2018年03月21日

「世界遺産の島」でネズミ退治=生態系への脅威に−NZ【時事ドットコム2018年3月21日】

ネズミ駆除で恩恵を受ける海鳥アンティポデスアホウドリ(ニュージーランド自然保護当局提供)
 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)の自然保護当局は21日、南極に近いアンティポデス島で、繁殖した外来のネズミの駆除に成功したと発表した。約20万匹のネズミがいなくなり、「脱ネズミ」を宣言した。
 NZ本土の南東約760キロに位置する島は、面積が20平方キロ。海鳥など生物の宝庫で、世界遺産「ニュージーランドの亜南極諸島」の一部を構成している。無人島だが、100年以上前に難破船などで運ばれたネズミが繁殖。鳥の卵やひな鳥を食い荒らすなど、島の生態系への脅威が高まった。
 自然保護当局などの合同チームは、えさが少なくネズミの個体数が減少する冬場を狙い、2016年に計65トンの殺鼠(さっそ)剤を空中から散布。今年2月に島を訪れ、約1カ月かけて調査したところ、ネズミが生きている証拠は見つからなかった。同当局は「多くの固有種の生息地であり、島が世界の自然保護で果たす役割は、誇張し過ぎることはない」と強調した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032100477&g=int

http://archive.is/VajFN

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【現場から、】海を殺すな プラスチック汚染、“年間100万羽”海鳥が餓死【TBS NEWS2018年3月21日】

 JNN「現場から、」の新しいシリーズです。ペットボトル、レジ袋といった私たちにも身近なプラスチックが年間800万トンも海に流出し、深刻な汚染を引き起こしている問題をお伝えしていきます。初回は、「プラスチックごみ」のせいで年間100万羽が死ぬとも言われる海鳥の実態です。海で何が起きているのでしょうか?
 中米コスタリカの海でアメリカの学生が見たある悲劇。ウミガメの鼻に何か詰まっています。
 「寄生虫か何かかしら?ごめんね、でもあとで楽になるからね」(学生)
 何度も試すのですが・・・
 「やめて、やめて!」(学生)
 弱り始めるカメ・・・、と、その時。鼻に入っていたのは長さおよそ15センチもの、プラスチックのストローでした。こうしたプラスチックごみが今、カメやイルカなど年間10万匹もの命を奪っています。
 「たくさんの海鳥が飛んでいますけれども、実は今、世界各地でプラスチックごみを飲み込んだ海鳥が多数、発見されています」(記者)
 海鳥がプラスチックを飲み込んでいるというのです。それは驚くべき規模だと語るのはオランダのヴァン・フラネカー博士。
 「北海のフルマカモメという種なら9割以上ですよ」(オランダ ヴァーヘニンゲン大学 ヤン・ヴァン・フラネカー博士)
 本当なのでしょうか?
 フルマカモメの中から博士は1羽を無作為に選び、胃の中を見せてくれました。出てきた黒い塊を広げてみると、一体何でしょうか?
 「プラスチックの袋の一部ですね。たくさんあります。中で丸まったんですね」(オランダ ヴァーヘニンゲン大学 ヤン・ヴァン・フラネカー博士)
 博士は言います。「これは我々が買い物で使うプラスチックの袋。それが海にあったのです」「これでカモメが餓死している」と。
 「海鳥の胃の中からは平均0.3グラムのプラスチックごみで出るそうなんですが、これを人間の胃の中に例えると、こちらの量になるそうです」(記者)
 「プラスチックは、すぐにカモメを殺さず、胃のスペースをなくし、エサを食べられなくします」(オランダ ヴァーヘニンゲン大学 ヤン・ヴァン・フラネカー博士)
 プラスチックごみで胃に食べ物が入るスペースがなくなり、餓死する海鳥。こうした報告は世界各地から寄せられていて、その数は年間100万羽に上るとの試算もあります。これは博士がハワイ諸島で「アホウドリ」の体内から採取したもの。歯ブラシに、ゴルフボール。そして・・・
 「中野だよね?03番・・・」(記者)
 日本のライターまでが海鳥の胃に入っていました。私達が捨てるプラスチックが世界で海の生物の命を奪っているのです。クラゲと間違え、袋を飲んだ地中海のカメが・・・、同じくスコットランドのイルカが・・・、そして、世界中の海鳥たちが・・・。
 博士はプラスチックごみが更なる被害をもたらすと警告します。
 「動物がプラスチックを食べるなんて我々人間の恥だと思う。世界は一つで生態系も一つなのです。(プラスチックを)海に捨てれば、我々の食物連鎖に影響してくるでしょう」(オランダ ヴァーヘニンゲン大学 ヤン・ヴァン・フラネカー博士)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3322575.html

http://archive.is/pzKgD
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コウノトリ飛来 小林市の水田【宮崎日日新聞2018年3月21日】

兵庫県から飛来してきたコウノトリ=5日午前、小林市真方

 小林市真方の水田で5日、国の特別天然記念物のコウノトリ2羽が見つかった。足輪が付いており、兵庫県から飛来した雌とみられる。

 同市東方の会社員田中風馬さん(52)が午前6時半ごろ、餌をついばむ1羽を発見した。保護活動に取り組む同県立コウノトリの郷公園(豊岡市)によると、2羽に付いている足輪から4、5月に同市の「人工巣塔」でふ化した雌と判明。2羽とも、8月半ばごろまで山口県下関市で確認されていたという。

 日本野鳥の会県支部(岩切久支部長)によると、県内では2000年以降、宮崎、延岡市などで6回の飛来を確認。16年11月には、宮崎市の一ツ瀬川近くの水田に飛来した1羽が越冬している。

 前支部長で、事務局の前田幹雄さん(72)は「驚かせないように静かに見守ってほしい」と話している。
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/happynews/detail.php?detailid=1520502655

http://archive.is/ulQr7
タグ:コウノトリ
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京の人今日の人 宇治川の鵜匠 澤木万理子さん 「放ち鵜飼」「自然繁殖」目指す 客を楽しませる目配りも /京都【毎日新聞2018年3月21日】

澤木万理子さん(44)=宇治市
 宇治市宇治の宇治川塔の島にある鵜(う)小屋。一帯では河川改修工事が行われ、18羽のウミウは隣接する橘島の仮設小屋に移っているが、今月末には戻り、間もなく繁殖シーズンを迎える。

 「宇治川の鵜飼」を主催する市観光協会は2014年、前例のなかったウミウの人工ふ化に成功、生まれた1羽のひなを「ウッティー」と名付けた。翌年以降のひなも同じ名で呼ぶことにし、鵜匠の澤木万理子さん(44)らが親代わりになって昨年までに全部で9羽のウッティーを育て上げた。

 日本の鵜飼いでは野生のウミウを飼い慣らして使うが、観光協会は人なつっこいウッティーたちに綱を着けず漁をする「放ち鵜飼」の実現を目指している。トレーニングを積み、今年の秋口にも試験実施する予定という。

 今年の目標はもう一つある。ウミウの「自然繁殖」だ。「親鳥による抱卵から自然ふ化、育雛(いくすう)が本来の姿だから」。「飼育された鵜は産卵しない」という常識を打ち破り、産ませる技術は安定した水準に。しかし、ひなを育てる技術については未解明の部分があり、今年の取り組みがうまくいけば大きなヒントが得られるという面もある。

 この道に入った直接のきっかけは、観光協会のホームページで宇治川に鵜飼いがあることを知ったから。幼いころから、空が飛べ水にも潜り、感性豊かな鳥が好き。「嵐山の鵜飼」を見て鵜匠に憧れていたこともある。結婚後に派遣社員として働いていたが、「鳥と一体になってできる理想の仕事」と2001年秋、宇治の鵜匠に弟子入りした。

 翌年6月に見習いとしてデビュー。「習うより慣れろ。実戦で覚えていった感じ」で04年に独り立ちした。6羽の鵜が操れるようになり、腕に覚えができた。そのころ後輩鵜匠の江崎洋子さん(39)が入門してきた。教える立場になって、自分には先輩鵜匠のような「客を楽しませる目配り」が足りないことに気付いた。

 以来、鵜飼いを始める前に口上を述べたり、鵜に魚を吐かせる際は膝に乗せて客に見えやすいよう角度を考えたりするなど、宇治川の鵜飼にはなかった工夫を加えてきた。創意工夫を重ねることは、偶然だったウミウの産卵を必然のものにし、育雛技術を高めることにも生かされた。

 今年、鵜匠17年目。すっかり宇治川の鵜飼の顔となったが、「もう、そんなに。でも、何十年ものキャリアの人が普通の世界。まだまだです」と話す。クールな表情に伝統漁法を守りながら新境地を開く情熱を秘め、ウッティー誕生以来の念願「放ち」と「自然繁殖」の実現へと歩みを進める。【富永浩三】

