2018年05月29日

【夕焼けエッセー】ひょっとしたら見える世界【産経WEST2018年5月29日】

 信号が赤に変わった。自転車のブレーキをかけて、止まる。

 「………」

 代わり映えのない高校の通学路の景色には、もうとっくに慣れていた。毎日毎日、少しひんやりとした朝独特の空気が肌を刺す中、自転車のサドルにまたがり、ペダルをこぎ、そして片道40分ほどの道のりを爽快に走っていく。四季折々の表情を見せるとはいえ、流石(さすが)に毎日−しかも、今年高校3年生を迎えた今となっては尚更(なおさら)だ。

 と、そんな通学路にもまた春が訪れた。僕は結構この季節が好きだったりする。柔らかな春の匂いと陽射しに包まれ、それによって草花が芽吹き、またそれによって肩の力を抜いた人々が路地を往来したりと−。

 でも、だからといって景色そのものが変わるはずもない。当たり前だが、その事実が僕の胸に、どうも虚(むな)しさを与えてくるのだ。最近は勉強の不安で苛(いら)立(だ)ちを覚えることも多い気がする。そのことも相まって、こうして学校前の赤信号で待っているだけでも、『早く青になれ』と心が先を急(せ)かしてくる。

 ふと、空を見上げたときだった。会社らしき建物のガレージの壁面−その上方の陰に、ツバメの巣を見つけた。ちょうど母親らしき親鳥が帰ってきて、巣で首を長くして待っている数羽の雛(ひな)鳥に餌を与えていたのだ。また、もう一羽の親鳥がその巣に近い電線の上で羽を休め、一声鳴いた。これはお父さんかな、と思った。

 「………っ」

 ああ、そうか。春はそこにもあったんだな。

 じゃあ明日からは、もう少しだけゆっくり走ってみようかな。

 信号が、青に変わった。

松井勇輔(18)高校生 堺市堺区
https://www.sankei.com/west/news/180529/wst1805290060-n1.html

http://archive.is/wFTiU

タグ:ツバメ
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辺野古に絶滅危惧種アジサシが飛来【琉球新報2018年5月29日】

新基地建設工事が進む大浦湾で餌を探して飛び交うアジサシ=29日、名護市辺野古
 【辺野古問題取材班】陽光に輝く海の上をアジサシが舞う−。夏の渡り鳥アジサシはこの時期に沖縄に飛来し、子育てをする。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設が進む大浦湾で29日、複数のアジサシの姿が確認できた。

 「漁船の前にアジサシが飛んでる」。抗議船の船長の指さす方に目をやると、白色のアジサシの飛ぶ姿が見えた。円を描くように飛び、空中から水中に急降下して小魚を捕っている。海の幸が豊富な大浦湾はアジサシにとって餌の宝庫のようだ。

 一方、アジサシの飛ぶすぐ後ろには海上保安庁のゴムボートがあり、埋め立ての砕石を投下する作業が続く。「こんな所で食っていけるのかね」と船長がつぶやく。長年大浦湾でアジサシの姿を確認してきた男性によると、年々「アジサシの数が減っている」という。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-728240.html

http://archive.is/aLZ4l
タグ:アジサシ
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やんばる国立公園に米軍返還地編入を答申 自然遺産再挑戦へ【沖縄タイムスプラス2018年5月29日】

 【東京】中央環境審議会の武内和彦会長は28日、中川雅治環境相に米軍北部訓練場の返還地約3700ヘクタールをやんばる国立公園区域に編入するよう答申した。環境省は7月までに計画を官報に告示し、決定する予定。世界自然遺産登録を目指す推薦地に追加する方向で調整する。沖縄県は同日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦取り下げを検討している環境省の意向に従うことを、同省へ伝達した。

 やんばる地域の約1万7292ヘクタールは、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、ヤンバルクイナをはじめとする固有で希少な動植物が多数生息しているとして、2016年9月にやんばる国立公園に指定された。同年12月に北部訓練場の約4千ヘクタールが返還。跡地も一体的に保護管理を図るため、国立公園が拡張される。変更後の公園区域は約2万ヘクタール。

