2018年02月28日

青空 別れのVサイン コハクチョウ 羽咋から北帰行【中日新聞2018年2月28日】

隊列を組んで羽咋の空を飛びシベリアへ向かうコハクチョウ=27日、石川県羽咋市で(沢田隆さん撮影)

 石川県羽咋市の邑知潟で越冬していたコハクチョウの北帰行が二十七日始まった。同市白鳥の里推進協議会の野鳥担当である沢田隆さん(69)=御坊山町=が確認した。昨年より六日早いという。

 沢田さんによると、同日早朝、潟で羽を休めていたコハクチョウが甲高く鳴き合い、隊列を組んで羽咋の上空を飛び去った。一、二月の平均の安定越冬数の二千二百羽を割り込んで、残るコハクチョウが千六百九十九羽となったことを確認した。

 三月中旬ごろまで順次、繁殖地のシベリアへ向かうという。昨年十月五日に飛来して以来、毎日欠かさず観察してきた沢田さんは「ちょっと寂しくなるが、来年もまた戻ってきてほしい」と話した。

 今季は、大雪の影響で新潟方面から餌を求めて南下したとみられるコハクチョウが多く、二十二日には過去最多の三千九百三羽を数えた。 (小塚泉)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/photo/CK2018022802000211.html

https://megalodon.jp/2018-0228-1037-14/www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/photo/CK2018022802000211.html
寒波で越冬数増えた? 邑知潟のコハクチョウ今季3800羽【北國新聞2018年2月22日】

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コハクチョウ旅立つ 柴山潟、北帰行が本格化【北國新聞2018年2月28日】

北へ向かうコハクチョウの群れ=加賀市の柴山潟干拓地

 加賀市の柴山潟周辺で27日、越冬を終えたコハクチョウの北帰行が本格的に始まった。今季は大雪の影響で平年よりやや遅れていたが、雪解けを待ちわびた純白の群れが白山を背景に北へ飛び立ち、春の訪れを告げた。

 加賀市で野鳥観察を続ける寺谷泰彦さん(64)=同市塩屋町=によると、市内では2月上旬に約1100羽の飛来が確認された。琵琶湖などから北上してきたとみられるコハクチョウも目立つという。北帰行は3月下旬ごろまで続く。

 同日、羽咋市の邑知潟でもコハクチョウの北帰行が始まったことを同市白鳥の里推進協議会が確認した。http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TR20180228701.htm

http://archive.is/yQzxg
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【栃木】那須拓陽高が環境大臣賞 全国学校・園庭ビオトープコン【東京新聞2018年2月28日】

那須塩原市長特別賞の賞状と盾を受け取った那須拓陽高の生徒代表の5人(前列)=同市役所で

 日本生態系協会の「全国学校・園庭ビオトープコンクール2017」で那須塩原市の那須拓陽高校が環境大臣賞を受賞した。生徒代表五人が同市役所を訪れ、受賞を報告した。
 同校は七年前から学校農場でビオトープを整備。ビオトープを活用し、絶滅の危機にひんする国の天然記念物・ミヤコタナゴの野生復帰を目指す活動に取り組んでいる。
 生徒の先輩たちは、農場内で埋もれていた池を復元させ、農場の水田につながる水路を整備してきた。現在は一、二年生の有志十数人が、池や水路を改良しながら、ミヤコタナゴが生息できる環境を目指して、ミヤコタナゴが卵を産み付ける二枚貝「マツカサガイ」の繁殖試験などを手掛けている。
 生徒代表の五人は農業経営科の二年生で、スライドを使ってビオトープの整備の経過やカモやカワセミといった野鳥が飛来している状況を紹介。「農業や物質循環を学ぶ場であり、憩いの場にもなっている」と説明し、ミヤコタナゴの野生復帰は「まだ先になると思うが、今できることを精いっぱいやって後輩につなげたい」と報告した。
 市は受賞をたたえ、同校に市長特別賞を贈った。君島寛市長は「皆さんのような若い人たちが頑張って、環境や農業を守っていってほしい」と激励した。
 報告した仁平陵賀(りょうが)さん(16)は「将来的に仕事をしながら環境活動も続けていきたい。(特別賞は)地元で評価されてうれしい」と話した。 (小川直人)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201802/CK2018022802000150.html

http://archive.is/jcEmR
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酒田風力発電事業の新設着工を許可 県、環境保全など10項目条件【山形新聞2018年2月28日】(オオタカ/コアジサシ)

 県企業局と酒田市が同市の庄内海浜県立自然公園内で計画している風力発電事業に関し、県は27日、県立自然公園条例に基づいて施設新設を許可したと発表した。着工に当たっては、環境保全措置の確実な実施や1年ごとのモニタリング調査の報告を求めた。計画発表から5年半を経て、整備への道筋が固まった。

 昨年11月に両者から許可申請を受けた県が条例に基づいて審査し、「環境保全措置の適切な実行を考慮すると、自然環境に著しい支障を及ぼすものとは認められなかった」と判断した。吉村美栄子知事名の許可書は、26日付で発出した。

 一方、事業を進める条件として▽工事ができる期間は2020年12月末まで▽環境影響評価書に記された環境保全措置の確実な実行▽バードストライクの発生など、野生動植物への影響を与えた場合の速やかな報告―など10項目を挙げた。

 出力2300キロワットで高さ約120メートルの風車を3基ずつ整備する計画。今後は詳細な実施設計を行うほか、土地利用などの各種手続きを並行して進める方針。着工は企業局が19年5月、市が19年秋を予定し、運転開始は同局が21年1月、市が21年初頭を目指している。総事業費は同局が38億円、市が30億円を見込む。

