2015年01月13日

リサイクル「羽毛」で衣料品【YOMIURI ONLINE2015年1月13日】

 ダウンジャケットなどを回収し、衣料品にリサイクルする試みが始まっている。

 服飾メーカーの三陽商会(東京)は、リサイクルした羽毛を「グリーンダウン」と呼び、それを使った婦人用のダウンコート=写真=の販売を、昨秋から始めた。「サンヨー」など4ブランドの商品で、3万〜5万円台。百貨店などで取り扱う。

 羽毛はカモやガチョウなど食肉用の水鳥の副産物で、多くを輸入に頼る。中国などで富裕層が増加し、世界的に羽毛製品の需要が高まる一方、鳥インフルエンザの影響もあって原料の羽毛が不足し、確保が難しくなっている。

 日本では使用済みの羽毛製品の多くが廃棄、焼却されてきたが、ヨーロッパなどではリサイクルが定着している。

 製品の企画担当、石田和孝さんは「羽毛の調達先を探す中で、質が良くて環境に優しい再生羽毛の存在を知り、使うことにした」と話す。

 コートに使われている羽毛は、羽毛加工会社、河田フェザー(三重県明和町)が回収し、再生したものだ。同社は20年以上前から、業務用を中心に羽毛布団のリサイクルに取り組んできた。回収した羽毛の細かな汚れを除去しながら洗浄し、丁寧に乾燥させて状態の良いものだけを選ぶ。ほこりや不純物が少ない衛生的な羽毛を作れるという。

 執行役員の黒田健さんは、「羽毛はメンテナンスすれば100年は持つ素材。リサイクルできることを知ってもらいたい」と話す。

 ほかにも、羽毛製品を回収する動きはある。三重県では昨年から、同県共同募金会が中心になり、不用になった羽毛製品を「羽毛募金」として回収している。集まった羽毛は、河田フェザーでブランケットなどに再生される。

 アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」などを扱うゴールドウイン(東京)も2013年9月から、使用した自社のダウンジャケットなどを直営店で回収している。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20150106-OYT8T50135.html

ttps://archive.today/I7Zff

posted by BNJ at 09:14 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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