2018年12月30日

交通事故で死んだカンムリワシ、今年13件で過去最悪に 沖縄の絶滅危惧種【沖縄タイムスプラス2018年12月30日】

 国の特別天然記念物カンムリワシの交通事故死が急増し、今年13件と過去最多になった。沖縄県の石垣市内では今月だけで3件相次いで発生し、記録が残る2010年以降で最多の8件。竹富町西表島は昨年ゼロだったが、10月の5件目で最多だった13年に並んだ。環境省石垣自然保護官事務所は27日、「秋から春にかけては事故が多発する時期」と事故防止へ注意を呼び掛けた。

昨年12月保護され、今年1月の放鳥時に元気な姿を見せていた若鳥「アルタ」=1月16日、石垣市名蔵(環境省石垣自然保護官事務所)

 環境省によると、カンムリワシは国内で石垣島と西表島だけに生息する絶滅危惧種で、推定個体数は約200羽(11年度調査)。秋から春は幼鳥が親元を離れる独立期や成鳥の交尾・巣作り時期を迎え、道路沿いへの出現頻度が高まるという。

 事故はカンムリワシが車にひかれた小動物など餌を求めて路上に降りた際に起きるケースが多いという。けがを含む事故は今年、全体で15件発生。石垣島は前年比1件増の9件とほぼ横ばいで、西表島は同5件増の6件と急増した。

 事故死は石垣島で16年から増加傾向にあり、今月は25日午前9時と午後3時すぎに市伊土名と市名蔵の県道で立て続けに発生。市名蔵の1羽は昨年12月に保護されて今年1月に放鳥された若鳥「アルタ」だった。11日午前9時には市宮良の県道で成鳥が救護されたが死んだ。

 西表島では14年以降0〜2件で推移していたが、今年に入り急増。3月の1件を除き、全て東部地域で発生した。世界自然遺産登録に向けて注目を集める中、イリオモテヤマネコの交通事故も今年9件と過去最多を更新しており、関係者は危機感を募らせている。

 藤田和也上席自然保護官は即死が近年増えていることから車両の速度超過が主な要因と推測。法定速度の順守など運転時の注意を呼び掛け「万が一事故を起こしても迅速な連絡で命を救える可能性が高まる」と早期の情報提供を求めた。

 連絡先は石垣自然保護官事務所、電話0980(82)4768。西表野生生物保護センター、電話0980(85)5581。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/365187

http://archive.li/Tzprd

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コウノトリ 特別天然記念物1羽 ザリガニ次々パクリ 志摩の水田 /三重【毎日新聞2018年12月30日】

希少な鳥、相次ぎ飛来
 国の特別天然記念物に指定されているコウノトリが1羽、志摩市阿児町の水田に飛来しているのが見つかった。27日に初めて見かけたといい、盛んにザリガニをついばんでいる。

 兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)の足環(わ)カタログによると、コウノトリは今年3月に徳島県鳴門市の板東電柱巣から巣立ったメスで、27日朝に現地に飛来してきたという。地元住民の連絡を受けた日報連会員の岡村廣治さん(72)=鳥羽市船津町=が28日、カメラに収めた。

 地元の古老によると、現地では60〜70年前まで、しばしばコウノトリを見かけたというが、それ以来ぷっつりと途絶えていた。岡村さんは「貴重なコウノトリが飛来し、来年はきっと良い年になりそう」と笑顔で話していた。【林一茂】

〔三重版〕
https://mainichi.jp/articles/20181230/ddl/k24/040/104000c

http://archive.li/DCLcs
タグ:コウノトリ
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マナヅル 絶滅危惧2類2羽 つがいで越冬か 愛知県境の干拓地 /三重【毎日新聞2018年12月30日】

希少な鳥、相次ぎ飛来
 環境省レッドリストで絶滅危惧2類に指定されるマナヅル2羽が、愛知、三重県境の鍋田・木曽岬干拓地に飛来したのを、両県の日本野鳥の会メンバーらが確認した。同会によると、現地への飛来は2016年3月以来で、過去30年でも通算3回目という。

 体は灰黒色で、首の半ばから頭部までが白く、頭部が赤い。2羽は全長1メートルほどで、1羽はやや小ぶり。雌雄の外見は見分けがつきにくい…
https://mainichi.jp/articles/20181230/ddl/k24/040/106000c

http://archive.li/4BtGR
タグ:マナヅル
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官民努力「報われた」 トキ「野生絶滅」見直しへ今後が正念場【新潟日報モア2018年12月30日】

あぜ道に飛来したトキ。10年にわたる放鳥と野生下での繁殖で、佐渡では日常的に見られるようになった=8月、佐渡市
あぜ道に飛来したトキ。10年にわたる放鳥と野生下での繁殖で、佐渡では日常的に見られるようになった=8月、佐渡市

 「ニッポニア・ニッポン」の学名を持ち、日本を象徴する鳥とも言われるトキ。環境省が「野生絶滅」から「絶滅危惧IA類」への見直しを検討している背景には、野生環境への適応や餌場確保を支えた官民の長年の努力がある。新潟県佐渡市の関係者は「成果として報われる」と見直し実現に期待しつつ、高齢化などが進む中で「今後がむしろ正念場」と気を引き締める。

 放鳥トキの繁殖を担ってきた佐渡市の佐渡トキ保護センターでは、自然界での生存・繁殖力が高まるとされる「自然ふ化・育雛(いくすう)」への切り替えを推進している。人工で行う場合に比べて破卵などのリスクもあるが、ノウハウを確立してきた。訓練用のケージがある野生復帰ステーションでは、内部で実際に田植え作業をするなど、人間の活動に慣れさせる工夫をしてきた。

 野外では、減農薬などで水辺の生物を守る米作りや、市民有志による餌場整備により、安定した生息環境が確保されてきた。

 農家でつくる「佐渡トキの田んぼを守る会」理事の斎藤真一郎さん(57)はトキが日常的に見られる「普通の鳥」になったと指摘。「人の手で一度は『絶滅』させたのを復元したと見なされれば、一つの成果」と歓迎する。

 一方、今後さらに生息数が増えた場合にトキによる「苗踏み」被害で住民感情が悪化することや、行政などの予算縮減を懸念。「保護と産業振興を結びつけるなど、共生に向けて乗り越えなければいけない課題もある」と訴える。

 ビオトープ整備を進めてきたNPO法人「トキどき応援団」理事長の計良武彦さん(78)も高齢化などによる人手不足を憂う。「もっと数が増えてほしいが、その分餌場の拡大や手入れが必要。気が抜けない」と語る。

 鳥類の保護活動に詳しい日本大の村田浩一特任教授(野生動物学)は、数十年単位での活動や調査が今後も必要とし、「持続可能な環境整備や共生社会を、いかに実現するかが問われている」と強調した。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20181230441933.html

http://archive.li/xPLtn

トキの「野生絶滅」指定見直しへ 環境省のレッドリスト【毎日新聞2018年12月29日】
タグ:トキ 佐渡島
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冬の渡り鳥「ナベヅル」飛来 県内で初確認、遠藤さん撮影【福島民報2018年12月30日】

 冬の渡り鳥「ナベヅル」が郡山市富久山町堂坂に飛来した。日本野鳥の会郡山支部が確認した。同支部によると、県内への飛来が確認されたのは初めてという。
 発見したのは同市富久山町の会社員遠藤常男さん(66)。遠藤さんは十五年近く野鳥の撮影を趣味にしている。二十九日午前十一時十五分ごろ、自宅近くの田んぼを車で通り掛かった際に三羽のナベヅルを見つけ、写真に収めた。
 ナベヅルはシベリアなどから飛来し、ほとんどが鹿児島県の出水平野で越冬することで知られている。同支部は本来の渡来地ではない地域に飛来したとみている。
http://www.minpo.jp/news/detail/2018123058842

http://archive.li/2Y70y
タグ:ナベヅル
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