2018年04月12日

メガソーラーの番人、先進的O&Mの現場 500羽のカラスをタカで追い払う、鷹匠がメガソーラーで大活躍【日経xTECH2018年4月12日】

隣接した森にカラスの巣

 「鳥取・米子メガソーラー発電所」は、鳥取県米子市街からクルマで30分ほどの丘陵にある。元ゴルフ場跡地を活用した出力約30MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)だ。2016年9月に着工後、順調に工事が進み、2018年4月2日に商業運転を開始した。

 東京センチュリーと京セラが共同出資する京セラTCLソーラー(東京都千代田区)が発電事業者となる。EPC(設計・調達・施工)サービスはテス・エンジニアリング(大阪市)が担当した。ゴルフ場跡地とはいえ、同発電所は、新たに林地開発許可を取得し、8つの工区に分け、起伏のあったゴルフコースを造成した。

 ゴルフ場跡地を活用したメガソーラーは、本格的に造成せずに斜面に土地なりにパネルを並べることが多い。「鳥取・米子メガソーラー発電所」は、平らに整地した面に整然とパネルを設置したため、もはや元ゴルフ場とは分からないほど整った発電所になった(図1)。


図1●約30MWの「鳥取・米子メガソーラー発電所」
(出所:日経BP)

 大規模な造成についても、綿密に計画した工期を順調に進んできたものの、着工後に大きな問題が明らかになった。それは、おびただしい数のカラスが飛来することだった。

 「こんなにカラスが多いと、太陽光パネルを設置し始めたら、どうなってしまうのか」。2016年夏に着工以来、造成工事、そして基礎架台の施工が順調に進んでいた2017年春、テス・エンジニアリングの別府憲さんは、当時の心境をこう振り返る。2017年夏にはいよいよ電気系統の工事が始まり、10万8500枚ものパネルを張る時期が迫っていた。

 別府さんは、同社・西日本エンジニアリングセンター・大阪エンジニアリングチームに属しつつ、「鳥取・米子メガソーラー発電所」が着工以来、米子市内に住み込んで、同発電所の施工管理を担当してきた。

 もともと山間のゴルフコースだったため、発電所は多くの森林に隣接していた。そこには複数のカラスの巣があるらしく、造成中の事業用地内に頻繁に飛来していた。土木工事であれば、大きな問題はないものの、パネルが並び始めると、「石落とし」でカバーガラスが割れたり、糞でパネル表面が汚れたりするなどの実害が生じる可能性が高かった(図2)。


図2●隣接した林にカラスの巣があった
(出所:日経BP)

 そこで、EPC事業者の責任として、効果のあるカラス対策を打った上で発電所を引き渡すべく、複数の対策を検討し始めた。

 太陽光発電所のカラス対策としては、威嚇音やフラッシュ光を断続的に発して撃退する方法が一般的に採用されていた。ただ、30MWと大規模で、10万枚を超えるパネルの架台にこうした装置を一定の間隔で取り付けた場合、3000万円以上の費用がかかることが分かった。加えて、ここまで投資しても、音や光にカラスが慣れてしまうと撃退効果のなくなる懸念もあった。

 そのほかの対策を調べるなか、マンションや工場・倉庫の敷地などの害鳥駆除対策として、鷹匠(たかじょう)がタカを飛ばしてカラスやハトを追い払う手法があることを知り、これをメガソーラーに応用できないか、と検討し始めた。

林に近い4エリアに多数が飛来

 鷹匠は元々、タカを使って獲物を捕らえる「鷹狩り」のために、タカを飼い、訓練している。カラスなどの「追い払い」は、害鳥を捕まえるのではなく、カラスにタカの姿を繰り返し視認させることで、カラスが近づかなくなる効果を狙ったものだ。

 別府さんは、タカによる害鳥駆除を先駆的に事業化したグリーンフィールド(大阪市)に相談し、2017年夏から依頼することになった。同社には、7人の鷹匠が在籍し、タカによる害鳥の追い払いに従事している。すでに栃木や兵庫など数カ所のメガソーラーで、カラスの駆除に成功した実績もあった。

 「鳥取・米子メガソーラー発電所」でのカラスの追い払いは、ベテラン鷹匠の安井寛さんが担当することになった(図3)。


図3●グリーンフィールドの鷹匠・安井寛さん
(出所:日経BP)

 安井さんは、2017年9月、米子市のサイトを訪れ、カラスの状況を調べた。カラスは、メガソーラー敷地内でも、森林の隣接する4エリアに多く飛来し、最も多い時には、500羽にも達していた。また、朝、昼、夕方と、時間帯によって飛来する群れが異なっていた。

 そこで、最終的にすべてのカラスの群れを追い払うために、最も効果的なタカの飛ばし方を検討した。まずは3カ月をめどに、1週間に2回、1日約6時間、タカを飛ばすことにした。時間帯やエリアによって群れが異なるので、期間によって場所と時間を変えた。工事開始前の早朝5時半にサイトを訪れたこともあったという。

 安井さんは、乗用車にタカを入れた木箱を乗せてメガソーラーに来る。サイト内の目星を付けた場所で、架台やアレイにとまっているカラスや、隣接する林に潜んでいる群れに向かって繰り返し、タカを放って威嚇した。1日に飛ばす回数は約60回になるという。

 森林生態系の頂点に位置するタカに対して、カラスは歯向かえず、縄張りを放棄せざるを得ない。「メガソーラー内で何度かタカの姿を見せることで、新たにタカの縄張りになったことを認識させると、群れごとほかの場所に移動していく」(安井さん)という(図4、図5、図6、図7)。


図4●カラスのいる林に向かってタカを放つ
(出所:テス・エンジニアリング)

図5●林に向かって飛んでいくタカ
(出所:テス・エンジニアリング)

図6●タカの飛来でカラスが一斉に飛散していく
(出所:テス・エンジニアリング)

図7●安井さんの合図で戻ってきたタカ
(出所:テス・エンジニアリング)

鷹匠のクルマが来ただけで飛散

 タカの効果はてきめんだった。「たった1羽のタカが飛来したことで、数百羽ものカラスが一斉に飛び去っていく様はまさに壮観で、こんなに威力のあるものかと驚いた」と、鷹匠の仕事ぶりを見ていた別府さんは振り返る。タカを飛ばし始めて1〜2カ月後には、「タカを乗せた安井さんの車が近づいてきただけで、カラスが飛び去っていくようになった」という。

 カラスは大変に頭が良く、同じ車種でも、安井さんの乗った車以外は、全く反応しないことから、運転手かナンバープレートを覚えているのではないかという。「タカによるカラスの追い払いは、こうしたカラスの賢さを利用したもの」と、安井さんは言う(図8)。


図8●タカは木の箱に入れてクルマで運ぶ
(出所:日経BP)

 例えば、タカ以外にトビもカラスより大型で、縄張りの順位では上位に位置する。ただ、トビはカエルなど小動物を除き、死んだ動物しか食べない。これに対しタカは、トビと同程度の大きさだが、ウサギやカラスなど生きている大型動物を襲って仕留め、捕食する。

 カラスは、そうした生態をよく知っていて、トビにはそれほど恐れず、トビの縄張りに群れで侵入して、エサを横取りすることさえあるという。一方、タカへの恐れは強く、「どんなに数の多い群れであっても、たった1羽のタカが現れれば、一斉に飛散し、その場所をよく覚えていて、しばらくは近づかない」(安井さん)という。

 最初の3カ月で、メガソーラーに飛来していたほとんどのカラスの群れに対し、こうしたタカによる追い払いを行い、まとまった数のカラスの飛来はなくなっていったという(図9)。その結果、心配していたカラスによるパネルへの被害は、ほとんどなかった。


図9●約3カ月間タカを飛ばしてカラスはほとんど見なくなった
(出所:日経BP)

 そこで、その後3カ月は、週1回に頻度に減らした。「一度、メガソーラーから追い払われた群れも、場合によってはまた偵察に戻ってくることもあり、その際にまたタカがいれば、本気で諦めてほかに移動していく。また、新しい群れがメガソーラーに飛来してくることもある。このため、3カ月以降も定期的にタカを飛ばして、カラスのほかへの移動を確実なものにする必要がある」(安井さん)という。

外来種のタカを飼育して訓練

 筆者が取材で現地を訪れたのは、今年3月下旬の昼過ぎだった。建設事務所から入り口を入り、サイトの中ほどまで進んでも、カラスの姿はなかった。「2017年9月から11月頃まで週2回、タカを飛ばしたことで、いまではほとんどカラスを見なくなった」(別府さん)という。

