2018年12月11日

30年の活動振り返る 自然保護3団体 交流会に70人 奄美市名瀬【南海日日新聞2018年12月9日】

自然保護3団体の会員らが親睦を深めた交流会=7日、奄美市名瀬

  奄美大島で活動する奄美の自然を考える会(泉辰郎会長、会員32人)、NPO法人奄美野鳥の会(鳥飼久裕会長、同374人)、奄美哺乳類研究会(阿部優子会長、同約40人)の自然保護3団体は7日夜、奄美市名瀬のAiAiひろばで交流会を開いた。各団体の会員ら約70人が参加。それぞれのおよそ30年に及ぶ歩みを振り返りながら、親睦を深めた。

 奄美の自然を考える会は1986年5月、奄美野鳥の会は88年11月、奄美哺乳類研究会は89年にそれぞれ発足。交流会は各団体の創設から約30年の節目を機に親交を深めようと初めて開催した。

 泉会長の乾杯の音頭に続いて3団体の活動紹介があった。奄美の自然を考える会は田畑満大顧問が観察会や調査研究、機関紙「きょらじま」発行などの活動を紹介。「世界自然遺産を目指す中、自然保護のネックは動植物の外来種問題。身の回りから体制づくりをしよう」と呼び掛けた。

 奄美野鳥の会は高美喜男副会長が「これからは(活動を)若い人たちに受け継ぐことが各団体の課題」と指摘。月一度の探鳥会や94年から続く国の天然記念物オオトラツグミの調査、図鑑「奄美の野鳥」発行などの取り組みを振り返った。

 奄美哺乳類研究会は阿部愼太郎さんらが奄美大島に放たれたマングースや、野生化したヤギ(ノヤギ)、猫(ノネコ)など外来種問題への取り組みを紹介。阿部会長は「奄美の自然の回復に関わることができて感慨深い」と述べた。

 各団体による島口漫談や生き物クイズ、踊りなどの余興もあり、交流を楽しんだ。
http://www.nankainn.com/a-and-p/%EF%BC%93%EF%BC%90%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%80%80%E8%87%AA%E7%84%B6%E4%BF%9D%E8%AD%B7%EF%BC%93%E5%9B%A3%E4%BD%93%E3%80%80%E4%BA%A4%E6%B5%81%E4%BC%9A

http://archive.is/cBeH4

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琵琶湖岸の公園で「カモから始める野鳥観察」 種類当てクイズも【びわ湖大津経済新聞2018年12月11日】

琵琶湖に浮かぶカモ

 「カモから始める野鳥観察はじめの一歩」が来年1月12日に湖岸緑地中主吉川公園(野洲市吉川)で、13日に湖岸緑地曽根沼公園(彦根市三津屋町)で開催される。

冬場にはたくさんのカモが飛来する

 手軽に野鳥観察をして自然を身近に感じることを目的に開催している。講師の佐々木和之さんは「カモは水面に浮かんでいて、素早い動きが少ないので野鳥の中でも比較的観察しやすい。野鳥観察の入門に最適な鳥」と話す。

 公園スタッフは「冬場は数種類のカモが飛来するので、種類や雌雄によって、色、模様、くちばしの形が違うのがよく分かる。種類当てクイズも行う」と話し、「万全の防寒対策をして、野鳥観察を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は両日とも9時〜10時30分。参加無料。対象は小学生以上で、小学3年生以下は要保護者同伴。定員は20人。申し込みは湖岸緑地管理事務所(TEL 077-584-5330)まで。
https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1504/

http://archive.is/I5Zki
タグ:探鳥会
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カラスやアライグマが立派な料理に 女性猟師のカフェ【朝日新聞デジタル2018年12月11日】

カラス肉とキノコのクリームパスタ(清水さん提供)

 愛知県豊田市の山間地で、女性猟師が営むジビエ料理店が1周年を迎えた。ここで提供されるのは鹿やイノシシだけでなく、カラス、アライグマ、ヌートリア……。農作物を荒らすとして駆除される鳥獣を活用したいという思いに理解が広がり、客足は順調だという。

 築約150年の古民家を利用した「山里カフェMui(ムイ)」(豊田市北小田町)。12月のメニューは「鹿のソースカツ丼」(税込み千円)や、イノシシのハンバーグと鹿のカツ、グラタンを組み合わせたジビエプレート(同1300円)。在庫次第で、カラスのアヒージョ(同600円)やアライグマのモモ焼き(同千円)、ヌートリア丼(同)を追加したり、入れ替えたりできる。