 政府は17年2月、世界自然遺産候補として「奄美大島・徳之島・沖縄島北部および西表島」(鹿児島・沖縄)を推薦した。

 ユネスコの諮問機関は今年5月、北部訓練場跡地も推薦地に組み込む必要があるなどとして「登録延期」を勧告。環境省は、新たに国立公園に編入される跡地のうち、推薦地に特別保護地区約2220ヘクタールと第1種特別地域約573ヘクタールは組み込み、第2種特別地域の359ヘクタールは緩衝地帯とする考え。

 翁長雄志知事は28日、県庁で開かれた政策会議で、環境部から勧告内容に対する国の対応について説明を受けた。早期に確実な自然遺産への登録を目指すため、推薦を取り下げて修正し、再提出することを支持する方針を確認した。
https://this.kiji.is/374017277386949729?c=39546741839462401

米軍北部訓練場跡、国立公園に 中央環境審答申 環境省7月編入決定【琉球新報2018年5月29日】
 【東京】環境省に置かれた諮問機関、中央環境審議会は28日会合を開き、米軍北部訓練場の跡地を含む沖縄本島北部の森林を「やんばる国立公園」に編入するよう中川雅治環境相に答申した。答申を受け、同省は7月までに国立公園への編入を正式決定し、官報に告示する。世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」は一度取り下げる方針のため、再推薦時に返還地を追加推薦する方向で調整する。

 編入予定地は3689ヘクタールで、6割に当たる2220ヘクタールが国立公園内で特に優れた自然景観、原始状態を保ち、植物の伐採や動物の捕獲などが最も厳しく規制される「特別保護地区」に指定する計画となっている。現在の特別保護地区は789ヘクタールで、編入後は約3・8倍の3009ヘクタールになる。貴重な自然が訓練場内に含まれていたことが改めて浮き彫りになった。

 現在のやんばる国立公園の総面積は1万7292ヘクタールで、編入地域が加わると2万981ヘクタールとなる。

 やんばる国立公園には国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、絶滅危惧種のヤンバルクイナやノグチゲラなど多くの固有種が生息している。環境省によると、2016年12月に返還された北部訓練場跡地で自然環境調査を実施した結果、既に国立公園となっている地域と同等の環境だと分かり、一体的に保護すべきとして返還地などを国立公園に編入する拡張案を審議会に提示し、28日に会から編入すべきとの答申を得た。

 政府は17年2月、やんばる国立公園などを世界自然遺産候補として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦したが、訓練場跡地は準備が間に合わず、推薦範囲に含めなかった。ユネスコ諮問機関は今年5月初め、世界遺産登録を認めるには訓練場跡地の森林を推薦範囲に加える必要があるとして、登録延期を勧告した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-728009.html

米軍訓練場跡地の編入を答申 やんばる国立公園に【共同通信2018年5月28日】
「やんばる国立公園」に編入される米軍返還地(環境省提供)
 中央環境審議会は28日、2016年12月に日本へ返還された沖縄本島にある米軍北部訓練場の跡地を含む約3700ヘクタールの森林地帯を、隣接する「やんばる国立公園」(沖縄)に編入するよう中川雅治環境相に答申した。同省は7月までに編入を正式決定。今後、世界自然遺産の推薦地に追加する方向で調整する。
 やんばる国立公園には国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、絶滅危惧種のヤンバルクイナやノグチゲラなど多くの固有種が生息。訓練場の跡地は国立公園に隣接し、豊かな自然が保たれており、編入することで一体的な保護を図る。編入後の公園面積は約2万ヘクタール。
https://this.kiji.is/373680412646294625?c=39546741839462401

http://archive.is/xSNAk
http://archive.is/yCJwF
http://archive.is/8V1yd

固有種の事故死 奄美・沖縄で過去最悪 観光利用の産物か 支援団体「自然遺産登録へ速度順守を」【毎日新聞2018年5月28日】
(ニュースQ3)奄美・沖縄の4島、世界遺産への道は【朝日新聞デジタル2018年5月25日】
世界遺産に認められなかった「奄美・沖縄」 初の敗北、環境省はどうする?【産経ニュース2018年5月23日】
琉球列島の軍事化と自然保護は両立できない IUCN、奄美・琉球の世界自然遺産「登録延期」を勧告【WEB RONZA2018年5月11日】
鹿児島 奄美群島と沖縄 「世界自然遺産」の登録は見送りへ【NHKニュース2018年5月4日】
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オリックス 剣山系に風力発電計画 知事、見直し求め意見書 生態系への影響重大 /徳島【毎日新聞2018年5月29日】(クマタカ)