 ■人物略歴

 1974年、京都市生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。建築土木会社勤務などを経て2002年6月、「宇治川の鵜飼」初(日本では3人目)の女性鵜匠に。04年4月から宇治市観光協会職員。14年6月、ウミウの人工ふ化に成功。ウッティー(1号)が誕生し、翌年鵜飼いデビュー。先輩鵜匠の松坂善勝さん(79)、後輩の江崎さんと伝統漁法の灯を守っている。滋賀県草津市に夫、ヨウム(大型インコの一種)と暮らす。
https://mainichi.jp/articles/20180321/ddl/k26/070/417000c

http://archive.is/iSzku
ウミウ 自然ふ化に挑戦 「宇治川の鵜飼」複数ペアに巣材提供へ 抱卵、育雛、訓練目指す /京都【毎日新聞2018年3月20日】
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ブランド鶏 新たな商品誕生に挑戦 磯城野高生、特殊飼料使い 田原本 /奈良【毎日新聞2018年3月21日】

ブランド商品化に向け、鶏の世話をする奈良県立磯城野高校の生徒たち=奈良県田原本町の同校で、大西咲子撮影
 疲労回復効果のある成分が豊富に含まれた鶏の飼育に、県立磯城野(しきの)高校(田原本町)の生徒が奈良市の企業と共同で挑んでいる。最適な飼育法を研究し、この鶏を使った料理やブランド化に向けたロゴマークも考案する。“奈良発”の新たな鶏ブランド商品の誕生に一役買う。

 鶏の胸肉には、抗疲労効果のある成分「イミダゾールジペプチド」が多く含まれるとされ、近年健康食材として注目が高まっている。県内で飲食店を展開する「エムワイピー」(奈良市)は昨年、イミダゾールジペプチドを増強するオキアミを混ぜた特殊な飼料と、この飼料を使った飼育法で特許を取得。「シンデレラバード」と名付けてブランド商品化を目指す中で、同校に協力を依頼した。

 農業科学科動物活用コースの2年生の班が今年1月から、同社から託された10羽を飼育。特殊飼料を与えながら平飼いとケージ飼いでの成長速度や肉質の違いを調べ、より適した飼育法を検討する。班員の馬場魁斗(かいと)さん(17)は「飼育法でどのように差が出るか楽しみ」と話し、斎道有紀さん(17)も「商品化に携われるのはうれしい。おいしく育ってほしい」と期待する。

 今後、育った鶏を使ってフードデザイン科シェフコースの生徒がオリジナルの料理を開発し、試食会を開くという。

 エムワイピーの増井義久社長(57)は「高校生と一緒に、将来的に奈良を代表する食材・メニューに育てたい」と意気込んでいる。【大西咲子】
https://mainichi.jp/articles/20180321/ddl/k29/040/454000c

http://archive.is/7picR
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珠洲にトキ飛来 写真愛好家が撮影【中日新聞2018年3月21日】

奥能登に飛来したトキ=石川県珠洲市で(菊谷正好さん提供)

 二十日午前、石川県珠洲市三崎町粟津の田んぼに、国の特別天然記念物のトキが飛来しているのが見つかり、近くに住む写真愛好家の菊谷正好さん(68)がカメラに収めた。

 菊谷さんの話では、田んぼでドジョウやカエルなどを食べると、午後一時すぎに南に向け飛び立った。トキの写真を撮り続けている菊谷さんは「昨年は能登地方には飛来しなかったが、今年は姿が見えてうれしかった」と喜んだ。

 佐渡では現在二百九十羽のトキが生息しており、新潟県佐渡市の担当者は「その一部が能登半島に渡ったのではないか」と話している。 (早川昌幸)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/photo/CK2018032102100016.html

トキ3年ぶりに飛来【読売新聞2018年3月22日】
水田に降り立つトキ(菊谷さん提供)(20日午前、珠洲市三崎町で)

 珠洲市三崎町の水田で20日、野生のトキ1羽が餌をついばんでいるのが目撃された。環境省佐渡自然保護官事務所によると、放鳥が始まった2008年以降、県内への飛来は3年ぶり3件目で、本州での確認は22件目という。

 同事務所などによると、20日午前11時頃、珠洲市三崎町の菊谷正好さん(68)が水田にいるトキの撮影に成功した。足輪の個体番号から、佐渡トキ保護センター(新潟)で誕生し、16年9月に放鳥された5歳の雌と確認された。トキは水田周辺を飛び回り、午後1時頃に南西方向に飛び去ったという。菊谷さんは「きれいなトキ色の羽裏が見えて感動した。珠洲に住みついてほしい」と話した。