 店主の清水潤子さん(47)は5年前、稲作体験で訪れた豊田市足助地区の人たちが獣害に悩まされていることを知った。散弾銃などを使える第1種の狩猟免許を取り、猟友会に入って有害鳥獣の駆除に加わるようになった。だが駆除した動物の大半は土に埋められていた。「命を奪う以上、無駄なく利用したい」。調理師免許を持っていたこともあり、当時暮らしていた刈谷市から移り住んで店を開いた。

 仕留めた鳥獣は、片っ端から食べてみた。泥臭かったり苦かったりしたカワウとムクドリ、タヌキ、一部のウミガモを除き、ほとんどを食材にした。「血抜きや内臓の取り出しなどの下処理を手早くきちんとすれば、おいしく食べられます」と清水さん。カラスなどは街中のごみをあさる姿がイメージされるが、利用するのは山間部の鳥獣に限っている。

カラスやアライグマを使ったジビエ料理のお味は果たして……。記事後半には実際に食べてみた記者の実食リポートもあります。

 店の1番人気はイノシシと鹿だ…
https://www.asahi.com/articles/ASLD45JB4LD4OBJB007.html

http://archive.is/9kLSm
タグ:カラス一般
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珍しい“手乗り”ヤマセミ!? 野鳥がどうやって懐いたか聞いた【FNN PRIME2018年12月11日】

華麗な“手乗り”を披露するヤマセミが話題!「鷹匠みたい」
でも、いつも乗ってくれるわけじゃない…警戒心が強く気まぐれ
飼育員「名前はまだ無い。『ヤマセミ』と呼んでます」
カワセミでもタカでもありません
みなさんは「ヤマセミ」という鳥をご存じだろうか?
鮮やかな水色の体が特徴のカワセミは聞いたことがあるが、ヤマセミは知らないという人が多いだろう。

しかし、名前が似ていることからも分かるように、ヤマセミはカワセミの仲間。
白黒のまだら模様と頭に長い冠羽を持ち、警戒心が強いため滅多に観察できないとして、バードウオッチャー憧れの鳥ともいわれる。

日本で唯一、飼育展示されている井の頭自然文化園(東京・武蔵野市)の公式ツイッターでは、ヤマセミの貴重な捕食シーンや羽を大きく広げた姿を見ることができるが、12月8日に公開されたある動画は、野鳥ファンのみならず多くのユーザーの注目を集めた。

画面左下には手袋をした飼育員の手が見えるが、一体なにが起きたのか? その目で確かめてみてほしい!

埋め込み動画

井の頭自然文化園[公式]

@InokashiraZoo
うまく来てくれると・・・
「へい!!おまち!!!」

7,387
16:17 - 2018年12月8日
1,816人がこの話題について話しています
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うまく来てくれると…「へい!!おまち!!!」

とのコメントとともにアップされた動画には、広げた手のひらを軽く握る飼育員…とそこへ「キャラッ キャラッ」と甲高い鳴き声が響く。
右側から勢いよく飛んできたヤマセミは、なんと手の上に見事着地!
「へい!! おまち!!!」とばかりに吸い寄せられるように手の中に納まった“手乗りヤマセミ”だ。

こんなにも人懐っこいものなのかと驚いたが、続けて投稿された動画では、「しかし、大抵はこんな感じのヤマセミです…」という飼育員のぼやきとともに、口笛で呼びかけてもチラリとこちらを見るだけのヤマセミ。
鳴き声で応えてはくれるが、手の上目がけて飛ぶどころか動こうとせず、最後にはそっぽを向かれてしまった。

埋め込み動画

井の頭自然文化園[公式]

@InokashiraZoo
しかし、大抵はこんな感じのヤマセミです・・・

600
16:24 - 2018年12月8日
129人がこの話題について話しています
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この普段のそっけなさとのギャップもあって、約4秒の短い動画は多くのユーザーの心を掴み、7000を超える“いいね”を獲得。(12月11日現在)
「すごい!手乗りが上手にできてる」「鷹匠みたいでカッコイイ」「ツンデレだなぁ」といったコメントが寄せられた。

しかし、そもそもヤマセミとはどのような鳥なのか? タカのように手乗りをマスターするものなのか?
ヤマセミの習性や普段の様子について、井の頭自然文化園・飼育員の木船さんに話を伺った。


警戒心が強いヤマセミ「手乗りのきっかけは体重測定」
ーーヤマセミとカワセミの違いは?

どちらもブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥類で、清流の魚を狙い、水に飛び込んで長いくちばしを使って狩りをします。
ヤマセミはユーラシア大陸から日本にかけて広く分布し、山間の渓流付近に生息しています。
一方のカワセミは、主に川の下流や池といった開けた水辺に棲んでいます。
色鮮やかなカワセミに対して、ヤマセミは黒と白のまだら模様をしていて、これは山の中で光に紛れやすく、外敵から身を隠すためのカモフラージュだといわれています。
体の色もですが、大きさも異なります。ヤマセミの体長は約38 cmで、ハトと同じくらいあります。カワセミと比べると、倍くらいの大きさです。



羽根の模様がきれい
ーーこのカワセミのプロフィールを教えてください。

幼鳥の時に巣穴から落ちたところを保護され、2006年に井の頭自然文化園にやって来ました。
ヤマセミを飼育しているところは他にないので、名前は付けておらず「ヤマセミ」と呼んでいます。
現在12歳のメスで、体重はエサを食べた前後で変化しますが、だいたい250gほどです。
エサは、フナなどの6〜7cmの魚です。大きめの魚を与えると、木に何度も打ち付けて柔らかくしてから飲み込みます。


ーーいつから“手乗り”ができるように?

2年前の2016年からです。きっかけは、健康管理のために毎月行っている体重測定でした。
体重計にの乗せるにも警戒心が強いので網でつかまえていたのですが、それでは信頼関係がゼロになってしまいます。
そこで、ヤマセミとの触れ合いを大切に接し、体重計の上に止まり木を設置して誘導するようにしました。
次第に私にも慣れてきて、体重計にスムーズに乗ってくれるようになり、今では手のひらや膝の上にも乗るようになりました。



11月の体重測定。この時は226gだった。
指をついばむ遊びも「少し痛いけれど我慢」
ーーいつも手に乗ってくれるわけではない?

ヤマセミはとても気まぐれで、呼びかけに反応してくれないこともあれば、攻撃的になることもあります。
「野鳥は自らと同じ鳴き声がする方へ寄ってくる」と聞いたので、エサやりの際には鳴き声を真似て口笛を吹き、こっちにおいでと呼ぶのですが、なかなか手には乗ってくれません。
近寄ってくるところを手の上に誘導する、これを繰り返すと乗ってくれます。安定した“手乗り”は、まだまだこれからですね。

また、ヤマセミは賢くて、人を識別することにも優れています。
私が呼ぶと近寄ってきて、時には手乗りもしてくれますが、他の飼育員には威嚇するような様子を見せることもあり、対応の違いから知能が高いのだなと感じます。


ーー羽根を広げるポーズの意味は?

朝に展示部屋を訪れると、鳴き声を上げながら興奮気味に大きく羽根を広げます。
威嚇しているわけではないようで、飛びかかっては来ないので、彼女なりの朝の挨拶だと思っています。
ちなみに、羽根の中が茶色いのはメスの特徴で、オスは胸に茶色があります。

埋め込み動画

井の頭自然文化園[公式]

@InokashiraZoo
朝のヤマセミはいつも絶好調!!「オラ!オラ!オラァ!」と言わんばかりでした。ひざに乗るのにも完全に慣れてくれた様です。

3,268
15:10 - 2018年12月2日
817人がこの話題について話しています
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気まぐれなヤマセミの好きな遊びは、木船さんの指をついばむこと。
他の鳥類と比べて脚が貧弱なヤマセミは、狩猟やコミュニケーションの能力がくちばしに集中しているため、くちばしで手を突いて触れ合うことを楽しんでいるのだという。
「少々痛いのですが、良い運動にもなっていそうなので、我慢です」と革手袋をつけて一緒に遊んでいる。

普段は、展示部屋の上部にある梁に止まっていることが多いというが、エサやりの時間になると降りてくるので、その姿をじっくりと観察することができる。
取材した11日もご機嫌で魚を食べて、来園していた幼稚園児たちを楽しませていたそうだ。
間近でヤマセミを見たいという人は、エサやりを公開している毎週日曜日の13時過ぎを狙って会いに行ってみてはいかがだろうか。



下から見上げるとカッコイイ!
https://www.fnn.jp/posts/00398700HDK

http://archive.is/aYS1L

自然遺産、絶滅危惧種の多さ強調 奄美・沖縄に固有、再推薦書案【共同通信2018年12月10日】

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録に向け開かれた協議=10日午後、那覇市
 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録に向けた協議が10日、那覇市であり、政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ来年2月1日までに提出する再推薦書の案が示された。絶滅危惧種が多く、それらの大半が4島一帯にしか生息しない固有種であることを強調する内容となった。

