archive.is/RUmbK
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化研、ヨード活性炭開発 消毒効果や殺菌力持続 鳥インフル対策活用【茨城新聞クロスアイ2017年10月25日】

理化学分析や化学技術研究開発の化研(水戸市堀町、蓼沼克嘉会長)は、高病原性鳥インフルエンザ対策やアオコの発生抑制に活用できる「ヨード活性炭」を開発した。塩素系と同等の殺菌力や消毒効果がある上、効果が長期間持続するのが特長。幅広い用途での活用が見込まれ、千波湖などのアオコ除去や鳥インフルエンザ対策のほか、アパレルや医療など多分野での普及を目指していく。

ヨード活性炭は、消毒やうがい薬などに使用されるヨウ素を抗菌力・酸化力のある状態で活性炭に添着させた。活性炭の細かな穴(細孔)の中に、ヨウ素の働きを活性化した状態のまま安定保持させたことで、水中に沈めても成分の溶出が少なく、塩素系よりも高い持続効果を得られる。

例えば、水鳥や家畜類への餌に配合して与えることで、体内やふんの消毒、除菌の効果が得られる。細孔でウイルスを捕集し、ヨウ素の抗菌作用で感染力や毒性を失わせることで、感染症の原因となる細菌やウイルスを減少・死滅させることが可能となる。

同社と京都産業大鳥インフルエンザ研究センターとの共同開発により、鳥インフルエンザウイルスに対する高い死滅効力が確認されている。

蓼沼会長は「消毒剤として散布される消石灰の代替品としても使える。消石灰は降雨で一気に効力が落ちてしまうが、ヨード活性炭は雨の中でも水中に沈めても効力は持続する」と強調する。ヨウ素の抗菌作用は、アオコの発生抑制と水質浄化にも効果が確認されており、湖沼を清らかに保つことで病原菌などに強い生物環境を取り戻せる可能性があるという。

ほかにも、抗菌衣料や寝具などのほか、抗菌マスク、エアコンなどのフィルター、包帯やガーゼなどの医療用品分野への用途拡大も視野に入れる。蓼沼会長は「各分野の専門メーカーへ提案し、技術移転や共同開発などを進め、さまざまな新商品の実現を図る」としている。 (松崎亘)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15088444701065

http://archive.is/Tytk9
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イスラエルが渡り途中のペリカンに給餌、養殖魚の被害対策で【ロイター2017年10月25日】

[イスラエル 24日 ロイター] - 渡り途中のペリカン数万羽が飛来するイスラエルで、養殖魚の採餌被害を緩和する目的で、国がペリカンに餌を与える「給餌作戦」に乗り出した。

この事業は農業省が出資するもの。ミシュマル・ハシャロンのため池でペリカンが飛来する3カ月間、週に3─4回、6トンの魚を給餌している。

ペリカンは、中央アフリカで冬を過ごすため、南欧から渡りをする。イスラエルを通過するペリカンは、年間7万5000─10万羽超と推定される。
https://jp.reuters.com/article/israel-pelicans-idJPKBN1CU0LG

http://archive.is/xlQ2e
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渋川動物公園にコブハクチョウ 美観地区からひな3羽引っ越し【山陽新聞デジタル2017年10月25日】

 生後4カ月のコブハクチョウのひな3羽が24日、渋川動物公園(玉野市)にお目見えした。倉敷市の美観地区で観光客に人気のソラ(雄)とユメ(雌)の子。4歳年上の“兄姉”とともに、愛嬌(あいきょう)たっぷり ...
http://www.sanyonews.jp/article/618217/1/

http://archive.is/Ev0js
美観地区のハクチョウが引っ越し ひな3羽、玉野の渋川動物公園へ【山陽新聞デジタル2017年10月17日】

台風21号 農作物にも大打撃【日高新報2017年10月26日】(ブロイラー)

風で実に傷がつくなどの被害があったミニトマト(印南町島田)
 県は24日、22〜23日の台風21号により県全体で約2億1600万円の農林水産業被害があったと発表した。県農林水産総務課のまとめによると、農作物等被害額は約1億8400万円で、印南町を中心に日高地方で多く、主な作物は印南町のミニトマト、キヌサヤ、宿根カスミソウ、スターチス。被害状況は継続調査中で被害面積、被害金額は今後、さらに増える可能性があるという。

 最も被害が大きかった作物はミニトマトで印南町と日高町で5・15f合わせて約3400万円。印南町島田では強風でハウスのビニールが破れ、収穫前のブランド品種「アイコ」の実に傷がついたり株が弱るといった被害が出た。キヌサヤは印南町と御坊市で計約2000万円、ウスイエンドウは同2市町で計約1200万円。宿根カスミソウも印南町で約1200万円、スターチスも印南町と御坊市で計約900万円と大きな打撃を受けた。パイプハウスや鉄骨ハウスの園芸施設被害は約4100万円。そのうち印南町では10棟で被覆資材の損壊など計約1500万円、御坊市で約1200万円、日高川町で約350万円となった。

 農作物以外では畜産関係で13万円。印南町で鶏(ブロイラー)200羽が死んだ。農地・農業用施設は日高川町で800万円。田畑のあぜと水路合わせて5カ所で被害があった。
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2017/10/21-3.html

http://archive.is/7z2Pf
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黄金色の“トキ”収穫 佐渡新穂 田んぼアートで稲刈り【新潟日報モア2017年10月25日】

 佐渡市新穂青木の田んぼアートで稲刈りが行われた。参加者は腰をかがめて丁寧に刈り取った=写真=。

 市の認証米「朱鷺と暮らす郷(さと)」が10作目を迎えたことを記念し、市や農家でつくる「朱鷺と暮らす郷づくり推進協議会」が初めて田んぼアートを作った。約30アールの田んぼに4色の苗で、トキが羽ばたく姿と「トキと暮らす郷」という文字を描いた。

 稲刈りは14日に行われ、島内外から約100人が集まり、トキが描かれた部分を中心に刈り取った。金井小5年高橋朋輝君(10)は「品種の違う稲を混ぜないように、見分けるのが難しかった。来年もきれいな田んぼアートを作りたい」と声を弾ませた。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20171025353762.html

http://archive.is/9d9YE
タグ:トキ 佐渡島
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鳥インフル発生に備え防疫演習/下北県民局【Web東奥ニュース2017年10月25日】

防護服姿で、農場内の鶏を殺処分する手順を確認する演習参加者
 高病原性鳥インフルエンザの発生に備え、県下北地域県民局は24日、青森県むつ市の中央公民館で防疫実動演習を行った。昨年、県内の農場で鳥インフルエンザが発生して以降初の防疫演習。県職員や下北の養鶏業者ら65人が、農場内で発生した想定で演習に臨み、万一に備えた。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20171025030013.asp

http://archive.is/N4cGq
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ハスと同居する香川・平木尾池の水上メガソーラー 全国有数の「ため池集積地域」で開発、水利組合から多くの引き合い【日経テクノロジーオンライン2017年10月25日】(カモ/オオハクチョウ)

 香川県には、県内各地に多くのため池が点在している。降水量が比較的少ないため、古くからため池を築き、主に農業用に利用してきた歴史がある。

 県内のため池は、1万4619カ所に達する。日本全国のため池の約7%を占め、兵庫県、広島県に次いで、第3位となっている。県の総面積に対するため池の密度では、全国一という。

 高松市に近い、木田郡三木町にある「平木尾池」も、そうした農業用ため池の一つである。1700年(元禄13年)に築かれた。

 この池の水面を活用した、出力約2.6MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「平木尾池水上太陽光発電所」の稼働が間近に迫っている(図1)。


図1●約2.6MWの水上メガソーラーが稼働間近
香川県木田郡三木町にある平木尾池(出所:日経BP)

 発電事業者は三井住友建設で、2017年5月に着工し、11月に売電を開始する予定。すでに発電設備は完工し、現在は使用前自主検査の作業が続いている。

 同社は佐賀県吉野ヶ里町の自社工場(三田川PC工場)内にも、メガソーラーを開発・運営している。こちらは地上設置型で、出力1MWとなる(関連ニュース1)。

 三木町の案件は、自社工場の設備に続くもので、水上型は初めてとなる。太陽光パネルを水上に浮かべる部材「フロート」には、自社製を採用した。

 同社は2015年にフロートを製品化し、国内外で実績を積み重ねてきた。同社にとって、資材の供給という、本業の建設とは異なる事業モデルを展開できることを魅力に感じ、事業化したという。

 ゼネコン(総合建設会社)が太陽光発電分野に取り組む場合、地上設置型のEPC(設計・調達・施工)サービスや土木・造成を担うことが多い。三井住友建設でも、いくつかの実績がある(関連ニュース2、同ニュース3)。

 この一方で、建設とは異なる新たな事業モデルも模索しており、その一環として、フロートの製品化を決めた。

 フロートでは、建設資材としての施工性や保守性に対する評価に加え、ゼネコンならではの知見、中でも、エンジニアリングのノウハウ、長期の耐久性や安全性などへの信頼感が強みになっているという(関連コラム)。

 三井住友建設は、フロートを製品化する過程で、香川県農政水産部が県内のため池で実施したフロートに関する実証実験の施工を担当した(関連ニュース4)。このことが、平木尾池におけるメガソーラー開発のきっかけの一つとなった。

 同社製フロートは、国内外の水上太陽光プロジェクトで採用されている。国内では、静岡県湖西市にある養鰻場跡の出力3.678MW(2016年3月完成)を皮切りに、愛知県豊明市の出力1.8MW(2017年3月完成)、香川県の出力1.5MW(2017年6月完成)の案件ほか、開発中の5カ所・合計出力約10MWの水上メガソーラーで採用が決まっている。

 海外では、10カ国以上で合計出力約100MWの採用が決定している。

水を抜いても安全に発電

 三井住友建設では、自社製フロートの開発時から、その拡販に必要なものとして、自社で水上メガソーラーを手掛ける方針だった。県による実証実験の施工を担当する中で、県内のため池に関する情報が入りやすくなり、太陽光に適した池を検討しやすくなった。

 香川県にある農業用ため池は、市町村が所有し、その地域の水利組合などが管理している。両者による使用許可や理解を得ることが、水上太陽光開発の第一歩となる。

 同社が水上メガソーラーを開発する上で、重視したのは、まず池の規模が一定以上に大きいことだった。その上で、日当たりが良く、太陽光発電に向くことが条件になる。

 地上設置型と同様、メガソーラーの事業性を高める上で、高圧配電線に連系する場合、連系出力は2MW弱とし、2MWを超えるパネルを設置する「過積載」が望ましい。

 平木尾池のメガソーラーでは、連系出力が1.99MWに対して、太陽光パネルの設置容量は約2.6MWとした。水面のうち、約2万9000m2に9504枚のパネルを浮かべる(図2)。


図2●1万795個のフロートを組み、9504枚のパネルを浮かべた
施工時の様子(出所:日経BP)

 また、フロートを浮かべる上で、日常的な運用で水位差が大きく変動するため池は、理想的でないという。一般的に農業用ため池は、ダムほど水位差が頻繁に変動しないものの、池ごとに運用に違いがある。修繕などのために、水を抜くこともある。

 平木尾池も、定期的ではないものの、水を抜くことがあるという。

 池から水を抜いた時などに、フロートが池の底についた状態になることを嫌がるメーカーもある。これに対して、三井住友建設の場合、フロートが底についた状態でも、池底と結ぶ係留方法を一時的に変えるだけで、問題なく発電できるという。

 さらに、希少な動植物が生息していた場合の配慮や、周囲に住宅が近い場合に反射光に配慮するといった課題は、地上設置型と同じである。

 農業用ため池としての本来の運用を妨げずに、投資収益性を最大化し、かつ、安全に運用できるかが問われる。

 平木尾池のメガソーラーは、売電単価が32円/kWh(税抜き)で、稼働後は四国電力に売電する予定となっている。

 三井住友建設によると、地上設置型と比べて、水上型は造成が不要なこと、連系のための工事費負担金が少なくてすむ傾向にあること、運用時には草刈り費用が少ないことが利点としている。

 また、一般的に、土地よりも水面の方が、安く借りられる場合が多い。こうしたことから、フロートの費用や施工費が割高になる点を差し引いても、固定価格買取制度(FIT)による20年間の投資収益性は、地上設置型に劣らないという。

 むしろ、地上設置型では、適地が少なくなっていることから、造成費や工事費負担金が膨らむ傾向にあり、今後は水上型の方が、適地が残っている可能性もあるとみている。

 ため池の管理を担っている水利組合などにとっても利点が多い。ため池からの収入がほとんどない中、多くの組合は、池の修繕や管理費用の捻出に苦労している。水面を太陽光発電事業者に賃貸しし、使用料を得る利点は大きい。草刈りなど、管理の一部を太陽光発電事業者が代行する場合もある。

 実際に、平木尾池におけるメガソーラーの開発を始めて以降、三井住友建設には、各地の地方自治体や水利組合から、水上太陽光の開発に対する引き合いが増えてきており、今後も自社で開発する可能性があるという。

ハスの群生、発電設備の導入に影響するのか

 平木尾池では、ハスが多く生えている(図3)。香川県のため池では、よく見られる光景という。


図3●ハスが多く生えている
香川県のため池では多く見られる光景。後ろに見えるのは白山(しらやま)(出所:日経BP)

 今回の太陽光発電設備の設置において、ハスの繁茂により、大きな制約はなかったとしている。許可を得て、一部、ハスの上部を切った程度という。

 ハスが最も群生している場所のひとつは西側で、この部分には元々、太陽光パネルを浮かべない設計にしていた。住宅が近いため、パネルによる反射を考慮した結果である(図4)。


図4●住宅地の近くにはパネルを配置せず
反射光や景観に配慮した(出所:日経BP)

 太陽光パネルは、主に池の中央から北東側を中心に浮かべている。この周辺で一部、ハスの上部を切った。

 ハスを切る作業は、冬に実施することが理想的という。ただし、平木尾池のメガソーラーは、2017年5月に着工したため、冬に切れなかった。そこで、着工後に最小限を船上から切った。

 ハスの群生するため池にメガソーラーを設置する場合、発電設備の設置に制約が生じる場合もある。例えば、希少種のハスが生育している場合などである。香川県のため池では、「オニバス」という希少種が生育していることがある。

 一方で、逆に水利組合から、発電事業者に対して、ハスを切ってほしいと要望されることもあるという。

 平木尾池のメガソーラーでは、ハスと太陽光パネルが同居するような格好で、水面に浮かんでいる(図5)。夏には、一斉に花が咲く。池の水面では、桃色の花の向こうに、青いパネルが浮かぶ、独特の情景が見られそうだ。


図5●ハスと太陽光パネルが同居
春から夏にかけては桃色の花が咲く。上は2017年10月、下は同6月に撮影(出所:日経BP)

 水鳥や渡り鳥も、多く飛来する。中でも、秋から春にかけては、カモ類などの多くの野鳥で賑わい、オオハクチョウが訪れたこともあるという(図6)。

 
図6●多くの野鳥が飛来する
取材時にも飛来し、パネル上で羽を休めていた(下)(出所:日経BP)


初めての水上型で「国内製」にこだわる

 パネルから接続箱、PCSまでの直流の回路は、1000V対応の設備を導入した。送電時の損失を少なくするとともに、接続箱の台数や電線の総延長を減らすことで、施工費やメンテナンスの手間を削減できる利点もある。

 太陽光パネルは22枚を直列に接続し、接続箱に入力する。この直流の回路構成に合わせて、フロートの構成を最適化している。施工時も、池の護岸に築いた作業場において、22枚の半分となる11枚分ずつを横一列で組み立て、直流回路の構成に適した工程でフロートを組み、水面に浮かべていった。

 PCSは、池の堤防と近隣の道路に挟まれた場所に配置した(図7)。高圧配電線の電柱が近くにあり、連系しやすい場所に置いた。


図7●PCSは堤防と道路の間に配置
連系先の送電線の電柱が目の前にある(出所:日経BP)

 それほど広くない場所だが、PCSと昇圧変圧器(キュービクル)が一体となった機種を選んだために、個別に設置する場合に比べて設置場所やコンクリート基礎の面積が少なくて済んだ。

