2018年08月30日

「権威の傾き」の急坂で転ぶ日本企業  編集委員 西條都夫【日本経済新聞2018年8月30日】(バードストライク)

 貨物専用の航空会社、日本貨物航空(NCA)で飛行機整備のずさんな実態が明らかになり、国土交通省から改善命令を受けた。鳥との衝突で機体が損傷し、本来なら「大修理」すべきところを、「小修理」ですませていた例など、過去5年で9件の不適切整備が発覚した。さらに不正をごまかすために、記録を書き換えたり、隠したりした事例も2件あった。同社は2年前にも整備の不手際で国交省から厳重注意を受けたばかり。繰り返される不祥事の裏には、職場のミクロマネジメントの失敗があった。

 「権威勾配」という言葉をご存じだろうか。英語のAuthority Gradientの直訳でやや生硬な日本語だが、安全管理分野でしばしば使われるこの用語こそ、NCAやその他多くの日本企業の現場系の不祥事(不正検査など)多発の謎を解き明かすものだ。

 例えば飛行機の整備作業は2〜5人の少人数がチームを組んで実施するケースが多いが、チームメンバーがすべて対等の立場で作業するわけではない。メンバーの中にも、経験の豊かなベテランや上司、あるいは資格を持つ「権威者」と、若手や部下、無資格者のような権威のない人が入り交じっている。

 こうしたメンバーの間の権威の格差を「権威勾配」と呼ぶ。勾配がきつすぎる状態では、特定のリーダーの判断が絶対で、その他のメンバーが何かに気づいてもモノが言いにくかったり、言ったとしてもそのこと自体がリーダーの不興を買ったり、あるいは一顧だにされずスルーされるという事態が起こりがちだ。チーム内のコミュニケーションが滞る結果、ミスや見過ごしが起こりやすくなる。最悪の場合、権威者の権威を守ろうとして、隠蔽や改ざんに至ることもある。

事業改善命令を受けて記者会見する日本貨物航空の大鹿仁史社長(左)(国交省)

 NCAの不適切整備がまさにこの典型で、同社は17日に公表した再発防止策で「(5人程度で構成する整備チームのなかで)経験・知識を有する者の権威が高まり、経験者への意見が言えない風土が生まれ、その結果として整備記録の改ざん、隠蔽につながった」と不正の背景を分析した。

 権威勾配の適切な管理に失敗すると、時には惨劇も起こる。もともと権威勾配という考えは、航空機のコックピット内の人間関係マネジメントから生まれた概念だ。そのきっかけは1977年にスペイン領カナリア諸島で発生したテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故だ。KLMオランダ航空機と米パンナム機が滑走路で衝突し、両機あわせて583人が死亡した。これは死亡者の数で今なお史上最大の航空機事故である。

 この時は霧で視界が悪く、肉眼では滑走路が見えない状態。KLM機の機長は同社の「会社の顔」的な存在のベテランできわめて権威の高い人物だった。「まだ滑走路上にパンナム機がいるのでは」という機関長の疑問を「大丈夫」とはねつけて、離陸動作に入った直後にパンナム機に衝突した。この時のボイスレコーダー記録を分析した事故報告書は、機関長がもう少し決然と機長に進言できていれば、悲劇は避けられた可能性があったと指摘する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34719830Z20C18A8X12000/

http://archive.is/ZQhG5

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90種の野鳥が生息 おしどり渓谷【大分合同新聞2018年8月30日】

高低差が少なく初心者や家族連れ向け。周辺の森には約90種の野・・・
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/08/30/JD0057263015

http://archive.is/sUkcS
タグ:オシドリ
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ツルの豊かな表情活写 神戸の写真家が東京で個展【神戸新聞NEXT2018年8月30日】

釧路湿原のタンチョウを生き生きととらえた写真展=東京都渋谷区神宮前4
 北海道の釧路湿原に生息するタンチョウを題材にした写真展が東京都渋谷区神宮前4のピクトリコ・ショップ&ギャラリー表参道で始まった。神戸市東灘区出身の小西裕介さん(56)が厳冬の大地で撮った作品25点が並んでいる。

 小西さんは大学4年の卒業旅行で訪れた時にタンチョウに魅せられ、以来30年以上、毎年2月に釧路湿原で撮影をしている。夜明け前から日が沈むまでツルの動きを追い続けていることから、タイトルは「鶴を待つ」にした。
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201808/0011589929.shtml

http://archive.is/4CnSz
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(456)絶滅が心配されている鳥 コサンケイ【共同通信2018年8月30日】