 金融サービス業のオリックスグループ(東京)が美馬市、神山、那賀両町の高城山(1628メートル)と天神丸(1632メートル)周辺の剣山系に大規模な風力発電施設の建設を計画し、議論を呼んでいる。想定区域周辺は多くの希少動植物が生息し、県内屈指の自然環境が残された景勝地。飯泉嘉門知事は同社に提出した意見書で「自然環境など重大な環境影響が生じることが懸念される」と指摘し、環境への配慮を強く求めている。【松山文音】

 オリックスによると、「天神丸風力発電事業(仮称)」の建設想定区域は、剣山系にまたがる尾根で約2990ヘクタール。2300〜3450キロワット級の風車42基を建設する。総出力は14万4900キロワットで、実現すれば県内最大となる。建設工事期間は2023年10月〜26年3月を予定。半年間の試験運転後、26年10月からの営業運転開始を目指している。

 大学教授や県植物研究会関係者などでつくる県環境影響評価審査会では「建設予定地には貴重な動植物が多く、生態系への影響が大きすぎる。見過ごせない」「計画の抜本的な見直しを求めるべきだ」などの厳しい意見が相次いだため、飯泉知事は、影響を回避・低減できない場合は「事業の取りやめを含めた計画の抜本的な見直しを求める」と踏み込んで要請した。意見書に法的拘束力はない。

ツキノワグマ減少に危機感 自然保護協
 計画を巡っては、周辺住民や動植物の保護団体などからも不安の声が相次ぎ、知事や同社に要望書が提出された。日本自然保護協会(東京)は、那賀町で生息が確認されているツキノワグマの減少に危機感を募らせる。ツキノワグマは四国で十数頭しか生息しておらず、環境省は「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定。同協会の担当者は「建設が進むと、四国でのツキノワグマを絶滅に追い込むことは間違いない」と訴える。日本野鳥の会県支部も、クマタカに重大な影響を与えるなどとして、同社に事業の中止を求める意見書を提出した。

 剣山スーパー林道の途中にある宿泊施設「ファガスの森 高城」(那賀町沢谷)の管理人、平井滋さん(69)は「豊かな自然がなくなってしまうと、もう二度と元には戻れない。自然エネルギーも大切だが、今ある自然をちゃんと見てよく考えてほしい」と話した。

 同社グループ広報は候補地に選んだ理由として「県が再生可能エネルギーに積極的。建設予定地区は人里から離れており、住民への影響は限定的」と説明。知事からの意見書に対しては「意見を踏まえ、環境への影響を調査して慎重に検討していきたい」とコメントした。

 オリックスは今後も手続きを進める場合、アセスメントの実施計画にあたる方法書の作成に着手する。
https://mainichi.jp/articles/20180529/ddl/k36/020/438000c

http://archive.is/1yieP
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アイガモ農法、児童が体験 三田 命の大切さ学ぶ【神戸新聞NEXT2018年5月29日】

アイガモのひなを田んぼに放す子どもたち=三田市須磨田
 農薬を使わない農業を体験しようと、本庄小学校(兵庫県三田市東本庄)の3年生12人が29日、同校近くにある田植えを終えた田んぼにアイガモを放鳥した。子どもたちは、農家の人たちからアイガモを使った米づくりと命の大切さを学んだ。

 アイガモは水田の虫や草を食べてくれるだけでなく、泥をかき回しながら泳ぐため雑草が生えにくい環境を作る。市内では、JA兵庫六甲三田合鴨稲作会の農家5軒がアイガモ農法でコシヒカリを栽培。学校支援ボランティアで、2000年から同農法に取り組む福本妙子さん(75)=三田市=が毎年、児童の活動に協力している。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201805/0011304934.shtml

http://archive.is/eFGvR
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鳥羽の太陽光発電計画 野鳥の会、市長に反対申し入れ 貴重な渡り鳥2種を確認 /三重【毎日新聞2018年5月29日】

 鳥羽市船津町の大規模な太陽光発電所(19・9ヘクタール、17メガワット時)建設計画で、日本野鳥の会三重(平井正志代表)は計画地の山林に、絶滅危惧種などに指定されるタカの仲間の渡り鳥2種が確認されたとして28日、中村欣一郎市長に生息や繁殖環境を守るよう申し入れた。同会は「現状のまま、計画を実行することに反対」としている。

 2種はサシバとハチクマ。サシバは、開発会社の鳥羽プロジェクト合同会社が行った簡易的環境影響評価書に生息が記載されている。環境省のレッドリストに絶滅危惧2類とランクされ、3月には県指定希少野生動植物種に指定された。ハチクマは今月24日、同会の会員が計画地上空に飛来しているのを確認した。2015年に県の絶滅危惧1B類に指定されている。

 同会は、サシバは餌の動物を捕食するため広い行動圏が必要で、計画が実行されれば繁殖できなくなる可能性が大きいと指摘。ハチクマについては、環境省の指針に沿って詳細な調査の実施を求めている。

 平井代表(71)は「山林を切り崩せば、貴重な渡り鳥の繁殖ができなくなる。豊かな自然を守ることは自治体の責務」と主張。同様の申し入れを県の関係機関にも行いたいとしている。地元の船津町内会は太陽光発電計画に反対を決め、近く市議会に反対決議を請願する予定。【林一茂】

〔三重版〕
https://mainichi.jp/articles/20180529/ddl/k24/020/195000c

http://archive.is/ZVWyw
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県森林審議会が異例の4回目、伊東メガソーラー巡り【日本経済新聞2018年5月29日】(ミゾゴイ)

 静岡県は29日、伊東市で建設計画がある大規模太陽光発電所(メガソーラー)を巡り、4回目の森林審議会を開くと発表した。現地の希少動植物に関して新事実が確認され、開発計画に修正が必要になったためという。日程は未定で、事業者の伊豆メガソーラーパーク合同会社(東京・中央)が環境保全策を示した後に開かれる予定だ。

 予定地近くで建設に反対する市民団体が絶滅危惧種の野鳥「ミゾゴイ」が発見されたとし、県に調査を要請していた。県側は保護の観点から詳細を明らかにしていないが、新事実について事業者側の報告があったとし、27日の現地調査を経て4回目の開催を決めた。

 同審議会は異例の再審議を重ね、4月26日の3回目で開発を条件付きで了承。事業者の申請書類を県が最終確認し、審議会部会長の承認を経て答申が出されることとなっていた。4回目の再審議で答申も遅れそうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31115510Z20C18A5L61000/

伊東のメガソーラー 県森林審、追加開催へ 希少生物保全で /静岡【毎日新聞2018年5月30日】
 伊東市での大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画を巡り、県は29日、林地開発許可を審議する追加の県森林審議会林地保全部会(部会長、吉崎真司・東京都市大教授)を開くと発表した。希少動植物の保全対策について新たに検討が必要と判断したため。事業者が県に提出した書類の修正がまだ終わっておらず、修正書類の提出などを待ち、審議会の日程を調整する。

 4月26日に開かれた3度目の審議会では、開発を認める答申案をまとめた。しかし、その後事業者から県に希少動植物について新たな報告があり、今月27日、吉崎部会長らが現地調査を行った結果、

工事との兼ね合いの中で具体的な保全対策を検討する必要があると判断した。密猟などの恐れがあるとして、県は希少動植物の種名は明らかにしていない。

 希少動植物を巡っては今月、建設反対派の住民が、絶滅危惧種の野鳥「ミゾゴイ」が事業計画地近くで発見されたとして県に保全を求めていた。

 一方、事業を進める「伊豆メガソーラーパーク合同会社」(東京都)は29日、「宅地造成工事着手における事業説明会開催のお知らせ」と題したチラシを、伊東市内全域に配達される各紙朝刊に折り込んだ。