 県内では、別の野生のトキが15年春に輪島市に住みついたが、16年9月に観察されたのを最後に姿を消している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20180322-OYTNT50167.html

https://megalodon.jp/2018-0321-2118-05/www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/photo/CK2018032102100016.html
http://archive.is/mUwIT
タグ:トキ
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大学倶楽部・明治大 対話通じて文理融合考える 公開シンポジウム【毎日新聞2018年3月21日】

鼎談する左から、明治大学長特任補佐の三村昌泰氏、研究・知財戦略機構の中沢新一特任教授、山口智彦特任教授

「不可能立体」を用いて錯覚を解説する明治大学研究・知財戦略機構の杉原厚吉特任教授
 明治大学は3月17日、さまざまな分野の研究者が数理科学の視点から社会現象や日常の課題にアプローチするシンポジウム「対話が誘う文理融合の世界」を同大駿河台キャンパスアカデミーホール(千代田区神田駿河台)で開き、約330人が出席した。

 同大は2013年4月に、数理科学と情報技術をカリキュラムの中心に据えた総合数理学部を開設し、今年で5年を迎える。シンポジウムは4部構成で、第1部「インテリジェンスは知性のはたらきなのか」には、同大学長特任補佐の三村昌泰氏が講演。数学者の三村氏が、粘菌などが餌と餌の最短距離をつなぐ形に変形する特性から、複雑な迷路で最短の道筋を見つけ出せる事例を紹介し、脳や神経系を持たない生き物にインテリジェンスがあるのか、知性とは何かを問いかけた。

 同大研究・知財戦略機構の中沢新一特任教授と山口智彦特任教授を迎えての鼎談(ていだん)では、「人間の賢さは分析力や計算力が高いことではない。人工知能は人間を超えられないかもしれない」「日本の知性は『場』で発揮される一方、欧米の知性は『個』を重視する」などの意見が出された。

 第2部「生活の3大要素『折り・畳み・広げ』の極意を折紙工学で紐(ひも)解きます」では、折り紙工学の第一人者の同大研究・知財戦略機構の萩原一郎特任教授が講演した。折り紙の歴史や、山谷の折り線が平坦に折りたためるための条件(前川定理、川崎定理)など折り紙の世界に影響を与えた数学の定理、ドレスやソーラーパネルなど折り紙工学が活用できる技術を紹介した。

 その後、国立科学博物館の林良博館長と総合数理学部の荒川薫教授とともに行なわれた鼎談では、折り紙工学と同様に、蓮の葉の超はっ水現象を模倣した傘や、ふくろうの羽の構造からヒントを得たパンタグラフなど、生物が進化の過程で獲得した体の構造や習性を製品開発に生かした例が話題に上がった。

 第3部「AI(人工知能)による自動作曲がもたらすもの」には、総合数理学部の嵯峨山茂樹教授が登壇。数理的手法で行うAIの作詞・作曲、伴奏の構造を説明し、著作権はどこにあるか、人間と置き換え可能かについての疑問を提起した。

 第4部「本当のことを知っても直らない立体錯誤の不条理」には、「ベスト錯覚コンテスト」で二度の優勝経験がある同大研究・知財戦略機構の杉原厚吉特任教授が講演した。自身が製作した重力に反する動きが見えたり、鏡に映すと姿が変わったりする立体錯視を体験できる「不可能立体」の作品を用いて、錯覚を起こす脳の不思議について考えた。

 鼎談には、同大政治経済学部の飯田泰之准教授と先端数理科学研究科の田野倉葉子特任准教授が加わった。街路樹を植える間隔を狭くしたことがスピード違反減少に寄与した例など身近にある錯覚について意見が交換された。

 このシンポジウムは、同大が昨年度、数理科学研究の分野で、独自の研究に取り組む大学を文部科学省が支援する「私立大学研究ブランディング事業」の支援対象校に選ばれたことから行われた。今後も自治体や他大学、企業などと連携し、文理融合の研究を進めていく。【丸山仁見】
https://mainichi.jp/univ/articles/20180320/org/00m/100/021000c

http://archive.is/a8JnE
タグ:フクロウ
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仏農業地域で野鳥の個体数激減、7割減の種も【AFPBB News2018年3月21日】

【3月21日 AFP】フランスの田園地帯全域では過去15年間で、野鳥の個体数が平均で約30%減少しているとの憂慮すべき調査結果が20日、発表された。

 個体数の減少は野鳥数十種で確認された。一部の種では個体数が3分の2ほど減少していることが、国全体と仏中部の広大な農業地域をそれぞれ調査対象とした2件の研究論文で明らかになった。

