2015年02月07日

四季のヤマセミ30点 嶋田忠さんが札幌で写真展【苫小牧民報2015年2月7日】

 日本を代表する鳥類写真家で千歳市の嶋田忠さん(66)が12日から札幌市のキヤノンギャラリー(中央区)で写真展「凍る嘴(くちばし)―厳冬のハンター ヤマセミ」を開催する。今年は長年のパプアニューギニアでの取材をまとめた新作編集も構想し「極楽鳥や人、自然を織り込んだものにしたい」と抱負を語った。

 真冬の晴天。午後の太陽が深雪を照らすまぶしい窓の外の木立には、さまざまな鳥が訪れていた。

 市内蘭越の道道支笏湖公園線沿い、千歳川のほとりに昨年12月に開設した「嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー」に併設したザ・バードウオッチングカフェ。ミヤマカケスやカラの仲間、アカゲラが木に止まり、素早く餌をついばんでは入れ替わり立ち替わりするように庭一帯を飛び回る。

 カウンター席前面は一面大きな窓。嶋田さんが室内から多様な種類の振る舞いを見詰めていた。「最近はウソ(スズメ目)を見掛けるようになりましたよ」とほほ笑む。夏は高山で繁殖する鳥が今は平地で過ごしている。

 「凍る嘴―」は嶋田さんの近刊で昨年11月に平凡社から出版した写真集のタイトル。キヤノンギャラリーでの写真展は昨年11月の東京・銀座から始まり、大阪・梅田(同12月)、福岡(今年1月)と続いて札幌(日本生命札幌ビル1階=24日まで、土日祝日休館)が最終の会場だ。

 四季の中の厳冬期を含めてヤマセミを追い続け、羽ばたいて魚を狩り、一瞬ごとに生きる姿を捉えた写真を展示する。約30点。大きな写真だと1350×900ミリをそろえるという。

 次回作に向けた準備を進めている。14年間にわたったパプアニューギニアでの取材を総括する構想で、極楽鳥を中心に珍しい鳥の宝庫と言われる森林のダイナミックなたたずまいなどを集める。

 「餌を狩るハンティングや鳥同士の戦いなど決定的瞬間を集めたものも考えたい」と語った。カワセミやハチドリなど、中心的な被写体としてきた種類の名も挙げ、「鳥の一番の特徴はやはり飛翔する姿ですね。ピックアップできれば」。今年の意気込みがにじんだ。

 嶋田さんのギャラリーとカフェは午前10時〜午後5時開場。月、火曜定休。問い合わせは電話0123(29)3410。
http://www.tomamin.co.jp/20150221956

ttps://archive.today/1RSMR

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posted by BNJ at 23:11 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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