2018年07月24日

夏の早崎ビオトープ観察会 参加者を募集 来月4日開催 長浜 /滋賀【毎日新聞2018年7月24日】

 長浜市早崎町の湖岸道路沿いにある「早崎内湖ビオトープ」に生息する水生生物とプランクトンについて学ぶ「夏の早崎ビオトープ観察会」が8月4日、開かれる。主催の早崎内湖再生保全協議会が小学3〜6年生を対象に参加者を募集している。定員40人(先着順)。今月27日締め切り。

 午前9時に同市湖北町今西の湖北野鳥センターで開講式とガイダンスを行った後、約4キロ南の早崎内湖ビオトープに移動。13人前後が1グループとなり、地引き網やたもを使って水生生物などを採取し、名前や生態を調べる。午後は湖北野鳥センターで、グループごとに調査結果をまとめ、発表する。

 参加費は500円(昼食付き)。小雨決行、荒天中止。申し込みは長浜市環境保全課内の早崎内湖再生保全協議会事務局(0749・65・6513)。【若本和夫】
https://mainichi.jp/articles/20180724/ddl/k25/040/495000c

http://archive.is/bXYr8

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希少な野鳥に歓声 鉾田、絶滅危惧「ヨシゴイ」観察【毎日新聞2018年7月24日】

希少な野鳥ヨシゴイが生息するヨシ原を双眼鏡で観察する参加者たち=鉾田市安塚
希少な野鳥「ヨシゴイ」の観察会が15日、鉾田市安塚の市環境学習施設「エコ・ハウス」周辺で開かれ、県内外から集まった参加者が、県レッドデータで絶滅危惧(2)類に分類されているヨシゴイの営巣地を観察した。

ヨシゴイは、サギ科の野鳥で、東南アジアから飛来する夏鳥。同市内では、まれに越冬する個体も確認されている。ヨシ原や湿地、湖沼に生息し、複数のつがいが同じ場所で営巣する習性がある。

観察会は、10月開催の世界湖沼会議の機運を盛り上げようと、同市の世界湖沼会議サテライト会場実行委員会が企画した。

参加者は、営巣地のヨシ原から数十メートル離れた場所から、双眼鏡片手に観察開始。数分後には餌を採るため北浦との間を行き交うヨシゴイの姿が何羽も確認され、参加者は真夏の暑さも忘れて大興奮。観察地のあちこちで「いた、いた!」と声が上がった。

「北浦周辺の自然再生を進める会」(川又利彦会長)によると、このヨシ原一帯では以前、県レッドデータで選定されたオオセッカ(絶滅危惧(1)B類)やコジュリン(絶滅危惧(2)類)も少数生息していたが、既に絶滅したという。

この日はヨシゴイのほかに17種の野鳥も確認。市実行委員会は「北浦北部に希少な鳥が生息していることを知ってほしい」として、環境保護について理解を求めた。 (大平賢二)

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15323488762317

http://archive.is/eXtGA
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リニア関連工事で問題続出、斜面崩壊の次は「野鳥消失」【日経xTECH2018年7月24日】(ブッポウソウ)

 昨年末に長野県中川村の斜面崩壊の原因となったリニア中央新幹線関連のトンネル工事で、新たな問題が発生した。現場付近の橋で毎年営巣している県天然記念物の渡り鳥「ブッポウソウ」が、今年は飛来した後に姿を消した。工事が影響した可能性があるとの指摘を受け、発注者のJR東海は7月13日に工事を中断。今後の対応を検討している。


ブッポウソウが営巣していた四徳大橋。左手の坑口部が四徳渡トンネル(写真:長野県)

 問題の現場は、リニアの工事用道路として建設している四徳渡(しとくわたり)トンネル。延長1.2kmで、幅9m、高さ6m、断面積50m2。施工者の戸田建設・吉川建設JVが昨年1月に本格着工し、18年度内の完成を目指して工事を進めていた。

 7月12日に開かれた中川村リニア中央新幹線対策協議会で、地元の保護団体「ブッポウソウの里の会」が付近の四徳大橋で営巣中だったブッポウソウが6月20日ごろまでにいなくなったと報告。工事による影響の可能性を指摘した。これを受け、協議会会長を務める宮下健彦村長がJR東海に工事の中断を要請した。