 論文の共同執筆者で、仏国立自然史博物館(National Museum of Natural History)の保全生物学者のブノワ・フォンテーヌ(Benoit Fontaine)氏は「状況は壊滅的だ。わが国の田園地帯は文字通りの不毛地帯と化しつつある」と、今回の研究に参加したフランス国立科学研究センター(CNRS)発表の公式声明で述べている。

 約20年前から行われている詳細な年次個体数調査によると、ノドジロムシクイ、ズアオホオジロ、ヒバリなどのかつては広く分布していた種の野鳥類がすべて30%強減少している。渡りを行う鳴き鳥のマキバタヒバリは70%近く減少した。

 個体数減少の主な原因は、特にコムギやトウモロコシなどの単一栽培作物の広大な耕作地に殺虫剤を集中的に使用していることだと、研究チームは推測している。

 問題なのは、野鳥が殺虫剤で死んでいることではなく、野鳥が餌として依存する昆虫類が姿を消してしまったことだ。

■悪化が進む生態系

 最近の研究では、同様の傾向が欧州全体でみられることが明らかになっている。同研究によると、30年間で飛行昆虫が約80%減り、野鳥の生息数が4億羽以上少なくなったと推定されるという。

 CNRSの生態学者バンサン・ブルタニョール(Vincent Bretagnolle)氏は「本当に憂慮すべきなのは、農業地帯に生息する野鳥類全てが、(雑木林などの別の環境でも生息できる)『万能型』の野鳥でさえもが同じペースで減少し続けていることだ」と語る。「これは、農業生態系全体の質が低下していることを示している」

 しかし、野鳥の個体数減少を促進する要因は主な食料源の枯渇だけにとどまらないと、研究チームは指摘する。

 かつては広く行われていた休耕地の農業慣習が失われたこと、単一作物栽培地の著しく急速な拡大、そして森林の縮小などが、それぞれ要因となっている。

 今回発表の結果を受けてフォンテーヌ氏は「まだ不可逆的状況に達していないのであれば、全ての農業部門関係者はその実践方法を変えるために協力しなければならない」とコメントしている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3168199

http://archive.is/neO5A
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北陸新幹線「はくたか」に鳥ひっかかる、約40分の遅れ【朝日新聞デジタル2018年3月21日】

 20日午後8時40分ごろ、富山市のJR富山駅で、金沢発東京行きの北陸新幹線「はくたか578号」(12両編成)のパンタグラフに鳥が引っかかっているのを駅員が見つけた。列車は安全を確認した上で同駅を発車。鳥は二つ先の糸魚川駅で取り除かれた。この影響で、はくたかは40分ほど遅れ、乗客約250人に影響した。

 JR西日本金沢支社によると、富山駅の一つ前の新高岡駅では異常はなかったといい、走行中に鳥と接触した可能性があるという。はくたかはかつて首都圏と北陸を結んだ特急に由来し、新幹線の名前に採用された。
https://www.asahi.com/articles/ASL3P01KPL3NUTIL06T.html

北陸新幹線に鳥が接触 一時運転見合わせ【産経ニュース2018年3月21日】
 20日午後8時40分ごろ、金沢発東京行きの北陸新幹線はくたか578号が富山駅を発車する際、パンタグラフに鳥が接触した。578号は一時運転を見合わせ、39分の遅れが生じ、約250人に影響が出た。

 JR西日本金沢支社によると、富山駅で車両の状況を確認し、走行に問題がないと判断して運転を再開。二つ先の糸魚川駅(新潟県)で、念のため鳥の死骸を取り除いたという。
http://www.sankei.com/affairs/news/180321/afr1803210005-n1.html

http://archive.is/BoSnj
http://archive.is/GCbqM
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【神奈川】箱根園水族館にコツメカワウソ 札幌から来たおてんば【東京新聞2018年3月21日】(ケープペンギン)