 許可が出たことを受け、同局は「条件を順守して環境保全措置を行うなど、環境に配慮しながら事業を進めていく」、市は「今回許可が出たことを機に、あらためてさまざまな意見を聞きながらよりよい事業にしていきたい」としている。

 県と市は12年8月、再生可能エネルギーの導入促進に向け、風力発電事業の計画を発表。希少な鳥類であるオオタカやコアジサシの営巣が確認されたほか、一部で植生や景観などへの影響を懸念する声もあり、法に準じた自主アセスメント(環境影響評価)の調査期間を予定の2年間から4年半に延長するなどした。当初の計画では、15年度の稼働開始を目指していた。
http://yamagata-np.jp/news/201802/28/kj_2018022800629.php

http://archive.is/Ylp8Z
酒田風車計画 環境への影響小さい 県、調査結果公表 「総合的に適正」 /山形【毎日新聞2017年2月1日】
酒田・風力発電施設の計画見直し、再度要望 日本野鳥の会県支部【山形新聞2015年9月3日】(オオタカ/コアジサシ/ミサゴ/チゴモズ)
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2018年02月27日

餌か繁殖か…オウサマペンギンに迫る残酷なジレンマ 地球温暖化【AFPBB News2018年2月27日】

【2月27日 AFP】地球温暖化が原因でオウサマペンギンの約70%が今世紀末までに死滅する恐れがあるとの研究結果が26日、発表された。威風堂々とした姿のオウサマペンギンだが、このままでは絶滅に向かうことになると研究者らは警鐘を鳴らす。

 オウサマペンギンは魚やイカを餌としている。しかしそれら生き物の生息海域は気候変動によって移動しているため、ペンギンもより長距離の移動を余儀なくされることとなり、その結果、陸上で待つ幼鳥の給餌にもより多くの時間がかかるようになる。

 英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に掲載された論文の共同執筆者で、仏ストラスブール大学(University of Strasbourg)とフランス国立科学研究センター(CNRS)に所属する個体群生態学者のセリーヌ・ル・ボエ(Celine Le Bohec)氏は「大半の集団繁殖地(コロニー)では今後、親鳥による餌探しのための夏季移動が非常に長くなるなるため、待っている幼鳥が餓死する恐れが出てくる」と指摘した。

 ル・ボエ氏は、AFPの取材に「地球温暖化が現在のペースで進行し続ければ、この種は絶滅する恐れがある」と語った。

 またル・ボエ氏と研究チームは、オウサマペンギンのつがい110万組が数十年のうちに現在の繁殖地からの移動を余儀なくされると予測している。現在の傾向が続くと、地球の気温は2100年までに19世紀半ばの水準より3〜4度上昇する。

 地球表面温度の上昇幅を、世界197か国が参加する地球温暖化対策の国際枠組「パリ協定(Paris Agreement)」が目標に定める2度に抑えたとしても、明確な目的地がないまま現在の繁殖地から移動せざるを得なくなるオウサマペンギンの数は、全体の約半数に上る可能性もあるという。

 問題なのは、適切な代替地がほとんど存在しないため、採餌を取るか繁殖を取るかの、勝算のないジレンマが生じることだ。

 論文の筆頭執筆者で、モナコ科学センター(Centre Scientifique de Monaco)のロビン・クリストファリ(Robin Cristofari)氏は「南極海(Southern Ocean)には島が数えるほどしかなく、しかもその全てが大規模な繁殖コロニーを支えるのに適しているわけではない」と指摘している。

■食物のコンベヤーベルト

 体長が1メートル弱で、タキシードを着ているような黒と白の模様に首の周りの橙色の帯がアクセサリーになっているオウサマペンギンは通常、毎年の繁殖シーズンにそれぞれ1羽のパートナーとペアを組む。

 雌が産む卵は1つでほぼ2か月でふ化する。雄と雌が交代で卵を温め続ける。

 陸上では、よたよたと不格好な足どりで歩くか、氷上を腹で滑り、ひれ足のような翼を使って前進する。

 オウサマペンギンはすみかとする場所への選り好みが激しい。気温が年間を通して耐えられる範囲内で、冬季に陸地を囲むように海氷が張らず、砂や小石の平坦な浜があるなどが必要となる。そして何よりも、豊富な餌場が巣の近くになければならない。

 魚やイカなどの餌となる生き物が豊富に存在する南極海の湧昇で、温かい海水と冷たい海水が合流する海域の南極前線(Antarctic Polar Front)が、この餌場の役目を数千年にわたり果たしてきた。だが気候変動に伴い、この「食物のコンベヤーベルト」は南方に移動している。

 国際チームは今回の研究で、オウサマペンギンのゲノム(全遺伝情報)を分析し、過去5万年にわたる個体数の変動を再現した。その結果、過去に何度か発生した自然の気候変動でも海流と海氷の分布が変化したが、オウサマペンギンはその都度、変化に適応してきたことが分かった。

 論文の主執筆者で、イタリア・フェラーラ大学(University of Ferrara)とオーストリア・ウィーン大学(University of Vienna)に所属する進化遺伝学者のエミリアーノ・トルッキ(Emiliano Trucchi)氏は「オウサマペンギンはこれまで、最も安全な繁殖地を見つけるために、かなり長い間あちこちに移動することが可能だった」と説明するが、今回の変化に関しては、人為的な気候変動があまりにも突然で急速すぎると指摘している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3164317
http://www.afpbb.com/articles/-/3164317?page=2

http://archive.is/HQNd4
http://archive.is/UFsqK
posted by BNJ at 21:34 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする