2015年01月16日

海が育むもの:クロアシアホウドリ 数が急増 分布も拡大【毎日新聞2015年1月16日】

 アホウドリ類は外洋に生息する大型の海鳥で、世界に22種が知られる。北太平洋にはアホウドリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリの3種が生息し、いずれも日本の南海にある無人島で繁殖している。

 これらのうち、国内で個体数が最も多く、分布域が最も広い種がクロアシアホウドリで、伊豆諸島鳥島や小笠原諸島、尖閣諸島で繁殖する。

 最大の繁殖地・鳥島では、2014年に約2500羽のひなが巣立った。おそらく、約3500組のつがいが繁殖し、総個体数は1万5000羽以上になるだろう。

 乱獲された約60年前には、島の南東端の狭い斜面で6羽のひなが巣立っただけだった。その後、捕獲が禁止され、1970〜80年代に年約1割ずつ増え、90年代に島の北西側の広くなだらかな斜面に分布域を拡大した。

その新営巣地の集団も、2000年以降、年率12%で急成長し、絶滅の危機から回復した。最近は、八丈島の西隣にある無人島の八丈小島に定着し始めている。個体数の増加が新繁殖地の形成を促しているに違いない。(文・写真 海の環境NPO「OWS」会長、長谷川博・東邦大名誉教授)=次回は「くちばしの秘密」
http://mainichi.jp/shimen/news/20150116ddm013070015000c.html

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posted by BNJ at 23:58 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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