 バイカルアザラシのショーで知られる箱根園水族館(箱根町元箱根)は、コツメカワウソの展示を始めた=写真。
 体長四〇センチ、三キロの雌で六歳。札幌市のサンピアザ水族館で生まれた。同館を訪れた箱根園の職員が愛くるしさとおてんばぶりにほれ込み、バーター取引を提案。箱根園のケープペンギン二羽と交換した。
 サンピアザはコツメカワウソ、箱根園は各種ペンギンの繁殖に成功しており、買わずに人気動物を入手できるため両館の利害が一致した。交換は近親交配を防ぐ効果も生む。箱根園は四月に別の動物園から雄のコツメカワウソを取り寄せ、二世誕生を目指す。
 担当の冨江亮輔さん(34)は「コツメカワウソは物覚えが良く知能は高い。物を握るのも得意なので、ショーも考えたい」と期待している。
  (西岡聖雄)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201803/CK2018032102000151.html

http://archive.is/d9A3H

【千葉】三番瀬の生き物になろう 船橋・環境学習館 段ボールでカニや貝に【東京新聞2018年3月21日】

岩に張り付くムラサキイガイのように、壁の突起物にしがみ付く「壁登り」=ふなばし三番瀬環境学習館で
写真
 船橋市潮見町、ふなばし三番瀬環境学習館で春の特別展「ダンボールであそぼう! なりきり三番瀬」が開かれている。三番瀬の生き物の姿に加工した段ボールを来場者が身に付けるなどで、カニや貝、野鳥への理解を深めてもらう。四月八日まで。
 コメツキガニは干潟に巣穴を掘り、その中にいることから、段ボールで迷路を設置。この迷路は縦約五メートル、横約三・五メートルで、高さ約一メートル。内部を自由に行き来できる。
 ムラサキイガイは「足糸(そくし)」と呼ばれる糸を出して岩などにくっついていることから、ウオールクライミングのように「壁登り」できるアトラクションを設けた。
 こうしたアトラクションは計八種類あり、いずれも同学習館のスタッフが手作りした。各アトラクションの傍らには、実際の生き物の標本を展示。オサガニやシロチドリ、フジツボといった干潟で暮らす生き物を収めたビデオも上映されている。期間中の土日曜には、段ボールや三番瀬の貝殻を使った万年カレンダー作り、ヤドカリ型のスイーツタルト作りなどのワークショップも開かれる。
 開館時間は午前九時〜午後五時。入場料は常設展込みで一般七百円、小中学生四百円(船橋市内は三百円)など。問い合わせは、同学習館=電047(435)7711=へ。 (保母哲)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201803/CK2018032102000156.html

http://archive.is/JiXAS
タグ:シロチドリ
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群馬)人工林切り出し狩り場を確保、イヌワシ出現増える【朝日新聞デジタル2018年3月21日】

谷の森のイヌワシ=2017年12月、日本自然保護協会提供
 絶滅危惧種のイヌワシが生息するみなかみ町の「赤谷(あかや)の森」で、人工林を伐採してイヌワシが狩りのできる環境をつくったところ、出現頻度が高まるなどの結果が出たと日本自然保護協会が発表した。昨年まで2年連続で子育てが成功したのも、こうした環境改善がプラスに働いたのではないかと見ている。

 イヌワシは翼を広げると2メートルにもなる大型の猛禽(もうきん)類で、国内では500羽程度が生息する。赤谷の森でも27年前に発見され、現在も雌雄1組が生息している。2015年まで6年連続で繁殖に失敗していたが、16〜17年と2年連続で子育てに成功したことが同協会などの観察で分かっている。

 イヌワシはノウサギやヤマドリが捕らえやすい草地や低木が多い環境を好み、日本のように森にすむのは珍しいとされる。戦後、自然林の伐採とスギなどが盛んに植えられた当時は狩りの環境が一時的に向上した。だが、林業の衰退で山を手入れしなくなると木々が高密度に生えて狩り場もなくなり、生息数の減少が報告されるようになった。

 ログイン前の続き赤谷の森では国、地域住民、同協会の3者が、人工林を自然林に戻す試みの中でイヌワシが生息できる環境づくりを進めている。発表によると、15年秋にスギの人工林約2ヘクタールの試験地の木々を全て伐採したところ、上空で獲物を探す行動や狩りのための急降下が初めて確認された。出現頻度も伐採前より1・4〜1・6倍も高くなったという。

 2ヘクタールもの規模の伐採は例がなく、「少なからず生息環境にプラス効果をもたらし、それが子育てにもつながった」と評価した。同協会の出島誠一さん(43)は「成熟した自然林は樹間が広く、とくに広葉樹は冬に枝を落とすので狩りがしやすくなる。短期的には伐採で改善するにしても、長期的には成熟した自然林の復元が必要だ」と話す。(井上実于)
https://www.asahi.com/articles/ASL3J3PZPL3JUHNB002.html

http://archive.is/1DEVn
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