2018年09月29日

海鳥にプラごみの有害物質 体内蓄積、4割で確認【共同通信2018年9月29日】

コアホウドリのひなの体内から見つかったプラスチックごみ。餌と間違えてのみ込んだとみられる=米ハワイ州のクレ環礁(Claire・Fackler氏・米海洋大気局提供)

 海のプラスチックごみが原因とみられる有害物質による汚染が日本近海を含め世界各地の海鳥に広がり、調査した個体の約40%に蓄積していたとの研究結果を東京農工大と北海道大のグループが29日までにまとめた。国際条約の規制対象で、生殖への悪影響などが指摘される臭素系難燃剤などが検出された。

 グループの高田秀重・東京農工大教授は「汚染は極域にまで及んでいる。ハワイのアホウドリなど有害物質全般の濃度が特に高い海鳥に影響が出ていないかを詳しく調べる必要がある」と話す。

 グループが調べたのは、鳥の尾羽の付け根付近から分泌される「尾腺ワックス」と呼ばれる脂肪。
https://this.kiji.is/418562904932385889?c=39546741839462401

【日本経済新聞2018年10月1日】
プラスチックごみ起源の有害物質が蓄積していることが分かった日本近海のオオミズナギドリ(東京農工大の山下麗研究員提供)=共同

グループの高田秀重・東京農工大教授は「汚染は極域にまで及んでいる。ハワイのアホウドリなど有害物質全般の濃度が特に高い海鳥に影響が出ていないかを詳しく調べる必要がある」と話す。

グループが調べたのは、鳥の尾羽の付け根付近から分泌される「尾腺ワックス」と呼ばれる脂肪。2008〜16年に新潟県・粟島のオオミズナギドリや小笠原諸島・聟島のクロアシアホウドリなど、世界15地域で37種150羽の海鳥から集めて分析した。調査場所にはグリーンランド、ガラパゴス諸島、ハワイ、ベーリング海、オーストラリア近海なども含まれる。

粟島など12地域の23種46羽から、燃えにくくするために加えられる臭素系難燃剤や、加工しやすくする可塑剤のフタル酸エステルなどの有害物質が検出され、プラスチックごみが起源と推定された。聟島など3地域では未検出だった。

他にもプラスチックごみ由来と疑われる紫外線吸収剤などの物質を確認。これらを含めると全体の43%の海鳥で、のみ込んだプラスチックから有害物質が体内に移行し、蓄積しているとみられるとの結果が出た。

ハワイや、南極に近い南アフリカ領マリオン島のアホウドリの一種など9種類は、プラスチックごみ以外の汚染物質の濃度も高く、特にリスクが高いとされた。

海鳥は餌を取る際にプラスチックごみを誤って取り込むことが多く、消化管の損傷や有害物質の影響が懸念されている。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35943340R01C18A0CR0000/

http://archive.is/XfL1p
http://archive.is/LHmfr

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(ののちゃんのDO科学)鳥インフルエンザのワクチンは?【朝日新聞デジタル2018年9月29日】

鳥(とり)インフルエンザどうする?<グラフィック・宗田真悠>

 鳥(とり)インフルエンザのワクチンは?

 愛知県・三浦(みうら)ありささん(中2)ほかからの質問

 ■あるけれど、日本(にほん)では使(つか)わない

 ののちゃん 今度(こんど)インフルエンザのワクチンを打(う)ちに行(い)くんだ〜。

 藤原先生 そろそろ、そういう季節(きせつ)ね。

 のの 冬(ふゆ)になると、鳥(とり)インフルエンザがはやって、養鶏場(ようけいじょう)のニワトリを殺(ころ)しちゃうニュースを見(み)るけど可哀想(かわいそう)。鳥にワクチンや薬(くすり)はないの?

 先生 ワクチンはあるよ。中国(ちゅうごく)やインドネシアなどは使(つか)っているけど、日本(にほん)では使っていない。

 のの なんで?! 日本も使えばいいじゃない。

 先生 色々(いろいろ)と問題(もんだい)があるの。鳥インフルエンザのワクチンは、ウイルス感染(かんせん)を完全(かんぜん)に防(ふせ)ぐのではなく、感染はするけど症状(しょうじょう)を出(で)なくしたり、抑(おさ)えたりするものなの。ワクチンを打つことで、ウイルスに感染しているのに症状が出ない鳥が増(ふ)えると、気付(きづ)かない間(あいだ)に感染が広(ひろ)がってしまう危険性(きけんせい)があるのよ。

 のの それだと大変(たいへん)だね!