 その日、鷹匠の安井さんがサイトに訪れたのは、カラス払いの効果を持続させるためだった。稀に来るカラスの様子を観察しつつ、必要に応じてタカを飛ばすという。3カ月間の集中的な追い払いの後は、間隔を開けて月に何度か訪れることにしているという。テス・エンジニアリングでは、グリーンフィールドとの契約は、メガソーラーの稼働により一旦、終了し、今後は、カラス払い効果の持続性を観察していくという。

 取材のためにサイトに滞在していた約3時間に、カラスが3羽ほど飛来し、何回かタカを飛ばした。「移動中のカラスがたまたまメガソーラーを通過したり、若いカラスが群れから独立して新たな縄張りを探したりするので、カラスの飛来を完全にゼロにすることはできません。ただ、当初のようにサイト横の林に営巣し、メガソーラーを縄張りにする群れはないので、多数のカラスが押し寄せることはないでしょう」(安井さん)。

 よく訓練されているため、鷹匠の安井さんとタカの息はぴったりだ。タカを載せた左腕を、飛ばしたい方向に向かって横に振ると、その方向に飛び立っていく。アレイ(パネルの設置単位)のトップや、サブ変電所の筐体上など、タカはその周辺の最も高い場所にとまる(図10)。


図10●タカは高いところにとまる
(出所:日経BP)

 遠くにとまったタカは、じっと安井さんを見ているらしく、餌を出すしぐさをすると、素早く戻ってきて、安井さんの手にある餌をついばむ(図11)。


図11●鷹匠の持つ餌をついばむタカ
(出所:日経BP)

 安井さんの相棒として、その日、米子サイトに来たのは、生後7か月のメスの若鳥で、体長40cm、体重900g程度。南米原産のハリスホークという種だ。日本固有種は鳥獣保護法で捕獲できないため、国内の鷹匠は、外来種を飼育・訓練しているという。

鷹匠の派遣費用は1日3〜5万円

 国内の鷹匠がビジネスとして、害鳥駆除を始めたのは、6年ほど前という。公園などでタカを訓練していると、ハトやカラスが居なくなることに気付き、サービス化する試みが始まったという。

 ただ、安定的に害鳥を駆除するには、山での鷹狩りとは違った訓練も必要という。「害鳥駆除のニーズのある工場やマンションでは、人や自動車、機械など、山にないものも多く、タカがそうした見慣れないものに驚かないことように訓練している」という。

 また、広い場所の害鳥払いでは、闇雲にタカを飛ばしただけでは、カラスが居場所を変えるだけで、居なくならないことも多いという。「何度も試行錯誤するなかで、エリア全体から効果的に追い払う飛ばし方はだんだん分かってきた。今では、あらかじめカラスの状況をよく観察し、飛ばす場所の順番などを練ることで、ほぼ確実に追い払えるようになってきた」(安井さん)という。

 グリーンフィールドでは、鷹匠1人・1日の出張費用を3万〜5万円(宿泊・交通費別)に設定している。テス・エンジニアリングの別府さんは、「威嚇音の装置を設置する3000万円の費用を考えると、鷹匠による害鳥駆除の費用効果は圧倒的に優れている。何より、ここまでの持続的な効果は、音や光では期待できないのではいか」と話す。

 テス・エンジニアリングでは、今回の鷹匠によるカラス払いがうまくいったことから、今後、グリーンフィールドと連携しつつ、メガソーラーのEPC(設計・調達・施工)やO&M(運営・保守)サービスのメニューの1つに加えていく方針という(図12)。


図12●アレイのトップを勇ましく闊歩するタカ
(出所:日経BP)

http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/389489/041000017/
http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/389489/041000017/?P=2
http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/389489/041000017/?P=3
http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/389489/041000017/?P=4
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http://archive.is/6dhs5
http://archive.is/anVvR
http://archive.is/EHvc5
http://archive.is/2Zrxo
http://archive.is/0BorE
http://archive.is/Q0zaF

ドローンと音で迷惑カラス誘導 山形市、仙台市との連携生かす【河北新報オンラインニュース2017年9月1日】(猛禽類による追い払いをしてきたが、効果はいずれも長続きせず)

鷹によるムクドリ追い払い作戦が失敗【OBS大分放送ニュース2017年1月25日】(既報関連ソースあり)
大分)ムクドリ再び、大分市お手上げ? タカ効果消え…【朝日新聞デジタル2016年12月19日】(既報関連ソースまとめ)
ムクドリ退散 しかし別の鳥が…(大分県)【NNNニュース2016年9月15日】