 里の会によると、ブッポウソウは1990年以降、毎年4月末から5月初旬にかけて飛来し、5月中旬から四徳大橋の上弦材に設けられた点検口などで営巣している。今年も4月末に飛来し、2組のつがいが営巣を始めたが、5月20日ごろからは点検口などへの出入りをやめ、6月20日ごろまでに橋の付近から姿を消した。

 里の会では「断定はできないが、30年近く毎年営巣していた場所からブッポウソウがいなくなったのは、工事が影響しているのではないか」とみている。

 これに対してJR東海は、長野県の公共事業の環境配慮書に基づいて、専門家の助言を受けながら、工事車両の通行や工程に配慮した計画を作成したと主張。実際の工事でも繁殖期間中は大きな音のする作業やクレーン作業を避けるなどの対策を行っていたと説明する。

 例えば、5月11日以降はクレーン作業を実施せず、夜間の照明もトンネル坑内や道路案内など安全上必要なものに限定したという。

工事内容を巡る認識の違いも
 さらにJR東海は、現場付近に生息するブッポウソウの営巣に配慮するため、専門家の意見を踏まえながら生態調査を毎年実施。長野県や中川村、ブッポウソウ里の会、日本野鳥の会伊那谷支部などが集まる会合で、調査の方針や結果などを報告している。

 今年もブッポウソウ飛来前の4月下旬の会合で、18年度の調査の方向性を示すとともに、ブッポウソウの営巣期間に実施する工事の内容や使用する重機の種類などを対面で説明したという。

 その後、ブッポウソウが毎年営巣していたトンネル西側の工事で、5月10日までクレーンを、同19日まで小型のバックホーを使って作業を進めた。 

 しかし里の会などは、「4月下旬の会合でJR東海から工事の内容に関する細かい説明や工事の進め方に関する具体的な相談はなかった」と反論。「ブッポウソウは人の動きに敏感なので、重機作業が営巣に影響を与えた可能性がある」としている。

 7月に入ってブッポウソウがトンネル付近を飛んでいる姿が目撃されているが、営巣は確認されていない。JR東海は今後、トンネル西側の工事について7月末の現地調査後に専門家の助言を受けながら再開時期を決定する方針だ。ブッポウソウが営巣していなかったトンネル東側は7月19日に工事を再開した。

 そのトンネル東側では、昨年12月に付近の県道松川インター大鹿線脇の斜面が高さ20m、幅10mにわたって崩れ、300m3の土砂が路面に流入するトラブルが発生している。


昨年12月に発生した四徳渡トンネル付近の斜面崩壊。現在、本復旧工事をほぼ終えている。ブッポウソウが毎年営巣していたのは反対側の坑口部付近の四徳大橋(写真:JR東海)

 JR東海は今年4月、長野県の対策検討会議の内容も踏まえた報告書を県に提出。発生原因について、坑口部付近の斜面が岩盤中に土砂を内包する特異な地山状況であり、岩盤中の土砂が発破による振動で不安定化して崩壊に至ったとする見解を示した。

 併せて、崩壊現場の本復旧工事に着手。応急対策として行った崩壊斜面へのモルタルの吹き付け(厚さ5cm)に加え、将来の風化防止対策として県斜面対策基準に基づくモルタルの追加吹き付け(厚さ5cm)などを実施。現在、工事をほぼ終えている。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00142/00189/