 31日午前10時から八幡野コミュニティーセンターで開くとする内容。しかし、同センター指定管理者の八幡野区役員が、折り込みに記された発行責任者から29日午後に話を聞いたうえで、26日に出された使用申請を許可しないことを決めた。「お知らせ」から開催まで2日しかないのに駐車場対策がなされていない点などが理由で、知らずに当日やってきた住民には事業者側が説明するという。

 市は、宅地造成等規制法に基づき同社から出された数値などの変更許可申請をまだ許可していない。【松岡大地、梁川淑広】
http://mainichi.jp/articles/20180530/ddl/k22/040/143000c

静岡県が森林審議会再開 メガソーラーで異例の4度目【産経ニュース2018年5月30日】
 伊東市八幡野の山林への大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画をめぐり、県は29日、森林法に基づき林地開発許可の可否を審議する県森林審議会を再開すると発表した。前回の審議会以降に、事業者から希少動植物の生息について新たな報告があり、部会長の吉崎真司・東京都市大副学長がさらなる審議が必要だと判断したという。県森林審はこれまで3回開かれており、4度の開催は過去に例がない。審議再開は6月以降とみられ、事業者が目指す今月中の着工はほぼ不可能になった。

 この計画をめぐっては、今月上旬に事業計画地付近で絶滅危惧種の野鳥「ミゾゴイ」が発見されており、地元住民が詳しい調査を要望していた。

 今月中に着工しなければ、この計画に対して6月1日施行の伊東市の新条例が適用されることになる。新条例では「太陽光発電設備の設置には届け出と市長の同意が必要だが、総面積が1・2ヘクタールを超える場合は市長は同意しない」と定められている。

 ただ、メガソーラー建設を許可制ではなく届け出制とした新条例に強制力はなく、建設計画をどこまで規制できるかは未知数だ。市の担当者は「今回のメガソーラー建設計画に新条例が適用されるとなれば、今後判断に窮する部分が出てくるだろう」と対応に苦慮している。
http://www.sankei.com/region/news/180530/rgn1805300039-n1.html

県森林審議会4回目開催 伊東メガソーラー、希少動植物巡り【日本経済新聞2018年5月30日】
 静岡県は29日、伊東市で建設計画がある大規模太陽光発電所(メガソーラー)を巡り、4回目の森林審議会を開くと発表した。現地の希少動植物に関して新事実が確認され、開発計画に修正が必要になったためという。日程は未定で、事業者の伊豆メガソーラーパーク合同会社(東京・中央)が環境保全策を示した後に開かれる予定だ。

 予定地近くで建設に反対する市民団体が絶滅危惧種の野鳥「ミゾゴイ」が発見されたとし、県に調査を要請していた。県側は保護の観点から詳細を明らかにしていないが、新事実について事業者側の報告があったとし、27日の現地調査を経て4回目の開催を決めた。

 同審議会は異例の再審議を重ね、4月26日の3回目で開発を条件付きで了承。事業者の申請書類を県が最終確認し、審議会部会長の承認を経て答申が出されることとなっていた。4回目の再審議で答申も遅れそうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3111551029052018L61000/

http://archive.is/widm7
http://archive.is/dsb51
http://archive.is/SqIBq
http://archive.is/o3W1h

熱視線=伊豆のメガソーラ(番外編)計画地にミゾゴイ生息【伊豆新聞2018年5月25日】
メガソーラー反対派 県に希少鳥の調査要請(静岡県)【NNNニュース2018年5月18日】
伊東のメガソーラー計画、地元が県に不許可要望【産経ニュース2018年5月15日】
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アホウドリのひな誕生、小笠原 聟島で3年連続【共同通信2018年5月29日】

巣立ち間際まで成長したアホウドリのひな=6日、小笠原諸島・聟島(東京都小笠原支庁提供)
 山階鳥類研究所などは29日、国の特別天然記念物アホウドリの繁殖地にしようと計画している小笠原諸島・聟島でひな1羽が誕生し、巣立ったと発表した。聟島でのひな誕生は、16年に初めて確認されて以降3年連続。