 先生 だから日本では、養鶏場などで鳥インフルエンザが出たら、自治体(じちたい)がすぐ対処(たいしょ)して殺している。可哀想だけど、感染を最小限(さいしょうげん)に食(く)い止(と)めるには仕方(しかた)がないの。育(そだ)てた鳥を殺されてしまう養鶏場の人〈ひと〉にも、国(くに)がきちんとお金(かね)を出(だ)しているのよ。

 のの じゃあ、どうしてワクチンを打っている国があるの?

 先生 多(おお)くは発展途上国(はってんとじょうこく)ね。そうした国はニワトリが貴重(きちょう)なたんぱく源(げん)のため、感染しているからといって簡単(かんたん)に殺せないし、予防対策(よぼうたいさく)が不十分(ふじゅうぶん)なため、すでにウイルスが国全体(ぜんたい)に広がってしまっている。だから少(すこ)しでも症状を抑える目的(もくてき)で、ワクチンを打つ選択(せんたく)をしているの。

 のの 薬をあげればいいのに。

 先生 残念(ざんねん)ながら、鳥用(よう)のインフルエンザ治療薬(ちりょうやく)はないんだ。

 のの 人の薬をのませたら?

 先生 それも問題があるの。薬をたくさん使っていると、薬が効(き)かないウイルスが出てくるの。よく海外(かいがい)で鳥インフルエンザが人にも感染したというニュースを聞(き)くでしょ。もし薬が効かないウイルスが現(あらわ)れて、人に感染したら大変。だから家畜(かちく)のニワトリに安易(あんい)に人の薬は使えないの。しかも、人の薬が鳥に効くかどうかもわからないのよ。

 のの 薬もダメか。もしタンチョウのような特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)の鳥とかがかかっちゃったらどうするの!

 先生 実(じつ)は2016年(ねん)に、国の天然記念物で絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)のイヌワシがいる秋田県(あきたけん)の動物園(どうぶつえん)で、鳥インフルエンザが発生(はっせい)したの。幸(さいわ)いイヌワシは無事(ぶじ)だったけど、間一髪(かんいっぱつ)の事態(じたい)だったわけ。そんなこともあって、今年(ことし)から希少種(きしょうしゅ)の鳥インフルエンザ対策の研究(けんきゅう)が始(はじ)まっており、その中(なか)で薬の効果(こうか)も調(しら)べるの。いきなり希少種で実験(じっけん)するのは難(むずか)しいから、まずニワトリやアヒルで薬が効くかどうかを試(ため)してみるそうよ。

 (取材協力=農研機構動物衛生研究部門の西藤岳彦領域長、鳥取大学の山口剛士教授、構成=水戸部六美)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13698167.html

http://archive.is/t3fHZ
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愛知・蟹江 高速ICにサギ数千羽営巣 増え過ぎ懸念【毎日新聞2018年9月29日】

東名阪自動車道・蟹江インターチェンジ脇の樹木に集まるサギ=共同
 愛知県蟹江町の東名阪自動車道・蟹江インターチェンジ(IC)脇で、数千羽のサギが毎年春から秋にかけ、木々に集団で営巣するコロニーを作っている。道路を管理する中日本高速道路などは、車との衝突を避ける対策を取り、人との共生を進めてきたが、昨年から飛来する数が倍増し、地域とのあつれきが懸念されている。

 白い体を夕日に赤く染めた群れが四方八方から飛んできた。9月中旬の夕方、付近の水田などから帰ってきたサギが、高速道路を走る車の上で徐々に高度を下げ、近くの樹木に止まっていった。

 中日本高速などによると、サギは蟹江ICができて周辺の宅地開発が進んだ1970年代以降、西隣の弥富I…
https://mainichi.jp/articles/20180929/k00/00e/040/246000c

http://archive.is/uXqU3
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(デジタル版から)放鳥トキ、美しい姿【朝日新聞デジタル2018年9月29日】

トキの中にはGPS(全地球測位システム)をつけられ、居場所を追跡されているものがいる=新潟県佐渡市、角野貴之撮影

 国の特別天然記念物トキの放鳥が新潟県佐渡島で始まって10年。島民総出で保護に励んだ結果、国内の野生下に推定353羽が生息するまでになりました。5年前からトキを見守ってきた元佐渡支局長の写真記者が捉えた美しい写真を「写真特集」で。

 http://t.asahi.com/tz30
https://www.asahi.com/articles/DA3S13700695.html

http://archive.is/DUa9j
タグ:トキ 佐渡島
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