http://archive.is/PRAeM

中川のトンネルを現地調査 ブッポウソウ問題でJR【信濃毎日新聞2018年7月19日】
ブッポウソウが消えた!リニア工事中断【テレ朝NEWS2018年7月16日】
中川でブッポウソウ営巣やめる 近くでリニア関連工事【信濃毎日新聞2018年7月13日】
リニア「地元住民に丁寧に説明を」 県が「助言」【信濃毎日新聞2018年4月26日】
長野 リニア、環境調査で問題なし JR東海、16年度結果提出【中日新聞2017年6月30日】
リニア工事でのブッポウソウ保護 中川で調査【長野日報2017年3月26日】
ブッポウソウ 上伊那で19つがい営巣【長野日報2016年10月26日】
中川村内ブッポウソウ飛来 過去最多15ペア【長野日報2016年8月31日】
北に広がり 伊那でもブッポウソウ繁殖【長野日報2015年10月30日】
ブッポウソウ保護へ繁殖調査 中川のリニア建設工事残土運搬路【長野日報2015年7月12日】
リニアと暮らし:希少動植物を確認 JR東海が調査結果公表 /長野【毎日新聞2015年6月13日】
ブッポウソウの繁殖地に 県が駒ケ根で巣箱かけ本格始動【長野日報2015年4月15日】
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長良川鵜飼の観覧船、25日に再開 岐阜市が正式発表【中日新聞2018年7月24日】

 岐阜市の長良川鵜飼で二十五日、記録的な大雨の影響で中止していた観覧船の運航が再開する。運航は今月三日以来、二十二日ぶりとなる。市が二十三日、正式に発表した。

 大雨で川の形状が一変し、観覧船乗り場から川本流への進入路に土砂がたまったため、出航できなくなっていた。市は十三日から重機で土砂の撤去や進入路の修復工事を進めており、運航にめどが立ったという。

 当面の対応として、十四日からは鵜舟のみで鵜飼いを再開し、河川敷を観光客に開放して無料で披露していた。市によると、運航中止期間の四〜二十四日で、計約一万八千四百人が予約をキャンセルした。

 二十五日には鵜匠が皇室に納めるアユを捕る「御料鵜飼」があり、観覧船の出航は午後八時半ごろから。既に八百人ほどの予約が入っているが、まだ空きがあるという。 

 (近藤統義)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20180724/CK2018072402000016.html

長良川鵜飼観覧船25日再開 22日ぶり【岐阜新聞2018年7月24日】
 岐阜市は23日、西日本豪雨の影響で中止している長良川鵜飼の観覧船の運航を25日から再開する、と発表した。豪雨で観覧船の係留所付近の堤防が崩れて大量の土砂が流入したり、乗り場付近に土砂がたまったりし、土砂の撤去や航路の修復といった復旧工事を進めており、運航にめどが立った。

 運航は4日から中止し、21日間連続となり、乗船客の予約キャンセルは計737隻1万8453人。今季の中止は22日間。24日に航路が確保できているかなどの安全確認を行う。鵜飼漁は14日から再開している。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20180724/20180724-60062.html

https://megalodon.jp/2018-0724-1032-13/www.chunichi.co.jp/article/gifu/20180724/CK2018072402000016.html
http://archive.is/Kc4jk
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コウノトリ、9月放鳥 幼鳥3羽、越前市の坂口地区【産経ニュース2018年7月24日】

 県コウノトリ定着推進会議(会長・鷲谷いづみ中央大教授)が23日、県庁で開かれ、越前市白山地区で今年5月に生まれた国の天然記念物、コウノトリの幼鳥3羽について、9月中旬に同市坂口地区で放鳥することを了承した。県は文化庁に報告したあと、放鳥は餌が豊富で捕りやすくなる稲刈り後に行うとしている。

 幼鳥3羽は、飼育中のコウノトリでは県内で初めて有精卵から誕生した。県によると、雌2羽、雄1羽は、順調に育ち元気に飛び回り、ドジョウやアジの餌を食べている。親鳥とほぼ同じ大きさに成長。雌2羽は仲がよく、最初に生まれた雌はもっとも活発に動く。雄はおとなしく慎重だが、池に入り水浴びしているという。

 放鳥場所は、第1、第2ケージ周辺の白山地区(同市菖蒲谷町)に2羽の野外コウノトリが長期滞在し、なわばり行動によって放鳥した幼鳥を攻撃する可能性があるため、白山地区(同市中野町)から南東へ約5キロ離れた坂口地区で行う。巣塔の設置やビオトープの整備など自然再生活動が活発な地区としている。
https://www.sankei.com/region/news/180724/rgn1807240014-n1.html