 協議では、ユネスコ諮問機関による5月の登録延期勧告を踏まえた改善点について、環境省の担当者が説明。4島には国際的な絶滅危惧種が95種おり、このうち鹿児島県の奄美大島や徳之島に生息するアマミノクロウサギや沖縄本島のヤンバルクイナといった固有種は、75種に上ると紹介した。
https://this.kiji.is/444802678721053793?c=39546741839462401

http://archive.is/ZLLso
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五島にコウノトリ飛来相次ぐ 4年で3羽「自然が引き寄せ」 繁殖地になる可能性も [長崎県]【長崎新聞2018年12月11日】

4年間ほど前から五島に居着くコウノトリ

韓国から五島に飛来したコウノトリ

 日本と大陸を行き来する渡り鳥、コウノトリの飛来が五島市で相次いでいる。国内の野生種は農薬などが原因で絶滅しており、兵庫県などが人工飼育と放鳥に取り組んでいる。地元の愛鳥家らは「五島の自然豊かさがコウノトリを引き寄せている」と誇らしげだ。

 同市岐宿町では11月、韓国で生まれたコウノトリの生息が確認された。そこから数キロ離れた地区には4年ほど前から1羽が居着く。放鳥されたことを示す足輪がなく、大陸から飛来した野生種とみられる。3年前には福井県が放鳥した雄の1羽が同市玉之浦町に降り立った。

 コウノトリは国の特別天然記念物。保護繁殖に取り組む「兵庫県立コウノトリの郷公園」(兵庫県豊岡市)などによると、戦時中は食用として捕獲されたことや、農薬などによる環境汚染で国内の野生鳥は1971年に絶滅した。その後、海外から譲り受けて人工繁殖に成功、2005年に初めて放鳥し、約150羽が野生復帰を果たしている。

 ドジョウやカエル、昆虫などを食べるため田んぼや湿地帯に降り立つ傾向があるといい、公園がある豊岡市は市を挙げて無農薬や減農薬の水田普及に取り組む。

 同公園によると、人口が少なく自然に恵まれた五島は「降り立つのに適した場所」とされる。公園特別協力員の上田浩一さん(49)=五島市=は「野生復帰の計画が国際的に進む中、五島も繁殖地になる可能性がある。自治体も島民も、心の準備とさらなる環境意識の向上が必要」と話している。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/472084/

http://archive.is/Z4uwK
タグ:コウノトリ
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島根)松江城の謎多き動物園、設計図や写真を展示【朝日新聞デジタル2018年12月11日】

当時の動物園の写真も展示されている

 松江城山公園に四半世紀ほど前まで、小さな「動物園」があった。昭和の初めから、多くの市民に城とともに親しまれた動物園だが、設立の経緯を調べると、謎だらけ。そんな動物園の知られざる一面を知ってもらい、情報提供も呼びかけようと、有志の団体が島根大学松江キャンパス(松江市西川津町)の付属図書館で、園の設計図や写真などの展示を始めた。24日まで。

 動物園は、1992年に史跡遺構の発掘調査によって撤去されるまで、興雲閣の前、二の丸の広場にあった。展示会を企画した「生きもののわ」の田村葉子さん(50)によると、50年代には、広場に茶店や動物の小屋が複数建てられ、サルやクジャクのほか、ハッカンやギンケイとった鳥が飼育されていたという。

 開園は30年ごろ。城主の松平家から27年に城の土地を寄贈され、市が市民向けの公園にと、「日本の公園の父」と呼ばれる本多静六(1866〜1952)に城山公園の設計を依頼したことから始まった。本多は、明治神宮の鎮守の森や日比谷公園の設計なども手掛けた林学者だ。当時、市民から動物園や水族館の建設を求める声があったことも公園内に動物園ができた理由とみられる。

 ところが…
https://www.asahi.com/articles/ASLD54R83LD5PTIB00G.html

http://archive.is/vwz8h

小動物も対策対象◆豚コレラ 狩猟禁止 26市町に【朝日新聞デジタル2018年12月11日】

4例目の発生のほか、3例目の検証結果が報告された本部員会議

◆豚コレラ 狩猟禁止 26市町に

 関市のイノシシ飼育施設で、飼育下としては県内4例目の豚コレラへの感染が確認された。飼育されたイノシシへの感染は初めてで、5日には、約12キロ離れた県畜産研究所(美濃加茂市)で豚への感染が確認されたばかり。止まらぬ感染の拡大に、県は対策の対象を小動物にも広げる。