ムクドリ大群 追い払いは逆効果 ふんや騒音、自治体悲鳴 解決難しく、共存探る 土浦【茨城新聞クロスアイ2017年9月30日】

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兵庫・伊丹 カラス大量死 陸鳥初、インフル集団感染【毎日新聞2018年4月12日】

カラスの大量死が確認された昆陽池公園=兵庫県伊丹市で2018年4月3日午後1時14分、本社ヘリから小出洋平撮影
 兵庫県伊丹市の昆陽(こや)池公園でカラスの大量死が続き、環境省は野生の陸鳥が鳥インフルエンザに集団感染して死んだ国内初の確認例として注視している。鳥インフルの流行期に入った昨秋以降、全国でウイルス検査をした死んだ野鳥の約7割を公園一帯のハシブトガラスが占め、これまでに100羽以上の死んだカラスを回収した。人への感染の恐れは少なく過度な心配は不要だが、異変の原因は特定されていない。

 環境省などによると、昆陽池公園で今シーズン初めて死んだカラスが見つかったのは3月1日。その後も続々と死骸が回収され、計38羽で高病原性ウイルス(H5N6型)が検出された。

 市はこの他に約70羽の死骸も回収。あまりに多いためウイルス検査に回しておらず死因は不明だが、大半が鳥インフルに感染したとみられる。市は3月から園の一部を閉鎖。同省は公園の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、今月下旬までは解除しない見通しだ。

 国内の野鳥の被害ではこれまで、カモ類やハクチョウなど水鳥が感染して死ぬ例が大半だった。昨秋以降、全国で感染が確認された死骸もほとんどが水鳥で、同省鳥獣保護管理室の担当者は「野生の陸鳥が1カ所で集団感染するのは初めて」と困惑する。

 陸鳥であるカラスの集団感染はなぜ起きたのか。昆陽池公園は関西屈指の渡り鳥の飛来地として知られる一方、ハシブトガラスも数多く生息する。周囲にビルや住宅が建ち並び、ねぐらとなる木々が狭い範囲に集中している。大槻公一・京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長は、(1)鳥インフルに感染して死んだ渡り鳥をカラスがついばんで感染した(2)密集する冬場のねぐらで感染が広がった−−という二つの可能性を挙げ、「渡り鳥の動きが落ち着く5月ごろまでは注視が必要だ」と指摘する。


昆陽池公園の位置
 周辺に養鶏場はなく、一般生活への影響も心配ない。環境省は「感染したカラスと濃密に接触するなど特殊ケースを除いて通常は人に感染せず、過度な心配は必要ない。鳥の排せつ物や死んだ個体に触れた場合などは手洗いとうがいを徹底してほしい」と呼びかけている。【渡辺諒】

 【ことば】鳥インフルエンザ

 A型インフルエンザウイルスによる鳥の病気。家畜伝染病予防法で「高病原性」と「低病原性」に分けて指定され、高病原性に感染すると多くが死ぬ。国内では2010年秋〜11年春と16年秋〜17年春に大流行し、養鶏場での発生も相次いだ。感染した鳥の肉や卵を人が食べても感染しないが、感染した鳥の体液や排せつ物の粉末などを大量に吸い込むと、感染する可能性がある。
https://mainichi.jp/articles/20180412/k00/00e/040/261000c

http://archive.is/wy1wv
カラス7羽から新たに高病原性ウイルス 兵庫・伊丹昆陽池鳥インフル【産経WEST2018年3月9日】
鳥インフルエンザ 昆陽池の遊歩道、立ち入り禁止に 伊丹 /兵庫【毎日新聞2018年3月8日】
鳥インフル 兵庫・伊丹で環境省が緊急調査【神戸新聞NEXT2018年3月7日】
高病原性鳥インフルウイルス検出 兵庫、カラスの死骸に【朝日新聞デジタル2018年3月6日】
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湖北野鳥・風景写真コンテスト 野鳥コン 金賞に彦根・中村薫さん/風景コン 金賞に長浜・香水秀和さん /滋賀【毎日新聞2018年4月12日】