コウノトリ幼鳥3羽、9月に放鳥 県方針【中日新聞2018年7月24日】
 県は二十三日、今年五月に越前市中野町の飼育ケージで誕生した国の特別天然記念物コウノトリの幼鳥三羽について、九月中旬に越前市坂口地区で放鳥する方針を決めた。

 県庁で開かれた専門家による県コウノトリ定着推進会議で了承を得た。放鳥は、エサが豊富な稲刈り後に行う。ケージのある白山地区には野生のコウノトリ二羽が長期滞在しており、幼鳥が攻撃を受ける心配もあるため、五キロ離れた坂口地区で放鳥する。

 三羽のひなは飼育されている「ふっくん」を父親、「さっちゃん」を母親に持つ。県内で産まれた有精卵から五十四年ぶりに誕生した。三羽とも体重四〜五キロの親とほぼ同じ大きさに成長している。県の放鳥は四年連続で、予定通りなら放鳥数は九羽となる。

 会議では、エサとなる魚が広範囲に移動できるよう、県が天王川での魚道設置に取り組んでいることや、市によるエサのドジョウ養殖の紹介もあった。

 (尾嶋隆宏)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20180724/CK2018072402000018.html

コウノトリ ひな3羽、9月放鳥 越前市坂口地区 会議で案了承 /福井【毎日新聞2018年7月24日】
成長したコウノトリのひな3羽=福井県越前市で2018年7月1日、同県自然環境課提供
 越前市白山地区で飼育している国特別天然記念物コウノトリのペアから生まれた3羽のひなについて、県は23日、今年9月に放鳥することを決めた。有識者ら13人でつくる会議がこの日県庁であり、地区から南東に約5キロ離れた越前市坂口地区で放つ案を了承した。

 放鳥するひなは雄の1羽と雌の2羽。兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園から借り受けたふっくん(雄21歳)とさっちゃん(雌20歳)のペアが産んだ卵から今年5月にふ化し、現在は小さな台から飛びたつ練習をするまでに成長している。

 会議では、ドジョウなどの餌が比較的採りやすい稲刈りの後が望ましいとして、時期を9月中旬と決定。白山地区ではよそから飛来した2羽が長期にわたってすみ着いており、縄張り行動からひなが攻撃される恐れもあるとみて、坂口地区で放鳥することも決めた。

 この日の会議で会長を務めた中央大の鷲谷いづみ教授(保全生態学)は「野生に多くの個体が参入する意義は大きく、科学的知見が更に充実することを期待したい」と話した。県は3羽の野生定着を望んでいる。【大森治幸】
https://mainichi.jp/articles/20180724/ddl/k18/040/243000c

http://archive.is/xfVi1
http://archive.is/5SfEH
https://megalodon.jp/2018-0724-1030-27/www.chunichi.co.jp/article/fukui/20180724/CK2018072402000018.html

海のプラごみ 遅れを挽回しなければ【信濃毎日新聞2018年7月24日】

 海の環境を脅かすプラスチックごみの削減に向けて、政府が「プラスチック資源循環戦略」を策定する。

 来年6月をめどに内容を練る。菅義偉官房長官は会見で「世界をリードできるよう取り組む」と述べた。

 先月の先進7カ国首脳会議で日本は、プラごみを減らすための数値目標を盛った憲章への署名を拒否した。産業界や消費者への影響が大きく準備が整っていないことを理由に挙げ、環境保護団体のひんしゅくを買っている。

 世界60余の国と地域が既に、レジ袋やペットボトル、食器といったプラ製品の製造・販売・利用規制を始めている。日本政府は出遅れを挽回し、踏み込んだ対策を示さなければならない。

 プラ製品は世界中で増え続け、捨てられたプラごみが年800万〜1200万トン、海に流出していると推計される。一部は紫外線や波で粒子状に砕かれ、有害物質が付着したまま魚や鳥がのみ込んでいる。サンゴ礁の病気の原因にもなっている。