 同研究所によると、今年2月の調査で雌雄不明のひなが見つかり、5月6日には巣立ち間際まで成長しているのが確認された。同16日の現地調査で姿が見えず、巣立ったと判断した。

 小笠原諸島には戦前まで数万羽が生息していたが、乱獲で1930年代に絶滅。残った繁殖地の伊豆諸島・鳥島は噴火の恐れがあり、同研究所などは08年以降、鳥島のひな70羽を聟島に移して人工飼育した。
https://this.kiji.is/374157302678504545?c=39546741839462401

小笠原諸島の繁殖地でアホウドリ無事巣立つ【NHKニュース2018年6月1日】
小笠原諸島の無人島で、絶滅のおそれがあるアホウドリの新たな繁殖地を作る取り組みを進めている千葉県我孫子市の山階鳥類研究所は、ことし1月に誕生したヒナが無事に巣立ったとみられると発表しました。
国の特別天然記念物、アホウドリの主な繁殖地となっている伊豆諸島の鳥島は火山島で、噴火が起きれば大きな被害が出るおそれがあります。

このため、山階鳥類研究所や環境省などは、10年前から南におよそ350キロ離れた小笠原諸島の無人島の聟島にアホウドリを移して新たな繁殖地を作る取り組みを続け、ことし1月には、ヒナが1羽誕生しました。


2月に撮影された映像では成長した黒っぽい体のヒナが親から餌をもらっている様子が見られましたが、先月16日に現地を確認したところ、巣にヒナの姿はなく、研究所は、無事に巣立ったとみられるとしています。

聟島で誕生したヒナの巣立ちは3年連続で、3年から5年ほど北太平洋などで過ごしたあと、繁殖のために戻ってくるということです。

山階鳥類研究所の出口智広室長は「聟島が繁殖地として根づいてきた。今後も見守っていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180601/k10011461431000.html

http://archive.is/Mo6SB
http://archive.is/4rx1K
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福井 野外コウノトリ抱卵か 越前市、54年ぶり誕生に期待【中日新聞2018年5月29日】

抱卵していると推定されたコウノトリのペア=越前市大塩町で

 越前市大塩町の人工巣塔で営巣する国の特別天然記念物コウノトリの雄三歳と雌五歳のペアが産卵し、抱卵に入ったと推定される、と市が二十八日、発表した。野外コウノトリの県内産卵は昨年の別のペアに続き二年連続、ひな誕生となれば五十四年ぶりの自然繁殖となる。

 市農政課によると、市が二十一、二十二の両日に撮影した映像や目視での行動観察の記録を、県と兵庫県豊岡市のコウノトリの郷公園の専門家が解析し、二十六日には同公園の研究者が現地で視察し、判断した。

 記録では毎日七時間の観察で、ペアのどちらも巣にいない状態がほとんどなく、どちらかが巣に伏せている時間が全体の八割以上だった。映像からも卵を抱くような伏せ方をしていることが確認され、判断した。卵の個数などは分かっていない。ペアが産卵の兆候を見せたのは十日ごろで、卵が有精卵の場合、ふ化は六月十日ごろとみられる。

 市産業環境部理事でコウノトリ共生推進担当の坂田秀毅さんは「順調にふ化することを願っている。温かく、マナーを守って見守ってほしい」と話した。同所に定着の可能性もあり、コウノトリの飛来や生息が多い白山地区以外での朗報に「大塩町での抱卵が、市のコウノトリの舞う里づくり構想がさらに広がるきっかけになれば」と期待した。

 巣塔の場所を提供した地元の高山弘和さん(66)は「素晴らしい。五十四年ぶりの快挙に期待してる」と喜ぶ。高山さんは農園を経営し、巣塔周辺で十年以上にわたって有機栽培のコメ作りに励んでおり、「自分の田んぼでコウノトリが餌を食べれば、住民の誰もがうれしい気持ちになる。定着をきっかけに、自分もやってみようという輪が広がってほしい」と願った。今後は市や県と話しながら、ふ化や定着に向けて対応するという。

 (山内道朗)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20180529/CK2018052902000026.html