 太陽光パネルは三菱電機製、PCSは東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 採用の理由について、三井住友建設では、性能とコストのバランスなどの経済性のほか、自社初の水上メガソーラーとなることから、なんらかのトラブルが生じた際のことを考え、国内で適切なサポートを受けられるメーカーの製品であることを重視したとしている。

 接続箱からPCSに入力する電線は、フロート上や水上を通った後、堤防からはコンクリートで覆った(図8)。住民などが通行でき、草刈りや野焼きが定期的に実施されている場所のため、電線を適切に保護し、安全性を高めたという。


図8●堤防以降の地上ではコンクリートで電線を覆う
近隣住民の通行や草刈り、野焼きなどに対応(出所:日経BP)

●発電所の概要
発電所名 平木尾池水上太陽光発電所
所在地 香川県木田郡三木町「平木尾池」
太陽光パネルが浮かぶ水面の面積 約2万9000m2
太陽光パネル出力 約2.6MW
パワーコンディショナー(PCS) 出力 1.99MW
発電事業者 三井住友建設
EPC(設計・調達・施工)サービス SMCテック(千葉県流山市:三井住友建設の100%子会社)
太陽光パネル 三菱電機製(9504枚)
PCS 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(直流1000V対応機)
フロート 三井住友建設製(1万795個)
O&M(運用・保守) 三菱電機システムサービス(東京都世田谷区)
売電価格(税抜き) 32円/kWh
売電開始予定 2017年11月
売電先 四国電力
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302960/102300112/
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302960/102300112/?P=2
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302960/102300112/?P=3
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302960/102300112/?P=4

http://archive.is/9gPoc
http://archive.is/nkhiG
http://archive.is/omWjn
http://archive.is/cAV7o
http://archive.is/dDA75
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電車の窓ガラス破損相次ぐ 人が入れぬトンネル内で何が【朝日新聞デジタル2017年10月25日】(鳥の衝突)

考えられる原因は?

 東京メトロ日比谷線で24日、走行中の列車の窓ガラスが突然割れた。9月にもJRと私鉄で破損が相次いだ。今回は地下区間での出来事。いったい何が起きたのか。

 午後0時40分ごろ、8両編成の日比谷線が茅場町駅を八丁堀方面へ出発した直後、先頭車両の後方で「ドン」と音がした。さらに「ドーン」という大きな音が響くと、乗客から悲鳴があがった。

 偶然乗り合わせた朝日新聞の記者が音がした方を見ると、進行方向に向かって右側の窓ガラス1枚が割れ、厚さ5ミリの丈夫そうなガラスが粉々になっていた。

 「誰か運転士に伝えて!」と男性が叫ぶ。荷物を抱えて扉付近に向かう人、写真や動画を撮ろうとする人、車内は騒然となった。

 八丁堀駅で乗客が駅員に通報。駅員が段ボールで補修し、安全を確保しながら中目黒駅に向かった。けが人はなかった。

 列車の窓ガラスが破損することはしばしばある。9月21日には、JR東海道線と東急東横線の車両で相次いでガラスが割れた。それぞれ原因を調べているが、特定には至っていない。

 列車の窓には強化ガラスが使われており、風圧や劣化で割れることは考えにくい。では、なぜ割れるのか。

 過去には、鳥などの衝突で運転席の正面が割れたケースが報告されている。昨年9月には東急田園都市線で、列車の揺れでバランスを崩した男子高校生が、ドアガラスに頭をぶつけてヒビが入ったケースもあった。だがそれらは「相当まれなケース」(東急電鉄)で、「多くの場合、最も可能性が高いのは投石」と鉄道関係者は口をそろえる…
http://www.asahi.com/articles/ASKBS5V94KBSUTIL039.html
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秋の訪れ 仲良しオシドリ親子 伊佐市大口【南日本新聞2017年10月25日】

今年生まれた若い雄も多数交じるオシドリの群れ=伊佐市大口
 伊佐市大口の山あいにあるため池に、オシドリが姿を見せ始めている。この時季は10羽前後の家族単位で行動しているが、越冬場所へ移動する途中で、居合わせた数家族が集まる。冬越しする集団になるまでの過渡期で、里山の秋の風物詩となっている。22日には雄雌合わせて30羽以上が寄り添い、仲良く泳ぎ回る姿が見られた。
http://373news.com/_news/?storyid=87934

http://archive.is/aoTLt
タグ:オシドリ
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郡上市で狩猟サミット 網猟講座や解体実演【岐阜新聞2017年10月25日】(鳥の網猟)