第30回湖北野鳥写真コンテストで金賞に選ばれた中村薫さんの作品「シンクロ」
野鳥コン 中村薫さん「シンクロ」/風景コン 香水秀和さん「晩秋のステージ」
 「第30回湖北野鳥写真コンテスト・第14回湖北風景写真コンテスト」(湖北野鳥センター、道の駅湖北みずどりステーション主催)の審査結果が発表された。

 「野鳥コンテスト」は117点の応募があり、有識者ら5人の審査で、彦根市西今町の中村薫さんの「シンクロ」が金賞に選ばれた。昨年5月、米原市で撮影された作品で、普段見ることができないカルガモの一瞬の行動をとらえた。瞬間性、表現性に優れ、色合いと構図がともに素晴らしいと高く評価された。


第14回湖北風景写真コンテストで金賞に選ばれた香水秀和さんの作品「晩秋のステージ」
 「風景コンテスト」は75点の応募の中から、長浜市列見町の香水秀和さんの「晩秋のステージ」が金賞に決まった。昨年12月、長浜市西浅井町黒山で、びっしりと並んだ石仏の間にイチョウの落ち葉が敷き詰められている場面を撮影。表現性、創造性が際立ち、落ち葉の色合いや全体の構図に優れた作品となった。

 入賞作品は、「野鳥」が5月31日まで長浜市湖北町今西の湖北野鳥センター交流室、「風景」が8月31日まで同センター近くの「道の駅湖北みずどりステーション」2階で、それぞれ展示される。【若本和夫】

 銀賞、銅賞は次の皆さん。敬称略。

 【野鳥コンテスト】<銀賞>「雪の日」(岐阜県羽島市、太田和義)<銅賞>「オオワシ 漁は一瞬」(京都市、岡本紀夫)

 【風景コンテスト】<銀賞>「月光」(長浜市南高田町、古川博)<銅賞>「紅映える」(同市高月町西柳野、内藤又一郎)
http://mainichi.jp/articles/20180412/ddl/k25/040/492000c

http://archive.is/MOoPC
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鳥接近でFDA機が引き返し 県営名古屋空港【中日新聞2018年4月12日】

 12日午前7時10分ごろ、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)で、滑走路から離陸中の花巻行きフジドリームエアラインズ(FDA)351便の機長が接近する鳥に気づき、機体と衝突する「バードストライク」の懸念があったため、名古屋空港に引き返した。

 FDAによると、機体の点検で衝突した痕跡や異常はなく、55分遅れで出発した。乗客乗員32人にけがはなかった。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018041290121214.html

https://megalodon.jp/2018-0412-2101-29/www.chunichi.co.jp/s/article/2018041290121214.html
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佐渡地鶏の解体施設…年1万羽の処理目指す【読売新聞2018年4月12日】

完成した解体処理施設

原種の「佐渡ひげ地鶏」

 佐渡島内で飼育され、国内でほぼ絶滅状態の在来種「佐渡ひげ地鶏」の種の保存を図りながら、交配種の生産に取り組む「佐渡地鶏ひげ生産組合」の解体処理施設が佐渡市稲鯨に完成した。

 ひげ地鶏は、顎ひげがあるように見えることから名が付いた品種で、原種は現在、5軒で約100羽を飼育しているという。

 生産者や地域住民らが2005年に同組合を結成し、07年にはひげ地鶏の血をひく交配種を「佐渡地鶏ひげ」として商標登録。卵や肉の生産を行い、知名度や需要も増していたが、11年にJA佐渡から借りていた場所が使えなくなり、解体処理が行えなくなっていた。

 完成した施設は、木造平屋建て約65平方メートル。建設費は1900万円で、県や市の補助金も得た。年3600羽の処理を予定し、1万羽を目指すという。

 県市や工事関係者らが出席した6日の完工式で、本間裕亨ゆうこう組合長らは「やっとここまでたどり着いた」「将来的には、オンリーワンの食材として観光にも寄与していきたい」と、待望の施設の完成を喜んだ。
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/news/20180412-OYTNT50118.html

http://archive.is/PvaZI
タグ:佐渡地鶏
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しぜん最前線 緑と水と人 新潟・佐渡 トキ野生定着 地域住民が環境整備【毎日新聞2018年4月12日】

 乱獲などの影響で国内から一度は姿を消し、現在は新潟県佐渡市で放鳥事業が順調に進む国の特別天然記念物トキ。野生への定着には環境整備の取り組みが欠かせない。トキがすむ里山で餌場作りを続ける地域住民の活動を取材した。