 北極の海氷に大量に蓄積し、汚染は深海まで達している。海のプラごみは2050年までに、重量換算で魚の量を超えるとの予測があるほど事態は深刻だ。

 欧州連合は、30年までに域内に出回るプラスチック製の容器や包装の使い捨てをやめる方針を決めた。アフリカでは25カ国がレジ袋の使用を禁じている。ストローの販売を禁止する英国、プラ製品全廃に乗り出す中米コスタリカのような先進事例もある。

 日本の人口1人当たりのプラ製品廃棄量は米国に次いで多い。年300億枚も使われるレジ袋の削減は自治体に委ねられ、化粧品や歯磨き粉に用いる微粒子「マイクロビーズ」の使用制限も企業任せになっている。

 国会で成立した改正海岸漂着物処理推進法は、事業者にプラごみ排出抑制の「努力義務」を課し、微粒子の「使用自粛」を求める程度の内容で生ぬるい。

 回収されるプラごみの7割が焼却されている。形骸化したリサイクル中心の政策を見直し、他国に倣い、課徴金や法規制でプラ製品の消費量を減らす必要がある。国の姿勢を明確に示し、企業に代替品の開発を促したい。

 産業界の反発で政府の新戦略が骨抜きになっては意味がない。不要なレジ袋、食器、包装の提供を断り、プラ製品の購入を控える。私たち消費者もできることから行動に移し、恩恵を受ける海の環境を守りたい。

(7月24日)
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180724/KT180721ETI090003000.php

http://archive.is/QV0Iz
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<比内地鶏>「固く食用に向かない」雄を生かせ 秋田北鷹高生が肉質改善、ブランド化に挑戦【河北新報オンラインニュース2018年7月24日】

秋田北鷹ケイポンの体調を確認する生徒。ケイポンは雄のシンボルであるとさかがない

 肉が固く食用に向かないとされてきた比内地鶏の雄を有効活用しようと、秋田北鷹高(北秋田市)の生徒らが肉質改善に取り組んでいる。海外の去勢技術を取り入れ、乳酸菌に漬けた飼料米を餌に肉質と食味の向上に成功。「秋田北鷹ケイポン」と銘打ち、地域ブランドの確立を目指す。

 年間50万羽以上が出荷され「日本三大地鶏」を誇る比内地鶏だが、一般の食卓に並ぶのは雌に限られる。雄は臭いがきつくなり、筋肉質で固く需要がないため殺処分されている。
 一方、フランスではひな鶏の段階で精巣を取り除き去勢することで、肉質を柔らかくする技術が確立されている。高級食材「シャポン」として国内外の市場に流通している。
 この技術に注目した生物資源科の生徒5人は2015年、現地に渡り地元企業から去勢や飼育、解体の技術を学んだ。本場の味を目指し、シャポンの英語読みの「ケイポン」と名付けた。
 さらに地域資源も生かそうと、市内の農家金田陽太郎さん(72)が雪中貯蔵した乳酸菌漬けの飼料米を餌に混ぜて飼育を開始した。
 肉質は柔らかく脂の質も上がったという。臭みが消え、雌の1.5倍の大きさに成長して肉量も増加。去勢の成功率は現在5割を超え、本場フランスと遜色ない技術力を習得した。
 生徒でつくる「ケイポンクラブ」は技術継承に取り組むほか、加工業者と連携してハムやソーセージ、スープを開発して地域イベントなどで販売している。
 ともに3年で部長の竹村龍陣さん(17)は「去勢技術を後輩にしっかりと受け継ぎ、ブランドの確立を後押ししたい」、副部長の五十嵐琴乃さん(17)は「調理法や商品のレパートリーを広げ、多くの人に味わってほしい」と意気込む。
 ケイポンは筋肉が付くのを防ぎ、肉質を上げるために出荷前の2カ月間をケージの中で育てる。従来の比内地鶏と比べ、3カ月ほど長く飼育に時間がかかる。
 ケイポンクラブ担当の佐藤正幸教諭(59)は「飼育費は高いが、良質な味や栄養価を売りにすれば高級品として確立できるかもしれない。農業を担う人材育成にもつなげたい」と話す。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180724_43004.html

http://archive.is/L1qJs
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