コサンケイのオス。よく見ると青一色ではなく、もようが入っている

 コサンケイはベトナムにいる鳥で、キジの仲間だ。埼玉県狭山市の智光山(ちこうざん)公園こども動物園には4羽。オスは体全体が深いブルーで金属のように光る。とても美しい。目のまわりは赤く、頭のてっぺんは白い羽根だ。担当の古屋早織(ふるやさおり)さんが「絶滅が心配されている鳥です」と説明してくれた。
 ベトナムは第2次世界大戦の後、フランスやアメリカと何十年も戦争した。自然がこわされ、人間だけでなく、たくさんの生きものが死んだ。戦争が終わると、開発が進んだ。コサンケイのすむ場所もへった。
 大事な鳥だから、日本各地の動物園が協力して、うまくオスとメスを組み合わせて、ふやそうと、取り組んでいる。
 「智光山も参加していますが、なかなかうまくいきません」と係長の伊東友基(ともき)さん。「産卵はしたんですが、矮小卵(わいしょうらん)と言って、小さいのしか産まなかったんです」と残念そうに話す。
 いろんな工夫を続けている。たとえば、えさとしてキャベツやコマツナ、ニワトリが食べる配合飼料をやっているけれど、繁殖期には虫も加えたり、けんかしたときに、にげられるように木を植えたり。
 見ていると、オスがメスに近づいて、メスの首に顔をよせた。「あ、今いい感じですね」。古屋さんと伊東さんがうれしそうな顔をした。(文・写真、佐々木央)=2017年2月配信
https://www.47news.jp/culture/education/ikimono/2712947.html

http://archive.is/PhbMw

茨城)コウノトリ、防鳥網に絡まる 茨城・小美玉で保護【朝日新聞デジタル2018年8月30日】(他1ソース)

保護されたコウノトリ。背中にGPS発信器が取り付けられていた=茨城県那珂市戸、県鳥獣センター提供

 茨城県小美玉市下玉里のハス田で、国の特別天然記念物コウノトリ1羽が防鳥ネットに絡まった状態で見つかり、28日夕に保護された。両翼に傷と出血があり、29日、那珂市の県鳥獣センターに移された。けがが治るまで世話し、野生に帰す。

 関係者によると、最初に見つけたのは外国人の技能実習生だったらしい。傷の手当てを受けたが、うずくまったままで、元気がないという。

 鳥の背中に全地球測位システム(GPS)発信器が取り付けられており、識別用の足環(あしわ)から、コウノトリの野生復帰に取り組む千葉県野田市が6月に放鳥したうちの1羽で、3月に生まれたオスの「だいち」と判明した。

 同市によると、コウノトリはカエルやバッタ、小魚を食べるといい、だいちは今月下旬、千葉県から茨城県に移り、つくば市などに滞在していたことが分かっている。 日本野鳥の会茨城支部の池野進会長は「農家が食害を防ごうと設置したネットに、野鳥が絡まって死ぬ例が後を絶たない。なんとか代替策を検討してもらいたい」と話した。(佐藤仁彦)
https://www.asahi.com/articles/ASL8Y539FL8YUJHB00C.html

コウノトリを小美玉で保護 防鳥ネットでけが【茨城新聞クロスアイ2018年8月30日】
レンコン田で保護されたコウノトリ=小美玉市
小美玉市内のレンコン田で27日午後、飛来したコウノトリ1羽が防鳥ネットに引っ掛かり、保護されていたことが29日、分かった。コウノトリは国の天然記念物。羽にけがを負い、県鳥獣センター(那珂市戸)に収容されたという。

保護されたのは、全長約1・2メートルの1羽。脚に個体識別の輪が着けられている。日本野鳥の会によると、千葉県野田市の施設で今年3月に生まれ、6月に放鳥されたオスの「大地」。

保護した小美玉市内の農業、男性(39)によると、27日午後6時ごろ、実習生(23)が、田んぼの上に張った網に引っ掛かり、羽をばたつかせている1羽を見つけた。2人がかりで網から外し、軽トラックで男性の自宅に移し、小魚を食べさせて一晩保護した。翌28日朝、県に救護を求め、県が引き継いだ。

男性は「とにかく大きさにびっくりして、このツルみたいな鳥は何だろうと思った」と振り返った。

一方、日本野鳥の会茨城県の池野進会長(68)は、渡り鳥などに対する防鳥ネットの危険性を指摘し、「懸念していたことが現実になり残念。対策が必要」と話した。(三次豪)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15355455550710

http://archive.is/GbXKD
http://archive.is/7UCbn
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