コウノトリ野外で産卵か 福井・越前【産経フォト2018年5月29日】
 福井県は28日、2013年に兵庫県豊岡市で生まれた国の特別天然記念物コウノトリの雌が、福井県越前市の野外で産卵したとみられると発表した。つがいの雄と共に卵を温めているような様子も観察され、有精卵なら6月中〜下旬にふ化する見通しという。

 県によると、つがいは4月下旬から越前市大塩町に滞在。田んぼの中に立てられた営巣用の塔の上に巣を作っている。近隣住民からの情報提供を受け、越前市の担当者が5月21、22日に観察した結果、巣を離れる時間が極端に少なかったほか、巣に伏せて卵を抱くような様子が見られた。

 県内では、昨年3月にも別のつがいが野外で産卵したが、ふ化しなかった。県によると、コウノトリの野外繁殖は今年に入り、徳島県鳴門市や京都府京丹後市などで確認されている。
https://www.sankei.com/photo/daily/news/180528/dly1805280022-n1.html

コウノトリ野外ペア 抱卵【読売新聞2018年5月29日】
人工巣塔で、卵を抱く行動がみられたコウノトリ(17日、越前市で)=市提供

 ◇県内自然繁殖 半世紀ぶり期待

 国の特別天然記念物・コウノトリの野外ペアが、越前市王子保地区にある市の人工巣塔(高さ約13メートル)で産卵し、抱いて卵を温める「抱卵」行動に入ったとみられると28日、県と越前市が発表した。市内での野生個体の産卵は2年連続。有精卵であれば、6月の中、下旬頃に誕生する見込みで、県内では半世紀ぶりの自然繁殖に期待が高まる。(有留貴博)

 兵庫県立コウノトリの郷さと公園と福井県の研究員らが21〜22日に撮影されたペアの映像を確認し、26日には現地を視察。協議した結果、▽巣を離れず、雄雌合わせて80%以上の時間を、巣で伏せて過ごしている▽卵を抱きやすい位置に体を揺すっている――といった行動から、抱卵と判断した。

 ペアは、兵庫県豊岡市生まれの雄(3歳)と雌(5歳)。巣塔がある越前市大塩町の周辺住民から11日、「巣で伏せているのでは」との連絡があり、市が21、22日にペアを1日7時間観察し、動画を撮影していた。孵化ふかまでには通常35日前後かかるといい、卵がヒナにかえる有精卵で、順調にいけば、1964年の小浜市以来の孵化が見込まれる。

 昨年はコウノトリが多く飛来する越前市白山地区で、別の野外ペアが産卵したが、孵化しなかった。今回の巣塔がある王子保地区はそこから東へ約10キロ離れている。コウノトリが定着しやすい環境が広がっていることを裏付けており、同市農政課の担当者は「周辺の住民の皆さんがコウノトリと共生できる環境作りを行ってきた成果」と話している。

くちばし(右)で巣を繕う親鳥と甘えるヒナたち(動画から)

 ◇ヒナ4羽 すくすく

 ◇越前市で飼育 県が動画公開

 越前市で飼育しているコウノトリのヒナ4羽について、成長の様子を見てもらおうと、県自然環境課がフェイスブック(https://www.facebook.com/fukuishizen/)上で動画を公開している。

 親鳥とほぼ同じ大きさになる生後2か月頃まで、2、3日に1度のペースで動画を追加する予定という。

 県によると、飼育しているペアの卵から10日までに孵化ふかした4羽は、どんどん羽毛が生え、自分で羽繕いをするなど元気に成長しているという。動画では、親の「ふっくん」と「さっちゃん」から餌をもらう様子や、巣の中で動き回る様子が見られる。

 問い合わせは同課(0776・20・0306)。
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20180528-OYTNT50423.html

コウノトリ 野生のペア、越前で抱卵か 遠くから見守って、担当者より /福井【毎日新聞2018年5月29日】
 越前市と県は28日、同市大塩町にある巣塔(高さ約13メートル)に棲(す)み着いた野外コウノトリのペアが、ふ化に向けて卵を温める「抱卵」に入ったとみられると発表した。有精卵ならば、6月中旬ごろひなが誕生する可能性があるという。自然繁殖でふ化すれば県内では54年ぶりで、全国では兵庫県豊岡市や島根県雲南市などに続いて5市目となる。

