2015年02月01日

南アの自然 現状を報告 上伊那教育会 実地踏査を踏まえ【信濃毎日新聞2015年2月1日】

 上伊那教育会郷土研究部は31日、本年度の研究発表会を長野県伊那市で開き、自然・人文の部12班に属する小中学校教諭計16人が成果を報告した。自然の部では、2017年度を目標に進められている「上伊那誌自然篇」改訂増補版の刊行を見据え、中央、南の両アルプスを実地踏査している各班が、南ア塩見岳付近について、植物、野鳥、地質などの現状を発表した。

 植物班は本谷山(ほんたにやま)、塩見岳、北荒川岳の亜高山帯・高山帯を調査し、ムカゴユキノシタなど希少種が確認されたことを報告。ニホンジカの食害については、三伏(さんぷく)峠・北荒川岳南の26年前の写真と比べ、毒性を持つマルバダケブキなどが広がっており、植生が単調化したとも指摘した。

 野鳥班は、本谷山、塩見小屋間でルリビタキやメボソムシクイ、塩見岳周辺でハイマツ帯を好むイワヒバリなどを多く確認。仙丈ケ岳周辺などと同様の傾向だった。ライチョウは確認できなかった。

 上伊那郡箕輪町箕輪中の大木島学教諭は、ライチョウの生活の場としても重要なお花畑に、ニホンジカの食害が与える影響を懸念。「来年度以降、本格的に調査したい」と述べた。

 人文の部では、伊那市高遠町出身で東京音楽学校(現東京芸術大音楽学部)初代校長を務めた伊沢修二に関わる研究発表などがあった。
http://www.shinmai.co.jp/news/20150201/KT150131SJI090010000.php

ttps://archive.today/cdxWD

posted by BNJ at 22:47 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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