 佐渡島の玄関口の一つ、両津港から車で約10分の山中。背丈を超える雑草や竹林が生い茂る。「近くにトキのねぐらがある。鳴き声もよく聞こえるよ。カラスに似ているんだ」。地元のNPO法人「トキどき応援団」理事長、計良武彦さん(78)が向かいの林を指さす。3月の澄んだ青空の下、メンバーらは餌場を広げる一環として竹や草を刈る作業を始めた。

 活動を始めたのは2000年代初め。新潟大の専門家らと連携し、雪が多い時期を除き月1回程度、餌場作り…

残り897文字(全文1218文字)
https://mainichi.jp/articles/20180412/ddl/k21/040/054000c

http://archive.is/U1c7x
タグ:トキ 佐渡島
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人気アヒル「ガーコ」クッキーに 新潟西蒲区「いわむろや」販売【新潟日報モア2018年4月12日】

アヒルのガーコとクッキー=新潟市西蒲区

 新潟市西蒲区岩室温泉の観光施設「いわむろや」が、飼育するアヒル「ガーコ」をかたどったクッキーの販売を始めた。開設8周年を記念し、お土産として施設内の売店に並ぶ。

 ガーコは、5年前に農作業のため飼い始めたオスのアヒル。現在はロビーから見える屋外で飼育され、写真撮影に応えるなど観光客の人気者として親しまれている。

 1日に発売したクッキーは約5センチで、クリーム状の砂糖を絞る「アイシング」で絵柄を描いた。着色料を使わず、カボチャなどで足やくちばしの黄色を出した。1個210円(税込み)で販売する。

 上越市のカフェ「イロハニ堂」が製作。2016年に同施設のイベントに出店した際にガーコのクッキーを販売し、好評だったため、通常時の販売を決めた。

 イロハニ堂の坂野裕美さん(34)は「遠方から来た人にも岩室の思い出にしてもらいたい」と話している。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20180412386393.html

http://archive.is/VjWbT
タグ:アヒル
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道の駅「すばしり」7周年記念イベント 自衛隊装備品展示も【富士山経済新聞2018年4月12日】(バードウォッチング)

道の駅「すばしり」外観

 4月に開駅7周年を迎える「道の駅『すばしり』」(静岡県駿東郡小山町須走)が同14日・15日、来場者へのおもてなしと観光PRを兼ねたイベントを開催する。

 小山町商工会優良推奨品のPRや野菜の特別価格販売、福引などを行う。14日には自衛隊音楽演奏、自衛隊装備品展示(11時〜11時30分、13時〜13時30分)、15日には日本野鳥の会・バードウォッチング体験が行われる。

 道の駅「すばしり」の北山治さんは「自衛隊の展示品を間近に見られるのは珍しいのでお子さまからご年配までぜひお立ち寄りいただきたい。イベントの感想なども寄せていただければ」と話す。

 開催時間は9時〜15時(雨天実施)。
https://mtfuji.keizai.biz/headline/980/

http://archive.is/VCFgf
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ゴミ処分場跡地で子育てするフクロウ 映像を公開【NHKニュース2018年4月12日】

東京・日の出町にあるごみの焼却灰などの最終処分場跡地で、野生のフクロウが子育てを始める様子などを撮影した映像が公開されています。
フクロウが子育てをしているのは、東京・多摩地域のごみの焼却灰などを埋め立てていた日の出町にある谷戸沢廃棄物広域処分場の跡地です。

跡地を管理している組合では、埋め立てを終えたあと自然環境の回復に取り組み、7年前から近くの山林にフクロウの巣箱を設置し、おととしから子育ての様子を監視カメラで撮影して、ホームページで公開しています。

今シーズンもことし1月末にオスとメスが初めて姿を見せましたが、先月上旬から中旬にかけてはオスしか姿を現さず、職員からは心配する声も出ていました。

しかし、今月3日までに職員たちの心配をはねのけてメスのフクロウが、2つの卵を抱いている姿が確認されたほか、メスが巣箱にやってきたカラスを大きな鳴き声で威嚇し、卵を守る様子などが映っているということです。