 市によると、ペアは豊岡市生まれの4歳の雄と5歳の雌。先月下旬から巣塔に棲み着いたといい、今月21、22日には巣内で長時間伏せたり、卵を抱くような仕草が確認されたという。ペアにストレスや恐怖を与えないため、市は小型無人機「ドローン」による撮影は控えており、卵は目視では確認されていない。

 市民にも巣塔から150メートル以上離れて観察するよう呼びかけており、車で来場する場合は近くの大塩町コミュニティーセンターに駐車することを求めている。越前市では昨年も野外コウノトリが産卵したが無精卵だった。県内では1964年に小浜市で野生のひな2羽の誕生が確認されていた。【大森治幸】
https://mainichi.jp/articles/20180529/ddl/k18/040/249000c

https://megalodon.jp/2018-0529-1041-54/www.chunichi.co.jp/article/fukui/20180529/CK2018052902000026.html
http://archive.is/kAlZz
http://archive.is/w6h7T
http://archive.is/73sq9
福井発 54年ぶり自然繁殖期待 県内 越前市で営巣のコウノトリ【中日新聞2018年5月25日】
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新潟)トキのひな4羽が同時に巣立ち確認【朝日新聞デジタル2018年5月29日】

今年初めて巣立ちが確認されたトキのひな2羽=環境省提供

 環境省は28日、佐渡市の自然界で生まれたトキのひな4羽の巣立ちを確認したと発表した。自然界での巣立ちは今年初めてで、昨年より10日ほど遅かった。繁殖状況がよくない今年、関係者は、4羽が同じ日に初の巣立ちを記録した珍しい現象を歓迎し、今後の繁殖に期待をかけている。

 同省佐渡自然保護官事務所によると、この日、3組のペアから計4羽のひなが巣立った。このうち2羽は、7歳の雄と6歳の雌から生まれたひな。午前6時過ぎ、この2羽が巣の近くの枝に両脚で止まる様子をモニタリングチームが確認した。同省によると、巣立ちの定義は「巣から両脚が離れた時」とされる。

 2羽の親は2015年からペアを組み、毎年ひなを巣立たせている実績がある。今年生まれた、もう1羽のひなも近く巣立つ見通しという。

 この日は、ほかの2組のペアか…

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https://www.asahi.com/articles/ASL5X4V93L5XUOHB007.html

野生下トキ、今季初の巣立ち【新潟日報モア2018年5月29日】
野生化で今季初めて巣立ちが確認された2羽のトキのひな=28日、佐渡市(環境省提供)

 環境省は28日、佐渡市の野生下で誕生したトキの巣立ちを今季初めて確認したと発表した。巣立ちは、2012年に放鳥トキのひなで初めて確認されて以来7年連続。冬からの厳しい気候条件により抱卵中止などが相次いだ影響で、確認時期は最も遅かった。

 同省は巣立ちを「ひなが初めて自力で巣の外に両足を出すこと」と定義。モニタリングチームが同日午前6時すぎ、巣の近くの枝に両足で止まるひな2羽を確認した。親は共に13年に放鳥され、15年からペアになった7歳雄と6歳雌。

 このほか、この日は他のペア2組によるそれぞれ1羽ずつのひなも巣立ち、計4羽を確認した。

 今季は気候の影響で営巣や抱卵中止が多く、ふ化後にひなが死んだり行方不明となったりしたケースも含め、ペア74組のうち44組が途中で繁殖活動をやめた。

 現在、巣立ちした4羽以外に23組が45羽のひなを育て、7組が抱卵している。最終的な巣立ちの数は過去最多だった昨年の77羽から40羽程度に減る見込み。

 同省佐渡自然保護官事務所の若松徹首席自然保護官は「厳しい条件の中、初めてひなを巣立たせたペアもいたのは前向きな要素。今後の持ち直しに期待したい」と話した。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/toki/habatake/20180528396173.html

http://archive.is/pXUjL
http://archive.is/FBPua
タグ:トキ 佐渡島
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