大橋亮一さん(右手前)から鳥の網猟の方法を学ぶ参加者=郡上市大和町栗巣、アウトドアイン母袋
◆全国から150人、魅力体感

 全国の猟師や狩猟に関心の高い人たちが集う「第5回狩猟サミット」が3日間の日程で岐阜県郡上市大和町栗巣のキャンプ場「アウトドアイン母袋」を主会場に開催された。東海3県のほか北海道、九州などから約150人が参加し、さまざまな観点から狩猟に理解を深めた。

 都市部などで狩猟に関心が高まる中、一過性のブームに終わらせず、担い手確保に結び付けようと同市で活動する若手狩猟者でつくる「猪鹿庁合同会社」(安田大介代表)が主催。同市での開催は2013年の初回以来。

 初日はトークイベントを実施。2日目は12のテーマ別の分科会があり、参加者は関心の高いテーマを選んで参加した。猟歴60年のベテラン、大橋亮一さん(羽島市)による鳥の網猟の講座では、大橋さんが鳥の習性や網の設置方法を実演を交えて説明し、参加者は熱心に話を聞いていた。

 近くの射撃場を見学するツアーもあり、地元猟友会の男性から射撃場を利用した猟の技術の磨き方を学んだ。女性ハンターの講話や解体の実演もあった。

 安田代表は「全国的に有名な狩猟の第一人者や県内の個性豊かな先輩猟師を招くことができ、狩猟とジビエの魅力を実感してもらえたと思う」と話した。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20171025/201710250812_30808.shtml

http://archive.is/eSgSB
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「お宿シール」最優秀に吉田さん ツバメ調査作品コンクール【北國新聞2017年10月25日】

ツバメのお宿シールの部で最優秀賞に選ばれた吉田さんの作品

 石川県健民運動推進本部は24日、ふるさとのツバメ総調査(本社後援)作品コンクールの入賞者を発表した。感想文の部で西明佳音さん(加賀市山代小6年)、ツバメのお宿シールの部で吉田衣織さん(金沢市新神田小6年)がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。記録・観察作品の部は金沢市田上小が最優秀賞を受けた。

 応募総数は記録・観察作品が12点、感想文が936点、シールが1972点だった。吉田さんの作品は来年、営巣を確認した家に貼るシールの原画として使用する。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20171025105.htm

http://archive.is/QAkyi
タグ:ツバメ
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新井田川にハクチョウ飛来/八戸【デーリー東北2017年10月25日】

新井田川で羽を休めるハクチョウ=24日午後3時20分ごろ

 冬の渡り鳥オオハクチョウが八戸市の新井田川に飛来した。市立市民病院近くでは24日、成鳥3羽、灰色の体をした幼鳥1羽が流れが緩やかな場所で羽を休めていた。
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20171025/201710240P188527.html

http://archive.is/zA1iQ
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越冬ヒヨドリ 渡る海峡命がけ 松前・白神岬に今年も大群【北海道新聞2017年10月25日】

海面すれすれを飛ぶヒヨドリの大群
 【松前】北海道と本州間の渡り鳥の通過ルートとして知られる道内最南端の白神岬で今年も、越冬のために津軽海峡を渡るヒヨドリの大群が、対岸の津軽半島に向かって次々と旅立っている。

 同岬先端の山には20日午前7時ごろ、「ピーッ、ピーッ」という甲高い鳴き声とともにヒヨドリ500羽前後の群れが複数飛来。ハヤブサなどの猛禽類(もうきんるい)の襲撃を避けるため、海面すれすれまで急降下し、時折山に引き返しながら、約19キロ先の青森・竜飛崎を目指した。

 沖合で他の群れが加わり、千羽を超える大群を形成する様子は壮観。同岬展望広場付近では、愛鳥家や観光客らが、海面すれすれを懸命に飛ぶヒヨドリの姿にカメラを向けていた。
残り:118文字/全文:419文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140703/

http://archive.is/ONJBg
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