 県は10日正午から、県家畜伝染病防疫対策本部の本部員会議で対応を協議した。「国の基準以上の防疫措置を独自に実施」していた県畜産研究所での発生を重く受け止め、野生イノシシだけでなく、鳥など小動物への対策にも乗り出すことを確認した。今後、防鳥ネットの設置や、小動物の侵入する隙間を板でふさぐなどの措置を推進する。

 また、これまでの経緯の分析や追加措置、イノシシ対応マニュアルの策定などを検討するため、新たに専門家による「豚コレラ有識者会議(仮称)」も設置する。

 狩猟禁止区域も拡大する。野性イノシシへの感染が八百津町などにも広がっていることを受け、現在23市町の狩猟禁止区域に恵那市、下呂市、白川町の一部を加え、計26市町とする。説明会を経て、20日から実施する。

 拡散防止対策としては、ほかにも中央自動車道恵那インターチェンジ(IC)―多治見IC沿いへの新たな防護柵の設置や、飛騨川河川敷で草刈りなども実施する。(板倉吉延)
https://www.asahi.com/articles/CMTW1812112200002.html

http://archive.is/6uHRD
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社説:比内地鶏増産へ 鍵握る需要掘り起こし【秋田魁新報2018年12月11日】

 県北地区で比内地鶏増産に向けた動きが出始めた。大館市と北秋田市の業者や生産農家が、大規模生産を促す県の育成事業を活用して新たな施設を整備し、来年春から稼働させる。県内全体の昨年の生産羽数は52万羽弱。県はこれを数年で60万〜70万羽に増やしたい考えだ。両市での新たな取り組みにより増産に弾みがつくかが注目される。

 比内地鶏の生産羽数は2008年にピークの78万羽に達した。だが07年に発覚した大館市の食肉加工製造会社による表示偽装事件の影響やリーマン・ショックなど景気低迷もあり、その後は減少。09年以降は50万羽台で推移している。生産農家も08年は149戸に上っていたが、高齢化による離農などから、17年には99戸に減った。

 弾力ある肉質などから人気の高級地鶏で知られる比内地鶏だが、近年は地鶏や銘柄鶏の種類が増えて競争が激化。徳島県の阿波尾鶏など新興の銘柄鶏が地鶏よりも手頃な価格設定でシェアを伸ばしていることもあり、本県の生産農家や販売業者ら約170個人・団体でつくる県比内地鶏ブランド認証推進協議会は危機感を募らせている。

 育成事業は、年間おおむね2万羽以上の生産を目指して施設整備する場合に県が費用の2分の1、市町村が4分の1程度を助成する内容だ。大館市では鶏肉の処理業者が新たに生産に乗り出す。北秋田市では複数の比内地鶏生産農家が共同で取り組み、増産を図る。十分に需要を掘り起こし、事業を軌道に乗せたい。

 気になるのは、16年に県が首都圏の小売業者や飲食業者らを対象に行ったマーケティング調査で、出荷される商品の大きさや脂の乗りに、ややばらつきが見られると指摘されたことだ。同協議会を中心に平準化を図っているものの、小規模農家が多いだけに統制が取れず、差が生じているようだ。いかにして品質の高い鶏肉を安定して出荷するかが課題だ。

 県が同年に首都圏で消費者を対象に行ったマーケティング調査では、比内地鶏は知名度が9割弱と極めて高い一方、食べたことがあるという人は4割にとどまるとの結果も示された。このため県は17年度から、首都圏の百貨店などで試食宣伝会を開催するほか、有名シェフ経営の飲食店で目玉メニューに使ってもらうフェアを行うなど、比内地鶏の良さを知ってもらう取り組みを展開している。今後とも積極的に売り込み、ファン増加につなげてほしい。

 いったん落ち込んだ比内地鶏の生産を再び増やしていくのは容易ではない。比内地鶏業界の結束が不可欠であり、県と県比内地鶏ブランド認証推進協議会が一層連携して生産、販売に取り組むことが求められる。日本三大地鶏に位置づけられる比内地鶏ブランドの強みを生かしながら、他県の地鶏や銘柄鶏に負けないよう攻勢に出るべきだ。
https://www.sakigake.jp/news/article/20181211AK0011/

http://archive.is/6ZrFO
タグ:比内地鶏
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