ひなが生まれるのは、早くても今月末になると見られ、東京たま広域資源循環組合環境課の齋藤創さんは、「ごみの処分場でいったんは失われた自然環境が、フクロウが繁殖することで再生したと考えています。ひなの誕生を心待ちにしています」と話していました。
失われた生態系の回復目指す
東京・日の出町にある谷戸沢廃棄物広域処分場は、自然豊かな山林を切り開くなどして造成され、昭和59年から平成10年まで多摩地域のごみの焼却灰や不燃ごみの埋め立てが行われてきました。

埋め立てた跡地は、22ヘクタールに上っていて、管理する「東京たま広域資源循環組合」は貯水池をつくったり、草の手入れをしたりして、自然環境の回復に取り組んできました。

これまでにフクロウのほか、国ちょうの「オオムラサキ」や「ヘイケボタル」などの生息が確認されていて、組合では今後も処分場によって失われた生態系の回復を目指していくことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180412/k10011400291000.html

http://archive.is/VubsC
東京)2年連続でフクロウ繁殖確認 日の出【朝日新聞デジタル2017年5月31日】
【東京】今年もフクロウが巣作り 日の出・谷戸沢廃棄物処分場内【東京新聞2017年4月6日】
処分場でフクロウ誕生=東京都日の出町〔地域〕【時事ドットコム2016年5月2日】(既報1ソース/既報関連ソースあり)
【東京】フクロウ、巣箱で抱卵 東京たま広域資源循環組合HPに巣内画像【東京新聞2016年3月4日】
タグ:フクロウ
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比内鶏、金八鶏のひな誕生、大館の三鶏記念館 かわいい鳴き声【秋田魁新報2018年4月12日】

生まれたばかりの比内鶏と金八鶏
 秋田県大館市釈迦内の秋田三鶏記念館で12日、国天然記念物の比内鶏と県天然記念物の金八鶏(きんぱどり)のひな計20羽がふ化した。比内鶏はふわふわとした黄色い毛に包まれ、金八鶏も黒と白の毛に覆われた特徴がくっきり。「ピヨピヨ」とかわいらしい鳴き声を響かせている。

 記念館が毎年行っている人工ふ化事業。県声良鶏(こえ/よし/どり)比内鶏金八鶏保存会(略称・秋田三鶏保存会、関口宣男会長)会員の長岐哲行さん(68)=北秋田市=が先月22日に持ち込んだ比内鶏の卵38個中18個、金八鶏は10個のうち2個の卵がかえった。
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http://www.sakigake.jp/news/article/20180412AK0023/

比内鶏と金八鶏のひな 元気な鳴き声(秋田県)【NNNニュース2018年4月12日】
大館市の施設で国の天然記念物に指定されている比内鶏などのひなが次々と生まれ、かわいらしい鳴き声が響いています。
大館市釈迦内にある秋田三鶏記念館では毎年、春先に秋田三鶏の保存会から卵を預かり、人工でふ化させています。12日は3月下旬に預かった卵から比内鶏と金八鶏のひな17羽が生まれました。今年初めてのふ化で元気な鳴き声を響かせています。生まれた直後のひなは手の平に乗るほどの大きさしかありません。足には「翼帯」と呼ばれる目印が付けられ、他のひなと混ざらないように管理されます。今後、1か月ほどは一定の温度と湿度に保たれた育雛室の中で大切に育てられます。今年は、会員から400個の卵を預かる予定で秋田三鶏記念館は6月末までふ化が続くとみています。
http://www.news24.jp/nnn/news86113435.html

http://archive.is/5tAHz
http://archive.is/00dAr
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美しい地球の景色 476点【読売新聞2018年4月12日】

力作が並ぶ会場(岡山市北区の県天神山文化プラザで)

 ◇北区 JPA会員展と公募展

 プロの写真家らが「地球はいま」をテーマにして撮った作品を紹介する「第28回日本写真作家協会(JPA)会員展」(JPA主催、文化庁、県など後援)が、岡山市北区天神町の県天神山文化プラザで開かれている。15日まで。

 会員以外が出品する「第15回JPA公募展」も同時に開催。会場には、親鳥がひなにエサを与える瞬間や、空港近くで飛行機を真下から撮った作品、馬に乗って砂漠を駆ける男児の姿をとらえたものなど、会員作品228点、公募作品248点の計476点が並ぶ。

 横浜港の夜明けを撮った作品は、あかね色に染まった空や海を渡る大きな橋などを構図良くとらえており、岡山市北区横井上、無職松田鈴子さん(76)は「最近は旅行をする機会も減った。写真で美しい景色をたくさん見ることができて良かった」と話していた。

 入場無料。14日午後2時からは、プロ写真家の小原玲さんが「『好き!』から始まる写真」と題した講演(無料、先着90人)を行う。
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20180411-OYTNT50287.html

http://archive.is/H8eFu
タグ:写真展
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【TOKYO発】<絶景を行く>春(下)秋ケ瀬公園のコイカル(さいたま市桜区) 芽吹く森 味わい憩う【東京新聞2018年4月12日】

 さいたま市桜区の秋ケ瀬公園内のピクニックの森で三月三十日朝、芽吹きとともに花をつけ始めたエノキの枝で実を食べるコイカル。黒い頭と黄色いくちばしが印象的だ。好物の実を探して枝を歩き、美しい「花園」でひと休み。豊かな春の自然の営みにとても感動した。雄二羽と雌一羽の合計三羽が見られた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2018041202000172.html

http://archive.is/KO0PA
タグ:コイカル
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埼玉)ノーベル賞梶田さんら道徳題材に 越谷市【朝日新聞デジタル2018年4月12日】(シラコバト)

越谷市教委が作成した道徳教育郷土教材集。梶田隆章氏も「広く目と心を開いて〜」とメッセージを寄せている

 埼玉県の越谷市教育委員会は、児童生徒向けに市独自の道徳資料「道徳教育郷土教材集KoShiGaYa」を作成した。名誉市民のノーベル物理学賞受賞者梶田隆章さん(59)や同市出身の五輪競泳銅メダリスト星奈津美さん(27)ら、市ゆかりの人々の歩みも紹介し、郷土への関心を深める効果を期待している。

 教材集は、新年度から小学校で道徳が正式な教科となったことに合わせて、市教委が「教科書を補助する地域教材に」と企画。市内の小中学校の校長や教員ら14人が執筆・編集した。小中学生約2万7千人に配布したほか、教材を実際の授業でどう使うかを解説した「活用事例集」約900部を、教職員用に配った。

 教材集では、星さんや梶田さんを主人公とした物語や、同市北川崎地区で200年以上続く「虫追い」行事、市の鳥シラコバトなどを紹介する読み物も掲載している。

 活用事例集では、教材ごとに、…

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https://www.asahi.com/articles/ASL4B64KCL4BUTNB00K.html

http://archive.is/mw4vh
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(経済気象台)自然と人間の結び直し【朝日新聞デジタル2018年4月12日】(ヒシクイ/タンチョウ)

 まだ寒さが厳しい北海道東部、海岸近くの畑には、農家が散布した融雪剤の効果で、ひと足早く「緑」が顔を出している。暖かい雪の布団の下で厳しい冬を越えた若葉は、いよいよ成長しようと日を浴びている。

 海岸近くの湖で夜を明かした鳥たちは、内陸に向かって飛び立った。めざすは、白い大地の所々に見える緑色の場所。降り立つと、一心不乱に若葉をついばむ。越冬地である北関東や東北から、夏を過ごすロシア、シベリアへむかうため、力を蓄えるのが目的だ。

 バードウォッチャーの目の前には、戦後の乱獲により絶滅の危機に直面し、その後、国の天然記念物として保護されている鳥がいる。春先に農家の畑で観察できるとうわさになり、早朝から大勢の人たちが望遠レンズで愛らしい姿をのぞく。

 鹿の食害に悩まされてきた地域の農家とって、最近、新しい悩みの種ができた。早朝に騒音のような鳴き声とともに、海の方からくる鳥たちが、前年の秋に植えた3ヘクタールの小麦畑に降り立つ。その数は瞬く間に増え、緑の小麦畑は一面真っ黒になる。300羽を超える鳥の名は、ヒシクイという。

 たくさんの人たちがいる手前、空砲で脅かすこともできない。酪農家から聞いた話だと、牛舎からトウモロコシを盗み食いしているタンチョウを追い払ったところを観光客に目撃されて、「悪者」を見るような目で見られたという話が脳裏に浮かぶ。

 動物の世界に進出したのが人間だ、という意見もあるが、小麦を生産することで生計を立て、それがパンなどの原料となっている現実もある。自然と人間との関係性も、時代に応じて結び直さないといけない。

 (着)

 ◆この欄は、第一線で活躍している経済人、学者ら社外筆者が執筆しています。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13446722.html

http://archive.is/DnTW6
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